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僕たちのピグマリオン先生のようです 2
1
:
名も無きAAのようです
:2014/12/10(水) 04:07:45 ID:XxKTrglI0
前のスレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/lite/read.cgi/internet/13029/1360526084/l30
有り難きまとめさんはグレーゾーンさん
http://boonzone.web.fc2.com/pygmalion_sensei.htm
482
:
名も無きAAのようです
:2015/10/27(火) 09:51:44 ID:HOjWYyCA0
(-_-)「高岡くん?どうして?」
(´<_` )「…ハインの奴、悪い奴じゃないけどちょっと思い込みが激しいとこがあるから」
(-_-)「確かに貞子さん想いだよね、でも悪いことではないと思うよ」
(´<_` )「…ま、そうなんだけどね」
o川*゚ー゚)o「あ、兄者くんみーっけた!一緒に帰らない?」
(´<_` )「ん、帰る」
(-_-)「忠告ありがとね、兄者くん」
(´<_` )「…ん」
483
:
名も無きAAのようです
:2015/10/27(火) 09:52:38 ID:HOjWYyCA0
从 ゚∀从「…」
川д川「どうかしましたか?高岡くん」
从 ゚∀从「…いや、なんでもない。ちょっと考え事さ」
川д川「そうですか」
从 ゚∀从「…ねぇ、貞子」
川д川「なんですか?」
从 ゚∀从「どんなことがあろうとも、僕は……」
川д川「…高岡くん?」
从 ゚∀从「…ううん、やっぱりなんでもない」
川д川「そう、ですか…」
484
:
名も無きAAのようです
:2015/10/27(火) 09:53:19 ID:HOjWYyCA0
消費したお題
昼休憩
485
:
名も無きAAのようです
:2015/10/27(火) 09:55:52 ID:uRZRqTZo0
おつです
486
:
名も無きAAのようです
:2015/10/27(火) 15:59:58 ID:wMrCL.PE0
招待不明……
たしかに怖いな
おつです
487
:
名も無きAAのようです
:2015/10/27(火) 17:41:36 ID:YG1Xt6bQ0
おつ
488
:
名も無きAAのようです
:2015/10/27(火) 18:37:19 ID:7wc/cODY0
>>478
正体不明が正しいです。
招待不明はいじめですね…
489
:
名も無きAAのようです
:2015/10/28(水) 12:33:37 ID:Ekyo1Heg0
弟者?兄者?キューちゃんが兄者って呼んだってことは兄者か
490
:
名も無きAAのようです
:2015/10/28(水) 14:27:17 ID:.BuePCTY0
米道部以外の人には替え玉してるのバレて無かったはずだから
キューちゃんは弟者って気付いてない
今日の兄者の洗顔クリームイマイチって思ってる
491
:
名も無きAAのようです
:2016/01/02(土) 02:44:20 ID:StiTnMww0
( ФωФ)「この書類、明日までに頼むである」
('A`)「へいへい」
( ФωФ)「助かるである」
('、`*川「はぁ…」
( ФωФ)「ん?ペニサス、ため息などついてどうしたのであるか?」
('A`)「どうせホストの行き過ぎで金欠なんだろ」
('、`*川「朝、お気に入りのマグカップ割っちゃったのよ。ってか、ドクオぶっとばすぞ」
492
:
名も無きAAのようです
:2016/01/02(土) 02:45:01 ID:StiTnMww0
( ФωФ)「怪我はしなかったであるか?」
('、`*川「それは大丈夫だったけど、ショックだわー…」
('A`)「マグカップ一つでそんな落ち込むなよ」
('、`*川「うるさいわね、それだけお気に入りだったのよ」
( ФωФ)「…そういえば、うちの教会に陶芸家の先生がいるのである」
('、`*川「あら、そうなの?じゃあ新しいマグカップ頼もうかしら」
( *ФωФ)「うむ、我輩にまかせるであるよ!」
493
:
名も無きAAのようです
:2016/01/02(土) 02:47:13 ID:StiTnMww0
(-_-)「ペニサス先生、最近ペットボトルのお茶にはまってるんですか?」
('、`*川「いや、お気に入りのマグカップが割れちゃって、新しいのをネコに頼んでまだ来てないの」
(-_-)「え、あの薄紫色のマグカップ割れちゃったんですか」
('、`*川「そうなのよ、早くペットボトル生活やめたいんだけどねー」
('A`)「適当なコップでも持ってくりゃいいのに」
('、`*川「頼んであるのに他の使えないでしょ」
(;'A`)「…意外と義理堅い所もあるんだな」
('、`*川「あんた私のことなんだと思ってんの?」
(*-_-)「ドクオ先生は本当ペニサス先生のこと好きですよね」
('、`*川「ドクオ、あんた私がいくら美人だからって…」
('A`)「ツン以外の女に興味ないし、地球上で人類が俺とお前の二人きりになったとしても、俺はお前と結婚するよりかは人類の破滅を選ぶ」
('、`*川「よし、殺す、確実に殺す」
(-_-)「ははは、本当仲良しなんだから」
494
:
名も無きAAのようです
:2016/01/02(土) 02:48:45 ID:StiTnMww0
( *ФωФ)「失礼するのである。ペニサス、持ってきたであるよ」ガラッ
('、`*川「お、待ってました!」
('A`)「陶芸家の先生に頼んだんだろ?見せてくれよ」
( *ФωФ)「いいであるよ、これである」
('、`*川「…え」
('A`)「ペニサス、お前、湯飲み頼んだのか?」
( ФωФ)「マグカップは難しかったから湯飲みにしたのである」
('A`;)「難しいってなんだよ、陶芸家の先生なら作れなきゃだめだろ」
495
:
名も無きAAのようです
:2016/01/02(土) 02:50:02 ID:StiTnMww0
(-_-)「あれ?もしかして、ロマネスク先生が作ったんですか?この湯飲み」
('、`*;川「は!?」
( ФωФ)「そうであるよ。陶芸家の先生に頼んで、手伝って貰いながら作ったである」
('A`)「ふーん、ネコが作ったにしてはうまいな」
('、`*;川「意味わかんないからね!?なんでネコが作ってんのよ!陶芸家の先生のマグカップを頼んだのに!ってか、せめてマグカップ作りなさいよ!」
( ФωФ)「マグカップを作れるようになるまではこの湯飲みで我慢してくれである」
('、`*川「だったら最初からマグカップ作れるようになるまで持ってこなきゃいいでしょうが」
( ФωФ)「そうしたかったのであるが、お主がずっとペットボトルの飲料ばかり飲んでおるのを見て、早急に湯飲みを作ったのである。ペニサスはあんまりペットボトル飲料好きじゃなかったであろう?」
('、`*川「そんな理由で…ばっかじゃないの?」
496
:
名も無きAAのようです
:2016/01/02(土) 02:51:04 ID:StiTnMww0
( ФωФ)「まぁ、すぐに作れるようになるから待っててくれである」
('、`*川「もういらないわよ、馬鹿!自分で用意するっつーの」
( ФωФ)「む…そうか、気に入らなかったのなら仕方ないであるな」
(*-_-)「ロマネスク先生、今度僕にも作ってください」
( *ФωФ)「いいであるよ!何を隠そう、ペニサスの湯飲みを作るついでに我輩も自分用の湯飲みを色違いで作ったのだが、中々楽しくてなぁ…」
('A`)「ふーん、色違いの湯飲みってことは、この湯飲みは夫婦湯飲みってことか」
('、`*川「なんでそうなるのよ、本当ぶっとばすわよ?」
(-_-)「あ、じゃあ僕のはマグカップでお願いします!せっかくの夫婦湯飲みを邪魔したくないですし」
('、`*;川「ヒッキー君まで…」
( ФωФ)「わかったである」
('、`*;川「あんたも否定しなさいよね…」
( ФωФ)「まぁ、いいではないであるか。とりあえず作ったから渡しておくが、気に入らなければ捨てるとか親御さんに渡すとかすればいいである。では、失礼するである」
497
:
名も無きAAのようです
:2016/01/02(土) 02:51:46 ID:StiTnMww0
('A`)「しかし、マグカップ頼んで湯飲みが来るとは流石だな」
('、`*川「ネコに頼んだ私が馬鹿だったわ!」
(-_-)「でも素敵な湯飲みだと思いますけどね」
('A`)「どうすんだよ、ペニサス」
