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ミセ*゚ー゚)リ平面世界の住人のようです

123川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/11(金) 20:34:32 ID:y6I0m31w0



('A`)「ふぅ、今日も大収穫だ」

('A`)つ\)(/

(')(`)ゝ「よし、フィットするな。」

(')(`)「やっぱ排気ガスとかのことを考えるとマスクは欲しいよな」

(')(`)「えーっと、あとは」

(')(`)つ\)(/

(')(`)「あったあった、レース付きのパンツ」

(')(`)「ふう、俺の股間はレース付きのヤツじゃないと満足しないからなぁ」

(')(`)「…あとは料理用のパンツか」

(')(`)つ\)(/

(')(`)「お!あった!紐パン、しかも黒いな。」

(')(`)「こいつじゃないとロールキャベツに合わないんだよな」

(')(`)「あとは…」

(')(`)「ミセリのママのやつのも欲しいな」

(')(`)…

(*')(`)「フヒヒッ!この前見たAVを思い出しちまうぜ!!」



124川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/11(金) 20:36:49 ID:y6I0m31w0



ミセ#゚ー゚)リ「私のパンツで料理とか作ってるんでしょ!?」

('A`)「作るわけねーだろ、布なんか食べれねーよ」

(゚、゚トソン(この前作ったとは言えない、しかも染み付きで)

ミセ#゚ー゚)リ「私のし、ゴニョゴニョパンツで作ったんでしょ!?一つ無くなってたもん!」

(#'A`)「作らねーってば!」

(゚、゚トソン(やっぱ布はいけないわね。まぁ完食したけど)

ミセ#゚ー゚)リ---------*---------('A`#)

ミセ#゚3゚)リ「なによ!しらばっくれちゃって!」

(#'A`)「おかしなこと言ってるって分からねーのか!?」

(゚、゚トソン(あー、パンツ被りたくなってきた。ミセリのパンツどうにかして手に入れたいなぁ〜)

ミセ#゚ー゚)リ「もう!出てって!ドクオがとったんでしょ!?私のパンツ!」

(#'A`)「なんでミセリのパンツを俺が盗むんだよ!」

ミセ#゚ー゚)リ「被ったんでしょ!?トソンちゃんが私のし、ゴニョゴニョパンツをドクオが被ってたって言ってじゃない!」

(#'A`)「んなこと嘘に決まってるだろ!な!トソン」

(゚、゚トソン「え?ごめん聞いてなかった」

ミセ#゚ー゚)リ「私のパンツ被ってたんだよね!?」

(#'A`)「お前の嘘だろ!さっさとミセリに説明しろ!」

125川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/11(金) 20:38:43 ID:y6I0m31w0
(゚、゚トソン「え?え?パンツ?」

(゚、゚;トソン(やべぇ、パンツ欲しいって口に出てたかな)

(゚、゚トソン「そ、そのさ、冗談よ!冗談!ミセリの染みパンが欲しいなんて私は言ってないわ」

ミセ*゚ー゚)リ??

('A`)??

ミセ*゚ー゚)リ「どーゆーこと?」

('A`)「まったく意味が掴めないんだが」

(゚、゚トソン「え?」

ミセ*゚ー゚)リ「トソンちゃんが言ったんじゃない」

('A`)「パンツのことだよ」

(゚、゚トソン「だから、私が染みパン欲しいみたいに口ずさんでたことでしょ?ジョークよジョーク」

ミセ*゚ー゚)リ…

('A`)…

126川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/11(金) 20:41:37 ID:y6I0m31w0
(゚、゚トソン???

ミセ*゚ー゚)リ「トソンちゃん私のパンツ盗んだ?」

(゚、゚トソン!!!

(゚、゚;トソン「そんなわけないでしょ!?ちょっと黄色くなった白レースなんて私知らないわ!」

ミセ*゚ー゚)リ…

('A`)…

ミセ*゚ー゚)リ「…ごめんね?ドクオ」

('A`)「いいよ、誤解解けたし」

(゚、゚;トソン(や、やばい!このままだと私が変態扱いされる!)

(゚、゚;トソン(下手したらミセリのブラを着けて興奮したり!)

(゚、゚;トソン(私の制服とミセリの制服を交換して興奮したりも!)

(゚、゚;トソン(全部バレる!?完全な計画の上に成り立ってたというのに!)

ミセ*゚ー゚)リ「トソン被告、これから余罪追求をします。よ〜ロレイッヒィィイですね?」

('A`)「さて、お前のことだからパンツ以外にもなんかやってるんだろ?吐けよ。楽になるぜ」

(゚、゚トソン…

(゚、゚トソン「じつはぁ…」



127川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/11(金) 20:44:50 ID:y6I0m31w0


以下当時のトソンをお楽しみください

128川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/11(金) 20:53:23 ID:y6I0m31w0
ミセ*゚ー゚)リ「トソンちゃんいらっしゃぁい」

(゚、゚トソン「お邪魔シマウマ」

(゚、゚トソン「わぁ!やっぱりミセリの部屋はミセリの部屋だね!」

ミセ*゚ー゚)リ「それほどでもぉ〜」

リハ*゚⊿゚)「トソンちゃん、いらっしゃい。普通の緑茶だけどどうぞ」

(゚、゚トソン「ありがとうございます!」

ミセ*゚ー゚)リ「そだ!下の部屋にトソンちゃんの絵があるんだ!持ってくるね!」

ミセ*゚ー゚)リ「お母さん!」

リハ*゚⊿゚)「はいはい、じゃあ手を繋ぎましょっか」

ガチャ

129川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/11(金) 21:00:33 ID:y6I0m31w0

(゚、゚トソン…

(゚、゚トソン(気になる!タンスの中に拡がっているエデンが!)

(゚、゚トソン(でも覗いてるところを見られたらやばい!!)

(゚、゚トソン…

(゚、゚トソン「まぁ少しならOKっしょ」

ガララ

(゚、゚*トソンはぁはぁ

(゚、゚*トソン「あの子、以外に大胆な下着持ってるのね」

(゚)(゚*トソンすちゃ

(゚)(゚*トソン「んー、グレイト!!!」

(゚)(゚*トソン「この匂い!タンスと柔軟剤とミセリの仄かな匂いの融和!最高じゃない!」

あ!あったぁ!!

(゚)(゚*トソン!!!

(゚、゚*トソン「名残惜しいけど一旦外さないとね。家で楽しもっと」



130川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/11(金) 21:01:52 ID:y6I0m31w0



-o-o-⊂(゚、゚トソン「あー、ついでにブラも持ってきちゃった」

(゚、゚トソン…

(゚、゚*トソンすちゃ

(゚、゚*トソンはぁはぁ

(゚、゚*トソン「ミセリと私ってバストサイズも近いのね!ブラの温もりを感じるわ!!」

(゚、゚*トソンはぁはぁ



131川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/11(金) 21:03:18 ID:y6I0m31w0


ミセ*゚ー゚)リ「たっだいマンゴー」

リハ*゚⊿゚)「あら!お帰りなさい」

('A`)「お邪魔しまーす」

(゚、゚トソン「お邪魔んボー」

リハ*゚⊿゚)「いらっしゃい、ゆっくりしていってね」

ミセ*゚ー゚)リ「はぁ!快適!」バサ

(゚、゚トソン!!!

(゚、゚トソン(そういえばミセリと私って体の大きさも似てるよね…)

(゚、゚トソン…

(・、・トソン…

('A`)「じゃあ二階に行こうぜ」

ミセ*゚ー゚)リ「ほらほら右手は預けまっせ」

ミセ*゚ー゚)リ「トソンちゃん!左手はどうだい?」

(・、・トソン…

ミセ*゚ー゚)リ???

ミセ*゚ー゚)リ「トーソーンーチャーン!!!」

(゚、゚トソン!!!!

ミセ*゚ー゚)リ「手は?」

(゚、゚トソン「ご、ごめん、トイレ行っていいかな?」

132川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/11(金) 21:06:31 ID:y6I0m31w0
ミセ*゚ー゚)リ「いいよぉ〜先二階上がってるね?」

(゚、゚トソン「うん」

リハ*゚⊿゚)「じゃあ私は台所にいるから何かあったら言ってね?あとミセリ、ちゃんと制服はかけておくのよ?」

ミセ*゚ー゚)リ「ふぁぁい後で〜」

リハ*゚⊿゚)「もう、天邪鬼な子ね」

(・、・トソンじー

ミセ*゚ー゚)リ「じゃあマイマウス!両手を出して!」

('A`)「俺はネズミかい」

ミセ*゚ー゚)リ「にゃぁぁぁお!」

(・、・トソン…

(・、・トソン二階行ったわね?

