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( ^ω^)ブーン系飯テロ祭りのようです
87
:
名も無きAAのようです
:2015/07/19(日) 13:48:42 ID:hVoRjJ2I0
>>77
作者特定はやめろ
ルール違反だろ
88
:
名も無きAAのようです
:2015/07/19(日) 19:15:21 ID:v13nrA/g0
>>33
カッラァアアアアア!!!!で爆笑した
89
:
名も無きAAのようです
:2015/07/19(日) 21:01:46 ID:C9k.8stQ0
【作品名】( `ハ´)『珀の心』のようです
【URL】ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/13029/1437300004/
【一言】書き終わって気が付いたけれど季節真逆だった。皆お祭り楽しもう!
90
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 00:31:54 ID:gQAEkLh20
投下します
91
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 00:32:59 ID:gQAEkLh20
(゚、゚トソン「飯テロ祭りが始まりましたか」
(゚、゚*トソン「さっそく読んでみましょう」
(゚、゚*トソン「ブーン系はガラケーでのーんびり読むのが好きなんです」
(゚、゚トソン「先ほどセブンでおやつも買ってきたし飢えに苦しむ心配はありませんね…フフ」ガザッ
(゚、゚トソン コンビニおやつのようです
92
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 00:34:04 ID:gQAEkLh20
ビッグアメリカンドッグ
(゚、゚トソン「温かいうちにホットスナックからいきましょう」ペリペリ
(゚、゚トソン「セブンといえばからあげ棒が人気ですが、近年は肉がしょぼくなっている感じで食べ応えがありません」
(゚、゚トソン「その点ビッグフランクやアメリカンドッグは優秀ですね」パキッ ツーツツ…
(゚、゚トソン「高校の頃食べた味と同じです」モグッ
(゚、゚*トソン「どちらにするか毎回悩みますが、値段が安くてボリュームのあるアメリカンドッグをつい選んでしまいます」モグモグ
(゚、゚*トソン「生地の甘みとソーセージの塩味、ケチャップとマスタードの酸味と風味…」モグモグ
(゚、゚*トソン「ジャンクフードなのによくやりますよ」モグッモフモフ
93
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 00:35:32 ID:gQAEkLh20
ジューシーたっぷりコーンのパン
(゚、゚トソン「リニューアルで小さくなりましたが、たまに無性に食べたくなります。」
(゚、゚トソン「マヨネーズコーンパンって幸せの方舟ですよね」ペリリッ
(゚、゚トソン「そのまま食べても美味しいのですが」コトンッ
(゚、゚トソン「袋から取り出してトースターで3分くらい焼くのがポイントです」ジッ
(゚、゚トソン「焦げるのが早いのでお茶でも用意しながらチラチラ見張りましょう」
チーン
(゚、゚トソン「焼けたらとても熱いので少々待ちます」ホカホカ
(゚、゚トソン「もういいですね、いただきます。」サクッ
(゚、゚*トソン「油分の多い生地なので温めるとサクサクで焼きたてっぽい感じを味わえます」サクサク
(゚、゚*トソン「あったかいマヨネーズとコーンもジューシーで美味しいです」トロッ!モギュモギュ
94
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 00:36:55 ID:gQAEkLh20
なめらか牛乳寒天
(゚、゚トソン「卵やら冷蔵惣菜コーナーの近くに3個170円くらいで売ってます」
(゚、゚トソン「売ってる店舗がマチマチなので見かけたらラッキーです!」ペリリ
(゚、゚トソン「碁盤の目のようにスプーンで切れ目を入れて1口…」パクッ
(゚、゚*トソン「さっぱりしつつクリーミーでクセになる味です」ホリュホリュ
(゚、゚*トソン「最近みかん入りのもデザートコーナーに登場しましたが、そっちも気になりますね」
95
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 00:38:45 ID:gQAEkLh20
なめらかプリン
(゚、゚トソン「こちらも3個パックでデザートコーナーにあります」
(゚、゚トソン「製造元がメイトーじゃないですか!どうりで美味しいわけです。」
(゚、゚トソン「そのまま食べるのもいいのですが、今の時期は…」
(゚、゚トソン「冷凍庫へインします」ゴトッ
(゚、゚トソン「スプーンが通る程度に凍らせたところをいただきます」スクッ
(゚、゚*トソン「まさにプレミアム!」シットリー!
(゚、゚*トソン「凍らせるとシャリシャリになるプリンもあるのですが」ハムッ
(゚、゚*トソン「これは溶けきるまでずっとシットリですよ」マッタリー!
(゚、゚*トソン「濃っ厚なアイスみたいでメロウマです」
(゚、゚*トソン「コーヒーの砂糖代わりに溶かしてプリンオレにしても美味しいですよ」コクコク
96
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 00:39:41 ID:gQAEkLh20
(゚、゚トソン「ごちそうさまでした。」
(゚、゚トソン「実際に全部一気に食べると胸焼けするので注意ですよ」
(゚、゚トソン「皆さん良いグルメライフを!」
おわり
97
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 00:40:26 ID:gQAEkLh20
以上です。ありがとうございました!
98
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 00:42:45 ID:iG27eGls0
乙
くっそチラ見する程度で後は寝ようと思ったのに
とりあえずチキンラーメンに手が伸びちまったじゃないか…
99
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 00:46:32 ID:xXj7I18Q0
おつおつ
手軽に買えるからこそ…でもセブンないや
100
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 02:33:56 ID:HVCG9aUU0
投下するます。
lw´‐ _‐ノv飯テロとは視覚の暴力と覚えたり、のようです
101
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 02:35:36 ID:HVCG9aUU0
.
ノハ;゚⊿゚)「た、ただいまぁ〜……」
lw´‐ _‐ノv「おかえりなさいあなた。ご飯にする?辛子にする?それとも、わ・さ・び?」
ノハ;゚⊿゚)「う〜……」トボトボ
lw´‐ _‐ノv「アイアムアスッチュワーデス。ビーフorチキンorフィッシュorらいすぼぅる?」
ノハ;゚⊿゚)「うっさい!帰宅早々畳み掛けるようなボケを止めろ!」
lw´‐ _‐ノv「……どうしたヒート。お姉ちゃんの華麗なるジョークに
そんな無粋な突っ込みしか出来ないお前じゃないだろう?」
ノハ;゚⊿゚)「今はそれどころじゃないんだよ……」
ノハ;゚⊿゚)「なんか昼過ぎ辺りから体調崩しちゃったみたいでさ……今日は部活休んで帰らせてもらったんだ」
lw´‐ _‐ノv「ふむ、そういえば帰宅が早いね。それで、熱は?」
ノハ;゚⊿゚)「微熱……保健室の先生も夏風邪だろうって……」
lw´‐ _‐ノv「そりゃあいかん。薬飲んではよう寝なさい」
ノハ;゚⊿゚)「はーい……」
.
102
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 02:38:25 ID:HVCG9aUU0
.
川 ゚ -゚)「ただいま」ガチャッ
lw´‐ _‐ノv「おや、クー姉。お仕事は?」
川 ゚ -゚)「あぁ、それなんだがな……少し早かったが、今日は定時で上がらせてもらった」
lw´‐ _‐ノv「それはまた何故?」
川 ゚ -゚)「どうも風邪をひいてしまったらしくてな……無理も出来たが、今日のところはもう帰れと上役に言われてな」
lw´‐ _‐ノv「おやおや、クー姉も風邪かい。ヒートも夏風邪もらったみたいでグッタリしとるよ」
川 ゚ -゚)「そうなのか。大事にならなければいいが……」ゴホッ
lw´‐ _‐ノv「あんまり無理しなさんなよ、クー姉。出世も結婚も急いだら負けよ、負け」
川;゚ -゚)「別に急いでいる気はないが……お前が言うと妙な含蓄があるな」
lw´‐ _‐ノv「むふふ」
.
103
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 02:39:59 ID:HVCG9aUU0
.
lw´‐ _‐ノv「ということは、今日の晩御飯係は必然的に私となる訳だ」
川 ゚ -゚)「すまないな、シュー。頼まれてくれるか?」
lw´‐ _‐ノv「把握。シューちゃんに任せなさい」
川 ゚ -゚)「……念のため釘を刺しとくが、いつぞやのように米のフルコースとかは勘弁だぞ?」
lw´‐ _‐ノv「あぁ、そんなの作ったね。焼おにぎりをおかずに炒飯とサフランライスを炊いて、メインはパエリア、
釜飯、炊き込みご飯、そしてデザートはライスプディングと、我ながら感嘆すべき出来だったよ」
川 ゚ -゚)「今それを作ったら泣いて詫びさせるぞ」
lw´‐ _‐ノv「さすがに病人にそんな重たいもの食べさせられん。胃に障らないような食べやすいものを作るよ」
川 ゚ -゚)「……お前、米料理以外のもの作れたんだな」
lw´‐ _‐ノv「パンでさえなければ大概のものは作れる」
川 ゚ -゚)「そうか……それなら普段の献立からそれを反映させて欲しいものだが」
lw´‐ _‐ノv「まぁ、材料はなんとかやりくりするから、クー姉はゆっくりしとけばいいやね」
川 ゚ -゚)「うむ、頼んだぞ」
.
104
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 02:42:22 ID:HVCG9aUU0
.
lw´‐ _‐ノv テクテク
lw´‐ _‐ノv「……さて」
lw´‐ _‐ノv「冷蔵庫を見ても材料は乏しい。あるのはうどん玉と少々の薬味のみ」
lw´‐ _‐ノv「……クー姉、今夜は冷やしうどんで手抜きするつもりだったな」
lw´‐ _‐ノv「しかし風邪っぴき二人には冷たいうどんより温うどんの方が良かろうて」
lw´‐ _‐ノv「…………よし、今夜はアレにするか」
.
105
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 02:44:21 ID:HVCG9aUU0
.
lw´‐ _‐ノv「シューちゃんの……」
_人人人人人人人人人人人人人人人_
> 体ポカポカ特製かき玉うどん <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
lw´‐ _‐ノv「……の、作り方」
lw´‐ _‐ノv「材料は以下の物を使う」
材料(一人前)
うどん……1玉
卵……………1個
水……………適量
顆粒だし…適量
薄口醤油…適量
砂糖…………適量
片栗粉………適量
シソの葉……一枚
lw´‐ _‐ノv「料理の苦手なそこのキミ。適量が多いとかちゃんと分量計れとか、文句垂れるんじゃないぞ」
lw´‐ _‐ノv「こういうのはざっくりと体で覚えてナンボなんだ」
lw´‐ _‐ノv「自らの好みで味付けを変えていき、そのうち適当に作っても美味いと言われる境地に達する」
lw´‐ _‐ノv「家庭の味とは、えてしてそんなもんよ」
lw´‐ _‐ノv「慣れないうちは難しかろうが、頑張って適切な量を体得してくれたまへ」
.