('、`*川「自分で新しいマグカップ買うわよ、まったく、本当使えないネコだわ!」
498
:
名も無きAAのようです
:2016/01/02(土) 02:52:47 ID:StiTnMww0
('A`)「……で、あれから何日か経ったわけだけど」
('、`*川「何よ」
('A`)「ペニサスはいつ新しいマグカップを買いに行くのかなーって」
('、`*川「忙しくて買いに行けてないだけよ」
('A`)「あんだけ文句言ってた湯飲み使っといてよく言うよ」
('、`*川「うっさいわねー!別にいいでしょうが!」
499
:
名も無きAAのようです
:2016/01/02(土) 02:55:08 ID:StiTnMww0
(-_-)「そういえば、ペニサス先生、割れちゃったマグカップってもしかしてロマネスク先生に貰った物なんですか?」
('、`*;川「は!?」
('A`)「そうなのか?」
(-_-)「あのマグカップ、ロマネスク先生が職員室来る時はペニサス先生隠してたのに、ロマネスク先生が作ってきてくれた湯飲み、マグカップと同じ薄紫色でしたからね」
('、`*;川「そそそそんな訳ないじゃない!!!」
(;'A`)「…お父さん大好きだけど素直になれない反抗期の娘かよ、お前は」
('、`*;川「あー!うるさいうるさい!!ってか、違うからね!?」
(*-_-)「はいはい、ペニサス先生とロマネスク先生は仲良しで何よりですねぇ」
('A`)「あー、馬鹿らしい、本当に夫婦湯飲みなんじゃねーか。なんか腹立つし仕事しよ」
('、`*;川「ちょっと話聞きなさいってばー!」
500
:
名も無きAAのようです
:2016/01/02(土) 02:57:19 ID:StiTnMww0
( *ФωФ)「それにしても、この湯飲み、綺麗な紺色に出来たのである。陶芸も中々楽しいであるな」
( ФωФ)「…しかし、ペニサスは気に入ってなかったであるなぁ」
(; ФωФ)「やはり湯飲みは若者向きじゃなかったであるかな?」
( ФωФ)「でも色は確かあれでよかったはず…」
501
:
名も無きAAのようです
:2016/01/02(土) 02:58:06 ID:StiTnMww0
( ФωФ)『あれ?ペニサスではないか?』
('、`*;川『うわ、ネコ』
( ФωФ)『久々であるな、卒業してからあんまり会ってないから寂しかったであるよ』
('、`*川『あっそ』
( ФωФ)『ん?マグカップ買うのであるか?』
('、`*川『うん、欲しい色あったんだけど、色違いのやつとセットなんだよね』
( ФωФ)『なるほど、この薄紫色のマグカップであるな』
('、`*川『うん。でも、この紺色のマグカップはいらないからどうしようかなぁって』
( ФωФ)『…我輩、この紺色のマグカップ気に入ったからこのセット買うである』
('、`*川『ちょっと!私が先に目をつけてたんですけど?』
( ФωФ)『我輩、紺色のマグカップは気に入ったけど、薄紫色はそんなに欲しくないである。ペニサス、良ければもらってくれないであるか?』
('、`*川『薄紫色いらないの?』
( ФωФ)『我輩には可愛すぎる色であるからな』
('、`*川『彼女とかにあげれば?』
( ФωФ)『お生憎様、いないである』
('、`*川『…ふーん、あっそ、じゃあもらってあげてもいいけど?』
( ФωФ)『それは助かるのである、ありがとうであるよ』
('、`*川『…どーいたしまして』
502
:
名も無きAAのようです
:2016/01/02(土) 03:00:16 ID:StiTnMww0
消費したお題
マグカップ
今年もよろしくお願いします。
503
:
名も無きAAのようです
:2016/01/02(土) 05:23:49 ID:Ds8I/Qwc0
乙です
新年早々好きな作品が読めて嬉しい
504
:
名も無きAAのようです
:2016/01/02(土) 14:05:27 ID:P2shgnGQ0
おつ!
ロマとペニサスにほっこり
505
:
名も無きAAのようです
:2016/01/02(土) 14:42:34 ID:HycEXnhQ0
乙ですぁ
506
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 01:15:58 ID:KLcVfmUs0
从 ゚∀从「貞子、今日は図書室よる?」
川д川「そうですね、怪傑キツネシリーズの新刊確かめたいですし」
从 ゚∀从「まだ読んでるんだ…」
川д川「いけませんか?」
从 ゚∀从「いや、そういうところもいいとおもうよ!じゃあ、帰りは図書室で待ち合わせね」
川д川「はい、では、また」
507
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 01:17:50 ID:KLcVfmUs0
川 ゚ -゚)「おはよう、貞子」
川д川「おはようございます、クーちゃん」
川 ゚ -゚)「本当に毎日ハインと登下校してるんだな」
川д川「そうですね」
川 ゚ -゚)「ハインといる時、結構気を使っているように見えるのは気のせいか?」
川;д川「え、いや、そんなことはないですよ」
川 ゚ -゚)「嘘が下手だな、貞子は」
川;д川「あはは…」
508
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 01:18:36 ID:KLcVfmUs0
川 ゚ -゚)「どうしてそんなにハインに気を使っているんだ?同じ学校だったんだろ?」
川д川「そうなんですけど…」
川 ゚ -゚)「なんか問題でもあるのか?」
川д川「いや、高岡君があまりにも私に気を使ってくれるので不思議なだけです」
川 ゚ -゚)「二人はどういう関係だったんだ?」
川;д川「…多分、クラスメイトだったんじゃないですかね?」
川 ゚ -゚)「多分ってなんだ、多分って」
川д川「シベリアにいた時のことはあんまり詳しく覚えていないといいますか…思い出したくないといいますか…」
川 ゚ -゚)「…ふむ、それなら仕方ないな」
509
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 01:19:32 ID:KLcVfmUs0
(-_-)「では、みなさん、また明日お会いしましょう!」
爪'ー`)y-「はー、今日も1日だるい授業だったぜ…」
( ^ω^)「生物以外全部寝てたくせに」
爪'ー`)y-「生物だけはおもしろい」
川д川「今日の英語、結構難しいこと言ってましたけど…」
爪;'ー`)y-「まじか…どうしよう」
川 ゚ -゚)「貞子、教えてやってくれ」
川д川「いいですけど、私、高岡君と図書室で待ち合わせの約束が…」
川 ゚ -゚)「私が事情を説明してくるよ」
川д川「そうですか?じゃあ、お願いします」
川 ゚ -゚)「あぁ、ブーンはフォックスが逃げないように見張ってろ」
( ^ω^)「おっ?」
爪;'ー`)y-「逃げねーよ!」
川д川「さっさと終わらせちゃいましょう」
爪'ー`)y-「おう、よろしく頼むぜ」
( ^ω^)「…」
510
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 01:20:34 ID:KLcVfmUs0
川 ゚ -゚)「ハイン」
从 ゚∀从「あ、クールさん。どうかしたの?」
川 ゚ -゚)「いや、図書室に向かっていたんだ」
从 ゚∀从「じゃあ俺と一緒だね、何か借りるの?」
川 ゚ -゚)「いや、本に用事はない。用事があるのはお前だ」
从; ゚∀从「俺?」
511
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 01:21:53 ID:KLcVfmUs0
川 ゚ -゚)「単刀直入に聞くが、お前は何を考えてるんだ?」
从; ゚∀从「何をって…」
川 ゚ -゚)「修学旅行が終わってから、貞子と先生の仲を引き裂いてるだろう。一体何を企んでいるんだと聞いているんだ」
从 ゚∀从「…別に、仲を引き裂いてなんかいないけど?」
川 ゚ -゚)「じゃあ、どういうつもりなんだ?」
从 ゚∀从「俺は二人のことを考えて最善の行動をとっただけだよ」
川 ゚ -゚)「ふざけるな。お前のどこが二人のことを考えているというんだ」
从 ゚∀从「…クールさんこそ、この行動は自分よがりのものではないの?」
川 ゚ -゚)「貞子は私にとって、一番の友達なのでね。貞子も私のことをそう思ってくれている。だから、お前の行動は目にあま…」
川; ゚ -゚)「!?」
从 ゚言从「……」
.