(・、・トソンささっ



ミセ*゚ー゚)リキュッキュッ

ガチャ

(゚、゚トソン「ごめん、ちょっと遅れちゃった」

('A`)「まぁ仕方ねーだろ。ウンコだろ?仕方ない仕方ない。」

(゚、゚トソンふん!

('A゚)ヒギッ!!



133川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/11(金) 21:07:56 ID:y6I0m31w0


(゚、゚トソン「っていうかぁ?そんな感じっていうかぁ?」

ミセ*゚ー゚)リ…

('A`)…

('A`)「判決をどうぞ」

ミセ*゚ー゚)リ「有罪」

(゚、゚;トソン「そ、そんな!?どうかご慈悲を!!!」

ミセ*゚ー゚)リ「汝、犯さざるべき罪を犯したなり。有罪なのじゃ」

(゚、゚;トソン「ま、待ってください!!」

('A`)「此の期に及んでまだ抗うか、いい加減楽になれ」

(゚、゚;トソン「確かに私は貴女の染みパンツでチョコフォンデュをしたりしたけれど!」

ミセ*゚ー゚)リ…

(;'A`)…

(゚、゚;トソン「貴女に危害を加えようとかじゃないの!好奇心を抑えられなかったの!!貴女のパンツじゃなきゃダメなの!!!」

ミセ*゚ー゚)リ「うん、もはや異論の余地もなく有罪。これからは私の家に入れません」

(゚、゚;トソン「ま、まって!!」

('A`)「これにて閉幕閉幕」

ミセ*゚ー゚)リ「ボンキュッボン!」

134川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/11(金) 21:11:06 ID:y6I0m31w0

ミセ*゚ー゚)リ!!!

(゚、゚;トソンそ、そんな…

(゚、゚;トソン嘘と言ってよ…

ミセ*゚ー゚)リ「ペン」

('A`)「ホイットニーヒューストン」

ミセ*゚ー゚)リキュッキュッ

ミセ*゚ー゚)リペタペタ

ミセ*゚ー゚)リカンカン!

(#'A`)ええい!控えおろう!

(゚、゚;トソンどうかご慈悲を!



135川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/11(金) 21:12:12 ID:y6I0m31w0


ミセ*゚ー゚)リ「でけた!」

('A`)「どれどれ?」

(゚、゚;トソン「ち、違うの!私は!!」

('A`)「顔を赤くしながらパンツを被ってる絵か、トソンの変態性を余すことなく表現した絵だな」

ミセ*゚ー゚)リ「どうぞ、これからは私の代わりにこの絵で愉しんでください」

(゚、゚;トソン「そ、そんな!?」



136川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/11(金) 21:13:20 ID:y6I0m31w0


人間には隠された自己がある。
それは緊急の時や誰もいない世界、はたまた夢の中で姿をあらわすだろう。
そう、私のパンツでチョコフォンデュをしたトソンのように。

ごめんね、冗談を抜きにして引いた。

137川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/11(金) 21:14:00 ID:y6I0m31w0



平面の裁決は貴女にだけ下される

138名も無きAAのようです:2016/11/11(金) 22:22:10 ID:oJXHH09k0
このやきう民みたいなトソン欲しい

139川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/12(土) 12:13:37 ID:UxMjUrZk0
第11話

平面の呼声

140川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/12(土) 12:14:48 ID:UxMjUrZk0

イ从゚ ー゚ノi、…

('A`)(おお、初めて銀髪の女の人見た。


(*'A`)(しかもかなり可愛い!!今日はいい誕生日だ。)

('A`)…

(*'A`)(エロゲーだったら生き別れの幼馴染パターンだよな!いや、ここは一目惚れパターンか)

イ从゚ ー゚ノi、「こんにちは、ドクオ君」

(*'A`)(お!?)

(*'A`)(え?マジか、これなんてエロげパターン???ココは忘れたフリをしてドックンサイテーパターンだよな、
よし!知らないフリをしよう。マジで見覚えないけど)

141川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/12(土) 12:15:29 ID:UxMjUrZk0
('A`)「えっ、と、どこかで会ったことあるかな?」

イ从゚ ー゚ノi、…

イ从゚ ー゚ノi、「ふふふ、そうか。そうだよな。」

('A`)???

(;'A`)(いきなり納得したぞ。意味がわからん)

('A`)「ええと、ゴメン。どういうこと?」

イ从゚ ー゚ノi、「君は全て忘れているから分からないんだよ。たったそれだけさ」

('A`)???

(;'A`)(ホントにどゆこと?)

イ从゚ ー゚ノi、「ああ!そうだ、自己紹介をしておこう。愛しの君に名前を知ってもらっていないというのもアレだからね」

('A`)??

(;'A`)(もしかして、危ない人に絡まれてる?でも名前知ってたよな?)

142川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/12(土) 12:16:26 ID:UxMjUrZk0

イ从゚ ー゚ノi、「私の名前は魄、魂魄の魄だね。でも今は白い方の白で呼ばれているのかな」

(;'A`)「へ、へぇ〜」(聞いた方が良いかな、どこで会ったかって)

イ从゚ ー゚ノi、「どうした?」

(;'A`)「なんでもないよ!」(かといって聞くのもなぁ、なんか言われるとめんどいし)

イ从゚ ー゚ノi、「でも懐かしいね、相変わらずだ」

(;'A`)???

(;'A`)(この人やっぱり昔の知り合いなのか?俺が忘れてるだけか?)

イ从゚ ー゚ノi、「残念だったね、お父さん。過労死してしまうなんて」

('A`)!!

('A`)「父の、知り合いなんですか?」

イ从゚ ー゚ノi、「いいや、君の知り合いだよ」

イ从゚ ー゚ノi、「くくく、まぁあんなコトが有れば人間じゃ耐えられないか」

('A`)??

('A`)「すみません、今なんて?」

イ从゚ ー゚ノi、「なんでもないよ、ミセリちゃんには知らせてないのかい?」

('A`)…

('A`)(ミセリのことも知ってるとなると昔に遊んでくれた人なのかな?)

143川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/12(土) 12:17:33 ID:UxMjUrZk0
('A`)「一応、仕事が忙しくて海外に行ってるって伝えてます」

イ从゚ ー゚ノi、「へぇ、残酷な事実は教えてあげないのかい?」

('A`)…

('A`)「ミセリに、心配かけたくないんで」

イ从゚ ー゚ノi、「へぇ」

('A`)「だから、父のことは内密にしてもらえますか?」

イ从゚ ー゚ノi、「別に話そうなんてことはしないよ」

イ从゚ ー゚ノi、「…変わらないねえ、君たちを見てるとあの時のコトを思い出すよ」

('A`)「あの時って?」

イ从゚ ー゚ノi、「楽しかったなぁ…
君は命を差し出そうとして彼女は眼を差し出した」

('A`)「は??」

イ从゚ ー゚ノi、「じゃあね、私はこの街にいるから。
何かあったら私の名前を呼びなさい、
今回は何も取らずに助けてあげるよ」

イ从゚ ー゚ノi、「じゃあね」

('A`)「え?あ、はい」

('A`)…

('A`)「なんだったんだ?」

('A`)…

('A`)「ミセリの家に行かなきゃ、確かミセリはミルフィーユでよかったんだよな?」



144川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/12(土) 12:18:25 ID:UxMjUrZk0



