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ミセ*゚ー゚)リ作品投下感想祭スレ

122名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 01:11:30 ID:AZOCPtSc0
乙乙

ショートケーキの精 キュートちゃん
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_1336.jpg

123名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 01:18:28 ID:rLcGyLTsO
>>120

軽いと言いながら重いの残して行きおって

>>122
ショートケーキが美味しそう


よし、俺も投下させて頂こう

124名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 01:19:28 ID:rLcGyLTsO
ミセ*^ー^)リ「トソンちゃん、トリック・オア・トリート!」

(゚、゚トソン「……はあ、やはり。来ると思っていました」

ミセ*゚ー゚)リ「やはりということは、用意してくれてるんだね!」

(゚、゚トソン「はい、ちゃんとお風呂に入って用意しておきました。さあ存分に私の身体をイタズラするといいでしょう」

ミセ;゚ー゚)リ「どっちの方向で用意しちゃってんの!? お菓子だよ、お菓子! クッキーとかマシュマロとか」

(゚、゚トソン「私の肌がマシュマロみたいだとかそういう」

ミセ*゚ー゚)リ「そういう直喩表現はしていないね!」

125名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 01:20:11 ID:rLcGyLTsO



(゚、゚トソンマシュマロの肌とチョコレートの足のようです



.

126名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 01:21:03 ID:rLcGyLTsO
(゚、゚トソン「まったく仕方ありませんね。ここにボウルがあります」

ミセ*゚ー゚)リ「うん」

(゚、゚トソン「液体化した生温いチョコレートを注ぎます」

ミセ*゚ー゚)リ「おおっ!」

(゚、゚トソン「そこに私の足を浸します。さあ召し上がれ」

ミセ;゚ー゚)リ「うん、たった一工程でお菓子じゃなくなったねそれ!」

(゚、゚トソン「チョコレートフォンデュですよ」

ミセ;゚ー゚)リ「斬新過ぎるフォンデュだよ! フランス人にジャパニーズ土下座しないといけないレベルだよ!」

(゚、゚トソン「うーん、上手くいきませんね。私なりにミセリを喜ばせようと思ったのですが」

ミセ*゚ー゚)リ「なんで私がトソンちゃんの足を舐めて喜ぶと思っちゃった?」

(゚、゚トソン「ミセリって基本的に豚野郎じゃないですかー」

ミセ;゚ー゚)リ「基本の部分から既に間違ってた!」

127名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 01:21:56 ID:rLcGyLTsO
(゚、゚トソン「知っていますか。性行為の最中に胸を愛撫するのは、人間と豚だけなんですよ」

ミセ*゚ー゚)リ「知らなかったけど、知らなくても良かったけど」

(゚、゚トソン「というわけで、この豚野郎」

ミセ*゚ー゚)リ「私は胸を愛撫した経験はないね!」

(゚、゚トソン「まったく、何がそんなに気に入らないんですか。私はただソフトSMがしたいだけだというのに、足舐めろよ」

ミセ;゚ー゚)リ「それそれそれーっ!! それが気に入らないって言ってんの! なに本音漏らしちゃってんの!」

128名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 01:23:17 ID:rLcGyLTsO
(゚、゚トソン「足につけたチョコレートが固まってきました。なにやら不快な感触です」

ミセ*゚ー゚)リ「温めたタオル持って来たから、これで拭きなよ」

(゚、゚トソン「では拭いてください。ミセリの業界ではご褒美でしょう」

ミセ*゚ー゚)リ「ご褒美ではないけど、良いけどね」

(゚、゚トソン「……私が足ずから食べさせてあげよう思ったのに」

ミセ*゚ー゚)リ「手ずからだね! 足ずからなんて日本語存在しないね!」

(゚、゚トソン「まあクリスマスにお正月、バレンタインと今後もエロいイベントは目白押しですから、今回は良しとしましょうか」

ミセ;゚ー゚)リ「友人間ではどれ一つエロくないっ!」



クリスマスはクリスマスで実際にエロいイベントが起きたのだが、それはまた別の話。

※トソンちゃんが足を浸したボウルのチョコレートはスタッフ(トソンちゃんのお兄さん)が責任を持って食べました


終わり

129名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 01:26:02 ID:rLcGyLTsO
まさかお菓子祭りでウチのトソンちゃんが変態度で負けるという珍事態

130名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 01:26:31 ID:hoSKMLjw0
乙!
お兄さんが一番豚野郎じゃないかwww

131名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 01:26:52 ID:8fmL6ZkI0
トソンのお兄ちゃん…足入ったボウルを…おつ

132名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 02:03:13 ID:QmPaV4Sg0
こんな大事な時にむらさきがご臨終なさったから未完成だけど
多分祭りが終わるまでに完成しないので

o川*゚ー゚)o
http://imepic.jp/20131110/070540

133名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 02:57:33 ID:E3R0KmtI0
キューちゃん! かんわいい!

134名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 06:52:28 ID:BHEWtSo.0
ζ(゚ー゚*ζ 
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_1338.jpg

135名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 07:13:27 ID:01nJYhpE0
>>134
かわえええええ
デレ繋がりで投下

136名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 07:14:19 ID:01nJYhpE0

ζ(゚ー゚*ζ「ねーえー。ニュッ」

( ^ν^)カタカタ

ζ(゚ー゚*ζ「なぜ今日にまで無視するんだい?デレちゃんすねちゃうよ?ないちゃうよ?」

( ^ν^)カタカタ

ζ(゚ー゚*ζ「デレちゃん怒ったらすごいよ?それはもう…えーとね、ほんとにすごいんだよ?ガチだよ?」

( ^ν^)カタカタ

ζ(゚ー゚*ζ「やばいそろそろ挫けそう」

パソコンに向かうニュッに話しかけ続け、30分が経過。
返答は無し。返答どころか私に対するストロークの全てが無し。
こんなんでも、私はニュッの彼女です。ほんとだよ。

137名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 07:15:21 ID:01nJYhpE0
こんな男のどこがいいんだって?よく聞かれます。
でもこんなそっけない感じもまたいいんです。下衆っぽい時もあるけど、たまにかっこいいしたまに頼りになるし。たまに褒めてくれるし、ごく稀に謝るし。
無駄にパソコンできるし、無駄に高学歴だし。
自称情報強者だし、自分はやればできるっていう根拠のない自信もってるし、人見知りだけど心開いたらなんでも別人みたいにズバズバ言うし、大学だって、たまに行くし。

( ^ν^)「わかった。お前が怒ったらすごいことはわかったからやめろ」

ペラペラとニュッのいいところを語るふりをしながら悪口を言っていたら、やっとニュッが振り向いた。

ζ(゚ー゚*ζ「やっと反応を見せましたニュッ君、今日は何の日でしょう?」

( ^ν^)「今日?11/11…」

ζ(゚ー゚*ζ「正解はー、ポッキーの日でしたー!」

じゃじゃーん、といった効果音付きで、コンビニで買ったポッキーとプリッツの入った袋をニュッに見せた。
途端、ニュッの表情がみるみると変わって行く。

( ^"ν^)

ζ(゚ー゚*ζ「あれ?あ、ニュッ甘いもの嫌いだったか…でもプリッツも」

( ^"ν^)「これだから情弱は…」

ζ(゚ー゚*ζ「あれっ?デレちゃんもしかしてダイレクトに貶されてる?」

138名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 07:16:04 ID:01nJYhpE0

( ^ν^)「そんなあからさまな菓子会社の戦略に踊らされて恥ずかしくねーの?お前」

ζ(゚ー゚*ζ「あれれーがっつりデレちゃんの本日のお楽しみ全否定されたよ?でもニュッがそう言うだろうことはだいたい予想してたからノーダメージだったよ?」

プリッツを手渡すと、ムッとしたような顔つきながらニュッは受け取ってくれた。
私も、椅子に腰掛けてポッキーのパッケージを開ける。

ζ(゚ー゚*ζ「まぁ特にはすることなんてないんですけどね」

一本つまみ、口に含んだ。ぱきっ、と小気味いい音をたてるそれを咀嚼する。

( ^ν^)「…」

ニュッも同じようにプリッツをくわえ、パソコンの電源を落とした。

( ^ν^)「はぁー…しゃーねーな」

( ^ν^)「情弱なデレに、情強な俺が教えてやろう」

席を立つと、私の座っていた椅子の肘掛に手をつくニュッ。突然の接近に驚き、思わずポッキーを取り落とした。

139名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 07:18:53 ID:01nJYhpE0
( ^ν^)「…」