512
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 01:23:23 ID:KLcVfmUs0
从 ゚言从「…悪いけど、貞子の一番の友達は僕だよ?それだけは、いくらクールさんでも譲れない」
川 ゚ -゚)「…そうかい。それにしても、おっかない顔するもんだな」
从 ゚-从「…驚かしてごめん。でも、僕はいつだって貞子のことだけ考えて行動してるし、何があっても貞子の味方だよ」
川 ゚ -゚)「…お前はこの学校に不満があると見える、一体何が不満なんだ?」
从 ゚-从「……貞子は、この学校に来て、おかしくなってしまった」
川 ゚ -゚)「そうなのか?」
从# ゚∀从「絵を描くことを好きじゃないとか言い出したんだ、あんなに絵を描くことが好きだった貞子が!!」
川; ゚ -゚)「…」
513
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 01:24:16 ID:KLcVfmUs0
川 ゚ -゚)『にしても絵どうしようかな…』
川д川『何を描きたいの?』
川 ゚ -゚)『なんかウサギとか可愛いイラスト入りのノートにしたいんだ』
川д川『こんな感じ?』カキカキ
川 *゚ -゚)『うおお!!すごい、まさにこんな感じだ!!貞子お前絵上手いな!』
川*д川『喜んでもらえてよかった』
川 ゚ -゚)『すごいな、将来は漫画家とかになるのか?』
川д川『…いや、絵で食べていこうとかは考えてないよ』
川 ゚ -゚)『そうか、残念だな。絶対貞子なら平気だと思うんだが』
川д川『…あはは。あ、クーちゃんの夢は何?』
514
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 01:25:10 ID:KLcVfmUs0
川 ゚ -゚)チクチク
川д川『クーちゃん器用ですね』
川 ゚ -゚)『縫い物は割りとな。どっかの馬鹿が良くズボンとか破ってたの治してたし』チクチク
( ^ω^)『馬鹿っていうなお、僕だって縫い物は得意だお?』チクチク
川;д川『私は縫い物苦手で…あんまり手伝えません』
川 ゚ -゚)『何言ってんだ、貞子は絵が上手いじゃないか』チクチク
( ^ω^)『そうだお、僕たちなんか棒人間くらいしかかけないお』チクチク
川 ゚ -゚)『本当に絵関係で就職すればいいのに』チクチク
川;д川『あ、あはは…ありがとうございます』
515
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 01:27:53 ID:KLcVfmUs0
川; ゚ -゚)「…確かに、貞子はいつも絵のことを褒められると困ったような顔しかしてなかった」
从 ;∀从「昔はあんなんじゃなかった、絵を褒めれば貞子は照れ臭そうに笑ってくれたんだ…!貞子はこの学校でおかしくなってしまったんだ!」
川; ゚ -゚)「…そんなことは」
从 ;∀从「ヒッキー先生が貞子を変えてしまったんだ!ヒッキー先生といる時の貞子はシベリアの時と特に違う!」
川# ゚ -゚)「ヒッキー先生がそんなことするわけないだろ!!」
从#;∀从「君に何がわかるっていうんだ!貞子が絵を褒められた時の笑顔すら見たことないくせに!!」
川; ゚ -゚)「それは…」
从つ∀从「…こんな顔じゃ貞子に会えないな、悪いけど、貞子に今日は帰れないと伝えてくれないかな」
川 ゚ -゚)「…わかった」
从 ゚∀从「…ごめんね、クールさん。君に当たっても意味ないのにね。ただ邪魔をしないでほしい、僕は貞子のためを思って行動しているだけだから」
川 ゚ -゚)「ハイン…」
从 ゚∀从「じゃあね、また明日」
川 ゚ -゚)「…また明日」
516
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 01:29:44 ID:KLcVfmUs0
川 ゚ -゚)「……ブーン」
川 ゚ -゚)「隠れてるの、バレバレだぞ」
( ;^ω^)「あ、やっぱり?」
川 ゚ -゚)「何年一緒だと思ってるんだ」
( ^ω^)「おっおっ、そうだおね」
川 ゚ -゚)「…なぁ、ブーン。お前はどう思う?」
( ^ω^)「僕に聞くなお」
川 ゚ -゚)「貞子は変わってしまったんだろうか、この学校にきて、ヒッキー先生や私たちに出会って…」
( ^ω^)「まぁ、ハインがああいうならそうなんだろうお」
川 ゚ -゚)「…そうか」
( ^ω^)「でも、僕はそれが悪いことだとは思わないお」
川 ゚ -゚)「…でも」
( ^ω^)「貞子も毎日楽しそうだし、それでいいんじゃないかお?」
川 ゚ -゚)「…それもそうだな」
517
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 01:31:00 ID:KLcVfmUs0
(´<_` )「…」
从 ゚言从「許さない許さない…」
( ;´_ゝ`)「いきなり遊び来たと思ったら何これ、こわい!」
(´<_` )「…ハインはちょっと、歪んでるとこあるから」
从 ゚言从「僕が、僕こそが貞子の一番の友達で、ファンなのに…!」
( ;´_ゝ`)「これをちょっとですませるお前もおかしいよ、お兄ちゃん心配だなぁ!」
(´<_` )「兄者も兄者で歪んでると思うんだけどなぁ…」
从 ゚∀从「…絶対元どおりにしてあげるからね、貞子…」
518
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 01:31:56 ID:KLcVfmUs0
消費したお題
キツネ
519
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 01:44:32 ID:UkHwjI0s0
ハインの一人称が安定しないのこわいな思ったけど前から安定してなかった
乙
520
