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暇潰し:ロール練習スレ vol.3
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↓前スレ継続
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>>376
…っく!暴風ずら
こいつは…相性が悪いずら
【暴風を受けながらも必死にたって】
【相手を見据える】
しかし!暴風ということは
砂が飛び散りやすいということ!
お前は自分で自分の首をしめたんだずら!
【砂を水へと変換させる】
【といっても砂は飛び散っているため、当たるかどうかは不確かだ】
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>>381
此方こそ謝れなどと大仰な愚見を書き込んだ事万死に値しますが此処を私めの臓物で汚す事申し訳なく如何ともし難いかぎりで・・・
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>>382
【砂を巻き上げて風が吹き荒れる】
【周囲の砂すらも巻き上げて、砂嵐のように】
……ふふふ
【が、しかし】
【風は、すぐに止んでしまう。何もなかったかのように】
残念ですが、私の武器は短気でして……何事も長続きしたことがないんです。
【目に入った砂も完全に取り除かれ、柔らかな微笑みをした女性は薙刀の構えを解き、
何もないところで薙刀を上に向けて斬り上げ、上昇気流に乗って距離を離した】
ところで……先ほどから攻撃らしい攻撃がないのですが、どうしたんです?
まさか、手加減なされているとか……。
【いたずらっぽい問い掛け。女性は薙刀の柄の部分に座って、ふわふわと漂っている】
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>>384
…最初に言ったけんども
我の能力は最強ずら…なにせこの地球そのものを借りているといっても過言じゃないずら
そして、我は人殺しはしない主義ずら
【そして、大きく深呼吸するとまたカンフーのような構えをして】
【相手を見据え】
けんど、お前が我と戦って死んでも構わないから戦いたいというなら
我も本気で行くずら
それにそういうお前こそ本気を出していないのは丸分かりずら
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>>385
あら、それならお断りいたしますわ。
【ニッコリと、女性は微笑む】
【明確な、拒否の意を表して】
私も、ほら、こんな性格ですから。 命を掛けてまで遊びに興じる程、戦いが好きではありませんので…。
【スッ、と地面にゆっくり降り立ち、楽しそうに笑う】
ふふふ…どうします?
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>>386
なら、武器だけもらっていくずら
【バッ、とそちらへとかける】
【そして相手の武器へと延ばす瞬間に、土と水を入れ替える】
陸にっ立ったのがお前の敗因ずら!
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>>387
/ 延ばしたのは手? それとも土? 水?
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/ごめん、出だ
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>>389
/ おk。 それと、土と水を入れ替えたっていうのは、丁度>>386の足元の土を水に変えた、って事かい?
/ そうであれば、水深とかも書いてくれるとロールしやすいのぜ。
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>>390
/色々と足りてなくて悪い
/丁度潜ったり泳げる位
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>>387 /把握です
【走り寄る少年に薙刀を構え、迎え撃とうとするが】
え、っ…きゃっ!?
【突然、しっかりしていた地面がとぷん、と沈み、そのまま下へ落下する】
【ざぶん、と音がして、体が冷たい水に浸る】
……水たまりの応用ですか。 こんなこともできたのですね
【ふと、目の前を見れば、少年が手を突き出してもうすぐそこまで来ている】
……むぐ…おはえひへふ
【女性は、そのまま動かず口を水に付け】
……ぴゅー!
【走り寄ってきた少年の顔に向けて、勢いよく吹き出した】
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オッスオッス
【氷華閃舞】
幻の名刀”雪華”(ゆきばな)を所持している
抜刀すると冷気が刀から放出され振れば雪の結晶が舞う
その結晶は任意で爆発させる事ができ爆発に当たると衝撃とその部位が凍りつく
また刀から氷の竜を飛ばす事も可能
能力者自体は華の形状をした氷柱を召喚させ操る事ができ氷柱も爆発させられる
剣術の達人であり身の動きの速さも申し分ない
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やろうず
【宿木寿壊】
木属性の使い手。能力の性質は長期戦に特化されており、植物で攻撃した相手の生命力を吸い取ることが出来る
主に植物を生成、操作したりなど木属性らしい能力を使える他、以下の能力を使いこなす
[宿木]
両手や植物から種や綿毛を飛ばす。これは生物の体にくっ付く。すぐ払えば簡単に落ちるが
放っておくと体内に深く根付き生命力をこの能力者に吸われる。相手は種が体内にある状態で自己再生を行ったり
根を無理に引き抜くと耐え難い激痛に襲われる。アルコールやこの能力者の血を飲めば根を死滅させれる
[花毒]
大きな花を咲かせそこから毒の花粉をばら撒く。多少なら吸っても体が痒くなる程度だが吸い続けると
身体が痺れ始め自由が効かなくなり視界がぼやけてくる。同様の効果のある毒針を花から撃ち出すこともできる
[木偶]
自分の生命力を使い木の身代わり人形を作る。これは一般人の蹴り程度で壊れてしまうがどんな攻撃も受け止め
飛び道具や属性攻撃を引き寄せることが出来る。更に精神攻撃や呪い、超能力等
目に見えない脅威も引き受けてくれて、それらでは壊れない。休まず多用するのは危険
長期戦に特化されている分、魔法の威力自体はやや控えめ
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いけね下二行抜けてた
【宿木寿壊】
木属性の使い手。能力の性質は長期戦に特化されており、植物で攻撃した相手の生命力を吸い取ることが出来る
主に植物を生成、操作したりなど木属性らしい能力を使える他、以下の能力を使いこなす
[宿木]
両手や植物から種や綿毛を飛ばす。これは生物の体にくっ付く。すぐ払えば簡単に落ちるが
放っておくと体内に深く根付き生命力をこの能力者に吸われる。相手は種が体内にある状態で自己再生を行ったり
根を無理に引き抜くと耐え難い激痛に襲われる。アルコールやこの能力者の血を飲めば根を死滅させれる
[花毒]
大きな花を咲かせそこから毒の花粉をばら撒く。多少なら吸っても体が痒くなる程度だが吸い続けると
身体が痺れ始め自由が効かなくなり視界がぼやけてくる。同様の効果のある毒針を花から撃ち出すこともできる
[木偶]
自分の生命力を使い木の身代わり人形を作る。これは一般人の蹴り程度で壊れてしまうがどんな攻撃も受け止め
飛び道具や属性攻撃を引き寄せることが出来る。更に精神攻撃や呪い、超能力等
目に見えない脅威も引き受けてくれて、それらでは壊れない。休まず多用するのは危険
長期戦に特化されている分、魔法の威力自体はやや控えめ
身体能力は一般人だが木属性の魔力によりかなり打たれ強く、解毒能力がある
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/野生の能力者が現れた!
【人剣・指】(じんけん・さしがね)
薄い肌色、赤みがかった筋が入った剣身を持った剣を扱うことができる。人肌程度に温い。
この剣からは、刀身と同じ色をした指を発生させることができる。
最大で、両手分の10本。この指は持ち主の意思によって自由に動かすことが出来、引っ込ませることもできる。
硬さは剣と同じくらい。滅多なことでは折れない強度を持っている。
握りしめた物の硬さにもよるが、持ち主が強く念じる事で握り潰すこともできる。
身体能力:力は平均的だが、非常に身軽
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【破城鎚"墨染"】
能左右一対の手袋型武器を操る能力者
真っ黒な手袋は対魔、対衝、対刃に優れる霊布で作られており
あらゆる攻撃に高い防御力、衝撃吸収力がある
また、内側には加重の魔方式が刺繍してある
この加重の魔方式は、能力者の手の動きと込められた力に反応して発動する
日常生活で軽く手を動かす程度でも、大体60~80k程度の加重が掛かっていて
能力者が本気で手を早く力強く動かせば、その重さは1tに迫る程である
能力者はこの武器から重さを感じることは無いが
魔方式により常に体力を消耗していく
この消耗速度は一定で、使えば使うほど消耗が激しくなるわけではない
また片手のみに着ければ、二分の1に消耗を抑えることも可能
身体能力:高
初期装備:"墨染"
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うぅ…感動的なエンディングです…
映画とは、これ程までに面白いものだったのですね…ぐすっ
【映画館の丁度中央少し前の座席の椅子に腰掛けた赤髪の少女は、ポケットから出したハンカチで目尻に溜まった涙を拭く
真っ暗な館内で、赤と黒を基調としたややゴシック掛かった服は闇に溶けるようであった
その手の服には珍しく、少女の服には袖が無い
肩口からスッパリと切ったような形になっており、少女は手には一切の装飾を施して居なかった】
ふぅ…それに、良い運動でした
少し疲れましたが…まぁこの程度なら予想の範囲内でしょう
さて、次はご飯にしましょう…ふふ
俗世など久々ですからね…楽しまねば損、ですわよね…
はんばーがー?とやらが食べてみたいですわ…どちらに売っているのでしょう…?