ニュッも同じようにプリッツをくわえ、パソコンの電源を落とした。

( ^ν^)「はぁー…しゃーねーな」

( ^ν^)「情弱なデレに、情強な俺が教えてやろう」

席を立つと、私の座っていた椅子の肘掛に手をつくニュッ。突然の接近に驚き、思わずポッキーを取り落とした。

ζ(゚ー゚*ζ「」

( ^ν^)「…ポッキーの日にすること、ひとつあんだろ」

グイッと顔を近づけられる。

ζ(゚ー゚;ζ「はいひぇ!?」

140名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 07:20:06 ID:01nJYhpE0

意味のわからない悲鳴をあげてしまい、思わずキョドる私。
彼のくわえたプリッツが、私の唇に触れるまであと三センチもないだろうという距離。

(   ν )

近づく。近づく。
私の心臓はばくばくと早鐘をうっている。

ついにプリッツが触れたか、と錯覚を起こすくらいに近くなると、思わぬ方向からの奇襲がかけられた。

ζ(゚ε゚;ζ「ぴょっ!?」

横から何者かに頬をプレスされた。それがニュッの手だとわかると、私はニュッから飛びのいた。

肩で呼吸をしながら彼を信じられないとでも言いたげに見やる。
彼は床に膝をついて、大爆笑をかましていた。

141名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 07:21:11 ID:01nJYhpE0
( ^ν^)「はいひぇ!?wwwぴょっ!?www」

ζ(゚ー゚;ζ「う、うっさいうっさい!からかったな!?」

指を指して避難する。顔に今更ながら熱が集まり、どうしようもなく恥ずかしくなった。

'.,( ^ν^)",「…っく…ふっ…」

ζ(゚ー゚;ζ「そんなわざとらしく笑いこらえないでよ!」

ニュッに一発制裁を当てようと腕を振り回したが、辛うじて避けられた。
流れ、パソコンの乗った机に特攻する私。カチャ。そんな音がして、次にウィィィーとモーター音を響かせながらパソコンが起動した。

( ;^ν^)「うわやべっ見るな!」

ζ(゚ー゚;ζ「え?」

ζ(゚ー゚;ζ

ζ(゚ー゚ ζ

ζ(゚ー゚ ζ「…【ポッキーの日☆特集!こ」

( ;^ν^)「うわああああやめろ!読むな!見るな!」

ζ(゚ー゚*ζ「…え。ニュッ?」

( ;^ν^)「これは…ちがくて…偶然…」

ζ(゚ー゚*ζ「…『そんなあからさまな菓子会社の戦略に踊らされて恥ずかしくねーの?お前』」

/(^ν^)\ちがう!ちがうんだああああ

ニュッの断末魔が、終わりかける一日に響く。
しかしこの二人、実にノリノリである

142名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 07:22:47 ID:01nJYhpE0
結局、なにも進展はない、いつも通りな11/11だったけれど。

( ;^ν^)「だから、あれは偶然、なんというか、間違ってリンク押したっつーか…おいデレ聞いてんのか」

真っ赤になって未だ弁解をしようとするニュッに、クスクスと笑いながら独り言のように呟いた。

ζ(゚ー゚*ζ「…そんないつも通りが、幸せなのかもね」

ζ(^ー^*ζ「幸せだなぁ」


Happy Day of Pocky & Pretz!



ニュッデレ書けて満足です
お粗末さまでした

143名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 07:31:06 ID:dJtfL.KEO
もげろ
捩じ切れろ
乙乙。微笑ましい

144名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 08:01:39 ID:QmPaV4Sg0

ニュッもげろ

145名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 10:36:35 ID:RSR93Atk0
>>143-144ありがとう!
誰もいないっぽいし続けて投下しますごめんなさい


まだ小さい、出来上がりすらしていない不完全な貴方を
心地よい空間でゆるゆると眠る貴方を
まだ開きもしない目でじっと見ていた
知るはずもない名前を呼んだ
ごめんなさいと、知るはずもない言葉で口を動かした。



ζ( 、;ζコンペイトウの雫、なようです

146名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 10:37:56 ID:RSR93Atk0
ζ(゚ー゚;ζ「ーーー〜〜!」

飛び上がるように体を起こすと、冷たい空気が毛布から出た体を冷やした。
ああ、なんだ、また夢か。そう判断できたのは割とすぐのことで、息を整えながら肩をおろした。
じんわりと汗をかいている。私は泣いている。とても悲しくて、消えてしまいそうになるほど、寂しいと思う。

ζ(゚ー゚;ζ「なんなのよ…」

毎年誕生日が近づくと、週に一度くらいのペースでこんな夢を見た。
母の胎内で、誰かを目の前に謝り続ける、わけのわからない夢だった。
当然ながら私に兄妹はいない。
なのに胸が締め付けられるように苦しくて、どうしようもなくつらかった。
ベッドをズルズルと降りた。時計を見やると、3時を過ぎていた。

ζ(゚ー゚;ζ「あ…」

日にちを跨いで、もう今日は私の誕生日だ。
異常に喉がかわいた。部屋を出て、キッチンで水を喉に流し込む。
その生ぬるい水は、羊水の感覚を連想させた。頭を振って、コップを空にする。

147名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 10:38:40 ID:RSR93Atk0

リビングに入ると、私は驚いて肩を跳ねさせてしまった。
そこでは、こんな夜中だというのに親がテーブルへ向かい合って座っていたから。

ζ(゚ー゚;ζ「お、おとうさん、おかあさん…?」

部屋を出て、ここを通過する時には誰もいなかったのに。
不穏な雰囲気を感じ、私はたじろいで後ずさりした。

二人が振り向く。私を見る。目が合う。
デレ、と名前を呼ばれた。返事をしてはいけない気がした。
恐怖に身を固まらせていると、瞬きをした一瞬に二人は消えていた。

ζ(゚ー゚;ζ「え…?」

テーブルの上には、いつも通りオレンジのクロス、白い布、そして朝食用のパンのバスケット。私はしばらく動けなくて、困った。
5分ほどそこで固まり、それから一目散に自室へ逃げ込んだ。

ζ(゚ー゚;ζ「なに、なんなの、見間違い?なの?」

ばくばくと早鐘をうつ心臓を、頭を整理して落ち着かせる。

あれはきっと気のせいだ。ちがう、きのせいじゃない。
おとうさんとおかあさん。泣きそうな顔。蔑むような、冷たい目。
羊水を飲んだような感覚。コップで、私は何を掬った?
すいどうのおみず。悲しい。かなしくないよ。
24個の突起。まるいかたち。しろいぬの。ごぽごぽ。
わかっているんでしょう?みとめたくないんでしょう?
ねぇ、デレ。わたしのことを しっているんでしょう?

148名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 10:40:05 ID:RSR93Atk0

ζ(゚ー゚;ζ「…しらない」

絞り出すような震えた声。情けなく、小さな声。

じゃあ、なんでただのゆめに、あんなに おびえたの?
だれかに そうだんしなかったの?たずねなかったの?
わかってたからでしょう?わたしのことを、おぼえていて くれたからでしょう?

