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食るようです
124
:
名も無きAAのようです
:2015/09/25(金) 14:09:03 ID:9KC/0GIY0
午前二十五時半過ぎ。
僕はパソコンを弄っていた。
いつもならとっくに眠っている時間だし、焼肉屋から帰ったらすぐ寝るつもりだった。
だけどどうにも寝付けなかった。
初めて屋上以外でクーと話したせいだろうか。
(-_-)(わかんないなー)
ぼやきながら僕は画面をスクロールした。
(-_-)「あ、これかな、クーが言ってた小説って」
ぽつりと呟きながら、僕はクーの言葉を思い出す。
川 ゚ -゚)『昔乱歩の小説で死体ごと氷で封じる話を読んで妙に印象に残ってしまったんだ。それでかき氷を作ったら人間かき氷だなーとか』
考えるに恐ろしい光景である。
死体の入った氷を、ごりごり削り出してそれを食べてみたいだなんて。
と、先ほどまで僕は思っていた。
しかしそれが、乱歩の手にかかってしまうと妖しさと恐ろしさを含んだ猟奇的な美文と化してしまうのだと僕は知った。
(-_-)(人間のかき氷、ねえ)
食べたいとは思わないが、人間の花氷なら少し見てみたいような気がした。
もしクーが、氷漬けになったらどんな姿になるのだろう。
ほんの一瞬、思考が邪な方向へと導かれて僕は慌てて頭を振った。
(-_-)(そんなことよりレポートやろう)
そう、元はと言えばレポートを書くために開いたパソコンだった。
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