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(´・_・`)ブーン系小説&イラスト練習総合案内所のようです

1名も無きAAのようです:2014/07/28(月) 22:41:45 ID:GTHBvFFs0

(´・_・`) なんか初めて総合トップ取ったけど……これ絶対裏になんかあるよね

(´・_・`) ま、いっか……ここはブーン系小説&イラスト練習総合案内所だよ

初めての方や馴染みのない方は以下のブーン系wiki、テンプレ等をよく読んで
ご理解とご協力をお願いします


・総合スレにおける最低限のルール、マナー
・よくあるQ&A
・荒らしについて
・進行中の企画・創作板の特殊スレ一覧
・AAテンプレ一覧


ブーン系wiki
http://www43.atwiki.jp/boonkei/
ttp://boonkei.wiki.fc2.com/
↑が見れない、AAがコピー出来ない方の為の予備サイト
ttp://boonkei.web.fc2.com/top.html
ttp://boonkei.m.web.fc2.com/top.html(携帯用)


兄弟スレ 
( ^ω^)ブーン系小説シベリア図書館のようです★51
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/siberia/1391693128/

前スレ
|゚ノ ^∀^)ブーン系小説&イラスト練習総合案内所のようです
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/lite/read.cgi/internet/13029/1404615378/691-790

( ^ω^)ブーン系小説板のようです(旧避難所、スレ立て上限に達した)
ttp://jbbs.shitaraba.net/sports/37256/

( ^ω^) ブーン系小説板2のようです
http://jbbs.shitaraba.net/internet/16305/

528名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 00:44:48 ID:12wcfRI.0
お題とかけまして石油工場の火事と説きます

どちらもしょうかされにくいでしょう

529名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 06:08:04 ID:hpV8KhSQ0
ちゃんと消化するつもりだよ。ただ30レス超えそうなだけで
VIPの頃のノリで書いてたから30行ずつに区切っちゃってマジめんどい

530名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 09:05:41 ID:L/TNOGp.0
30突破するならスレ建ててええんやで

531名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 17:06:46 ID:6FecMUlg0
投下します

532名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 17:07:27 ID:6FecMUlg0















花火のようです

533名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 17:08:08 ID:6FecMUlg0

職場のガラス越しから、大きな川が見える。
先週末に関東沖をかすめた台風の影響で水こそ濁ってはいるが、流れは実に穏やかだった。

明日には、河川敷で納涼花火大会が開催される。
台風の動向次第では開催も危ぶまれる状況ではあったが、今年も無事決行される運びとなった。
それを思い出しながら、茂羅本は若干複雑な心境にとらわれていた。

(,, -∀・)「結局今年もやるんだね、花火大会」

ふと、隣にいた擬古崎に声をかけた。
パソコンの調子が悪いらしく、先ほどから下を向き、うんうん唸りながらせわしなくキーボードを叩いている。

(。 。,,)「ああ、みたいですね。今年も夏が来ちゃったんですね」

(,, -∀-)「あっという間だね」

茂羅本がため息交じりに呟くと、擬古崎が顔を上げた。

(,,゚Д゚)「科学的に証明されているらしいですよ」

(,,-Д)「社会人になってからの一年の体感時間って、学生時代の一年のそれより格段に短いっていう」

534名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 17:08:50 ID:6FecMUlg0

(,, ・∀・)「あっ、そうなの」

(゚Д゚,,)「いや、まあ雑誌の受け売りなんですけどね」

(。 。,,)「それだけ単調な毎日が続いているってことなんでしょうよ」

擬古崎は再び顔を下に向け、頭を大げさに掻いた。
何をするわけでもなく、しばらく彼の顔をぼんやりと見つめていた。スクリーンを見るその瞳は淀んでいる。
茂羅本は深いため息をつき、椅子に深く寄りかかり、目を瞑った。



いつかの花火大会を、頭の中に思い描く。
赤青黄緑、真っ黒の画用紙のような夜空に一瞬にして輝き、一瞬にして散ってゆく。
河川敷にひしめく観客は、打ちあがる度にどっと歓声を上げる。
ある少年はぽかっと口を開け、空を見上げたまま動かない。
あるカップルはかき氷を片手に持ち、もう片方の手で互いに手をつなぐ。若干の躊躇いと気恥ずかしさを残しながら。
ある老人は一眼レフをしっかりと構え、シャッターチャンスを今か今かと狙う。油断は許されない。

茂羅本の隣には妻がいて、娘がいて、息子がいる。
娘は地面にぺたりと座り込んで、疲れた、帰りたい、でも花火も見たい、と愚痴をこぼす。
息子は口の周りを砂糖でべとべとに汚しながら、ヨーヨーが欲しいと妻にねだる。
妻は二人の子供をあやすことに精一杯で、花火を見る暇も無い。