ζ(゚ー゚;ζ「ほんとに、わからないの…」

次の途端、足元でザラッと硬い音がした。
私は反射的に身を固くする。ゆっくりと、視界を下ろして行く。

ζ( 、;ζ「ひ、あ、ああ、ああああ」

沢山のカラフルな金平糖が、床を覆い隠していた。
フラッシュバックする何かに、涙が溢れて仕方がない。

赤くやわらかい胎内で眠る私は、人間になれない貴方をずっと見ていた。
目の前で、生育ができなくなっていく私の妹。
永遠にできあがらないまるい胴体に、指、鼻、関節、それら24の突起。赤く小さい異形の姿。
皮膚も目玉も爪も持たず、貴方はなにを思ったのだろう。
空気の味も自分の声も知らず、貴方は何を思うのだろう。

149名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 10:43:18 ID:RSR93Atk0
おもいだして。わすれないで。どうか。どうか。
おもいだして。わすれないで。どうか。どうか。


頭に直接響くような、悲痛な声。
私だけが生を受け取り、全てを忘れようとした。
貴方を記憶に留めたまま生き続けるのは心苦しいというのだ。なんて罪深いのだろうか。
耳鳴りがした。頭痛がした。なにもかもが私を責めているような気がした。

ζ( 、;ζ「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

口から、言葉が流れるように出て行った。
大きくなってしまった体をを誤魔化すように、座り込む。
顔を手でおおう。きっと今、目の前には貴方がいるから。
金平糖の一粒のように成り果てた、哀しい貴方がいるから。

ζ( 、;ζ「私だけ生まれてしまって。幸せになってしまって。貴方を忘れたいと思ってしまって。ごめんなさい。ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。」

150名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 10:46:10 ID:RSR93Atk0
おかしくなったように謝り続けていると、ふと視界が晴れた。
私は柔らかい布団に沈んで、天井を見ていた。
起き上がると、そこはベッドの上。時計を見ると、朝の五時を指していた。
夢、か。そう思いながら、鮮明に残る姉の声を思い出す。

ζ(゚ー゚ ζ「・・・」

リビングへ歩く。テーブルにはオレンジのクロス、バスケット、白い布。
布に手を添える。微かに温かい気がした。よく考えると、それは西の方角におかれていた。
きっとこれが姉の仏壇の代わりだったのだと、直感で思った。
手を合わせて、ごめんなさいと一言。忘れられるのはとても悲しくて、寂しいことだ。

しばし目を伏せ、次にありがとうと呟いた。
胎内の片割れ、産まれてこれなかった私の妹の姿と、羊水に包まれる優しい感覚をずっと、私は忘れないだろう。
どこかで、かつんと金平糖がこぼれる音がした。


ありがとうございました
テーマは「異形」ですた

151名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 11:48:09 ID:4t8sMpQY0
乙乙
両親が座っている件からゾクゾクした

152名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 11:51:34 ID:4t8sMpQY0
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_1340.jpg
ショボン誕生日おめでとう!
そして、果たしてホットケーキはお菓子に入るのか・・・!?

153名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 12:01:28 ID:fil/.HLM0
>>152

シロップかけられてるブーンかわいいww

>そして、果たしてホットケーキはお菓子に入るのか・・・!?
ホット"ケーキ"ですぞ!!

154名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 12:02:01 ID:RSR93Atk0
>>151
トンクスζ(゚ー゚*ζ
>>152
かんわえええええ
保存ボタンダブルタップしてしまった

155名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 13:59:51 ID:AgAl1Yu60
テーマ:飴ζ(゚ー゚*ζミセ*゚ー゚)リで友人より配達
http://i.imgur.com/MJ0cnSV.jpg
http://i.imgur.com/UbmnHi6.jpg

156名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 14:10:51 ID:vG2EocHU0
>>155
二人ともかわええええええ


飴を渡すハハ ロ -ロ)ハ(擬人化注意)
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_1341.jpg

157名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 16:19:59 ID:AgAl1Yu60
うわああああああああ飴いだきますハムハフッペロペロムシャァ
>>155
書き忘れてたけど擬人化注意

158名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 16:28:46 ID:8fmL6ZkI0
( *´_ゝ`)妹者、これを咥えてくれないか…ハアハア

l从・∀・*ノ!リ人うわー!茶色くて太くて白いのが掛かってて美味しそうなのじゃ!いただきまーす!!

( <_ # )ゴゴゴゴゴ

http://i.imgur.com/Df7hUaX.jpg

( ´_ゝ(#)不埒なフランDEポッキーゲームのようです

159名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 16:32:28 ID:AgAl1Yu60
>>158
兄者!重傷なところで悪いが母者による二次災害を防ぐために早く逃g

160名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 17:00:41 ID:iSO1asPE0
>>158

兄者にげてー!



投下します

161名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 17:01:46 ID:iSO1asPE0
今日は俺の誕生日、一年に一回しか訪れない、そんな特別な日。

なのに…

( ^ω^)「僕とドクオ、どっちの方が死んだら葬式に同級生来てくれると思うお?」

(;'A`)「なにが悲しくてそんな話を誕生日にしなきゃいけねぇんだよ」

ちなみに考えるまでもなく、ブーンの方が多く来てくれるだろう。

('A`)「…というか、現在進行形で答えでてるじゃねぇーか」

( ^ω^)「確かにwww」

一年に一回しか訪れない誕生日、一生で一回しか体験できない葬式まで訪れてしまった。

162名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 17:02:30 ID:iSO1asPE0



('A`)誕生日と葬式が同時に訪れてしまったようです



.