【映画が終わったと言うのに真っ暗な館内を後にして、無人のロビーを横切る
外は日差しが強く、映画館の中とは比べ物にならない程明るい
少女は真っ黒な日傘をさして、外へと歩き出した】
【無数と言っても差し支えのない、肉の転がる映画館を後にして】
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>>398
ちょいと、お待ちよ。 そこなお嬢さん
【その少女に、一人の男が声を掛ける。路端の電柱に体を預けているその風貌は、至って普通の一般人】
【あえて違う点を上げるとするならば、腰元に両刃の剣が据えられているというところくらいか】
感動に浸っている所すまないがね。 あんたさんは、やりすぎた。
【人のよさそうな笑みから溢れてくるのは、殺気】
俺が何者か? あんたはだれか?
そんな事は後回し。 どちらか死んだ後でいい。
【隙無く剣をするりと抜けば、トントン、と跳ねるような、不思議な構えを取った】
-
あら、レディを前に名乗りもしないなんて
貴方、少しばかり"なっていません"ね
【ニッコリと微笑みながら、男へと向き直る
赤髪が日溜まりの中で揺れて、まるでダンスを踊るようだ
日傘を畳むと、日差しの強さに目を細める】
…能力者、ですね
先程映画館にもいたのですよ?魔法使いさんが
震えてらっしゃったから、少し撫でて差し上げたら、頭が無くなってしまいましたけどね…ふふっ
【ポケットから折り畳まれた黒い布を取りだし、広げる
広げて見ると、それは長い手袋であった
白い肌した両手を肩付近まですっぽりと覆い、ようやく少女は"らしい"格好になった】
それでは、どうぞ御手柔らかに…
【スカートを摘まんで一礼すると、少女はボクシングの様な構えを取る】
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>>400
へ、すいやせんね。 俺ァこれまで、れでぃの扱いなんざ聞いたことも見たことも無い身でして。
【華やかな笑顔を向ける少女に、吐き捨てるように鼻を鳴らす】
挨拶、と聞いて思い出せるのは、こっちの方しか、ありやせん、ぜ!
【トーン、と一際大きく跳ねると、その勢いを乗せるように、大ぶりな縦斬りを放とうとする】
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あらあら、育ちの悪いこと…
それに、大振り過ぎますわっ!
【トントンとステップを刻み、右に体をずらして頭上からの一撃を紙一重で回避する
揺れる赤髪の先が刃先に触れ、数本風に流される】
基本は削り、ですわよ
先ずは軽く……、殺すのですよ?
【そのまますかさず、大振りで空いた男の腹へと左手でボディブローを放つ
早さを優先した、力の余りこもっていないパンチであるが
彼女の武器により、その拳はコンクリ所か鉄壁すら砕く程に重いっ!】
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安価くらい覚えろ
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>>402
!? …おぉぉぉッ…!!
【咄嗟に、左肘を曲げて、腹ヘの打撃を防御する】
【が、その威力たるや華奢な体躯の少女が放った拳撃ではない】
【左腕と、あばら骨が折れる音を聞きながら、男は数メートル吹き飛び、地面に転がる】
かッ…! ……な、ん…!
【頭がグラグラと揺れ、まともに立ち上がることが出来ない】
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>>403
//暇潰しで二人しか居ないのに安価着ける意味あるの?
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暗黙の了解ってしらないんだな
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/ こまけぇこたぁいいんだよ。どっちも空気読め
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>>404
ふふ…驚いているようですね
えぇ、私、こう見えてとっても重い女ですの…ふふっ
【殴り飛ばした男に笑いかけるが、内心舌打ちしたい気持ちで有った
少女の能力は非常に高い性能の代わりに、燃費が頗る悪いのだ
身体能力は高い方なので一般人なら手袋を使わずとも殺せるが
能力者相手では基本は手袋での一撃必殺、それが基本なのだ
しかしそんなことは表情にも出さない】
さて、名残惜しくも無きにしも非ず、と言ったところですが
もう終わりにしましょう、私はんばーがー?とやらがとても食べたくて仕方ないのです…っ
【そう言うと、倒れている男へと一気に距離を詰める
立ち上がる事の出来ない男の頭へと、やや大振りに真上から拳を叩き込むっ!】
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>>406
/あ、そうなのかスマン知らなかったわ
//気を付ける、サンキュ
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>>408
……なる、ほどな……。 そうかい…都会では、ジャブでも相手を殺すんだな…。
【ググッ、と上体を起こして、右腕で剣を握り締める】
【大ぶりな拳を少し体をずらす事で避け、代わりにその場に剣を立てる】
【剣の切っ先には人の指のようなものが10本生えており、深くは突き刺さらないようになっている】
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>>410
それはそうですわ
削り技とは、私にとってら相手の肉を削る技、という意味ですものっ!
っ…避けましたかっ!
【必殺と想われた拳は地面へとヒットする
物凄い音と地響きをさせてコンクリが砕け、地面を震わせる】
っ…なんですの?この刀…
指…?
【拳を振り切った隙に、無防備な頭上から首目掛けて刀が突き立てられる
それを首の皮一枚を切られながら避け、地面に突き刺さる前に腕に力を入れてかなり後ろに跳ねる
体制を整えて、男の刀を珍しげに眺める】
まるで…生きているような刀ですわね…
ハッキリ申し上げて…、気持ち悪いですわっ!
【トン、と弾けるように駆け出しまた生き急ぐ様に距離を詰める】
(大振りは避けられる…、ならばもう、削り殺して差し上げますわっ!)
【片手を体の防御に回し、またジャブによる削り殺し
今度は顎や首、心臓などの主要部を重点的に攻めていく
攻める少女の額には珠の汗が浮かび、長い赤髪を張り付かせている】
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>>411
【立ち上がった男は左手をプラプラと垂らして、剣を構える】
この剣はな…
【片手とはいえ、正眼に構えられたその構えに、正中線の攻めは非常に攻め辛いだろう】
【少女の拳が剣と接触し、金属音を立てる】
生きた人間の、すべてが入っていると言われている。
【後ろに下がりながら剣で拳を逸らしたり、生えた指で払ったりしながら、男は続ける】
骨、血、肉、臓…。 この剣は指の銘を受けてはいるが、これで一人の人間なのさ。
【よくよく見れば、男の雰囲気が変わっているのが分かるかもしれない。それは不気味な変化だが】
ゲフッ…ケフッ…! ……どうした。 動きが鈍ってきているぞ
【男が咳き込む。顔面は蒼白で、動きもフラついている】
【が、その表情にはどこか強い意志が宿っている。仄暗い空気を纏って】
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>>412
あらっ、では二人がかりということですのねっ!
益々っ!"なっていません"わっ!
【かわされ、いなされながらもジリジリと男を追いやっていく
赤い髪は乱れに乱れ、ゴシックな服に着いたアクセサリーかチャリチャリと揺れる
そして、それを掻き消すほどの戦いの音と空気に、憑かれ疲れた少女は笑う】
鈍っているっ!?貴方の目は節穴ですのっ!?
まだまだ、これからですわっ!
貴方こそ、顔色が優れませんわよっ!
【男の気配は変わっていっているが、少女には何の事は無い
只、殴り潰すまでっ!】
っ、ふっ!
