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暇潰し・ロール練習スレ 其の四
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立てておく
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>>489
【どうやら戦闘の回避は難しいらしい】
【あまり目立つ行動は避けたいのだが、と思っている少女なのだが老人を殺害した時点でかなり目立っている】
これは私見になりますが。
「警察程度では私を、しいていうなら私達の組織からの圧力により私を解放する事になるでしょう、と事前にお伝えします。」
また、これは警告になりますが。
「私を強奪すれば貴方方は追われる身となるでしょう。また私も裏切り者として追われる身となる事を事前にお伝えします。」
【念のための警告なのだろうか】
【それとも少女なりの親切心、なのだろうか】
【相手がその手に武器を取れば再び背中の七支刀を手に取り片手で構える】
【話しかけて来た少女に目をやり首を傾げる】
かしこまりました。
ではよろしくお願いします。
『麒麟解放...参れ黒雷』
【少女が何事かを呟けば空気を弾く音ともに七支刀へと雷が迸るだろう】
【そしてその色も尋常な色では無い、闇を体現したかのような黒】
【そして迸った雷はそのまま二人へと向けて放たれる】
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>>490
まあそうだろうが、建前ってのがあるだろ?
それに、今更一つや二つ危険を背負ったって気にしやしない
人助けをした分多くの人間から恨まれてるしな
【半ば諦めたように青年は言う】
『マスター、気を抜かずに』
わかってる、相手だって手練だ油断はしな…っぉ!?
【青年は大きく横に飛んで、少女は最低限の移動で雷を避ける】
『だから言いました、油断しないようにと』
はいはい、そうですねっと
【少女は固く剣を握り正面から真っ直ぐに斬り込む】
【青年はそのバックアップとでも言うように後ろへと回り込もうとした】
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>>491
【二人を襲った黒雷は容易く躱された】
【無論それでやられるようでは困る、あれだけ大きな事を言うからにはそれ相応の実力があるのだろう、そしてその通りの実力が分かった】
なるほど、大義名分という事ですね。
恨みでしたら、私も数多くの人間に恨まれていることでしょう。
...今のはジョークです。
【彼女なりの冗談のつもりらしい、察してあげて欲しい】
【冗談を言ったのも束の間、どうやら反撃が来るらしい】
【見た所二人のコンビネーションは中々の物のようだ】
お見事。素晴らしい動きです。
私見になりますが。
「私の攻撃範囲は大凡10メートルになります。勿論前後左右という意味で、迂闊な接近は危険だとお伝えします」
【七支刀を水平に構え少女に向け、そのまま一回転】
【生じる結果は360度に向けての放電】
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>>492
ああ、そうしなきゃ世界なんか回らないからな
ジョークって…そいつは恨む奴がいないからだろ?
【青年は苦笑いすればすぐに真剣な表情になり】
10mかよ…離れろ
『了解、戦闘プランは?』
【青年は再び大きく後方に飛ぶ】
【少女は回避が間に合わず、盾で受け止める形となった】
『けふっ…電気は、嫌いです』
お前は援護しろ、俺が前に出る
『了解、死なないで』
不吉なことを言うな…とはいえ、攻めあぐねるがな…!
【二人は少女の正面で大きく距離を取り】
『氷結よ集いて、我に仇なす敵を撃て…!』
【少女が詠唱すれば氷が雨のように放たれ】
【青年はその氷の後ろを追って接近する】
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>>493
【確かに、恨みの連鎖というのはどんな繋がりよりも強く切れない】
【彼此5年近く様々な人間を葬ってきた、一般人や能力者に関わらずだ】
その意見には全面的に同意します。
【無論、少女を恨む人間などごまんといる】
【だがだからと言って何かあったわけでは無い、その恨む気持ちこそが人を繋ぐのだと】
これは警告になりますが。
「私の扱う雷は特殊な物になります。直撃した場合は気をつけるよう事前にお伝えします。」
そして再びこちらからの質問です。
「まだ見逃すという事はありませんか?...無いと判断します。戦闘を続行します」
【再び質問をする少女だが二人の動きを見ればその気は毛頭に無いらしい】
【ならば、と再び七支刀を構える】
これは私見になりますが。
「氷を扱う能力者、またはそれに準ずる何か。今のところ詳細は不明、迎撃を続けます。」
【見えるのは氷の礫】
【数が多い分厄介な攻撃パターン】
「多数の氷解を確認。迎撃します」
【七支刀を上へと振り上げる、地面から氷解を掬い上げるように黒雷が放たれそれらを防ぐだろう】
【しかし後ろの青年に気づいたのはそれの対処後】
「氷解を迎撃完了。これより対象の...」
【気づいた時青年は間近、瞬間的に思考が途切れありきたりな、直線的な雷撃を放つ】
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>>494
怨み辛みだけで繋がってたって楽しくなんかねぇよ
戦闘狂というなら別だって言っとくがな
【接近する青年の目の前からは黒雷が地面から天へと放たれた】
【だが、自分は狙っていない、これは氷塊への迎撃だ】
【まだ進める。そう考えさらに接近すれば、少女が咄嗟にに雷撃を放ってくる】
う…おおおぉおおぉおぉぉぉぉぉ!!!!!
【それを青年は少女の足元へ文字通り滑り込む】
【そしてそのままナイフの柄を少女の鳩尾へと叩き込もうとする】
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>>495
これは私見ですが。
「恨みというのはどんな繋がりよりも強大、と考えます。親子親友恋人、仕事場の上司部下、先輩後輩。どの関係でも言える事ですがやはり恨みというのは強い。これはあくまで私見です。」
「それ以外の繋がりがあることも勿論知っていますが、私はそれに触れた事がないため意見を述べる事が出来ません」
「もしかするとこうして貴方方と交戦している事も何かの繋がり。なのかもしれません」
【長々と喋りすぎたかもしれない】
【放った雷撃は青年に直撃することなく虚空へと消え去り、そして青年の一撃は確かに少女へと直撃】
...一本取られました
【痛みに顔を歪める事は無い、だが確かにダメージは入ってるらしく一瞬反応が遅れる】
私は私情を出す事は許されません、ですがこれは私見...懇願です。
「私を倒し強奪していただけませんか、貴方方の腕を見込んでの事です。」
そしてこれは警告になりますが。
「私は今から禁術を使います。どうか私を倒してください。」
では...「麒麟を纏います...許可します。」
【直後七支刀に迸っていた黒雷は少女へと伝わって行く】
【そして次の瞬間には青年へと向け上段蹴りを放っているだろう】
【それはプロの格闘家以上の威力を持っているだろう】
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>>496
そうだな、ある意味これも繋がりだ
だが、絶対に恨み辛みじゃない、それだけは言える
【青年は少女から距離をとり、少女の言葉を聞く】
【それは少女の願い、自身の強奪、自由への意志】
【そしてそれはこちらも死ぬ気でいかなければ死ぬということ】
わかった、確かにその願い聞き届け……っ!?
【途中まで青年が言ったとき、少女は目の前に】
【そして容赦のない蹴りが青年を襲い、吹き飛ばされる】
『マスター!』
っ……げふっ…いい、から…迎撃だ…!
