レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
糞ったれBAR NEETのようです
-
川д川「」カタカタカタカタ
川д川「……おっ、レア装備ゲットォ」カタカタカタカタ
川д川「」カタカタカタカタ
川д川「」カタカタカタカタ
川д川「あ?『あけおめ〜ことよろ〜』って何だぁ?」
川д川「」カタカタカタカタ
川д川「あ―もう年越してたのかよぉ。1年なんかあっという間だよなぁ」ピンポーン
川д川「……」ピンポーン
川д川「……無視だ無視ぃ、こんな時間にインターホン鳴らすとかロクな奴じゃねえだろうしぃ」ピンポーンピンポーン
-
【ドッグスノーズ】
<参考レシピ>
・ドライ・ジン…45㎜
・ビール…適量
冷やしたグラスにドライ・ジンを注ぎ、よく冷えたビールを適量注いで軽くステアする。
『ドライ・ジン』に『ビール』を加えたシンプルなビアカクテル。
度数は11度前後だが作り方も簡単なので度数の調整も簡単。
見た目はビールと変わらないが、ジン独特の刺激的かつ華やかな香りと味わいが加わっているため、かなりハードな飲み口となっている。
自宅でも簡単に作れるので、普通のビールに飽きた人に是非とも試して頂きたい1杯。
-
川 ゚ -゚)「うむ、まあたまに飲むにはいいな。ジンの華やかさにビールの炭酸に、この苦味」ゴクゴク
川 ゚ -゚)「欲を言えば真夏に飲めたら最高なのだが……まあ仕方ないな」
(* ・∀・)「いやぁ―甘くて苦くて最高だね―。やっぱりリキュールはハーブ系だね」ゴクゴク
(* >∀・)「ミントの爽やかとビールの組み合わせって言ったら、たまんないね!!」
-
【ミント・ビア】
<参考レシピ>
・ビール…適量
・グリーン ペパーミントリキュール…15ミリ
冷えたグラスによく冷やしたビールを適量注ぎ、グリーン ペパーミントリキュールを加えて軽くステアする。
ミントの清涼感がたまらないビアカクテル。
アルコール度数は6°前後だが、これも簡単に調節が可能。
同じハーブ系リキュールのビアカクテルとして知名度では『カンパリ・ビア』に劣るものの、根強いファンがいるカクテルであり、ビアバーなどでよく飲まれている。
色合いは淡い緑色で見た目もなかなか面白く、好みがハッキリと別れるカクテルである。
ちなみにグリーン ペパーミントリキュールは『JET 27』がおすすめ。
.
-
ついさっきエールとラガーの違いを知った
支援
-
【パナシェ】
<参考レシピ>
・ビール…1/2
・レモネード…1/2
冷えたグラスによく冷えたビールとレモネードを同時に注ぐ。
「混ぜ合わせる」という意味のフランス語が名前の由来であるビアカクテル。
アルコール度数は2°前後なのでお酒に弱い方でも安心だ。
本来はレモネードを使用するのだが、日本ではレモン風味の炭酸飲料で代用することが多い。
機会があったらレモネードから自作するのも面白いかもしれない。
作り方のポイントとしては、大きめのグラスにレモネードとビールを同時に注ぐのがミソ。
.
-
(*゚∀゚)「ビール単体じゃ飲めないけどこれならウチでも美味しく飲めるぞっ!」チビチビ
(*^∀^)「名前も何だか可愛くてオシャレだし。大人のレディーのウチにピッタリだなっ」
( ・∀・)(あの娘の中の大人のレディー像はどうなってんだろ?)
(゚、゚*トソン「まさかヱビスビールでボイラーメーカーが飲めるとは……贅沢だね」ゴクゴク
(ー、ー*トソン「お―美味しい。幸せ―」
川#д川「結局みぃんな混ぜ物しやがってよぉ……糞ったれがぁ」
( ・∀・)「ミルナだってよく『シャンディガフ』とか飲んでたじゃん」ゴクゴク
川;д川「いや、まぁよぉ。そうだけどよぉ」
-
【ボイラー・メーカー】
<参考レシピ>
・バーボン ウイスキー…45ミリ
・ビール…適量
冷やしたグラスにバーボンを注ぎ、よく冷えたビールを適量注いで軽くステアする。
『ドッグスノーズ』のウイスキーバージョン。
度数も大体同じで、調整も簡単。
ボイラー技師がすぐに酔っぱらうために缶ビールの中にバーボンを突っ込んだ事が始まりだと言われているが詳しい事は不明。
バーボン独特の香りや重厚な甘みがビールの苦みとうまくマッチングしている。
こちらも是非、自宅で試して頂きたい。
ちなみに作中でトソンが飲んでいるものはバーボンが2倍入っているかなりハードなドリンク。
.
