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しりとりスレ 第四章
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しりとり
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何度だ、何度同じことを繰り返した?
この記憶は紛い物か?
なあ……教えてくれ
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歴史に残った汚名を返上し、名誉を取り戻す――
結論から言えば、その目的が果たされることは無かった
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ただ…汚名は返上できなかったとしても、一つの小さな命を救う事ができた
これだけで…
ただこれだけで、俺は
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ハッ、小せえ幸せだな
その程度で満足しちまうからお前はいつまでも三下なんだ
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駄犬が吠えるな
貴様はご主人様にヘコヘコ尻尾振ってりゃいいんだよ
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よせ、今はそんなことをしている場合じゃないことぐらい分かるだろう?
今だって刻一刻と時間は過ぎていってる…
アイツを止めなければ…
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馬鹿かお前は。あんなクソ野郎なんて放っておけば良いんだ
俺たちの説得も聞かずに飛び出していったんだから、あとはアイツのやりたいようにやらせればいい
別に奴が死んだところで俺らは痛くも痒くもないんだろう?
だったらわざわざ危険を冒してまで出向く必要も無いだろうよ
……追っかけりゃ死ぬぞ
俺はあんな世間知らずのガキよりも、お前を失う方が何十倍も怖い
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いやねぇ、見せつけてくれるわぁ
でも遅いのよ、何もかもがね
……くたばれよガキども
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もうすぐだ……もうすぐ叶う……おお……神よ
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夜風が運ぶはとある少女の囁き
その声色は耳にした者に多大な恐怖を与える
ああ……今宵もすぐそこに
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ニート、かつ大富豪
ってのは無理かね
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ねー……いや出来る、出来るぞこの野郎
このオレが実現させてやるよ!
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夜がくる。楽しい人狩りの時間だ
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だからなんだというんだ?
ヒトは減ったところで絶えるわけではあるまい
……ヒトは多過ぎる、もう…ヒトの上には立っていないのだ
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ダメだダメだ、そんな考え方じゃ
狩りってのはただの娯楽。ヒトを絶滅させるためにやるんじゃない。単なる暇潰しさ
上だ下だなんてバカらしい、ヒトも我々もいずれ滅びる定命の存在さね
せいぜい楽しんでいこうじゃないか、ご同輩?
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イイな…凄くイイよ、その考え方は
だがな、そんなんじゃそう遠くない未来におまえは後悔する
やめるのなら…悔い改めるなら今なんだ
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談笑が、目の前の談笑が遠くに聞こえる
この感情はいったい何だろうか
右手に握ったこれで何をしようというのか
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かち割るんだよ、目の前の男の頭蓋を
砕くんだよ、骨と共に男の生命を
鉄槌を振るえ、貴様がすべきことはただそれだけだ
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誰かの声が…弱いけれど確かな声が、聴こえる
「助けて」と、そう聴こえる
だから俺は動くんだ、ヒーローって崇められたい訳でも報酬を貰いたい訳でもない
けど俺は動く
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苦しいよね
主に呼吸
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嘘だと思いてえなぁ……海風をこんなに嫌だと思うとは
だがまあ、この海で死ねるってのは悪くないか
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勝手に死ぬんじゃねぇ!てめぇは俺が殺すんだよ!
だからこんなところで死ぬんじゃねぇ!
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ねぇ……起きてよ……目、覚ましてよ……
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よしんば目を覚ましたとしてだな
その後どうするんだよ
手足切るしかねえぞこれ
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烈火の如く、貴様らを焼いてやろう…
その男のようにな
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奈落の焔…………
その身を以て味わえッ!
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えっとー……んーっとー……死んじゃえ!
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笑顔でなんてことをぬかしやがる、ガキが!!
その捻曲がった性根を徹底的に矯正してやる!!
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ルール説明だぁ!クソ野郎共ぉ!
これからてめぇらには
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恥を知れ!俗物!!
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つまんねえ小せえこの世界で、何の面白味も無い腐った一生を過ごすのか?
そんなのは真っ平御免だ。死んでるのと同じだ
俺は上に行くぜ。こんな掃き溜めみてーな場所で終わってたまるかよ
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汚れた路地裏を歩く一人の少女
その瞳を見てはならない
永遠の闇に飲まれたくないのならば
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バカげた噂のひとつだと思ったさ、俺もな
……無事に終わったことにホッとしてるよ
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よーし、一杯引っ掛けたら帰ってクソして寝るか!