『了解…!』
【吹き飛ばされぐったりとする青年をかばうように少女は間に割り込み】
『覚悟…!』
【少女めがけ袈裟懸けの一撃を放つ】
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>>497
【青年の言葉は聞こえたか聞こえないのか、蹴り飛ばした瞬間ほんのすこし微笑んだ気がした】
【七支刀だけでは無く少女にまで伝播しそれはまるで少女を蝕むかのように馴染んで行く】
これは謝罪になりますが。
「手加減する事は出来ません。私は手加減するという意思はありません。ということをお伝えします。」
【吹き飛んだ青年へとそう告げるのは少女なりの罪悪感からなのだろうか】
【表情固定されている少女からは何も感じる事は出来ない】
これは独り言になりますが。
「この状態はあまりよくありませんね。」
【独り言もそれぐらいにし改めて二人を見る】
【青年は少しの間は動けないかもしれないだろう、後は少女のほう】
「接近を確認。迎撃に移ります。」
【接近してきた少女の袈裟斬りを七支刀で受け止める】
「膠着状態が続くと予想。打開策のため出力を上昇。」
【少女と対面する形になれば纏う黒雷の出力を上げたのだろう】
【足を使い地面を強く踏みしめ、強引に前に】
【少女の腹部目掛け拳を突き出した】
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>>498
『謝罪するなら…初めから使わないで』
『やりにくくてしょうがないから』
【七支刀と氷の剣がぶつかり合い甲高い音が鳴り響く】
【初めこそ膠着するかと思われたが】
『くっ…強い…』
【徐々に押し返され、一瞬の隙をつかれてさらなる接近を許し】
『か…はっ…』
【少女も青年同様吹き飛ばされる】
【だが少女は青年と違い、フラフラと立ち上がれば】
『マスター、許可を…』
ああ、やっちまえ…ただ、絶対に…殺すな
『了解…わかってる』
【一瞬街全体に吹雪が舞い一面を白く染める】
【そして吹雪が止んだ時、青年と七支刀を携える少女の間には】
『人間、私も手加減ができるかわからない』
『故に初めに言う、私もお前を止めるためだけに全力を賭す』
『だが、この状態では殺さずにできるかは保障が出来ない』
『以上』
【白銀の体を持つ、一体の竜が悠然と浮遊していた】
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>>499
【そうは言うが手加減が出来ないのだ】
【またはした事も無いから仕方が分からないとでも言おうか】
これは私見になりますが。
「手加減する事は貴方への侮辱に値する、とそう考えます。」
【全力には全力で応える】
【誰に教えられた訳では無いが、そうすることが良いのだと知らずのうちに思っているらしい】
【決して悪意は無く、機会的に動く少女の微かな人間味とも思えるだろうか】
「対象への直撃を確認。これより追撃を検討。」
「検討中止。一先ず距離を取ります。」
【休む間も無く追撃を、というわけには行かず少女は距離を取る】
【その原因は至極単純。】
【青年と言葉を交わしたかと思った次の瞬間には突発に局地的な吹雪が吹き荒れた】
「迎撃...の必要はなさそうです。それよりも対象の変化を確認。」
【吹雪が止みそこに現れるそれを見れば本の少し驚愕】
【勿論表情は変わっていないが】
これは意見になりますが。
「私も人間という括りには入らない、と思います。しいて言うならば麒麟。勿論黄色の首の長い動物ではありません。」
「これはドラゴンという生物、と推測します。迎撃態勢に移ります」
「了解しました。こちらも全力で生かせていただきます。」
【更に七支刀に纏う黒雷が大きく膨れ上がるのが分かるだろう】
【そして少女の口許に僅かに浮かんだ血痕も】
【それを振り払うかのように黒雷を放つ。それは一筋の線となり槍の様になり貴方へと】
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>>500
『その事は悪いとは思っていない、謝るのが悪いと言っている』
『謝るという行為が、私は侮辱だと思うから』
【全力には全力を、それ自体には完全に同意できる】
【だが全力を出すということを謝罪という形で伝えられたのは少し悔しかった】
【この竜にしてみればそれだけのことだったのだろう】
『それは失礼なことをしました、それについては謝罪します』
『では麒麟よ、こちらも全力です』
【麒麟の少女の持つ七支刀の黒雷が膨れ上がる】
【それと同時に少女は微かに傷付いていて】
あいつに、あれ以上…雷を使わせるな…
『…?了解、意図は?』
雷が、あいつを蝕んでる…!毒と同じ…かもしれない
『善処する、マスターは?』
特攻だ、カバーは…頼む
『死なないで』
お互いにな
【互いに言葉を交わせばそれぞれの役割を果さんとするす】
【竜は一度だけ大きく羽ばたいて吹雪を起こし視界を遮る】
【そして放たれた黒雷を全身で受ければ】
『っく…あああああぁあぁああぁあぁああ!!!』
【竜の悲痛な悲鳴が上がる】
【そして吹雪の中を青年は少女に向かって駆ける】
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>>501
再びこれは謝罪になります。
「私の不用意な発言をお許しください。とお伝えします。」
【少女の言動が竜の少女にとってはいけない物だったらしい】
【少しばかり学習したらしい】
これは補足になりますが。
「見た目は人間と大差はありません。寧ろ私が麒麟と呼ばれる所以はこちらの刀にあります。とお伝えします。」
【表情も声色も変化の無い少女】
【そんな彼女も纏う黒雷は衰える事も無く放った部分を補うべく再び充填されている】
これは説明になりますが。
「私の扱う雷は毒と同じ効力を発揮します。命に別条はありませんが。」
そしてこれは私見になりますが。
「それは無論使用者である私も例外ではありません。むしろ使用者である私にはかなりの毒性を持ちます。厄介な能力です。と愚痴をお伝えします。」
【つつっと口許から一筋紅い線】
「対象への直撃を確認。追撃を試みます。...追撃を中止します。」
「対象をロスト。追撃方法を切り替えます。複数の雷撃にて無作為に追撃を行います。」
【七支刀に黒雷が纏われ氷竜がいるであろう位置へと向けて】
【しかしそれを放つ事はなかった】
「新たな対象を補足。攻撃対象を切り替えます。...少々距離が近い模様。」
「刀での迎撃は避け体術による迎撃を試みます。」
【視界の端に映った青年はもうかなりこちらに接近しているらしい】
【機会的にそう呟くと少女も青年へと向かって駆ける】
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>>502
『けふっ…気にしないでいい、それこそ私情だから』
【黒雷をうけた竜も少女と同じように吐血する】
【それに加えた少女自身からの説明】
やっぱりか…なら、早く終わらせないとな…
【視界に捉えている少女もこっちに向かってきている】
【だが、まともにやって只の人間如きが勝てるわけでもない】
だから、ちょっと卑怯だが文句は言うなよ…!
いけ!俺ごとブレスに巻き込んでやれ!
『了解…!』
【青年が龍へと指示を出す】
【それと同時に少女と青年めがけ氷のブレスが襲う】
【それは徐々に徐々に射程圏のものを凍てつかせていき】
動きさえ止められば…!
【青年も加護を受けているとはいえ徐々に体温が奪われるのを感じる】
【持って数十秒、その間に少女を止められなければ負けだ】
喰らえ!
【青年が繰り出したのは足払い】
【青年は何が何でも傷つけないように止めるつもりだ】
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>>503
【竜の少女の変化はあるようだが、説明通り命に別条は無い】
【この毒が蝕むのは使用者だけなのだから】
これは補足になりますが。
「貴方方がこの雷を受けても死に至ることはありません。ご安心を、とお伝えします。」
「対象との距離は問題ありません。このまま対象を仕留めます。」
【嫌な予感というのは以外と当たる物である】
【青年へと近づけば氷の竜の少女は主人を巻き込むようにブレスを放ったらしい】
「...身体の凍結、それに依り身体能力の低下を確認。...仕方がありません。最大出力にて更に接近を試みます。」
【と凍てつくブレスにより体の自由が聞きにくい身体能力を能力により更に限界まであげるつもりのようだ】
【体と七支刀を覆う黒雷が更に膨れ上がる、その間大凡20秒】
【当然それは更なる侵食を許し、とうとう吐血】
「過度の負荷を確認。問題ありません。」
「対象の位置をかkっ!?」
【突然動きだそうとした所へ突如放たれた足払い】
【バランスを崩した少女はそのまま地面へと転倒】
【その衝撃により七支刀が手から離れ黒雷が収まるのが分かるだろう】
これは宣言になりますが。
「私の敗北のようです。とお伝えします。」
【とどこからか取り出したのか小さな白旗を振っている】
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>>504
はぁ…はぁ…全く、手間…かけさせる…
『マスター、大丈夫ですか…?』
ああ、なんとかな…
【ようやく、ようやく戦いに終止符が打たれる】
【思わず膝をつく青年と人の姿になり寄り添う竜の少女】
ほら、手出せ…立ち上がれるか?
【青年は少女へと手を差し出せば】
まずは警察に行って事情説明、それから逃亡か?
【これからの予定と思しきことを軽く微笑んで言う】
【少女がその青年の手を取れば、青年は少女を強奪したことになり】
【いわゆる自由の身になるのだろう】
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>>505
【どうやら終わったらしい】
【いや正確には始まったのかもしれない】
【こうして少女が敗れ、そしてそのまま強奪され追われる日々が】
【だが不思議と悪い気はしない、寧ろそれを望んだのだから】
これは私見になりますが。
「私の敗北はすぐに伝わる事でしょう。警察に行くのは危険。とお伝えします。」
そしてこれは提案になりますが。
「このまま逃亡する事を提案します。彼らは情報が漏れるのを防ぐため追っ手を送る可能性があります。当然私よりも更に強力な能力者も多数います。とお伝えします。」
さらにそしてこれは確認になります。
「覚悟は出来ていますか?と確認を取ります」
【と立て続けに機械的に喋る少女】
【だがそんな声も青年の行動を見れば止まり】
これは感謝になりますが。
「ありがとうございます。私を強奪していただき。...つまりこれは私と貴方は交際するという結果になるのでしょうか?と確認を取ります」
【だがふと思い出したかのようにそんな事を】
【青年の返事を待つ事は無く手を握り立ち上がる】
【傍に落ちている七支刀を拾い上げ背中へと】
これは自己紹介になりますが。
「私の名前は麒麟と申します。麒麟よお呼びください。よろしくお願いします。共犯者の皆様。...今のはジョークです」
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>>506
そうか、ならこのまま逃げるか
『了解、追っ手の対処は?』
ま、そんときそんときだな
『まったく…マスターは…』
【様々なことに軽く思考を巡らせていれば少女からの確認が】
【それに対して迷いなく青年は言う】
覚悟できてなければ初めから言わないさ
でも交際か…交際…うん、それでいいんじゃないかな?
『交際…むぅ…私的に認めたくない…』
【立ち上がった少女に微笑む青年とどこかむすっとした竜の少女は】
これから宜しくな、麒麟
『これから宜しくお願いします、麒麟』
【全く同時に少女に宜しくというと笑って】
さあ、共犯者同士旅に出るか!