535名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 17:09:31 ID:6FecMUlg0

気が付けば、家族四人で花火を見た最後の年は何年前だったか、それすらも思い出せなくなってしまっていた。
いつの間にか、いつの間にかで幾年過ぎたことだろう。幻のように過ぎ去る日々に、俺は一体何を思って生きてきたのだろう。
考えれば考えるだけ、自分が泥沼に嵌っていくような気がして仕方がなかった。



仕事は山のように残っていたが、定時で上がることにした。
明日は久々の休みだった。どうせ、一日中寝て過ごすだけだろう。有意義な休日の過ごし方など、とうの昔に忘れている。

(,,゚Д゚)「行かないんですか、花火」

擬古崎が、海老の天ぷらを頬張りながら尋ねた。

(・∀・ ,,)「ああ、あったねそんなの」

(゚Д゚,,)「茂羅本さん、さっき言ってたじゃないですか」

(・∀- ,,)「ああ、言ってたっけ」

とぼけた茂羅本の返答に、擬古崎は呆れ顔を浮かべた。
茂羅本は構わず、かつ丼セットのお新香をバリバリと噛み砕いている。

536名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 17:10:12 ID:6FecMUlg0

(,,゚Д゚)「若年性アルツハイマーじゃないんだから」

(・∀・ ,,)「ああ、まあ」

(,, -∀-)「でも、俺はもう若年って言えるほどの歳でもないからな」

(,,゚Д゚)「何言ってるんですか」

擬古崎が味噌汁を派手な音を立ててすする。
向かいのカウンターに座っていた若い女が、露骨に嫌な顔をしていた。

(,, ・∀・)「ははっ」

(,,-Д)「アラフィフなんて働き盛りですよ、まだ人生の半分過ぎたくらいだってのに」

(゚Д゚,,)「何だかんだで、これからが頑張り時じゃないですか」

(,, ・∀・)「そうなんだけどね」

茂羅本は何を考えるわけでもなく、白飯を箸ですくって、口の中に放り込む動作を機械的に繰り返す。
擬古崎は味噌汁を飲み終わり、爪楊枝を数本口に咥えた。貧乏ゆすりが激しいのか、椅子が小刻みに揺れている。

537名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 17:11:24 ID:6FecMUlg0

(,,゚Д゚)「娘さん、何歳です。もう大学生でしょう」

(・∀・ ,,)「あー」

(,, ・∀・)「二十歳かな」

一瞬、思い出せなかった。

(,,゚Д゚)「彼氏とか、いるんですかね」

(,, -∀-)「聞いてどうすんのよ、そんなもん」

(,,゚Д゚)「父親的に、気になるものじゃないんですか」

(,, ・∀・)「そりゃあ」

ふとカウンターを見ると、さっき顔をしかめた女はいつの間にかいなくなっていた。
擬古崎の貧乏ゆすりはより激しさを増しているのか、テーブルまでカタカタと揺れ始める。

538名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 17:12:08 ID:6FecMUlg0

(゚Д゚,,)「サッカー頑張ってますか、息子さん」

(,, ・∀・)「何でお前そんなに知ってるの、俺の家族のこと」

(Д-,,)「嫌と言うほど聞かされたんですよ、僕が新人の頃」

(-∀- ,,)「俺の家族の話か」

(,,゚Д゚)「はい」

擬古崎が入社してから十年は経つ。
入社時は線も細く初々しかったこの男も、十年経つとビール腹の見事な中年体系である。時の流れは、表れてほしくないところに最も表れる。
しかしその十年分、茂羅本も平等に歳を取った。白髪も増えたし、疲れも溜まりやすくなった。

(゚Д゚,,)「で、花火は行かないんですか。毎年決まって行ってたんでしょう、家族で」

(,, ・∀・)「花火ねえ」

(,,-Д)「花火ですよ、花火」

(・∀・ ,,)「花火ねえ」



気が付けば擬古崎の貧乏ゆすりが茂羅本の椅子に伝わるほど酷くなっていたので、早々に彼と別れ、帰路に着いた。
日は数時間前に落ちていたが、蒸し暑い状態は続いていた。家に帰ったらすぐさまエアコンを付け、すぐさまシャワーで汗を洗い流そう。

539名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 17:12:51 ID:6FecMUlg0

職場から私鉄で二十分、築五年の小奇麗なアパート。家賃は七万円。茂羅本の現在の住処だ。
普通電車のみ停車する小さな駅を降り、コンビニでサワーを買い、人通りのまったくない小道をとぼとぼと歩き、玄関を開ける。
リビングは、もやもやとした重苦しげな熱気に覆われていた。