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母さん……もう帰りてえよ……
都会は物騒な奴らだらけだ、命が幾つあっても足りゃしねえ
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ええじゃないか!
全裸で逆立ちしながら光線吐いて町を徘徊してもええじゃないか!
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数々の戦いを思い出すといい
その手の刃で敵を葬る……今回も同じこと
さあ、殺せ!お前が私を殺すことで――
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出来るかよ……出来るわけないだろそんなこと!!
あんたは、俺の……!
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のろまが…早くしねーからオレが殺しちまったじゃねーか
コレはやらなきゃいけねーコトなんだぜ?
テメーにとって誰だろうと関係ねー、コイツは殺すべき存在なんだ
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抱き締めた彼女からは止めどなく血が流れてゆく
服に生ぬるい不吉な赤が染み込み、端から冷めてゆく
温もりと共に、彼女の命が消えてゆく
喉からは意味を成さぬ呻きしか出てこず、別れの言葉すら告げられぬ
涙が滲み、視界がぼやけて世界が歪む
彼女の手から力が抜ける。二度と上がらぬその細腕を握り締める
少年は声をあげた。悲哀と、憤怒と、絶望の咆哮を
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ヲチヲチしてるからこうなるんだ!
ふざけんじゃねえ!!馬鹿野郎共が!!!!
この惨状は何故起こった!?何故食い止められなかったんだ!?
この惨状が今、ここで起こる事を知っておきながら、何故止めないんだよ!?
言い訳は聞かん!ここで起こったことは全てお前たちの責任なんだ!
世の中には因果というものがある!その因はお前たちの遅すぎる援護だ!そして果がこれなんだよ!
こいつらを殺したのは、確かに奴らだ!だがそいつらだけじゃない、奴らを潰せなかったお前たちも、こいつらを殺した一人なんだよ!
その汚ねぇ腕に抱いた俺の・・・俺の唯一の・・・俺のたった一つの望みだった・・・娘・・・だってなぁぁぁぁぁっつグゥッ!!!
お前らに殺されたと同義なんだよぉぁぁああぁぁ!!!
悪いのはあいつらだ、俺は悪くないだなんて思ってんじゃねっぇぇぇよぉぉぉぉぉ!!
お前らが悪いんだ!!!そして抵抗すら出来なかった俺もなぁぁぁぁ!!!
だけどお前らとは違うんだ、俺は、俺は必死で命を腐った糸でつるされた天秤に掛けて戦ったんだよォぉぉ!!
お前らは・・・お前らは遅すぎるんだよぉぉぉ!!どこが人々を守る為の軍隊だ!どこが人々を守れる正義の味方だよっぉぉぉ!!!ふざけんんじゃねえぇぇぇぇ!!!!
くそが、くそが、クソが、糞がぁぁぁぁっ!!!!
マリアっ、マリアっマリアァァァァァ!!!
こんな汚ねぇ醜いつまらない男の命なんていらねぇぇよぉぉぉ!!
だから、だから俺の夢、俺の希望、俺のマリアを・・・俺の愛娘(マモルベキモノ)を返せよぉぉぉぉぉ!!!!
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お母さんを助けたいのかい?
……そうか、ならば竜を呼びなさい
夕焼けのような鱗を持つ、大きな竜だ
大丈夫、君が望めばすぐにやって来る
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ルールに従いたまえ
ここではそれが唯一の生き残る術だ
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黙りやがれ…この豚野郎…
生きるか死ぬかを決めるのは錆び付いたルールじゃねえ
この俺だということを! 思い知らせてやグボァァァァ
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ぁ? ふざけんじゃねーよ
何が悲しくて電波のクソ野郎とランデブーなんかしなきゃならないんだ! この俺が!
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頑張って戦って、戦って戦い続けて……その先に明日はあるの?
私には分からない…もう分からないよ……
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よう…久しぶりだな
あれから何年経ったんだろうな…3年か?
いや、こうじゃない…こんなことを話したいわけじゃないんだ
…こんなことはどうでもいいんだよ
大事なのは「俺とお前がここで出会ってしまった」ということなんだ
これがどういう意味かわかるだろう?