106
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 02:46:11 ID:HVCG9aUU0
.
lw´‐ _‐ノv「まずは鍋に湯を沸かし、顆粒だしを溶かす」
://i.imgur.com/ZMcmn5Wh.jpg
lw´‐ _‐ノv「顆粒だしは入れすぎるとクドい味になってしまうから気をつけること」
lw´‐ _‐ノv「サッと一振り、程度がベターな量だろうか」
lw´‐ _‐ノv「次にうどんを投入、麺が柔らかくなるまでくつくつと軽く煮る」
://i.imgur.com/reYNWQyh.jpg
lw´‐ _‐ノv「ここでシューちゃんのワンポイントアドバイスぅ」
lw´‐ _‐ノv「今回は病人向けってことで麺を柔らかめにするため出汁から煮ているが」
lw´‐ _‐ノv「味付けに自信のない奴は出汁に味をつけてからでも構わない」
lw´‐ _‐ノv「気持ち濃い目に作ると、後から卵と片栗粉を入れても薄くならないからオススメだ」
.
107
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 02:50:28 ID:HVCG9aUU0
.
lw´‐ _‐ノv「麺がほどよく煮えてきたら、薄口醤油と砂糖を少々入れる」
lw´‐ _‐ノv「砂糖は隠し味程度に、出汁へほんのり甘味がつくくらいがgood」
lw´‐ _‐ノv「そして今回使った醤油は白出汁醤油なんで、ちょいと色みが乏しいな」
lw´‐ _‐ノv「そういう時は濃口醤油をほんの一滴(ひとたらし)」
lw´‐ _‐ノv「……うん、これで良くなった。上出来上出来」
://i.imgur.com/rNp5zmFh.jpg
lw´‐ _‐ノv「さて、いよいよここからがこの料理の本番だ」
.
108
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 02:51:32 ID:HVCG9aUU0
.
lw´‐ _‐ノv「片栗粉、よーい」
://i.imgur.com/sq4dGxEh.jpg
lw´‐ _‐ノv「卵、よーい」
://i.imgur.com/iIq6wslh.jpg
lw´‐ _‐ノv「かーらーのー……煮え立つうどんに片栗粉をそぉい!!」
://i.imgur.com/BzokwZah.jpg
lw´‐ _‐ノv「クックックッ……つやつやで美味そうになってきたじゃねぇか、たまんねぇぜ」
lw´‐ _‐ノv「そして間髪入れずに卵もそぉい!!」
://i.imgur.com/ndr2UGgh.jpg
lw´‐ _‐ノv「……完璧だな」
.
109
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 02:52:29 ID:HVCG9aUU0
.
lw´‐ _‐ノv「卵を入れたらすぐに火を止める。そしてぐちゃぐちゃとかき混ぜない」
lw´‐ _‐ノv「余熱で充分ふわっふわのとろっとろになるからな。余分な火力は不要と心得よ」
lw´‐ _‐ノv「あと、素人のやりがちなミスの一つに、片栗粉入れすぎてドッロンドロンにしてしまうというのもある」
lw´‐ _‐ノv「かくいう私も、一人分の量を掴むまでは、にゅるどろーんとしたでんぷん質の塊をしょっちゅう作っていたものだ」
lw´‐ _‐ノv「ま、思うより遥かにとろみがつくから、最初は少しずつ慎重に入れていくのが無難だろうな」
.
110
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 02:54:03 ID:HVCG9aUU0
.
lw´‐ _‐ノv「器に盛りつけ、最後に刻んだシソの葉を上からパラァー」
lw´‐ _‐ノv「ちなみにこのシソ、我が家の庭に自生していたものを使用しました(実話)」
lw´‐ _‐ノv「これで完成。シューちゃん特製かき玉うどん」
//i.imgur.com/mSphmMjh.jpg
lw´‐ _‐ノv「ふむ。食欲をそそる良いかほり」
lw´‐ _‐ノv「これなら風邪気味の二人も喜んで食べるだろう」
lw´‐ _‐ノv「さーて、持ってってやるかぁー」
.
111
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 02:54:57 ID:HVCG9aUU0
.
ーーーー
ーーー
ーー
ノハ;´⊿`)「う〜……」ゴホゴホ
川 ゚ -゚)「ヒート、大丈夫か?しんどいなら寝ていたらどうだ」
ノハ;゚⊿゚)「やだー……どんだけ気分悪くてもご飯だけは食べたい……」
川 ゚ -゚)「食い意地だけは一人前だな……」ケホッケホッ
lw´‐ _‐ノv「二人ともお待たせ。ご飯出来たよ」
ノハ;゚⊿゚)「あ、シュー姉……今日の夕飯何?」
lw´‐ _‐ノv「今日は二人とも風邪っぴきだけん、温かいおうどん煮てやったぞ。冷めないうちにお上がり」
ノハ;ー⊿ー)「うどん……この暑いのにうどんかぁ……」
lw´‐ _‐ノv「文句あるなら食わでも良し」
ノハ;゚⊿゚)「た、食べるよ!ごめんなさい!」
川 ゚ -゚)「どれ、私もいただこうか」
.
112
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 02:56:01 ID:HVCG9aUU0
.
lw´‐ _‐ノv「あいよ。これヒート、こっちクー姉な」
ノハ*゚⊿゚)「お、おぉ……!!美味しそう!!」
川*゚ -゚)「ほぅ、これはなかなかそそる盛りつけ……」
ノハ*゚⊿゚)「いただきますっ!!」モグッ
lw´‐ _‐ノv「あ、これ。あんまり急いで食べると……」
ノハ;゚⊿゚)「あっづぅ!!?あっっっづい!!!超あっつい!!!」
lw´‐ _‐ノv「……とろみがついてるから熱が逃げにくいんだよ。当然そうなるわ」
.
113
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 02:56:57 ID:HVCG9aUU0
.
ノハ*゚⊿゚)「でも、うんまぁーい!!シュー姉これすっごく美味しい!!」ハフハフッ
川*゚ -゚)「卵のふわとろ具合と、麺と出汁の絡み方が絶妙だな……!!」ズズッ
ノハ*゚⊿゚)「上に乗ってるこのシソが、すごく良い風味を出してるよ!!」
lw´‐ _‐ノv「でしょでしょ。ちなみに出汁だけ先に作っておいて、かき玉パスタにしても美味いんだなこれが」
ノハ*゚⊿゚)「なにそれ食べたい!!」
川*゚ -゚)「ほほぅ……!」
lw´‐ _‐ノv「パスタに絡める場合は、かなり味を濃く作ることをオススメしておく」
lw´‐ _‐ノv「まぁ二人とも病人だし、ゆっくり食べて養生しなっせ」
ノハ*゚⊿゚)ノ「おかわりーっ!!」
lw´‐ _‐ノv「言った側から早いなお前。おかわりなぞなーい」
ノハ´゚⊿゚)「えー……」
.
114
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 02:58:14 ID:HVCG9aUU0
.
川*゚ -゚)「ふぅ……ごちそうさま。とても美味しかったよ、シュー」
ノハ*゚⊿゚)「なんかお腹ん中からポカポカしてきて、風邪なんて一発でどっかいっちゃった!!」
lw´‐ _‐ノv「ほーかい、それは良かった」
川 ゚ -゚)「良ければ後で詳しいレシピを教えてくれないか?彼氏にも作ってやりたいと思うんだが……」
lw´‐ _‐ノv「前10レスくらい読み返せば簡単に分かるよ」
川;゚ -゚)「……前10レスとは?」
ノハ;゚⊿゚)「またシュー姉が変なこと言ってるぞー……」
lw´‐ _‐ノv「ん、こっちの話。どれ、そろそろ私も夕飯にするか……」
lw´‐ _‐ノv「……あっ」
川 ゚ -゚)「どうかしたか、シュー?」
ノパ⊿゚)「どうしたの、シュー姉?」
lw´‐ _‐ノv「……二人にかまけて自分の分作るの忘れてた」
川;゚ -゚)
ノハ;゚⊿゚)
lw´‐ _‐ノv
<了>
115
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 03:01:42 ID:HVCG9aUU0
終わりです
【作品名】lw´‐ _‐ノv飯テロとは視覚の暴力と覚えたり、のようです
【URL】
>>101-114
【一言】
コンロとまな板の汚さは仕様です
後日画像の捕捉をするかもしれません、しないかもしれません
116
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 06:37:38 ID:xXj7I18Q0
おつおつ
まさかの画像つきとは…
117
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 08:15:03 ID:xc41ve6k0
おつ
シソないけど朝飯これにするわ
118
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 08:49:56 ID:IdI/NHNo0
面白いし美味しそうだ…
119
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 15:42:37 ID:D1LoQepw0
おつ。絶対お粥作ると思ってた
夏風邪引いてるのに饂飩買いに行く用事ができたじゃないか
120
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 21:19:21 ID:BFqO1o0A0
てっきりお粥ライス定食(味噌汁に猫まんま)作って「前回とは違う」とか言い張るのかと思ってた
121
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 23:23:31 ID:pL1gx2Vc0
投下します
122
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 23:24:30 ID:pL1gx2Vc0
川д川「お金が無い……」
チャリーン
⑩ ⑩ ⑤
川*д川「チロルチョコ買ってもおつりが出るよ。やったね貞ちゃん!」
川д川「…………言ってる場合か」
川д川「最近なべちゃんとミセリちゃんに連れ回されてたからなー。今月結構無駄遣いしちゃったかも」
川;д川「バイト代が入るの明後日だし、今日の夕飯と明日一日二十五円で過ご…………せないよね普通に考えて」 ハァ
川д川「食料……何か残ってたっけ?」ガサゴソ
川д川「ご飯と味噌汁は大丈夫か。あとは野菜に卵一個……あっ、素麺一束発見!」
川д川「何とか食いつなげそう。卵かけご飯……卵焼き……野菜炒め……」
川д川「でもなあ……何かこう、がっつりしたもの食べたい気分なんだよね」
川д川「二十五円で肉一切れくらい買えないかな?……いや一切れじゃ物足りないか、どっちにしろ」
123
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 23:25:21 ID:pL1gx2Vc0
川д川「うーん…………」
川д川そ「!」ピーン
川*д川「かき揚げ作ろう!」
川*д川「かき揚げいいよね!お金無いから海老とか入れらんないけど」
川д川「野菜を適当に細長く切ってー」トントン
川д川「ニンジンとー玉ねぎとーニラしか無いけども」トントン
川д川「小麦粉買っててよかった」
川д川「野菜と小麦粉を混ぜてー、溶いた卵と冷水を大雑把に混ぜるっと」カシャカシャ
川д川「……何か寂しいな。海老とかツナとかごぼうとかじゃがいもとか三つ葉とか……色々入れたいんだけど」
川д川「そういえば昔読んだ小説にかき揚げにカッペリーニ入れるとおいしいって書いてあったけど、素麺でもいけるのかな」
川д川「どうせ食べるの私だけだし、やってみよう。適当に割って……」パキパキ
川д川「あとは普通に熱した油で揚げる」ジュー…ジュー…
川;д川「量多かったかな……でもその都度揚げるの面倒だし、やっぱまとめ揚げしておこう」ジュー…ジュー…
124
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 23:26:17 ID:pL1gx2Vc0
十数分後
川*д川「出来たー!」ドサッ
川*д川「そして一個味見!」ザクッ
川*ー川「〜〜〜〜〜っ!!」
川*ヮ川「ちょっとスナック菓子みたい!おいしい!」
川*д川(素麺入れたのがよかったのかな)
川*д川(ご飯と味噌汁。がっつりめがいいから、かき揚げにはソースとマヨネーズをかけて……)
川*ヮ川「完成!!」
川*д川「いただきまーす」ザクッ
川*〜川 モギュモギュ
川*д川(ソースマヨはご飯が進む……)パクパク
川*д川(明日は味を変えて酢醤油にしようかな)ザクッ
川*д川「おいしかった……これなら明日一日くらい余裕で生き延びれそう」
川;д川「でも……朝ごはんはご飯と味噌汁でいいとしても昼夜連続でかき揚げはキツいかな」
川*д川「あ、食後のお茶うまー。甘いものもあったらもっといいんだけど……チロルチョコ買おうかな。定番のミルクがいいな」ズズ…
川*д川「明日は大学もバイトも休みだし、のんびり過ごそうっと。たまにはだらだらするのもいいかもね」
川*д川「ごちそうさまでした」
.
