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ミセ*゚ー゚)リ平面世界の住人のようです

1川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/09(水) 16:25:13 ID:RQSQhAZU0
第1話

平面の悦び

161川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 17:47:39 ID:84Cl4CXc0
リハ*;⊿;)ぶわっ

(;'A`)ハラハラ

ミセ*゚〜゚)リボリボリ

162川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 17:57:37 ID:84Cl4CXc0


リハ*;⊿;)ぐすん

リハ*;⊿;)「やっぱり『–探偵フィレンクト–慈愛の罪』は名作ね!」

(*'A`)「すげーっすね!これ!!」

(*'A`)「ハローの仕掛けたトリックは、時間差によって本来は完全犯罪になってたはずなのに!!!


(*'A`)「運命の悪戯か母親のダイオードさんによって不完全なトリックになったところとか!あんなとこまで繋がってるなんて!!」

リハ*;⊿;)「ほんとね!やっぱり何回見ても飽きないわ!」

ミセ*゚ー゚)リ「えー、そうかな?」

リハ*;⊿;)

('A`)

リハ*゚⊿゚)「ちょっとミセリ」

('A`)「ほんとに見てた?」

163川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 18:16:53 ID:84Cl4CXc0
ミセ*゚ー゚)リ「見てたけどさぁ〜やっぱり運的な事、多すぎじゃん?」

ミセ*゚ー゚)リ「しかも現実的に考えて探偵なんて捜査現場に入れないっしょ。そもそも被疑者だし」

リハ*゚⊿゚)

('A`)

リハ*゚⊿゚)「何言ってるのよ!」

('A`)「そうだぞ!」

ミセ*゚ー゚)リ「2人ともちゃんと現実見ようよぉ〜」

リハ#゚⊿゚)「もう!探偵フィレンクトが傑作だってことは周知の事実なのよ!!?」

(#'A`)「ミセリ!!とりあえずもう一回見るぞ!!」

ミセ;゚ー゚)リえ、えぇ!!?



164川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 18:43:56 ID:84Cl4CXc0



(‘_L’)「ふぅ、まさかこんな時まで事件に巻き込まれるとはね」

(´・∀・`)「貴方は!!!」

( ・´ー・`)「フィレンクトさんか!!」

(‘_L’)「ええ、そうですよ」

爪#゚ー゚) 「まったく、だからフィレンクトさんに付いてくのやだったんですよ!!」

(‘_L’)「まぁまぁ、そうおっしゃらないで」

(‘_L’)「今回の容疑者は私、じぃを含めた…」

(‘_L’)

爪゚ー゚)

(,,゚-゚)

〈::゚-゚〉

(;;・∀・;;)

ミ*゚∀゚彡

( ^^ω)

(‘_L’)「の7人ですか」

( ・´ー・`)「いやいや、フィレンクトさん達は除外しても問題ないでしょう」

(´・∀・`)「そうですよ!」

165川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 18:47:10 ID:84Cl4CXc0
(‘_L’)「どのような可能性も考慮する。」

(‘_L’)「基本ですよ。警部」

( ・´ー・`)「まぁフィレンクトさんがそうおっしゃるなら…」

(´・∀・`)「仕方ないですね、でも捜査協力はしてくれるんですよね?」

(‘_L’)「ええ、もちろんですよ」

爪#゚ー゚) 「さっさと終わらせて観光しますよ!!」

(‘_L’)「わかってますよ。爺ヶ岳さん」

爪゚ー゚) 「それと私は犯人じゃありませんからね!!」

(‘_L’)「一緒に居たんだからわかってますよ」

166川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 18:47:56 ID:84Cl4CXc0


ミセ*゚〜゚)リボリボリ

(;'A`)ドキドキ

リハ*゚⊿゚)ドキドキ

167川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 18:56:22 ID:84Cl4CXc0


(‘_L’)「被害者は…」

(´。ω゚`)