-
川 ゚ -゚)「しかし、つー。よく『パナシェ」なんか知っていたな」ゴクゴク
(*゚∀゚)「大人のレディーになるために色んなお酒を調べたんだぞっ」
川; ゚ -゚)(お酒詳しい=大人はちょっと違う気がするのだが)ゴクゴク
川д川「っていうかよぉ、トソンだっけかぁ? かなああぁぁり濃いめに作ったけど大丈夫なのかぁ?」
(゚、゚*トソン「あっ大丈夫です。ボク、1日でウイスキー丸々1本は余裕で飲みほしちゃう人なんで」ゴクゴク
(;・∀・)「あいっ変わらず怖いくらいの酒豪だよね……」
川д川「(ボク?)そりゃあ凄いわなぁ。ふだんはウイスキー飲んでるのかぁ?」
(゚、゚トソン「基本的にはそうですね。スコッチもバーボンもカナディアンも大好きです。もちろんそれ以外も」ゴクゴク
-
( ・∀・)「ウチの店でバイトしている理由もウイスキーが好きだからって理由だもんね―」
川д川「お前んとこのバーはウイスキーが強いんだっけぇ?」
(゚、゚トソン「基本的にスコッチとジャパニーズ推しですね。オーナーの趣味で」
( ・∀・)「ハコもここと比べたら狭いけどね―。種類もあんまり無いかもしれないけど」
川д川「自分で言うのも何だけどよぉ、あんまりウチと普通のバーを比べない方がいいぜぇ?」
(*゚∀゚)「貞子の家はそこら辺のバーなんて目じゃないからなっ」
川#д川「だぁかぁら貞子言うな!」
(゚、゚;トソン「ん? 家? 店じゃなくて?」
( ・∀・)「ああ、そこからだよね。ええとだね……」
-
……………………………………
……………………………
……………………
………………
…………
……
…
-
初遭遇支援
-
(゚、゚;トソン「信じられない……」
( ・∀・)「まあ、最初はそんな反応になるよね」
川 ゚ -゚)「まるで始めてここに来た時の私のような反応だな」
(゚、゚;トソン「なんでそんなにお金があるんですか!? いや、そもそもどうしてそこまでお酒に詳しいんですか!? っていうか何でニートやってるんですか!?」
川д川「ん―、まあ色々あってなぁ。ちなみにニートなのは働くのがダルいからだぁ」
( ・∀・)(毎回これ聞かれると、はぐらかすよね。普通に教えちゃえばいいのに)
(゚、゚;トソン「うわぁ、勝ち組って本当にいるんですね。ボク、嫁いでもいいですか?」
川д川「お断りだぁ、女にゃ興味ねぇよぉ」
-
(゚、゚;トソン「……ソッチ系の方?」
川#д川「ぶちのめすぞ糞ったれぇ!! 単純に恋愛ってもんに興味が無いんだよぉ!!」
(*゚∀゚)(貞子の口から恋愛とか聞くと何か笑えるな)
川 ゚ -゚)「まだ若いのに、随分とストイックなんだな」
川д川「ケッ! 金があると薄汚い女が寄って来るんだよぉ、クールだって分かるだろぉ?」
川 ゚ -゚)「私?」
川д川「お前、そこら辺の女優なんか目じゃねえ程に美人じゃねぇかよぉ。そうすっと外ズラしか見ない鬱陶しいのが寄って来るだろうにぃ」
川д川「ったくよぉ、災難だよなぁお前もぉ。美人過ぎんのも大変だわなぁ」
川 ゚ -゚)「……」
(;・∀・)「相変わらずだよね、ミルナ」
(;*゚∀゚)「うわあ……」
(゚、゚;トソン「天然ですかね? いや、確かにクールさん美人ですけど」
川д川「あぁん?」
-
川 ー -ー)「……いや、気にしないでくれ。うん、君にそんな気が無いのは分かってる」
川д川(俺、何か変な事言ったかぁ?)
(゚、ートソン「先輩もこんな風に自然に口説ければ残念男の称号を返上できるんじゃないですか?」
(;・∀・)そ「うぐっ!?」
川д川「??」
川 ゚ -゚)「あぁ、そう言えば新しい彼女とはどうなったんだい? 確か有名女子大のお嬢様だとか」
( ;∀;)「……先日、フラれました」グスン
川;д川「まぁた失恋したのかよぉ」
(# ;∀;)「うるしゃいうるしゃい! 畜生! どうして僕はいっつもこうなるんだ!!」
-
(*゚∀゚)「ルックス以外が残念だからじゃないのか?」
(゚、゚トソン「先輩は昔っから中身がスカスカなんですよ。優しさをはき違えているタイプですね」
川 ゚ -゚)「ああ、優しいイイ人だけど友達止まりってやつか。なるほど」
( ;∀;)「うわああぁぁんミルナ―――!!」
川#д川「泣くな喚くな糞ったれえええぇぇぇ!!」
( ;∀;)「みんなが苛めるよおおおぉぉ慰めてミルナ――!!」ダキッ
川#д川「だぁかぁらぁ! 引っ付くな気色わりぃ!!」
-
(゚、゚;トソン「もしかして……やっぱりそうなんですかね?」ヒソヒソ
川 ゚ -゚)「うむ、ミルナも女性に興味が無いと言っていたしな」ヒソヒソ
(*゚∀゚)「モララーってイケメンだからなっ。イケメンにはホモが多いって言うし」ヒソヒソ
(゚、゚トソン「夜はどっちが女なんですかね? やっぱり先輩かな?」ヒソヒソ
(*゚∀゚)「友達の腐女子が言うには普段ツンツンしていよ奴ほど夜は弱いらしいぞっ」ヒソヒソ
川 ゚ -゚)「なるほど、そういう世界があるのか」ヒソヒソ
( ;∀;)「ミルナミルナミルナ―――!!」ギュウッ……!
川#д゚川「気色わりぃ事言ってる暇があったら俺を助けやがれ糞ったれどもがあああああぁぁぁぁぁぁ!!」
-
【CLOSE】
.
-
以上です。支援ありがとうございます。
次は顔面ピアスとV系とパーティードリンク。
-
おつおつ
V系は大体察しがつくけど顔面ピアスって誰やろ
-
乙です!モララー本当残念なイケメンだなぁ…
あとミルナは鈍感だ
自宅にビールサーバー欲しい
次回も楽しみにしてる!
-
乙
次も楽しみ
-
的確に残念イケメンだなぁモララー……
-
乙
ギネス飲みたいなー
-
そろそろ赤霧島の季節だぜ
-
相変わらずのモララーの扱いwww
赤霧に限らず、若い焼酎や原酒なんかも並ぶ、焼酎好きにはたまらん季節だわ
でもBARに並んでるイメージがないわー
-
今夜投下します。下ネタ注意。
-
楽しみにしてるぞ!
-
おお、今夜も楽しみだ
-
川 ゚ -゚)「最近ミルナにいきなり呼び出される事が多くなったな」テクテク
川 ゚ -゚)「彼みたいな人間はなかなかいないからな。大事にしたいところだ」テクテク
川 ゚ -゚)「……たまに天然の口説き文句が飛んでくるのが難点だが」テクテク
川 ゚ -゚)「彼にだったら、いつか打ち明けても大丈夫だろうな」テクテク
川 ゚ -゚)「私の『秘密』を」テクテク
川 ゚ -゚)「……」テクテク
川 ゚ -゚)「っと、着いたな」ピンポーン
川 ゚ -゚)「……」
『待ってたぜクールゥゥゥ早く上がって来いよおおおぉぉ!! ケッケッケッケッケッケッ!!』ブチッ
川 ゚ -゚)「……」ウィーン
川 ゚ -゚)「……」
川;゚ -゚)「……なんかやけにテンション高くなかったか?」
-
【糞ったれBAR NEETのようです】
【OPEN】
.