125
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 23:27:02 ID:pL1gx2Vc0
从'ー'从「あれれ〜?お金が無いよ〜?」
从'ー'从「……ゼロ円だねぇ」
从'ー'从「どうしてだろ〜?」
从'ー'从「うーん、最近貞ちゃんとミセリちゃんとたくさん遊びに行ったからかなぁ?」
从'ー'从「でもでも、私は止めとこうよって言ったのにミセリちゃんが『大丈夫、大丈夫』って言うから、私も『まあいいかな〜』ってなって〜……」
从'ー'从「それで嫌がる貞ちゃんを二人で無理矢理連れ回して……」
从'ー'从「つまり悪いのはミセリちゃんだねぇ〜」
从'ー'从「食べるものは……」ガサゴソ
从'ー'从「あれれ〜?お米もパンも無いよ〜?」
从'ー'从「…………」ガサゴソ
从*'ー'从「パスタの乾麺があった!」
从'ー'从「トマト缶は……無いかぁ〜。生クリーム……あるわけがないね〜」ガサゴソ
126
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 23:27:48 ID:pL1gx2Vc0
从'ー'从「あるのは玉ねぎとキャベツかぁ」
从'ー'从「…………」
从'ー'从「適当に野菜とか突っ込んどけばパスタっておいしくなるよね〜。…………多分」
从'ー'从「……ペペロンチーノもどきでも作ろうかな」
从'ー'从「ニンニクの代わりに玉ねぎを微塵切りにして……風味全然違うけど、あるのと無いのとじゃ大違いだよ〜」トントン
从'ー'从「キャベツの葉は適当に手で千切って、芯は包丁で細かく切るっと」トントン
从'ー'从「鍋に普通にパスタを茹でる時より少なめにお湯を沸かして塩を少し投〜入!」グツグツ
从'ー'从「麺を茹でてる間に少し底が深めのフライパンで、刻んだキャベツの芯と玉ねぎを炒めて」ジャッジャッ
从'ー'从「鷹の爪も無いんだよね〜。七味でも入れてみようかな?辛ければいいよね〜?」パッパッ
从'ー'从(玉ねぎが半透明になってきたらキャベツの葉を入れて軽く炒めて〜、パスタは……)
从'〜'从「食べるにはちょっと固め……よ〜し」チュルン
从'ー'从(茹で汁もちょっととろみが出てるねぇ)
从'ー'从「茹で汁ごとフライパンにざざーっ!」ジュワワワワ…
从'ー'从「小袋の顆粒だしを半分くらい投〜入!」サッサッ
从'ー'从「これは普通のペペロンチーノの時も入れるけどね〜。ファミレスみたいなチープな味になるから好き〜」
127
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 23:28:28 ID:pL1gx2Vc0
从'ー'从「そのまま煮込みながらソースの味見〜」ペロッ
从'ー'从「味薄いから、もう少し塩入れようかな〜」サッサッ
从'ー'从「…………」グツグツ
从'〜'从(ソース煮詰まってきたねぇ。麺は……)チュルン
从*^ー^从「うん、ちょうどいい固さ〜」
从'ー'从「お皿お皿」トテトテ
从*'ヮ'从「パースタパスタ♪つるっつるーのパースタ♪ミセリちゃんの脳みそもつるっつるー♪」カチャカチャ
从*^ー^从「えへへー、今度ミセリちゃんにも聞かせてあげよう。きっと喜ぶよ〜」
从*'ー'从「完〜成!」
从*'ー'从「いっただっきま〜す」パクッ
从*-ヮ-从「…………!」
从*^ー^从「おいしい〜」
从*'ー'从(野菜の甘味と、とろとろのソースがおいしい〜。玉ねぎ入れたからかな〜?)カチャカチャ
从*'〜'从(ペペロンチーノもどきのつもりだったけど、結構違う味かな〜……でもこれはこれで。野菜たくさん入れてベーコンも入れたら色んな出汁が出てもっとおいしいかも〜)モギュモギュ
从'〜'从(明日一日乗り切れるかな〜?ちょっとお米も食べたい気がするけど……)カチャカチャモギュモギュ
从*'ー'从「ごちそうさまでした〜」
从'ー'从「ちょっとだけデザートもほしかったかな〜」
.
128
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 23:29:16 ID:pL1gx2Vc0
ミセ;゚ー゚)リ「無い!お金が無い!あと食料も無い!」
ミセ;゚ー゚)リ「えー?何で何でー!?」
ミセ;゚ー゚)リ「別に無駄遣いしてないのに……ただちょっと貞ちゃんとなべちゃんとケーキ食べ放題に行ったり、カラオケとか映画に行ったり(あと服とか漫画とか買ったり)しただけで……」
ミセ;*゚ー゚)リそ「二人が止めてくれないからだ!」
ミセ*゚ー゚)リ=3「あの二人のせいだよね、うん!全くもう!」
ミセ;゚ー゚)リ「しかし明日一日どうやって過ごせばいいのか……」ガサゴソ
ミセ*゚ー゚)リ「お!食パン一枚あった!これは明日の朝ごはんかなー」
ミセ;゚ー゚)リ「あとの二食はどうしよう……バイト代は明後日入るし……」
129
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 23:30:07 ID:pL1gx2Vc0
ミセ*゚ー゚)リ「……ってか甘いものが食べたい」ボソッ
ミセ;゚ー゚)リ「しまった!!お菓子の気分になってしまった!そんなお金無いのに!」
ミセ;゚ー゚)リ「あっ、砂糖がある!」
ミセ*゚ー゚)リ シャク…
ミセ*゚ヮ゚)リ「!」
ミセ*゚ヮ゚)リ"(砂糖単体でもおいしいな……口の中でザリっとするのがまた)モムモム
ミセ;*゚ー゚)リ(でも私がしたいのは砂糖を貪る事ではないのだよ!何かこう、優雅にお茶したい!お菓子食べたい!ジェットストリームとか聴きながら!)
ミセ*゚ー゚)リ「他に何か……」ガサゴソ
ミセ*゚ー゚)リ「小麦粉と砂糖と……ココアパウダーだ!」
ミセ*゚ー゚)リ「でも卵もバターも牛乳も無いし……そもそもお菓子作れるだけの器具も無いっていうね」
ミセ;゚ー゚)リ「何かレシピあったっけー?お菓子的な何か……簡単なやつ……」
ミセ*゚ー゚)リそ「あっ!」
ミセ*゚ヮ゚)リ「そうだクッキー作ろう!」
130
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 23:30:55 ID:pL1gx2Vc0
ミセ*゚ー゚)リ「ボウルに薄力粉100gと砂糖50g、塩一つまみを入れて軽く混ぜる!」サッサッ
ミセ*゚ー゚)リ「で、サラダ油を50g入れて……オリーブ油の方が好きなんだけど高いからなぁ」
ミセ*゚ー゚)リ「ポリ袋を手袋代わりにしてよく混ぜるー」グニグニ
ミセ*゚ー゚)リ「これだと生地が手に付かないし衛生的!」グニグニ
ミセ*゚ー゚)リ「まとまってきたらよくこねて、縦長の棒状にしてラップに包む!側面を台に押し付けて四角く形成……」グッグッ
ミセ*゚ー゚)リ「冷凍庫に入れて固まるまで待つ!」
ミセ*゚ー゚)リ「固まったら側面に砂糖をまんべんなくすり込んで適当にスライスして……アイスボックスクッキーの要領だねー」ストンストン
ミセ*゚ー゚)リ「プレーンだけじゃ寂しいからココアと紅茶も作ろう」ガサゴソ
ミセ*゚ー゚)リ「小麦粉と砂糖を混ぜる段階でココアパウダーを混ぜるだけだけども。目安としてはココアパウダーは小麦粉の色がほんのり変わるくらい、茶葉はティーバッグ一袋くらいかな紅茶も同じ要領だし、あとは全部同じ作り方だから楽なんだよね」カチャカチャ
ミセ*゚ー゚)リ「茶葉はティーバッグのが使いやすいね。細かくなってるからね」
131
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 23:31:46 ID:pL1gx2Vc0
ミセ*゚ー゚)リ「ココアパウダーと茶葉に合わせて小麦粉を減らしたりするとゆるゆるになるから、足すだけ足すだけ!」サッサッ
ミセ;゚ー゚)リ「一回5g減らした時は大変だった……ゆるんゆるんだったもん」
ミセ*゚ー゚)リ「シートの上に並べてオーブン180℃で二十分!シートが無かったらアルミホイルとか、あとくっつかない紙なら大丈夫なのは証明済みだ!」
ミセ*゚ー゚)リ(十二時に間に合いそう……ジェットストリーム聴きながら紅茶と一緒に食べようっと)ワクワク
ピーッ!
