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(  ω )千年の夢のようです

34 ◆3sLRFBYImM:2016/02/19(金) 21:49:35 ID:/giCWiAc0
魔導力の波は確かにワカッテマスの身を巡った。
だが発動には至らない。


( <●><●>)


( <●><●>) 「……?」


…その結果、彼はナナシに止めを刺せない。
文字通り静寂が場を支配する。
いうことを利かぬ我が手を不思議そうにまじまじ眺めていた。


( <●><●>) 「……なぜ?」


辺りから聴こえる硬い足音。
彼がそれに意識を向けた時にはもう遅い。


【サイレス】は魔法の出入口を塞ぐだけだ。
種類を選ばない代わりに、
身体に内包される魔導力の流れそのものをコントロールすることは出来ない。


真の意味で魔法の仕組みを理解できるのは、好奇心あふれる研究熱心な魔導師に限られた。
だから����経験値のない、土塊だったワカッテマスは自身の異変にすら気付けない。


"哲学ゾンビ" に、未知の体験は突破することができない。


川 ゚ -゚) 「間に合って良かった。
あんな特殊な魔導力ならどこにいても見付けられるさ」

(<●><●> ) 「!」


ワカッテマスの頭上、不死の女王が錫杖を振るう。
その姿は愚か者に天罰を与える女神の如く。


川 ゚ -゚) 「アイツに頼んだ依頼が後回しにされてると思えば…
どうりでキナ臭くてたまらないわけだよ」


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