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 06:43:47 ID:c0EKVFy.0
お……乙。
ハイン怖い……
521
:
名も無きAAのようです
:2016/01/06(水) 10:18:04 ID:hndLmdE20
乙
ハイン…
522
:
名も無きAAのようです
:2016/01/11(月) 20:08:37 ID:ZT11ru7g0
川д川「最近学校なんか疲れるなぁ…。毎日曜日になればいいのに、そうすればダラダラとテレビを見るだけの生活ができるのに…」ポチッ
□「本日のお手軽クッキング!今日は美味しい昆布だしの取り方をレクチャーしちゃいますよ!」
川*д川「…ふーん、美味しそう」
川*д川「やってみようかな」
川;д川「…って、昆布がない」
川;д川「うーん、どうしようかな…。買いに行くの面倒だけど、舌が昆布だしを求めてるし…」
川д川「…仕方ない、買いに行くかぁ」
523
:
名も無きAAのようです
:2016/01/11(月) 20:09:55 ID:ZT11ru7g0
( ´∀`)「毎度ありがとうございましたモナー」
川д川(折角出かけるならと思って、電車まで乗って昆布買いに来ちゃったなぁ…)
川д川「ま、いっか。おかげで欲しかった新刊も買えたし…」
川д*川「さっさと帰って昆布だしを…」
「おい!土井貞子!!土井貞子じゃねぇか!」
川;д川「…そ、その声は」
( ^ν^)「修学旅行ぶりだなぁ、おい」
川;д川「…えーっと、あなたは万年二位の…!」
( ^ν^)「ぶっ殺す」
川;д川「ごめんなさいごめんなさい!た、たしか卯速君でしたよね!?」
( ^ν^)「…ちっ、まぁ、苗字思い出せただけ許してやるか」
川;д川「よ、よかった…」
524
:
名も無きAAのようです
:2016/01/11(月) 20:10:02 ID:/evko3B.0
きた
525
:
名も無きAAのようです
:2016/01/11(月) 20:10:51 ID:ZT11ru7g0
( ^ν^)「しかしよく会うな、お前」
川;д川「そ、そうですね…」
( ^ν^)「…何でそんな怯えてんだよ、お前」
川;д川「そりゃこの前暴力振るわれそうになったから、怯えるのも当たり前かと…」
( ^ν^)「怯える…?」
川;д川「はい」
( ^ν^)「…お前、聖vipって大分変わったんだな」
川;д川「え?」
( ^ν^)「前は何を言われても、何をされそうになってもロボットみたいに表情も変えなければ、動揺もしなかったのに」
川д川「……そうでしたっけ?もう忘れました」
( ^ν^)「そうかよ。まぁ、俺のことも忘れてたくらいだからな。忘れてても無理はないな」
川;д川(この人のことは素直に忘れてただけだけど…)
526
:
名も無きAAのようです
:2016/01/11(月) 20:12:37 ID:ZT11ru7g0
川д川「私そろそろ行きますね、昼御飯まだ食べてないし…」
( ^ν^)「ちょっと待て」
川д川「なんですか?」
( ^ν^)「この前の白髪の奴、確か高岡とかいってたよな」
川д川「はい、高岡君がどうかしましたか?」
( ^ν^)「あいつ何でシベリアの制服着て、俺の不名誉なあだ名まで知ってたんだ?」
川д川「そりゃ高岡君が元シベリアの生徒だからでしょ」
( ^ν^)「見え透いた嘘つくな」
川д川「嘘じゃありませんよ、だって高岡君は中学から私と同じクラスで…」
527
:
名も無きAAのようです
:2016/01/11(月) 20:13:45 ID:ZT11ru7g0
( ^ν^)「…お前、本気で言ってんのか?」
川д川「そっちこそ一体何が言いたいんですか?」
( ^ν^)「お前と中学から同じクラスってことは必然的に俺とも同じクラスってことじゃねぇか」
川д川「そういうことですね」
( ^ν^)「……いなかったぞ」
川д川「えっ?」
( ^ν^)「いねぇんだよ、高岡なんて男子生徒。俺たちのクラスメイトには…いや、シベリアに在学していたことすらない」
川;д川「……はい?」
528
:
名も無きAAのようです
:2016/01/11(月) 20:15:30 ID:ZT11ru7g0
( ^ν^)「お前の薄っぺらいシベリア在学中時代の記憶にあんな奴いたのか?」
川;д川「でも、高岡くんが私のこと知ってたし、クラスメイトだって言ってましたし…それに文化祭の冊子だって…」
( ^ν^)「文化祭の冊子なんて手に入れようと思えば簡単に手に入るだろ、馬鹿か?」
川;д川「確かにそうですけど…」
( ^ν^)「まぁ、今の話から察するに、お前の記憶にはないんだろ?あいつの存在は」
川;д川「それは、私が、シベリアの記憶はあんまり覚えてないからで…!」
( ^ν^)「はっ、安心しろよ。あいつの記憶はないのが正解だ。シベリアの奴、だれも高岡なんて知らなかったぜ、当然だけど」
川;д川「そんな馬鹿な、だって、じゃあ高岡君は…!」
( ^ν^)「…なぁ、土井貞子。お前が元クラスメイトだと思ってるあいつは…」
( ^ν^)「一体何者なんだ?」
.
529
:
名も無きAAのようです
:2016/01/11(月) 20:16:24 ID:ZT11ru7g0
消費したお題
昆布
530
:
名も無きAAのようです
:2016/01/11(月) 21:12:39 ID:jEJ.xg1Y0
乙です!
ここんところ、じわじわ不安になる展開が……
ハインが色々と謎過ぎる
531
:
名も無きAAのようです
:2016/01/11(月) 21:22:41 ID:ZapdIjxc0
ニュッくんが少しだけ更生したな……
532
:
名も無きAAのようです
:2016/01/11(月) 21:25:09 ID:YuAbTuBk0
現在一位だからな
533
:
名も無きAAのようです
:2016/01/11(月) 21:58:40 ID:.k8zy58U0
そろそろハインの謎が解明されるか……?