ミセ*゚ー゚)リ「焼けた焼けた!」ガタガタッ
ミセ*゚ー゚)リ「このまま五分くらい乾燥させてからシートから外さないとボロボロになるから気を付けないとね」ゴトッ
ミセ*゚ー゚)リ「紅茶入ったけど……そろそろ大丈夫かな?」
ミセ*゚ー゚)リ「ちょうど良さげだね。外してお皿に数枚……残りは明日食べよう!」
ミセ*゚ー゚)リ「いただきます!」サクッ
ミセ*゚ヮ゚)リ「うまー!ちょっとちんすこうみたいな味だけど!」
ミセ*゚ー゚)リ「あっ、ココアはちゃんと普通にクッキーっぽい!おいしい!」サクサク
ミセ*゚ー゚)リ「紅茶は紅茶エッセンスを入れると香りが良くなっておいしいんだけど、今日は無かった……残念だ」
ミセ*゚ー゚)リ(ジェットストリーム聴きながらお茶するなんて雰囲気あっていいね。大沢たかおの声は落ち着くなぁ……)フゥ…
ミセ*゚ー゚)リ(伊武雅刀の声も渋くて好きだったけどね!)サクサク
ミセ*゚ー゚)リ「ごちそうさまでした!」
ミセ*゚ー゚)リ「さて」
ミセ*゚ー゚)リ「明日のご飯どうしようかなぁ……」
.
132
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 23:32:33 ID:pL1gx2Vc0
ミセ;゚ー゚)リ「食料が無い!!」
ミセ;゚ー゚)リ「朝ごはんのマヨトーストはおいしかったけど昼ごはんはマジで何も無いよ!」
ミセ*゚ー゚)リ「まあね、こんな時はね」
ミセ*゚ー゚)リ≡⊃「壁ドーン!」ドゴッ
⊂≡リ(゚ー゚*セミ「反対側もドーン!」ドカッ
ミセ*゚ー゚)リ「しばらく待ちます」
バタバタッ
川#д川つ「ちょっと何なのいきなり!?」バンッ
从;'ー'从「ミセリちゃんうるさいよ〜」
ミセ*゚ー゚)リ「二人ともこの前壁ドンされたいって言ってたから」
从;'ー'从「ふええ〜?そうだったかな〜?」
川#д川「違う方の壁ドンに決まってるでしょうが!普通に考えて!」
133
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 23:33:13 ID:pL1gx2Vc0
川;д川「で、何の用?」
ミセ*゚ー゚)リ「腹減った!飯食わせい!」
スタスタ… スタスタ…
川д川、、、 ,,,从'ー'从
「かーえーらーなーいーでー!」
川д;川⊂ミセ;゚ー゚)リつ从;'ー'从
川д;川「こら放せ!今の私に人に振る舞う余裕はありません!」
从;'ー'从「私だって今日一日パスタで乗り切らなきゃいけないんだよ〜?お米ないから〜」
ミセ;゚ー゚)リ「私は(クッキー以外)食料自体が無いんだよー!助けてよ!」
川д川「なべちゃんお米無いの?」
从'ー'从「うん」
川д川「じゃあうちのご飯と一食交換しない?おかずはかき揚げなんだけど」
从*'ー'从「かき揚げ〜?いいの〜?」
川д川「うん、私も連続で揚げ物はキツいし」
从*'ー'从「じゃあせっかくだから一緒にご飯食べよっか〜」
川*ー川「そうだね!」
ミセ;゚ー゚)リそ「私は!?ねえ私はー!?」
134
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 23:34:03 ID:pL1gx2Vc0
从'ー'从「ふぇ?何も差し出せない奴に用は無いよ〜?」
ミセ;゚ー゚)リ「何この子怖い!」
川д川「でも正論だよね。それじゃあまたね、ミセリちゃん」
ミセ;゚ー゚)リ「待って待って!えーっと…………おやつ!おやつならあるよ!クッキー(っぽいもの)!」
川*д川(甘いもの……!)从'ー'*从
川*д川「それならまあ……」
从*'ー'从「仕方ないね〜」
从'ー'从「じゃあお昼ごはんがパスタで夕ごはんがかき揚げでいいよね〜?」
川д川「そうだね」
ミセ*゚ー゚)リ「なべちゃんよろしく!」
川;д川「手伝おうという気はないのか」
从^ー^从「あはは、いいよ別に〜。ミセリちゃんがいても邪魔だもん」
ミセ;゚ー゚)リ「なべちゃん実は私のこと嫌いなの!?」
135
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 23:34:52 ID:pL1gx2Vc0
从'ー'从「………………」
ミセ;゚ー゚)リ「えっ、ちょっと何で無言なの!?ねえ!?」
川д川「じゃあ私手伝おっか」
从'ー'从「いいよ簡単だから〜。貞ちゃんは座ってて〜?」
ミセ*゚ー゚)リ「私には欠片も無かった気遣いだね!心が痛い!」
从'ー'从「じゃあ作ってくるよ〜」スタスタ…
ミセ*゚ー゚)リ「そして放置だよ!私別にMじゃないから嬉しくないよ!?」
川д川「ミセリちゃん、うるさいからおとなしくしてて」
ミセ;゚ -゚)リ「むー……」
「パースタパスタ♪つるっつるーのパースタ♪ミセリちゃんの脳みそもつるっつるー♪」
ミセ ゚ー゚)リ「ちょっとあいつ殺ってくる」ガタッ
川;д川「落ち着いてミセリちゃん!ほらなべちゃん天然だから!多分悪気は無いんだよ!」
「ミセリちゃんのおっぱいはつるぺったん♪」
ヽミセ#゚Д゚)リノ「貞ちゃん放して!あいつ殺せない!!」
川;д川「お願いだから落ち着いてよーーー!!!」
136
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 23:36:03 ID:pL1gx2Vc0
ミセ ゚ -゚)リ「…………」ムスッ
川;д川(全くなべちゃんはもう……)
「パースタパスタ♪茹ですぎるーとでろんでろんのぶよぶよ♪貞ちゃんのおっぱいはぼよんぼよんのぶよんぶよん♪」
川#д川「止めないでミセリちゃん!あいつは一度痛い目にあった方がいいよ!」ジタバタ
ミセ;゚ー゚)リ「貞ちゃん落ち着いて!ご飯が食べられなくなるから、殺るなら後にして!」
.
137
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 23:36:54 ID:pL1gx2Vc0
ミセ*-ー-)リ「満腹、満腹」
从*'ー'从「ご飯もおやつもおいしかったね〜」
川*д川「何とか今日一日持ったね……」
ミセ*゚ー゚)リ「私は明日やっとバイト代入るよ!」
从*'ー'从「えへへ〜、私もだよ〜」
川д川「まあ私もだけど……」
ミセ*゚ー゚)リ「おお!すごい偶然だね!」
川д川「いや偶然じゃないから」
从*'ー'从「じゃあ運命かな〜」
川;д川「どんな運命よ…………いや、っていうか全員バイト先同じだからね」
ミセ*゚ー゚)リ「貞ちゃんのバイト先って巨乳カフェじゃなかったっけ?」
川д川「ならミセリちゃんのバイト先は貧乳喫茶なの?」
ミセ*゚ー゚)リ「…………」
川д川「…………」
ミセ*゚ー゚)リ「乳の話はやめよう」
川д川「争いしか生まれないもんね」
从'ー'从「ふぇ?」←Dカップ美乳
ミセ#゚ー゚)リ「ちっ……!」川д#川
138
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 23:37:44 ID:pL1gx2Vc0
从'ー'从「ねえねえ〜」
川д川「ん?」
从*^ー^从「たまにはこういうのもいいね〜」
川*д川「…………そうだね」
ミセ*゚ー゚)リ「またやりたいよね!」
川;д川「出来ればお金に困るのは今後避けたいけどね」
从*'ー'从「じゃあ明日はバイト代入るから、お祝いにパフェ食べに行こうよ!」
川;д川「いやここんとこ外食し過ぎじゃ……」
ミセ*゚ヮ゚)リ「学校の近くのカフェだよね!?コーンフレークじゃなくてケーキとかムースの入ったパフェ出してるとこ!行く行くー!」
川;д川「ねえ聞いてる?」
从*^ー^从「三人で行こっか〜」
川;д川「だから!そんな事ばっかしてるから金欠になったんでしょうが!!!」
ミセ*゚ー゚)リ「固いこと言わないでよ貞ちゃん!一回くらい大丈夫だって!」
川;д川「それこの間から何回も聞いてる!」
从'ー'从「まあまあ、パフェおいしいよ?」
ミセ*゚ー゚)リ「貞ちゃんの好きな苺パフェもあったよ!」
川;д川「〜〜〜〜〜〜っ」
川;д川「……一回だけだからね!もう本当に今回限りだからね!?」
ミセ*゚ー゚)リ「そして今月も金が無くなるのであった……」
川;д川「本当に今回だけだってば!!」
終わり
139
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 23:39:29 ID:pL1gx2Vc0
【作品名】金が無いようです
【URL】
>>122-138
【一言】でもまあ金が無いと心が荒むよね
140
:
名も無きAAのようです
:2015/07/20(月) 23:47:59 ID:xXj7I18Q0
かき揚げうどん食べたい
141
:
名も無きAAのようです
:2015/07/21(火) 00:01:21 ID:07pZGtZw0
お題下さい
142
:
名も無きAAのようです
:2015/07/21(火) 00:02:22 ID:07pZGtZw0
私も飯テロ祭り参加したいので飯系のお題を三つぐらい下さい
143
:
名も無きAAのようです
:2015/07/21(火) 00:13:14 ID:5LQKlcmc0
>>141
バターナットカボチャ
>>142
宿儺カボチャ
144
:
◆e5YtmT/gfw
:2015/07/21(火) 00:15:28 ID:0NHLLa6A0
>>141
>>142
投下は嬉しいけど間に合うのかな?
期間とルール守ってね
お題は夏休み
145
:
名も無きAAのようです
:2015/07/21(火) 00:36:17 ID:36KZZGpA0
今読み終わった
金欠でもなんとかできるのが飯テロの強みだな
146
:
名も無きAAのようです
:2015/07/21(火) 16:28:06 ID:SFVrV8cAO
【作品名】居酒屋事件簿のようです
【URL】
http://jbbs.m.shitaraba.net/b/i.cgi/internet/13029/1437277342/1-
【一言】ストップおしっこ
147
:
名も無きAAのようです
:2015/07/21(火) 20:43:56 ID:dP3aOOVs0
>>146
乙でした
投下しますね
148
:
名も無きAAのようです
:2015/07/21(火) 20:45:55 ID:dP3aOOVs0
〜〜〜とある商店街〜〜〜
( ・∀・)σ 「おっ、見てごらんキュート。
こんなところにお肉屋さんがあるね」イチャイチャ
o川*゚ー゚)o 「ええー?☆! 店はボロッチイし、あまりお腹すいてないー」イチャイチャ
( ・∀・) 「えー少しくらいいいじゃないか、お総菜とかもあるみたいだし」イチャイチャ
o川*゚ー゚)o 「こんなお店で美味しいものなんてどーせないよ〜〜」イチャイチャ
「あんだとォ ii(,,゚Д゚)ii ゴルァッ!」
ザッ
o川;゚Д゚)o 「うわビックリした!!」(・∀・;)
ミ,,゚Д゚彡 「にいちゃん…カウンターの下から急に顔だしたらお客さん驚くから…」
(,,゚Д゚) 「なにがボロッチイだ?!