『その前に体を休めてから…ですよ』
ああ、そうだな…んじゃ、まずは俺の隠れ家に行くか
【青年は少女の手を引いて歩き出す】
【一人の人間と二人の人外、彼らの先には何が待ち受けるのか】
【それはまた、別の物語】
―――【氷竜奏者】 END―――
/遅くまでありがとうございました!とても楽しかったです!
/またいつかよろしくお願いします
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>>507
【暫く二人の会話を見ている麒麟】
【これが恨み以外の繋がりという物なのだろう】
【そんな事を考えているのだろうか】
これは私見になりますが。
「私も戦闘は得意です。とお伝えします。半端な能力者には負けない程度の自信はあります。と補足します。」
【それにもしもの時は切り札もある】
【あまり使いたくは無いカードだがいざという時には迷いなくそのカードを切る事だろう】
これは宣言になりますが。
「私と貴方は交際しているということになりました。...あと交際とは一体どのような事をすれば良いのか分からないため、ご教授をお願いします。とお伝えします。」
【まぁそれは後回しだろう】
【二人に会釈を返し手を引かれるがまま歩き出す】
【きっとこれから過酷な日々が始まるのだろう】
【ならば立ち向かってみせよう、この自由を、繋がりを守るために】
これは宣言になりますが。
「私は決してこの自由と繋がりを守ります。と誓います。」
【撃天雷牙・麒麟】ー強奪ENDー
/久しぶりのロールだったけど楽しかったよ!
/お疲れ様&ありがとうございます&またよろしく。
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【獣身嘴喰】
猛禽類の獣の力を持った能力者。
手を鋼鉄のような硬さを持った翼に変えられたり、脚を鋭く力強い大きな爪に変えることができる。
自由に空を駆け、翼で対象を強く打ったり、爪で切り裂いたり握りつぶして攻撃する。
その叫び声は反響によって隠れた相手を探し出したり、隠されたものを探したりすることができる。
部分的に変身することが出来、動物と会話することもできる。
身体能力:身軽
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/おっすお願いしまーす
【鱗翅擬態】スケイルパウダー
この能力者は、「変装」を得意とする能力者である
その変装技術はまさに神業で、一目見た程度では見破れないほどに精密
主に変装には、義手や義足、または体を覆う特殊スーツなどを用いる
その他マスクやサングラス、そしてウィッグなど、変装するための道具は様々
これらを瞬時に付け外し、相手に化けるのがこの能力者の得意技
変装する為にはまず、相手の姿を観察する必要がある
基本、観察には3レス程度が必要で、一度覚えてしまえば観察の必要はない
(尤も、これは相手が能力者である場合に限り、一般人ならば即記憶が可能)
そうして相手の姿を記憶した後は、時間にして約1秒ほどで変装が可能となる
また相手の服を偽装する場合は、「鱗翅目服」を使う必要がある
この服は蛾や蝶などの鱗粉を模して作られた特殊な布を使用しており
相手の服装、色彩、影を完璧にコピーし、相手の服と「全く同じ」服をつくり上げることができる
…が、これはあくまで相手の服を真似ているだけであり、近づかれてしまうとバレてしまう場合がある
因みに、自分よりも身体が小さい人物には化けることが出来ない
身体能力:未変装時:機敏 変装:鈍感
初期装備:手に収まる程度の拳銃二丁
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/お、そうだな
【苦しそうな息を吐いて、男が歩く】
【ボロボロの服や顔には血や泥がついていたが、おそらく大学生くらいだろうということが伺える】
……はぁ……! はぁ……! く…ッ!
【時々苦しそうに呻いては、服で包んだ左腕を強く、押さえつける】
【日本人特有の黒い目は、若干、赤みを帯びている】
【彼の歩く後には、鮮やかな赤とオレンジの羽根が点々と落ちている】
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>>611
【…苦しそうに呼吸を繰り返す、擦り切れた服を纏う男の背後に】
【背が高く華奢な体を持つ、一人の女性が立っていた】
【その女性は何も言わず、ただ男の姿を見つめ続ける】
…見つけた
【すると女性は、街の騒音にかき消されてしまうほどに小さな声で、口角を上げて呟きを残して】
【数秒後、男の後を追うように歩き始めた。わざと男よりも早く、追いつけるような速度で】
【そうして「自然な歩きで一般人」を装った後は、男の元へ「さり気なく」歩み寄ると――】
あの…大丈夫ですか?
【具合が悪そうな男を気遣うように、優しげな声で問いかけた】
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>>512
【女性の声に、男はびくりと体を跳ねさせる】
……ぐぐ、ぅッ…! 俺に、構う、んじゃない…!
【汗を滝のように流しながら、男は女性から離れようと、早足で歩き出す】
ッ、ぐ、オ…!!
【数mもしないところで、立ち止まる】
【体中の毛が逆立ち、ざわざわと何かが腕を覆い尽くしていく】
【女性からは少し見えにくいだろうが、その両腕には硬く、大きな羽根が生え揃っていた】
……ギャルルル……!
【甲高い、鳥の鳴き声が辺りに響く…】
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>>513
【…挙動不審、という言葉が脳裏に過る】
【やはりこの男――…女性は何かを確信した様子で、歩き出した男を追い】
顔色が悪いですよ…?
救急車とか、呼びましょうか?
【あくまでも「一般人」を装って、男の顔を覗きこむ】
【滝のように流れる汗、そして轟く鳥の鳴き声…間違いない、この男は――】
能力者…
【…最初からわかっていたのに、白々しく驚いた様子で呟く】
【そして右腕に一丁、拳銃を忍ばせながら――】
【怯えた様子で一歩後退する。距離をとって、こちらが攻撃しやすいように立ち位置を調整しながら】
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>>514
ギャルルルォォオオオオオ!
【腕に巻かれた服を引きちぎり、男が大きな叫び声を上げる】
【その両腕は大きな赤い翼へと完全に変成し、男の足は4本指の鳥の足へと変わっていく】
【男の意識はほとんど残っていないのか、周囲の匂いや音など、キョロキョロと辺りを見回している】
【そして、女性の存在に気がつくと、羽をはためかせ飛びかかる体勢を取る】
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>>515
ひ…ば、化物…!
【カタカタと震えて女性はその場で腰を抜かす…尤も、これは全て「演技」だが】
【まるで鳥のように羽を生やす、不気味で雄々しい姿を見据えながら】
【女性は手に潜ませた拳銃の安全装置を外し――】
……ケッ、鳥野郎が
【悪意が滲む笑みで嘲り、翼を狙って拳銃を引く】
【相手が鳥になってしまえば、一般人を偽る必要はない】
【そう思ったのか女性は「本性」を表して、鳥と化した男の姿を睨みつけた】
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>>516
【女性の拳銃が火を吹き、銃弾を吐き出す】
【男は飛び掛かろうとした姿勢を大きく崩して、両腕を盾に銃弾を防ぐ】
キルル…!!
【敵意をむき出しにして女性を睨みつけ、上空へ飛び上がる】
【ビルの4階程度の高さまで飛び上がると、羽を折りたたむようにして急降下し、
女性へめがけて足の爪で握り潰そうとする】
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>>517
【女性が放った拳銃は、盾の如き翼で遮られた】
チッ、なら次は――
【それならば、と女性は懐からもう一丁拳銃を取り出す――が】
【女性が拳銃を向けた時には既に男の姿は遥か上空にあり】
【じっと拳銃を突きつけ、狙いをすまして引き金を引こうとするが――】
ぐ…ッ!?
【男の様子が一変、唐突にこちらへ向かって急降下を始めた】
【…男は、女性に逃げる間すら与えず、女性の腕を握り潰す】
……何てな
ケケ、マヌケめ
【そうして女性の腕――いや、「義手」は、女性の体から離れて地面へと落ちる】
【それだけではない。女性の足が、手が、次々と剥がれ落ち――】
【残ったのは「義手」と「義足」を取り払った、背の小さい「少女」だけだった】
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>>518
【男は少女の義手を足で掴み、数m先で地面に押さえつける】
【男の頭はまるでカラスのような大きな嘴と、赤い毛で覆われており、胴を除いてほぼ完全な鳥へと変化していた】
…………
【義手を硬質な嘴で突き、啄む】
【時折表皮を引き剥がしては飲み込んでいるが、徐々にこれが食べ物ではないことに気付いてくるだろう】
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>>519
【義手を犠牲にし、自分の腕を守ることが出来た…が】
【これで変装はできなくなった。文字通り、一騎打ちしか術はない】
私の義手は上手いか?鳥人間
【小柄な体に拳銃を構え、義手を啄む男を睨む】
【男と言うよりはすでに「鳥」だが…まだ人間らしき部位はある】
【ならば、その人間らしき部位を狙えば――そう少女は思い立って】
…堕ちな!
【狙うは男の「胴」。素早いながら荒い標準をつけて引き金を引く】
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>>520
【少女が放った銃弾は、まるでそうなることが定めであったように、男の胴体、
羽の隙間へと突き刺さる】
ギャアァァアァァァッッ!!