534
:
名も無きAAのようです
:2016/01/12(火) 00:56:36 ID:tn/XYwV60
相変わらずシリアスな話だろうと容赦なくナチュラルに消化されるお題
535
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 01:56:32 ID:3iicoKt60
爪'ー`)y-「ヒッキーこねぇし暇だな、なんか面白い話ねーの?」
( ´_ゝ`)「きゅーちゃんの話でいいなら」
爪'ー`)y-「勘弁してくれ。ハインは?」
从 ゚∀从「そういえば、とびっきり怖い話なら最近仕入れたけど?」
( ;´_ゝ`)「嫌だ!聞きたくない!」
从 ゚∀从「中国には、だるまっていうね…」
( ;´_ゝ`)「始めるな!ってか、だめだめだめ!それ怖いやつ!それだけでダメなやつ!」
爪'ー`)y-「だるまって、あの選挙とかの時に当選したら目を塗る奴だろ?」
从 ゚∀从「ふふふ、続き聞きたい?」
( ;´_ゝ`)「痛い系無理だからやめてくれ!ってか、フォックス、お前怖い話ダメなんだから聞くなよ!この前偉い目にあっただろうが」
爪'ー`)y-「確かに怖かったんだが、面白くもあった…怖い話語る才能だけは認めるぜ」
从 ゚∀从「嬉しくない褒め言葉ありがとう」
536
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 01:57:15 ID:3iicoKt60
( ´_ゝ`)「とにかく、ハインの怖い話は勘弁な!」
爪'ー`)y-「んー、じゃあ、貞子なんか面白い話ねぇの?」
川;д川「え、私ですか?」
( ´_ゝ`)「さっきからずっと黙ってるけど、どうかしたの?部活には積極的に参加しなきゃだよ?」
川д川「怖い話をするのが部活動だったんですか、米道部は」
爪'ー`)y-「でも、本当にハインの怖い話はやばいぜ?後味が悪い結末ばっかりで」
川д川「へぇ…。高岡くん、怖い話好きなんですか?」
从 ゚∀从「好きっていうか、話のネタになるからね」
爪'ー`)y-「いいなぁ、俺は話のネタ、米作りくらいしかねぇや」
( ´_ゝ`)「米道部の鏡だな」
从 ゚∀从「貞子、怖い話聞きたくなったら教えてあげるよ」
川д川「…いや、私は身近に怖いことが起きているので大丈夫です」
爪;'ー`)y-「うお、実体験的な怖い話かよ」
从; ゚∀从「大丈夫?どんな怖いことが起きているの?」
川д川「それは…」
537
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 01:58:06 ID:3iicoKt60
(;-_-)「みんな、遅れてごめんね!」ガラッ
爪;'ー`)y-「うおっ!ビックリした」
( ´_ゝ`)「ナイスタイミングだったね、ひきにゃん」
(-_-)「え、なんのこと?」
川д川「なんでもないですよ、いいから早く部活動しましょう」
(-_-)「そう?じゃあ、始めよっか。今日はミーティングだから、これからの活動でやりたいことある人いる?」
爪*'ー`)y-「世界の米食べ比べとかやりたいな。特徴とか知りたい」
( ´_ゝ`)「お、良さそう」
川д川「面白そうですね」
(*-_-)「あ、それならさ!それぞれのお米にどんなオカズが合うかとかもやりたいなぁ」
川д川「それ、先生がただ食べたいだけでは?」
(;-_-)「ギクッ!ソンナコトナイヨー!」
( ´_ゝ`)「わっかりやっすいなぁ」
爪'ー`)y-「でも面白そうじゃん、やろうぜ」
(*-_-)「やったー!」
川д川「まったく、予算のことちゃんと考えてくださいね」
(-_-)「あはは、気をつけるよ」
从 ゚∀从「…」
538
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 01:58:47 ID:3iicoKt60
爪'ー`)y-「…よし。じゃあ、今日のミーティングはこれで終わりだな」
( ´_ゝ`)「おつかれさんー」
(-_-)「はい、おつかれさま」
爪'ー`)y-「そういえば、今日から開店のラーメン屋にブーンといくんだけど、お前らもどうだ?」
( ´_ゝ`)「いいね、行く行く」
(*-_-)「ラーメン!僕も行くよ」
爪'ー`)y-「貞子とハインは?」
川д川「私はどっちでも…」
从 ゚∀从「俺たちは帰るよ。ね、貞子」
川д川「…高岡くんがそういうなら」
( ´_ゝ`)「仲がよろしいことで」
爪'ー`)y-「変なことすんなよ?ハイン」
从 ゚∀从「するわけないだろ」
(-_-)「じゃあ二人とも気をつけて帰ってね」
川д川「はい、さようなら」
539
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 01:59:50 ID:3iicoKt60
从 ゚∀从「うわー、今日は夕陽が綺麗だね」
川д川「そうですね」
从 ゚∀从「貞子は夕陽好き?」
川д川「夕陽ですか?いえ、別に」
从 ゚∀从「そう、そっか…」
川д川「それよりも、聞きたいことがあるんですけも」
从 ゚∀从「なんだい?」
川д川「高岡くん、本当はどうして転校してきたんですか?」
540
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 02:00:31 ID:3iicoKt60
从 ゚∀从「…前も言ったけど、貞子を追いかけてきたんだよ」
川д川「なんのために」
从 ゚∀从「俺が貞子のファンで友達だからさ」
川д川「本当は?」
从 ゚∀从「本当はって、嘘じゃないよ」
川д川「じゃあ、質問を変えましょう。他にも理由があるんじゃないんですか?」
从 ゚∀从「…」
川д川「答えてください」
从 ゚∀从「…わかったよ」
541
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 02:01:35 ID:3iicoKt60
从 ゚∀从「でも理由と言ってもたいしたことじゃない。俺は貞子がどうしてシベリアから転校したか、その理由を知りたかったんだ」
川д川「高岡くんには関係ないことじゃないですか、そんなこと」
从 ゚∀从「…関係ない、か」
川д川「だって、あなたは…」
从 ゚∀从「…ねぇ。貞子、俺と一緒にシベリアに帰らないか」
川д川「……は?」
542
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 02:02:58 ID:3iicoKt60
从 ゚∀从「最初は転校した理由を知ったらそれでシベリアに戻るつもりだった。…でも、貞子を見て思ったんだ、この学校は貞子には合わないって」
川д川「…何ですか、それ。どういう意味ですか」
从 ゚-从「君はシベリアに戻るべきだよ、この学校に来て君は変わってしまった、シベリアにいた時とは大違いだ。…特に、ヒッキー先生といる時は」
川;д川「そんなこと!」
川д川「…待ってください。まさか、そんなくだらない理由で、ヒッキー先生と私に距離を置かせようとしたんですか?」
从# ゚∀从「くだらなくなんてない!全部君のことを考えればのことだ!」
川;д川「意味がわかりません、それに私は別にシベリアにいた時と変わってなんか…」
从# ゚∀从「嘘つき!絵を描くことをやめてしまったじゃないか、あんなに好きだったのに!」
川;д川「…それは、別にこの学校に来たからとかでは」
543
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 02:03:59 ID:3iicoKt60
从; ゚∀从「いいからシベリアに帰ろう、貞子!この学校は君をおかしくしてしまう人が多すぎるよ、特にヒッキー先生は危険人物だ」
川;д川「危険人物って、ヒッキー先生が聞いたら泣きますよ、それ」
从 ゚∀从「ヒッキー先生が泣いたって構うもんか。…ねぇ、僕と帰ろうよ、貞子。先生もみんなも帰りを待ってるよ」
川д川
.