163名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 17:03:34 ID:iSO1asPE0

( ^ω^)「いやぁー、にしてもこんなにあっさり死ぬとは思わなかったお」

('A`)「運転中にパイを顔面に投げるとかありえねぇーだろ、まじで」

( ^ω^)「サプライズ的なね?本当は家についてからやろうと思ったんだけど、ドライブ中に十二時になっちゃったから…」

('A`)「本当お前、バカなの死ぬの?」

( ^ω^)「このとおり、本当にバカだから死んだお」

('A`)「これで死んでもバカは治らないって言うのは証明されたな」

( *^ω^)「あ、確かにだお!大発見だおね!」

164名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 17:04:36 ID:iSO1asPE0

('A`)「…にしてもこれからどうするか」

( ^ω^)「とりあえず葬式見れたのは良かったお」

('A`)「そりゃお前は学生のときの同級生沢山来てくれたからいいだろうよ」

( ^ω^)「僕とドクオの葬式、同時開催だったから仕方ないお。僕の方が人気者だったってことだお」

('A`)「知ってたよくそが。あーあ、死因一緒なんだから場所も同時開催にしてくれりゃ良かったのに」

( ^ω^)「確かに、遺書にそう書いとけばよかったお」

('A`)「まぁ住んでた県も違うから仕方ないけどな」

( ^ω^)「おー。ドクオが就職でこんな遠い県に行くからいけないんだお」

('A`)「それもそうか。葬式に人が来なかったのはそういう理由か」

( ^ω^)「多分理由はそれだけではないと思うお」

('A`)「やめろ、えぐるな」

165名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 17:05:38 ID:iSO1asPE0

( ^ω^)「そういえば、僕の手作りパイ、どうだったかお?実はあれ、誕生日ケーキの代わりだお」

('A`)「あぁ最高だったよ、天に召されちまうほどにな」

( *^ω^)「それは何よりだおー」

('A`)「…つか、俺いつも誕生日プレゼント貰ってばっかで返したことなかったな。それだけが心残りだわ」

( ^ω^)「くっだらない心残りだお」

('A`)「だってお前、『まとめて貰ったお』とか言って祝わせてくれなかったじゃねぇか」

( ^ω^)「…昔ちゃんと貰ったから大丈夫だお」

('A`)「は?プレゼントも誕生日ケーキも用意したことねーぞ?」

( ^ω^)「そんなのよりもっと良いものだお」

('A`)「お前にとってお菓子より良いものってなんだ?金か?」

( ^ω^)「小学生の時の約束だお」

('A`)「約束?なんかしたっけ?」

( ^ω^)「覚えてないならいいお。とりあえず、49日は地上で好き勝手やれるんだし、遊びにいこうお!そのあとの事はまた今度考えればいいお」

('A`)「約束気になるんだけど…。まぁ、いいか、折角自由になったし遊びまくるか!」

( *^ω^)「さっそく女湯でもいこうおー」

(*'A`)「そのあとはラブホだな!ふぅー!」

( *^ω^)「おっおっ♪」

166名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 17:06:28 ID:iSO1asPE0





『ブーン君さ、誕生日プレゼント、何かほしいものある?』

『おっ?ドクオ君プレゼントくれるのかお?』

『うん、だってブーン君は小学生になって初めてできた友達だし…』

『友達じゃなくてー、ブーンたちは親友だお!』

『そ、そうだね、親友、親友だよね。えへへ…』

『そういえばプレゼントって、何でもいいのかお?』

『僕にあげられるものなら…。あ、ブーン君、お菓子好きだからお菓子とかでもいいよ!』

『お菓子もいいけど、ほしい物があるんだお』

『何がほしいの?』

167名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 17:07:32 ID:iSO1asPE0


『ずっと一緒にいてくれる親友だお』

『…へ?』

『だーかーらー、僕とずっと親友でいてくれってことだお。その約束がほしいんだお』

『あ、あぁ、なるほど。そんなのでいいの?』

『おっ!』

『そんな約束なんかしなくてもずっと僕たち親友だよ。やっぱりプレゼントはお菓子にするね』

『いや、お菓子はいらないお。その約束をプレゼントしてくれればいいお』

『そう?』

『おっ!くれるかお?』

『うん、もちろんだよ』

『これでブーンたち、ずっとずっと一緒だお。死ぬときも病めるときもずっとずっーと一緒だお?』

『あはは、なんだか結婚式みたいだね、それ』

『もしドクオ君が約束やぶって、ブーンとバイバイしようとしたら、誕生日にドクオ君をこらしめにいくお』

『うん、いいよ!僕絶対にやぶらないし』

『どんな懲らしめかたがいいと思うお?』

『僕が決めるの?うーん…、こらしめにくるの誕生日なんだよね?』

『そうだお』

『あっ、じゃあー…』

168名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 17:08:44 ID:iSO1asPE0





『僕の顔にパイを思いっきり投げつけていいよ!』




.

169名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 17:09:38 ID:iSO1asPE0

('A`)誕生日と葬式が同時に訪れてしまったようです

おわり

170名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 17:19:41 ID:AgAl1Yu60
つまりブーンは生前ドクオに約束を破られてた…?
就職で遠くに行ったってそういうことか?
とにかく乙、不思議な雰囲気すごく好きだ

171名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 17:30:52 ID:8fmL6ZkI0
なんだこれすごい泣いた乙

172名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 17:33:31 ID:dJtfL.KEO
これもヤンデレの一種なのか
まさかのオチで恐くて面白かった、乙乙

173名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 19:16:29 ID:8fmL6ZkI0
終了まで一時間切ったか…
今回も駆け込む奴がいるのだろうか

174名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 19:17:27 ID:N2DJKwUkO
ブーン怖いなぁ……!

投下します

175o川*゚ー゚)oストロベリー・カルテットのようです:2013/11/10(日) 19:18:28 ID:N2DJKwUkO
食べちゃいたいくらい可愛い女の子をね、食べたいの。

それまた突飛なお願いごとだな。

具体的に言うなら食べれるようになりたいわ。

それじゃあ君が化け物になってしまうよ。

なら、それが当然のような世界に行きたい。

残念ながら世界は一つしかないんだ。ごめんね。

そんな、謝ることじゃないわ。これはただの夢物語なんだってことくらい、知ってるもの。

待って、違うんだ。謝ったのはそうじゃない、僕は叶えられないなんて言わない。

え?

それに、夢物語ならとうの昔に始まっているよ。変える、作り変えるさ。君のために僕は、今あるこの世界を。だから。

待って、私、あなたの言葉を処理できていないの。ノイズがひどいわ。なにかが軋むような、嫌な音がする。

さようならしようか。
僕の、大事な大事なストロベリー。

ねぇ、嘘。


――重大なエラーが発生しました
――重大なエラーが発生しました

176o川*゚ー゚)oストロベリー・カルテットのようです:2013/11/10(日) 19:19:44 ID:N2DJKwUkO
o川*゚ー゚)o「7年前の今日になるのよ」

その人は突然やってきた。
青空の下、飴細工のような髪をしゃらしゃらと風に流して、当然のようにそこに居た。

o川*-ー-)o「お菓子になった女の子が、初めて確認された日」

焼き立てのクッキーのようなあまい香りを身にまとい、必然のように口を開いた。
細められた両の瞳はどこか冷ややかで、クランベリーの氷菓子のよう。

o川*-、-)o「本当に少女ばかりが。最高年齢は今も変わらず19歳と二日だったかしら。最年少が0歳児で」

白を基調とした服にちょこんと乗った小さな頭。
うっすらと桃色に染まっている頬のせいもあって、ショートケーキを連想させる。

o川*-、゚)o「悲惨よね、生まれつき身体の一部がお菓子だなんて。人から生まれた無機物だなんて、ねぇ」

そうして、僕は、ようやく。

目の前の異常に気付き、続いて自分らを人とも思っていないことに気が付いた。
自然と目付きが鋭くなる。
警戒、不快、怒り、恐怖心。
けれど、

o川*^ー^)o「ああ、ごめんなさい。そうね、焼いたら炭になるんだもの。有機物ね。非常識だったわ」

その、あまりにとんちんかんな謝罪になんだか馬鹿らしくなって、力が抜けた。

177o川*゚ー゚)oストロベリー・カルテットのようです:2013/11/10(日) 19:21:10 ID:N2DJKwUkO
もとより見なかったこと聞かなかったことにするつもりは無かったし、危険性もあまり感じられない。
その代わりに意思の疎通がまるで図れないが。

提げていたポシェットから細い鉛の棒を取りだし、地面に書き付ける。

『君は誰?』

異常は書いた文字を覗き込むと不思議な表情をした。
驚いて、その驚きをすぐに隠そうとしたような、顔。
そして何を思ったのか、屈んでいた自分へ両腕を伸ばし、抱き締めた。

しかしそれは僕がパニックに陥る暇もなく、本当に嘘のようにぱっと終わった。
唖然としつつも反射的に距離を取る。
けれどそんなこと意にも介さないのか、立ち上がった異常は何事もなかったかのように微笑んだ。

o川*-ー-)o「キュート」

o川*゚ー゚)o「キュートよ。私は」

それはなんとなく、自分自身に言い聞かせているような調子で、やっぱり。
奔放、不安定、ふわり、甘い香り。
目の前の異常――キュートは、どうみても。

とうの昔に絶滅してしまったはずの少女、そのものだった。

178o川*゚ー゚)oストロベリー・カルテットのようです:2013/11/10(日) 19:22:11 ID:N2DJKwUkO
女の子がお菓子になった。

まるで物語の冒頭のような一文は冗談でも何でもなくて、
世界中の医学書に書かれることとなった一つの事実。
奇病が流行り、あっという間に世界中に広がったのだ。
何の前触れもなく、患部の体組織が別の物質へ置き換わってしまうそれを
病と呼んでいいものか、甚だ疑問ではあったけれど。

別の物質――穀類に似た性質を持つ別の何か、あるいは糖質を主としたそれらは、
本当にお菓子としか形容のしようが無かった。
もちろん、見た目も含めて。
言葉を選ばずに表現するなら、腕がチョコレートに、頬がマシュマロに、
足がキャラメルに、皮膚がメレンゲに変化した少女たちが急増し。