-
ガチャ
川 ゚ -゚)「……こんばん(*<●><●>)「ヒャッホ―――――もっと酒持って来やがれへっぽこバーテンダー!!」
川;ー -゚)そ(うるさっ!?)
川*∀川「おらぁモララーこっちにも1杯だあぁ! 今夜は寝かさねえぞぉ!? ケッケッケッ!!」
(*#^;;-^)「ギャハッ! ミルナったらなんかその台詞エッロ〜い!」
川*∀川「エロいのはテメェの頭だろうが糞ったれビッチがぁ! ケッケッケッ!!」
(*#^;;-^)「ギャハッ! バレた? あっモラちゃん、こっちにもお代わりね―!!」
(;・∀・)「ひぃ! ちょっ……ちょっと待って……!」
-
(#<●><●>)「おっせえぞへっぽこ! ヤキ入れんぞゴラァ!!」
(# ;∀;)「はいはいただいまあああぁぁぁ!!」
川 ゚ -゚)(……)
川 ゚ -゚)(……)
川 ゚ -゚)「What happened ?」
-
川*д川「おっクールゥ! やっと来たかぁ待ってたぜぇ!?」
(#゚;;-゚)「あれ〜あの娘ってミルナの新しい女? かっわいいじゃん!」
川д川「ダチだぁダチィ! ちゃんと説明しただろうがぁ!!」
川;ー -ー)「……ミルナ、とりあえずところどころツッコませて貰っていいだろうか?」
(*#^;;-^)「ギャハッ! ツッコムとかヤッらし〜!!」
川;゚ -゚)(なんだこの女は……)
川#д川「ややこしいからテメェはモララーんとこ行ってろ!」
(*#゚;;-゚)「はぁ〜い」
川д川「……でぇ? どしたよぉ?」
川#゚ -゚)「いや、どうしたじゃないだろう!? どうしたはこっちの台詞だ!」
川;д川「おぉ?」
-
川#゚ -゚)「まず何でこんなに大音量でクラブミュージックをガンガンに流してるんだよ!? 見た目だけならオーセンティックバーのこの部屋にはミスマッチ過ぎるだろう!?」
川#゚ -゚)「それからあのやけに整った顔立ちでモララーをこき使ってる男と、さっきの顔面ピアス女は一体誰なんだ!? あきらかに私とは住む世界が違う住人な気がするぞ!!」
川#゚ -゚)「それに一番ツッコみたいのはどうして私を急に呼び出したかだ! 明らかに私のキャラクターはこの空間にそぐわないのは君なら分かる筈だろう!!」
川;゚ -゚)「はぁはぁ……」
川;д川「おぉ……長文ご苦労様ぁ」
川;ー -゚)「で、教えてくれないか?」
川д川「ああ、まあ音楽はとりあえずノリで流してるだけだぁ。客人がこういうノリが好きだからよぉ」
川 ゚ -゚)「客人と言うと……」
-
(#゚;;3゚)「ね〜モラちゃん。お姉さん暇なんだけど―」
(;・∀・)「ちょっ!? 絡みつかないで下さいよ! 急いでお酒作ってる最中なんですから!!」
(#^;;-^)「え〜? ツマンナイから構ってよ―」
(* ・Д・)「ちょっどこ触ってるんですか!? あっそこはダメ……!!」
(*<●><●>)「おいゴラァへっぽこ――!! 酒が亡くなったぞ―――!!」
(・∀・;)「あんたもう飲んだの!? それ作ってから10秒経ってないよね!?」
(#<●><●>)「ごちゃごちゃ言ってね―でとっとと酒持って来やがれ―――!!」
≡(# ;∀;)「ただいま持って来まあああぁぁぁす!!」
川 ゚ -゚)「見慣れないあの2人の事だよな。明らかに」
-
川д川「おぉ。男の方は最近よく来るようになった下の階に住んでるワカッテマスってやつだぁ」
川 ゚ -゚)「かなり粗暴そうだが大丈夫なのか? アレは」
川д川「普段は糞みたいに真面目なんだぜぇ? 確か有名な進学校の教師だとかぁ」
川;゚ -゚)「あんなのが教師で日本の未来は大丈夫なのか……」
川д川「んでぇ、もう1人の方がクールに会わせたいやつなんだわぁ」
川 ゚ -゚)「……私に会わせる?」
川#д川「おい糞ったれの糞ビッチイイィィ!! こっち来いよおおおぉぉ!!」
-
(#゚;;3゚)「ビッチじゃないし〜! 私は旦那一筋だよ!」
川д川「さっきまでモララーの股間まさぐってた癖によく言うぜぇ」
(*#^;;-^)「フェラまでは浮気じゃないって知ってた? ギャハッ!」
川;゚ -゚)(……本当にミルナの交遊関係はどうなってるんだ)
川д川「ほらぁ、こいつがお前と話をしたがってたクールだよぉ」
(#゚;;-゚)「改めまして―はっじめましてお嬢様〜!」
川;゚ -゚)「待て! 私が話をしたがってたとはどういう意味だ!?」
川д川「あぁ、まぁそういう反応になるわなぁ。おいビッチィ、名刺渡してやれぇ! 説明が面倒だぁ!」
(#゚;;-゚)「ホイホイっと。ワタクシこ―いうものでございま〜す」
川;゚ -゚)「?? はぁ、どうも」
-
川 ゚ -゚)「 ……『インテリア・スペースデザイナー 箱入しぃ』?」
川 ゚ -゚)「……」
川 ゚ -゚)「……」
川;゚Д゚)「……!?」
川;゚Д゚)「『箱入しぃ』!? メディアによく露出している有名デザイナーの、あの箱入しぃなのか!?」