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ウボァー
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諦めろよ
ああ、お前はよく頑張ったさ
無理だったとしても、誰も責めない
……さあ、諦めろ
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───、.,,,___,,.ィ´~~ヽ'-、.,,_ _,.─
. \ ,,/ / ヽ ヽ/ ̄ ̄
\ / ,,/─´─────-、ヽ| _\
ヽ / /´ /、,,,,,ノ ̄ ̄ ̄ ̄ \ヽ \ ̄夢をageるよ
| / //彡/ __,,. |ヽ ヽ
_/ l|彡彡| ___ |ミヽ /トキメク胸に キラキラ光った
/ ヽ、 l|彡彡| /二二´ヽ |ミミ| >
/ヽ|l |彡彡| /~ヽ___」~ヽ |ミミ|lヽ _\ ロマンティックageるよ
/´l| |彡彡| |´────」 / |ミミl| |ヽ \ ̄
_| |彡彡\、._ ´,\|l_、,,,ノミミ|| |ハ ヽ ロマンティックageるよ
/ \ |彡ッ/──‐、ヽ≡- ,.──,,ミ.| |´ | |
||i、 \/´ o,>┬<、o ヽ/ |、.._| ホントの勇気 見せてくれたら
|||l  ̄ ̄ ̄ ̄ ,,l  ̄ ̄ /|||||||||
|||l ,,/ll''‐、、...,, | ,/|||||||||ロマンティックageるよ
/ ,,iii|||||||||||| |||||||ii !/── ヽ
、._ノ ,/ii|||||||||||||||| ||||||||||ii、./ < ロマンティックageるよ
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ロックにいこうゼ!!
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絶対に嫌だ
……なぜオレがてめえと組まなきゃならない?
てめえとオレは相容れないとわからねえのかよ
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余興はここまで
さあこっから本番だ、トバしてイくぜ!!
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全員皆殺しだ!
良いか?全員だ!一人たりとも生かしちゃならねぇ!
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えー!頭ァ女もですかい?
今回のためにずっと溜めっぱなしにしてたのに
そいつァあんまりですぜ
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全員皆殺しだ……「ヒト」はな
オメー達が取っ捕まえたのは、お前達の戦利品、つまり「モノ」だ
モノをどうこうしようと構やしねえさ
さあ野郎共!食い散らかしに行くぞ!
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ゾクゾクする光景だな、辺り一面が血の海とは
だが死体がひとつも無いのはどういうことだ?
調べる必要があるな……ここで何があったのか
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可能性は三つ。
一つは何者かが死体を持ち去った。
肉食かつ知性のあるものならばしなくはないだろうが、運ぶ数的に死体ひとつ残さずというのは考えにくい。
二つ目はこの血の海が死体そのもの。
分子単位で粉々なのか融解させる能力なのかは知らないが。
やった奴は相当の手練れだということは保証できる。
そして、最後は二つの可能性と同居するんだがーー
この血の海自体が、能力で出来た罠だという可能性だ
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だけどこれは……ん?何の音でしょう
音じゃない、声……?近付いて来てる
ねぇ先輩、これってたしか――
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構うんじゃねぇ、黙ってついてこい
…ここはもう敵の敷地内なんだぜ?
見つかっても俺たちはただの不法侵入者…国も俺たちを助けちゃくれねぇ…
つまりはやるしかねぇんだ、もう引き返す事は出来ねぇんだからよ
……ほれ!言ってる間に敵さんのおでましだ!!
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駄目じゃないか君達……ここは立ち入り禁止区域だよ?
……ああ、でも今から逃げるには及ばないよ。もう遅いし、ね
君達は死ぬんだ、僕に食われて
久しぶりの食事だ……肉片も、残さないぃぃぃぃぃ!!
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いつものことだがタイミングの悪い野郎だな、お前は!!
今日は時間が無いんだ、5分以内に終わらせる!!
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セル画の関係で戦闘は三分と今連絡があり候
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嘘だろ承太郎!?
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うん?今なんて言ったんだい?
ああ、いや、ごめんよ、こいつの製作で夢中だったんでね…
…そうだ、こいつがボクの夢を背負った「希望」ってやつだ
ボクはこいつにかけてるんだよ…全ての能力のデータを集め終わった今、こいつなら未来を変えられるってね
一種の信仰と言ってもいい、こいつは神になるとボクは疑わない
残酷を狂気を暴力を卑怯を殺戮を…哀しい物事の全てを終わらせる事のできる「カミサマ」に
成るんだ…いや、成らせてみせる
このボクの手で
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で、君はそんなつまらない蛋白質のお人形に、何もかも捧げてしまったわけだ
「希望」だと?それは君が其れを創って、「神」の創生者と成り上がるためじゃないのか?