あっという間に死んでいった。

たちの悪いことに、その病は18歳以下の少女にしか現れず、加えて致死率100パーセント。
置き換わってしまった体組織は共通して、強い毒性を持っていたのだ。

また、患部を切り取り移植しても別の部位が変質し、治療法など皆目見当もつかない。
足踏みすら許されない状況の中、病は猛威を奮い続けた。

そして、確認されてから数年後。
その頃にはもう、少女と呼べる生物はただの一人もいなくなっていた。

179o川*゚ー゚)oストロベリー・カルテットのようです:2013/11/10(日) 19:24:21 ID:N2DJKwUkO
纏った白布がばさばさと音をたてた。北風だ。透き通った森の匂いがする。
木の葉、衣擦れ、空と海、遠い遠い。するりと入り込んでくる世界の音は、こちらにおいでと囁くようで。
なんとなく、目をつむる。

o川*-、゚)o「……普通、寝るかしら。誰か聞いておきながら。ねぇ、ちょっと」

まだいたのか。
ゆるりとまぶたを開くとキュートが対面に座っていた。

o川*-ー-)o「もう、わかりやすく鬱陶しい顔しないでよ」

茶化すような口調だけれど、気のせいだろうか。
一瞬。ほんの一瞬だけ表情が曇った、ような。

o川*゚ー゚)o「お話しましょう、ねぇ。名前を教えて?」

お話、お話か。面倒なことになったなぁと思いながら口を開き、閉じる。
転がしていた鉛棒を手に取り直して気が付いた。名前。そんなもの、持っていない。

『ない』

o川*-ー-)o「……そっか」

キュートは何を思ってか、じっと目をつむるとあーあと呟いて、すっと、僕を見た。どきりとする。
感情、悲しみ、怒り、どこか睨むような視線。

o川*゚ー゚)o「それじゃあ、症状は?」

がらん。曇った音が響いて、やっと。
ぼんやりした頭は鉛棒を取り落としたのだと気が付いた。

180o川*゚ー゚)oストロベリー・カルテットのようです:2013/11/10(日) 19:26:38 ID:N2DJKwUkO
o川*-ー-)o「頭まで覆えそうなくらい大きいのに、何故か薄っぺらい白布」

o川*-、-)o「棒で文字を書いて対話をするのに、慣れてないでしょう。普通に話せるのを我慢して押さえ込んでいるような、態度」

o川*-、゚)o「熱対策と、声を出さないわけだから……振動対策かな。非効率でいて妙に実用的、独自の方法」

o川*^ー^)o「加えて君は男の子。間違いない、新種ね」

まくし立てるように言葉を並べられ、思わず硬直する。
その隙を突かれた。然り気無く保っていた距離を、簡単に詰められる。
純白のクリームのような手が頬を撫でた。ぞくりと背中が粟立つ。ぐいと、顔が近付いて。

(;  )「い゛っ……!」

o川*-〜-)o「痛覚は生きてる。なめらかだけど、辛うじて粒であることはわかるわね」

頬を、舐められた。

o川*^ー^)o「うん、甘い」

それは仕掛けた悪戯が成功した子供のような、笑顔。何をしでかすかわからない不安の塊。
異常というキュート、キュートという化け物。

o川*゚ー゚)o「ああ、そうだ。安心して」

化け物が、そっと微笑む。

o川*^ー^)o「私、きかないの。それ。ほら、猛毒?」

それは、ぐらついていた体を崩してしまうには十分過ぎる言葉だった。

181o川*゚ー゚)oストロベリー・カルテットのようです:2013/11/10(日) 19:29:17 ID:N2DJKwUkO
(;-∀-)「痛っ――ぁ、あ?」

異常に、気付いた。声が出ることは知っていたけれど。激痛が走らない、体が崩れない、粉にならない。振動に、耐えられている。

o川*゚ー゚)o「よし、決めた」

(;・∀・)「キュート、君は何を」

o川*^ー^)o「名前」

(;-∀-)「そうじゃなくて……」

僕の声なんて耳に入らないのか、ぱっと立ち上がって、高らかに宣言する。

o川*゚ー゚)o「シュガー」

( ・∀・)「指を指さない」

o川*^ー^)o「ふふ、シュガー、シュガー。私の大事な友人」

楽しそうに話すキュートは、ほんの少しだけ寂しそうに見えた。シュガー、シュガー。僕の、名前。
ふいに頭の奥深くで、キィンと高い音が響いた。記憶の波が押し寄せる。
願い、消去した個、目の前の異常、バグ。彼女は、消去すべき異物? いいや、違う。ああ、そうか。そうだった。
頭痛が酷い。こめかみを押さえつつ、大切な名前を絞り出す。

(;-∀・)「……ストロベリー。久しぶりだね」

o川*-、-)o「今さら何よ、大馬鹿者」

今さら。本当に、今さら。僕は、全てを思い出した。

182o川*゚ー゚)oストロベリー・カルテットのようです:2013/11/10(日) 19:32:09 ID:N2DJKwUkO
世界をうんと前に完成させて、ただひたすら見守るだけだったころ。僕は、彼女に出会った。
どこまでも無垢で、何よりも独立していて、ひとりでに回る歯車のような君は、存在するだけで世界を削り、歪め、冒していく害でしかなく。
言うなれば、バグだったのだ。

o川*-、-)o「本当に、大馬鹿者の神さま。さっさと消してしまえばよかったのに」

o川* 、 )o「そしたら、世界は、ここまで壊れることは無かったのに」

重く沈んだ声。全然似合わない、暗い表情。けれどそれは一瞬だけで、ぱっと笑顔を作る。

o川*゚ー゚)o「私の夢物語を真に受けて、さっさといなくなっちゃってさ」

o川*-ー-)o「探して探して探して、やっと見つけたと思ったら、それだもの」

それ――何もかもを忘れて世界を壊れたまま安定させるプログラムに成り果てていた、僕自身。
今さらながら後悔する。ずっと探していた相手に君は誰と言われて、どんなに辛かっただろう。

o川*^ー^)o「いっそ思い出さずに消してくれればよかった。けれど、それも私のせいで台無し。プログラムは壊れてしまったもの」

o川*-−-)o「バグだから。近付くだけで、触れるだけで異常をきたしてしまうから」

ひきつった、微笑。それは見ているこちらが泣きたくなるような表情で。

( ・∀・)「悪いことばかりじゃないさ。もし、君がバグじゃなかったのなら、僕は君と出会うことはなかったじゃないか」

( -∀・)「……陳腐かな?」

o川*-ー-)o「ばーか」

そういうと、キュートはほんの少しだけ口許を緩ませた。

183o川*゚ー゚)oストロベリー・カルテットのようです:2013/11/10(日) 19:33:35 ID:N2DJKwUkO
o川*゚ー゚)o「私ね、旅をしたの。ひたすら歩くだけの、あなたを探す旅」

メープルシロップを垂らすように、甘い予感を潜ませて、ゆっくりと話を始める。僕の知らない彼女の話。

o川*-ー-)o「私にも友達が出来たのよ。ひどく髪のきれいな子と、冷たく透き通った瞳の子と、あまい香りのする幼い子と」

o川*゚ー゚)o「それから、ぽろぽろと宝石のような涙を流す、少年と少女の狭間で揺れる子。みんなとても可憐で、可愛くて……ひどく、儚かった」

儚い。それは病におかされていたということだろう。友達は皆少女だったのか。

( ・∀・)「彼女らは、今」

o川*-ー-)o「……眠っているわ」

それはどことなく含みのある言い方で、けれど、どこか追及を許さない絶対さがあった。キュートは、続ける。

o川*゚ー゚)o「私は名前を持つことにしたの」

o川*^ー^)o「カルテット。皆で考えた名前」

( -∀-)「ああ、だからキュート」

quartet.始まりと終わりを取って、q−t。キュート。

o川*-、-)o「ストロベリーを捨てたわけじゃないの。今だって、私の数少ない宝物の一つよ。だから」

o川*^ー^)o「ストロベリー・カルテット。それが今の私」

( -∀-)「そうかい」

184o川*゚ー゚)oストロベリー・カルテットのようです:2013/11/10(日) 19:36:07 ID:N2DJKwUkO
また、強い風が吹いた。
今度はあっという間に白布が飛ばされて、その様子をぼうっと眺める。

( ・∀・)「シュガーの名前、迷子になっちゃうな」

気付いていた。
変化してしまったはずの体細胞は、世界に溶け込むための嘘だったと。張りぼての病はキュートが舐めた時にはもう、剥がれ落ちていた。

o川*゚ー゚)o「あのね、お願いが一つだけあるの。……駄目かな」

( -∀-)「全然」

o川*^ー^)o「ありがとう。そして……ごめんなさい」

o川*゚ー゚)o「きっともう私は、あなたの愛したストロベリーではないわ。けれどそれでも。いいえ、だからこそ」

o川* ー )o「一緒に世界を直してください」

ストロベリー・カルテット。
君はきっと、四人の少女を食べたんだろう。

友達になって、目の前で死んでしまったのがきっと、信じられなくて。眠っていると言ったね。君の中で生き続けているのかい、その子たちは。

声には出さなかった。
四重奏。名前として自らに刻み付け背負っているのだから、言葉にする必要なんて無い。異常をきたすんじゃない。変化をもたらすのが、君だから。
彼女の瞳からぽろぽろと零れるクラッシュゼリーのような涙は、透き通った宝石のようにも見えた。