【ジャブを集中線に置かれた刀に叩き込み、今まで防御の為に攻撃に使っていなかった片手を握り込むと
少女は男の肩目掛けて、カウンター気味に拳を放つ】
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>>413
【鈍い、弾けるような音が響いて、男の肩は打ちぬかれた】
【拳の形に肩が凹み、割れた骨で皮膚が破れ、血が溢れてきている】
……っぁ……今だよ。『兄さん』
【代わりに、男の剣の平べったい部分から、人の腕程はあるかというほどの、5本の指が現れる】
……さぁ、『兄さんの悪口を言ったそいつを握りつぶして』 。
【もしも、もしもの話だ】
【少女がその場から逃げることが出来なかった場合。つまり、この指に掴まれてしまった場合】
【非常に歪だが、『手のひら』部分である剣の刃に体が押し付けられ、徐々に力が加わって、万力のように全身の骨を折られてしまうだろう】
【逃げられる手立てがあるのなら、迷わずそれを使うことをお勧めする】
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>>414
っ…これでトドメですわっ!
等しく潰れなさいっ!
【肩を砕き、男の肩に赤い華が咲くのを視界の端に捉えて、勝利を確信する
気を抜かずに、そのまま肩を砕いた手で頭を叩こうとした、その時】
っ、なっ!
【剣から、先程までとは比べ物にならない程に大きな五指が生えてくる
少女は予想打にしなかった出来事に面喰らうが、直ぐに冷静に距離を取ろうと後ろへ跳ぶ】
っ!?しまっ!がっ、はっ!
【しかし、手袋の装着による体力消耗と、戦闘による消耗が少女を運悪く襲った
足を縺れさせ、一瞬の内に剣に捕まれてしまう
掌に当たるのだろうか、刃が体に押し付けられ、体に真一文字の傷を作る】
っ…、ブラコンが…っ!
な、め、るなぁぁぁぁぁぁっ!
【少女は体の骨の砕ける音を聞きながら
肩を殴った故に伸ばしていた手…つまり剣の拘束を逃れた片手を手刀の形にして
最後の力で、剣を握る男の両手へと叩き込む】
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//スマソ、お花摘みに行ってたら遅れたわ
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>>415 /お気になさらずー
【無理な体勢にもかかわらず、その鋭利な刃物のような手刀は、男の右腕に食い込んだ】
【ほとんど力の残っていない、その右腕も砕かれて男の手からは剣が離れる】
……兄さん。
【が】
……『楽にしてあげて』
【剣から伸びる腕は一切緩むことはなく、それどころか、身内を傷つけられたことに怒ったとでもいうのか、より強い力で握り締める】
言っただろう……その剣は、『一個人』だ。
兄さんは優しいからね……持ち主である俺が生きている以上、俺のお願いならいくらでも聞いてくれるのさ。
【剣を見つめるのは、酷く誇らしげな、愛に満ちた目。それゆえにただひたすらに不気味なその男は、荒い息を吐いて呟く】
一つ、村の者は皆家族。 平等に、等しく愛を持って接するべし。
一つ、男児の双子が生まれし時、齢十になるまで等しく鍛えるべし。
一つ、男児の十回目の誕生日に、優秀でない方を殺し、神の授けたもうたる剣、【人剣】にその全てを捧げるべし。
さすれば村は災厄から守られ、豊穣たる大地を保ち続けるであろう……
【何をするでもなく、男は少女が握りつぶされているのを見つめている】
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>>417
くっ、ああぁっ!
最、悪ですわっ!これなら頭を狙った方が最善手でしたわっ!
【小柄なのが災いし、足まで拘束された少女は
精一杯腕に力を籠め、剣の圧殺に耐える】
全く本当に、これなら午後のお稽古をサボるんじゃ無かったですわっ!
ツイて無いで、す、わーっ!
ですけど…
【ニコリ、と少女は笑う】
"データ"は取れましたわ…喋ってくれて助かりましたわ…
貴方の出身、親類知人有人赤の他人っ!
全て全てっ、私の家族が生かしておきませんわ…
【バキバキと骨が砕け、腕から血飛沫が跳ぶ】
非常に不本意ですが…完敗ですわ
後は"家族"に任せますわ…
私は…コレを道づれ…に出来るか分かりませんが…退場させて貰いますわ…っ!
【ゆっくりと刀を掴むと大きく息を吸う】
それでは、皮肉を当座の花にして……
さようなら、ブラコン
【グシャリと潰れながら、少女は剣を思いきり握った】
【殺しに潰した少女は、気持ち悪い絆に繋がれた兄弟に潰された
口は不本意そうにへの字に結ばれていたが】
【少女は、家族を信頼して死んだ】
【破城鎚"墨染"】ーー圧殺
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>>418
【ビキリ、と。 嫌な音がした】
……え?
【事切れた少女が地面に崩れ落ち、同時に、少女にへばりついていた剣も地面へと倒れる】
……にい、さん…?
【派手に音を立てるでもなく、衝撃的な効果音もなく】
【その剣は折れていた】
【辺りには、剣の一部だった指の破片が散らばり、ピクリとも動かない】
【男は這いずるように、剣の残骸に近づき、頬を擦りつける】
……ごめんね、兄さん。 今まで、痛かったよね。 ……今、俺もそっちに行くから…
【涙で刀身が濡れ、誰もいない道路に一人の男の嗚咽が響く】
【次第にその声も萎んでいき、最後には止まる】
【その後、朝になるまでその道路にはただ一人の声も響くことはなく、動く者もいなかった】
【人剣・指】――衰弱死
/乙でした。 最近、相手能力を詳しく見ないで、相手の能力を推理しながらロールするっていうのを噂で聞いてやってみたのですが、
/慣れない事をしたせいか非常に滅茶苦茶な流れになってしまいましたね。 すまぬ…
/非常に楽しかったですが、そちらが楽しめていたかが心残りです。そいではー
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>>419
/いやいやいや、めがっさ楽しかったぜーっ!
/寧ろ何か俺無双してないか一寸ビクビクだったww
/裏設定と言うか、少女の落ち
/少女は能力者の一族の子供で、体には盗聴器やら何やら埋め込まれてる
/何ヵ月かに一度、屋敷から抜け出せるような隙を一族が作り出し、最初に抜け出した子供の外での活動をデータとして入手して何かする、以上っ!
/何はともあれ乙乙だぜーっ!
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能力のテストを兼ねて
誰か一緒にやらないか
【残月-烈風-】
嘗て大日本帝国陸軍に所属していた軍人、大空のサムライこと「坂井三郎」の魂が宿っているとされる妖刀。
一見何の変哲もない、どこにでもあるような日本刀であるが
この刀の性質は極めて異端な上、選ばれたものにしか扱えず、一度振るうたびに多くの魔力を消耗する。
その分切れ味や威力は段違いで、切れ味は固い黒曜石をまるでバターのように切り裂けるほど鋭い
またこの刀には魔力を放出することで相手にとてつもなく大きなダメージを与える
「烈風斬(仮称)」が使用出来、威力は一振りで海を二つに割るほど強烈。
しかし上記の技を使用した場合、魔力を使いきってしまうため使い所が難しい。
仮に魔力が切れてしまった場合、切れ味や威力は大きく劣ってしまうが普通に日本刀として扱える。
身体能力 反射神経が高い
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まだいるか?