それは君のエゴだよ、ただ自分の罪を全て其れに押し付けて、紛らわせているだけだ
親も、友達も、多くの人間……人間だけじゃない。生物。星。命。夢。意思。存在。
それらを自分で失ったという既存事実の因果を、全て其れで収束させているだけだろう?
……御託はこれまでにしようか。これは確かに事実だが、君のことだ。今度は私のことを話す番だな
そうだな、私は許せないな。其の存在の力が、全てを物語っている
創生者である君こそが全て分かっているだろう?哀しいこと、何かにとって不幸なこと、それをすべてに於いて終わらせることがどんなに難しいかを
其のつまらぬちっぽけな人形をを神にして、何が変わると?能力とは即ち、力だ。
力は何かを捻じ曲げるからこそ力。捻じ曲がれば、必ず何処かで不幸は起こる。
矛盾しているのだよ、最初から、何かが「神」になるということはな。
俺は知っているさ……知ったからこそ、「神の卵」を今まで殺してきた
そして、「神」に更なる上座が存在することも、知っている
その人形はそれとなるべきなのだ。「神」なんぞの座にいては、其れはただの腐れ、そして其れにとっても生き地獄なのだ!
幾ら他物が不幸から開放されようと、その不幸は全て其れに結集されて苦しませるだけだと何故気づかない!?
不幸は消えることは一切無い、盥回しにされるものなのだよ。
ならば、全ての存在に均等に不幸を所持させたほうが、誰かが全ての不幸を背負うよりも、よっぽど素晴らしい世界だろう?
それとも……君は、其れに全ての不幸を背負わせるつもりなのかい?
能力が存在するが故に、不幸になれと?
フフフ…・・・まあいい、そろそろ用件を言おうか
其の人形…・・・いや、「絶対者の卵」を、引き渡してもらう
君が手に負える代物じゃない。其れは君が作ったかもしれんが、君という存在にはあまりにも複雑な存在
そして世界もまた君が思う以上に複雑だ
報酬は君の「幸せ」だ……そして其の人形もまた、「神」を超えた存在と化するのだ……いや、化させてみせよう
私のこの手で……
もし、引き渡さないのならば……それは君の不幸だ
ちからずくで うばいとろう!!!
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浮かれた奴等だな、道理で何時までも進歩がねぇ訳だ
お前の大好きなカミサマがこれまで救いを差し伸べてくれたことはあるか?
お前の越えようとしてるカミとやらは何処に住んでるどんな奴のことを言ってるんだ?
そんな馬の骨とも知れない偶像を崇めてる盲目共が目指す場所なんて的外れもいいところだっての
そうやってお前らはハリボテに対して頭垂れて何時も見ようとしないんだよな?
本当に向き合わなきゃいけないものから目を逸らして、結局保留の姿勢だ
そんでもって行き当たりばったりに流れた先で恐る恐る頭を上げてようやく気がつくんだよ
−−見回したらそこは“地獄”だったってな
まあ、冷静に考えればどんな能無しでも予測出来る結果だわな
お前らのスタンスから察するにどうせ今回も同じだ
そんな逃げ腰共が托す未来に付き合ってやる気は1ミリもねぇんだよ
だからそんなもん俺がぶっ壊してやる
そして死ぬまで抗ってやるよ
このクソッタレな世界にな…
それで死ねりゃ万々歳だ、隅っこでビクビクしながら無様にくたばるなんて真似は御免だ
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……ダラダラした長口上は終わりかい?
いいからさっさと来いよ、それともペラペラ喋るしか能がねえか?
男なら拳で語ろうじゃねえか、なあ
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ああ、鼻っからそのつもりだ
それ以外の解決法なんて考えるつもりもないさ
来いよ。逝っちまうまでぶん殴り合おうぜ
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全知全能でありながら人を救わぬのが神ならば
私はどんな形であれ人に関わる無知無能の悪魔でいい
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イイね…サイコウにつまんないヨ…
たかがニンゲン如きを気にかけるなんてサ
逆に聞きたいヨ、それでいいのかイ?ってネ
其の強大なチカラはボク達選ばれた者に使われるべきなんだヨ、ニンゲンにはとてもじゃないけど勿体無過ぎル、宝の持ち腐れって奴ダ……ニンゲンにはネ
キミ達能力者は違うだろウ?