(‘_L’)「書房沼峰(しょぼうぬまみね)、45歳」

( ・´ー・`)「ええ、この方ですね」

(´・∀・`)「しかし相当恨まれていたようですね。ナイフで腹を刺された後に目を繰り出されている」

(‘_L’)…

(‘_L’)「それで事件時にアリバイが有ったのは?」

( ・´ー・`)「それが…」

(´・∀・`)「誰もアリバイが無いのです」

(‘_L’)…

(‘_L’)「つまりは」

( ・´ー・`)「誰にでも可能だった…」

(´・∀・`)「ただフィレンクトさん達に関しては監視カメラと実際の目撃証言が多数ありますので問題ないかと」

(‘_L’)…

(‘_L’)「死亡推定時刻は?」

( ・´ー・`)「午後2時といったところですか」

(´・∀・`)「うーむ、これはまた面倒な事件ですね」

168川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 19:04:56 ID:84Cl4CXc0



ミセ*゚O゚)リふぁぁ

(*'A`)ドキドキ

リハ*゚⊿゚)ドキドキ



169川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 19:19:05 ID:84Cl4CXc0



(‘_L’)「で、被疑者達の書房さんとの関わりは?」

(´・∀・`)「それが…」

( ・´ー・`)「どうやら全員関わりがあるようで…」

(‘_L’)「どういうことですか?」

( ・´ー・`)「まず逆者さんからですね」

( ・´ー・`)「逆者さんはかつて書房さんの強引な地上げによって家を追い出されたそうです」

(‘_L’)…

( ・´ー・`)「次に石井さんなんですが、石井さんは書房さんにお金を借りていたらしく不当な金利に悩んでいたそうです」

(‘_L’)…

( ・´ー・`)「B-Maraさんはアメリカの方で書房さんの会社に勤めているらしいんですが、社内でのパワハラが酷かったそうです」

(‘_L’)…

( ・´ー・`)「風椎さんはどうやら娘さんのようですね、ただ隠し子だそうですが…」

(‘_L’)…

( ・´ー・`)「で、最後の長谷川さんは同僚だそうです。なんでも久々に旅行をすることになって一緒に来たとか」

(‘_L’)…

(‘_L’)「ふむ、風椎さんと長谷川さんの動機は不明ですか」

170川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 19:21:42 ID:84Cl4CXc0

( ・´ー・`)「ええ、ですが…」

(´・∀・`)「正直な話あの2人にも動機は有るかと」

(‘_L’)「つまり?」

(´・∀・`)「調べていくと書房さんのお父さんがこの前死亡してたんですよね」

( ・´ー・`)「シャキンさんだそうです」

(‘_L’)…

(‘_L’)「ふぅ、世間は狭いものですね」

( ・´ー・`)「で!書房さんにはどうやら隠し子である彼女しか子供もいないそうで」

(‘_L’)「つまりは遺産ですか」

(´・∀・`)「しかも不思議なことに書房さんの奥さんも先月なくなってるんです!」

(‘_L’)…

(‘_L’)「で、長谷川さんの方は?」

( ・´ー・`)「こっちに関してはいまさっき聞いちゃったんですよね」

( ・´ー・`)「ようやくあのクソ野郎が死んだとかなんとか」

(‘_L’)…

(‘_L’)「つまりは全員動機有りですか」

(´・∀・`)「そういうことになりますね」


171川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 19:22:56 ID:84Cl4CXc0


ミセ*-一-)リ〜zZ

(*'A`)ドキドキ

リハ*゚⊿゚)ドキドキ



172川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 19:35:25 ID:84Cl4CXc0



(‘_L’)「つまりは…」

ミ*゚∀゚彡「父は死んで当然の人間です」



〈::゚-゚〉「ふん、あの男は悪魔だ。虫のいい言葉の裏にはどす黒い悪がある」

(‘_L’)「ほう?詳しくお願いできますか」



(;;・∀・;;) 「わったーしはいつも殴られそうになたのです!!!
ロッカーを目の前でブレイク!怖かったです!!!」

(‘_L’)「そうですか」



( ^^ω)「ん?あいつがなぜ嫌いなのかって?決まってるだろ!あいつはうちの女房に手を出してたんだ!!!」

( ;;ω)「それでうちの女房は自殺して…それをこの前初めて知って!!!」

( ;;ω)うう、

(‘_L’)「そういうことですか…」



(,,゚-゚) …

(‘_L’)…

(‘_L’)「只者ではないようですね」

(,,゚-゚) …かちゃ

(‘_L’)「納めなさい。いま不要な争いをしても意味がないでしょう」

(,,゚-゚) …

(,,゚-゚) 「で、何を聞きたい?」

(‘_L’)「午後2時に何をしていたか、ですかね」




173川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 19:36:13 ID:84Cl4CXc0


ミセ*-∀-)リえへへ、そう?じょーず?

リハ*;⊿;)ぐすん

(;A;)うるっ



174川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 19:37:23 ID:84Cl4CXc0




(‘_L’)…!

(‘_L’)「そういうことか!」

( ・´ー・`)!

(´・∀・`)!

(‘_L’)「被疑者を全員集めてください」

(´・∀・`)「はい!」( ・´ー・`)



175川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 19:38:10 ID:84Cl4CXc0



ミセ*-∀-)リどくおーごはんぅ〜

(*'A`)ワクワク

リハ*゚⊿゚)ドキドキ

176川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 19:59:54 ID:84Cl4CXc0


(‘_L’)「まずはじめに」

(‘_L’)「なぜ目をくり抜くために使ったと思われる凶器が見つからないのか、から」

爪゚ー゚) (早くしてくださいよぉ〜夜のしたらばで花火を見たいんだから!)

(,,゚-゚) …

〈::゚-゚〉…

(;;・∀・;;) …

ミ*゚∀゚彡…

( ^^ω)…

(‘_L’)「そもそも犯人は凶器を使っていません。いえ、正確に言えば凶器に仕立て上げたのです」

(´・∀・`)!!?( ・´ー・`)

( ・´ー・`)「そんなことは不可能だ、旅館の中のものでそれらしいものなど一つも無い」

(´・∀・`)「第一、人の目をくりぬける道具があるわけが…!!!」

(´・∀・`;)「ま、まさか!?そんなバカなことがあるはずがない!!!もし使ったとしてもあと処理に困るはずだ!!処理をすれば気づかれるし処理をしなくても検査でバレる!!」

( ・´ー・`)「何を話している?」

(´・∀・`)「簡単な話さ。人の目を綺麗にくり抜くには曲がった形状があればいい」

( ・´ー・`)!!!!

(;・´ー・`)「ま、まさか!?」

爪゚ー゚) ???

(,,゚-゚) ?

〈::゚-゚〉?

(;;・∀・;;) ?

ミ;*゚∀゚彡…

( ^^ω)?

177川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 20:01:05 ID:84Cl4CXc0
ミセ*-ー゚)リうーん?

('A`)ドキドキ

リハ*゚⊿゚)ドキドキ

178川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 20:02:53 ID:84Cl4CXc0


(‘_L’)「そう、ココは古い旅館ではありますが人の目をくり抜くことの出来る道具自体は存在する」

(‘_L’)「スプーンです。
犯人はあらかじめここの旅館が使用しているスプーンを用意しておいたのでしょう」

(‘_L’)「自分のスプーンを使用後、部屋に来る女将に回収。洗わせればいい」

(;・´ー・`)「し、しかし!!スプーンに血が付いていれば気がつくはず!!それになぜ刺されていたのだ!?」

(‘_L’)「簡単です、まずスプーンの血からいきましょうか。
スプーンの血は自分で舐めたのです。
次にさした道具、コレは氷柱です。鋭利な刃物に仕立て上げた氷柱を使用。その後に自分で処理したのでしょう」

(;・´ー・`)「な、何をバカなことを言ってるんだ!?それにそんな荷物を持っていた人間なんて…」

(´・∀・`)「書房さんの娘さんは小さいクーラーボックスを持っていましたよね?」

ミ*゚∀゚彡…

ミ*゚∀゚彡「ええ、父に地元のアイスでも食べてもらおうかと思って持ってきていたんですよ」

(´・∀・`)「…見せていただいても?」

ミ*゚∀゚彡「いいですよ?いまさっきと同じで何も入ってはいませんが」

(´・∀・`)…

(´・∀・`)「そうですね、何もおかしなところはない。血液反応もありませんし…」

179川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 20:03:59 ID:84Cl4CXc0


ミセ;゚ー゚)リ…えぇ?こんな展開?