【男の喉が絶叫する】
【衝撃と痛みで鳥の意識がパニックになっているのか、地面の上でバタバタと手足を暴れさせている】
【羽根が舞い、銃痕から血が溢れる】
【やがて、男は衰弱し、ただ道路に横たわるだけになった】
【羽や爪は消失し、上半身が裸の男が、細い息をしている】
【こうして、この怪鳥を宿した男は鎮静を得たのだった】
【獣身嘴喰】――続…?
/乙でした。 最後ちょっと荷物が届いて返事遅くなってしまった。 すまぬ
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>>521
…鳥人間か
【少女は手にした手帳に目を通しながら、倒れた男を眺める】
【すでに翼や爪は失われ、男の姿を取り戻していたが】
【結局、あの能力の詳細はわからずじまいで】
ケケッ、面白い、その能力…徹底的に調べさせてもらうぜ
【男の姿を眺めながら少女がつぶやいたその瞬間――少女の姿が、「男」へと変化した】
【尤も、義手や義足がないからか身体は小さい少女のままだが】
【数時間も経てば、少女は「男」と寸分違わない姿となって街中へ溶けこむことだろう】
【歩くドッペルゲンガーと化した少女。その能力は…完全なる「擬態」】
【鱗翅擬態】―――続く
/おつかれっさまっした!
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/スレ圧縮しやがって、絶対に許さねえ…
【時速遅眼】
この能力者の両目には時を操る力がある
右目を開けている時は時の進む速度が0.5倍になる
左目を開けている時は時の進む速度が2倍になる
両目を開けている時は時の進む速度は変わらない
この力によって速度が変わっても
自分を除い人間・動物などの動く速度は変わらない
また、片目を瞑っている時は、遠近感が掴みづらい
初期装備:拳銃1丁
身体能力:貧弱
-
だれかー!
【万象天引】
この能力は引力と斥力を扱うことができる
引力は能力者から50m以内の物体であればなんでも引き寄せることができる
斥力は逆に能力者から50m以内の物体であればなんでも遠ざけることができる
各能力は一回使う毎にインターバルを必要とし、一回能力を使うと使った大きさに比例し能力が使えなくなる
身体能力は鍛えた軍人程度
初期装備で小刀を2本装備している
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>>524
一時くらいからならいけます
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/じゃあ待機
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/誰かいるかなー?
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/おるで
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/やるか
/何か授与しようか?
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/倉庫に良さげなのあったからこれで行くで
【論理加速】(ロジック・アクセル)
己の思考を加速する能力者。
能力を使用すると周囲の全てをスローで捉えるようになり、銃弾や斬撃の見切りなどを容易くこなす事が可能。
但し自分の動きが早くなる訳ではない。
一応、身体に付加がかかる為連発は出来ないが、自身の身体を10倍まで加速する事も可能。
身体能力は一般人並み。
初期装備
投げナイフ
-
/了解、ちょっと10分ぐらい離れるから投下してくれれると嬉しい
-
はぁ、はぁ、はぁ―――
【気がつけば、私は一目散に街の大通りを駆けていた】
【逃げているのか、はたまた追いかけているのか…当の本人である自分にも、それはわからない】
【だが私は、走らなければいけない。早く、速く、疾く――!】
あ…れ……?
【…何時間走り回ったのだろうか。ふと周りに目をやると、私は街を横断する川の畔で立ち止まっていた】
【膝は笑い、立つのも一苦労といった疲労度…何故私は、走っている?】
【眼の前に広がるのは、川に架けられた大きな橋。私は休憩も兼ねながら、ゆっくりとした足取りで歩みを進める】
私、なんで―――ッ
【橋の歩道から川を眺める。海を続く大きな河川は、癒されるせせらぎの音を放っていて】
【息を落ち着かせて私は思考を巡らせる。何故私は走っていたのだろうと――】
………失敗、した?
【――刹那、私の脳裏に不吉な言葉が過った。考えたくもない、絶望の四文字】
【失敗した。そうだ、私は失敗したんだ。何に…?わからない、でも私は失敗した。してしまった】
【…唐突に、足場が崩れていくかのような感覚に襲われる。これまでの苦労が、泡と帰したかのような感覚】
【何もわからぬまま私は頭を抱える。壊れたテープレコーダーのように、「失敗した」と呟き続けながら】
-
>>532
【同時刻、同様に一点に足を向ける影が見える】
【携帯を耳に当て何者かと会話を交わしているであろう様子】
なーるほどっ、失敗しちゃったんだ彼女
まぁあたしにはあまり関係ないけどさーそれでどうしろっていうの?
...ちっ、尻拭いはあたしってわけね
あたしの好きなようにやるけどいいわね。
【パタンと携帯を閉じ通話が切れる】
【そして彼女がいるであろうその場所へと再び歩みを進める】
【いた。】
みーつけたっと
こんな所で何をしているの?早速報告を聞かせて頂戴
【黒いスーツ、前のボタンを外し金のネックレスを下げ挙句にはサングラス】
【そんなナリだが女性、もしかすると貴女は知っている顔かもしれない】
【そんな人物はゆっくりと貴女に歩み寄るだろう】
ほーら、報告報告
...もうあらかたの事は知っているからさ...あたしに話なよ
【サングラス越しの瞳は貴女を見据える】
-
>>533
【失敗。それだけなのに、何故こんなに恐れる必要があるのか――】
【決まっている、少女達にとって「失敗」とは――…死を意味するからだ】
【何度も見てきた。「失敗」してしまった者の末路を。だからこそ、私は恐れていた】
逃げ、なくちゃ…
【思わず思考が口に漏れていた。「逃げなくてはいけない」と…生存本能が語りかける】
【ガタガタと体が震え出す。走らなくては…あの人物が、あの女性が来る前に――】
……え?
【――全身の血が、一斉に引いた。後ろからかけられた声に反応し、一秒の間も無く血が凍える】
【冷や汗を垂らし、恐る恐る振り返ってみると――そこに立っていたのは、あの女性】
【逃れられない。そのことは誰よりも、私自身が一番良く知っていたはずなのに】
違う…の…
私じゃ、ない…不確定要素が絡んだだけで、私は失敗なんて…
【それはまるで自分に言い聞かせるような、聞くに耐えぬ言い訳】
【素直に認めれば、少しでも生き残れる可能性があるかもしれないのに】
【何故私は、こんな醜い言い訳を連ねているのだろう…】
【あの女性――【万象天引】の、目の前だというのに】
-
>>534
【何度も見慣れた光景だ】
【任務を失敗した者を問いただすと必ずと言っていい程焦りの色を浮かべる】
【その末路が末路というだけに焦るのも無理は無いのだろうが】
なーにしてるの?
あたしは報告が聞きたいのよ?
【恐らく少女も同じ心境なのだろう】
【報告など既に聞いている、何故報告をさせようとするかはただ見たいだけだ、目の前の少女の顔色がコロコロと変わるのを】
【そして彼女が口を開き発された言葉を聞けば不気味にも微笑を浮かべる女性】
【不確定要素、私では無い、言い訳にしか聞こえないその言葉】
不確定要素?敵対組織の介入でもあったのかしら?
...で?それがどうしたの?私が出したオーダーは完璧に出来たんでしょうね...
【さらに少女に接近、微笑を浮かべたまま】
まぁいいわ
一先ず報告は終わったから...貴女の言い分は分かった
今回の失敗は貴女の責任ということに変わりは無いわ
だから...お仕置きしましょう...ねぇ?
【腰に手を回す、そこにあるのは2本の小刀】
【一本を抜き払い、そのまま少女へと投擲した】
-
>>535
【…殺されるとわかっていて、わざわざ丁重に報告をこなす者はいないだろう】
【尤も、言い訳をした所で、殺されるという運命は避けられないが】
そう、敵勢力が介入してきて…それ、で
【言葉に詰まる。敵勢力が介入し、私の邪魔をしたというのは事実…だが】
【失敗したという事実には変わりない。なぜなら少女は…オーダーをこなせなかったからだ】
【敵の介入が不幸を呼び、見事に任務は失敗…なんて報告をしたら、そこで私の人生は終わりだ】
つ、次はちゃんとやるわ…だ、だから許して…!
敵が居なければ、ちゃんとこなせたのよ!
【震えた声で少女は言い返す。命乞いにも似た懇願の言葉を】
【…女性の微笑みが怖い。何度も見てきたからこそ、私はその怖さを身にしみて知っていた】
【助からない――絶望の言葉が、認めろと言わんばかりに押し寄せて】
い――嫌…、死にたくない…!
【迫るは小刀。女性が持つ二振りの刀の一本――それを見た途端、少女の顔が絶望の一色に染まる】
【逃げなければ。その言葉に対応するように、少女は能力を…思考を、加速させる】
【遅滞する時。全てが遅く見える世界で少女は、投擲された小刀を避け】
【女性との距離を離すかのように、踵を返して走りだした】
-
>>536
【例え敵対組織の介入があったとしてオーダーを失敗した事実というのは消せない】
【それ以前にそんなリスクがあったとしてもオーダーをこなせると思い彼女を任命したのだが】
うん、うん
もうそれはいいわよ、貴女ならやってくれると思ってたんだけどな
【微笑を浮かべたまま、そんな事を口走ってみる】
【更に少女の言葉を聞くと一瞬足が止まり何か考えるような素ぶり】
次...ね
そうね、あたし貴女の事は買っているのよ?