「今度は、僕らのために。世界を作り替えようか」

「……うん」

185名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 19:37:00 ID:N2DJKwUkO
o川*゚ー゚)oストロベリー・カルテットのようです

おわりー

186名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 19:38:35 ID:UyLopquE0

ぞわぞわした

187名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 19:42:03 ID:UyLopquE0
前の作品が投下されたばかりだけど、残り時間も少ないので投下します

188(-_-)スイート・タイムのようですζ(゚、゚*ζ:2013/11/10(日) 19:43:44 ID:UyLopquE0

ノートに、文字を書く。
思いつくままに鉛筆を走らせて、文章を作り上げていく。

白いノートが文字で黒く染まっていく姿に、だんだん興奮してくる。
ここに出来上がっていくのは、ひとつの世界。
僕の物語だ。


(*-_-)Φ.。oO(ギコは手にした剣を、空へと掲げた)


今日は、なんだか調子がいい。
考えなくても光景が次から次へと浮かんできて、僕はそれを書き写すのに必死だ。
鉛筆から消しゴムに持ち変える時間すらもったいなくて、間違えた文字は鉛筆で塗りつぶして進んでいく。
わからない漢字も後回しにして、とりあえずひらがなで書いておく。直すのは後だ。


(-_-)Φ.。oO(天から差し込んだ光が、刀身を赤く輝かせる)


行けそうな気がする。
この調子なら下校時間までには、主人公の剣がライバルの鎧へと届くことだろう。


ζ(゚、゚*ζ「ビスキット、チヨコレイト、アイスクリン……」


――だけど、そんな僕の興奮は、お菓子みたいに甘ったるい女の子の声で台無しにされてしまった。

189(-_-)スイート・タイムのようですζ(゚、゚*ζ:2013/11/10(日) 19:44:45 ID:UyLopquE0

声のする方向を見る。
僕以外には誰もいないと思った図書室。そのカウンターにその子は座っていた。
甘ったるい声、甘ったるい言葉。手にした本の表紙は、女の子っぽいピンク色だ。
ふわふわとした髪の毛を赤いリボンで止めた彼女は、制服を着ていた。


ζ(゚、゚*ζ「シュウクリーム、ゼリケーキ。おいしそー、食べたいなぁ」


図書室では普通、誰も喋らない。もし、喋るやつがいても「図書室では静かに」と、委員が注意する。
だけど、図書室にいるのは僕と彼女の二人だけだし、僕は人としゃべるのが苦手だ。
そして喋っている彼女が図書委員となれば、止める者は誰もいなかった。


(;-_-)Φ.。oO(黙ってくれないかな)


勉強をするやつは、みんな開放されている自習室に行く。
そっちのほうが冷暖房があって環境がいいからだ。
だから、冷暖房の設備がないこの図書室には、本当に本を読む人ぐらいしか来ない。
――そんな環境なら、小説を書くのに集中できると思ったのに。計算外だった。


ζ(゚、゚*ζ「ねぇ、どう思います?」

(;-_-)「ひ、え?!」


気づいた時には、カウンターにいたはずの彼女がすぐそばに来ていて、僕は完全に言葉を失った。
あわてて書きかけのノートを隠したけど、ひょっとしたら見られたかもしれない。
……今日はなんて日だ。僕は心のなかで、大きくため息をついた。

190(-_-)スイート・タイムのようですζ(゚、゚*ζ:2013/11/10(日) 19:46:08 ID:UyLopquE0



ζ(゚ー゚*ζ「春期限定いちごタルトっていい響きですよね、限定っていうのがとっても素敵で」

ζ(゚、゚*ζ「砂糖菓子で弾丸って、作れると思います?
        デレ――じゃなかった、私は塩の弾や実弾よりロマンチックでいいかなと思うんですけど」

ζ(^ー^*ζ「チョコレートです! 全てのチョコレートに自由を!」


(-_-)「……」


あれから数日。彼女は僕に話しかけてくるようになっていた。

図書委員というのはよほどヒマなのだろうか。僕はすっかり話し相手にされてしまったらしい。
僕は、彼女の言葉に返事も何もしない。それどころか無視しているのに近いくらいなのに、彼女はなかなかめげない。
それどころか、はじめのうちは敬語だったのに、最近では口調も砕けてきている気がする。
最近では僕も慣れて、最初のうちは彼女が来るたびにあわてて閉じていたノートも、ここ数日は開きっぱなしになっていた。


(-_-)Φ「……」

ζ(゚、゚*ζ「どうかした?」


僕は彼女の甘ったるい声に邪魔されながらも、ノートに向かう。
剣を振るう主人公、目の前に立ちふさがるライバル。
主人公は剣を振り、その刃がライバルの鎧に届く――それだけの場面が、どれだけ書いても上手くいかない。

ここ最近はずっとそうだ。同じところでずっと、足踏みをし続けている。
――ああ、今日も書けない。僕は大きく溜息をつくと、今日書いた文を消しゴムで消した。

191(-_-)スイート・タイムのようですζ(゚、゚*ζ:2013/11/10(日) 19:46:49 ID:UyLopquE0

(-_-).。oO(今日こそは、進むといいんだけど)

ζ(゚ー゚*ζ「こんにちはっ!」


図書室の扉を開けると、今日もカウンターに座っていた彼女が顔を上げた。
彼女の手には、かわいらしい文字でタイトルが書かれた本がある。
よくみれば表紙はまんじゅうの写真。何を読んでるのかわからないが、どうせ甘ったるいやつだろう。


ζ(゚、゚*ζ「ケーキとかもいいけど、やっぱり和菓子っていいよねー。
       デパ地下の和菓子屋さん。今度、行ってみようかな」

ζ(゚ー゚*ζ「ねーねー、甘いモノって好き?」


彼女はいつものようにそばに来て、僕に話しかけてくる。
彼女の話す言葉はいつだって、甘ったるくってくだらないことばかりだ。


ζ(゚、゚;ζ「ねぇってばー」


僕はその言葉をいつものように聞き流しながら、ふと思った。なんだって、彼女は僕に話しかけるんだ。
そもそもどうして、この子は毎日図書室にいるんだろう。他の図書委員はどうしたんだ。と、思うのだけれど、問いかける度胸は僕にはない。
僕は溜息をつく。

ここ最近は、小説もずっと書けていない。
書こうと思うだけで、頭が真っ白になってしまう。
主人公の剣は掲げられたまま、ライバルへと届くことはない。
上手く書けなさ過ぎて、「何でこいつらは戦っているんだろう」なんてことを、考え出してしまうくらいだ。
そうなるともう頭はぐちゃぐちゃで、鉛筆を持っても一文字だって書くことが出来ない。

192(-_-)スイート・タイムのようですζ(゚、゚*ζ:2013/11/10(日) 19:48:02 ID:UyLopquE0


僕は鉛筆と紙さえあれば、いつだって自分の世界に浸ることが出来た。
本当は鉛筆や紙だっていらない。僕は頭のなかで、自由に冒険の世界に行くことが出来たのだ。
それなのに、最近はさっぱりだ。

頭の中をよぎるのは、図書室にいる女の子の甘ったるい声だけ。
……一体、僕はどうしちゃったっていうんだ。


(;-_-)「……」


( ^Д^)9m「なあ、小森ってキモくないか。いつもコソコソしてるし、エロ本とかもってるんじゃね?」
  _
( ゚∀゚)「ちがうちがう、しょーせつとか書いてるんだって」

(;^Д^)「うぇぇ、なにそれキショッ」


これみよがしな話し声が聞こえるけど、僕には関係ない。
そんなことは言われ慣れてるし、僕には自分の世界がある。
だから、友達でもないあんなやつらに何を言われたって平気だ。……平気なはずだ。