(*#^;;-^)「いや〜ん! 有名デザイナーだなんて照れちゃう濡れちゃう困っちゃ〜う!」
川д川「まあ、その箱入しぃで間違ってないと思うぜぇ? こいつメチャクチャ儲けてるしぃ」
川;゚Д゚)「いや!? 別人過ぎないか!? ワイドショーなんかで顔を見たことはあるが清楚で理知的なキャラクターだったじゃないか!?」
-
(*゚ー゚)←普段の顔 カチッとしたスーツスタイルに薄化粧
(#゚;;-゚)←現在の顔 露出過多な洋服に顔面ピアスだらけ
(*#^;;-^)「清楚で理知的なんてうっれしい!! おだて上手なんだから―このこのぉ〜!!」
川;゚ -゚)「ちょっ!? 距離が近いですよ!」
川д川「こいつはオンとオフを分けるタイプの人間なんだよぉ。どっちかっつぅとこっちの方が素だけどなぁ」
川;゚ -゚)(まさかニュースで話題になった美人デザイナーの素顔がこんな顔面ピアスだらけの痴女だとは知らなかった。いや、知りたくなかった)
川д川「こいつが俺の部屋のデザイン全般やってくれてっからよぉ。……ほら、クールが前に言ってたやつあっただろぉ?」
川;゚ -゚)「新店舗のデザイン案の事か?」
-
川д川「そおそおぉ、だからこいつ紹介してやろうと思ってなぁ。まぁ、少々さわがしいのは大目に見てくれぇ」
(#^;;-^)「プライベートくらい、はっちゃけたいしね! ギャハッ!」
川;゚ -゚)「そういう事だったのか……いや、有りがたい。恩にきるよ」
(#^;;-^)「んっふふぅ〜ミルナの友達ならアタシの友達だしね! 頑張ってデザインしてア・ゲ・ル。ギャハッ!!」
川;゚ -゚)「あっ、ありがとうございます……(いささかキャラが濃すぎないか?)」
川д川「んじゃ、まぁ。とりあえず面子も揃ったところで乾杯だなぁ」
(#゚;;3゚)「ちょっとちょっと! まだ私の旦那が来てないでしょ!!」
川;д川「あっ……忘れてたぁ」
川 ゚ -゚)「旦那?」ピンポーン
-
川д川「噂をすればってやつだなぁ『どうぞぉ、上がって下さいなぁ』っと」
(*#゚;;-゚)「私の旦那さんもミルナと仲良しなんだよ! 超イケメンなんだから期待してね〜ん!!」
川;゚ -゚)「は……はぁ」
川;゚ -゚)(この人の旦那か……似たように顔面ピアスだらけなのか? もしくは逆にカッチカチに堅いサラリーマンとか?)
ガチャ カランカラン
(#゚;;-゚)「あっ!! 来た来た」
川д川「久々ですねぇ、どうもぉ」
【+ 】ゞ゚)「いや、遅くなりまして申しわけないです」
川 ゚ -゚)「」
-
【+ 】ゞ゚)「おや、初めてお会いする方だ。初めまして」
川;゚ -゚)「あ……あぁ、初めまして。私、素直クールと申します」
【+ 】ゞ゚)「これは御丁寧にどうも。私『棺オサム』と申します」
(#^;;-^)「も〜うオサムちゃん硬いっつ―の! 硬いのはアソコだけで十分だから! ギャハッ!!」
【+ 】ゞ゚)「おやおや、これは失礼」
川;゚ -゚)(……)
川;゚ -゚)(……よ、予想の斜め上だった)
川;゚ -゚)(まさか顔面ピアス女の旦那が顔面刺青男だったとは……!!)
川д川「んじゃ、まぁ乾杯すっかねぇ……どしたぁ、クールゥ?」
川;ー -ー)「いや、ちょっと疲れただけだよ。主に脳ミソの方が」
川д川「??」
-
…………………………………………
…………………………………
…………………………
……………………
………………
…………
……
…
-
川д川「酒は全員に回ったなぁ?」
(*<●><●>)「おいへっぽこ―。何だこの酒は?」
( ・∀・)「『ソコ・ライム・ショット』ですよ。テキーラだとすぐに酔っちゃうんで作っといたんです」
(#゚;;-゚)「テキーラとか、なっつかしい! あんなの飲んだらすぐに発情しちゃうわ!!」
川;д川「お前はエロから少し離れやがれぇ、糞ったれぇ」
【+ 】ゞ`)「ウチの嫁が非常識で申し訳ないです」
(;#゚;;-゚)そ「オサムちゃん酷くない!?」
川;ー -ー)(そう言うあなたの出で立ちも十分に非常識だと声を大にして叫びたい!)
【+ 】ゞ゚)←真っ赤なロン毛に全身ゴシック。顔に棺桶の刺青
川д川「うっしぃ。んじゃまぁとりあえず……」
川∀川「乾杯いいぃぃぃ!! ってなぁ?」
-
【ソコ・ライム・ショット】
<参考レシピ>
・サザンカンフォート…適量
・ライムジュース…適量
・(カットライム…適量)
冷やしたショットグラスにサザンカンフォートとライムジュースを適量注ぎ、好みによってライムを入れる。
サザンカンフォートを美味しく、手軽に味わうために考案されたカクテル。
どちらかというとカクテルの名前として覚えるよりも、飲み方のスタイルの1つとしておぼえておいた方が良いかもしれない。
サザンカンフォートの果実味あふれる自然な甘さとライムの酸味が絶妙にマッチ。
度数も低めなので女性も安心してパーティー気分を味わえる。
ちなみにソコ(SOCO)とはサザンカンフォート(Southern Comfort)の愛称。
.