('A`)ドキドキ

リハ*゚⊿゚)ドキドキ

180川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 20:07:15 ID:84Cl4CXc0
( ・´ー・`)「フィレンクトさん、流石にコレは無理がありますよ。血液反応はどこにも出なかった。まぁ食器はまだとは言え…氷柱は無理では?それに食べたというのもおかしいし…」

(‘_L’)「風椎さんの口は調べてないんですよね?」

( ・´ー・`)「え?」

(´・∀・`)「は?」

( ・´ー・`)「当たり前じゃないですか。そんな場所、普通調べませんよ」

(‘_L’)「私の見る限り唇に血が付着する要因はゼロですね。怪我もしていませんし」

ミ;゚∀゚彡…

( ・´ー・`)…

(´・∀・`)…

(‘_L’)「仮にもしコレで反応がなければお好きなようにしなさい。謝罪なり訴訟なり自分のしたいようにすればいい。」

(‘_L’)「ただ、」

(‘_L’)「調べれば分かるばすですよ、恐らく唇にも血は付いたでしょうから。スプーンの血も、氷柱の血も、双方とも付いてるはずです」

ミ*゚∀゚彡…

(´・∀・`;)…

(;・´ー・`)…

(´・∀・`;)「申しわけありません」

(;・´ー・`)「調べさせていただいても?」

181川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 20:08:19 ID:84Cl4CXc0


ミセ;゚ー゚)リええ!?現実に居ないっしょこんなやつ

('A`)ドキドキ

リハ*゚⊿゚)ドキドキ

182川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 20:13:05 ID:84Cl4CXc0




ミ*゚∀゚彡「愛してたの…父を…」

ミ*;A;彡「私も母さんも!!」

ミ*;A;彡「でもあの男は私たちを知らぬ存ぜぬで!!!」

ミ*;A;彡「なのにあの男は急にすり寄ってしたのよ!!自分の妻が死んで天涯孤独になるかもしれないって!!」

ミ*;A;彡「母さんは過労で死んで!!辛かった!ずっと辛かったのに…!!!」

ミ*;A;彡「あの男はそれも知らないで!!」

ミ*;A;彡うう、うわあああん!!!

183川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 20:15:03 ID:84Cl4CXc0


ミセ;゚A゚)リえぇ!?こんな展開!?

(#;A;)なんてやつだ!書房め!!

リハ*;⊿;)うう、哀しい話ね

184川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 20:22:36 ID:84Cl4CXc0


(,,゚-゚) 「しかしなぜ私が一般人でないと分かったんだ?」

(‘_L’)「ふ、殺気が少々漏れていたのでね。もしや裏稼業の方かと思いまして」

(,,゚-゚) 「ほう?ならなぜ私が犯人じゃないと思ったんだ?」

(‘_L’)「…貴女のような女性が不必要に対象を痛めつけるかという疑問もありましたし」

(‘_L’)「それ以上に貴女のような下っ端が彼のような跡取り息子の暗殺に駆り出されるかという疑問もありましたし」

(,,゚-゚) …

(,,゚-゚) 「そうだな、今回のは独断だ。奴には個人的に恨みがあった、いや、そのためにこの世界に来た、か。」

(‘_L’)…

(‘_L’)「そうですか」



185川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 20:23:40 ID:84Cl4CXc0
リハ*゚⊿゚)「明かされる衝撃の事実ね!」

(*'A`)「道理で鋭い眼をしてたわけだ!!」

ミセ*゚ー゚)リ「ええ?」



186川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 20:29:19 ID:84Cl4CXc0


(*'A`)「いやぁ!いいっすね!!探偵フィレンクト!」

リハ*゚⊿゚)「そうねぇ!『-探偵フィレンクト-猟奇に浮かぶ子供』はハラハラドキドキするわね!」

ミセ*゚ー゚)リ「そうかなぁ?」

(*'A`)

リハ*゚⊿゚)

('A`)「いやいや、見たんでしょ?」

リハ*゚⊿゚)「そうよぉ」

ミセ*゚ー゚)リ「ええ!?でもさぁ」

ミセ*゚ー゚)リ「現実にこんなやついる!?居ないでしょ?たったそれだけじゃん」

('A`)

リハ*゚⊿゚)

(#'A`)「よし!!!次は!!」

リハ#゚⊿゚)「『-探偵フィレンクト-勝利の破爪』ね!!!」

ミセ;゚ー゚)リえ、えぇ!!?



187川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 20:53:25 ID:84Cl4CXc0


ミセ*゚ー゚)リ…

(*'A`)「やっぱフィレンクトさんはカッケェー!!」

リハ*゚⊿゚)「もう本当にクールアンドダンディーね!」

ミセ*゚∀゚)リ「スゴイスゴイ」

ミセ*゚ー゚)リ!!!

ミセ*゚ー゚)リ「ペン!」

('A`)「ほい」

ミセ*゚ー゚)リキュッキュッ

ミセ*゚ー゚)リペタペタ

ミセ*゚ー゚)リじっちゃんの名にかけて!!

('A`)それ金田一



ミセ*゚ー゚)リ「でけた!」

('A`)「どれどれ?」

リハ*゚⊿゚)…

リハ*゚⊿゚)「さてはミセリ、途中で寝たわね?」

ミセ*゚ー゚)リぎくっ

リハ*゚⊿゚)「『-探偵フィレンクト-勝利の破爪』にはこんなもの無かったわ」

ミセ;゚ー゚)リ「あ、アレだよ!ほら!ちょっと私の世界を混ぜ込んだみたいな!!」

('A`)…

('∀`)「よし!次は『-探偵フィレンクト-霊園の墓場』を見ようか!」

ミセ*゚ー゚)リや、

ミセ;゚ー゚)リやだぁぁぁ!!!!




188川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 20:56:40 ID:84Cl4CXc0


人はそれぞれの感性の中生きている。
もちろん違うことは当たり前だ、だからこそ争いは生まれる。
しかし面倒なことに人それぞれで感動だとか感心だとかの正なる部分も違うのだ。
それらの相違はいずれ意見の対立を生み出す。
たとえ負の方向の話でなくとも。

そう、今回の話のように

189川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 21:05:01 ID:84Cl4CXc0



平面の感動を貴方にだけ晒してあげる

190川*´∀`):2016/11/16(水) 20:32:12 ID:5pFspReQ0
第13話

平面の誘惑

191川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/16(水) 20:33:56 ID:5pFspReQ0
ミセ*゚ー゚)リ「うーん、何か食べたいなぁ」


 ('A`)「例えば?」


ミセ*゚ー゚)リ「甘いもの!!!」


 ('A`)「そうだなぁ、チョコとか?」


ミセ*゚ー゚)リ「まあそんな感じ?」


川 ゚ -゚)「まったく、太るぞ。ただでさえ体重が4キロも増えたんだろう?」


ミセ*゚ー゚)リ!!?


ミセ;゚ー゚)リ「なんでクーちゃんがそんなこと知ってるの!?」


川 ゚ー゚)にやり


川 ゚ -゚)「さて何でだろうな??」


ミセ;゚ー゚)リ「ま、まさか私の体重とか知ってたり?」

川 ゚ ー゚)「XXKgだろ?」

192川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/16(水) 20:35:12 ID:5pFspReQ0
ミセ;゚ー゚)リ!!!

