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( ω )千年の夢のようです
83
:
◆3sLRFBYImM
:2016/06/07(火) 23:40:35 ID:uoQSJDlE0
[かがみ]の力によって、クーは世界を移動した。
他の皆もきっと同じように飛び込んだだろう。
…飛び込んだ、と信じるしかない。
当初こそ、誰かを捜しに行くには知識が足りなすぎた。
この山村が海に囲まれていると知った時、海の渡り方も解らない。
食べ物はゼリー状のソイレント以外に口にしたことがなかったため、食べ物もロクに判別できない。
その他にも耐熱、防寒、火の扱い、湿気対策など……、
グランドスタッフでは考える必要すら無かったものを思い浮かべると枚挙に暇がない。
この世界の "日常" をようやく知った後、自然と考える。
かつての仲間たちも、デルタのような者と出逢えたのだろうか。
デルタは言った。
海の向こうは何倍も、何十倍も、ここの村人には想像できないくらい広大な土地があると。
風習も、見た目も…寿命すら様々な人種が住んでいると。
川 ゚ -゚) 「そうだ、そろそろ水をやれと言われていたっけ」
部屋の角に飾られた植物に語りかけ、身近にある手鍋から水を注いだ。
雫を弾き、ピンっと葉が跳ねる様は、植物なりの健常さを感じさせる。
デルタが世話をするこの観葉植物は、室内でも長く世話をして生かすことが出来る。
一年中緑を保つ、長寿や繁栄のシンボルだ。
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