-
(*<●><●>)「おっ! 意外に飲みやすいじゃね―か!」ゴクッ
川 ゚ -゚)「ショットで飲むにしてはかなりアルコール控えめだな」ゴクッ
(*#゚;;-゚)「何だかなっつかしい味がする〜何のお酒なの?」ゴクッ
川д川「『サザンカンフォート』っつぅリキュールだぁ。確か桃やらレモンやらを混ぜ混んだ果実系のリキュールだわなぁ」
川д川「有名どころのカクテルだと『シシリアンキッス』とかに使われるリキュールだぁ。 まあ、普通にジンジャーエールで割っても美味いけどなぁ」ゴクッ
【+ 】ゞ゚)「ミルナさんは本当にお詳しいですね」ゴクッ
-
川д川「好きこそものの、ってなぁ。んでぇ、次は何飲むよぉ?」
(;・∀・)「当然のようにオーダー聴いてるけど、作るのは僕なんだからね!?」
【+ 】ゞ^)「美味しく頂いてます」ニコッ
(;・∀・)「あっ、どうも……(この人はこの人で丁寧過ぎるし、見た目とのギャップがあり過ぎて扱い辛いな)」
(#゚;;-゚)「クラブミュージックがガンガンな訳だしぃ? やっぱり気分が上がるやつがいい!!」
(*<●><●>)「おっ! ならアレ飲もうぜアレ!! ちょうど今『この曲』が流れてる訳だしよ!!」
川 ゚ -゚)「まあ、確かに分かりやすい酒ではあるな。モララー、私からも頼む」
( ・∀・)「はいは―い」
(*#^;;-^)「モラちゃ〜ん! 最高に美味しい『セックス』飲ませてね? ギャハッ!」
【+ 】ゞ`)「こらこら、ちゃんと『セックス・オン・ザビーチ』って注文しなさい」
-
【セックス・オン・ザ・ビーチ】
<参考レシピ>
・ウォッカ…1ミリ
・メロン リキュール…20ミリ
・フランボワーズ リキュール…10ミリ
・パイナップルジュース…80ミリ
氷を入れたグラスに材料を注ぎステアする。
映画『カクテル』で一躍有名になった何ともセクシーなカクテル。
余談だが、映画の中には1回も登場しておらず、そもそも映画オリジナルのカクテルだったのでは無いかとも言われている。
そのせいなのかレシピやスタイル、バリエーションもかなり種類があり気になる人は注文する際にリキュールやジュースの指定をした方が良いかもしれない。
味わいは爽やか、かつフルーティー。
3種類のリキュールが入っている割には度数も10°前後と飲みやすいので女性に勧めるにも適している。
.
-
( <●><●>)「頼んだわいいけどジュースみて―な味なんだな。女っぽい酒だ」ゴクゴク
(*#^;;-^)「私はこれ大好きだよ―。名前もイカしてるけど甘くて飲みやすいしね!」ゴクゴク
【+ 】ゞ゚)「うん。フルーティーで美味しいですね、これはパインの味かな?」ゴクゴク
( ・∀・)+「今回はオーソドックスに『メロンリキュール』に『フランボワーズリキュール』にパインジュースのパターンで作りました」
川д川「この酒も数えきれない程にレシピがあるからなぁ。作り手によって味がバラけるんだよなぁ」ゴクゴク
川 ゚ -゚)「私も普段はこの手の酒は飲まないが、モララーの作るものなら安心して飲めるな」ゴクゴク
(* ・∀・)「いやあ―照れるな―」
(#<●><●>)「チッ! 飲んだ気しね―ぜ!! へっぽこ―『ニューヨーク』をロックグラスに満タンに作ってくれや!!」
≡(;・∀・)「もう僕はへっぽこで固定なんですね!! 了解で――っす!!」
川;゚ -゚)(どこに行ってもモララーの扱いは変わらないんだな……)
-
(#゚;;-゚)「ねえねえ、お兄さんってホストっぽいけど現役のプレイヤー?」
( <●><●>)「あん? とっくに引退したっつ―の。今はまともにセンセーやってんだよ」
(#^;;-^)「ギャハッ! 似合わね―!!」
川 ゚ -゚)(やっぱりホストだったのか。それっぽい感じはしたが)
(#<●><●>)「ったくよ―! 女の相手すんのが嫌になって夜から引退したっつ―のに、今度は小便臭いガキ共からキャーキャー言われてイイ迷惑だっつ―の!!」
(#゚;;-゚)「イケメンも大変だね〜」
( <―><●>)「っつうかよ、オサム? だっけ? あんたどっかで見たことあるんだよな―」
【+ 】ゞ^)「おや、私の顔を知ってる方と会えるとは嬉しい限りですね」
-
(#゚;;-゚)「そりゃオサムちゃんはスターだもん! 知ってて当然っしょ!」
【+ 】ゞー)「スターだなんて辞めなさいな。こんな目立つ格好をしていても私の存在を忘れてしまったファンの方だっているんですよ?」
川 ゚ -゚)「ファン?」
【+ 】ゞ゚)「私、以前バンドの方でボーカルをやらせて頂いてまして……まあ、過去の栄光ですが」
(*<●><●>)そ「あぁ!! 思い出した思い出した!! あんた『ブラック・サンブーカ』のボーカルだろ!?」
【+ 】ゞ゚)「おや、バンドの名前まで覚えて頂けているとは。嬉しいです」
(*<●><●>)「いや、だってメッチャ売れてたじゃん!! 俺も学生の時にちょうどV系が流行ったからよ、あんたのアルバムもガンガン流してたぜ!!」
【+ 】ゞ^)「光栄です」
-
川д川「俺も名前は知ってたからよぉ、しぃのヤツがそんな有名人と結婚するって聞いた時は吃驚したぜぇ」
川;゚ -゚)(本当にミルナの交遊関係は一体どうなってるんだ……)
( <●><●>)「つ―かよ―、しぃちゃんとミルナはどういう繋がりなのよ? 歳だって結構違くね?」
川д川「地元でバカやってた時の腐れ縁だぁ。まあ、当時つるんでた先輩の彼女っつう微妙なポジションだったがなぁ。気があったんだよぉ」
(#^;;-^)「あの時のミルナは相当ヤンチャだったからね〜思い出したらマジで笑える! ギャハッ!!」
(*<●><●>)「おっ! ミルナも族あがりなのか!?」
川д川「そんなたいそうなもんじゃねえよぉ。ただの悪ぶってたガキの集まりだぁ」
川;゚ -゚)(……この空間、キャラ的に私だけ浮いてないか?)