544
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 02:05:34 ID:3iicoKt60
川д川「…」ボソッ
从 ゚∀从「え?」
川#д川「ふざけないでください!!」
从; ゚∀从「さ、貞子…?」
川#д川「私が聖vipに来ておかしくなった?シベリアの方が私にあう?」
川#д川「冗談も休み休みいってくださいよ!」
川#д川「どうして私があんな学校に帰らなきゃいけないんですか、あんなつまらない学校に!」
从; ゚∀从「つまらない…?」
川#д川「えぇ、あそこにいた時の学校生活は本当につまらなかったですよ、ほとんど記憶も残ってないくらいに!」
从; ゚∀从「そんな、だって、そんなことは…」
川#д川「それに、先生や皆が待ってるだなんて…よくもまぁ、そんな無責任なことが言えましたね!」
从; ゚∀从「待ってるに決まってるじゃないか、君は大切なクラスメイトなんだから…」
川#д川「クラスメイトクラスメイトって言ってますけどね…」
545
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 02:06:46 ID:3iicoKt60
川#д川「そもそもアナタは一体何者なんですか!?本当はシベリアになんていませんでしたよね?!」
从 ゚∀从「…貞子、それは」
川#д川「あー、もういいです!!とにかく、私はあんな学校大っ嫌いですし、二度と戻る気なんてありませんから!」
从 ゚∀从「……何一つ、シベリアには心残りはないの?」
川#д川「ありませんよ」
从 ゚∀从「…僕が、一人でシベリアに戻るって言っても、貞子は何とも思わない?」
川#д川「思いません!」
从 ゚∀从「そっか…」
546
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 02:07:41 ID:3iicoKt60
川д川「……なんなんですか、アナタは本当に」
从 ゚∀从「…」
川;д;川「…どうして、そんな悲しそうな顔をするんですか。私と高岡くんは何のつながりもないのに、クラスメイトですらないのに。どうしてそんなに私の絵にこだわるんですか、私なんかの絵に…」
从 ゚∀从「それは僕が君のファンだからだよ」
川;д;川「意味がわかりません、本当…」
从 ゚-从「…ごめんね、貞子。ただ、これだけは知ってて欲しい」
川;д;川「……なんですか?」
从 ゚∀从「…君が例え俺を嫌いになったとしても、僕はいつだって君の味方だよ」
川;д;川「…え?」
从 ゚∀从「それだけ。じゃあね、貞子」
川;д川「ちょっと待ってくださ…!」
「なんで、高岡くんがその台詞を知っているんですか…?」
.
547
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 02:08:21 ID:3iicoKt60
消費したお題
だるま
548
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 02:20:59 ID:qpgfEx6c0
乙
549
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 20:19:01 ID:3/9GWnOw0
乙です
高岡の存在分からんなぁ
550
:
名も無きAAのようです
:2016/01/17(日) 22:42:53 ID:b2XdTm3s0
乙
続きが気になる
551
:
名も無きAAのようです
:2016/01/23(土) 05:24:47 ID:h7kuMcjM0
おつ
高岡の正体が謎で怖いな
学校にいなかっただけで不登校だったとかありそうだが
お題 私
552
:
名も無きAAのようです
:2016/01/23(土) 15:17:07 ID:mzOKPIjw0
《《《《号 外》》》》
こんな情報を入手しました!
極秘情報です。
【SMAP】の秘密・・・。
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553
:
名も無きAAのようです
:2016/01/24(日) 11:14:41 ID:0VwcWxOo0
乙乙ー。
貞子がキレるの珍しい
それくらいシベリアが辛かったのか
554
:
名も無きAAのようです
:2016/01/25(月) 05:26:38 ID:OjaO1XBw0
从 ゚∀从「ヒッキー先生、おはようございます」
(-_-)「あ、高岡くん、おはよう。今日は貞子さんと一緒じゃなかったの?」
从 ゚∀从「えぇ、昨日貞子を泣かせてしまって…。あ、安心してください、迎えはクールさんに頼みましたから」
(;-_-)「泣かせちゃったって、どうかしたの?」
从 ゚∀从「…」
(-_-)「…今日、放課後ちょっと話そうか、高岡くん。話せば少しは楽になると思うから」
从 ゚∀从「俺よりも貞子のケアをしてあげた方がいいのでは?」
(-_-)「貞子さんのことも、まぁ、確かに心配ではあるんだけど」
从 ゚∀从「それなら貞子と…」
(-_-)「でも貞子さんよりも、高岡くんの方が今は心配だから」
从 ゚∀从「…なんか、意外ですね」
(-_-)「何が?」
从 ゚∀从「ヒッキー先生が貞子よりも他の生徒を、しかも俺を優先するなんて」
(-_-)「あはは。僕は貞子さんの先生だけど、高岡くんにとっても先生だからね」
从 ゚∀从「…」
555
:
名も無きAAのようです
:2016/01/25(月) 05:27:28 ID:OjaO1XBw0
川 ゚ –゚)「貞子、ハインと何があったんだ」
川;д川「いや、まぁ、特に何も…」
川 ゚ –゚)「そんな訳あるか、あいつが私に貞子の迎えを頼むってことは何か相当なことが起こったということだろう?ん?」
( ;^ω^)「ヤダー!クーちゃんったら、怖いお顔だお!」
爪;'ー`)y-「おお、副会長並みに怖い!クーさん、落ち着いてください!」
川 ゚ –゚)「まぁ、貞子が言えないならハインに直接聞けばいいだけだな。平和的に」
( ^ω^)「平和的にってどんな感じで?」
川 ゚ –゚)「平和的にスポーツで。剣道とかいいよな、真剣な話だから、竹刀の代わりに真剣で戦いながらとか」
川;д川「平和的とは一体…」
爪;'ー`)y-「不良の俺より発想が怖いんですけど」
556
:
名も無きAAのようです
:2016/01/25(月) 05:28:49 ID:OjaO1XBw0
川 ゚ –゚)「…そもそも、フォックスはハインに対して何も思わないのか?」
爪;'ー`)y-「え、何?怒りの矛先俺に向いちゃった感じ?」
川 ゚ –゚)「怪しいとは思わないのか?貞子にあんなに執着してて」
( ^ω^)「まぁ、多少のヤンデレ要素は感じるおね」
爪'ー`)y-「まぁ、確かに貞子にベタベタくっつくのはどうかと思うけど…」
川 ゚ –゚)「思うけど、なんだ?」
爪'ー`)y-「…俺は別に、あいつのこと悪い奴とは思わないけどなぁ」
557
:
名も無きAAのようです
:2016/01/25(月) 05:29:51 ID:OjaO1XBw0
从 ゚∀从「…」
( ´_ゝ`)「元気ないな、どうした?」
从 ゚∀从「僕にも色々あるんだよ、兄者」
( ´_ゝ`)「聞いてやろう、弟者だと思って相談してくれたまえ」
从 ゚∀从「あはは、気持ちだけ受け取っておくよ。ありがとう」
( ´_ゝ`)「弟者よりちゃんと相談のれる自信あるのに…」
从 ゚∀从「…相談に乗ってもらわなくても、もう大丈夫なんだよ、兄者」
( ´_ゝ`)「大丈夫って?」
从 ゚∀从「要件は、もうすんだんだ」
( ´_ゝ`)
从 ゚∀从「そういうことだから、大丈夫だよ」
( ´_ゝ`)「…そっか、弟者が喜ぶな」
从 ゚∀从「ふふっ、そうだね」
558
:
名も無きAAのようです
:2016/01/25(月) 05:30:55 ID:OjaO1XBw0
川д川(しかし、なんで高岡くんがあの台詞を?それともたまたま…?)