川 ゚ -゚)「さて、」

川 ゚ -゚)「おい!ドクオ!いいこと教えてやるぞ!」

ミセ;゚ー゚)リ「な!!?」

ミセ*;゚ー゚)リ「まって!クールボッチ!!!」

川 ゚ -゚)「あーあ、ジョークのつもりだったのにミセリがそんな風に私を呼ぶんじゃな。私も口を滑らせてしまうというかなんというか」

ミセ*;゚ー゚)リ「分かったよ!クーちゃん!お願いだから待って!!」

 ('A`)「二人ともなんの話してるの?」

川 ゚ -゚)「ミセリに聞いてみたらどうだ」

 ('A`)「なんの話してたの?」

ミセ*゚ー゚)リ「何でもないよ!!」

 ('A`)??

193川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/16(水) 20:36:10 ID:5pFspReQ0
川 ゚ 々゚)「XXなんだよ!!!」

 ('A`)「は?XX?」

川 ゚ 々゚)「Xミセ*;゚O゚)リ「あーあぁ!!!!!!!!」

 (;'A`)「急に叫んでどうしたの?」

ミセ*゚ー゚)リ「私の魂の叫びだよ!!!あーあぁ!!!!!」

 ('A`)「マジでどうしたんだよ」

川*゚ 々゚)「うふふ♡楽しいんだよ!!!」

川 ゚ 々゚)「あーあぁー!!!!!!!!!!!!!!!!!」

川 ゚ )('A`)あーあぁーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 (#'A`)「俺の耳にさけばないでくれます?耳がキンキンするんで」

川 ゚ 々゚)「ドックンのエッチ!!」

 ('A`)「何がだよ」

194川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/16(水) 20:39:40 ID:5pFspReQ0
('A`)「何がだよ」

川 ゚ 々゚)「ミセリッチの体重知ってるんでしょ??」

ミセ*゚ー゚)リ「クーちゃん?その話やめよっか」

 ('A`)「知るわけねーだろ」

川 ゚ 々゚)「そーなの?」

川*゚ 々゚)「やった!!ミセリッチの秘密を掴んでるのは私だけなんだね!!!!!!!!!」

川*^々^)〜♪

 ('A`)「というかクールの姉御はいったいどうしたんだよ。」

川#゚ 々゚)「川 ゚ 々゚)は川 ゚ -゚)じゃないんだよ!!!!謝罪として私と遊ぶことを義務づけるんだよ!!!」

195川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/17(木) 00:47:30 ID:dP6iqLg.0
川 ゚ 々゚)「というわけで鬼ごっこなんだよ!」

 ('A`)「ええー?メンドクサイ」

川 ゚ 々゚)「私を捕まえたらミセリッチの秘密を教えてあげるんだよ!!」

ミセ*゚ー゚)リ!!?

 ('A`)「おっし!じゃあ一分な」

川*゚ 々゚)「じゃあ開始ね!!」

ミセ*゚ー゚)リ!!!!???

ミセ*゚ー゚)リ「まっ川 ゚ 々゚)「くるうは星なんだよーン」たったったった

ミセ*;゚ー゚)リ「んな!?」

 ('A`)「いーち、にーい」

ミセ*;゚ー゚)リ「ドクオ!!絶対追いかけちゃだめだからね!!」

 ('A`)「でもそしたら姉御がかわいそうだぜ?」

ミセ*゚ー゚)リ「でもだめ!!」

 ('A`)「じゃあ俺と一緒に行ってミセリがその秘密とやらを聞いてよ。話しても大丈夫そうだった俺にも話してよ」

ミセ*゚ー゚)リ…

ミセ*゚ー゚)リ「じゃあ…いいよ」

 ('A`)「じゃあ数えなおすわ」



196川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/17(木) 00:48:31 ID:dP6iqLg.0
('A`)「クールはどこにいるのかな」

ミセ*゚ー゚)リ「んー、いないね」

川 ゚ 々゚) (ふふふ、すぐ後ろを付けてることに気付いてない!!)

川*゚ 々゚) (いたずらがしたくなってきたよ!!!)

ヒュードロドロ

 ('A`)!!?

ミセ*゚ー゚)リ「なんでいまこんな音楽が流れてるんだろ」

 ('A`)「ミセリ、テヲツナゴウカ」

ミセ*゚ー゚)リ…

 ('∀`)「ドウシタ?コワイノカイ?」

ミセ*゚ー゚)リ「 ドクオ、声が裏返ってるよ」

 ('∀`)「ソンナワケナイジャナイカ、ハハミセリハオモシロイナ」
川 ゚ 々゚)<ぴちゃ!ぴちゃ!

 ('∀`)…ぱたり

ミセ*゚ー゚)リ…

197川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/17(木) 00:49:27 ID:dP6iqLg.0
ミセ*゚ー゚)リ「クーちゃんの体重はV川 ;゚ -゚)「やめろー!!!!!!」

ミセ*゚ー゚)リ「つーかまーえたー!」

川 ゚ -゚)!!?

川 ゚ -゚)「私は今まで何を」

ミセ*゚ー゚)リ「クーちゃんが蟹股で走りながら発狂してたんだよ」

川 ゚ -゚)「そんなわけないだろう…だよな?だよな?」

ミセ*゚ー゚)リ…

ミセ*゚∀゚)リニやり

ミセ*゚ー゚)リ「ううん、ほんとにしてたよ。だからドクオが気絶してるんだし」

川 ;゚ -゚)「なん、っだと?」

198川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/17(木) 21:33:24 ID:dP6iqLg.0
ミセ*゚ー゚)リ「まあまあ、そんなに見られたわけじゃないよ?私とドクオと一部の人だけだし。」

川 ゚ -゚)「いやいや、みられたんだろ?同じじゃん、私、頭おかしい風にみられたじゃん」

ミセ*゚ー゚)リ・・・

ミセ*゚∀゚)リ…

ミセ*゚ー゚)リ「とりあえずドクオを運ぼ?」

川 ゚ -゚)「あ、ああ、」

199川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/17(木) 21:34:48 ID:dP6iqLg.0



ミセ*゚ー゚)リ「あー授業大変だったね」

 ('A`)「そうだな」

川 ゚ -゚)「 ドクオ」

 ('A`)「何?」

川 ゚ -゚)「聞きたいことがあるんだが」

 ('A`)「何が聞きたいの」

川 ゚ -゚)「私、

がにまミセ*゚ー゚)リ「ペン!!!!!!!!」

川 ゚ -゚)「ちょっミセ*゚ー゚)リ「ドクオ!!!!!早く!!!!!!!!」

 ('A`)「ほいほい」

ミセ*゚ー゚)リきゅっきゅ

ミセ*゚ー゚)リペタペタ

ミセ*゚ー゚)リあ!クーちゃんが蟹股になってる!!