-
( ・∀・)「はいはいワカさんお待たせ―!」
(*<●><●>)「おっ! ごっくろう!!」ゴクゴクゴクゴク
(#゚;;3゚)「ね―ね―ミルナ―。あのエロい酒飲みたいんだけど〜」
川;д川「もうちょい具体的に言えよぉ。エロい名前のカクテルなんざ腐るほどあるだろうがぁ」
【+ 】ゞ゚)「……君の好きなカクテルなら、『ブロウジョブ』かい?」
(#゚;;-゚)「ああ、そうそう!! 『ブロウジョブ』だ『ブロウジョブ』!! 美味しく作ってね?」
川;д川「あんなもん重ねるだけなんだから美味しく作るも糞も無いだろうがぁ……」
-
(;・∀・)「あの―そんなカクテル僕知らないんだけど……」
川д川「だろうなぁ、普通のバーで頼むやつはあんまいないだろうしぃ? 俺が作るぅ」
(*#^;;-^)「いやぁんミルナやっさしい! 美味くできたらブロウジョブしてあげようか? ギャハッ!」
川;д川「旦那の前で堂々とアホな事ぬかしてんじゃねぇよ糞ビッチがぁ」
川 ゚ -゚)(?? 知らない酒の名前だな)
(#゚;;-゚)「あっ、よかったらクールちゃんも飲む!? っつ―か飲みなよ!!」
川 ゚ -゚)「はぁ……そこまで言うならば」
川;д川(あぁ、クールのやつは絶対に意味を理解してないなぁ、こりゃぁ)
-
【ブロウジョブ】
<参考レシピ>
・カルーア…1/3
・ベイリーズ クリーム…1/3
・ホイップクリーム…1/3
材料を混ぜ合わせないように静かに注ぎ、最後に添えるようにホイップクリームを乗せる。
試験管や小さなグラスで味わうシュータースタイルのカクテル。
材料からも分かるように、かなり甘く、濃厚。
甘いのが苦手な方には向いていないかも知れない。
飲む際には思わず冗談かと疑ってしまうような独特の作法があり、ある意味ではパーティーに最適かもしれない。
名前の由来は、あえて書かない。
.
-
(*#^;;-^)「ギャハッ! これ飲むのもひっさびさ!」
(;・∀・)「うわぁ、見るからに甘そうだね。これレシピ何?」
川д川「『カルーア』『ベイリーズ』『生クリーム』だなぁ」
(; <●><●>)「ドッロドロに甘い組み合せかよ。胸焼けしそうだぜ」
川д川「俺は好きな味だけどなぁ」
(;・∀・)「いや、そりゃあんた甘党だもの」
川 ゚ -゚)「ふむシュータースタイルとは珍しい。頂くとしよう」
-
ああ、生クリームってそういう
-
(#゚;;-゚)「こ〜ら! クールちゃん手を使ったらルール違反だぞ!」
川 ゚ -゚)「はい?」
(#゚;;-゚)「このカクテルを飲む時には手を使っちゃいけないってルールがあるんだよ!」
川;゚ -゚)「ならどうやって飲めばいいんだ?」
(#^;;-^)「ギャハッ! ソ・レ・は……」
(#ー;;-ー)「」ハムッ
川 ゚ -゚)(……はっ?)
(;・∀・)そ「えっ!? グラスごと口にくわえちゃうの!?」
(*<●><●>)「ヒャッハッハッ! なかなかソソるじゃね―か!!」
(#゚;;-゚)「ん……」ゴクン カラン
-
>>259
そういうことか
-
(#^;;-^)「こうやって飲むんですよん! さあ、レッツトラ〜イってね? ギャハッ!」
川;゚ -゚)「おい、冗談だろミルナ?」
川д川「今回ばっかりは冗談じゃねえなぁ。『ブロウジョブ』っつ―のは遊び心の強いカクテルだからよぉ。『文字通り』口だけで飲まなきゃいけないんだよぉ」
(*<●><●>)( !! 『文字通り』ってそ―いう意味か。今度ぽぽにでもやらせてみよ―っと)
川;゚ -゚)「そんなカクテルがあったのか……分かった、やってみよう」
川 ー -ー)「」ハムッ
-
川 ー -゚)(むっ! 少し溢れてしまったか!)ゴクン カラン
川 ー,-ー)「……んっ」タラン
(* ・∀・)(おうふ。クールさんの口元から白く濁った液体が)
(*<●><●>)そ(エッロ!? マジでエロいな!?)
(;#゚;;-゚)(うわぁ……同性から見てもあんなにエロいとかヤバくね?)
【+ 】ゞ゚)(清楚な女性に白濁液、背徳感が凄まじいですね。実に淫靡だ)
川 ー -゚)「甘い……な」ペロン
(* ・Д・)(アカン、マイサン、スタンドアップ)
( <●><●>)(帰ったら速攻ぽぽを抱こう。うん)
-
川*゚ -゚)「ふぅ……なかなか濃厚な味だったよ。ご馳走さま」
川 ゚ -゚)「……ん? みんな固まってどうしたんだ?」
川;д川「ああ、まあ何だぁ? 飲ませといて何だけどよぉ?」
川 ゚ -゚)「ん?」
川;д川「外ではそれぇ、飲まない方がいいぞぉ? 洒落になんねぇからぁ」
川 ゚ -゚)「はい?」
(;#゚;;-゚)「私もそう思う。勧めといて何だけど」
(;・∀・)「うん。いや、僕たち的には逆にどんどん飲んで欲しいんだけどね?」
(; <●><●>)「あ―ま―……アンタみたいな女がやると洒落になんね―からな。うん」
【+ 】ゞ^)「ええ。その姿は愛しい人の前でだけ、見せて上げて下さいな」
川 ゚ -゚)「??」
川;゚ -゚)(……何か不味い事でもやってしまったのだろうか?)
-
……ふぅ
-
川д川(ちなみに後日、ブロウジョブの意味を知ったクールが顔を真っ赤にしてモララーの鳩尾に1発ぶちこんだのはまた別の話なぁ?)
川∀川(……まあ、八つ当たりされたモララーは運が無かったって事でぇ。ケッケッケッ)
-
【CLOSE】
.
-
おつ
-
おつ!
思わずググってしまった…そう言う事か…
-
以上です。あとブロウジョブに関しての作法はガチです。
味は美味しいよ。
-
>>250 訂正
誤→・ウォッカ…1ミリ
正→・ウォッカ…15ミリ
1ミリって……1ミリって……。
-
乙!おいしそうではあるんだけど頼みづらいよなー
バーテンダーでもブロウジョブ頼んだおっさんが女性に睨まれてたし…
今回も面白かった!
-
試験管だと完全にセクハラだわな
-
モララーに飲ませるプレイとかなかったのか
-
てか、先輩の彼女のしぃ、って、これ、馬鹿話の後日談なの?
-
>>275 いや全く関係ないです。
-
乙です!