ミセ*゚ー゚)リ「いらっしゃぁい」

('A`)「へいへい」

ミセ*゚ー゚)リ「さぁパーティしよっか」

('A`)「2人だけで?」

ミセ*゚ー゚)リ「う(゚、゚トソン「こんにちくわ!」ガチャ

ミセ*゚ー゚)リ…

('A`)「なんだ、トソンも居るのか。ミセリから許してもらったの?」

(゚、゚トソン「何言ってんのよ!あれ冗談でしょ、ね?ミセリ」

ミセ*゚ー゚)リ「すみません、この家ではパンツのチョコフォンデュは出してないのでお引き取り願えますか?」

(゚、゚トソン「ちょ、そんなのいいよ!ミセリと一緒ならなんでも食べるわよ!」

ミセ*゚ー゚)リ「家に帰って食事してください」

(゚、゚トソン「もう、ミセリったら!ツンデレなのね?ツンの立場がないじゃない!」

145川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/12(土) 12:19:10 ID:UxMjUrZk0
( ^ω^)「まったく、その通りだお」

(゚、゚トソン「は?」

ξ゚⊿゚)ξ「ドクオの誕生日パーティでしょ?私も混ぜてよ」

ミセ*゚ー゚)リ…

(; ゚∀゚)「はぁ!はぁ!ここがパーティ会場か!?」

('A`)「え?こんなに呼んだの?というかジョルジュに至ってはタキシードじゃねーか。何しに来たんだよ」

(; ゚∀゚)はぁはぁ、

( ゚∀゚)「誕生日なんだって?」

('A`)「そうだけど」

( ゚∀゚)「ふぅ、この俺に言わないなんて野暮だぜ」

('A`)「なんじゃそりゃ」

川; ゚ -゚)「内藤、津出、人を置いてくとはどういう了見だ」はぁ、はぁ

146川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/12(土) 12:20:09 ID:UxMjUrZk0

ξ゚⊿゚)ξ「あ、来たの?」

( ^ω^)「別に帰ってても良かったんだお」

川# ゚ -゚)「ドクオを見かけたと思ったら急に走り出して!私を置いてったことについては何も無しか!」

ξ゚⊿゚)ξ「えぇー?クールはクールなんでしょ?一匹オオカミにわざわざいう必要あるかなって」

川 ゚ -゚)「ま、まぁ確かにクールだが、それにしたってなぁ」

( ^ω^)「クールはクールだからわざわざ言葉をもらうよりクールに去る方が良いんだお、クールだけに」

川 ゚ -゚)「クールクール言い過ぎだろ、何言ってるのか分からん」

ミセ*゚ー゚)リ…

('A`)「人多いな、」

('A`)…

('A`)「ミセリ?」

ミセ*゚ー゚)リ「ん?なに?」

('A`)「いや、何か考えてるのかなって」

ミセ*゚ー゚)リ…

ミセ*゚ー゚)リ「なんでもないよ」

('A`)「そう?」

ミセ*゚ー゚)リ「うん」



147川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/12(土) 12:21:12 ID:UxMjUrZk0


リハ*゚⊿゚)「ドクちゃんもお友達増えたのね、嬉しいわ。毎年いつもの4人しか居ないんだもの。今日はご馳走いっぱいあるから食べていってね」

( ゚∀゚)「お友達なんてそんな…心の友と書いて心友と呼んでください」

( ^ω^)「心友どころかストーキングしてるお」

ξ゚⊿゚)ξ「ストーカー(自称心友)の方が良いわね」

(; ゚∀゚)「そ、そんなことしてないし!」

(゚、゚トソン(ミセリが飲んだコップミセリが飲んだコップミセリが飲んだコップミセリが飲んだコップミセリが飲んだコップミセリが飲んだコップミセリが飲んだコップ…)

(・、・トソン…

('A`)「ほら、ミルフィーユ」

ミセ*゚〜゚)リ「んー、おいひぃ」もぐもぐ

('∀`)「食べながら喋るなよ」

川 ゚ -゚)「ミセリは甘いものが好きなんだな」

ミセ*゚ー゚)リ「デイダラちゃんは好きじゃないの?」

川 ゚ -゚)「デイダラじゃねーよ。
まぁそれなりに」

ミセ*゚ー゚)リ…

ミセ*゚ー゚)リプニ

川 ゚ -゚)!!?

川; ゚ -゚)「な、なにをするだぁぁ!!」

148川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/12(土) 12:22:34 ID:UxMjUrZk0
( ^ω^)「焦りすぎだお」

ξ゚⊿゚)ξ「アレね、人と関わらなすぎて距離感が掴めないのよ。そっとして置いてあげなさい」

( ^ω^)「それもそうだおね」

川# ゚ -゚)「お前ら失礼すぎるぞ。乙女がお腹を摘まれたっていうのにその反応」

('A`)「いいじゃねーか、クールの姉御。
クールの姉御は太っても姉御ですぜ、むしろ貫禄も増しますって。
これからはクール・ボッチじゃなくて
クール・ピッグですよ」

川# ゚ -゚)ふんぬっ!

('A゚)ピギィ!!

川# ゚ -゚)「デリカシーの欠片もないようだな」

( ^ω^)「そうだお、今のはドクオが悪いお。
そこはクール・ファット・ボッチみたいな言い方しないとダメだお」

ξ゚⊿゚)ξ「そうね、そっちだと科学者っぽいし怒らないっしょ。
もうちょっとひねってC-Fat・Botti(しーふぁっとぼってぃ)の方が良いんじゃない?」

川# ゚ -゚)「科学者っぽいから怒らないってなんだよ。むしろボッチとファットっていう無関係な単語が入ってる分さらに怒り心頭だよ。」

ξ゚⊿゚)ξ「そう?C-Fat・Bottiいいじゃない。改名しなさいよ」

川# ゚ -゚)「と言うかお前のは私の名前がほとんど無くなってるじゃないか。なんでファットとボッチの方に重点が置かれてるんだよ。おかしいだろ。」

149川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/12(土) 12:23:38 ID:UxMjUrZk0

ミセ*゚ー゚)リ…

ミセ*゚ー゚)リプニプニ

川* ゚ -゚)ひゃぁ!

川* ゚ -゚)「や、やめろ!くすぐったい!」

∪(゚、゚トソンずずず

(゚、゚*トソンはぁ、はぁ

ミセ*゚ー゚)リ「…ふむふむ、体重■■kgといったところですか」ボソ

川; ゚ -゚)!!?

ミセ*◉∀◉)リ「くくく、その反応、コレはいいネタ掴んじゃいましたねぇ」

川; ゚ -゚)!!???

ミセ*゚ー゚)リ「うーん、ジュース飲みたいな」チラッ

('A`)「ん?ジンジャエール?」

ミセ*゚ー゚)リ「ドクオは取りに行かなくていいよ」チラッ

川 ゚ -゚)「よし!ジンジャエールだな?私が取りに行こう」

ミセ*゚ー゚)リ「ありがと!!」

ミセ*゚∀゚)リニヤ



150川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/12(土) 18:45:54 ID:UxMjUrZk0


川 ゚ -゚)「どうですか?」モミモミ

ミセ*゚ー゚)リ「苦しゅうないぞ」

川 ゚ -゚)「ではこのままお揉みいたしますね」

ミセ*゚ー゚)リ「うむ」

ξ゚⊿゚)ξ「あら、クールったらミセリに仕えてんの??」

川 ゚ -゚)「何を言ってるんだ!!無理を言って召使いをさせてもらってるんだぞ!!!」

ミセ*゚ー゚)リ「そうだよ!」

ミセ*゚∀゚)リニヤリ

151川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/12(土) 18:48:00 ID:UxMjUrZk0

('A`)「ほれ、ミセリ。ミルフィーユ」

ミセ*゚ー゚)リん、

ミセ*゚〜゚)リもぐもぐ

( ゚∀゚)「はい、アーン♡」

('A`)「え?それは俺にやってんの?」

( ゚∀゚)「そうだけど」

('A`)「じゃあ」

('〜`)

( ゚∀゚)「フヒヒッ!コレは彼氏しかできない行為っしょ!!」

152川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/12(土) 18:50:26 ID:UxMjUrZk0
( ^ω^)「ナチュラルにキモいお」

ξ゚⊿゚)ξ「ストーカーにそんなこと言っちゃダメよ」

( ^ω^)「それもそうだったお」

(゚、゚トソン「そうね、まったく。ストーカーなんて低俗なことしちゃダメよ」

ξ゚⊿゚)ξ「リアルストーカーがそれ言う?」

(゚、゚;トソン「す、ストーカーなんてしてないし!何言っちゃってんのよ!?」

(゚、゚;トソン「保護者的な行為よ!断じてストーカーではないわ!」

( ^ω^)「言い訳乙」

ξ゚⊿゚)ξ「白々しいわね。白状しなさいよ、どうせミセリのパンツでチョコフォンデュとかしたんでしょ?」

(゚、゚トソン!!?