おめーら食い物を店構えで決めるのか? 悪かったな創業50年の老舗で!!」
(;・∀・) 「す、すみません!
ほらキュート、失礼だよ謝ろう?」
o川*゚ー゚)o 「しーましぇーーん☆」
(#,,゚Д゚) 「…」
149
:
名も無きAAのようです
:2015/07/21(火) 20:48:08 ID:dP3aOOVs0
「しーましぇーーん☆じゃねーぞこの締まりのないユルユルガバリンチョがああっっ!!」
パンッパンッ >
「いやああぁぁあぁぁあああーー!!」
(;・∀・) 「きゅ、キュートおおおおお!!!」
ミ,,゚Д゚彡 「あーあ…」
〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜
〜〜
ペッ (,,゚Д゚)、「腐りかけの背脂よりもたるんだ頬っぺたしやがって…」
o川メメ´ц`)o 「ぅぅ〜〜」
( ・∀・) 「あの…すみませんでした。
僕たち今度の学園祭に催すBBQ用の買い出しにきてまして」
ミ,,゚Д゚彡 「そうなんだ」
(,,゚Д゚) 「それならそうと先に言えよクソ大学生が」
(,,゚Д゚) 「しかし…学祭BBQか、懐かしいな」
(,,゚Д゚) 「どれ、俺が学祭を震わすような肉を準備してやろうじゃねえか」
( ・∀・) 「いえ、もうお店はそこのスーパーって決めて…」
(,,゚Д゚) 「やめとけ、あそこは水を注入したプヨ肉しか置いてないからよ。
なんならうちのを見てから決めるでも構わねえから、な!」
150
:
名も無きAAのようです
:2015/07/21(火) 20:49:12 ID:dP3aOOVs0
(,,゚Д゚)肉屋のBBQプレゼントのようですミ゚Д゚,,彡
151
:
名も無きAAのようです
:2015/07/21(火) 20:50:29 ID:dP3aOOVs0
(,,゚Д゚) 「学祭って露店出すんだろ? まず設備はどれくらい用意できんのよ」
( ・∀・) 「実はBBQといってもガスコンロと、あとは他班と共用でひとつのガスオーブンしか使えないんです。
なので普通にカルビ焼いたり、スペアリブを―」
(,,゚Д゚) 「…まて、まてまてまて。
"普通" ってなんだよ? おめーらの "普通に" ってなんなんだよ」
( ・∀・) 「いやだからフライパンで…」
(,,゚Д゚) 「全然普通じゃねえよ、日本語習い直せボケが」
(;・∀・) 「え、ぇえ〜」
ミ,,゚Д゚彡 「フライパンって、テフロン加工の?」
(・∀・ ) 「はい。 初心者の僕たちでも扱いやすいし、くっつかないから洗いやすいし…」
ペッ (,,゚Д゚)、 「女とはイチャイチャくっつくくせに、フライパンにくっつくのは嫌なのかよ、おめでてーな」
ミ,,゚Д゚彡 「網焼きはダメなの?」
o川*゚ー゚)o 「あったけど数が決まってて、じゃんけんで他班にとられちゃったんですよぉ〜」
152
:
名も無きAAのようです
:2015/07/21(火) 20:51:19 ID:dP3aOOVs0
ミ,,゚Д゚彡 「制限が色々あるんだね…」
(,,゚Д゚)y-~ 「家庭用に近い環境でBBQか」
(;・∀・) 「あの…タバコ吸って接客はちょっと」
(,,゚Д゚) 「あ?」ギロリ
(;・∀・) 「…ちょっとかっこいいですね」
ミ,,゚Д゚彡 「考えてたメニュー訊いてもいい?」
(・∀・ )「はい!
人気のカルビ、ハラミ、ロースの三種をフライパンで。
スペシャルメニューにスペアリブをガスオーブンで焼こうと思ってます」
(,,゚Д゚)y-~ 「…」
(,,゚Д゚) 「…穴が有りすぎだ、変更しろ」
o川*゚ー゚)o 「穴が?!」
(,,゚Д゚) 「…たしかにお前は男よりも多いだミ;,,゚Д゚彡 「よ、良かったらいくつかメニュー提案するから!!」
153
:
名も無きAAのようです
:2015/07/21(火) 20:53:00 ID:dP3aOOVs0
■夏のお肉を選ぼう!
ミ,,゚Д゚彡 「BBQといえば牛肉ってイメージがあるけど、うちとしては豚肉をおすすめするよ」
( ・∀・) 「え、でもせっかくのBBQなのに…」
(,,゚Д゚) 「これ言うと店としちゃあ本末転倒だけどよ…夏は牛肉がそんなに旨くねえんだ」
o川*゚ー゚)o 「そうなの?!」
ミ,,゚Д゚彡 「もちろんうちだけが不味いわけじゃないよ?
同じ牧場で同じように…ちゃんと環境に合わせて育てた牛でも、
本来の味に比べると落ちるって意味だから」
(,,゚Д゚) 「旨い牛肉を喰いてえなら冬場だ。
身が引き締まってて、なおかつ脂の乗りもいい。鰻や馬と一緒だな」
(,,゚Д゚) 「夏は逆に肉質が弛みやがる。
おかげで脂はくどいわ赤身は苦いわで、
業界としては売りたくても名実ともにコレ!っていうのが卸されねえ」
(,,゚Д゚) 「そんなもんを世間じゃこぞって喰うから、
今じゃあ霜降りはカスだの赤身は栄養があるから食べろだのって流行るんだ…
ったりめーだっつーの」
154
:
名も無きAAのようです
:2015/07/21(火) 20:55:48 ID:dP3aOOVs0
(,,゚Д゚)つ 「ほれ、牛肉にはサシが入るだろう? これが海外牛と違う一番の特徴な。
和牛肉だとサシがあるほど高級ってことになってるし、カルビなんてバラ肉にゃあサシこそ重要だ。
…それをわざわざ一番旨くない時期に喰うこたぁねえ」
(,,゚Д゚) 「だから豚肉。
夏に弛んで旨くなる豚肉こそがおすすめなんだよ」
( ・∀・) 「へえ〜、知らなかった。
でもハラミは牛でないと食べられないですよね?」
o川*゚ー゚)o 「ハラミ好きー」
ミ,,゚Д゚彡 「ハラミは内臓系だけど、食感は赤身だし美味しいよね!
…でも…」
(,,゚Д゚) 「あまり流通してないだけで豚にもハラミはある。
流通が少ないのは、固まり肉からばらして成形できる職人が減ったせいだ。
単体で問屋から買うと高いからな」
ミ,,゚Д゚彡 「そもそもロースとハラミって、一般人には厳密に味の差がわかってないと思う…
もちろん食感は違うけど部位も近いし、露店として購入層を考えたら被るよ?
バラエティを豊かにしたいならどっちかに絞るといいかも」
( ・∀・) 「そうなんだ…」
(,,゚Д゚) 「素人相手に部位でアピールもいいが、せっかくなら本当に旨いところを上手に売り捌いてみな。
学生はチャレンジ精神が重要だぜ」
155
:
名も無きAAのようです
:2015/07/21(火) 20:57:59 ID:dP3aOOVs0
■夏の豚モモ肉ででっぷり肥えろ!
(,,゚Д゚) 「うちの豚肉を味見してみるか?
コマでよけりゃあササッと焼いてやるぜ」
o川*゚ー゚)o 「コマ??」
( ・∀・) 「豚コマって焼きそばとかに使うあれですよね?」
(,,゚Д゚) 「"コマ" ってのは小間切れのことだが、部位の名前じゃねえぞ。
むしろ部位を定めていない、サイズの小さくなる端の部分を売り場に出すときの俗称だ」
ミ,,゚Д゚彡 「"切り落とし" なら、特定の部位に定めて出してる小さな切り肉のことね」
o川*゚ー゚)o 「サイズが小さくなるってどういうこと??」
ミ,,゚Д゚彡 「お肉ってナマモノだから。
同じ部位を同じようにスライスしたくても、幅が狭い箇所がどうしてもあるの」
(,,゚Д゚) 「豚モモ肉で例えるなら、お前らも自分の脚を見てみろよ。
太ももから膝にかけて均一じゃねえだろ」
( ・∀・) 「あーなるほど」
(,,゚Д゚)つ―● 「ほれ、焼けたぞ。 アーンしろアーン」
o川*゚O゚)o 「わぁおっきい! あーン」
(・∀・ ) ( なんか顔がウザくなってきたなこの女…名前なんだっけ… )
156
:
名も無きAAのようです
:2015/07/21(火) 20:59:12 ID:dP3aOOVs0
o川*゚〜゚)o 「!!!」
o川*^ー^)o 「美味しい! 甘くて柔らかい!」
(,,゚Д゚) 「今のはモモの一部【しきんぼう】って箇所だ。
ムチムチしてて焼いても堅くならないし、幅も一番広くて縮みにくい。
なおかつ赤身のくせに脂持ちみたいな甘味をもってる特別旨いとこだよ」
o川*゚ー゚)o 「砂糖かけたりしなくてもこの味なの?!」
(,,゚Д゚) 「マジに焼いただけだ。
下手くそな肉屋、スーパー、三流デパートなんかじゃ成形時に分離させちまうから
こんな幅広いスライスにも出来ないしな」
(,,゚Д゚)つ―● 「お次はこれ喰え」
o川*゚O゚)o 「?? さっきより薄くて脂が少ない??
アーン…」
157
:
名も無きAAのようです
:2015/07/21(火) 21:00:00 ID:dP3aOOVs0
o川*゚〜゚)o ムニュムニュ…
o川*゚∀゚)o 「これも美味しい!