(,, -∀-)「ひでえなこりゃ」

エアコンの電源を付け、エアコンのリモコンを探し、十八度、強風に設定する。
シャワーから上がる頃には、目論み通り部屋はキンキンに冷えわたっていた。さながら、冷蔵庫に閉じ込められたような気分だ。
火照った体をベッドに投げ出し、ただ何もせず、時間ばかりいたずらに過ぎていく。目線の先には、写真立てがあった。

日に焼け、色褪せ気味の家族写真。左から順に、茂羅本と、娘と、息子と、妻。
娘は、今年で二十歳になった。立派な成人だ。擬古崎の言う通り、彼女もいることだろう。
息子は三度の飯よりもサッカーが好きだった。彼が所属しているジュニアユースは、噂によれば中々の成績を挙げているらしい。
今年で十五、次の春には高校へ進学するはずだ。今頃机に突っ伏しているか、それともスポーツ推薦でも貰っているか。

茂羅本は、何も知らなかった。何より彼自身、自分に家族のことを知る資格など無い、と思っていた。

(・∀・ ,,)「花火かあ」

(-∀- ,,)「花火ねえ」

職場にいた時と同じように深いため息をつき、瞼を閉じる。
瞼を閉じて思い描いたのは、五年前の夏のある日のことだった。

540名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 17:13:35 ID:6FecMUlg0












.

541名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 17:14:18 ID:6FecMUlg0

娘は反抗期で両親にまともに口を利かず、息子は小学校で度々問題を起こし、その都度妻が頭を下げに出向いていた。
茂羅本自身は、家庭内に良からぬ風が吹いているのは何となく察知してはいたが、放っておけば治るだろうと我関せずの状態を通していた。
自分は黙って金を稼いで、それを家庭に還元できればそれで良いのだ。それ以外の諸々は、恐らく妻が何とかしてくれるだろう。

あくる晩、茂羅本が帰宅し、玄関を開け

(,, ・∀・)「ただいま」

と叫ぶも、返事は無い。
リビングへ行くと、娘がソファに横たわり、テレビを見ていた。

(,, ・∀・)「ただいま」

返事は無い。娘は怠そうに父の方に顔を向けたものの、すぐにテレビに目線を戻す。
茂羅本はほんの僅かに苛立ちを覚えたがすぐに平静に戻り、できるだけ優しく温和に、娘に語りかける。

542名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 17:15:01 ID:6FecMUlg0

(・∀・ ,,)「どこへ行ったの、お母さん達は」

返事は無い。
流石に茂羅本も怒りを抑えきれず

(,, -∀・)「おい」

(,, -∀-)「どこへ行ったんだって聞いてるだろうが」

と、低く掠れ気味の声で吐き捨てる。すると、娘は漸く顔を上げた。

川 ゚ -゚)「テーブルの上」

(,, ・∀・)「は」

川 ゚ -゚)「テーブルの上」

それきり、娘の返事は無かった。再び顔を下ろし、テレビをぼんやりと見つめ始めた。
茂羅本は観念し、テーブルの上に目線を移す。書き置きのようなものが、真ん中に綺麗に置かれていた。