(゚、゚;トソン(なぜバレてる!?)

ξ゚⊿゚)ξ「この前チョコフォンデュができるお店の前で言ってたでしょ?『あー、パンツじゃなくてミセリをチョコフォンデュしたいな』って」

153川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/12(土) 18:57:48 ID:UxMjUrZk0

ミセ*゚ー゚)リ…

(゚、゚;トソン「そ、それは!!!」

('A`)「危害を加える気満々じゃねーか」

川 ゚ -゚)「是非してもらいたいものだな」

ミセ*゚ー゚)リ「ん?何か聞こえたよオールザファイブクーちゃん」

川 ゚ -゚)!!!!

川# ゚ -゚)「トソン!お前なぁ!!!」

(゚、゚;トソン「え!?なになに?私、あんたになんかした!?」

ミセ*゚ー゚)リ!!!

ミセ*゚ー゚)リ「ペンペン!」

('A`)つ\

('A`)「ほいほい」

ミセ*゚ー゚)リキュッキュッ

ミセ*゚ー゚)リペタペタ

ミセ*゚ー゚)リクーちゃんのウェイトはフィフティーファイブ!!!

川; ゚ -゚)やめろぉぉぉぉぉ!!!




154川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/12(土) 19:03:59 ID:UxMjUrZk0


川゚々゚)ふひっ、ふひっ

ξ゚⊿゚)ξφ「メモメモっと」

( ^ω^)「クールって確か170前半だから別に普通じゃないかお?」

ξ゚⊿゚)ξ「女の子はどんな体重でも気にするのよ」

( ゚∀゚)「ほーん」

('A`)「クールの姉御、安心してください。55だろうが555だろうがおんなじですよ」

川 ゚々゚)「クルウはクールじゃないんだよ!!」

('A`)「え?」

川 ゚々゚)「クルウなんだよ!!!」

ξ゚⊿゚)ξ「これからは55クルウに改名ね」

( ^ω^)「えげつないお」

('A`)「というかこの横にある数字何?」

(゚、゚トソン「…」

(゚、゚トソン(私の横にあるの私の体重なんですけど)

ξ゚⊿゚)ξ!!!?

ξ;゚⊿゚)ξ「ほ、ほんと何かしらね!!」

ミセ*◉∀◉)リ「どくおー」

('A`)「なに?」

ミセ*◉∀◉)リ「いいこと教えてξ#゚⊿゚)ξ
「オラァッ!!!」

ミセ*゚A゚)リぐふぅ!!

ミセ*○∀○)リはひっ、はひっ

ξ゚⊿゚)ξ「ご、ごめん!ミセリ!!手が滑っちゃって!!」

(;'A`)「だ、大丈夫か!?ミセリ!!」

155川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/12(土) 19:07:35 ID:UxMjUrZk0



個々人の持つ秘密とは花そのものだ。
多くの人間という名の虫が寄り付いてくる、
人によってはそれが致命的になり枯れる人間もいる。

秘密は花の園、不幸が蜜の味のように。

156川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/12(土) 19:08:48 ID:UxMjUrZk0



平面の呼声を貴方にだけ伝えてみたい

157川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 16:59:06 ID:84Cl4CXc0
第12話

平面の感動

158川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 17:24:12 ID:84Cl4CXc0
(‘_L’)そう!貴方はダイオードさんの子供だったんだ!!!

ハハ ;ロ -ロ)ハ…

/ ゚、。; /ほ、本当なの…ハロー

ハハ ロ -ロ)ハ…

ハハ -)ハそうよ…!!

ハハ ;-;)ハ悔しかったの!!!父さんを殺されて!!家族をバラバラにされて!!!

/ ゚、。 /…は、ハロー、いえ、愛礼…

ハハ ;-;)ハう、うう、

159川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 17:25:34 ID:84Cl4CXc0
ミセ*゚〜゚)リボリボリ

リハ*゚⊿゚)ウルウル

('A`)ドキドキ

160川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 17:30:20 ID:84Cl4CXc0
(‘_L’)そうですね?ハローさん。いえ、愛礼さん

(‘_L’)シャキンさん殺しは貴女の仕業だ

ハハ -)ハ…ええ、そうですよ

/ ゚、。 /そ、そんな!!!

/ ゚、。 /愛礼はそんなことはしないわ!!きっと何かの間違いよ!!この子が!!

/;、; /この子が人殺しなんてだいそれた事出来るわけないじゃない…

ハハ ロ -ロ)ハ…

ハハ -)ハかあさん、ゴメンなさい。どうしても

ハハ ;-;)ハどうしても許せなかった!!父さんを殺されて!!ビコーズ兄さんも自殺して!!

ハハ ;-;)ハあいつがのうのうと生きてるのが許せなかった…ゴメンなさい

ハハ ; A;)ハゴメンなさい!!かあさん…私…わだじっ!!!!!

161川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 17:47:39 ID:84Cl4CXc0
リハ*;⊿;)ぶわっ

(;'A`)ハラハラ

ミセ*゚〜゚)リボリボリ

162川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 17:57:37 ID:84Cl4CXc0


リハ*;⊿;)ぐすん

リハ*;⊿;)「やっぱり『–探偵フィレンクト–慈愛の罪』は名作ね!」

(*'A`)「すげーっすね!これ!!」

(*'A`)「ハローの仕掛けたトリックは、時間差によって本来は完全犯罪になってたはずなのに!!!


(*'A`)「運命の悪戯か母親のダイオードさんによって不完全なトリックになったところとか!あんなとこまで繋がってるなんて!!」

リハ*;⊿;)「ほんとね!やっぱり何回見ても飽きないわ!」

ミセ*゚ー゚)リ「えー、そうかな?」

リハ*;⊿;)

('A`)

リハ*゚⊿゚)「ちょっとミセリ」

('A`)「ほんとに見てた?」

163川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 18:16:53 ID:84Cl4CXc0
ミセ*゚ー゚)リ「見てたけどさぁ〜やっぱり運的な事、多すぎじゃん?」

ミセ*゚ー゚)リ「しかも現実的に考えて探偵なんて捜査現場に入れないっしょ。そもそも被疑者だし」

リハ*゚⊿゚)

('A`)

リハ*゚⊿゚)「何言ってるのよ!」

('A`)「そうだぞ!」

ミセ*゚ー゚)リ「2人ともちゃんと現実見ようよぉ〜」

リハ#゚⊿゚)「もう!探偵フィレンクトが傑作だってことは周知の事実なのよ!!?」

(#'A`)「ミセリ!!とりあえずもう一回見るぞ!!」

ミセ;゚ー゚)リえ、えぇ!!?



164川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 18:43:56 ID:84Cl4CXc0



(‘_L’)「ふぅ、まさかこんな時まで事件に巻き込まれるとはね」

(´・∀・`)「貴方は!!!」

( ・´ー・`)「フィレンクトさんか!!」

(‘_L’)「ええ、そうですよ」

爪#゚ー゚) 「まったく、だからフィレンクトさんに付いてくのやだったんですよ!!」

(‘_L’)「まぁまぁ、そうおっしゃらないで」

(‘_L’)「今回の容疑者は私、じぃを含めた…」

(‘_L’)

爪゚ー゚)

(,,゚-゚)

〈::゚-゚〉

(;;・∀・;;)

ミ*゚∀゚彡

( ^^ω)

(‘_L’)「の7人ですか」

( ・´ー・`)「いやいや、フィレンクトさん達は除外しても問題ないでしょう」

(´・∀・`)「そうですよ!」

165川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 18:47:10 ID:84Cl4CXc0
(‘_L’)「どのような可能性も考慮する。」