ここと馬鹿話でお酒好きになりました‼
-
おつおつ
これでまた美しくも無駄な知識が増えてしまったな
-
予告すんの忘れてた。
次は「ふるえるぞハート!燃えつきるほどヒート!!」っていうセリフが似合う人と有名なカクテル特集。
-
深夜に投下しまふ。
たぶん12時か1時くらい。
-
最近よくきて嬉しい
-
期待〜
-
期待
-
川д川「パーティーだぁ?」
『そうそう、久々に日本に帰るものだからウチの重役達や得意先とホテルを貸しきってね。無論、一流のバーテンダーも揃えるニャア』
川#д川「お断りだぁ! 何が悲しくて成金どもの面を拝みながら酒なんか飲まなきゃいけないんだよぉ!」
『成金って、もの凄いブーメラン発言だニャア……まあ、断られるとは思ってたけど』
川д川「んでぇ? んな事よりもよぉ、結局は次にこっちに来るのはいつなんだっけぇ?」
「ちょうど1ヶ月後だニャア。ちゃんと身だしなみを整えておいてくれよ?」
川д川「んだよぉ、パジャマじゃダメなのかよぉ?」
『ダメ! 僕だって君がオススメするBARに行けるのをずっと楽しみにしてるんだから! たゃんとスーツで来なさいスーツで!!』
川д川「別に気にしすぎな気もするけどなぁ。それに俺が紹介してぇのはバーじゃなくてテンダーの方だしぃ?」
『まぁ、どっちにしろ君の御墨付きなら間違いなくアタリだろうし、期待しているニャア』
-
川д川「へえへぇ。んじゃ、そろそろ切るぜぇ? 客が来るもんでよぉ」
『おや? 「BAR NEET」は今日も繁盛しているのかニャア?』
川#д川「なぁにが「BAR NEET」だ糞ったれぇ!! 酒はただの趣味だっつってんだろうがぁ!!」
『マニャハハハハハ!! 冗談だニャア。では、君に会える日を楽しみにしてるからね? ニート君』
川д川「へえへぇ。じゃあなぁ、成金野郎がぁ」
『チャオ』ブチッ
川;д川「……あぁ―スーツ新調しなきゃいけねぇのかぁ、かったりぃなぁ。あと髪もなんとかしなきゃマズイよなぁ」
川д川「……」
川д川「……」ピンポーン
川д川「まぁ、とりあえずそれは今度考えるとして今日のところはぁ」
川д川「『はいはぃ、どうぞぉ』」ガチャッ
川д川「……」
川д川「……ジンでも用意しとくかぁ」
-
【糞ったれBAR NEETのようです】
【OPEN】
.
-
ガチャッ カランカラン
川 ゚ -゚)「頼みがあるのだが」
川д川「……」
川 ゚ -゚)「……」
川;д川「……開口一番なんだってんだぁ?」
川 ゚ -゚)「ああ、とりあえずこっちが手土産のケーキだ。6種類ほど入れておいた」ガサッ
川 ゚ -゚)「それからこれは新作のババロアだ。果実のリキュールを使っていてね、君好みの甘味の強いスイーツの筈だ」ガサッ
川;д川「……どうもぉ」
川 ゚ -゚)「で、だ」
川;д川「……」
川 ゚ -゚)「……」
川;д川「……」
川 ゚ -゚)「頼みがあるんだが」
川#д川「あぁもうなんだってんだよ糞ったれえええぇぇ!!」
-
川 ゚ -゚)「そう大声を出すな。私は君に頼み事をしたいだけなんだ」
川#д川「嫌な予感しかしね―んだよ! 普段は大人しいお前がそんなにガッついてるとか何のフラグなんだか分かりゃしねえぇ!!」
川 ゚ -゚)「いや、そんなに無理な頼みでは無いんだよ。あくまで友人としての純粋な頼み事だ」
川;д川「……聞くだけ聞いてやらぁ。糞ったれぇ」
……………………………………
………………………………
…………………………
……………………
………………
…………
…
-
川д川「姉貴にカクテルをご馳走しろだあぁ?」
川 ゚ -゚)「ああ、頼めないだろうか?」
川д川「……俺がバーテンダーじゃねえっつぅのは、分かってるよなぁ?」
川 ゚ -゚)「ああ、だからわざわざ頼んでいるんだ。酒を愛している君だからこそ、普段はシェーカーを他人に振らないのは知っているさ」
川д川「素人の俺がわざわざシェーカー振ってマズイ酒出すのはかえって失礼だからなぁ」
川 ゚ -゚)「でも、まあ。色々あってね。今日だけは私と私の姉にカクテルを作って欲しい」
川д川「その『色々』が気になるけどよぉ……まあ、お前んとこのケーキは美味いからなぁ。分かったよぉ」
川*゚ -゚)「ありがとう! 土産を持参したかいがあったよ」
-
おっ、来てる!支援!