チカラを手に入れてしまった…其のせいでキミ達は、キミ達の人生は大いに狂ってしまったハズだろウ?
ボク達はキミ達をニンゲンだとは思っていなイ…思えるハズがないだろウ?
キミ達はニンゲンとは根本的なところで「違う」のだかラ
そウ…「違う」んだヨ
キミ達はとっくに気づいてるハズダ、ニンゲンとは相入れないのだト、触れ合えないのだト
触れてしまえば壊れてしまウ…それはキミ達がニンゲンとは「違う」からダ
さア!今こそ答え合わせをする時ダ!
どっちが正しくテ!どっちが間違えていたのカ!
ボクはそれを見なくてはならなイ!
「カミサマ」がどちらを選ぶのカ…選ばれし者か選ばれなかった者かヲ!
ボクは「テンシ」なのだかラ!
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サイゴノトキ
『ラグナロク』はいずれ訪れる、それは人も神も、その使いすらも関係なしに。
故に言おう、我一時の享楽に生きるモノ、豊潤なる飽食の世を食い尽くし食い荒らし食い潰すモノ。
されど我等永遠なる今を望むモノ。
その果実は少々甘過ぎる、今を生きる為、廃棄させてもらおう。
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奪われた大切なモノを取り返すために必要な時間はあった。
あとはタイミング……そう、この瞬間を待っていたんだ。
長い戦いがもうすぐ終わる! 勝利で飾ろうじゃないか。
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神、神、神、神と鬱陶しい。
万物に宿り、世界の運行を助ける?
知らないものはなく、出来ない事がない?
なんだそれは……。
それは、ただの、塵だろうが。
ああ。別に八百万だとか唯一神とかはどうでもいい。
どうせ俺の小指程度で宇宙と共に消え失せる有象無象だ。そう大した差異はあるまい。
気に入らないのは、だ。
“神は人を救うもの”と認識している屑の腐った根性だ。
お前ら屑は神を都合の良い玩具とでも思っているんじゃないか?
“悲惨な目に遭ったよー。だから助けてよー”“助けてくれなかったから要らない!”って?
阿呆かお前ら。
よく知りもしない塵に助けを求めた挙げ句、助けなければ冷たい言葉を浴びせ。
神が何かを介して助けたとしても、それすらも認識出来ない屑はその何かに感情を向ける。
補助具がうまく動かなくて八つ当たする餓鬼でちゅか?
馬鹿臭い。何故そんな者のために力を割かなければならない。
そんな腐りきった屑を誰が助けようと思う?
ーー少なくとも俺は御免だ。
理解しているか? 手前等の事だぞ屑
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随分だなお前ら
アッチの方がたまってるのか?ん?
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んがごぐっ……ふぁぁ、なんだよまだこんな時間じゃないか
世界が終わるまで寝かせておいてくれよ
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よくこんなこと続けられるな貴様等
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楽な道は見えているのに、な。
険しい道しか行けぬ、損な性分なのさ。
さぁ、往こうか戦場へ。
ジンセイ
巡り廻る、終わり無き 戦い を。
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――ヲフホホホ
来客とは珍しい、いつ以来でしょうか
どうも穏やかではないようですが……どうぞ中へ
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へぇ…これに耐えるんだ
僕の想像を遥かに上回っていたようだ
でも………
まだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだ
まだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだ
まだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだ
これからッなんだよッ!
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よッ……と
ふう、これで今日のノルマは達成だ
はてさて……ここからは、僕のたった一人の楽しみが始まる
そう、僕だけが僕の欲求を満たせるんだ
それにものは必要ない……ただ、「結果」を吐き出す為の受け皿と、この右腕があればいい
さて……はじめようか
愛しい哀しき少女よ、君を想うだけで僕のサイクロン・ジェットは唸りを上げていくのさ……
僕の右手は、それを更に磨き上げ、更なる昂ぶりを目指す
それは、僕の最高の欲求さ
-
最高の夜だろう?
全ては血に染まり、憎悪に溢れ、街を死体が闊歩する
地獄の再現だよ、我々が望むのは
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ハッ、くだらねえ
未完成のカスどもを引き連れて何を言ってやがる
こんなもんで出てくるとは……まさか焦ってんのか
-
完成品さ、個体としてはね。だが全体としてはまだまだといったところか
私はね…欲しいんだよ。何者も決して恐れず、何者にも決して怯まず、忠実にして強力な、不死身の軍団が!