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/おるでー
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お相手しよう
チート臭いが大丈夫だ、大丈夫
【剣聖皇王】
自分を中心とした半径50m以内の地面から最大3mの刀剣を突出させる能力
持って普通に使うこともできる
突出した剣は能力の範囲外では消えてしまう
剣の扱いと身体能力は常人より高い
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【昼の街中――一般市民にとっては一時の平和を感じられるこの時間帯】
【能力者は徘徊しておらず、静かでゆっかりとした時が流れている街中で】
【セーラー服…いや、水兵服を着用した、一人の少女が歩いていた】
…………
【所々短く跳ねている濃い目の茶髪に、白地に水色の線が入っている眼帯】
【そして上に羽織るように来ている白の軍服はどことなく威圧感を感じさせ】
【背中に背負われた一本の朱い刀が、近寄りがたい雰囲気を放っている】
能力者の街…ここに来れば、あの人の敵を討てる…
【街を一景し、街の人々を眺めた少女は、小さな声で静かに呟き】
【おそらく能力者だろうと思われる男が近づいた瞬間】
【男は、言葉を発することなく上下に両断された】
【周りに飛び散る鮮血、静かな雰囲気の街中は一変して大騒ぎとなり】
この人は違う
【地面に落ちた男の死体を、虚ろな瞳で見つめると】
【こいつは違う、と言い残し、ゆっくりと踵を返して街中を歩き始めた】
/チートもウェルカムウェルカム〜
/やられるロールを練習したいんで、どんどんやってくれい
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>>425
【鳥の囀りでも聴きながら日陰を愉しんでいた訳ではないが】
【街の喧騒がまた違う種類のモノに変わり、鳥たちは危険を察して遠くへ飛び立つ】
朝から騒がしいね……
【何の変哲もない男が一人、木陰で目を覚まし、大きくあくびをする】
なんか事件でもあったのか……
ちょっと見に行ってみるかあ
【言葉の途中に意味深な沈黙、わざとらしく独り言を呟いて、>>425の居た場所へと向かう】
――こりゃひどい、血だらけだ
そして救急車よりもパトカーが先と……
果たして、誰の仕業かね
【またもわざとらしく呟いて、誰を探すでもなく、人々に紛れていた】
【男はただの野次馬、殺ったのが誰であろうと、または只の事故であろうと関係はないが】
/りょーうかい
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>>426
【この場で一番怪しいのは、どう見てもこの少女――】
【案の定少女は警官たちに取り囲まれ、銃口を向けられて立ち尽くしていた】
――邪魔しないで
【その警官たちを睨みつけて、少女はゆっくりと刀の柄に手をやると】
【少女を取り囲んでいた警官たちは、皆胴体を両断され】
【血の海と化した街中を、ただ一人少女は歩き続ける】
……!
【その先に見つけたもの、それは人ごみに紛れていた男】
【パッと見では何の変哲もない男なのだが、なぜか少女はこの男に反応し】
見つけた…
【小さく、どこか憎しみが篭っているような声でつぶやくと、一瞬で刀を抜き、男に向かって斬りかかる】
-
>>427
【少女の存在には気づいておらず】
【ただ死体を見つめて】
すげーな、どうやったらこんな綺麗に斬れるのか
【などと、興味も無いのに、呟いていた】
【だがその茶番をしている暇もなくなる】
【すぐ近くで、再び騒ぎが起きた】
ん、なんだなんだぁ?
【その騒ぎに遅れて目を向け、少女に気づいた】
【刀を持って、きっと斬りかかってくる】
【咄嗟に】
うおっっとお
【咄嗟に逃げ遅れた一般人を盾にして、さらに後ろに飛び退いて距離を取る】
なんだいお嬢さん
おじさんになにか用でも?
【とぼけた口調で問いかけてみる】
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>>438
【刀を構えながら少女は目の前の男を見つめ】
――ようやく見つけた
【刀を握る手に力を込めながら、男に向かって呟いて】
【付けていた眼帯を外して一歩、男に歩み寄る】
【長年の宿敵を見つけたような表情の少女は、刀の切っ先を男に向け】
覚えてないとは言わせない…
あの日、私の姉さんを殺した男…!
【少女が短くつぶやくと、刀をそのまま突き出して男を貫かんと攻める】
-
>>429
【少女はどうやら顔見知りらしかった】
【男はどうやら上手く思い出せていない】
見つけたって、俺を?
そんな物騒な探し方しなくてもいいと思うけどねえ
【そこら中に転がる死体に目を移しながら言う】
うおう、そんな尖ったもん向けるなって
【わざと空気を読まずふざけてみるが】
―――俺が、殺した……?
君のお姉さん? ほんと?
【とぼけているが、確かに男の目付きが変わった】
……って聞いちゃいないか
【突きを防いでくれる肉の盾はもう居ない】
【やれやれ、と肩をすくめる、そんな男の目の前、少女と男の間に、幅の広い大きな剣が突出する】
【盾になるように、タイミングとしては剣の先がぎりぎり、刀の切っ先とぶつかる程度だろうか】
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>>430
【少女が男を見る目には、明らかに怒気が篭っている】
【「姉を殺した男」と少女は言い、一瞬の躊躇いもなく突きを放つが】
っ…!
【その突きは、突如出現した大きな剣によって阻まれてしまい】
……あれだけ姉さんを苦しませて
自分はのんきに知らないふりをするつもり…?
【男の声を聞いて、少女はさらに苛立ったような声で呟き】
【再び剣を構え、今度は突出された剣ごと男を両断しようと駆け出し】
――許さない…!
【憎しみを超えた薙ぎ払いを、力強く放つ】
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>>431
【忘れたわけではない、一度たりとも】
【そう振舞っていたのは、忘れたいからではなく】
何を言っても無駄なのか
戦うしかないのかねえ
【男の足元から一振りの剣が突出すると、男はそれを引き抜いて、攻撃を防がんと構える】
【だが、しかし少女の力強い一撃は、簡単に止められるはずもなく】
【突出している大剣を砕き、男の手にある剣すらも砕いて、男の腹を掠める】
うおお、今のは効いたかも……
【腹から血がにじむ】
痛いなあ、まったく!
【男が腕を振り上げると、男の足元から無数の剣が突出していき、それは少女のもとに襲いかかる】
-
>>432
これよりもひどい痛みを、姉さんは我慢してた
この程度で弱音を吐かないで――ッ!
【少女の刀は男の剣を打ち砕き、脇腹をかすめるように斬った】
【男の脇腹には血がにじみ、それを見た少女は威勢よく言い放ち】
【再び男を両断しようと、一直線にかける――】
ぐっ…!
【が、その突進は唐突に防がれた】
【男の足元から突き出された剣が、少女の肩に突き刺さって】
これくらい、なんともない…!
【痛みに堪えながら突き刺さった剣を引き抜き、先ほどよりも僅かに遅い動きで男に斬りかかる】
-
>>433
なんともないようには見えないけどねえ?
【哀れんだような目を向けるが、それでも戦いをやめるわけではない】
【男の足元から剣が突出すると、男はその剣を抜いて刀を受ける】
【剣には簡単に刀の刃が食い込む】
あっぶない刀だこと
【剣で刀を受け、鍔迫り合いのような状態】
【隙ありとばかりに少女の腹に蹴りを入れようと脚を上げる】
-
>>434
この程度…!
【鍔迫り合いになったこの状況、少女は剣を弾き返そうと力を込める】
【しかし右肩に大きな傷を受けてしまったためか、思うように力が入らず】
【若干男に押されるような形になりながらも、なんとか体勢を整えていたが】
あ―――っ
【完全に無防備状態だった腹部に、男の蹴りが命中し】
【体制を崩してしまった少女は、男の剣に押し返される】
-
>>435
【蹴りが命中すると、男は持っていた剣を捨て、新たに剣を引き抜く】
そろそろ辛くなってくる頃だろう?
これ以上怪我をする前に帰ったほうがいいんじゃないかい?
【そんなことを言っても無駄なことはわかっている】
【だが、男は本気で望んでいた】
まだやるってんなら、こっちももう手加減はできない
【柄にもなく、凄んでみる】
【特に剣を構えることはしないが、男の戦い方では、構えは必要としない】
-
>>436
【肩の出血に、腹部の打撲…かなり辛い状況ではあるが、まだ勝ち目は残っている】
…なら、まだ戦える
【たとえ片腕を失おうが、少女は立ち上がる】
【この刀を握る手がある限り、少女は絶対に立ち上がるだろう】
姉さんの敵は、ここで取る…
【ヨロヨロと少女は構えを取り、目の前の男を睨みつけて】
【刀を振り上げ、男に向かって駆け――】
これで、敵を討つ
――――「烈風斬」ッ…!
【残る魔力を全て使い切り、一気に勝負をつけようと、「烈風斬」を放つ】
-
>>437
【少女の、これがあるいは最後の一撃だろうと思わせるほどの凄まじい殺気を感じ】
【男もそれに応えようと、手に持っていた剣を振るう】
おぉらあああ……!!!