川 ゚ -゚)え

 ('A`)え



200川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/17(木) 21:35:44 ID:dP6iqLg.0




ミセ*゚ー゚)リ「でけた!!」

 ('A`)…

川 ゚ -゚)…

川 ゚ -゚)「まさかこんな風に走ってたのか?嘘だよな、嘘だと言ってくれ」

 ('A`)「落ち着いてください、蟹股戦士。女の子の蟹股は結構需要あるらしいですよ」

川 ゚ -゚)・・・


川 ゚ -゚)「そんな慰めいらねーよ」


……………



 ('A`)「じゃあ帰るか」

ミセ*゚ー゚)リ「うん!」

川 ;゚ -゚)嘘だ…嘘だと言ってくれ…

201川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/17(木) 21:37:17 ID:dP6iqLg.0
平面の誘惑、それはまるで子供の様に無邪気で、邪悪で、純粋だ。
それを押さえつけるのはあまりにも惨い。無理に押さえつければ本来の形としてではなく歪な形に成形されてしまう。
だからと言って誘惑にいつまでも身を投げ込めばいいというわけでもない。そうしていれば最初は楽だろうが後になって後悔することになるだろう、それを許容できるほど人間は強くない。だからこそ自分がしたはずの選択肢のはずなのに、失敗や後からより良い選択肢があったことに気が付くといつまでもうじうじしてしまう。
どんな人間でもそうだ、生きている限り必ず何度も繰り返す。
そう、平面世界にいる私でさえ…

202川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/17(木) 21:38:15 ID:dP6iqLg.0



平面の誘惑を貴方にだけ捧げたい

203川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/21(月) 20:19:18 ID:xCLNNZDg0
第14話

平面の罪悪

204川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/21(月) 20:19:58 ID:xCLNNZDg0
イ从゚ ー゚ノi…

イ从゚ ー゚ノi「いい日だ。」

イ从゚ ー゚ノi「今日みたいな日はいつぶりだったかな?」

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205川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/21(月) 20:21:22 ID:xCLNNZDg0
 (#=゚д゚) 「このくそオオカミめ!!!!!!」



鞭が振るわれる。空気を割く音はまるで雷が落ちたかと思うように鋭い。



イ从゚ ー゚ノiッ!!!!!

イ从;-;ノiキャイン!!!!!(イダイ!!!やめろ!)

 (#=゚д゚) 「くそが!!!!うちの家畜を殺しやがって!!!!!」

イ从;-;ノiクウウン…(なぜ、なぜ、なぜ)

 (#=゚д゚)「どうしてくれるんだ!!!!この!!! 殺してやる!!!!!」

ガララ

 ('A`)「父さん?」

 (=゚д゚) !!!!!

 (=゚д゚) 「どうした?毒太郎、お前は体が弱いんだから寝てなさい。」

 ('A`)「うん、でもお父さんの怒ってる声が聞こえたから、」

 (=^д^)「悪いことをしたオオカミさんがいたから懲らしめていたんだよ。」

 ('A`)「そうなの?」

 (=゚д゚) 「ああ、そうさ」

206川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/21(月) 20:22:03 ID:xCLNNZDg0
イ从;-;ノiきゃうん!!!!!(だれか!!!!!)

 (=゚д゚) !!!?
 
('A`)!!!

 (;'A`)「と、父さん、そ、それ、」

 ('A`)!
 
(;'A`)「ゴホッゴホッ!」

 (=゚д゚) !

 (;=゚д゚)「毒太郎!!!」

 (;'A`)「父さん、オオカミさんが、かわいそうだから、だから、手当てしてあげて、」

 (;=゚д゚)「な、なにを言ってるんだ!お前が先だ!!!」

 (;'A`)「だ、だめ、オオカミさんが先じゃないと…」

 (;'A`)ゴホッゴホッ

 (;=゚д゚) 「ああ、わ、分かった!!分かったから今は安静にしよう、な?」


イ从;-;ノiクウウン・・・(い、たい、生き、たい、生きたい)

207川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/21(月) 20:23:03 ID:xCLNNZDg0
後で知った話だがこの男には動物の声が聞こえるらしく、家畜達が殺されようとすると決まってそこに現れたそうだ。私は運が良かった、普通の場合に限れば治療を受けるどころか殺されていただろう。だが,数奇な能力を持つこの青年によって難を逃れた。

208川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/21(月) 20:24:03 ID:xCLNNZDg0
('A`)「君、名前は?」

イ从゚ ー゚ノi・・・

 ('A`)「うーん、普通は喋るんだけどなあ。父さんが酷いことしたから喋らないのかな。」

 (*'A`)つソ〜っ

イ从#゚ A゚ノiグルるる

 (;'A`)「うう、触らせてはくれないか。」

イ从゚ ー゚ノi・・・死ね

 ('A`)!!!

イ从゚ ー゚ノiお前ら、死ね

 ('A`)…

 ('A`)「今までもひどい目にあったの?」

イ从゚ ー゚ノi死ね、死ね、死ね、

 ('A`)・・・



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209川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/21(月) 20:25:03 ID:xCLNNZDg0
生きるために侵す咎のどこに罪があるというのか。
生きるために喰らう私のどこに罪があるのか

210川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/21(月) 20:26:54 ID:xCLNNZDg0
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イ从゚ ー゚ノi・・・

イ从゚ ー゚ノi「あの時の青年の魂は再びこの世界にきた。」

イ从゚ ー゚ノi「くくく、なんと喜ばしいことか。」

イ从゚ ー゚ノi「しかし・・・生きていれば、いや、存在していれば面白いことがあるものだ。」

211川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/21(月) 20:27:56 ID:xCLNNZDg0
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雷撃が山を砕く、まるで、かつて私に降り注いだ鞭のごとく。

212川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/21(月) 20:29:03 ID:xCLNNZDg0
ミセ*;A;)リおどうしゃぁぁぁん!!!おがあしゃぁぁぁあん!!!

リハ*;⊿゚)う、うう、あな、た


 ( ;A;)ああ、ああ、  (;メA`)がは、ど、どくおJ('-`;)しだれか、この子たち、だけ、でも


J( '-`)しがくっ


久しぶりだな、こんなところで人間を見るのも…!!?
あれは?まさか?