爪'ー`)y-「貞子、今日ずっと元気なかったな…」
ミセ*゚ー゚)リ メモメモ
爪'ー`)y-「ん?『元気にしてあげたいですね』?そうだな、ってか、なんで喋んないんだよ」
( ^ω^)「メガホンだと貞子に聞こえるからじゃないかお?」
ミセ*゚ー゚)リ コクリ
爪'ー`)y-「なるほど。んー、じゃあ部活で楽しい話でもして盛り上げっか」
ミセ*゚ー゚)リ メモメモ
( ^ω^)「『放送委員会も是非とも参加したいです』だってお」
爪'ー`)y-「ん、わかった。じゃあ、放課後米道部に集合な」
ミセ*゚ー゚)リ コクリ
559
:
名も無きAAのようです
:2016/01/25(月) 05:32:42 ID:OjaO1XBw0
(-_-)「今日も一日お疲れ様でした。では、みなさん、また明日」
爪'ー`)y-「よしっ、貞子!部室行くぞ!」
川д川「え、でも…」
(-_-)「そういえば、僕と高岡くんは参加できないかもしれないから、フォックスくん、よろしくね」
川д川「高岡くん、何かあったんですか?」
(-_-)「いや、古典で分からないところがあるらしくてね」
爪'ー`)y-「なんだ、あいつ俺のこと馬鹿にしてるくせに補習かよ」
( ^ω^)「多分フォックスみたいなレベルの低い質問じゃないとおもうお」
爪'ー`)y-「補習は補習だろ」
川д川「そもそも補習じゃないと思うのですが…」
爪'ー`)y-「まぁ、いいや。ハインに補習頑張れよって伝えといてくれよ、ヒッキー」
(-_-)「あはは、わかったよ。伝えておくね」
爪'ー`)y-「んじゃ、部活行くぞー」
川д川「はい。では、ブーンくん、また明日」
( ^ω^)「みんなじゃあねだおー」
(-_-)「また明日ねー」
560
:
名も無きAAのようです
:2016/01/25(月) 05:33:35 ID:OjaO1XBw0
(-_-)「お待たせ、高岡くん」
从 ゚∀从「わざわざ放送室貸し切らなくてもよかったのに」
(-_-)「この部屋が秘密の話をするのには一番いいんだってさ、ミルナくんが言ってたから間違いないよ」
从 ゚∀从「あぁ、なるほど…。ここには盗聴器仕掛けてないんですね」
(-_-)「だから安心してお話できるよ」
从 ゚∀从「別に対したお話はできないんですけどね」
(-_-)「なんだっていいよ、好きな本の話でもいいし」
从 ゚∀从「…そうですか。じゃあ、どうでもいい話なんですけど」
(-_-)「うん、何かな?」
从 ゚∀从「俺、シベリアに戻ります」
(-_-)「…ん?」
561
:
名も無きAAのようです
:2016/01/25(月) 05:34:31 ID:OjaO1XBw0
爪'ー`)y-「なんか面白い話しようぜ!」
( ´_ゝ`)「唐突だなぁ」
( ゚д゚ )「じゃあ、オススメの本を紹介し合わないか?粗方面白そうな奴は読んじゃって暇なんだよ」
爪'ー`)y-「なんだそれ、つまんなくねーか?」
( ゚д゚ )「え、そうかな…」
川д川「いいと思いますけどね、私も気になりますし」
爪'ー`)y-「よし!話そう!面白そうだ!」
( ゚д゚ )「なんなのコイツ…」
562
:
名も無きAAのようです
:2016/01/25(月) 05:35:56 ID:OjaO1XBw0
ミセ*゚ー゚)リ《私はね、最近読んだ本で一番面白かったのは、主人公が見た夢が全部正夢になる話かな。よくある設定だったけど、最後のどんでん返しが面白かったよ!》
( ゚д゚ )「へぇ、いいな。読んでみる」
( ´_ゝ`)「んー、俺の好きな本の話は女の子がいる前ではちょっとね…」
川д川「トラウマになりましたからね、あれ」
( ´_ゝ`)「愛読書なんだもの、官能小説」
(; ゚д゚ )「そんなものすすめられても困るし…」
563
:
名も無きAAのようです
:2016/01/25(月) 05:37:07 ID:OjaO1XBw0
ミセ*゚ー゚)リ《えっと、フォックスくんは?》
爪'ー`)y-「米作りのやり方とか、ノウハウ本とか?」
( ´_ゝ`)「普通の小説ないのかよ、つまんない奴だな」
爪#'ー`)y-「官能小説しか読まないお前に言われたくねぇ!それに、普通の小説だって読むからな!?」
川д川「例えば?」
爪'ー`)y-「米endという斬新的な終わり方をする小説があってだな…」
( ´_ゝ`)「結局米かよ」
(* ゚д゚ )「おぉ、俺もそれ大好きなんだよ、フォックスも好きだったのか!」
爪'ー`)y-「同士よ…」
564
:
名も無きAAのようです
:2016/01/25(月) 05:38:30 ID:OjaO1XBw0
(* ゚д゚ )「あ、そうだ!ちょっと待っててくれ、驚くものをロッカーから持ってくるから!」
川д川「またくだらないものでは?」
( ゚д゚ )「ふん、ヒッキー先生にもほめてもらったことあるもんねーだ!」
ミセ*゚ー゚)リ《あぁ、あれね。きっとみんな驚くよ、いってらっしゃーい》
( ゚д゚ )「おう、行ってきます!」ガラッ!
565
:
名も無きAAのようです
:2016/01/25(月) 05:39:10 ID:OjaO1XBw0
川д川「慌しい人ですね、本当…」
( ´_ゝ`)「なにもってくんのかな、金塊とか?」
爪'ー`)y-「そんなのロッカーに置いてるとかすげぇ…」
ミセ;*゚ー゚)リ《ち、違うから…!そんなにハードルあげないであげて!》
川д川「手作りの人形とかかもしれませんよ」
爪'ー`)y-「それはそれで凄い…」
566
:
名も無きAAのようです
:2016/01/25(月) 05:40:01 ID:OjaO1XBw0
ミセ*゚ー゚)リ《ところで、貞子ちゃんのオススメの本って何かある?》
川д川「私のオススメですか…」
爪'ー`)y-「たくさん読んでるからしぼれなさそうだな」
川д川「そうですね、せめてジャンルを指定していただければ絞れるかと…」
ガラッ!
川д川「あ、おかえりなさ…」
川д川「…は?」
567
:
名も無きAAのようです
:2016/01/25(月) 05:41:21 ID:OjaO1XBw0
(;-_-)「そんな、シベリアに戻るってどうして…!」
从 ゚∀从「僕は貞子が転校した理由が知りたくて、この学校に来ました。理由が知れたらすぐに帰る予定だったんです。まぁ、貞子のことが心配で長居してしまいましたけど」
(-_-)「じゃあ、貞子さんの転校してきた理由がわかったのかい?」
从 ゚∀从「…おそらく、シベリアがつまらなかったんだと思います」
(-_-)「それが転校した理由だと、貞子さんはいったのかい?」
从 ゚∀从「いえ、明確には。でも、もういいんです、貞子はシベリアにいた時とは違って、もう僕がいなくても平気みたいですしね」
(-_-)「僕は高岡くんほど貞子さんの親友に相応しい人はいないと思うけどなぁ」
从 ゚∀从「…そこは恋人じゃないんですか?普通」
(-_-)「え、だって高岡くんの好きは、友人としてのものでしょう?」
从 ゚∀从「…ヒッキー先生は、鈍感なのか鋭いのか分からない人ですね」
(-_-)「そうかな?」
568
:
名も無きAAのようです
:2016/01/25(月) 05:43:51 ID:OjaO1XBw0
从 ゚∀从「でも、本当にもういいんです。貞子には嫌われちゃっただろうし、…時間的にもここら辺が潮時みたいですから」
(-_-)「そんなことないさ、仲直りできるよ」
从 ゚∀从「いや、もう修復不可能だと思うんですけどね…」
(-_-)「大丈夫、まだ間に合うよ!」
从 ゚∀从「ははは、まさか…」
ガラッ!!!