一体一体のスペックを見れば、君の方が圧倒的に上だろう、それは認める
だが千いたら?万いたら?それ以上かもしれない!……どうなるだろうねぇ?
数の暴力は、時にスペック差を覆すものだ
そしてこの屍人どもは、一体でも残せばまた増える
このままでは、いずれ世界中で蔓延ることになるだろうねぇ
世界中の人間が君の敵になりうるわけだ
……さあさあ心したまえよ。世界の命運はその双肩にかかっているのだから!
-
カラダが勝手に動き出す……自分の意思ではなく、独りでに
そんな恐怖を味わったことがあるかい?
人は皆、それを気持ち悪いと言う
自分のものが自分で無くなったようにね
自分の思いどうりに動いていたものが急に勝手に動き出すんだもん 怖いよね
そしてね
その恐怖の顔が、ボクはとーっても好きなんだ
特に……可愛い女の子の恐怖の顔がね
ボクの意思で少女が踊るんだ!その子の全てがボクのものになるんだよ?すばらしいじゃないか!
そしてキミも、ボクの意思で踊るようになるよ
その紅茶、飲んだよね
……これで愛しい、ボクのたった一人の好きな人……そう、キミがついにボクの手に入るんだ
もう、キミはボクの手から逃れられないのさ……
-
さあ、死へと続く道はすぐそこだ
いいか、30分だ……30分以内に帰ってこい
それを越えると、俺の力も届かないからな
-
さて…その楽しそうな人形遊びは後にしてくれないかい?
私は急いでいるんでね、いや、時間は取らないよ
ただ、キミに「選択」をして欲しいんだ
その少女を「引き渡すか」「引き渡さないか」をね
ふふ、簡単だろう?キミは自分の「人形」をたった一体渡せば良いだけなんだ
……まぁ答えは分かり切っているが、どうするんだい?
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なんつーかよーもうちょっと落ち着いてからやろうぜ?
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絶体絶命、いわゆるピンチってやつだな
さあどうする大将?
-
運命というものは、常に死に向かって進んでいる
私はそれが何よりも怖い……怖くて怖くてたまらないのだ
人であることを棄てて怪物となった今でも、それは変わらない
-
幾ら彼女が花を咲かせたところで、奴は幾らでも吹き飛ばす……
だから俺は、奴を潰すと言った筈だ
それが俺に出来る、彼女に対する唯一の償いなのさ
-
先に逝ってるぜ、相棒
お前はなるべくゆっくりこいよな
……負けんなよ?
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よぉ相棒、思いの外早く来ちまったぜ
…おう言いたい事は分かるけどそんな顔すんなよ
よく分かんねぇけど、ちょびっとだけあっちに戻れるんだとさ
時間?1分だってよ。充分過ぎるだろ?
あんなサイコ野郎をゴミ捨て場にぶち込むのに30秒も要らねぇさ
…ってな訳でぱぱっと済ませて戻ってくるから
ビールとレバニラでも用意して待っててくれや
…また後でな
-
なんつーか、締まらねえ奴だぜ相変わらずよ
ああ行ってこい。行ってぶっ殺してこい
で…帰ってくんな。テメーはやっぱり、向こうに居てくれ
それであいつの…妹の側に、居てやってくれ
あいつ昔から泣き虫だからな。側に誰も居なくなっちまったら、きっと泣いちまう
なーに向こうに戻りゃこっちのもんさ。文句言う奴は、俺がぶん殴ってでも止めといてやる
例え相手が神様だったとしても、だ
-
談笑が遠ざかり、視界がボヤける
身体の感覚も鈍り、やがて意識を失った
目覚めた私が最初に見たのは、淡い赤色
初めて目にする、鮮やかな空の色
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路地裏は魔窟、ハッキリわかんだね
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眠れ、眠れ、ようし、いい子だ…
…やっと寝てくれたか
これだけは、お前には見られたくないからな
すまない、が、これもお前のためだ
俺たちが生きる金のため、そして俺たちの未来のためだ
…分かってくれ
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冷酷無比……その男を一言で言い表すのなら、これしかない
五年前の冬に起きた事件は、おそらく君も知っているだろう
現場に着いたとき、私は闇に消える彼を見てしまった
その瞬間に理解したよ。私はいつか、彼に殺されると
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とっとことっとこハムちゃんじゃねェんだからよォ!!!
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よォーしお前ら!とっとこ祭りじゃぁぁぁぁぁい!!
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