  _
( ゚∀゚)「ぶんげーぶだって。文化祭で部誌くばんてんの見た。
     おーい、マサオくぅーん! 書いてるの見せてくれよー!!」

(;^Д^)「やめとけって、あいつの文章ぜっていキモいし」

(;-_-)「……ぅう」


( ^Д^)9m「ほらみろよ、なにあの声。キメェwww」


……それでも、何も聞きたくなくて、僕はキツく目を閉じた。

193(-_-)スイート・タイムのようですζ(゚、゚*ζ:2013/11/10(日) 19:49:01 ID:UyLopquE0

逃げ出すようにして駆け込んだ図書室には、今日も彼女がいた。
彼女はいつものようにカウンターに座り、お菓子の名前が書かれた甘ったるそうな本を読んで――、なかった。

彼女の手にしている薄い冊子。見覚えのあるその表紙は、文芸部の部誌だ。
あれには、僕が書いた小説が乗っている。今書いている小説の番外編。主人公とヒロインがライバルと共に遊ぶ、平和だった頃の話。
なんで。なんで、彼女はそんなもの読んでるんだ。


        (;^Д^)「うぇぇ、なにそれキショッ」


頭のなかにさっき聞いた声が響いた。僕を笑う声、僕を馬鹿にする声、それが彼女の声のような気がして、僕は耳をふさぎたくなった。
頭がクラクラする。嫌だ。彼女にまであんなことを言われたら僕は絶対に立ち直れない。何も書けない、書けなくなってしまう。


ζ(゚ー゚*ζ「今日は、書かないの?」


そして、聞こえた言葉に僕の頭は真っ白になった。
彼女は僕が何かを書いていると知っていた。なら、僕の書いているものがちっとも進んでいないことだって気づいているはずじゃないか。
それなのに、「書かないの?」と聞くのか。
……馬鹿にされている、と思った。頭のなかをクラスメイトの言葉がぐるぐる回る。何でそんなこと言うんだ、僕は――


(#-_-)「書けないんだ!!! 書かないんじゃない!!
     もう嫌だ、僕は書きたいだけなのに。なんで、なんでっ!!」

ζ(゚、゚;ζ「……ぁ」

(#-_-)「放っといてくれよ! どうせ君も僕のこと笑ってるんだろ? キモいやつだって、小説書くなんて気色悪いって!!」


ζ(゚、゚#ζ「――そんなことないっ!!!」


僕がはじめて聞く、鋭い声。
その声で、真っ白だった僕の頭がようやく現実に戻ってきた。
彼女は怒っている。それなのに、その目だけは今にも泣き出しそうだった。
そして、気づく。僕はなんて事を言ったんだろう。
――なにもかも嫌になって、彼女の顔をまともに見れなくて、僕は逃げ出していた。

194(-_-)スイート・タイムのようですζ(゚、゚*ζ:2013/11/10(日) 19:49:47 ID:UyLopquE0

その日から、僕は図書室に行かなくなった。
何も悪くない彼女にあんな顔をさせておいて、図書室に行けるほど僕は図太くはなかった。


(-_-)「大体、あの子がいるのに図書室にずっと行ってたのがおかしかったんだ」


僕はそう自分に言い訳をして、授業が終わるとまっすぐに家に帰った。
ノートに向かう。だけど、僕の小説はちっとも進まなかった。書いていてもこれまでのように楽しくない。
何とか文字を書くことは出来たけれども、仕上がったものはどうしても気に入らなくて、消しゴムをかける。


ζ( 、 #ζ


彼女の顔が、頭から離れない。気づけば、僕は彼女のことばかり考えている。
「そんなことないっ!!」という言葉が、何度も頭のなかをぐるぐる回る。
あの時の彼女は、なんであんなに怒るみたいに声を上げたんだろう?なんで、あんなに泣きそうな顔をしたのだろうか。
彼女のことを思うだけで、僕の胸はちくちく痛くなって、なんだか泣きたくなった。


(;-_-)「ああ、やっぱり書けない!」


――本当はわかっていた。僕は、彼女に会わなければいけない。
彼女にあんな顔をさせて、彼女のことをグチグチと考えたまま小説なんか書けるはずがない。

何日も頭を悩ませて、僕は結局、図書室へ行くことにした。
あれだけ怒ったのだ、きっともう彼女は図書室にはいないだろう。
それならそれであきらめが付く。彼女のいない図書室を見れば、きっと僕の心も落ち着くだろう。

195(-_-)スイート・タイムのようですζ(゚、゚*ζ:2013/11/10(日) 19:50:46 ID:UyLopquE0

ζ(゚、゚ ζ「……よかった。もう来てくれないかと、思ってた」


――そう思っていたのに、彼女はいつものようにカウンターに座っていた。
そして、彼女はそう言うなり、立ちあがって僕に何かを差し出した。


ζ(>、<;ζ「これっ、おわび!!!」

(;-_-)「え? あ」


それはふわふわとしたピンク色の包みだった。何で? これを? 僕に?
完全に不意をつかれた僕に向けて、彼女は口を開いた。


ζ(゚、゚ ζ「ごめんね。デレはバカだから、ずっとヒッキーくんのジャマをしてるって気づかなかった」

(-_-)「そんな、悪いのは僕で……」


僕も我に返り、彼女にあわてて謝ろうとして、その言葉が止まった。僕の名前は、小森マサオだ。
ヒッキーは確かに僕のことだけど、それは部誌に使うペンネームだ。部員以外は知らないはずだし、彼女にそう名乗ったことはない。
だけど、彼女は僕がヒッキーだと確信を持って話している。


(;-_-)「なんで、僕のこと……」

ζ(゚、゚ ζ「ヒッキーくんだよね、毎号書いてる。デレね、ずっと読んでたんだよ。
      すっごくすっごく好きで、この話を書く人とずっと会いたかったの。
      ……だからね、ノートを見た時すぐに、君がヒッキーくんだって気づいた」

ζ( 、 ζ「デレ本当にうれしかったの。あんまりうれしくって、調子にのっちゃってたんだね。
       だけど、もう迷惑かけないから、ジャマしないから。お願いだから」

196(-_-)スイート・タイムのようですζ(゚、゚*ζ:2013/11/10(日) 19:52:59 ID:UyLopquE0

「書いて」、と彼女は言った。
真剣な目で、真っ直ぐな目で僕を見て、そして言ったのだ。


ζ(^ー^*ζ「ヒッキーくんは気持ち悪くないよ。
       ヒッキーくんの書くお話はキラキラしていて。きれいで、楽しそうで、デレはずっとずっと好きだったの」


甘い言葉だった。
その笑顔は、言葉は、声は、僕のこれまで知っている何よりも綺麗で、そして甘かった。
――まるで、お菓子のようだ。
無くてもまったくかまわないけれど、あると幸せになれる、嗜好品のようだ。
だってそうだろう、そうじゃなきゃ僕は今、こんなに嬉しくて、幸せなはずがない。


ζ(゚ー゚*ζ「だから、書いてほしい。ヒッキーくんなら、きっと書けるよ」


彼女の言葉。何よりも甘くて優しいその声に、僕は泣きながら馬鹿みたいに頷いていた。




家に帰って、彼女からもらった包みを開けた。

そこにあったのは、ピンク色のおもちゃみたいなお菓子。
本当に食べれるのか?と、食べてみれば、口の中に砂糖をそのまま入れたような強烈な甘さが口に広がる。
なんだこれ?と思いながら噛んでみると、その甘いカタマリは砂みたいにあっけなく口の中で溶けた。


(-_-)「……甘い」


はじめて食べる味だった。だけど、その甘さは嫌いではなかった。
おもちゃみたいな可愛らしい見た目も、その甘さも。僕にはよくわからないところも。
なんだか、彼女に似ている気がした。

197(-_-)スイート・タイムのようですζ(゚、゚*ζ:2013/11/10(日) 19:53:50 ID:UyLopquE0

その夜、僕は文章を書き上げた。
これまで書けなかったが嘘のように、あっさりと書けた。
出来上がったのは小説なんてきれいなものじゃない。頭のなかにある言葉を並べただけの出来損ないみたいな文章だ。


(*-_-)「書けるじゃないか、僕も」


あのピンク色のお菓子みたいな、甘ったるい子供みたいな文章。
それはなんだか彼女に似ているような気がして、妙におかしかった。
あまりにもひどい出来で、誰にも見せることが出来なかったけど、僕は気に入っていた。

小説を書こう。
今なら、止まっていたあの文章も書けるような気がする。
そして、書き上がったら。彼女に真っ先に見せに行こうと思う。


ζ(^ー^*ζ


僕の文章を好きだと言ってくれた彼女。
僕のはじめての読者。彼女は、僕の小説を気に入ってくれるだろうか?
――そうだったらいいなと、思った。



(-_-)スイート・タイムのようですζ(゚、゚*ζ  了

198名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 19:54:34 ID:UyLopquE0
以上です

199名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 19:55:40 ID:Y4Bo/rbs0
流石家全員はハードル高かった…滑り込み参加

http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_1342.jpg
( ´_ゝ`)「お菓子祭りなのにケーキが目立ってない件」「言うな兄者よ」(´<_` )

200名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 19:57:05 ID:eeCjWVJA0

>>198乙 でした!