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213川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/21(月) 20:30:01 ID:xCLNNZDg0

助けてあげようか?ただし君か女の子、どっちかは死んじゃうけど。

ミセ*;A;)リうあああああん!!!!ううううう、うあああ!!!!おとうしゃああん!!おかあしゃああん!!!やだあああ!!!やだあああああ!!!!!!!

(;A;)ううう、

(;A;)たしゅけて、

(;A;)おねがいしましゅ、たしゅけて、、

(;A;)ぼくは、ぼくはどうなってもいいから!!!

(;A;)ミセリちゃんだけでも!!たしゅけて!!!



へぇ、君いい子じゃない。

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214川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/21(月) 20:30:55 ID:xCLNNZDg0


イ从゚ ー゚ノi「ふふふ、いい思い出だ。」

イ从゚ ー゚ノi「・・・楽しかったなあ」

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215川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/21(月) 20:32:02 ID:xCLNNZDg0


ミセ*゚ー゚)リ「ふんふんふん、パンがgood♪」

 ('A`)「あんまり手を振りすぎるなよ?転んだら受け身取れないだろ?」

ミセ*゚ー゚)リ「ドクオを下敷きにするので大丈夫です」

 ('A`)「何言ってんだよ、いざ下になったら変態扱いだろ?」

ミセ*゚3゚)リ「いいじゃん!!!こんなかわいい乙女の体の下に来れるんだよ!?」

ミセ*゚ー゚)リ〜♪

 ('A`)「ま、それもそうか」



ミセ;*゚ー゚)リ!!!??

 ('A`)???

216川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/21(月) 20:33:22 ID:xCLNNZDg0
私という存在が、人間の欲と下らん悪なる善によって生み出されたのならば、君という、私の力によってあるべき世界から外れた人間はどのように扱われるべきなのだろうか。
一人で生きることのできない乙女よ、ささげよう

217川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/21(月) 20:34:03 ID:xCLNNZDg0
平面の罪悪が罪悪である理由を。

218名も無きAAのようです:2016/11/21(月) 23:45:22 ID:GhrfsnN.0
なんかこんな少女漫画が20年前くらいにあったのを思い出した

219川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/23(水) 18:38:49 ID:OjuU8Oso0
第15話

平面の慈愛

220川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/23(水) 18:39:49 ID:OjuU8Oso0
イ从゚ ー゚ノi、…

イ从゚ ー゚…

イ从゚ …







ミセ;゚ー゚)リ!!!??

('A`)???

221川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/23(水) 18:40:41 ID:OjuU8Oso0
('A`)「どした?」

ミセ;゚ー゚)リ「今の…なんでこんなところに!?」

('A`)???

('A`)「本当にどうしたの?」

ミセ;゚ー゚)リ「早くお家帰ろう!」

('A`)???

('A`)「まぁいいけど」

ミセ;゚ー゚)リ「急いで!!」

(;'A`)「走ると転ぶぞ!ただでさえ歩くのだってきついんだろ?っておい!」

ミセ;゚ー゚)リグッ

なんで!?なんでなの!?

なんでここに!!?

222川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/23(水) 18:41:37 ID:OjuU8Oso0

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______



ミセ;゚ー゚)リはぁ、はぁ、はぁ、

(;'A`)「日頃運動してないとヤベーな」

リハ*゚⊿゚)「あらおかえり」

ミセ;゚ー゚)リ「た、ただいま!ドクオ!!早く二階いこ!」

('A`)「ったく、焦るなよ?怪我するよ」

ミセ;゚ー゚)リ「いいから早く!!」

('A`)「へいへい」

リハ*゚⊿゚)?

223川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/23(水) 18:42:21 ID:OjuU8Oso0
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ミセ;゚ー゚)リはぁ、はぁ、はぁ、

('A`)「そんなに急いで本当にどうしたの?トソンがストーカーでもしてたの?」

ミセ;゚ー゚)リ「違うよ…」

なぜ彼女が、いや、あれがここにいたの!?
もう終わりじゃなかったの!?

224川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/23(水) 18:43:03 ID:OjuU8Oso0
('A`)「大丈夫か?下から飲み物でも持ってくるよ」

ミセ;゚ー゚)リ!!

ミセ;一)リだめ!

ミセ;つ一)リ'A`)ぎゅ

('A`)???

ミセ;一)リ行かないで…

('A`)「いや、別にいいけど」

225川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/23(水) 18:43:44 ID:OjuU8Oso0
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かつて魄と言う人狼がいた。

226川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/23(水) 18:44:55 ID:OjuU8Oso0
魄は人の魂を食い荒らし、恐れられた。
それと同時に彼女は崇められた、人ならざる力を求めるものたちによって。
その信仰はやがて魄を神に仕立て上げ、
彼女は永遠を彷徨う邪な神となったと伝承されている…

ドクオの記憶はすでにないけれど、

アレは魄だった、間違いなく魄だった。
かつて私達と出会い、私たちの運命が歪んだ象徴そのもの。

でも魄はこの街には居ないはず、
あの山からは離れられないはずなのに…

227川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/23(水) 18:45:53 ID:OjuU8Oso0

ミセ;つ一)('A`)…

('A`)「落ち着いた?」

ミセ;一)リ…

('A`)「どうしたの?」

ミセ;一)リ「ごめん、すこし、すこしね、」

('A`)「すこし?」

ミセ;一)リ…

ミセ;一)リ「なにも、なにも聞かないで…」

('A`)「…OK、分かった。しばらくこうしてよう」

ミセ;一)リ「ありが、とう、」

228川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/23(水) 18:46:34 ID:OjuU8Oso0

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ミセ;-一-)リぐぅ、ぐぅ、ぐぅ

('A`)「眠ったか」

('A`)「にしても何に怖がってたんだ??」

ミセ;-一-)リおど、しゃん、おが、しゃん、や、やだ、

('A`)???

('A`)「汗かいてるな、タオルあるか?」

('A`)「んーっと、ミセリのお母さんに貸してもらうか」

がちゃ

ミセ;-一-)リうー、うー、

229川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/23(水) 18:47:20 ID:OjuU8Oso0

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イ从゚ ねぇ君

ミセ*;A;)リ!!!

ー゚ノi、そこの男の子が死ぬのと

ミセ*;A;)リ…

イi、从貴女の目の見え方が変わるの

ミセ*;A;)リ…

イ从ー゚ノi、どっちがいい?

230川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/23(水) 18:48:06 ID:OjuU8Oso0

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ミセ;-一-)リう、うう、

がちゃ

('A`)「…まだ寝てるか、それにしても随分と汗をかいてるな。嫌な夢でもみてんのか?」

ミセ;-一-)リあ、うう、、わか、た

('A`)???