今度は同級生の女の子にサッカーボールをぶつけて、泣かせたそうです。
学校へ行ってきます。遅くなりそうです。夕飯は、昨日の残りのカレーを自由によそってください。

543名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 17:15:44 ID:6FecMUlg0

(,, -∀-)「メールくらいしろっての」

茂羅本は書き置きを丸めてごみ箱へ捨て、台所へ向かう。
大鍋の中に昨日のカレーの作り置き、炊飯ジャーには炊き終わったご飯。何故か、食べる気には毛頭なれなかった。

(,, ・∀・)「もう食べたか」

やはり返事は無い。

(,, ・∀・)「もう食べたか」

相変わらず返事は無い。
茂羅本はとうとう痺れを切らし、娘に尋ねた。

(,, ・∀-)「あのさあ」

(,, -∀-)「何でそこまで俺を無視するかな。ついこの前まではお父さんお父さんだったくせに」

娘は再び、ゆっくりと顔を上げた。
その顔には、父への激しい嫌悪感がありありと表れている。

川 ゚ -゚)「だって、家族じゃないし」

(,, ・∀・)「は」

川 - -)「お父さん、別に家族じゃないし」

544名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 17:16:25 ID:6FecMUlg0

(,, -∀・)「どういう意味だ、それ」

すると、さっきまでの無口が嘘のように、娘は父に捲し立てはじめた。

(゚- ゚ 川「だって、会社行って帰ってきてご飯食べて寝るだけで、家族のこと何もしてないじゃん」

(- - 川「なーんにも私達のこと知ろうとしない、無関心、仕事のことばっか、馬鹿みたい」

(,, ・∀-)「おい」

川 - -)「さっきだってそう、お母さんがわざわざ学校へ行ってるのに、感謝もせずに書き置きを丸めてポイですか」

川 ゚ -゚)「どれだけ苦労してるのかも知らないで、何も知らないで食べるカレーはおいしいよね。そりゃあ」

(,, -∀-)「おい」

川 ゚ -゚)「で、何か言い返せるの」

言い返したいことは山ほどあったが、今の茂羅本にはその気力も無かった。
実の娘が自分を憎く思っている。その事実だけが彼の心臓を圧迫させ、動悸をいたずらに早める。
娘にとって、俺は最早家族の一員ではない。彼女の中では、ただの金稼ぎ虫でしかない。

545名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 17:17:15 ID:6FecMUlg0

(,, -∀-)「いや」

(・∀- ,,)「そうだったか」

茂羅本は、娘の顔を見ずに階段をゆっくりと登った。一刻も早くリビングから抜け出したかった。
ドアを閉めると、娘の

(゚- ゚ 川「ばーか」

という呟きが、小さな舌打ちと共に聞こえた。
茂羅本は自分の部屋に入り、電気も付けずカーテンも全て閉じ、ベッドに横たわったまま、朝が来るのを待った。
朝が来るまでは、家族の誰とも目を合わせたくない、その一心で。



夜明けは遅かった。
娘と息子が学校へ行ったことを確認し、リビングへ向かう。妻が朝食の後片付けをしている最中だった。
茂羅本の足元は、まともに睡眠を取っていないせいかいまいちおぼつかない。

(,, ・∀・)「あー」

(,, ・∀・)「昨日は、お疲れさん」

546名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 17:18:04 ID:6FecMUlg0

妻は茂羅本にほんの数秒だけ目を向けたが、すぐに流し場に視線を戻した。
皿を丁寧に拭きながら、ひとりごちるように呟く。

('、`*川「『お母さんはあの子にサッカーしかさせていないのですか』だって」

(、`*,川「『勉強面も生活面も、もっと積極的にお子さんと関わってあげてください』だって」

(,, -∀-)「あの先生、そんなこと言ったのか」

('、`*川「別に、放っぽっておいてるわけじゃないんだけど」

(,, ・∀・)「いや、お前は頑張ってるよ」

茂羅本は、自分ことについては言及しなかった。
思えば、息子と一対一で遊んだのはいつが最後になるのか。パス練習もシュート練習も、いつの話だったか。
俺は何も頑張っていなかった、などと切り出す勇気も無い。

('、`*川「ありがと」

(,, ・∀・)「うん」

(・∀・ ,,)「頑張ってるよ」

547名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 17:18:48 ID:6FecMUlg0

何故か、妻の方へ視線を合わせられなかった。
妻も茂羅本に対して何か言いたげな顔をしていたが、すぐに俯き、皿を食器棚に戻し始めた。



会社へ向かう電車の中で、漠然と考えた。
茂羅本と妻が結婚し、娘が生まれ、息子が生まれ、マイホームを建て、子供達は成長し、自分は日に日に年老いていく。
淡い記憶が走馬灯のように駆け巡り、一つの映画のように、脳裏に映る。
平凡な男の平凡な半生だが、それでも茂羅本だけが見届けられる、たった一つの物語に違いなかった。

(,, -∀・)「このまま行きゃあ、バッドエンドか」

間違いなく、家族崩壊の危機がそこに迫っていた。
だが茂羅本は何をどうすれば良い方向に導かれるのか、まるで思い浮かばない。
季節は夏。電車の冷房は、茂羅本の凍り付いた心を更に冷やしていく。

ふと、吊り革の先の中吊り広告が目に入る。
ゴシック体で強く強調された「納涼花火大会、七月二五日開催」の文字。七月二五日、丁度今日の話だった。

(,, ・∀・)「花火」

いつか家族で行った、あの花火大会。四人全員で見た、燦然と輝く赤青黄色。
これしか無い、と思った。

(,, -∀-)「花火だな」

548名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 17:19:31 ID:6FecMUlg0

昼休みに、家に電話をかけた。
妻が電話に出るや否や開口一番、茂羅本は早々に本題を捲し立てた。

(,, ・∀・)「今日の夜、花火に行くぞ。四人全員で行くぞ、全員だ」

('、`*川『どうしたの、いきなり』

妻が電話先で、若干戸惑い気味になっているのが分かる。
ここ数年まともに家庭を顧みず、家族サービスに応じる気もまるで無かった男が突然「花火大会に行く」と言うのだから、無理もない。