貴女は今までずっと完璧にオーダーをこなしていたものね
...そうだ良い事、貴女にチャンスをあげましょう
【避けられた小刀の行方を置いながら、背を向け走り始める少女の背中に語りかける】
【何か面白い遊びを思いついたような、そんな無邪気な表情】
【きっと少女にとってはそんな愉快な物では無いと思うが】
じゃああたしが良いというまで命があったら今回の失敗は水に流してあげるわ
仮にも貴女はあたしの部下ですもの...じゃあ...始めっ
【ゲームの内容を少女に伝えれば即座にゲームを開始する】
【右手を貴女に、正確には貴女の前方付近にある角材】
【するとその角材は女性に引き寄せられるように動きだすだろう】
【そしてそれは中間地点にいる貴女へと向かって飛んでくる形になるだろう】
-
>>537
【チャンス――つまり、助かるという可能性】
【少女にとってこれ以上の朗報はない。だが当然…それ相応のリスクもあるのだろう】
【無論…今回のリスクは、「死」。逆に言えば、死にさえしなければ助かる――!】
ほ、本当!?
わかったわ、死ななければいいのね!?それなら楽しょ――う…?
【少女は立ち止まって女性に振り返る。そして感激の表情を浮かべながら】
【これで死なずに済むと…女性の能力を忘れ、一人浮かれて喜んでいた】
【刹那――そんな少女に鉄槌を下すかのように、一本の角材が迫る】
【…次に聞こえてくるのは、ゴキリという骨をおもいっきり叩かれたかのような音】
【迫り来る角材を背中に当てられ、少女は前のめりに仰け反って】
ぐ、あ…
【口から止めどなく溢れる鮮血。そして背中から感じる猛烈な痛み】
【まさか女性は、こんな事を何度も繰り返すつもりなのか――?】
【そう考えれば少女の表情がさらに曇る。そうだ、これが…【万象天引】という、女性なのだ】
は、ぁ…は、ぁ…
生き延び、ないと…死にたく、ない…
【背中に手を当てながら、少女はヨロヨロと起ち上がる。…右手に一本、投げナイフを握りしめながら】
【「生き延びなければ」。そう、今の少女は、生き延びるために戦うつもりだ】
【そうして立ち上がり、なんとか狙いをつけたあとは、力を振り絞ってナイフを女性に向けて投擲する】
-
>>538
【無論、終わるその時までに命があれば】
【例え全身の骨が折れ立てるような状態でなくとも、血だるまになったとしても、命があれば助ける】
【だが女性は当然殺すつもりで行くのであろう】
えぇ、あたしは嘘はつかないわ
...ゲームは始まってるのよ、しっかりしなさい
【命を賭けたデスゲーム】
【そう簡単に終わってしまっては困るとばかりに女性は少女へと笑いかける】
【立ち上がった少女はまだいけるのだろう、それどころか反撃の兆しを見せている】
そう...それでこそあたしの部下ね
ふふふ、もっとあたしを楽しませて頂戴
【投擲されたナイフは少し女性の頬を切り裂き赤い線を作る】
【それもお構いなしに今度は左腕を少女へと向け...】
人間って意外と丈夫な物なのよ?
こないだの男は5分持ち堪えたわね...貴女はどれぐらい持ち堪えるのかしら?
【直後歩道のアスファルトに亀裂が入り徐々に捲り上がる】
【そして捲り上がったアスファルトの残骸は少女目掛け弾き飛ばされるだろう】
【だが亀裂からのタイムラグがある、避ける事は容易だろう】
-
/ID変わったけど気にしないでくれブラザー
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>>539
【耐えなければ。せめて五体満足で、出来れば怪我一つなく――】
【…それは遠すぎる理想。現実はそううまくは行かないのだろう】
【腕の一本は覚悟しなければ、勝つことすらままならないこのゲーム】
殺される前に、殺す…!
【少女に与えられた行動は一つ。危険を顧みず特攻するという行動】
【そうでもしなければ、彼女に傷をつけることすら難しいからだ】
【…少女は自らを奮い立たせ、ナイフを握り、女性に向けて一直線に駆け出す――!】
アクセル
『加速』
【飛びかかるアスファルトの残骸。だがそれらは、避け切れないほど速くはない】
【ならば着弾するよりも速く、残骸の雨を抜ければいい】
【そして思考を加速させ、少女は「どう走れば効率よく抜けられるか」を導き出すと】
貰った――!
【あとは女性へ向けて素早く駆け、ナイフを突き刺さんとばかりにナイフを振るう】
【…とは言えその動きを読むのは容易い。回避することも、カウンターを返すこともできるだろう】
-
>>541
【捲れるアスファルトの音が煩い】
【アスファルトが捲れ砂と石の層が露わになった地面を見つめる】
【今のなど避けられて当然、本の少し時間を稼げれば上等】
【その短時間で出来る事がある、その短時間が重要なのだ】
ふふ、それぐらいの意気じゃないと死ぬわよ?
あたしを殺しても勝ちなんだからね
【恐らくアスファルトも弾丸を抜けた少女がこちらに駆けるのが見える】
【軌道は十分読めるし回避も出来るかもしれないだろう】
【だが女性は動こうとはせず、そして微笑む】
ぐぅっ...意外とナイフって痛いのね...
でも...これでいいのよ...ふふふ
【少女が加速しようとそこから動こうとはせず、当然ナイフが突き刺さるが致命傷は外したらしい】
【赤い雫が地面に垂れ染みになっていくのが分かるだろう】
お見事、と言いたい所だけど
後先考えず突っ走るのは貴女の悪いとこね、今回もそうやって失敗したんでしょう?
【少女と密着するような形になれば右腕を突き出し、そしてその動作が意味する事とはつまり...】
【飛んで行ったはずアスファルトの大きめの塊が不意に動き引き寄せられるように迫っている】
【同時に女性は貴女の腕を掴もうと左手を伸ばしている】
-
>>542
【――女性は避けず、ナイフが女性の体に突き刺さる】
【ポタポタと、女性から垂れる赤の雫を見て――少女は疑問を抱いた】
なんで、避けないの…?
-
/途中送信しちゃった、スマソ
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>>542
【――女性は避けず、ナイフが女性の体に突き刺さる】
【ポタポタと、女性から垂れる赤の雫を見て――少女は疑問を抱いた】
なんで、避けないの…?
【あの程度の斬撃ならば、容易に躱せた筈…だが女性は避けなかった】
【疑問が膨らみ、徐々にそれは恐怖を孕んだ感情へと移り変わっていく】
【そして女性の言葉を聞けば、この行動が「失敗」だったということに気が付き――】
…まさ、か
【素早くその場を離れ、距離を取ろうと飛び退こうと試みるも…それは女性の手によって阻まれた】
【逃げられない――そして、右腕を突き出す女性】
【冷や汗が頬を伝う。先ほどの角材のように、女性は少女を売りそから襲うつもりなのだろう】
【そうして少女は思考を巡らせる。「何をぶつけるつもりなのか」…と】
【恐怖で震えだす体。そしてようやく、「それ」を察した少女は】
あ…嫌…は、離してっ!!
【女性の拘束から、この場から逃れようと暴れ始める】
【だが…結局その拘束から逃れることは出来ず、少女は目に涙を溜めながら】
【「ごめんなさい」と――今更すぎる、命乞いじみた謝罪を呟いた】
【…目標を見つければ、まずは特攻して動きを止める】
【小柄な矮躯を生かした戦術が…ここまで仇になってしまうとは】
-
>>545
【脇腹に突き刺さったナイフは深くは刺さっていない物のかなり出血しているのが分かる】
【地面の血溜まりを視線だけで見つめると少し顔を顰める】
【あまり長く引っ張ると少女よりも先に女性が倒れてしまう危険がある】
...ちっ、後先考えてないのはあたしも一緒ね
【腕を掴んだ少女も自体を察したのだろうか】
【かなり焦っているのか怯えているのか】
【額にほんのり汗が滲む女性はその様子を見つめていた】
【そして少女の口からある言葉が出れば再び口元に笑みを浮かべ...】
貴女ちょっと遅いんじゃないかしら?
...失敗したらまずは言い訳の前にごめんなさい...でしょう?
【不意に掴んだ少女の手を引っ張り横へと放り投げるだろう】
【そして空いた左手をアスファルトの塊へと向ける】
【引っ張られていたアスファルトの塊は急に弾き飛ばされたように何処かへ飛んで行く】
あーあ、これでいいんでしょう
あたしのやり方でやるって言ったし、ちょっとは反省したかしら?
【脇腹の傷口を抑えながら、放り投げた少女へと視線を向ける】
-
>>546
【――目を瞑り、アスファルトの痛みを耐えようと力を込める】
【せめてこの一撃で死ねたら、と――儚い望みを託して】
【…そんな時だった。自分の体が唐突に放り投げられ、アスファルトの塊が弾き飛ばされたのは】
……え?