(‘_L’)「基本ですよ。警部」

( ・´ー・`)「まぁフィレンクトさんがそうおっしゃるなら…」

(´・∀・`)「仕方ないですね、でも捜査協力はしてくれるんですよね?」

(‘_L’)「ええ、もちろんですよ」

爪#゚ー゚) 「さっさと終わらせて観光しますよ!!」

(‘_L’)「わかってますよ。爺ヶ岳さん」

爪゚ー゚) 「それと私は犯人じゃありませんからね!!」

(‘_L’)「一緒に居たんだからわかってますよ」

166川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 18:47:56 ID:84Cl4CXc0


ミセ*゚〜゚)リボリボリ

(;'A`)ドキドキ

リハ*゚⊿゚)ドキドキ

167川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 18:56:22 ID:84Cl4CXc0


(‘_L’)「被害者は…」

(´。ω゚`)

(‘_L’)「書房沼峰(しょぼうぬまみね)、45歳」

( ・´ー・`)「ええ、この方ですね」

(´・∀・`)「しかし相当恨まれていたようですね。ナイフで腹を刺された後に目を繰り出されている」

(‘_L’)…

(‘_L’)「それで事件時にアリバイが有ったのは?」

( ・´ー・`)「それが…」

(´・∀・`)「誰もアリバイが無いのです」

(‘_L’)…

(‘_L’)「つまりは」

( ・´ー・`)「誰にでも可能だった…」

(´・∀・`)「ただフィレンクトさん達に関しては監視カメラと実際の目撃証言が多数ありますので問題ないかと」

(‘_L’)…

(‘_L’)「死亡推定時刻は?」

( ・´ー・`)「午後2時といったところですか」

(´・∀・`)「うーむ、これはまた面倒な事件ですね」

168川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 19:04:56 ID:84Cl4CXc0



ミセ*゚O゚)リふぁぁ

(*'A`)ドキドキ

リハ*゚⊿゚)ドキドキ



169川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 19:19:05 ID:84Cl4CXc0



(‘_L’)「で、被疑者達の書房さんとの関わりは?」

(´・∀・`)「それが…」

( ・´ー・`)「どうやら全員関わりがあるようで…」

(‘_L’)「どういうことですか?」

( ・´ー・`)「まず逆者さんからですね」

( ・´ー・`)「逆者さんはかつて書房さんの強引な地上げによって家を追い出されたそうです」

(‘_L’)…

( ・´ー・`)「次に石井さんなんですが、石井さんは書房さんにお金を借りていたらしく不当な金利に悩んでいたそうです」

(‘_L’)…

( ・´ー・`)「B-Maraさんはアメリカの方で書房さんの会社に勤めているらしいんですが、社内でのパワハラが酷かったそうです」

(‘_L’)…

( ・´ー・`)「風椎さんはどうやら娘さんのようですね、ただ隠し子だそうですが…」

(‘_L’)…

( ・´ー・`)「で、最後の長谷川さんは同僚だそうです。なんでも久々に旅行をすることになって一緒に来たとか」

(‘_L’)…

(‘_L’)「ふむ、風椎さんと長谷川さんの動機は不明ですか」

170川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 19:21:42 ID:84Cl4CXc0

( ・´ー・`)「ええ、ですが…」

(´・∀・`)「正直な話あの2人にも動機は有るかと」

(‘_L’)「つまり?」

(´・∀・`)「調べていくと書房さんのお父さんがこの前死亡してたんですよね」

( ・´ー・`)「シャキンさんだそうです」

(‘_L’)…

(‘_L’)「ふぅ、世間は狭いものですね」

( ・´ー・`)「で!書房さんにはどうやら隠し子である彼女しか子供もいないそうで」

(‘_L’)「つまりは遺産ですか」

(´・∀・`)「しかも不思議なことに書房さんの奥さんも先月なくなってるんです!」

(‘_L’)…

(‘_L’)「で、長谷川さんの方は?」

( ・´ー・`)「こっちに関してはいまさっき聞いちゃったんですよね」

( ・´ー・`)「ようやくあのクソ野郎が死んだとかなんとか」

(‘_L’)…

(‘_L’)「つまりは全員動機有りですか」

(´・∀・`)「そういうことになりますね」


171川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 19:22:56 ID:84Cl4CXc0


ミセ*-一-)リ〜zZ

(*'A`)ドキドキ

リハ*゚⊿゚)ドキドキ



172川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 19:35:25 ID:84Cl4CXc0



(‘_L’)「つまりは…」

ミ*゚∀゚彡「父は死んで当然の人間です」



〈::゚-゚〉「ふん、あの男は悪魔だ。虫のいい言葉の裏にはどす黒い悪がある」

(‘_L’)「ほう?詳しくお願いできますか」



(;;・∀・;;) 「わったーしはいつも殴られそうになたのです!!!
ロッカーを目の前でブレイク!怖かったです!!!」

(‘_L’)「そうですか」



( ^^ω)「ん?あいつがなぜ嫌いなのかって?決まってるだろ!あいつはうちの女房に手を出してたんだ!!!」

( ;;ω)「それでうちの女房は自殺して…それをこの前初めて知って!!!」

( ;;ω)うう、

(‘_L’)「そういうことですか…」



(,,゚-゚) …

(‘_L’)…

(‘_L’)「只者ではないようですね」

(,,゚-゚) …かちゃ

(‘_L’)「納めなさい。いま不要な争いをしても意味がないでしょう」

(,,゚-゚) …

(,,゚-゚) 「で、何を聞きたい?」

(‘_L’)「午後2時に何をしていたか、ですかね」




173川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 19:36:13 ID:84Cl4CXc0


ミセ*-∀-)リえへへ、そう?じょーず?

リハ*;⊿;)ぐすん

(;A;)うるっ



174川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 19:37:23 ID:84Cl4CXc0




(‘_L’)…!

(‘_L’)「そういうことか!」

( ・´ー・`)!

(´・∀・`)!

(‘_L’)「被疑者を全員集めてください」

(´・∀・`)「はい!」( ・´ー・`)



175川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 19:38:10 ID:84Cl4CXc0



ミセ*-∀-)リどくおーごはんぅ〜

(*'A`)ワクワク

リハ*゚⊿゚)ドキドキ

176川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 19:59:54 ID:84Cl4CXc0


(‘_L’)「まずはじめに」

(‘_L’)「なぜ目をくり抜くために使ったと思われる凶器が見つからないのか、から」

爪゚ー゚) (早くしてくださいよぉ〜夜のしたらばで花火を見たいんだから!)

(,,゚-゚) …

〈::゚-゚〉…

(;;・∀・;;) …

ミ*゚∀゚彡…

( ^^ω)…

(‘_L’)「そもそも犯人は凶器を使っていません。いえ、正確に言えば凶器に仕立て上げたのです」

(´・∀・`)!!?( ・´ー・`)

( ・´ー・`)「そんなことは不可能だ、旅館の中のものでそれらしいものなど一つも無い」

(´・∀・`)「第一、人の目をくりぬける道具があるわけが…!!!」

(´・∀・`;)「ま、まさか!?そんなバカなことがあるはずがない!!!もし使ったとしてもあと処理に困るはずだ!!処理をすれば気づかれるし処理をしなくても検査でバレる!!」

( ・´ー・`)「何を話している?」

(´・∀・`)「簡単な話さ。人の目を綺麗にくり抜くには曲がった形状があればいい」

( ・´ー・`)!!!!

(;・´ー・`)「ま、まさか!?」

爪゚ー゚) ???

(,,゚-゚) ?

〈::゚-゚〉?

(;;・∀・;;) ?

ミ;*゚∀゚彡…

( ^^ω)?

177川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 20:01:05 ID:84Cl4CXc0
ミセ*-ー゚)リうーん?

('A`)ドキドキ

リハ*゚⊿゚)ドキドキ

178川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 20:02:53 ID:84Cl4CXc0


(‘_L’)「そう、ココは古い旅館ではありますが人の目をくり抜くことの出来る道具自体は存在する」

(‘_L’)「スプーンです。
犯人はあらかじめここの旅館が使用しているスプーンを用意しておいたのでしょう」

(‘_L’)「自分のスプーンを使用後、部屋に来る女将に回収。洗わせればいい」

(;・´ー・`)「し、しかし!!スプーンに血が付いていれば気がつくはず!!それになぜ刺されていたのだ!?」

(‘_L’)「簡単です、まずスプーンの血からいきましょうか。
スプーンの血は自分で舐めたのです。
次にさした道具、コレは氷柱です。鋭利な刃物に仕立て上げた氷柱を使用。その後に自分で処理したのでしょう」

(;・´ー・`)「な、何をバカなことを言ってるんだ!?それにそんな荷物を持っていた人間なんて…」

(´・∀・`)「書房さんの娘さんは小さいクーラーボックスを持っていましたよね?」

ミ*゚∀゚彡…

ミ*゚∀゚彡「ええ、父に地元のアイスでも食べてもらおうかと思って持ってきていたんですよ」

(´・∀・`)「…見せていただいても?」

ミ*゚∀゚彡「いいですよ?いまさっきと同じで何も入ってはいませんが」

(´・∀・`)…

(´・∀・`)「そうですね、何もおかしなところはない。血液反応もありませんし…」

179川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 20:03:59 ID:84Cl4CXc0


ミセ;゚ー゚)リ…えぇ?こんな展開?