【刀にぶつけるように、剣を振るい、そして】
―――ッ ………!!!!!?
【手にしていた剣どころか、それを握っていた両の腕を、そのまま消し飛ばして】
【さらには横腹から胸まで大きな風穴が空いて、立っていられるはずもなく】
………ッ
【口を開閉しても声が出ない】
【唐突の出来事に思考が追いつかないが、ただ、身体には力が入らない】
-
>>438
っ…
【打ち勝った―――】
【少女は刀を杖のようにして立ち、男に目をやる】
【勝った、それだけで十分だ、少女はよろよろと歩いて男のもとに歩み寄り】
姉さんの敵、は…これで、取った
【荒い息を抑えながら男にそう告げる】
【すると少女は何をするわけでもなく、ゆっくりと踵を返し】
姉さん、今、迎えに行くから…
【徐に刀の刃を、自身の首に押し当てると――そのまま、刃を引いた】
【辺りに飛び散る鮮血、その中で少女は、静かに微笑んで地面に崩れ落ちた――】
【残月-烈風-】 ――END
/長い間付き合ってくれてサンクス!
-
【男は何も言わない】
【何も言えない】
【少女が倒れた頃、男にはまだ息があった】
【虫の息とはまさにこのことで、敵を取ったという言葉も、そのうち本当になる】
【男が許しを請うわけはなく】
【彼女の姉が死んだのが、本当は事故でした、なんていう悲劇もなく】
【少女が死に、男が生きていたなら、あるいは、これからも死人が増えたかもしれない】
【いや、男が死ぬまで、増え続けるのだ】
【周囲50m】
【ビルや街灯や車や木々さえ貫いて、3mという巨大な剣が壮絶に隙間を埋めていく】
【――― 周囲50m 隙間もないほどに無数の 聳え立つ巨剣 ―――】
/おつ
/そして俺はやられるのが苦手のようだ、致命的だ
-
【止水剣・ロクテルム】
この能力者は、ある名も無き世界にて、いつの時代から存在しているかも分からない、
『斬り付けた物に加わっている、あらゆる物理的な力を打ち消す能力』を持つ魔剣を扱う事ができる唯一の人間。
地面に落ちようとしているりんごを斬りつければ、そのりんごは重力から切り離されて空中に浮き、
銃弾を斬りつければ、その弾丸に加わっている推進力と重力を無効とすることができる。
無効とされた重力は、その物質が地面に付いた瞬間にもとに戻る。
無効とする対象が大きければ大きくなるほど、この効果は薄れていく。
よって、倒れてくるビルを切りつけてもそのまま押しつぶされるし、
地面を切りつけても地球が止まることはない。
剣の腕は非常に高く、身のこなしも軽い。が、腕力はそこまで高くない。
身体能力:技術高め
初期装備:止水剣・ロクテルム
-
【特時統制】
時空間を限定的ながら操作する魔術を習得している魔術師
物体をこことは違う別次元に収納する、自分の肉体と精神の時間を加速させるなどが可能
但し、前述したようにあくまで限定範囲内でしか行使できない
その範囲内は『自分と自分の所有物のみ』である
それにより、他者の時間を遅滞させる、異次元へと幽閉するなどはできないということになる
なお魔術を行使するのには、体内の魔力を消耗するため、過度の連発は不可能
プロの軍人と同等クラスの身体能力であり、銃火器全般の扱いに長けている
初期装備として大量の銃火器を所有している
こいつで行くぜ!
-
/雰囲気ロール練習
【広い大地で、その男は目を覚ました】
【目の前に広がる赤い夕日が目にしみる。 しかめた顔を、生暖かい風が撫でていく】
……ここは…
【ようやく慣れてきた目をしばたかせ、周囲を見回す】
【広いと思っていたがなんのことはない。すぐ近くには民家や整地された道路が広がる、ちょっとした街外れだった】
……俺は………『だれ』だ?
【男は頭に手を当てる ズキズキとほのかな痛みが、芯から響く】
……何かをしなければならなかった気がする。
一体、なんだったか…
【心に差したほの暗い影に身を震わせ、腰に差されていた西洋剣をギュッと握り締めた】
-
>>443
【自分が何者なのか。それすらわからぬ男に、向かって行く一筋の黒い影があった】
…………
【影の正体は鬼でも蛇でもなく――人間だ。成人を迎えてから十年以上の月日を迎えているであろう、中年の男性】
【ただ、その場において、どんな物よりも際立って『黒い』。夕日の眩しさも。その場の静けさも。すべてを塗りつぶすかのようなほど】
…………
【彼は相変わらず、何も言わずに真剣な目つきのまま、>>443へと、一歩一歩確実に迫っている】
【何も恐れるものなどない。そう誇示するかのように――まるで獲物を狙い定めた狩人の如く、着実に】
【墨のように真っ黒なスーツを着た男は、ただ歩みを続ける】
-
>>444
【嫌な感じがした】
【一言で表すならば、それだった。 男は『慣れた様子で』剣を引き抜き、構える】
【違和感と、妙な安心感に包まれて、男は困惑しながらも声を上げる】
……止まれ、何者だ!
【彼は止まらない。 絵画に一滴、濃いタールをどろりと垂らしたようなその男は、金属的な冷たさで歩み寄る】
……ッ! 止まれと言っているッ!!
【その異質さに、その空気に。全身に吹き出した寒気を払拭するように男は叫ぶ】
【漏れ出る迫力は、怯えか、殺気か。 それは本人にすら分からなかったが、確かな鋭さを持って広がる】
-
>>445
【こちらへと剣先を向けられ、警告の言葉を放たれようと、その程度のことでは彼は静止しない】
【遂行すべき指令のためならば――その命を捨ててでも完遂する、愚かで熱心な狂信者のように】
【命令を受けたからには、どんな手段を持ってしても絶対にこなす、冷徹で優秀な機械のように】
…………
【どこまでも進み続ける。返答もしなければ、表情を変化させることもしない。ただ、突き進むのみ】
【愚直すぎて>>445の心を少しずつ追い詰めることを、どこかで楽しんでいるようにも見えてしまう】
…………
【この男から逃れるには、今すぐにでも逃走でもしなければ――いや、たとえここから逃げ出したとしても】
【恐らく地の果てまでも追跡をし続けるであろうことは、そこまで考えなくとも目に見えている】
-
>>446
【切っ先の数十センチ先を、男の顔が通過した、その時】
……
【男は剣を振っていた。雪解け水のような冷たく、なめらかな心で】
【振り上げる動作は最小に。 軌道はまっすぐ男の首元へ】
【不意打ち気味に放ったその斬撃は、当たったことを確認する事もなく男の背後へ切り抜ける】
……っは…!?
【男が我に返って、背後を振り返る。 そこには――】
-
>>447
【>>447の背面には――先ほどと何ら変わらない姿をした男がいた。一切の寸分違いもないままで】
…………
【不意打ちに近い形で急に刀身を振られたのにもかかわらず、五体満足で負傷した箇所も見当たらない】
【一体どのような手段をもってして、あの刹那の時間の間でそこへ移動し、回避したのか――だが、考えている暇などない】
【なぜならば、その男の片手には――ほんの数秒前までは、確かに存在しなかった物があったからだ】
…………
【一丁のアサルトライフル……間単に人を殺めることの可能な道具が、この機械のように冷たく冷え切った男の手の中にある】
【そして。今までと変わらぬ表情のまま、その銃を持った腕を上げて――至近距離で>>447へといくつもの弾を連続で吐き出した】
-
>>448
何……! …くっ…!
【驚いている男に向かって、銃弾がばらまかれる】
【距離が近かった事が幸いした。全弾が吐き出されるその前に、銃身を剣で切り落す】
【が、放たれた銃弾を防ぐことは出来ず、顔や腕に赤い筋を刻んでいった】
お前の目的はなんだ…!? なぜ俺を狙う!
(奴の能力も分からない……加えて銃を持っているとは… 何か少しでも時間を稼ぐ必要がある…!)