-
川;д川「味は保証しねえからなぁ? 素人と大して変わらねぇんだからよぉ」
川 ゚ -゚)「分かっているさ。姉もそろそろ来る頃だろう」
川д川「お前の姉貴ってどんな奴だぁ? ……っと」ピンポーン
川 ゚ -゚)「ちょうど来たみたいだな。まあ会えば分かるさ」
川д川「はいはぃ。『どうぞぉ。っとぉ』」ガチャッ
ガチャッ カランカラン
ノパ⊿゚)「……どうも」
-
川 ゚ -゚)「やあ、姉さん」
ノパ⊿゚)「ん」
川д川「どうもぉ、いらっしゃいぃ」
ノハ;゚Д゚)「」
川д川「あん?」
ノハ;゚⊿゚)「なぜ、パジャマ……なんだ……?」
川д川+「シルク100%だぁ。おろしたてだから安心しなぁ」
ノハ;゚⊿゚)(何に安心しろというんだ、何に)
川д川「適当にツマミ持ってくらぁ」スタスタ
ノハ;゚⊿゚)「おいクール!! 本当にここがお前が通い詰めている店なのか!?」ヒソヒソ
川 ゚ -゚)「ああ、私がよく酒を飲みに通っている場所だ。嘘はついていないぞ? なかなか良い雰囲気だろう」ヒソヒソ
ノハ;゚⊿゚)「台無しだろ!? あのパジャマお化けで台無しだろ!? 扉を開けて5秒後に初対面の人間にツッコミを入れる事になるとは思わなかったぞ!?」ヒソヒソ
-
wktk支援
-
ヒートはまともかな?支援
-
川 ゚ -゚)「まあまあ、そう荒ぶるな。彼は変わったやつなんだよ」ヒソヒソ
ノハ;ー⊿ー)「そりゃあの風貌で常識人だったらかえって気持ち悪いわ!!」ヒソヒソ
川д川「ほれぇ、ツマミ代わりにどうぞぉ」ガサッ
川 ゚ -゚)「頂こう」
ノハ;゚⊿゚)「あぁ、どうも……!?」
ノハ;゚⊿゚)「……あの」
川д川「あん?」
ノハ;゚⊿゚)「これは、一体?」
川д川「キャベツ太郎」
ノハ;゚⊿゚)「……」
川д川「……」
ノハ;゚⊿゚)「……」
-
川д川「あっ、うまい棒の方が良かったかぁ?」
ノハ#゚⊿゚)「いいよキャベツ太郎で! 好きだし! 美味しいし!!」ムシャムシャ
川д川「??」
川*゚×゚))「」←笑い堪えてる
川д川「なぁに笑ってんだぁ?」
川*゚ -゚)「いや、気にしないでくれ。酒を貰おうかな?」
ノハ#゚⊿゚)「ああ、私もだ。喉が渇いて仕方がないからな!」ムシャムシャ
川;д川「(なんか怒ってないかぁ?) んでぇ、何を飲むんですかぁ?」
-
ノパ⊿゚)「『ジントニック』を頼むよ。銘柄は任せる」
川 ゚ -゚)「なら私もそれで。ベースはそうだな、『ヴィクトリアンバッド』で頼む」
ノパ⊿゚)「なら私もそれで」
川;д川「……りょうかあぁいぃ」
川;д川(めんっっっっっどくせええええええええぇぇぇぇ!!)ガチャガチャ カランカラン
川;゚ -゚)(イヤイヤ作ってる感がものスゴく伝わってくるぞ、おい)
ノハー⊿゚)(……手際が悪いな)
-
【ジン・トニック】
<参考レシピ>
・ドライ・ジン…45ミリ
・トニックウォーター…適量
・カットライム…適量
氷を入れたグラスにドライ・ジンを注ぎカットライムを絞り入れ、冷えたトニックウォーターで満たして軽くステアする。
居酒屋やカラオケでもお馴染みのロングドリンク。それが『ジン・トニック』だ。
度数は14°前後だが、調整は簡単。
お酒に詳しくない人でも気軽に楽しめるカクテルでありながら、その味わいはさっぱりとしていながらも複雑。
ジンの刺激的な芳香、ライムの苦味
トニックウォーターの甘み等が絶妙にマッチングしている。
シンプルながら奥が深いため、バーテンダーの腕試し的なカクテルとしても有名だ。
.
-
川д川「はいどうぞぉ、っとぉ」
川 ゚ -゚)「頂こう」ゴクゴク
ノパ⊿゚)「頂きます」ゴクゴク
川 ー -゚)(……やはり美味くは無い、か。私が自作した方が美味いかもしれないな)
ノハー⊿ー)(……)
川;д川(なぁんかヤケに緊張感があるなぁ、今日はぁ)
川 ゚ -゚)(……)ゴクゴク
ノパ⊿゚)(……)ゴクゴク
川д川(……俺もなんか飲むかぁ)スタスタ
-
ノハー⊿゚)「……なぁ、クール」ヒソヒソ
川 ゚ -゚)「言いたい事は最後に、な? 今日はそういう約束だろ?」ヒソヒソ
ノパ⊿゚)「むう」ゴクゴク
川;д川(糞ったれぇ……『ドランブイ』飲みたかったのに切らしてたぜぇ)スタスタ
川 ゚ -゚)「さて、次はショートカクテルでも頂こうかな?」
川д川「あぁん? 今日はやけにペース早いじゃねぇかぁ?」
川 ゚ -゚)「姉も私も明日はオフだからな。多少酔っぱらっても問題は無い」
川д川「へえへぇ、んでお次は何をお飲みになりやがるんですかぁ?」
ノパ⊿゚)「『マティーニ』を。比率やベースは任せる」
川 ゚ -゚)「では私も同じものを」
川;д川「り……りょうかあぁいぃ……!」
川#д川(糞ったれ糞ったれ糞ったれえええええええぇぇぇぇぇ!! さっきから嫌がらせかこの女あああぁぁぁ!!)
-
【マティーニ】
<参考レシピ>
・ドライ・ジン…3/4
・ドライ・ヴェルモット…1/4
・レモンピール
・オリーブ
材料をミキシンググラスでステアしてカクテルグラスに注ぐ。
レモンピールを絞りかけ、カクテルピンに刺したオリーブを飾る。
言わずも知れたキング・オブ・カクテル『マティーニ』はジンベースのショートカクテル。
度数は34°とかなりパンチが効いており、慣れない人には飲みづらいだろう。
バリエーションが非常に多く、その種類は150以上や300以上と言われており、それほどに世界中で愛飲されているドリンクの証でもある。
基本的にはジンとヴェルモット、それからオリーブのほのかな酸味のみのシンプルながらキレのある味わい。
『ドライ・ヴェルモット』をスゥイートに代えると『スゥイートマティーニ』となる。
.
-
川#д川「どうぞぉ!」
川 ー -゚)「……む」チビ
ノパ⊿゚)「……」チビ
川 ー -゚)(やけに甘いな。それに少し水っぽい)チビ
ノハー⊿゚)(……)チビ
川 ゚ -゚)(彼がシェーカーを振らない理由が分かった。明らかに技術が足りないんだな)チビチビ
ノパ⊿゚)(……)ゴクゴク カラン
ノハー⊿ー)「……ご馳走さま」
川;д゚川「早いなぁ、おいぃ」
ノパ⊿゚)「次は『マルガリータ』を」
川д川「」
ノパ⊿゚)「ん?」
川#д川「りょうかいですううぅぅぅ……!」
川#д゚川(この女マジで嫌がらせしてやがるなあああぁぁぁぁ!!)
川;゚ -゚)(ミルナの顔が凄いことになってるな)チビ
|
|
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板