(,, ・∀・)「絶対に行くぞ、子供達にも伝えておいてな。晩御飯もそっちでとっちゃおう」

(、`*,川『い、いや、貴方は大丈夫なの』

(,, -∀・)「早めに切り上げて帰るよ。じゃあ、よろしく」

空は晴れ渡り、風も弱く、気温もそれほど高くはなく、絶好の花火日和だった。
浴衣をしっかりと着よう。内輪を持って、かき氷を買って、河川敷に座って、のんびりと夜風に吹かれていよう。
茂羅本はノルマを早々に片付け、定時よりも少し早く会社を出て、夕暮れ時に家に着いた。



家には、妻しかいなかった。

549名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 17:20:11 ID:6FecMUlg0

(,, ・∀・)「あれ」

('、`*川「お帰りなさい」

(,, -∀-)「あ、ああ、ただいま」

一階のリビング、和室、二階の子供部屋と、一通り見回ってみた。
が、二人の影はどこにも無い。

('、`*川「どうしました」

(・∀・ ,,)「あー」

(,, ・∀・)「いないの、二人とも」

茂羅本の声は、ほんの僅かだが震えていた。
妻は、何かを言うのを躊躇っているような表情をしていたが、しばらくして口を開く。

('、`*川「そう、ですね」

('、`*川「どっちも友達と一緒に行くからって」

(、`*,川「今更家族で行くのも無いじゃん、って」

550名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 17:20:51 ID:6FecMUlg0

(,, -∀-)「今更、か」

茂羅本はソファに腰掛け、静かに俯いた。
信じていた何かに、裏切られたような気がした。

勿論、そんなことを思う資格も無いことは分かっている。これまで三人を悉く裏切り続けたのは、他でもない茂羅本自身だ。
ただ、彼は信じていた。
子供達は絶対に待っていてくれると。家族四人で、再び花火を見に行ける、と。

('、`*川「でも、あの子達が貴方を嫌ってるとか、そういうことはないと思うから」

(、`*,川「そういうお年頃だって」

妻は、昨日の娘とのいざこざを知らない。
友人と一緒に行く、というのも理由のうちの一つだろう。だが一番の理由は、この自分にあるのではないか。
子供達を信じられず、挙句の果てには疑心暗鬼に陥る父親。あまりにも情けない。

茂羅本は、叫びたくなる気持ちを押し殺して呟いた。

(-∀- ,,)「いや、もういい。もういいよ」

('、`*川「まあ、ここにいるのもなんだし」

('、`*川「私達二人だけで行きましょうか、久しぶりに」

(,, -∀・)「そうするかな」

551名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 17:21:34 ID:6FecMUlg0

しかし、最早花火大会など茂羅本にとってはどうでもよかった。
とりあえず外の空気を吸って、気分転換しよう。しばらく、独りでいる時間が欲しい。

(・∀・ ,,)「いや」

(-∀- ,,)「ちょっとドライブに行ってくるよ。すぐに帰ってくる」

('、`*川「そう、ですか」



妻から離れたかった。妻のいる家から離れたかった。妻と娘と息子がいるこの街から離れたかった。
ほんの数十分、家族がいない世界に身を落ち着かせれば、また頑張れるはずだった。

すぐに帰るつもりで、車を車庫から出し、アクセルを踏み込んだ。
日は沈み、道路は人混みで溢れ、河川敷の向こうに大きな花火が上がった。

(,, ・∀・)「花火」

サイドミラー越しの花火を見て、茂羅本は河川敷沿いの国道をひたすら真っ直ぐに走り続ける。
思い浮かぶのは、いつかの子供達の感嘆とした表情、大きな笑い声、妻の微笑、自分を呼ぶ三人の声。

(-∀- ,,)「花火」

それきり、彼は家に戻らなかった。

552名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 17:22:16 ID:6FecMUlg0














.