【男は剣を構え、>>448にいつでも斬り掛かる事が出来る範囲に構える】
【周囲の状況を目だけで確認する。下はほのかに湿った土、近くに少し木が生えているが、果たしてそこまで逃げられるか…】
(この剣の能力で、弾を無効化しながら……、いや…無理だ。
今の銃撃の直撃は近距離だったからなんとかなったものの…離れたら対処しきれん)
答えろ。
-
>>449
【】
-
/ミスしてしまいました申し訳ない
>>449
【銃身を切り落とされたライフルを、愛着も何もないのか、躊躇いもなく背後に放り投げる】
【その間も視線は、弾丸をその身に受けて負傷した>>449にのみ集中している。狙った獲物は逃さないというように】
…………
【しかしながら>>449の疑問には一切返答しない。どれだけ言葉を投げつけられるたとしても答える気はないようだ】
【納得の行く解答を得るためには――この男をその『能力』で打ち倒すしかないようだ。……いや、たとえ倒したとして答えるだろうか】
【だが相手にそんなことを考えさせる時間など与えぬ、といった具合に――男は命を奪うための行動を再開する】
…………
【冷静になるかのように、一瞬、深く息を吸って、再び吐いたと思えば――次の瞬間には、>>449の眼前へと転移していた】
【そして>>449の顔面に向かってその鍛えられた右拳を振るう――到底人間には出せないであろうスピードで】
-
>>451
……は…? あがっ…!?
【十分な間合いを持っていた】
【はずだった】
【突然隣に現れたその男は、鋭い拳を打ち放つ】
【呆然としている男にそれを叩きつければ、赤い血を鼻から垂らして男が吹き飛ぶ】
【しかしとて、男も無様に地面に叩きつけられる事を良しとはしなかった。空いている手を地面に付き、すとん、と着地する】
……うおおおぉぉぉ!!
【続けて、高速の接近からの3連撃。相手の能力を考えれば、どうであれ長期戦は避けたいところであった】
(……コイツの能力は…一体なんだ…!? 高速に動く、にしては不自然な点が多過ぎる…! 当たらなくてもいい…近づかれたら、終わる…!)
【半ば闇雲にも見える連撃。 しかし、その太刀筋には鋭い物が込められている…】
-
>>452
【見事に拳が顔面にクリーンヒット。男の拳に温かい頬の感触と、赤い液体が付着している】
【が、それをいちいち気にしている暇などこちらにはない――>>452は怯まずに、再度切りかかってきた】
…………
【未だに解き明かされない謎を、頭で考えながら振るわれた連続切り――男はこれを完全に回避できなかった】
【左腕へと、深くはないものの、一撃をもらった。少量だが血しぶきが、宙へと舞う――傷口が痛むがそれを顔にわざわざ表したりはしない】
【苦痛に顔を歪めるぐらいならば、それ以降の攻撃を回避する時間に使うほうが効果的だ。男はバックステップで数m程度後ろに動く】
…………
【ほんの僅かしか距離は開いていないが、すぐにでもそれでも十分過ぎる。連発は体へと重圧がかかるが気にはしない】
【異次元より、オートマチックハンドガンを2丁、その両の手に償還する。そしてすぐさまに銃口を>>452に向ける】
【引き金に指をかけて、何度も引いて弾丸をいくつも撃ち込む】
-
/スレ立ちましたしここらで落ちます
/お疲れ様でした
-
書き込もうとしたら規制されてたぜファック
誰か暇な人いたらやろうぜ。中二心、貯めて待つぜ
【氷結双槍】
この者は貫いた物質を凍結させる2本の槍を装備している。
また、脚に付けた特殊な装置で強化された身体能力で数メートルを超えるジャンプや、強烈な蹴りを放つ事が出来る。
装置の力によって数秒間滞空し、更に空を蹴る事により疑似的に空を飛ぶことが可能。
槍の技術は達人レベル。
脚以外の身体能力は格闘家レベル。
-
暇かはわからんがな
【驟驢齲譌】
あなたは魔剣「ディスキャリバー」を持っている
この剣を持っている限り、貴方は飛行能力を手に入れられる
また、黒い球状の場を展開し、そこに相手を入れることで相手の動きを止め、空間ごと切断することが出来る
場の大きさは好きに決められるが下記のように血を必要とするためあまり大きく出来ない
巨大に出来るとすれば自分の血を捧げる位の事をしなければ不可能
剣はとても軽く、音速の速さで振ることが出来る
が、常に血を欲しているため、上記の空間切断や激しい戦闘の後には血を刀身にかけなければならない
-
【茹だるような熱気に包まれていた昼間とのギャップのせいか、夜間は涼しく快適なものだ】
【最も、一年中戦いに明け暮れている彼のような人物にとっては、そんな暑さも涼しさもないようなものであるが】
いやあ夏の夜でも相変わらずこれは飽きないねえ!
【雪のように白い髪とは相対的に体格のいい若者は、至極楽しんでいるといった様子でそう言った】
【足元に転がるのは無数の男女の亡骸――どれも辛うじて外見を保っている、というほどで損傷が酷い】
【霊妙な魅力を感じる不可思議な剣を右手に硬く握り締めており、さらに血にまみれた全身が彼を異常者だと象徴している】
-
【真夏の夜――本来ならば、蒸し暑く湿気が強くあるべきなのだが】
【なぜだかこの街には、ひんやりとした冷気が漂っており】
……これだから夏は嫌なのよ
【その冷気の中心にいる少女――その少女は、不機嫌そうに呟きを漏らす】
冬の寒さは着こめば凌げるけど、暑いのは裸になっても暑いまま…
早く秋にならないかしら、そうしたら幾らかはましになるのに…
【半袖にジーンズを着用した、今風の黒髪の少女は、夏の暑さに愚痴を漏らしながら】
【ひんやりとした街中を歩き、特に行く場所もなく散歩していると】
【鼻を突く異臭とともに、目線の先に異様な光景が広がる】
あら…?ここは安全区域のはずだけど…
【本来なら戦いの起こらない平和な地区、だが目線の先に写っているのは無数に積み重なった亡骸】
【疑問に思いつつも、少女はあたりを見回して】
【腰まで伸びていた髪を二つに結い、その屍の中心に向かって走る】
-
>>458
【向かってきている>>458のことなど、視界には入っていない様子の青年】
【止められても、その行為をやめることは決してないとは思うが――とにかく、まだ好き勝手にやっている】
あはっ
【と、いきなり人差し指を口の中へと突っ込む。幼児のように、という可愛らしいものには到底見えない】
【何をしているのかと言うと……ただ指の先に付いた肉の塊を食べているだけだった。何の肉かは不明だが】
鉄の味だな、やっぱ……しかしどうしよっか
【つまらなさそうに感想を零すと、今度はどんな玩具で遊ぼうか悩む子供のようにつぶやいた】
-
>>459
【たどり着いた先にあったものは、想像していた通りの亡骸】
【男やら女やら、倒れている人の人種は様々だ】
【そんな屍たちの中、唯一真ん中に立っている人物が一人】
酷い有様ね
これ全部貴方がやったわけ?
【少女は青年に近寄ると、無愛想にそう尋ねる】
ここは安全区域なんだけど、わかってるの?
【口調は荒いものの、その目線は真剣だ】
-
>>460
ン……あら? お客さんかな。はじめまして!
【次の行動を悩んでいた顔から一変し、親しげかつ優しそうに来訪者へと挨拶する】
【顔や服が赤い液体や肉片で汚れていなければ。周りに無数の死体が存在しなければ】
【明るい性格でとても人当たりのいい、まことに希少な善人に見えたことだろう】
って、安全区域? おいおい、僕はそんなこと知らないよ。生まれてこの方ね
【へらへら笑ってはいないが、まったくもって悪事を働いたとは思っていない調子である】
【表情からは『なんでそんなことを言われなくちゃいけないの?』と本気で読み取れそうなほどだ】
【相手が至って真面目なだけに一層目立ってしまう】
-
>>461
…はじめまして
こんな状況で笑ってられるなんて、凄い精神の持ち主ね
【軽く挨拶を返すと、服に飛び散った返り血を見て呟き】
【青年に一歩詰めよれば届きそうなほどの距離まで近づき】
【その瞳をじっと見つめるように、青年の顔を見据え】
はぁ…面倒だわ
いい?ここは本来、能力の使用は厳禁の場所なの
決められた人物以外は能力の使用は禁じられている区域なの!