脂はアッサリしてて、でも味は濃い!」
(,,゚Д゚) 「黒豚モモ肉。 うちのはしゃぶしゃぶ用に極薄スライスしてあるが…
黒豚の特徴はなんといっても脂がアッサリしてて、かつ味がしっかりしてることだ」
ミ,,゚Д゚彡 「にいちゃん…それいまその子が言ったよ」
(,,゚Д゚//) 「うるせえな」
( ・∀・) 「黒豚って呼び名はよく聞くけど、そんなに違う?」
o川*゚ー゚)o 「うん!」
(,,゚Д゚)つ―〇 「ひとつ実験してやるよ。
これは同じ黒豚モモに、しょうが焼き風のタレをつけて焼いたものだ」
o川*゚〜゚)o モグモグ…
o川*゚ー゚)o
o川*゚ー゚)o 「なんかフツー」
(;・∀・) 「えぇ…どうして??」
158
:
名も無きAAのようです
:2015/07/21(火) 21:01:19 ID:dP3aOOVs0
o川;*゚ー゚)o 「むしろ苦く感じるかも…」
ミ,,゚Д゚彡 「黒豚は熱や液付けの変化に弱いから、
あまり火を通したり調味料をつけない方が美味しいんだよ」
(・∀・ ) 「へええーー、そうなんですか」
(,,゚Д゚) 「黒豚はいわばアスリートの肉体だ。
変に着飾るよりも、Tシャツ一枚のが似合うってもんよ」
(,,゚Д゚) 「普通の豚肉は逆にオシャレしてやれ。
隠れデブみたいなもんだから、ちゃんとごまかしてやらねえとな」
( ・∀・)φ" 「ふむふむ」カキカキ
(,,゚Д゚) 「よし、あとは…そうだなあ」
(,,゚Д゚) 「フサ、あれもってこい」
ミ,,゚Д゚彡 「あれって?」
(,,゚Д゚) 「察しろよ、あれだよ」
ミ,,゚Д゚彡 「にいちゃん…久しぶりの客だからって張り切るのはいいけど、無茶ぶりはやめて」
(,,゚Д゚//) 「うるせえな、ランプ肉もってこい!」
( ・∀・) 「…ランプ??」
159
:
名も無きAAのようです
:2015/07/21(火) 21:03:20 ID:dP3aOOVs0
■ランプもやっぱりモモ肉
(,,゚Д゚)つ―● 「こいつぁ切り身で是非、喰ってもらわねえとな」
o川*゚O゚)o 「アーン」
( ・∀・) 「ねえねえ…えっと、き、キュー?トン?、だっけ?
たまには僕にも食べさせてもらえないかな?」
o川*゚〜゚)o 「!!!」
o川*゚Д゚)o 「あれっ、さっきのモモと同じくらい柔らかいよ!
モチモチしてるし、脂も少ない!」
( ・∀・) 「……」
ミ,,゚Д゚彡 「ランプはモモ肉で一番柔らかいところだよ。
ロースみたいにスジも入ってないし、厚みに拘わらず歯ごたえが均一なんだ」
(・∀・ ) 「切り身ってことはトンカツ用くらいに厚かったんですよね?
それでも??」
o川*゚ー゚)φスパー 「だってお箸で切れるよ、ほら」
( ・∀・) 「ほんとだ!
外食先のハンバーグすら切断できないキートンの箸使いすら、今は料理研究家顔負けに映る!」
o川*゚ー゚)o 「ちょっと男子ぃー、そーゆーの傷付くんですけどー」
_
(,,゚Д゚)つ((※) 「ネタっぽくじゃれあうのは許すが、
いまここでイチャつき出したらこのミンチ機で挽き肉にすっからな」
160
:
名も無きAAのようです
:2015/07/21(火) 21:05:41 ID:dP3aOOVs0
(,,゚Д゚) 「ランプってのは一本のモモ肉から、切り身サイズでせいぜい4、5枚分しか取れない稀少箇所だ。
だが極上のポークソテーとして提供できるし、
ニンニクと大根おろしをのっけた醤油タレと提供すれば夏の肉!って感じもするだろ」
( ・∀・) 「たしかに! 僕食べてないからこれ以上はなんも言えませんけど」
o川*゚ー゚)o 「ポークソテーって、家だといつもロースで食べてたかもー」
ミ,,゚Д゚彡 「ロースは丸々一本、均一に切れるから商売向きなんだよね」
(,,゚Д゚) 「同じ厚みで何十枚と取れるしな…。
だが露店や家庭料理にそこまで求める奴はクレーマーだ、殺せ。
ランプならうちで予め切っといてやるから
『肉幅が違いますけどグラム数は同じなんですよww』っつって持っていけよ」
( ・∀・)
つ◇ 「ありがとうございます!
えっと…じゃあこれで揃ったのは…」
ミ,,゚Д゚彡 「こんな風にしとくといいんじゃない?」
o川*゚ー゚)o 「レシピ?」
(,,゚Д゚) 「フサは肉よりも食い合わせやソースに興味があるやつでな。
まーおすすめの食い方でも聞いとけや」
161
:
名も無きAAのようです
:2015/07/21(火) 21:07:01 ID:dP3aOOVs0
ミ,,゚Д゚彡 「ここに書くのは学祭用!
興味かある人は他にも色んな食べ方があるから家で食べてみて!」
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
【しきんぼう】のスライス→三等分にして生姜焼き。
タレは事前に調合しておき、肉に焼き目がついたらぶちこんで絡めるだけで即完成!
ミ,,゚Д゚彡 「いわゆるタモリ流は不要だよ。
あれはロースやバラ肉のように、脂のある肉に向いているからね」
( ・∀・) 「タモリ流生姜焼き…
《お肉に小麦粉をまぶして焼くことで、肉をかたくせず、タレの染み込みもよくする》…って書いてありますね」
(,,゚Д゚) 「そもそもが時短テクニックだからな、完成への目的地が違う。
柔ら至上主義者は、ハナからスライスしたタマネギと合わせて生肉をもみこんでおけ。
タマネギ汁が肉を更に柔らかくする。
一緒にフライパンに投入して、焼くときは中火な」
o川*゚ー゚)o 「タレの染み込みって、重要じゃないの〜?」
ミ,,゚Д゚彡 「赤身肉は染み込みが早いから大丈夫。
焼きすぎや漬け込み過ぎはお肉の味を損なっちゃうから…」
(,,゚Д゚) 「バラ肉みたいな部位こそ、脂がタレを弾く。
染み込むのに時間がかかる分、熱を加え続けても滅多にかたくならないんだぞ」
( ・∀・)φ" 「スーパーの味付け肉にカルビが多かったり、
角煮のような煮込み料理にバラ肉を使うのも、そういうことかあ」
162
:
名も無きAAのようです
:2015/07/21(火) 21:08:19 ID:dP3aOOVs0
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
【黒豚モモ】のしゃぶしゃぶ→野菜巻きの蒸し焼き。
しっかりと下茹でしたアスパラ、いんげん、細切りニンジンやゴボウを用意。
野菜を肉で巻いたらせいろで蒸すだけ。
ミ,,゚Д゚彡 「量にもよるけど…目安5分くらいかな?
野菜を茹でたお湯を再沸騰させればせいろを置くだけだし、
なによりそのお湯で最後は出汁スープにもなるよ! 溶き卵で〆よう」
o川*゚ー゚)o 「アスパラ好きー☆ いつもお店いくと食べちゃう!」
(,,゚Д゚) 「なら俺の下半身のぶっといアスパラも「言わせねえよ?!」ミ゚Д゚,,;彡
( ・∀・) 「これいいですね!
選べるトッピングみたいにすれば好き嫌いも考慮できるし」
o川*^ー^)o 「子供の頃、ニンジンといんげんのベーコン巻きってよく食べた気がするー」
(,,゚Д゚) 「トッピングもいいが増やしすぎるなよ?
4つの中から2つ選ぶ程度にしとけ。
不人気なものが余りだした時を考えて、
いざってときには生姜焼きにぶちこめるものが好ましいな」
ミ,,゚Д゚彡 「逆に材料が無くなってきたらおつまみチーズとかいいね。
お肉でキャラメル状に包んで爪楊枝で固定すればとろけないよ」
( ・∀・) 「学祭には大人も来るので、用意しておきます」
163
:
名も無きAAのようです
:2015/07/21(火) 21:10:53 ID:dP3aOOVs0
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
【豚ランプの切り身】→やわらかポークソテー
ひとつまみの塩とブラックペッパーをぶっかけて焼くだけ。
大根おろしやトマトソースがよく合う。
ミ,,゚Д゚彡 「夏だし外だから、君らに大根おろしはやめておこうか。
ソースは作りおきしてクーラーボックスに備えておけば、完成品に垂らすだけで出来上がり。
彩り付けにバジルやパセリを振り掛けてもいいね」
(,,゚Д゚) 「こいつぁ夏バテ防止にぴったりだぜ?
ソースを作るなら塩はトマトの酸味を引き出すための餌だ。
肉に味付けするためとは考えるな」
o川*゚ー゚)o 「トマト好きー☆」
(,,゚Д゚) 「なんでも好きだなこのアバズレ」
ミ,,゚Д゚彡 「ときどきトンカツに使う人もいるみたいだけど、
赤身が多いランプは揚げ物の脂を吸い込むからカロリーもすごく高くなるよ。
結局はローストンカツがヘルシーだったりするから、気になる人は気を付けて」
( ・∀・) 「思い出したけど僕、この子に浮気されたことあったんでした」
o川*゚ー゚)o 「あれは違うの! 前にも話したじゃん、しつこいなー!」
( ・∀・) 「前にも話したね…「違うの!これは違うの!!」ってラブホテルの前で」
ミ,,゚Д゚彡 「その彼女、君の人生に必要なの?」
(,,゚Д゚) 「いらないならもらうが」
164
:
名も無きAAのようです
:2015/07/21(火) 21:13:59 ID:dP3aOOVs0
■簡単芳醇、ローストポーク!
o川*゚ー゚)o 「ねえねえ、スペアリブは〜?」
( ・∀・) 「忘れるところだった!
…これは骨付きの豚肉だし、提案にも沿ってて問題ありませんよね?」
(,,゚Д゚) 「ガスオーブンの使用時間って決められてんのか?」
( ・∀・) 「? 特には。 使いたい班がその都度勝手に使用するのかと…」
ミ,,゚Д゚彡 「グリルみたいに途中で気楽に蓋も開けられないし、性能とニーズが一致してないかも。
オーブンはいくつも品が入るものじゃないよ」
(,,゚Д゚) 「しかも一度占拠されたら終わりだ。
時間を計ってる奴等が、入れ替わり立ち替わりにぶちこんでくるだろう。
誰だってそうする、俺だってそうする」
(;・∀・) 「そんな野蛮なことは…みんなの学祭なのに」
(,,゚Д゚) 「テメーの頭はハッピーセットかよ。
うぇーいうぇーいwwwやりだしたら、そんなこと考慮する理性が全員にあると思うか?