【何が起こったのか。とりあえずわかることは、「生き残った」ということだけで】
【放り投げられた際の衝撃を感じながら、地面に突っ伏しつつ女性に目をやる】
どうし、て…
【これが、女性のやり方。確かに、少女にとっては効果覿面だったようで】
【少女は身を震わせながらも、「ありがとうございます」と頭を下げる】
【すると、フラフラと体を抑えつつ少女は立ち上がり】
…ええ、こんな目に合うのはゴメンだもの
もう二度と、失敗はしないわ
【…いつもの少女の口調で「反省しました」と、遠回しに答えた】
-
>>547
【いつもならばそのままアスファルトをぶつけて終了なのだが、今回は少し気が変わったらしい】
【自分の傷の事もあるだろうが、それよりもまだ少女に信頼を置いているのかもしれない】
まぁ今回は貴女だけの責任というには少し違う気がしたのよ
それに貴女にはまだ何処の組織が横槍を入れたのかとか聞いてないわ
ふふふ、反省したのならいいわ
【どうやら少々荒い説教は終わったらしい】
【辺りのアスファルトが完全に使い物にならないのだろうが、それは気にしない】
【傷を抑えながら、立ち上がった少女に背中を向けると携帯を取り出し...】
あたしだけど、あぁきつく説教しといたからいいでしょ?
はぁ?これがあたしのやり方よ、文句は帰って聞くわ
【と短い時間通話すると携帯をしまう】
ほら、帰るわよ
あぁ...本当に次は無いからね
【背中を向けたまま少女にそう告げると女性は歩き始める】
-
>>548
【次失敗したら――その日が私の命日になることだろう】
【次からは…いや、これから一生、「失敗」は許されない】
【そう考えると気負いしてしまうが、私はやりきらなければいけない】
次からは、必ず満足のいく報告をするわ
【歩き出す女性に着いて行くように、私もまた歩き出す】
【女性は私の粗相を見逃してくれた。次からは絶対に、オーダーをこなさなくては】
【その為ならばたとえ火の中水の中、どんな苦難でも乗り越えられる…筈】
…ありがとう
【女性に聞こえるかどうか分からぬ声量で呟く。感謝の意が込められた言葉を】
【帰ってからはきっと、詳しい報告やら上からのお叱りやらが待っていて、当分は眠れそうにない…が】
【そんなのはこれからの苦労の足掛けにすぎないのだろう……と、私は夕焼けの空を見つつ思いふける】
【論理加速】―――続く…?
/お疲れ様でしたー!
-
>>549
【帰ったらやらなければいけない事がたくさん待っている】
【まずは横槍を入れた組織の洗い出し、一度頼んだオーダーの報告をクライアントにどうやって誤魔化すか】
【仕方ないのだ、それが上司というもの】
あぁ、期待してるわ
これでもあたしは貴女を可愛がってあげてるんだから
【帰ってからの事は帰ってからにしよう】
【というよりもまず脇腹の出血がひどい】
【歩くスピードを早める、早く帰って治療して貰わないといけない】
【今回の件で少女もまた強くなることだろう】
【下手をすれば自分よりも】
【その時自分が説教をされるかもしれない】
...まぁそれは無いか
【先の事は先に考えても仕方が無い】
【女性は脇腹を抑えつつアジトへの帰路を急ぐのだった】
【万象天引】ー続く!ー
/お相手ありがとうー!
-
【透過硬換(イメージアップダウン)】
実像と虚像を操る能力
自身が虚像となることで、体が半透明になり全てをすり抜けていくことができる
この状態では電車と正面衝突しても電車の前面をすりぬけて車内に移動することが可能
虚像から実像(通常の姿)にはいつでも戻れ、この時虚像の体内にあった物質は全てどこかへ消えてしまう
つまり他人の体を半透明の腕で貫通させていた場合、実体に戻ると本当に腕が貫通する
一部でも虚像が他人の体内に侵入していれば、実体に戻ることでその空間を削り取るように攻撃できる
ただし、半透明になっていられるのは10秒の間に2秒のみ 10秒内で2秒をどう配分するかは自由
どなたかお願いします
-
/倉庫に面白そうなのあったからこれ使う
【神狐攻復】
あなたは狐の神様に憑依されている
基本的に言うことを聞くが、
神様は態度がでかく、言うことを聞かないかもしれない
人格は自分と狐の2つ持っており、狐の場合は狐耳と尻尾が生える
指にオーラを発生させて鉤爪の様に使うことが出来て
切り裂いたり攻撃を弾いたりすることが出来る、
跳躍力が上がって民家の屋根になどに軽々飛び乗れる
本気を出せば天罰なるものを使うことが出来る
天罰は、天から光の槍が落ちてきて戦意喪失か、地面に伏せさせる効果がある
殺害、殺傷をすることは出来ない、
補助に軽度の回復魔法を使うことが出来る、軽症に有効である
自分の人格の方は神の加護を受けて運が良い
-
/了解です 実は自分から始めるのあんま得意じゃ無いので先投下してもらえませんか
-
/了解です
っはぁ…はぁ………
【誰かから逃げるように走り、時折民家の屋根に飛び乗りながらも遠くへ向かう、ひとつの影】
【頭には獣の耳、そして尻尾を生やした異質な女は巫女服を纏い、その黒髪を揺らしながら走っていた】
も…、もう無理………
「撿撿撿撿撿、撿撿撿!」
【女は人気のない路地裏に入ると、立ち止まり息を整える、するととどこからともなく叱責するような男の低い声が響いた】
【しかしその場には女以外の姿はない】
う、るさいよ…もう勘弁して…これ以上は、無理だから…
【女は頭部と臀部にあった獣の耳と尻尾を消すと、息も絶え絶えといった様子で地面にズルズルと座り込んだ】
-
【人気の無い深夜の住宅街に、革靴の足音が響く】
【20代くらいの男が一人歩いている 様子からして何かを探しているようだ】
はぁ…くっそ、あの女どこに行きやがった? 逃さねえぞ、畜生!!
【呟く男は柄の悪そうな黒のスーツに金色で染めた髪、あまり品性があるようには見えない】
【歩き続ける男、そこで不意に小さな話し声が聞こえる】
【聞こえるのはこんな真夜中の外で聞こえるには不釣り合いな女の声】
【男は薄く笑って、急ぎ足で声の聞こえる場所へと向かう】
-
>>555
【座り込み休んでいたが、ふと人の気配を感じ立ち上がる】
まさか…まだ追いかけてくるっていうの!?
「ーーーー」
ああもう!あなたはちょっと黙ってて!
【男の声は理解できない言語を発しているが、女には分かるのだろう】
【イライラしたように怒鳴ると、ハッとしたように小声になる】
と、とにかく逃げないと…!
こんなところで捕まってられない
【そう言うと、再び耳と尻尾を生やし、建物の屋根へと跳躍すると、少し身を潜め、下を眺める】
【様子を窺おうとしているのだろう】
-
>>556
【建物の屋根の上で息をひそめる少女、警戒した様子で周囲を見渡している】
【その時奇妙な出来事が起こった】
【少女から少し離れた場所から、急に半透明の人間の腕が生えてきたのである】
【幽霊のような謎の人物の体はどんどん浮き上がり、そして足まで体の全てが屋根の上へとあらわれた】
よお…見つけたぜ、お譲ちゃん
【笑う男、ようやく標的に接近できてイライラが解消されたといったところだろうか】
【それともこれから始まるであろう戦闘への期待であろうか】
あんまり無駄話をする趣味は無いからな、手短に終わらせようぜ
ところで狙われる理由は…わかっているよな?
-
>>557
っ何故!?
【突然現れた男に驚きつつも警戒の体制をとる】
「ーーーーー」
みたいね、これは厄介な能力…
迂闊に近づくのは良くなさそう
【瞬間移動の類いか、もしくはすり抜けだろうと判断し、どうすれば戦いを切り抜けることが出来るのか思案する】
【ーーすり抜けだと非常に厄介だ】
【こちらの攻撃が通らない可能性もある】
さあ?分からないね
【すっとぼけて見せるが、女の顔には焦りが浮かんでいる】
-
【半透明だった男はすぐに通常の姿に戻った】
【今の現象は一体なんだったのだろう?】
あらら、とぼけてくれちゃってまあ…
うちの組織があくどい事をやってるからって、単身本拠地に乗り込んで
さんざん暴れまわった挙句に姿を消した能力者…
ついた異名が【神狐攻復】…全くやってくれたもんだよなあ、正義の味方さん?
【男はどうやら組織が寄越した始末人の様だ】
【組織にとっての少女の危険性から考えて、相当の手練を派遣したのだろう】
あいにくそんなゆっくりやってる暇は無くてね…
【構えを取る男、会話もそこそこにもう戦闘体制に入っている】
(俺だって早くこいつを消しちまわないと、上からどんな司令が下るかわかったもんじゃない)
悪いがあんたの命、頂くぜ!