【何も知らなそうな青年に対してため息を吐き、軽く息を整えてから】
【ここの区域についてのことを簡単に説明し】
…その上、人――一般人をこれだけ殺すなんて
あーあ、これでここも駄目になっちゃったか…
【辺りに倒れている亡骸を見つめ、ため息を吐いてそう呟いた】
-
>>462
えー。何その傲慢で偉そうなやつらが勝手に決めたようなルール
自分の能力を好きに発揮もできないのかよ。ムカつくからルール改訂させてやろうかなあ
【少女の丁寧な説明を黙って聞いた後に、その内容に腹を立てた様子でむくれる】
【片手で握り締めている、血だらけの剣を握る力も思わず強くなってしまう】
【本気で今すぐにでも実力行使しそうな雰囲気だ】
でも一応きみには謝るね。迷惑かけさせてごめんねえ
【ムカついた顔から、けろっとしたように表情を一変し、申し訳なさそうに少女に謝罪する】
【今更謝ったところでどうにかなるわけでもないのだけれども】
-
>>463
…暴れたいのなら、市街地にいきなさい
そこでなら存分に戦えるわよ?
能力者も大勢いるしね
【あまり咎めることはせず、少女は市街地の方を指さして言う】
もういいわよ、これからは市街地で暴れてね
それじゃ……ん、電話だ
【そして結局少女は注意しただけで、その場を離れようとしたが】
【唐突に少女の電話がなり、少女はその場で電話にでる】
【…少女は短く「わかりました」と答え、青年の方に向き直ると】
あー…ごめんなさい
この件で上の方が怒っちゃって、ちょっと面倒な事になっちゃった…
……恨まないでね?
【両手を虚空に翳し―――何もなかったはずのそこから、2本の氷の槍が現れ】
【軽く青年に謝罪すると、目にも留まらぬ速さで青年に襲いかかる】
-
>>464
【それは、十分に有り得ることだったし、ないとは誰も言い切れなかった。だが、あまりにも急すぎた】
【突如としてこちらへ攻撃を仕掛けてくる少女――だが、青年の顔は無上の喜びに満ちていた】
それでいいんだよ。そうじゃなくちゃ面白くない!
【未知なる武器を両方の手に構えた少女に、感動した様子で、余裕を感じさせる口調でそういった】
【同時に、地面を強く蹴りつけると、風が彼の味方をしたのかと思えるような速さで、空中へと高速飛翔する】
こいつでもくれてやるぜっ!
【高度の上空で、魔剣を幾たびも音の速さで振るって、何重もの斬撃を>>464に飛ばす】
-
/申し訳ぬぇ、明日始業式だったぜ…
/これ以上やると起きれなくなっちゃいそうなんで、唐突で悪いが落ちさせてもらいます、ごめんなさい
-
/わあそれは大変!お疲れ様でした!
-
/チラッチラッ
【魔鎖河理】(まさかり)(チェインエレメンター)
火、水、土、雷、空気、五つの属性魔法を組み合わせ、新しい魔法を作る能力
この能力は組み合わせた魔法しか発動できず
火や水などひとつの属性魔法を使用する、ということができない
2つの組み合わせは即座に発動が可能だが、3つ以上になるとディレイ(遅れ)が生じ
3つ、2レス。4つ、3レス。5つ、4レスのチャージが必要となる
身体能力:一般人
初期装備;防弾性のローブ
-
【試練の偶像】
試練を与えるこの世界特有の現象
可能性を提示し、可能性を選び取らせる事で選び取った可能性を持つものを引き合わせる
それは知り合いの可能性もあれば、最悪の敵の可能性も、最愛の相手である可能性もある
この現象はたったそれだけの存在であり、引き合わせた途端に消え失せる
大抵の場合は戦闘に発展するか、人生を大きく変えるが故に名付けられた現象だが……
(意訳:使いたい能力が複数あって迷う時はこの能力の出番。 ロール内で相手に選んでもらおう!)
(選ばれるとこの現象は消えるので、選んでもらった能力でロールしてね!)
/迷ったので取り合えずこんなの
/まだ居ますかね?
-
/帰還! (…まだいるかなぁ。とりあえず書いておこう)
【夏。じめっとした湿度の高い空気と、焼け付くような暑い日照りの午後のこと】
………
【その青年はポカリスウェットを片手に、額に汗を浮かべながらその石像を調べていた】
……わからない。 ……本当にコレ、魔術的価値のあるものなのか…?
【その情報が流れてきたのはつい3日前のこと。 その道に深い情報網を持っている人物から
この石像のことを調べて欲しいと頼まれ、青年ははるばるこの密林へと来ていたのだが…】
……分かったことと言えば、『汝の可能性を示せ』っていう一文のみ…。 …可能性っていわれてもねぇ…
出来ることなら、妖艶な魔女のお姉さんから声をかけてもらいたいものだけど…こんなフツメンじゃーねぇ…
【ゴクゴクとポカリを飲み干し、くだらない妄想に浸る。 虚しくなった青年は、その場を去ろうとする…】
【堕天ノ星】
この能力者は強力な堕天使の力の一部を宿している
火、土、風、水の四大元素、さらに光と闇を自在に操ることができ、
それら全ての属性の魔法を使いこなすことも可能
複数の属性を組み合わせた攻撃も出来る
3対6枚の翼を発現させ、空を自在に飛べる
神の加護が宿った武器や魔法、そういう力を持った能力者に弱く、
それらの存在の前には自身の攻撃の威力が半減してしまう
身体能力は一般人並
-
>>470
【不意に、青年の前に五つのカードが現れる。】
【そのカード達は重力など無いかのように空間に浮かび、それぞれ、何かを象徴するような絵が描かれている。】
【人と武器】
【──白地。様々な武器と手を繋ぐ人の絵】
【機械と人】
【──白地。鎖で繋がれた機械と人の絵】
【人形と兵器】
【──黒地。虚ろな瞳の操り人形から、無数の兵器が溢れる絵】
【怪物と人】
【──白地。怪物を抱き上げる人の絵】
【異形の怪物】
【──黒地。身体から触手を生やした怪物の絵】
【それらのカードは青年と縁のある者。】
【或は、縁が生まる可能性がある者の一面を絵として象徴化していた。】
【しかし、後から現れたたった一枚のカードにより、それらは粉々に吹き飛んだ】
【三対の翼】
【──白と黒。六枚の翼の描かれた絵。】
貴様、ここで何をしている
ここが我らの領域と知っての侵入か?
【カードが消えると同時に、青年の背後から声が掛かる。】
【振り返れば白いローブのフードを目深に被った金髪の女性が一人。】
/何か意図と全く違うけど、折角出してくれたし頂く
/バーチャンの世話してたでござる
/呼び出されるかもしれないが、それでよければ
-
>>471 /oh…勘違いスマン。 オナシャース!
【突然、空気が変わる】
……!
【目の前に浮かぶ、見覚えのあるマークのかかれたカード】
(なんだ…!? これは一体…)
【残ったカードを調べようとしたその時、背後から声がかけられる】
……っ!! あぁ、いや。 悪気があって入った訳ではないんだ…は、はは
【怪しい石像。 妙な噂。 そして、謎のカードと現れた女性】
【青年は両手を挙げて愛想笑いを上げている裏で、魔力を込めて右手の甲に赤と白の魔方陣を描く】
-
>>472
ふん 悪気が無いのならどうして貴様から魔力が漏れている?