おめでてーな」
v川*゚ー゚)v 「うぇ〜いwwww」
ヾミ,,゚Д゚彡ノ" 「うぇ〜いwwww」
∩(,,゚Д゚)∩ 「うぇ〜〜ぃほっほーーwwww」
( ・∀・) 「…外から見るとこんなにウザイんですね、学生ノリって」
(,,゚Д゚) 「俺こそお前をそういう奴だと思ってたけどな」
( ・∀・) 「バカは嫌いなんです」
ミ,,゚Д゚彡 「東大生でもこんなノリはしてるけどね」
( ・∀・) 「バカがそんなノリだと嫌いなんです、に訂正していいですか?」
(,,゚Д゚) 「お前けっこういい性格してんな」
165
:
名も無きAAのようです
:2015/07/21(火) 21:17:18 ID:dP3aOOVs0
(,,゚Д゚) 「とにかくだ、スペアリブは調理完成までに時間がかかる。
商売にするならある程度先に焼いておかなきゃいけないうえ、
ゴミは出る、冷めたら旨くない、歯に挟まる三重苦だぞ? …だから代わりにこれなんてどうだ」
(,,゚Д゚)つ〇 「しんたま。
モモ肉には違いないが、これまでの部位とまた特徴は異なる」
o川*゚ー゚)o 「見た目、おっきなタマ袋みたい…あ、それは○ンタマか」
(;・∀・) 「キョートン、そんなに下ネタ言うタイプだった?!」
ミ,,゚Д゚彡 「一般人にわかるほどの差はないけど、しんたまは他のモモ肉に比べると歯ごたえが生まれるよ」
(,,゚Д゚) 「こいつを使ってローストポークを作るんだ。
ローストビーフが牛だから、その豚版だな」
( ・∀・)∩ 「あ、ローストビーフは仲間内でも当初挙がってました。
でも炎天下に少し危ないかということでスペアリブにしたんですけど…豚肉なら大丈夫なんですか?」
(,,゚Д゚) 「中が半生のローストビーフと違って、ローストポークは中まで熱を通すもんだ。
作った日なら大丈夫。 生で喰ったら腹壊すしな」
(,,゚Д゚) 「こいつのいいところは、そうだな…
たとえばローストビーフの喰い方には温/冷がある。
ほんのり温かいか、ひんやり冷たい状態で食べると旨いのが牛だが…」
(,,゚Д゚) 「ローストポークの食べ頃は常温。
中まで熱が入っちまってるから、
冷えてても固い肉だし、二度も温めたりなんかしたらかえって台無しになるぞ」
( ・∀・) 「当日は温度管理に気を遣わなくて済むし、オーブン争いもなくなる…
作業面でも慌てなくて済みそうですね」
ミ,,゚Д゚彡 「注文がきてからスライスすれば乾燥も防げるから」
(,,゚Д゚) 「注文された精肉は全部ガスパックしといてやるよ。
真空パックより鮮度も長持ちするしな、ただし使うときになったら開封するんだぞ」
(,,゚Д゚) 「暑さには気を付けてな」
166
:
名も無きAAのようです
:2015/07/21(火) 21:18:00 ID:5LQKlcmc0
勉強になる
支援
167
:
名も無きAAのようです
:2015/07/21(火) 21:18:46 ID:dP3aOOVs0
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
しんたま→ニンニク風味のローストポーク
500gほどのブロック肉に
あら塩、ブラックペッパー、おろしニンニクをもみこんで15分放置、オーブンで15分ロースト。
お肉がこんがりきつね色になったら更に10分余熱で温めれば完成。
o川*^ー^)o 「ニンニク臭ってなんでこんなに食欲そそるんだろうね〜!」
(,,゚Д゚) 「ギコハハハ! 思わず鼻の穴が広がるよな」
ミ,,゚Д゚彡 「イマドキの女の子ってニンニクの臭い気にしないの?」
o川*゚ー゚)o 「ちゃんとケアするもーん☆」
( ・∀・) 「だったら下の臭いもケアしろよな…」
ミ,,゚Д゚彡
o川*゚ー゚)o
(,,゚Д゚)
( ・∀・)
( ・∀・) 「えっ、なにこの空気」
(,,゚Д゚) 「こんな奴より俺の方がいいぞ、うちにこい。
養ってやるし、なにより毎日レイプせずに済む」
o川*゚ー゚)o 「真剣に考えてお「お願い気付いて! 性犯罪宣言されてるんだから!」ミ゚Д゚,,;彡
〜〜〜〜〜
〜〜〜
〜
168
:
名も無きAAのようです
:2015/07/21(火) 21:19:41 ID:dP3aOOVs0
〜〜〜〜〜〜学祭当日〜〜〜〜〜〜
ミセ*゚ー゚)リ 「フィレンクト校長。 今年の学祭はどうですかぁ?」
(肉) テリヤキ アル? >
(‘_L’) 「ミセリ先生ですか。
いやあ…盛況で学生も楽しそうだし、大変よろしいと思いますよ」
(肉) ウチ トリニク ヤイテナイデス >
(‘_L’) 「ただ…――」
ミセ*゚ー゚)リ 「…ただ、なんですかぁ?」
イヤーッ >
(肉) ラッシャイセー! >
(‘_L’) 「これだ!というものが今のところ見受けられ無いのが、少しだけ残念です。
…私が【学祭BBQ】とわざわざ銘打ったのは、限られた枠内でいかに発想を自由に広げられるかを見たいがため」
(肉) アチー ヤケドシタ! >
(‘_L’) 「青空焼きそば… 青空焼き肉… 青空強姦…
どれも普通のBBQでの光景ですよね?
みんなと同じことをしていればそれでいい!安心するんだ!というならば
そもそも素直のBBQ大会で良いではありませんか?」
ミセ*゚ー゚)リ ピッピッピッ…
つ白 「良いではありませんか?とか言われても…とりあえず仰りたいことはわかります」
169
:
名も無きAAのようです
:2015/07/21(火) 21:23:20 ID:dP3aOOVs0
(肉) テリヤキ アル? >
(‘_L’) 「そう、これは学祭なのです。
学生の祭りであり、学生ならではの祭りでなければ…。
これまで磨いてきた発想力、チャレンジ精神、肉体美を惜しみ無く発揮してもらいたいですね」
ミセ*゚ー゚)白 ババア ダマッテロ! >
「あ、もしもし、はい事件です。
ハイ、学校で暴漢が――ハイ、レイプですねあれは。
駅前の…お願いします、ええ大至急」
(肉) オレハ ニク(タイ)ノ プロダゾ�� >
(‘_L’) 「…あっちのエリアで最後か、まいまり期待は……うん?」
( 肉) テリヤキッテ ナンノダヨ! >
(;‘_L’) 「なんだあの人だかり?!」
ミセ*゚ー゚)リ 「あっち側は…モララー君たちのお店ですねぇ。
【喫茶フトモモ丸出し】…なんでしょうあの名前も」
( 肉) テリヤキ >
(;‘_L’) 「あの一角だけ、明らかに煙の色がおかしいじゃないか!! 臭いも!」
ミセ*゚ー゚)リ 「でもみんな…笑顔ですよ」
170
:
名も無きAAのようです
:2015/07/21(火) 21:24:42 ID:dP3aOOVs0
ウルセーババア�� シッカリ アエゲ�� >
_
( ゚∀゚)o 「馬っ鹿にうっめえなぁ! このボークソテー!」
从'ー'从 「もちもちのお肉にトマトの酸味が後から広がって、私でもたくさん食べられるよ〜」
_
( ゚∀゚)o 「マジ馬鹿だし! 俺もう二枚目いけるわ!」
从´ー`从 「うぇーいwwww」
_
( ´∀`)o 「うぇーいうぇーいwwwwww」
爪'ー`)y‐ 「いやー酒は飲めるわ旨いつまみはあるわ、この大学の祭りはレベル高いねえ」
( ФωФ)「…そうさなぁもう一セットは、いんげんとゴボウトッピングで頼むのである」
爪'∀`)y‐ 「酒うめー! 肉ちょーーうめぇーーいwww!!」
∩( Ф∀Ф)∩「うめぇーーいwwww」
171
:
名も無きAAのようです
:2015/07/21(火) 21:25:24 ID:dP3aOOVs0
( ><) 「この生姜焼きだけでも、充分大満足なんです! 夏カルピスが進みます!」
( <●><●>) 「一介の学祭でこんなに美味しいものがあるなんて…ここはレストランですか?」
( ×) 「ペロペロうまぇーいwwww」
( <^><^>) 「生姜がなくても、これはうまぇ〜〜いwwww」
( 肉) アッ ナニスンダ ハナセ! >
(;‘_L’) 「みんなのテンション明らかにおかしい! あれが笑顔に見えますかミセリ先生は」
ミセ;*゚ー゚)リ 「……そうですね、この煙と臭いのせいでしょうか?
なんだか頭がクラクラしてきて…」
( 肉) ケイサツガキタゾー >
(;‘_L’) 「これはハシシの薫りだ!
そんなどうでもいいことより、本当に旨いのかよ?! たかが学祭の露店だぞ嘘つけバッキャロー!」
ミセ*゚ー゚)リ 「フィレンクト校長、さっきと言ってること違くないですか」
( 肉) ナンノ ニオイデスカ? コレ >
(;‘_L’) 「こらモララー君! 私にも食べさせなさい!!
なんだねこの料理は!」
ミセ*゚ー゚)リ 「チャレンジ精神とかなんとか…」
(;肉)
(;‘_L’)つ 「ちょ、ミセリ先生いいからどきなさい!」
172
:
名も無きAAのようです
:2015/07/21(火) 21:26:21 ID:dP3aOOVs0
パンッパンッ( ↑∀↑) o(↑ー↑*川o
「「いらっうぇ〜〜〜い」」
(肉)
(‘_L’) 「モララー君! お薦めをいっちょうくださ――なにそれ血の涙っ?!」
パンッ パンッ( ↑∀↑)「校長センセー、お薦めですね、かしこまりました!」
o川*↑ー↑)o 「ローストポークはいりま〜す☆★☆」
パンッ パンッ( ↑∀↑)「オマケで厚く切っておきます」トントントン…
ミセ*゚ー゚)リ 「会話はきちんと成立してますね…でも何の音かしら」
パンッ パンッ( ↑∀↑)「え、包丁の音じゃなくてですか?」トントントン…
ミセ*゚ー゚)リ 「包丁止めてみて」
パンッ パンッ( ↑∀↑)
ミセ*゚ー゚)リ 「その音よ」
パンッ パンッ
::(,;,゚Д゚)( ↑∀↑)「あー、僕のやおい穴が犯されてる音ですね」
ミセ;*゚д゚)リ 「キャーー、イヤーー!」
( 肉)
(;‘_L’) 「ギコ先輩?!」
ミセ;*゚Д゚)リ 「繋がりがイヤーー!!!」
パンッ パンッ (,,゚Д゚) 「連結だけに繋がりたぁ上手いこというな、ギコハハハ!」パンパンッ
173
:
名も無きAAのようです
:2015/07/21(火) 21:27:41 ID:dP3aOOVs0
( 肉)
(;‘_L’) 「センパイがなぜここに…」
パンッパンッパパパン♪
(,,゚Д゚) 「いやーこの小僧がよ?