553名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 17:23:03 ID:6FecMUlg0

五年ぶりに、妻と再開した。この花火大会も、家を出て五度目になるのだろうか。
妻は五年前と比べると、心なしかやつれているように見えた。

(,, ・∀・)「暮らしには困ってないか」

('、`*川「大丈夫ですよ」

(、`*,川「賄えてるから、貴方が送ってくれる分だけで」

(-∀- ,,)「だったら、いいんだけど」

二人で、川のほとりを歩く。
強く指と指を絡ませ、人波に押されてはぐれないように、ゆっくりと。
観客の喧騒も、的屋の客寄せも、警察の怒号も遥か遠く、聞こえるのは妻の声と、己の鼓動だけだった。

('、`*川「あの子、あれから後悔してたのよ」

('、`*川「『お父さんのことも、もう少し考えてあげなきゃいけなかった』って」

(,, -∀-)「そうか」

554名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 17:23:44 ID:6FecMUlg0

(、`*,川「二人とも来てますよ。やっぱり友達と一緒らしいけど」

(,, -∀・)「そうなのか」

一緒にいることはなくても、家族四人それぞれが同じ花火を見つめている。
それだけでも、茂羅本にとっては救われるような気分だった。

大会も佳境に差し掛かり、色とりどりの鮮やかな閃光が、浮かんでは消え、また浮かんでは消える。
五年前も、十年前も、茂羅本がこの地に越してきた初めの年も、この景色は変らなかった。ずっと、ずっと。
ふと横を見ると、寂しげに微笑む妻の顔があった。

('、`*川「離婚通知書、出してきましたよ」

(、`*,川「キリが無いわよね。昔のことばっかり引きずっちゃ」

(・∀- ,,)「ありがとう」

漸く人混みを抜け、河川敷の芝生に寄りかかり、ぼんやりと花火を眺めた。
これが良かった、悪かったなどと今更言うつもりはない。これこそが、俺の物語だったんだ。
遥か昔に薄れた、何もかも色褪せた心に見切りをつける時が来た、それだけだ。

555名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 17:24:36 ID:6FecMUlg0

(∀  ,,>「いや、ただの言い訳だよ」

('、`*川「えっ」

(∀  ,,>「なんでもない」



打ちあがる花火と共に脳裏に浮かぶのは、十年も前の、幼い子供達の笑顔。
五年前の息子の悪戯、娘の軽蔑するような表情、妻の戸惑い、どこまでも続く国道、サイドミラー越しに光る花火、花火。
そして今、俺は花火を見ている。家族から逃げ、何もかも手放し、抜け殻になったような俺が。

(∀  ,,>「これで良かったんだ」

俺を許してくれ。
何もかも中途半端で、家族を傷つけ、挙句、全てをかなぐり捨てて戻ってこなかった俺を。
これで良かったなんて、毛頭思ってもいないんだ。

(∀  ,,>「これで良かったんだ」


茂羅本の目には、いつしか涙が溢れていた。
上空に広がった花火が、水に溶かした絵の具のようにぼんやりと滲んでいく。
小さな斑点が一つ二つ集まり、茂羅本を包み込むようにぐんと迫り、瞬く間に消えていった。

556名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 17:25:22 ID:6FecMUlg0

夏の夜空に、花火が打ちあがる。
十年前も五年前も今年も、五年後も十年後も、いつまでも変わらぬ景色のままで。



















原案…浜田省吾「花火」
(アルバム「MY FIRST LOVE」収録)

557名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 17:26:05 ID:6FecMUlg0
以上です

558名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 17:34:34 ID:Ut3lziJ2O
乙です!

559名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 17:41:36 ID:o3Zty/V20
激しく乙
何とかなりそうで何ともならない感じが凄く良い

560名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 17:48:41 ID:c9bmhn5.0
しみじみで、大人だから表れる表現だね
あの歌詞をここまで綺麗に膨らませて収めたのは凄いなあ
こういうの好きだ、乙でした

561名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 17:53:28 ID:83QDo/YU0
切ないなぁ…

562名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 18:18:13 ID:/m6ZUoKoO
浜田省吾きいてみよっかな

563名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 19:01:37 ID:e3sd0Hic0

家族大切にしようと思ったよ、まだ大学生だけど

564名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 21:23:30 ID:Ieamsr1.0
恥を忍んで質問します。
(,, ・∀・)
.↑
この部分何?

565名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 21:28:14 ID:K3b5r12M0
おまんこだよ!

566名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 21:29:09 ID:8JtCtOcc0

それか影あたりだと思ってる

567名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 21:39:13 ID:NkGrEhV60
髭じゃね?

568名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 21:39:22 ID:TFKoWyTw0
ほっぺじゃね?

569名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 21:45:51 ID:zsZv2n3k0
首のシワだとおもった

570名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 21:48:14 ID:8JtCtOcc0
つまりあれだ
答えは自分の中にあるってことだ

571名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 21:54:53 ID:eq0CbZzk0
ブーン系AA3大議題
o川*゚ー゚)oのo、(,, ・∀・)の,、ミセ*゚ー゚)リの髪の構造

572名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 22:09:41 ID:KumrJXuQ0
今初めて話題になったよ!!