('A`)「とりあえず顔の汗拭いとくか、体は…もちろんダメだよなぁ」

('A`)…

231川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/23(水) 18:48:51 ID:OjuU8Oso0
('A`)「嫌な夢、か。嫌な夢なんてサッサと覚めるに限るな」

('A`)…

('A`)「なぁ、ミセリ。お前の目が治るのはいい夢なのか?それとも悪い夢なのか?」

('A`)「お前の目が普通の人みたく見えるようになったら、俺は、俺は…」

('A`)…

(;'A`)「何考えてるんだ。ミセリが普通になれたらそれ以上に嬉しいことなんてないじゃないか。なのに、なのに、」

('A`)…

('A;)「なんでこんなに辛くて堪らないんだろうな」

ミセ;-一-)リうう、う、

('A`)「…俺、ナーバスなのかな」

232川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/23(水) 18:49:43 ID:OjuU8Oso0
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ミセ*゚ー゚)リキュッキュッ

ミセ*゚ー゚)リペタペタ

ミセ*゚ー゚)リゴシゴシ

ミセ*゚ー゚)リ「でけた!」

233川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/23(水) 18:52:24 ID:OjuU8Oso0
ミセ*゚ー゚)リ「ドクちゃん!見て!絵!」

('A`)!!!

(*'A`)「わぁ!これ僕!!?」

ミセ*^ー^)リ「そうだよ!ドクちゃんだよ!」

(*'A`)「ミセリちゃん!ありがとう!」

ミセ*゚ー゚)リ「えへへ、うん!」

( "ゞ)「ミセリは本当にドクオ君が好きなんだね」

ミセ*゚ー゚)リ「うん!」

リハ*゚⊿゚)「ちゃんと手綱掴んどかなきゃダメよ?」

ミセ*゚ー゚)リ???

( ;"ゞ)「そういうことは子供に言わないの」

リハ*゚⊿゚)「いいじゃない!コレも大人の女からのアドバイスよ!」

( "ゞ)「大人の女というよりはもうおばリハ*゚⊿゚)「おかしな言葉が聞こえたけどなんて言おうとしたの?まだピチピチの26歳よ?」
( "ゞ)…

( "ゞ)「ママは相変わらず綺麗だなぁって」リハ*゚⊿゚)「あらやだ!嬉しいわぁ」

( "ゞ)(せめても言葉遣いを昔のままにしてほしかったな。今の言葉遣いじゃおばさんって言われても仕方ないよ)

リハ#゚⊿゚)ふん!( ;"ゞ)!?!?!?ドゴッ

( ;"ゞ)うげっ!

リハ*゚⊿゚)「失礼な人!」

ミセ*゚ー゚)リ???

ミセ*゚ー゚)リぽふ('A`)???

ミセ*゚ー゚)リ「しつれいなひと!」

('A`)???

( ;"ゞ)「ああ!もう!ミセリが真似しちゃったじゃないか」

リハ*゚⊿゚)「貴方がいけないのよ?失礼なこと考えるから」

( "ゞ)「はいはい」

234川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/23(水) 18:53:40 ID:OjuU8Oso0


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235川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/23(水) 18:54:21 ID:OjuU8Oso0

イ从゚ ー゚ノi、幸せな過去だね

イ从゚ ー゚ノi、でもこちら側に来てしまったんだよ

イ从゚ ー゚ノi、普通の人と同じ幸せなんてもう手に入らないよ

イ从゚ー゚ノi、ドクオ君を差し出せば君だけは幸せになれただろうにね

私はドクオなしの世界で生きていこうなんて思わない

イ从゚ ー゚ノi、そう?

そうだよ、貴女がなぜ私の目をこんな風にしたかなんて知らないけど、私は今のままでも充分幸せよ。

イ从゚ ー゚ノi、あっそ

イ从゚ ー゚ノi、せめても君が真実の私の目の前で、それを言えることを願うよ

イ从゚ ー゚ノi、こんな寂しい妄想の中じゃなくてね

236川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/23(水) 18:55:03 ID:OjuU8Oso0
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(*'A`)これもらっていい!!?

うん!

(*'A…これ、…って、い!、?

ドクオ…?

(*'…、れ、…て、い、…?

ドクオ!!?

…て、い、、?

ドクオ!!!!!

237川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/23(水) 18:55:43 ID:OjuU8Oso0

イ从゚ ー゚ノi、

イ从゚ー゚ノi、…

イ从゚ ー゚ノi、人並みの幸せなんて手に入ると思うなよ?

238川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/23(水) 18:56:23 ID:OjuU8Oso0
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ドク、わだ、貴方、たいせつ。でも、あ、た、きえ、私、ひとり。ただ、あ、たの、じあい、うけと、たい。

239川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/23(水) 18:57:05 ID:OjuU8Oso0
平面のじ、い、をあ、た、けに、うけと、てほ、し、。

240川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/23(水) 18:57:45 ID:OjuU8Oso0
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お前の目が平面しか映さないのは何も私の呪いではないんだよ。
私の魂とつながりを持っただけ。いずれお前の中の自我を喰いつくして置き換わるだろう。

241川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/23(水) 18:58:27 ID:OjuU8Oso0
平面の慈愛

242川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/23(水) 18:59:11 ID:OjuU8Oso0
改め

243川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/23(水) 18:59:55 ID:OjuU8Oso0
平面の悲哀をお前に与えよう

244川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/28(月) 21:20:35 ID:pXQ1x4RA0
第16話

平面の偏頼

245川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/28(月) 21:21:42 ID:pXQ1x4RA0
ミセ*;-一-)リうう、


ミセ*;-一゚)リうん?


 (;A-)ぐう、ぐう、みせり・・・

ミセ*゚ー゚)リ「ドクオ、側にいてくれたんだ。」


ミセ*゚ー゚)リ「ありがとう、ドクオ、」

ミセ*゚ー゚)リ・・・

ミセ*゚ー゚)リ「外、すごい暗いな」

246川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/28(月) 21:25:09 ID:pXQ1x4RA0
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イ从゚ ー゚ノi人並みの幸せなんて手に入ると思うなよ?


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247川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/28(月) 21:26:15 ID:pXQ1x4RA0
ミセ*゚ー゚)リ「私は、ドクオが居ればそれだけで、」


(;A-)うう、みせ、り、

ミセ*゚ー゚)リ!!!