【そう宣言して男は少女に飛びかかる】
【つきだした拳はまた半透明となり、少女の体を狙って襲いかかる!】
-
>>559
げっ…
【ーー顔を見られていたのか】
【極力見られないよう、狐の面を被っていたが、バレてしまったのだろう】
【あの組織の情報量はバカにならないな、と思いながらも臨戦態勢になる】
追っ手なんてご苦労なことね!
しかもこんな奴寄越してくれるなんて…っ!
【飛び掛かってきた男をかわし飛び退くと、指先にオーラを纏わせ鉤爪を作り斬りかかる】
【右手はフェイクとしてふりだけ、本命は使っていないように見える左手で斬ることだ】
-
【フェイクは見事に成功し、男の体はその左手の爪で貫かれた】
ぐはっあ…
【…のだが何かがおかしい 異様なまでに手応えが無い】
【見ると女の手は確かに体を貫いて…いや違う、女の手は男の体に「重なっている」】
【男の体はまた半透明となっており、その透けた脇腹が女の手をすっぽりと包み込んでいる】
…なんてな
【男の能力は体の半透明/不透明を操る能力】
【半透明時には全ての物体をすり抜け、そして半透明時に体内にあった物質は】
【不透明に戻った場合その場所には男の体が出現するため、全てどこかへ消えてしまうのだ】
「透過硬換(イメージアップダウン)」!
【男は能力を発動し不透明状態に戻ろうとする】
【女が危機を察知しない限り、体内の腕は消滅してしまうだろう】
-
>>561
…?なんか変…!?
【確かに手応えはあったはず、だというのに何かがおかしい】
【まるですり抜けたかの様な感覚なのだ】
【見れば、男の身体が透けている】
【咄嗟に腕を引き抜くと、距離を取るように飛び下がる】
何なの、この能力…
これじゃ、ちっとも当たらないじゃない!
【苛ついた様に声を荒げると、眉を寄せ黙りこむ】
(いったいどうすれば良い?勝つとまではいかなくても、何とか逃げ切れる手段は?……分からない)
-
【女がとっさに飛び退いたため、能力は不発に終わった】
(何だ?あの女…俺の能力がどういうものなのか気づいたのか?)
(…この短時間で?)
【男の体はまた不透明へと戻る】
【実はこの攻防一体の能力を使っていられる時間は非常に短く、10秒間に2秒のみ】
【女がそれが察知されれば男は窮地に追い込まれるだろうが…】
【先ほどの自らの拳での攻撃と、爪への防御で2秒は使いきってしまったため男は今無防備である】
(今ので決められると思ったが失敗だ… ここから数秒間はなんとか凌がなければ)
【幸いにして女は距離を取った このまま再度能力が使えるようになるのを待つ男】
-
>>563
【すぐにでもまた攻撃してくるだろうと思われたが、男は近付いてこない】
直ぐに来ない…、どうして…?
【そこで女の頭に一つの推測が過る】
【一か八かだと思い、一瞬で距離を詰めると斬りつける】
【避けたとしても、完全には出来ないだろう】
【そしてこの攻撃が通れば、女の推測は当たっていることになる】
-
…速い!!
【女は瞬速で男に近づき、爪の一撃が繰り出される】
【距離に安心して無防備な時間を狙われた男にそれを防ぐ術は無く】
【なんとか身をよじるも、男の肩は切り裂かれ鮮血が黒のスーツを濡らす】
(速いがそれよりも恐ろしいのは考察力!!)
(やつはあのほんの数度のやりとりで…俺の能力に時間制限があることを見破った!)
【なんとか体制を立て直す男、しかしその傷は深い】
【もはや悠長な戦闘をすることは不可能となった】
(落ち着け…確かに時間制限が見破られたのは事実)
(だが「透過硬換(イメージアップダウン)」の攻撃能力はまだ披露していない)
(なんとか攻撃を当てさえすれば…空間を削りとるこの攻撃を当てられれば!)
ハァ…よくもやってくれやがったな!
俺たちの組織を舐めるのも大概にしろよ女ぁ!!
【息も絶え絶えに叫ぶ男】
【男の能力は再度使えるようになった】
【だがまだ男は自分からは動こうとしない、機会を伺っているようだ】
【カウンター…後の先を取ることに関して男の能力は優れている】
-
やっぱり…
ありがとう、推論は間違ってなかったみたいだね
【万能な能力などない】
【女は付喪神が言っていたことをヒントに考察した結果が、この結論であった】
「ーーーーー」
はいはい、これを片付けたらね…
【女は声の主と話しながらも、男と対峙する】
【男の攻撃能力はまだはっきりとは分からない為、自分から仕掛けるべきなのか迷っているようだ】
【男の透過能力が、攻撃にも反映されるとすれば…迂闊に攻撃を食らうのは危険である】
【内部から破壊される可能性を危惧すると、あまり近付きたくないものだ】
-
【女は警戒しており、自ら近づいてこようとはしない】
(膠着状態か…このままじゃあらちがあかないぜ)
そっちがそうくるんなら…!
【そこで男は奇策に出ることにする】
【男はその場で跳び上がったかと思うと、潜水するように屋根の下へ潜り込んだ!】
【このまま女の真下まで行き、再度屋根の上へ出現すると共に半透明の手を女の体に潜り込ませ】
【そのまま実体化しその分の空間を削り取る作戦だ】
【男は屋根裏から、気配で女の位置を察知する】
【そして跳び上がると女の足の中にその手を突っ込んだ!】
もらった!
-
>>567
何処だ…!
【気配を探ると、丁度足元にいる】
【慌てて飛び退いたが一瞬遅く、足の甲を抉られる感覚】
【これ以上戦いを引き延ばせば、己が不利になることは間違いない】
ぐ、ハァ…ハァ…
【痛みに悶えそうになりながらも、男の腕を掴むと胸部目掛け鉤爪を突き刺しにかかる】
【肺、もしくは心臓を抉ることが出来れば勝機は見えると考えたのだ】
【直前に半透明になっていたのだ、攻撃は確実にヒットするだろう】
-
>>568
【今の一撃で相手の足を全て消滅させ、身動きのとれなくった女を始末するはずだった】
【しかし、実際に実体化でえぐれたのは足の甲のほんの一部】
【どうやら男の攻撃はほとんど見切られていたらしい】
【この女能力者の真価は、能力の強大さでなくその冷静な判断力と考察力にあったらしい】
なにィーーッ!?
【腕を捕まえられた男】
【当然能力を使い切った隙を狙われれば避ける方法は無く】
【その肺に深々と鉤爪が突き刺さる】
あ…が…
【血は噴水のように流れ出し、男にもはや為す術は無い】
【気力すら失い、その場に倒れこんだ】
【重い荷物を落としたような音と共に辺りは静寂に包まれた】
-
>>569
【今度は確実に当たった】
【噴き出した返り血を浴びながら、少し離れた場所へ行き座り込む】
やった…かな?
【様子を窺うが、男が動く気配はない】
っハァ…
【女は溜め息を付くと、能力を使い、抉られた足を治療する】
【傷は塞いだが、足の甲はポッカリと穴が空いていて、男の能力の恐ろしさを見せ付けるようだ】
これ…、もう再生しないよね
【軽傷でないため完全な治癒は出来ない】
【穴の空いた足を見る度、この能力者を思い出すことになるだろう】
強い人だった…
一歩間違えたら負けてただろうね
「ーーーーー、ーーー」
うん…帰ろっか
【そう言うと、女は脚を引きずりながら、男に背を向け夜の街へと歩き出した】
【これ以上能力を使う気力は残ってないのか、耳と尻尾は消えていた】
【神狐攻復】ーーEND
/お疲れさまでした、楽しかったです
-
/お疲れ様です こちらこそ楽しかったです!
-
途中で抜けるかもしれないが……
【白纏煙飛】or【Strage White】
白い煙のような姿をした、正体不明の『何か』を召喚する能力。
この『何か』は意思と比較的高い知能をもち、基本的に能力者に忠実だ。
その姿形を変えることができるが、あまりに大きなものは不可。
非常に打たれ強く、再生能力もなかなかのもの。
攻撃を受けすぎると消えてしまうが、一レス置けば再召喚が可能。
見た目の通りに実体をもたず、あらゆるモノに干渉することができない。
壁や生き物などをすり抜けるが、その際にダメージを与えることも無い。
しかし“能力”に関係するモノにはこの限りではない(=攻撃や防御が可能)。
例えば“能力”としての武器には干渉できるがその所有者には不可、という具合。
能力者は自身に『何か』を纏うことで飛行することが可能。
身体能力も高めなので、纏った状態での戦闘もできるだろう。
接近戦用の武器を持っていても良い。
-
/寝起きだが参加
【不虚薬刀】or【drug blade】(ドラッグ ブレイド)
この能力者は、刀身が黒っぽい紫色をした日本刀を持っている。
この刀を眺めていると、所有者以外の者は言い知れない不安感や虚脱感に襲われるだろう。
これは鞘に入っていても変わらない。
また、所有者以外の者がこの刀で斬られた場合、斬られたダメージに加え、上記の影響がしばらくの間ついて回る。
この刀の所有者は基本的に上記の影響は受けないが、一度自分以外の人間を切ってしまえば、しばらくの間は安心感や高揚感に包まれる。
ただしあくまで一時的なものであり、しばらくすれば、それを上回る不安感、虚脱感に襲われるだろう。
この作用への依存性はそれほど強くない為、依存症になるかどうかは所有者による。
ほかに、刀身と同じ色をした斬撃を飛ばすことも可能。
能力者の身体能力は高め。
-
【日曜日ということもあり、たくさんの人々で賑わう昼下がりの街中】
【しかし路地裏にその賑わいが広がることはなく、薄暗く寂しげな雰囲気をはらんだ空気が流れていた】
……なあ、おい
【そんな場所に漂ってくるのは、どこから発生しているのか不明の白煙のような何か】
【そしてそれに続いて歩きながら不安そうな声を漏らすのは、黒色帽子に濃い灰色のコートを身に付けた青年だ】
お前さぁ、迷ってない?