573名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 22:10:06 ID:Ut3lziJ2O
わりと絵見るまではトソンもよくわからなかった

574名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 22:36:10 ID:pUNLOhGg0
('、`*川 の顔の点もよく分からん
左から目口目なのか鼻口目なのか

575名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 22:39:26 ID:LJbr2wh60
ペニサスの左の点が鼻…だと…?

576名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 22:50:35 ID:pUNLOhGg0
>>575
ドクオ風のさえない顔から鼻の高いお姉さんの顔に変わって見えるだろ?

577名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 22:58:28 ID:c9bmhn5.0
あーーわかった
顔が斜めになるのか!

578名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 23:13:27 ID:NkGrEhV60
鼻高いならこうじゃね?

(<_`*川

579名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 23:19:26 ID:KumrJXuQ0
ストパーかけた姉者じゃねえか

580名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 23:32:29 ID:Ut3lziJ2O
流石だなペニ者

581名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 23:40:22 ID:dF30EJJk0
ペニ者って余計卑猥な気がする

582名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 23:40:31 ID:c9bmhn5.0
ペニ者クソワロタwwww

583名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 23:44:03 ID:Ut3lziJ2O
(<_`*川ペニ者から
川 ´_ゝ`)クー者に早変わり

584名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 23:46:35 ID:KReIode60
ただの女装兄弟じゃねーか!

585名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 23:48:16 ID:c9bmhn5.0
('A`川ドク美もいるぜ!

586名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 23:50:16 ID:fMAXofhM0
女装兄弟レッツ&ゴー!

587名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 23:55:41 ID:Ut3lziJ2O
ξ´_ゝ`)ξ川 ´_ゝ`)ζ(´<_`*ζ
ノハ´_ゝ`)(*´_ゝ`)
(*‘<_‘ *)*(´_ゝ`)*川_ゝ川(´<_`*川从´_ゝ从从´<_`从
ミセ*´_ゝ`)リ
lw´<_`ノv
(´<_`トソン

あんたたちいい加減にしな!!
\\
\\\  @@@
 (⌒\@# _、_@
  \丶 (  ノ`)
   (mJ ^ ⌒\
   ノ ∩  / /
   ( ||∧_∧
`/\丿 |(   )
(__へ_ノ丶__ノ
    母者タンマ!タンマ!
殴らないで殴らないで!!何で俺だけ…ってアッー!

(´<_` )悪ノリもほどほどにな兄者

588名も無きAAのようです:2014/08/11(月) 23:59:34 ID:dF30EJJk0
すべて流石兄弟の女装レパートリーである説

589名も無きAAのようです:2014/08/12(火) 00:02:34 ID:tweMhqtw0
  _
ノハ´_ゝ`) ←イケメン

590名も無きAAのようです:2014/08/12(火) 00:36:20 ID:nQgm14nY0
ドクオが照れながら驚くだけでのーちゃんになる

591名も無きAAのようです:2014/08/12(火) 01:31:10 ID:oL0PDuAo0
ファンタジーっぽい絵題くれ

592名も無きAAのようです:2014/08/12(火) 01:38:37 ID:GaysMsr60
>>591
妖精と僕

593名も無きAAのようです:2014/08/12(火) 01:40:06 ID:HduzfK560
ストパーがきたならアイパーも

594名も無きAAのようです:2014/08/12(火) 01:42:33 ID:oL0PDuAo0
>>592
ありがとう

595名も無きAAのようです:2014/08/12(火) 11:51:24 ID:AMWgvBko0
それただの母者

596名も無きAAのようです:2014/08/12(火) 13:23:30 ID:QsUF6jsI0
そういや流石家の五人の中で明らかに妹者だけ作り違うけど成長したら流石顔になるのかな…

597名も無きAAのようです:2014/08/12(火) 13:24:59 ID:QsUF6jsI0
間違えた、五兄妹と七人家族混じった

598名も無きAAのようです:2014/08/12(火) 13:27:06 ID:7ObuXWsY0
時の流れは残酷だからのう

599名も無きAAのようです:2014/08/12(火) 13:29:55 ID:6u.1MRe20
まさか父者...

