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暇潰し:ロール練習スレ vol.3
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>>415 /お気になさらずー
【無理な体勢にもかかわらず、その鋭利な刃物のような手刀は、男の右腕に食い込んだ】
【ほとんど力の残っていない、その右腕も砕かれて男の手からは剣が離れる】
……兄さん。
【が】
……『楽にしてあげて』
【剣から伸びる腕は一切緩むことはなく、それどころか、身内を傷つけられたことに怒ったとでもいうのか、より強い力で握り締める】
言っただろう……その剣は、『一個人』だ。
兄さんは優しいからね……持ち主である俺が生きている以上、俺のお願いならいくらでも聞いてくれるのさ。
【剣を見つめるのは、酷く誇らしげな、愛に満ちた目。それゆえにただひたすらに不気味なその男は、荒い息を吐いて呟く】
一つ、村の者は皆家族。 平等に、等しく愛を持って接するべし。
一つ、男児の双子が生まれし時、齢十になるまで等しく鍛えるべし。
一つ、男児の十回目の誕生日に、優秀でない方を殺し、神の授けたもうたる剣、【人剣】にその全てを捧げるべし。
さすれば村は災厄から守られ、豊穣たる大地を保ち続けるであろう……
【何をするでもなく、男は少女が握りつぶされているのを見つめている】
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