('A`)ドキドキ

リハ*゚⊿゚)ドキドキ

180川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 20:07:15 ID:84Cl4CXc0
( ・´ー・`)「フィレンクトさん、流石にコレは無理がありますよ。血液反応はどこにも出なかった。まぁ食器はまだとは言え…氷柱は無理では?それに食べたというのもおかしいし…」

(‘_L’)「風椎さんの口は調べてないんですよね?」

( ・´ー・`)「え?」

(´・∀・`)「は?」

( ・´ー・`)「当たり前じゃないですか。そんな場所、普通調べませんよ」

(‘_L’)「私の見る限り唇に血が付着する要因はゼロですね。怪我もしていませんし」

ミ;゚∀゚彡…

( ・´ー・`)…

(´・∀・`)…

(‘_L’)「仮にもしコレで反応がなければお好きなようにしなさい。謝罪なり訴訟なり自分のしたいようにすればいい。」

(‘_L’)「ただ、」

(‘_L’)「調べれば分かるばすですよ、恐らく唇にも血は付いたでしょうから。スプーンの血も、氷柱の血も、双方とも付いてるはずです」

ミ*゚∀゚彡…

(´・∀・`;)…

(;・´ー・`)…

(´・∀・`;)「申しわけありません」

(;・´ー・`)「調べさせていただいても?」

181川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 20:08:19 ID:84Cl4CXc0


ミセ;゚ー゚)リええ!?現実に居ないっしょこんなやつ

('A`)ドキドキ

リハ*゚⊿゚)ドキドキ

182川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 20:13:05 ID:84Cl4CXc0




ミ*゚∀゚彡「愛してたの…父を…」

ミ*;A;彡「私も母さんも!!」

ミ*;A;彡「でもあの男は私たちを知らぬ存ぜぬで!!!」

ミ*;A;彡「なのにあの男は急にすり寄ってしたのよ!!自分の妻が死んで天涯孤独になるかもしれないって!!」

ミ*;A;彡「母さんは過労で死んで!!辛かった!ずっと辛かったのに…!!!」

ミ*;A;彡「あの男はそれも知らないで!!」

ミ*;A;彡うう、うわあああん!!!

183川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 20:15:03 ID:84Cl4CXc0


ミセ;゚A゚)リえぇ!?こんな展開!?

(#;A;)なんてやつだ!書房め!!

リハ*;⊿;)うう、哀しい話ね

184川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 20:22:36 ID:84Cl4CXc0


(,,゚-゚) 「しかしなぜ私が一般人でないと分かったんだ?」

(‘_L’)「ふ、殺気が少々漏れていたのでね。もしや裏稼業の方かと思いまして」

(,,゚-゚) 「ほう?ならなぜ私が犯人じゃないと思ったんだ?」

(‘_L’)「…貴女のような女性が不必要に対象を痛めつけるかという疑問もありましたし」

(‘_L’)「それ以上に貴女のような下っ端が彼のような跡取り息子の暗殺に駆り出されるかという疑問もありましたし」

(,,゚-゚) …

(,,゚-゚) 「そうだな、今回のは独断だ。奴には個人的に恨みがあった、いや、そのためにこの世界に来た、か。」

(‘_L’)…

(‘_L’)「そうですか」



185川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 20:23:40 ID:84Cl4CXc0
リハ*゚⊿゚)「明かされる衝撃の事実ね!」

(*'A`)「道理で鋭い眼をしてたわけだ!!」

ミセ*゚ー゚)リ「ええ?」



186川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 20:29:19 ID:84Cl4CXc0


(*'A`)「いやぁ!いいっすね!!探偵フィレンクト!」

リハ*゚⊿゚)「そうねぇ!『-探偵フィレンクト-猟奇に浮かぶ子供』はハラハラドキドキするわね!」

ミセ*゚ー゚)リ「そうかなぁ?」

(*'A`)

リハ*゚⊿゚)

('A`)「いやいや、見たんでしょ?」

リハ*゚⊿゚)「そうよぉ」

ミセ*゚ー゚)リ「ええ!?でもさぁ」

ミセ*゚ー゚)リ「現実にこんなやついる!?居ないでしょ?たったそれだけじゃん」

('A`)

リハ*゚⊿゚)

(#'A`)「よし!!!次は!!」

リハ#゚⊿゚)「『-探偵フィレンクト-勝利の破爪』ね!!!」

ミセ;゚ー゚)リえ、えぇ!!?



187川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 20:53:25 ID:84Cl4CXc0


ミセ*゚ー゚)リ…

(*'A`)「やっぱフィレンクトさんはカッケェー!!」

リハ*゚⊿゚)「もう本当にクールアンドダンディーね!」

ミセ*゚∀゚)リ「スゴイスゴイ」

ミセ*゚ー゚)リ!!!

ミセ*゚ー゚)リ「ペン!」

('A`)「ほい」

ミセ*゚ー゚)リキュッキュッ

ミセ*゚ー゚)リペタペタ

ミセ*゚ー゚)リじっちゃんの名にかけて!!

('A`)それ金田一



ミセ*゚ー゚)リ「でけた!」

('A`)「どれどれ?」

リハ*゚⊿゚)…

リハ*゚⊿゚)「さてはミセリ、途中で寝たわね?」

ミセ*゚ー゚)リぎくっ

リハ*゚⊿゚)「『-探偵フィレンクト-勝利の破爪』にはこんなもの無かったわ」

ミセ;゚ー゚)リ「あ、アレだよ!ほら!ちょっと私の世界を混ぜ込んだみたいな!!」

('A`)…

('∀`)「よし!次は『-探偵フィレンクト-霊園の墓場』を見ようか!」

ミセ*゚ー゚)リや、

ミセ;゚ー゚)リやだぁぁぁ!!!!




188川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 20:56:40 ID:84Cl4CXc0


人はそれぞれの感性の中生きている。
もちろん違うことは当たり前だ、だからこそ争いは生まれる。
しかし面倒なことに人それぞれで感動だとか感心だとかの正なる部分も違うのだ。
それらの相違はいずれ意見の対立を生み出す。
たとえ負の方向の話でなくとも。

そう、今回の話のように

189川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/13(日) 21:05:01 ID:84Cl4CXc0



平面の感動を貴方にだけ晒してあげる

190川*´∀`):2016/11/16(水) 20:32:12 ID:5pFspReQ0
第13話

平面の誘惑

191川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/16(水) 20:33:56 ID:5pFspReQ0
ミセ*゚ー゚)リ「うーん、何か食べたいなぁ」


 ('A`)「例えば?」


ミセ*゚ー゚)リ「甘いもの!!!」


 ('A`)「そうだなぁ、チョコとか?」


ミセ*゚ー゚)リ「まあそんな感じ?」


川 ゚ -゚)「まったく、太るぞ。ただでさえ体重が4キロも増えたんだろう?」


ミセ*゚ー゚)リ!!?


ミセ;゚ー゚)リ「なんでクーちゃんがそんなこと知ってるの!?」


川 ゚ー゚)にやり


川 ゚ -゚)「さて何でだろうな??」


ミセ;゚ー゚)リ「ま、まさか私の体重とか知ってたり?」

川 ゚ ー゚)「XXKgだろ?」

192川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/16(水) 20:35:12 ID:5pFspReQ0
ミセ;゚ー゚)リ!!!