ミセ*゚ー゚)リ「ドクオ?汗をかいて?それに、泣いてる。なんの夢を見ているというの?」


(;A-)うう、うああ、うう、


ミセ*゚ー゚)リ(;A-)ううう、

ミセ*-一つ(;A-)すっ


ミセ*-一つ(;A-)うう、みせ、り、いかない、で


ミセ*-一つ(;A-)行かないよ、どこにも


ミセ*-一つ(;A-)うう、ううう、

248川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/28(月) 21:27:52 ID:pXQ1x4RA0
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ああ、体が重いな。なんだこれ



ミセ*゚ー゚)リ「なにしてるの?」


あれ?ミセリ?なんだか小さいな。


ミセ*゚ー゚)リドクちゃん!ほら!行こっ!おやまさんおやまさん!!


え?山?

249川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/28(月) 21:28:59 ID:pXQ1x4RA0
・・・


そうだ、思い出した。懐かしいな、ところどころ支離滅裂に成ってしまっているけど、これは俺の記憶か。


ミセ*゚ー…さぁ

!!!?

ミセ*…



なんだ?砂になった??

イ从゚ ー゚ノiやあ

え?あの時のお姉さん??ミセリが砂になったら今度はあの時のお姉さんが出てきた?

イ从゚ ー゚ノi彼女にとっての幸せって何?

何でそんなことを?

イ从゚ ー゚ノi知りたいんだよ

イ从゚ ー゚ノiもし答えられないならべつにいいよ

あ、そうですか。ミセリの幸せは俺にもちょっと良くわからないです

イ从゚ ー゚ノiじゃあ君にとっての幸せは?

俺?俺ですか?

イ从゚ ー゚ノiああ、君だよ。ドクオ君

俺は、俺にとっての幸せは、

250川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/28(月) 21:30:12 ID:pXQ1x4RA0
ミセリが普通の人と同じように生きていけること?

251川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/28(月) 21:32:49 ID:pXQ1x4RA0
それが俺にとっての幸せ?

え?そうのか?じゃあなぜ胸が痛いんだ?ミセリの幸せを考えたはずなのに、


イ从゚ ー゚ノi…そうか、いいことを聞けたよ。

イ从゚ ー゚ノiじゃあね


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252川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/28(月) 21:34:35 ID:pXQ1x4RA0
 ('A`)「うん?」

 ('A`)・・・

 ('A`)「変な夢を見たな。もしかして俺が、俺自身がミセリと離れることを恐れているから、あんな夢を見たのか?」

ミセ*-ー-)リぐー

 ('A`)「ミセリ」

 ('A`)「俺は、お前の、幸せを、願っているよ」

 (;A`)「願っているはずなんだ…!!!それが俺にとっての、幸せのはずなんだ!!!」

 (;A;)「なのに、なんでこんなに、お前が普通に生きられるようになったことを考えたら、涙が止まらないんだ?」


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253川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/28(月) 21:36:30 ID:pXQ1x4RA0
ミセ*゚ー゚)リうん?

ミセ*゚ー゚)リ「ふああ、よく寝た。もう朝だ。」( -A-)ぐー

ミセ*゚ー゚)リ・・・

ミセ*゚ー゚)リ!!?

ミセ*;゚ー゚)リ「私、ドクオと一緒の部屋で一夜を明かしたの!?」

ミセ*゚ー゚)リ「ま、いっか」

ミセ*゚ー゚)リじー( -A-)んぐぐ、ぐー

ミセ*゚ー゚)リ「ぺん、どこかな?」ガサガサ

ミセ*゚ー゚)リ「うーん?これ、かな?」

ミセ*゚ー゚)リ「紙はあるかなあ?ええと、ドクオは確かここに入れてるんだよね」ガサガサ

ミセ*゚ー゚)リ「お!!あた!!」

ミセ*゚ー゚)リ〜♪

ミセ*゚ー゚)リきゅっきゅっ

ミセ*゚ー゚)リぺたぺた

ミセ*゚ー゚)リがさがさ

254川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/28(月) 21:37:40 ID:pXQ1x4RA0
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ミセ*゚ー゚)リ「でけた!!」

ミセ*゚ー゚)リぺたぺた

ミセ*゚ー゚)リ〜♪

 (。日゚)ん?

ミセ*゚ー゚)リ「どう?私の絵」

 (。日゚)「そもそも顔に張り付いてて分からないんだけど」


ミセ*゚ー゚)リ「そう・・!?」

255川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/28(月) 21:40:43 ID:pXQ1x4RA0
ミセ*;゚ー゚)リ「え!?今、部屋が!!」

256川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/28(月) 21:42:24 ID:pXQ1x4RA0
(。日゚)「どうしたの?」

ミセ*;゚ー゚)リ「う、ううん。なんでもない。」

(。日゚)「そうか?」

ミセ*;゚一゚)リうん、なんでも、ないの

257川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/29(火) 21:25:21 ID:YDbOWloQ0
信頼の中にある依存心は、いつの間にか当人の心の奥深くまで蝕んでいく。私の中にある貴方への強い依存の心は境界を飛び越え貴方のものを蝕んでいく。だが、これには条件がある。それは私の目が平面しか写せないことであり、私が普通の生活を享受できない事が絶対に必要な条件だ。
それに終わりが見えた時、私はどのように生きていけばいいのだろう。ドクオ・・・

258川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/29(火) 22:14:53 ID:gWIwf/8M0
平面の偏頼は貴方にだけ圧し掛かる

259川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/30(水) 19:49:43 ID:CRECtnh20
第17話

平面の嘆き

260川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/30(水) 19:53:45 ID:CRECtnh20
セ*゚ー゚)リ…

ミセ*;゚ー゚)リなぜ今になって!?

ミセ*;゚ー゚)リどういうことなの!?

コンコン

ミセ*゚ー゚)リ「は、はーい」

 ('A`)「オーっす」

 (゚、゚トソン「私もいるよ!」

ミセ*゚ー゚)リ「ドクオ、おっハアーちまき、パンツ魔神ちゃんもおっぱあー。」

 ('A`)「学校行こうぜ」

 (゚、゚トソン「もう!私はそんな名前じゃないよ!」

ミセ*゚ー゚)リ「私のパンツでムニエル作ったんでしょ?知ってるんだからね?」


 (゚、゚トソンギクウウ

 ('A`)「変態はおいてさっさと行くか」

ミセ*゚ー゚)リ「うん」

ミセ*゚ー゚)リあ。

 ('A`)!!!

 ('A`)ぐぐぐ

 ('A`)「あぶねー、大丈夫か?」

ミセ*゚ー゚)リ「え、あ、う、うん平気平気」

 (゚、゚トソン「珍しいわね、ミセリが自分の部屋で転ぶなんて」

ミセ*゚ー゚)リ!!!

ミセ*;゚ー゚)リそ、そうだね、あはは、

 ('A`)?


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