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(  ω )千年の夢のようです

70 ◆3sLRFBYImM:2016/06/07(火) 23:23:56 ID:uoQSJDlE0
そんなクーのしかめ面も獣への畏れと勘違いしたのか、デルタは「今日はたぶん大丈夫さあ」と気遣った。

彼は耳をすまし、周囲を用心するのは自分の役目だといわんばかりに薄っぺらな胸を張る。
そんな姿が良くも悪くも滑稽に映った。


( "ゞ) 「なあ、クーは何をやってる人なんだあ?」


デルタは荷を降ろすとあぐらをかき、仰々しく腕を伸ばす。


( "ゞ) 「ッぁあ〜〜。 それにしても、いぃい天気だなあ」

川 ゚ -゚) 「…そうだな」


違いない。 心からそう思う。


故郷たる灰蒼の世界…グランドスタッフにおいて、光というものは人工的にしか与えられていない。
この世界でこうして得られるものとそれは、完全な別物であることをクーは受け入れることから始めた。




しかし、

    ──"何をやっている人" ?

…その質問に答えることが出来ない。


川 ゚ -゚) 「…私は、」

( "ゞ) 「んん?」


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