川 ゚ -゚)「さて、」

川 ゚ -゚)「おい!ドクオ!いいこと教えてやるぞ!」

ミセ;゚ー゚)リ「な!!?」

ミセ*;゚ー゚)リ「まって!クールボッチ!!!」

川 ゚ -゚)「あーあ、ジョークのつもりだったのにミセリがそんな風に私を呼ぶんじゃな。私も口を滑らせてしまうというかなんというか」

ミセ*;゚ー゚)リ「分かったよ!クーちゃん!お願いだから待って!!」

 ('A`)「二人ともなんの話してるの?」

川 ゚ -゚)「ミセリに聞いてみたらどうだ」

 ('A`)「なんの話してたの?」

ミセ*゚ー゚)リ「何でもないよ!!」

 ('A`)??

193川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/16(水) 20:36:10 ID:5pFspReQ0
川 ゚ 々゚)「XXなんだよ!!!」

 ('A`)「は?XX?」

川 ゚ 々゚)「Xミセ*;゚O゚)リ「あーあぁ!!!!!!!!」

 (;'A`)「急に叫んでどうしたの?」

ミセ*゚ー゚)リ「私の魂の叫びだよ!!!あーあぁ!!!!!」

 ('A`)「マジでどうしたんだよ」

川*゚ 々゚)「うふふ♡楽しいんだよ!!!」

川 ゚ 々゚)「あーあぁー!!!!!!!!!!!!!!!!!」

川 ゚ )('A`)あーあぁーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 (#'A`)「俺の耳にさけばないでくれます?耳がキンキンするんで」

川 ゚ 々゚)「ドックンのエッチ!!」

 ('A`)「何がだよ」

194川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/16(水) 20:39:40 ID:5pFspReQ0
('A`)「何がだよ」

川 ゚ 々゚)「ミセリッチの体重知ってるんでしょ??」

ミセ*゚ー゚)リ「クーちゃん?その話やめよっか」

 ('A`)「知るわけねーだろ」

川 ゚ 々゚)「そーなの?」

川*゚ 々゚)「やった!!ミセリッチの秘密を掴んでるのは私だけなんだね!!!!!!!!!」

川*^々^)〜♪

 ('A`)「というかクールの姉御はいったいどうしたんだよ。」

川#゚ 々゚)「川 ゚ 々゚)は川 ゚ -゚)じゃないんだよ!!!!謝罪として私と遊ぶことを義務づけるんだよ!!!」

195川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/17(木) 00:47:30 ID:dP6iqLg.0
川 ゚ 々゚)「というわけで鬼ごっこなんだよ!」

 ('A`)「ええー?メンドクサイ」

川 ゚ 々゚)「私を捕まえたらミセリッチの秘密を教えてあげるんだよ!!」

ミセ*゚ー゚)リ!!?

 ('A`)「おっし!じゃあ一分な」

川*゚ 々゚)「じゃあ開始ね!!」

ミセ*゚ー゚)リ!!!!???

ミセ*゚ー゚)リ「まっ川 ゚ 々゚)「くるうは星なんだよーン」たったったった

ミセ*;゚ー゚)リ「んな!?」

 ('A`)「いーち、にーい」

ミセ*;゚ー゚)リ「ドクオ!!絶対追いかけちゃだめだからね!!」

 ('A`)「でもそしたら姉御がかわいそうだぜ?」

ミセ*゚ー゚)リ「でもだめ!!」

 ('A`)「じゃあ俺と一緒に行ってミセリがその秘密とやらを聞いてよ。話しても大丈夫そうだった俺にも話してよ」

ミセ*゚ー゚)リ…

ミセ*゚ー゚)リ「じゃあ…いいよ」

 ('A`)「じゃあ数えなおすわ」



196川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/17(木) 00:48:31 ID:dP6iqLg.0
('A`)「クールはどこにいるのかな」

ミセ*゚ー゚)リ「んー、いないね」

川 ゚ 々゚) (ふふふ、すぐ後ろを付けてることに気付いてない!!)

川*゚ 々゚) (いたずらがしたくなってきたよ!!!)

ヒュードロドロ

 ('A`)!!?

ミセ*゚ー゚)リ「なんでいまこんな音楽が流れてるんだろ」

 ('A`)「ミセリ、テヲツナゴウカ」

ミセ*゚ー゚)リ…

 ('∀`)「ドウシタ?コワイノカイ?」

ミセ*゚ー゚)リ「 ドクオ、声が裏返ってるよ」

 ('∀`)「ソンナワケナイジャナイカ、ハハミセリハオモシロイナ」
川 ゚ 々゚)<ぴちゃ!ぴちゃ!

 ('∀`)…ぱたり

ミセ*゚ー゚)リ…

197川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/17(木) 00:49:27 ID:dP6iqLg.0
ミセ*゚ー゚)リ「クーちゃんの体重はV川 ;゚ -゚)「やめろー!!!!!!」

ミセ*゚ー゚)リ「つーかまーえたー!」

川 ゚ -゚)!!?

川 ゚ -゚)「私は今まで何を」

ミセ*゚ー゚)リ「クーちゃんが蟹股で走りながら発狂してたんだよ」

川 ゚ -゚)「そんなわけないだろう…だよな?だよな?」

ミセ*゚ー゚)リ…

ミセ*゚∀゚)リニやり

ミセ*゚ー゚)リ「ううん、ほんとにしてたよ。だからドクオが気絶してるんだし」

川 ;゚ -゚)「なん、っだと?」

198川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/17(木) 21:33:24 ID:dP6iqLg.0
ミセ*゚ー゚)リ「まあまあ、そんなに見られたわけじゃないよ?私とドクオと一部の人だけだし。」

川 ゚ -゚)「いやいや、みられたんだろ?同じじゃん、私、頭おかしい風にみられたじゃん」

ミセ*゚ー゚)リ・・・

ミセ*゚∀゚)リ…

ミセ*゚ー゚)リ「とりあえずドクオを運ぼ?」

川 ゚ -゚)「あ、ああ、」

199川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/17(木) 21:34:48 ID:dP6iqLg.0



ミセ*゚ー゚)リ「あー授業大変だったね」

 ('A`)「そうだな」

川 ゚ -゚)「 ドクオ」

 ('A`)「何?」

川 ゚ -゚)「聞きたいことがあるんだが」

 ('A`)「何が聞きたいの」

川 ゚ -゚)「私、

がにまミセ*゚ー゚)リ「ペン!!!!!!!!」

川 ゚ -゚)「ちょっミセ*゚ー゚)リ「ドクオ!!!!!早く!!!!!!!!」

 ('A`)「ほいほい」

ミセ*゚ー゚)リきゅっきゅ

ミセ*゚ー゚)リペタペタ

ミセ*゚ー゚)リあ!クーちゃんが蟹股になってる!!

川 ゚ -゚)え

 ('A`)え



200川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/17(木) 21:35:44 ID:dP6iqLg.0




ミセ*゚ー゚)リ「でけた!!」

 ('A`)…

川 ゚ -゚)…

川 ゚ -゚)「まさかこんな風に走ってたのか?嘘だよな、嘘だと言ってくれ」

 ('A`)「落ち着いてください、蟹股戦士。女の子の蟹股は結構需要あるらしいですよ」

川 ゚ -゚)・・・


川 ゚ -゚)「そんな慰めいらねーよ」


……………



 ('A`)「じゃあ帰るか」

ミセ*゚ー゚)リ「うん!」

川 ;゚ -゚)嘘だ…嘘だと言ってくれ…

201川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/17(木) 21:37:17 ID:dP6iqLg.0
平面の誘惑、それはまるで子供の様に無邪気で、邪悪で、純粋だ。
それを押さえつけるのはあまりにも惨い。無理に押さえつければ本来の形としてではなく歪な形に成形されてしまう。
だからと言って誘惑にいつまでも身を投げ込めばいいというわけでもない。そうしていれば最初は楽だろうが後になって後悔することになるだろう、それを許容できるほど人間は強くない。だからこそ自分がしたはずの選択肢のはずなのに、失敗や後からより良い選択肢があったことに気が付くといつまでもうじうじしてしまう。
どんな人間でもそうだ、生きている限り必ず何度も繰り返す。
そう、平面世界にいる私でさえ…

202川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/17(木) 21:38:15 ID:dP6iqLg.0



平面の誘惑を貴方にだけ捧げたい

203川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/21(月) 20:19:18 ID:xCLNNZDg0
第14話

平面の罪悪

204川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/21(月) 20:19:58 ID:xCLNNZDg0
イ从゚ ー゚ノi…

イ从゚ ー゚ノi「いい日だ。」

イ从゚ ー゚ノi「今日みたいな日はいつぶりだったかな?」

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205川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/21(月) 20:21:22 ID:xCLNNZDg0
 (#=゚д゚) 「このくそオオカミめ!!!!!!」



鞭が振るわれる。空気を割く音はまるで雷が落ちたかと思うように鋭い。



イ从゚ ー゚ノiッ!!!!!