【青年がそう話しかけた先にあるのは、どこかに続く路地裏と白煙のみ】
【その声には先ほどから変わらず不安が見え隠れしているが……】
-
/途中で寝堕ちするかもしれんがいいよ!こいよ!
【鈍刀岩窟】
表面から常に、砕けた岩のような砂が滑り落ちている日本刀。
刃はついておらず、通常何かを斬ることは出来ない。
が、岩を自由に刀身に付着する事が出来る為、岩を刃のように刀に付着させる事で、相手を切ることが出来るようになる。
数回斬ると岩の刃は刃こぼれする。
地面に突き刺している間、それが土であれば隆起させ操る事が出来る。
引き抜くとただの土に戻り、崩れる。
初期装備:鈍刀岩窟
-
/>>575 かかってこいやぁ!
【殺神聖槍】
神聖な存在を滅ぼす聖なる槍を持ち、自分の身体のように操れる。
また、地面に槍を突き立てる事によって。槍の先端を任意の地面から複数飛び出させられる。
抜くと引っ込み、遠ければ遠いほどラグがある。
-
【刀を抜く。 布で巻かれていたその刀身からは砂がこぼれ、ざらざらと音を立てる】
血が滾る! あぁ、今宵こそ人を斬るにはふさわしい夜だ!
【その刀を月にかざすと、爛々と光る目を嬉しそうに歪め笑った】
あっ、目に、目に入る…
【上にかざしていたため、目に砂が入った様だ… 涙を流しながら目をしばたいている】
-
あぁ、良い夜だ。
【槍を肩に担ぎ、緊張した空気に似合わない態度の>>577を見る】
さっきの言葉は冗談では無いだろ?
日が昇るまで遊ぼうじゃないか。
【槍を構え睨みつける】
俺はいつでもいい、それとも”準備体操”の時間くらい待ってやろうか?
【挑発するような口ぶりでそう告げた】
-
>>578
【ようやく目から砂が落ちたのか、少し赤くなった目で男を見る】
ハッ! いいや結構! 心配後無用だ。
【刀を両腕で構える。地響きのような音を立てて刃にごつごつとした岩肌のような刃が付着していく】
我が鈍刀は大地より硬く、地殻よりも堅牢である。
さて、お前は日が昇るまで持つかな? 金剛石よりは噛み応えがある事を期待するよ…!
【一回り大きくなったその刀を重そうに、しかし軽々と扱い、青年は男に向かって斬り掛かって行く】
-
せっかくの人の好意を無駄にするんだな。
【ヒュッっと風の音と共に眼前を鉱石でできた刃が通り過ぎ、
それに続くように前髪がパラパラと地面へと落ちた】
期待する。だって?
そうして相手を自分よりも下に見ないと怖いのか?
【クスリと笑うと槍を>>579の胴めがけ横薙ぎに振るった】
-
>>580
【挑発を返され、むっとしたように槍を刀で受け止める】
【岩で出来た刃が軋みを上げ、粉となってぱらぱらと落ちる】
……貴様ァ…! ……俺を侮辱したな…?
【何か禁止ワードがあったのか、それとも沸点が低いのか】
【眉間に青筋を浮かべて男に怒鳴る】
身の程を知れ! 小童が! 斬って潰して大地の肥やしにしてくれるわぁッ!
【青年の方が年齢は低く見えるのだが、何故か年上のような発言】
【槍を押し返すように大きく横に一閃。 返す刃で上段から斜めに切り下ろす】
【あたっても外れても、刀は地面に大きく叩きつけられる】
-
/時間の最後が偶数だったら攻撃当たっていくようにするかな
この程度の言葉遊びでもう頭に血が上ったのか?
これだから”ガキ”をからかうのは楽しくて仕方がないな。
【切り下ろされた刀を後ろに数歩下がることで避ける】
この程度の斬撃でこの俺と小童…ッ!?
【地面に叩きつけられた刀によって巻き上げられた破片が頬を、肩を、腿に当たり地面へと落ちた】
……。
【自らの頬に触ってみるとその手には赤い雫がついた】
【その血を眺めていると先ほどまでのからかうような表情は消え能面のように感情の消え去った表情となった】
この俺がこんな”ガキ”に…。
【槍を強く握り締めると走り出す】
【そのまま槍を何十、何百と>>581目掛け突きを繰り出した】
-
>>582
【叩きつけられた岩刃は砕け散り、男を傷つける】
【その攻撃で男の琴線に触れたようだ。 男の繰り出す槍は残像を伴うほどに速く突きを繰り出す】
む、むッ!? ぐ、オォオォォ!!
【青年は刀を盾にして槍を防ぐ。 が、数秒もしないうちに、刃として付着していた岩は全て剥がれ、
全身を狙って放たれる槍を一本の剣で防ぐのは難しく、一突き、また一突きと槍が肉体を穿つ】
……ッ…! ぉぉッ……!!
【それでも8割程度の攻撃を防ぐ辺り、青年はも並々ならぬ使い手であることが分かるが、
手数の差は覆しようも無かった】
……はぁ…! はぁッ…!
【青年の四肢から血が垂れおちる。 刀は元の日本刀の形を取り戻しているが、手からは落ちていない】
-
/20じゃ多すぎたな…
この程度の”ガキ”に…。
こんなくだらねぇやつに!俺が傷つけられただと…。
【槍からは血が滴り地面に落ちる】
ほら、何つっ立ってるんだ?
まだ腕は繋がってる足はあり動ける。
自分の得物は握り締め、その程度の傷でもう戦意喪失か?
【男は笑っていた】
【新しいおもちゃをもらった子供のように】
来いよ、頑張れなんて情けないことは言わない。
お前は今動かないと殺されるんだ、必死になって俺を楽しませてみろよ!
【男は高笑いを浮かべながら>>583の行動に備える】
-
>>584
【青年の腕がピクリと震える】
【やがてその振動はわなわなと全身へと伝播していき、血が滲んだ赤い目が男をにらむ】
……また…!! 『侮辱』したナァ! テメェェェッッ!!
【青年が刀を構える。 刃のついていない、いわば峰だけの刀を】
【片腕で、構える】
オラ、オラ、オラオラオラァァ!!
【重い岩の塊のような刀を振り回せる豪腕が、それを支えられるだけの頑丈さを持った刀を振り回し、
男に叩きつける。 両手剣を片手剣のように振り回す。 しかも、空いた左腕で器用にバランスを取っており、
連撃の間は短い】
【狙う場所は腕や脚、腿、首など、関連性は無いが、一点のみではなく体を狙った攻撃に、
全て対応しきれるかどうかは男次第だ】
-
/そういえばその19/20とかはなんなんだ?
-
/あれ、偶数率高い?
そうだ、それでいい!
【向かってきた>>585を槍で崩そうとするが、連撃を防ぐことを優先させたため途中で槍が止まる】
くそっ…がッ!!
【隙を見つけ足払いを繰り出すが、読まれていたのか偶然なのか峰で強打される】
【その痛みに思わずバランスを崩してしまい、避けられないと察すると首や頭を庇うように防御しせいを取った】
調子に…乗るなッ!!
【地面に倒れると同時に>>585の足目掛け槍を横凪に振るった】
-
/>>586いつも決着のつけ所が不明なので、0になったら負ける方向で進めようかなとー
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>>587 /わからないでもないが、それするとなんとなく自由にロール出来ない感なあい?
【刀が地面へと突き立てられ、槍を受け止める】
我が鈍刀は大地よりも硬く……
【地響きのような音と共に、地面と刀の接地部分に音を立てて岩が生まれる】
【が、問題はそこではない】
地殻よりも堅牢にて、大地を司る刃なりて……
【地面から徐々に土が盛り上がり、徐々に、徐々にそれは一つの形を取っていく】
我ら、一族の誇りある証なり!!
【それはどこかの民族の工芸品とでも言おうか、人形のような巨大な頭と、腕だけが地面から生えている】
俺を侮辱するということは、我が鈍刀を侮辱するということは
【土巨人の腕はゆっくりと振り上げられ】
我が一族をも侮辱する事だということを! 骨身血肉、臓のモツまで刻み込んでくれるゥゥゥッ!!
【ビルの倒壊を思わせる遅さと力強さで、握りこぶしが振り下ろされる】
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