从; ゚∀从「!?」
(-_-)「…ほらね、間に合ったでしょ?」
569
:
名も無きAAのようです
:2016/01/25(月) 05:44:34 ID:OjaO1XBw0
爪;'ー`)y-「しっかし、貞子の奴、血相変えてどこいったんだろうな」
( ゚д゚ )「…似てなかったのかなぁ」
ミセ;*゚ー゚)リ《そんなことないよ!》
爪'ー`)y-「そうだぞ、凄い似てたぜ、お前のコスプレ!ハロウィンの仮装パーティーで目立つこと間違いなしだ!」
( ゚д゚ )「でも、貞子、俺のコスプレ姿見てから走って行ったし…何がいけなかったのかなあ」
( ´_ゝ`)「気にすることないぞ、ミルナ」
( ゚д゚ )「でもさぁ…」
( ´_ゝ`)「…お前に悪いところがあるとすれば」
( ´_ゝ`)「似過ぎていただけだよ」
570
:
名も無きAAのようです
:2016/01/25(月) 05:52:15 ID:OjaO1XBw0
川;д川「高岡くん…」
从 ;゚∀从「貞子…」
川;д;川「どうして私、気付けなかったんだろう…」
川;д;川「あなたは、私にとってシベリアでの唯一のお友達で、私が誰よりも幸せになって欲しいと願ってた人なのに…!」
从 ゚∀从「…!」
川;ー;川「…にしても、それがあなたの素顔だったんですね、高岡くん。いや…」
「『狂本クルウ』くん」
.
571
:
名も無きAAのようです
:2016/01/25(月) 05:53:11 ID:OjaO1XBw0
消費したお題
正夢
572
:
名も無きAAのようです
:2016/01/25(月) 05:59:52 ID:8Sy76n4I0
ハインマジか……乙
クーの口がテンプレと違うのになってるのでとりあえず報告
573
:
名も無きAAのようです
:2016/01/25(月) 11:02:01 ID:mGkPVX2w0
乙! それが正体なのか……
クールの怖い顔表すのにあえて変えてんじゃね?
574
:
名も無きAAのようです
:2016/01/25(月) 23:38:33 ID:3au7cw1I0
おつ
以前ちらっと出てきたバッドエンドしか書かない作家と同一人物か!?
575
:
名も無きAAのようです
:2016/02/04(木) 04:02:18 ID:LHuZp9P20
(;-_-)「た、高岡くんが、『狂本クルウ』…?」
从 ゚∀从「…どうして僕が『狂本クルウ』だと思うんだい?僕と彼とでは髪の毛の色も違うじゃないか」
川д川「ミルナ君が狂本クルウのコスプレをしてるのを見て気付いたんですよ」
(*-_-)「あー!見たことあるけど、ミルナくん、カツラとマスクしただけでソックリだったよね」
川д川「はい。それで分かったんですよ、狂本くんも普段はカツラを被っていて、実は地毛は黒髪じゃなかったのではないかと」
从 ゚∀从「なるほどね。でも、それだけで僕が狂本クルウだと言えるのかな?」
川д川「いえ、他にもありますよ、高岡くんが狂本くんだという証拠は」
从 ゚∀从「面白い、聞かせて貰おうかな」
576
:
名も無きAAのようです
:2016/02/04(木) 04:03:50 ID:LHuZp9P20
川д川「まず、狂本くんは私と中学校から高校まで同じクラスでした。私が美術部だったことも知ってますし、文化祭で出した冊子を持ってても不思議ではありません。それに、狂本くんなら、私がシベリアを好きじゃなかったことを知らなくても納得いきますしね」
(-_-)「え、それはどうして?」
川д川「狂本くんは仕事が忙しかったので、ほとんど学校来てませんでしたからね。特待生だったので、狂本くんは学校来なくても単位出てましたし」
(-_-)「なるほど」
川д川「次に、高岡くんが私のアパートまで送ってくれた次の日に、狂本くんのサイン付きの新刊が宅配ではなく、私の家に直接投函されていたこと。狂本くんには私の住所教えてなかったからおかしいと思ったんですよ」
(-_-)「むしろ何でそこで気づかなかったの、貞子さん」
川д川「その通りなんですけど、正論やめてください」
577
:
名も無きAAのようです
:2016/02/04(木) 04:04:55 ID:LHuZp9P20
从 ゚∀从「でもそれだけじゃ、僕の仕業とは言えないんじゃない?」
川д川「いえ、この新刊こそ、高岡くんが狂本くんだという揺るがぬ証拠ですよ」
(-_-)「なんでなんで?」
川д川「だって、その本、最後が米endなんですもの。しかもよくよく考えたら、あの本に出てくる米ネタ、フォックスくんが米道部で調べてた内容でしたし」
(-_-)「なるほど、米道部の人じゃなきゃかけないってことか…!」
从 ゚∀从「…たまたまじゃないの?」
578
:
名も無きAAのようです
:2016/02/04(木) 04:05:41 ID:LHuZp9P20
川д川「それだけじゃありません。高岡くんはバッドエンドが嫌いだって、図書室で言ってましたよね?だから狂本クルウの作品は読まないって」
从 ゚∀从「あぁ、うん、言ったね。僕はバッドエンドが嫌いだからね」
川д川「それって可笑しくないですか?」
从 ゚∀从「何が?」
川д川「だって、この前部活の時に…」
579
:
名も無きAAのようです
:2016/02/04(木) 04:06:23 ID:LHuZp9P20
( ´_ゝ`)『とにかく、ハインの怖い話は勘弁な!』
爪'ー`)y-『んー、じゃあ、貞子なんか面白い話ねぇの?』
川;д川『え、私ですか?』
( ´_ゝ`)『さっきからずっと黙ってるけど、どうかしたの?部活には積極的に参加しなきゃだよ?』
川д川『怖い話をするのが部活動だったんですか、米道部は』
爪'ー`)y-『でも、本当にハインの怖い話はやばいぜ?後味が悪い結末ばっかりで』
川д川『へぇ…。高岡くん、怖い話好きなんですか?』
从 ゚∀从『好きっていうか、話のネタになるからね』
580
:
名も無きAAのようです
:2016/02/04(木) 04:07:47 ID:LHuZp9P20
川д川「って、やり取りしましたよね?」
从 ゚∀从「確かにしたね」
川д川「どうしてバッドエンドが嫌いな高岡くんが、後味の悪い怖い話をたくさん知ってるんですか?」
从 ゚∀从「それは、みんなと話す時にネタになるからで…」
川д川「確かに、話のネタになるという発言あの時は私もそういう意味で言ってるのかと思っていました。でも、本当は違いますよね?」
从 ゚∀从「…何が言いたいんだい?」
川д川「…あれって、本当は『話を書くときのネタになる』、って意味ですよね?」
(;-_-)「な、なるほど!」
581
:
名も無きAAのようです
:2016/02/04(木) 04:09:24 ID:LHuZp9P20
从 ゚∀从「…」
川д川「…どうですか?他にも沢山ありますが、まだ足りませんか?」
从 ゚∀从「……」
(-_-)「高岡くん?」
从* ゚∀从「…あっははははは!やっぱり君は最高だよ、貞子!」
(;-_-)「!?」
川д川「…どうやら、満足していただけたようですね、狂本くん」
从 ゚∀从「…あぁ、“伏線回収”ご苦労様ってところかな」
.
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