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暇潰しあるいはロール練習スレ
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>>344
【長きに渡って古都を守った城壁が、傾いだ瞬間】
【兵士達はどうしただろう?悲鳴を上げて無様を晒しただろうか?】
【ただ分かる事は、傾いで切り開かれつつ有る城壁からは、砲火と矢弾が尽きる事無く放たれたと言う事実だけで】
【そうして、古都の住民達は伝説の目撃者と成る】
AAAAAA!
【最早用をなさぬ眼で、なおも前を――砲弾が突き刺さる】
OOOOO!
【砕かれた脳はそれでも前を――槍の如き矢が膝裏を射抜く】
UUUUU!
【眼も脳も無いなら、それでも前を目指したのは一体何故なのだろう?】
【ただ分かる事は、孤高なる凶竜の歩みを止めたのは英雄と言うことだけだ】
U!……A!……AAAaaaa a a a
【男の崩れかけた拳が、凶竜には持ち得ぬ何かを宿した瞬間に、凶竜は負けた】
【その咆哮を止めた絆の拳は、果てのない彷徨に終止符を打ち】
…………
【まるで地震の様に街並みを震わせ、轟音と共に凶竜は沈む】
【伝説に語られた化け物は、伝説に語られるだろう戦いの末、此処に滅びたのだった】
【恐らく、今世界のどこかで産声を上げた新たなる凶竜が伝説と成る頃には】
【とある古都を舞台にした、英雄の伝説が語られている事だろう】
【孤高凶竜】討伐END
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