嘘はもっと巧く吐くんだな
【愛想笑いに鼻息を吐いて指摘すれば、右腕を上げるとローブがまくれ、白く、細い腕が露になり──。】
【魔力が集い始め、腕から赤い魔法陣が浮かび上がる。】
どちらにせよ
侵入者は一度叩いておかなければならんという掟があってな
【赤い魔法陣は回転を始め、掌には巨大な炎球が作られていく】
恨むなら、掟を恨んでくれ
【火球が完成したのならば、それは即座に放たれる。】
【しかし、逆に言えば完成までは放たれない──或は放たれても、溜めなければ大した威力にならないという事を表している】
-
>>473
あらら… そちらも魔法が使えるのか…! ……こいつは失礼…
【不意打ちを見抜かれ内心舌打をする。 厄介な情報を買ってしまったものだと、若干の後悔を抱えて】
なんともいえないね……とりあえず、調査はさせてもらうよ…!
【相手の魔法陣の色から、炎系の魔法と推定。 魔法陣の色を、青と白に切り替え、発動する】
――打ち消せ 水・空気の合成魔法…『アクア・ジャマー』!
【宣言と同時に、右腕を中心に風が渦巻いていく】
【風の中には大小さまざまな水球が浮いており、高速で移動している】
【放たれた火球はいくつかの水玉に当たって徐々に勢いを弱め、消える】
……さし当たって、あなたの素性が知りたいね。 話を聞いてくれればだけど…!
【軽い調子でつぶやく青年の右手に、赤と茶色の魔法陣が現れる】
-
>>474
水、それに風ではなく空気か
なるほど……、ここに侵入しただけあってかなり優秀と見える
【火球が掻き消される様を見て、素直に感嘆の声を洩らせば青年の右手に現れた魔法陣の色を見て目を細める。】
【赤の魔法陣は蒼へと変色。変色した魔法陣に絡み付くように、白い光が現れる。】
……追放され、堕とされた何処にでもいる天使だよ
【同時にローブの下から盛り上がるように白と黒の三対の翼が広がって、全身に浮かび上がった魔法陣が目にはいるだろう。】
貴様こそ、調査といったが、いったい何の調査だ?
【魔法が形を成す前の段階で止め、魔力を溜めて威力の上昇を図っている】
-
>>475
……天使だと!? しかも、6枚も羽を持つ天使は少なくとも一般の天使よりは位が高いはず…何故堕天なんて…!
(あの色…氷か水…とにかく陰の属性なのは分かるが…あの白い光はなんだ…? 聖の属性だとしたら対応し切れるか…)
【右手にある赤と茶色の魔法陣をそのままに、左手に白の単色の魔法陣を描く】
いや、なんといったらいいものか……。 『何かがある』とだけしか聞いていなかったからな……正直、天使と力比べが出来ただけでも
踊りだしたくなるほどの成果だよ。
【余裕そうに苦笑する青年の額には、されども緊張の汗が垂れている】
(相手の魔法は分からない……ならば、先手を打つ!)
といっても、まだ死にたくは無いからね。 …お手柔らかに頼むよ!
火・大地・空気の合成魔法! 『ヴォルケーノ・ポーション』!
【その両手に現れるのは、赤黒い色をした、岩の壺。 それを地面に投げつければ、ドロリとしたマグマが広がる】
【気泡がふつふつと湧き出し、その地面から数多くの火山弾をはじき出す】
-
>>476
一時の感情に支配された存在に、位なんて関係ない
……自身の意思で神に成り変わろうとした、それだけのありふれた話さ
【返答しながら広げた三対の翼を羽ばたかせ、空へと飛翔。】
貴様は二重の意味で命知らずらしいな
……良いだろう、我が力の片鱗を少し見せてやる
【飛んでくる火山弾へと腕を向ければ、その魔法陣は腕から空間へと広がり──】
『ヴォルケーノ・ポーション』と言ったか
貴様の魔法、利用させてもらうぞ
水・光の魔法《光の奔流》
【魔法陣から放たれたのは高圧縮された輝く水。】
【水が火山弾の軌道を逸らして直撃から掠めるに留め、そのまま大地のマグマの表面を冷え固まらせる。】
【しかし。マグマの熱にて水蒸気へと変化。】
+火(熱)《反発の霧》
【その水蒸気は光の輝きを宿したまま、霧のように周囲に広がっていく】
【熱を帯びたその霧は、光を反射して煌めいている。】
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>>477
な……しまった…っ!!
【口を服の袖で塞ぎ、その霧をなるべく吸わないように退く】
(聖の属性は浄化の属性…悪しきものを消し去る力…。だが、その根源は破壊…まともに吸えばタダじゃ済まない…!)
【空いた左腕に、赤と白の魔法陣を描き、地面に押し付ける】
火と空気の合成魔法 『フレイム・フィルム』!
【青年の周囲に生まれた炎が上昇気流を起こし、青年に向かう霧を上へと吹き上げる】
命知らず、ね……ここが天使の領域だとしっていたら、きっと来なかったと思うが……
やれやれ、俺自身楽しんでいる時点で言い訳は出来まい…
【左腕に黄色の魔法陣を、右腕に茶色の魔法陣を描く】
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>>478
そもそも『何かある』と言われただけで来てしまう時点で、命知らず扱いされても仕方ないと思うが
良いのか? 上に巻き上げてしまって……
【単色。魔法陣もない光が両の手に宿る。】
【しかし、その輝きは翼から供給されているかのように目映い光を放っており。】
《反発の霧》はかつてある魔導師が創り、生涯だれにも伝えなかった魔法
──その破壊性は、他の光魔法に比べて微々たるもの
ですが、他光には無い特性を持っているのさ
【眼下より迫る霧を避けるでも、風で吹き飛ばすでも無く。】
【ただ、両手の光を巨大な光線として、霧へと放つ。】
夜か、闇を展開していれば綺麗だったのだが……その辺りは許せ
【放たれた光線は霧へと触れると同時に、霧の中へと拡散。】
【乱反射を繰り返して、光の雨となって青年へと降り注ぐ!】
──ッ
【その後。自身は霧に飲まれてしまう。】
【破壊性は微々たるもの、といったものの。それが堕天した自身であるなら話は別。】
【じわじわ破壊されていく翼をはためかせて、霧の外へと脱出しようとする】
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>>479
はは、違いないや。
【天使の指摘に納得してしまったことが少しおかしくて、青年は頬を緩める】
【そして】
……あー……ちょっと、失敗だった…かな…。 はは、は…
【目の前の状態にさっ、と血の気が引く。 乾いた口内を唾で濡らして、腕に素早く火の魔法陣を追加】
今切り抜けられるのはこれしかない…! 土・電気・火の合成魔法!
【赤茶色の光に黄色い筋が混じり、地面に広がり、人型を作っていく】
『マグマニス・ゴーレム』!
【土が盛り上がり、関節が赤々と熱く光るゴーレムが現れる】
【ゴーレムは低いうなり声を上げながら、青年に覆いかぶさるように伏せる】
【その背中に、突き刺さる光の雨】
【体液のようにマグマを散らしながら、ゴーレムは削れていく。 そして、雨が止む頃には、体の大部分がスポンジのように穴だらけになっていた】
……くぅ…! 危な、かった………っつぅ…!
【光の雨に貫かれた左肩からジワリと血がにじみ出る】
【ゴーレムが砂となって消えていく中、青年は右手に黄と茶色の魔法陣を描く】
逃がさない…! 雷と土の合成魔法『クイック・ショット』!
【右腕に現れたコブシ大の土の塊が、電気による加速で放たれる】
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>>480
【しかし、霧に留まっていれば拡散と乱反射にて穴だらけになっていた事は想像に難くない】
【青年の選択は、次の選択の余地が残る程度には最悪を回避していたとも言える】
くっ! まさか切り抜けられるとは……
【放たれた土塊。】
【電気により発生した斥力で放たれたそれを避けるにも、打ち崩すにも時間足りない】
【霧の外ならば時間は足りていたかもしれないが──しかし、それはif~に過ぎない】
グ────────────ッ!
【高速で飛来するそれは女性を吹き飛ばし、密林の開けた場所に落下していく姿が見えるはずだ】
【堕天使を探すか】【一時撤退するか】
【どちらを選ぶかは自由だが、前者の場合。】
【彼女が生きていれば、準備をして待ち構えている可能性が非常に高い】
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