学祭でBBQやるんですっつってうちの店にきたもんでよ」
パパンパパンッパンッパンッ♪
(,,゚Д゚) 「こりゃー母校のイベントなんじゃねえかってアタリつけたら大正解よ」
( 肉)
(;‘_L’) 「マジカルバナナ… そして8時だョ!全員集合…
変わりませんね、あの頃と同じスパンキングだ」
( 肉)
(;‘_L’) 「そして…この手口も」
(,,゚Д゚) 「…」
(肉)
(‘_L’) 「肉を売り、ガスパックで提供…。
しかしその実、ハシシの煙にスモークされた肉を焼くことでその効果を発揮する…」
(肉)
(‘_L’) 「立派なテロル行為だ」
(,,゚Д゚) 「ギコハハ、その通り。
喰うだけなら軽くラリっておしまいだが、間近で肉を焼いてるコイツらは……」
(,,゚Д゚) 「あの頃の、喜んで餌食になってたお前と同じになっちまうってこったな」
174
:
名も無きAAのようです
:2015/07/21(火) 21:29:08 ID:dP3aOOVs0
( 肉)
(;‘_L’) 「私はあの頃とは違う!
そのような暴力に屈しないほどの理性と常識は身に付けたつもりだ!!」
ミセ*゚ー゚)リ 「いやまず生徒達を守るくらい言えよ。
さっきハシシも強姦もどうでも良さそうにしてたくせに…」
(,,゚Д゚) 「ギコハ…ギコハハハハハハ!
てめーよぉ、えらそーにご高説のつもりか?
理性だあ? 常識だあ?」
(,,゚Д゚) 「だったら――その頭に乗っけたフィレ肉はどう言い訳してくれるんだよ?
むかし俺が立ちバック中に生肉を乗っけた感触、重量、高級感……その快感を忘れてねえ証拠じゃねえか!!」
( 肉) アノー スミマセン >
(;‘_L’) 「こ、これは…違う、違うんだ」
ミセ*゚ー゚)リ 「道理で毎日臭いと思ってました」
( ↑∀↑) 「『違う、違うんだ』……みんなそう言いますよね。
浮気や不倫、果てには犯罪に手を染めて尚、現実を突きつけられても言い逃れようとするその精神…――」
( ・∀↑) 「――万死に値する!!」
コノサワギ アンタラデスカ? >
ミセ*゚ー゚)リ 「あ、半分正気に戻った」
( ・∀・) 「僕はもう大丈夫です!
……さあ、こちらですよ!!」
(,,゚Д゚) 「あ〜〜ん? ケツ出したまんまの姿でお前に何ができ――」
175
:
名も無きAAのようです
:2015/07/21(火) 21:29:56 ID:dP3aOOVs0
__[警]
( ) (,,゚Д゚) <俺はまた来るぞ〜!!
( )Vノ )
| | | |
(肉)
(‘_L’) 「助かりましたよミセリ先生。
さきほどの通報によって警官が間に合いましたね」
ミセ*゚ー゚)リ 「すみませーん!
大麻と強姦を見逃そうとしてたこの人も、犯罪幇助とかで連れてってください」
__[警] (肉)
( ) (‘_L’) <俺様は公務員だぞ!
( )Vノ )
| | | |
( ・∀・) 「こんなやつが校長だなんておぞましかったですね…
ありがとうございます、ミセリ先生!」
ミセ*゚ー゚)リ 「いいのよ、貴方達を守るのが先生の役目…そうでしょう?」
o川*゚ー↑)o 「……あれっ?」
( ・∀・) 「お、気が付いたか」
ミセ*゚ー゚)リ 「大丈夫?」
o川*゚ー゚)o 「あたし今までなにしてたんだろ〜??」
ミ,,゚Д゚彡 「直接見てはいないけど、たぶんにいちゃんがモララー君の前に何かしたと思う…」
( ・∀・) 「弟さんも来てたんですね、今まで何を…」
( ・∀・)
176
:
名も無きAAのようです
:2015/07/21(火) 21:31:08 ID:dP3aOOVs0
__[警]
( ) ミ,,゚Д゚彡
( )Vノ )
| | | |
ミセ*゚ー゚)リ 「そもそもその人があっちでどこぞのお婆さんを強姦していたから通報したの。
…大丈夫だった、お婆さん?」
('、`*川 「んもう、あたしご飯食べに来ただけなのにさ」プンスコ
o川;*゚ー゚)o 「お祖母ちゃん!!」
ミ,,゚Д゚彡 「そのばばあ、うちの店に来てはいつも『テリヤキ、テリヤキ』としか言わないからついカッとなって…」
o川#*゚ー゚)o 「うちのお祖母ちゃんになにすんのよ!
外で性行為なんてサイテーだわ!!」
( ・∀・) 「ラブホで性行為は?」
o川*゚ー゚)o 「サイコーよ!!」
( ・∀・) 「僕は君と行ったことないけど…?」
ミセ*゚ー゚)リ 「うわぁ〜…」
o川*゚ー゚)o 「違うの! あれは違うんだってばー!」
〜〜〜〜〜
〜〜〜
〜
177
:
名も無きAAのようです
:2015/07/21(火) 21:32:20 ID:dP3aOOVs0
〜〜〜〜〜〜留置所〜〜〜〜〜〜
(肉)
(‘_L’) ミ,,゚Д゚彡 (,,゚Д゚)
ミ,,゚Д゚彡 「…ねえ、にいちゃん」
(,,゚Д゚) 「なんだ、ゴルァ?」
ミ,,゚Д゚彡 「年越し以来だね、ここに入るの」
(,,゚Д゚) 「うーん、そうだなあ」
(肉)
(‘_L’) 「常連なのか…」
(,,゚Д゚) 「おめーはいつまで頭に乗っけてんだ、取れよそれ」
(肉)
(‘_L’) 「断る。 せっかく大枚叩いて買ったんだ、大切な日に食えって教えてくれたのは先輩じゃないか」
(,,゚Д゚) 「……その肉、もう日が経ちすぎて腐ってるってレベルじゃねえだろ」
(肉)
(‘_L’) 「もう8年になる」
ミ,,゚Д゚彡 「8年間も大切な日が無かった人生って…」
(,,゚Д゚) 「フィレ肉ってアダ名つけて正解だったわ」
(肉)
(‘_L’) 「…その心は?」
(,,゚Д゚) 「小さくて庶民に愛されない…プライドと値段だけは一丁前に高いってことだよ」
ミ,,゚Д゚彡 「あとはビタミンB1が豚肉のなかでトップクラスなことかな…2位が豚モモだよね」
(肉)
(=_L=) 「……ビタミンB1×プライド×値段=破壊力?」
(,,゚Д゚) 「そうだ、それが心理だ」
ミ,,゚Д゚彡 「イイコトダナー」
(了)
178
:
名も無きAAのようです
:2015/07/21(火) 21:34:10 ID:dP3aOOVs0
【作品名】(,,゚Д゚)肉屋のBBQプレゼントのようですミ゚Д゚,,彡
【URL】
>>148-177
【一言】世界がこんなテロリストばかりならもう少し平和なのになあと思って書きました
179
:
名も無きAAのようです
:2015/07/21(火) 21:38:21 ID:9C623Dr.0
マジキチ
180
:
名も無きAAのようです
:2015/07/21(火) 21:40:10 ID:kitHleDc0
良作乙
181
:
名も無きAAのようです
:2015/07/21(火) 21:40:19 ID:VCJcG2Qw0
BBQメニューを感心しながら読んでいたらこれは酷い
182
:
名も無きAAのようです
:2015/07/22(水) 00:03:18 ID:wcFXwsVw0
途中まで真面目に読んでた俺に謝って
183
:
名も無きAAのようです
:2015/07/22(水) 00:10:58 ID:Ld5YI41k0
このギコ達は1レスお題スレにも出没してたなwww
//jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/13029/1411916348/466
184
:
◆tqhinNTqWw
:2015/07/22(水) 00:26:58 ID:UrBydwWU0
投下させて頂きます。
185
:
◆tqhinNTqWw
:2015/07/22(水) 00:28:02 ID:UrBydwWU0
昔々、ある所に、双子の兄弟がいました。
二人が18の歳を迎えると、兄は生贄として、弟に殺される運命でした。
しかし、その運命に抗がおうと、弟は兄を連れて村を飛び出しました。
それが、二人の長い長い旅の始まりでした。
これは、そんな二人の、ある町でのちょっとしたお話です。
( ´_ゝ`)二人の旅路は波瀾万丈のようです(´<_` )・抜粋編 〜二人で朝ごはん〜
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◆tqhinNTqWw
:2015/07/22(水) 00:29:16 ID:UrBydwWU0
オトジャは美味しそうな朝食の匂いで目を覚ました。それだけで何だか幸せな気持ちになれたが、それよりも兄の姿がそこにあることに対する安堵の方が大きかった。
( ´_ゝ`)「お早う弟者。顔を洗って着替えておいで」
アニジャは既に身支度を済ませていた。しっかり眠れたらしく、表情に疲労は残っていない。
オトジャは顔を洗い、ついでに手拭いを濡らして身体を拭き、用意しておいた服に着替えた。昨日はオトジャも湯浴みをしなかったので、それだけでさっぱりした心地になる。
(´<_` )「凄いな。旨そうだ」
身体がさっぱりした所で、オトジャの腹がぐぅと鳴る。テーブルの上には、山盛りのパンケーキの皿とバターが詰まった壺、卵とベーコンを一緒に炒めたものが一杯に乗った大皿、色とりどりの珍しい野菜のサラダ、瑞々しい果物の盛り合わせ、そしてコーヒーが乗っていた。あまり贅沢は出来ない筈だが、かなり豪勢な朝食である。
(´<_` )「これ、どうしたんだ?宿の女将に頼んだのか?」
( ´_ゝ`)「いや、俺が作った」
(´<_` )「材料はどうしたんだ?」
(*´_ゝ`)「朝市とやらがあると女将さんに聞いて、ちょっと行ってみたんだ。面白かったぞ!朝早いから、新鮮な魚介類やとれたての野菜や果物が並んでいるんだ。昨日見た露店の集まりとは、また違った雰囲気だったな」
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