600名も無きAAのようです:2014/08/12(火) 13:45:18 ID:u5BM5Rvs0
( ・∀・)「つい出来心で……」

601名も無きAAのようです:2014/08/12(火) 14:21:30 ID:tziG0gzQO
母者が不倫説

602名も無きAAのようです:2014/08/12(火) 14:35:53 ID:AmrF26Qw0
母者敗北レイプ強制妊娠出産の乱

603名も無きAAのようです:2014/08/12(火) 14:37:43 ID:lOR06grg0
母者はそんな不貞しないはず……
よって養子説

604名も無きAAのようです:2014/08/12(火) 15:15:19 ID:lccEdZDA0
父者…

605名も無きAAのようです:2014/08/12(火) 15:24:08 ID:OmgG3l7.C
昔AAで( ・∀・)顔のエイリアンが(´_ゝ`)顔の妹者と入れ替わったネタがあったな
それを目撃した兄者が頭クチュクチュされてた

606名も無きAAのようです:2014/08/12(火) 15:42:11 ID:0tWmxlq.0
のーみそこねこね

607名も無きAAのようです:2014/08/12(火) 16:31:23 ID:oL0PDuAo0

>>592
妖精と僕 ( ^ω^)(擬人化)
http://imepic.jp/20140812/592080

イメージは旅に出て間もないブーンと妖精
絵題ありがとう

608名も無きAAのようです:2014/08/12(火) 16:35:58 ID:Xa/CsiiA0
あら素敵

609名も無きAAのようです:2014/08/12(火) 16:36:38 ID:tziG0gzQO

なんか暖かくなった

610名も無きAAのようです:2014/08/12(火) 16:57:04 ID:lccEdZDA0
絵見るたび思うんだけど、
ブーン系に男の絵師ってどんぐらいいんのかな 結構いる?

611名も無きAAのようです:2014/08/12(火) 17:17:33 ID:GaysMsr60
>>607
良い物をありがとう

612名も無きAAのようです:2014/08/12(火) 17:26:46 ID:xXlSYHzo0
性別とか知らんがな

613名も無きAAのようです:2014/08/12(火) 17:39:52 ID:GaysMsr60
今気が付いたんだけど俺のIDショボンさんに好かれそうだな

614名も無きAAのようです:2014/08/12(火) 17:42:49 ID:xXlSYHzo0
ゲイズマッスルwwww

615名も無きAAのようです:2014/08/12(火) 17:46:44 ID:tziG0gzQO
(´・ω・`) ウホッ…いいID…

616名も無きAAのようです:2014/08/12(火) 17:48:52 ID:tziG0gzQO
今気がついたが俺のIDさすがゴッグだなんともないぜ

ちんぽっぽガンタンクとかブーン系×ガンダムの小説増えねえかな

617名も無きAAのようです:2014/08/12(火) 17:51:50 ID:7ObuXWsY0
>>607
お題から描き上がるまでが早すぎィ!
凄いなあ

618名も無きAAのようです:2014/08/12(火) 19:19:24 ID:tziG0gzQO
  _,,..,,,,_
/ ,' 3  `ヽーっ
l   ⊃ ⌒_つ
`'ー---‐'''''"

_(:зゝ∠)_

619名も無きAAのようです:2014/08/12(火) 21:30:38 ID:COtvUPKQ0
すまん
ドクオかなんかが墜落しそうな飛行機とかに乗って家に帰ろうとする作品の名前知ってたら教えてくれ

620名も無きAAのようです:2014/08/12(火) 22:03:32 ID:o9QbuPqoO
>>619
これかな?

http://applevip.web.fc2.com/end/hitori/hitori.html

621名も無きAAのようです:2014/08/13(水) 00:00:43 ID:HEByBGXM0
>>620
それだ
ありがとう

622名も無きAAのようです:2014/08/13(水) 00:12:12 ID:PoTaYrw.0
>>620
これは名作ですわ。

623名も無きAAのようです:2014/08/13(水) 00:40:58 ID:LVt1ysXY0
みっけたので

( ^ω^)ブーンの彼女が留学するようです
http://viper.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1407856298/

624名も無きAAのようです:2014/08/13(水) 20:38:05 ID:rcsdu1Yk0
夢の中で百物語を執筆していた、、、
ツンが幽霊で「うらめしやー!」ってブーンを脅すんだけど、
「そんなんじゃダメダメだお!怖くないお!」って松岡修造ばりに訓練するほのぼの話、、、だったんだけど何故か最後には地球が侵略されるというトンデモになっていた、、、
なんだったんだ、、、、、、

625名も無きAAのようです:2014/08/13(水) 20:51:00 ID:YwUerZZc0
書け!面白そうだし!

626名も無きAAのようです:2014/08/13(水) 20:57:49 ID:bvXKaMo2O
意味不明カオス話は大好きだぜ

627名も無きAAのようです:2014/08/14(木) 00:18:33 ID:5XYEm7UA0
ブーン系にフェチものの作品ってありますか?




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