イ从;-;ノiキャイン!!!!!(イダイ!!!やめろ!)

 (#=゚д゚) 「くそが!!!!うちの家畜を殺しやがって!!!!!」

イ从;-;ノiクウウン…(なぜ、なぜ、なぜ)

 (#=゚д゚)「どうしてくれるんだ!!!!この!!! 殺してやる!!!!!」

ガララ

 ('A`)「父さん?」

 (=゚д゚) !!!!!

 (=゚д゚) 「どうした?毒太郎、お前は体が弱いんだから寝てなさい。」

 ('A`)「うん、でもお父さんの怒ってる声が聞こえたから、」

 (=^д^)「悪いことをしたオオカミさんがいたから懲らしめていたんだよ。」

 ('A`)「そうなの?」

 (=゚д゚) 「ああ、そうさ」

206川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/21(月) 20:22:03 ID:xCLNNZDg0
イ从;-;ノiきゃうん!!!!!(だれか!!!!!)

 (=゚д゚) !!!?
 
('A`)!!!

 (;'A`)「と、父さん、そ、それ、」

 ('A`)!
 
(;'A`)「ゴホッゴホッ!」

 (=゚д゚) !

 (;=゚д゚)「毒太郎!!!」

 (;'A`)「父さん、オオカミさんが、かわいそうだから、だから、手当てしてあげて、」

 (;=゚д゚)「な、なにを言ってるんだ!お前が先だ!!!」

 (;'A`)「だ、だめ、オオカミさんが先じゃないと…」

 (;'A`)ゴホッゴホッ

 (;=゚д゚) 「ああ、わ、分かった!!分かったから今は安静にしよう、な?」


イ从;-;ノiクウウン・・・(い、たい、生き、たい、生きたい)

207川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/21(月) 20:23:03 ID:xCLNNZDg0
後で知った話だがこの男には動物の声が聞こえるらしく、家畜達が殺されようとすると決まってそこに現れたそうだ。私は運が良かった、普通の場合に限れば治療を受けるどころか殺されていただろう。だが,数奇な能力を持つこの青年によって難を逃れた。

208川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/21(月) 20:24:03 ID:xCLNNZDg0
('A`)「君、名前は?」

イ从゚ ー゚ノi・・・

 ('A`)「うーん、普通は喋るんだけどなあ。父さんが酷いことしたから喋らないのかな。」

 (*'A`)つソ〜っ

イ从#゚ A゚ノiグルるる

 (;'A`)「うう、触らせてはくれないか。」

イ从゚ ー゚ノi・・・死ね

 ('A`)!!!

イ从゚ ー゚ノiお前ら、死ね

 ('A`)…

 ('A`)「今までもひどい目にあったの?」

イ从゚ ー゚ノi死ね、死ね、死ね、

 ('A`)・・・



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209川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/21(月) 20:25:03 ID:xCLNNZDg0
生きるために侵す咎のどこに罪があるというのか。
生きるために喰らう私のどこに罪があるのか

210川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/21(月) 20:26:54 ID:xCLNNZDg0
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イ从゚ ー゚ノi・・・

イ从゚ ー゚ノi「あの時の青年の魂は再びこの世界にきた。」

イ从゚ ー゚ノi「くくく、なんと喜ばしいことか。」

イ从゚ ー゚ノi「しかし・・・生きていれば、いや、存在していれば面白いことがあるものだ。」

211川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/21(月) 20:27:56 ID:xCLNNZDg0
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雷撃が山を砕く、まるで、かつて私に降り注いだ鞭のごとく。

212川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/21(月) 20:29:03 ID:xCLNNZDg0
ミセ*;A;)リおどうしゃぁぁぁん!!!おがあしゃぁぁぁあん!!!

リハ*;⊿゚)う、うう、あな、た


 ( ;A;)ああ、ああ、  (;メA`)がは、ど、どくおJ('-`;)しだれか、この子たち、だけ、でも


J( '-`)しがくっ


久しぶりだな、こんなところで人間を見るのも…!!?
あれは?まさか?


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213川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/21(月) 20:30:01 ID:xCLNNZDg0

助けてあげようか?ただし君か女の子、どっちかは死んじゃうけど。

ミセ*;A;)リうあああああん!!!!ううううう、うあああ!!!!おとうしゃああん!!おかあしゃああん!!!やだあああ!!!やだあああああ!!!!!!!

(;A;)ううう、

(;A;)たしゅけて、

(;A;)おねがいしましゅ、たしゅけて、、

(;A;)ぼくは、ぼくはどうなってもいいから!!!

(;A;)ミセリちゃんだけでも!!たしゅけて!!!



へぇ、君いい子じゃない。

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214川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/21(月) 20:30:55 ID:xCLNNZDg0


イ从゚ ー゚ノi「ふふふ、いい思い出だ。」

イ从゚ ー゚ノi「・・・楽しかったなあ」

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215川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/21(月) 20:32:02 ID:xCLNNZDg0


ミセ*゚ー゚)リ「ふんふんふん、パンがgood♪」

 ('A`)「あんまり手を振りすぎるなよ?転んだら受け身取れないだろ?」

ミセ*゚ー゚)リ「ドクオを下敷きにするので大丈夫です」

 ('A`)「何言ってんだよ、いざ下になったら変態扱いだろ?」

ミセ*゚3゚)リ「いいじゃん!!!こんなかわいい乙女の体の下に来れるんだよ!?」

ミセ*゚ー゚)リ〜♪

 ('A`)「ま、それもそうか」



ミセ;*゚ー゚)リ!!!??

 ('A`)???

216川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/21(月) 20:33:22 ID:xCLNNZDg0
私という存在が、人間の欲と下らん悪なる善によって生み出されたのならば、君という、私の力によってあるべき世界から外れた人間はどのように扱われるべきなのだろうか。
一人で生きることのできない乙女よ、ささげよう

217川*´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/21(月) 20:34:03 ID:xCLNNZDg0
平面の罪悪が罪悪である理由を。

218名も無きAAのようです:2016/11/21(月) 23:45:22 ID:GhrfsnN.0
なんかこんな少女漫画が20年前くらいにあったのを思い出した

219川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/23(水) 18:38:49 ID:OjuU8Oso0
第15話

平面の慈愛

220川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/23(水) 18:39:49 ID:OjuU8Oso0
イ从゚ ー゚ノi、…

イ从゚ ー゚…

イ从゚ …







ミセ;゚ー゚)リ!!!??

('A`)???

221川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/23(水) 18:40:41 ID:OjuU8Oso0
('A`)「どした?」

ミセ;゚ー゚)リ「今の…なんでこんなところに!?」

('A`)???

('A`)「本当にどうしたの?」

ミセ;゚ー゚)リ「早くお家帰ろう!」

('A`)???

('A`)「まぁいいけど」

ミセ;゚ー゚)リ「急いで!!」

(;'A`)「走ると転ぶぞ!ただでさえ歩くのだってきついんだろ?っておい!」

ミセ;゚ー゚)リグッ

なんで!?なんでなの!?

なんでここに!!?

222川•´∀`) ◆atQbEDFLlU:2016/11/23(水) 18:41:37 ID:OjuU8Oso0

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ミセ;゚ー゚)リはぁ、はぁ、はぁ、

(;'A`)「日頃運動してないとヤベーな」

リハ*゚⊿゚)「あらおかえり」

ミセ;゚ー゚)リ「た、ただいま!ドクオ!!早く二階いこ!」

('A`)「ったく、焦るなよ?怪我するよ」

ミセ;゚ー゚)リ「いいから早く!!」

('A`)「へいへい」

リハ*゚⊿゚)?


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