間に合ってよかった!
ミセ*゚ー゚)リ

一応擬人化注意
http://imepic.jp/20131110/714280

201名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 20:00:13 ID:Xmn7xLw60
ミセ*゚ー゚)リ「20時!」

ミセ*゚ー゚)リ「とりあえずは投下終了かな、遅れ組は何人いるでしょうってとこだけど!」

ミセ*>ー<)リ「投下おつかれさまー!」

202名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 20:01:12 ID:dN3xNJWo0
間に合わなかった…
遅刻って・・・ありか?

203名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 20:01:41 ID:Y4Bo/rbs0
ギリギリ投稿にテンパって乙すらしてなかった自分あちゃー…
参加した人みんな乙!!
読めてなかった分これから読むぜー!

204名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 20:03:33 ID:Xmn7xLw60
>>202

ミセ*゚ー゚)リノシ「明日の20時から感想交歓だから、なんとかそれには間に合わせてほしいな!」

205名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 20:03:48 ID:UyLopquE0
乙!
感想会は明日かな?

206名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 20:04:37 ID:hoSKMLjw0
乙〜
感想とかは明日か

207名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 20:08:53 ID:Xmn7xLw60
ミセ*゚ー゚)リ「そう!感想、感想イラストはまた明日」

ミセ*>ー<)リノシ「てなわけで今から全力でまとめてくるよ!明日の20時にまたあいましょーっ」

ミセ*゚ー゚)リ「後夜祭についてもそのときにするね!では!」

208名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 20:21:13 ID:dJtfL.KEO
乙っした
今更だけどおっとっとでワロタ

今回の祭での出演回数は、ブーンはもはや当然として、デレも出番多かったような気がする

209名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 21:19:34 ID:dN3xNJWo0
遅刻だが投下する('A`)

210名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 21:20:33 ID:dN3xNJWo0

ミセリは小学4年生の女の子です。
今日も一日いっぱい遊んでおうちに帰ってきました。

おとうさんとおかあさんはまだ帰ってきていません。
おとおさんは会社、おかあさんはパートに行っています。
共働きというやつです。

「おなかすいたなぁ」

お腹をぺこぺこに空かせたミセリは時計を見ます。
おかあさんが帰ってくる時間はまだまだ先です。

冷蔵庫を開けました。
しかし中にはミセリが食べるようなものはありません。
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_1343.png

戸棚を開けました。
ここにもミセリが食べるようなものはありません。
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_1344.png

211名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 21:21:55 ID:dN3xNJWo0


「おにんぎょうあそびをしよう」

ミセリは空腹を紛らわせようとミセリのお部屋でお人形遊びをすることにしました。

「どうぞ、おにんぎょうさん。紅茶をめしあがれ」

可愛い女の子の人形を小さな椅子に座らせ、おままごとをしていたときです。

「おいしそうな匂いがする」

どこからか漂ってきたのは甘い甘い良い匂いでした。

ミセリは部屋の中をぐるりと回りました。

「ここから匂いがしてる」

それはクローゼットでした。
ミセリのお洋服が入ったクローゼットからその匂いはするのです。
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_1345.png

ミセリはゆっくりゆっくりとクローゼットを開けました。

212名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 21:23:04 ID:dN3xNJWo0

クローゼットを開けるとそこは小さなカフェでした。
優しいピアノのメロディーと甘い匂いに満ちたカフェがクローゼットの中にあったのです。

ミセリはびっくりしてきょろきょろとお店の中を見渡します。
小さなお店はカフェだというのにたった一つのテーブルと一脚の椅子しかありません。
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_1346.png


「やあ、お嬢さん。さあさ、こちらへどうぞ」

ミセリの前へやってきたのはピシッと背筋を伸ばした猫でした。
猫はミセリの手を掴むと一つしかないテーブルへと案内してくれました。
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_1347.png

「お腹が空いているのでしょう?わたしの自慢のクッキーを召し上がれ」

猫はどこから出したのかアンティークなポットとカップ、それからお皿に盛られたクッキーをテーブルへ並べます。
そのクッキーこそ、あの甘くて美味しそうな匂いの元でした。

あまりにもお腹の空いていたミセリは一枚クッキーを手に取るとぱくりと口いっぱいに頬張りました。

「おいしい!」

口の中にバターの香りとお砂糖の程よい甘さが広がります。
ミセリの顔はぱあっと明るくなり、それを見た猫は嬉しそうに頷きました。
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_1348.png

213名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 21:24:21 ID:dN3xNJWo0


「お嬢さん、そろそろ帰らないとおかあさんが心配しますよ」

お腹いっぱいになり満足したミセリに猫は言いました。

「ねこさん、ごちそうさまでした」

ミセリは美味しいクッキーをご馳走してくれた猫にお礼を言いました。

「それじゃあ気を付けて。またのご来店をお待ちしております」
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_1349.png

214名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 21:26:38 ID:dN3xNJWo0

「ミセリ!ミセリ!こんなところで寝てたら風邪をひくわよ」

「あれ?おかあさん?」

気が付くとミセリは部屋に戻ってきていました。
クローゼットを背に床で眠っていたようです。

「ミセリ、お腹空いたでしょう。お夕飯の準備をするから手伝ってちょうだいな」

おかあさんが部屋を出ていくとミセリはそっとクローゼットを開けてみました。
しかしそこはいつもと変わらないクローゼットです。

「夢だったのかな?」

ミセリは首を傾げます。

クローゼットをじっと見つめてももうそこには猫のカフェはありません。
ですが、ミセリはあの美味しかったクッキーの味も匂いもしっかりと覚えているのです。


「ミセリー、早くいらっしゃーい」

キッチンからおかあさんの呼ぶ声がしました。

「はーい、いまいくよー」

漸くクローゼットから目を離すと、ミセリはおかあさんの元へと走っていきました。



本当にクローゼットの中にカフェがあったのでしょうか。
それともただの夢だったのでしょうか。
それは誰にもわからないままです。



ミセ*゚ー゚)リクローゼットの中のカフェのようです

215名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 21:30:55 ID:AgAl1Yu60
乙乙!
絵本みたいで凝ってるな
ふわふわした雰囲気大好きだ
絵もすげえ上手くてリンク踏むたびわくわく
寝る前にいいものを読めて嬉しい

216名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 21:31:07 ID:8fmL6ZkI0
乙!
絵本っぽくてかわええ

217名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 21:33:14 ID:Xmn7xLw60
おつ!
まさかミセリの絵本が読めるなんて!かわいい

218名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 21:37:24 ID:dJtfL.KEO
すごいな、読むのが楽しい作品だ
乙乙

219名も無きAAのようです:2013/11/10(日) 23:30:42 ID:AgAl1Yu60
色鉛筆さんまとめお疲れ様です

220199:2013/11/11(月) 01:29:45 ID:taRJHTkY0
( ´_ゝ`)…

( ´_ゝ`)そ

(;´_ゝ`)。o(…姉者の腕に盛大な塗りミスがあった件…)


すみません、>>199のミスに今更気付いたので訂正版あげさせて下さい
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_1350.jpg


( ´_ゝ`)。o(…しかし殆ど変わらんなこれ…)

221名も無きAAのようです:2013/11/11(月) 02:18:58 ID:jN2sUnC20
なんの間違え探しだ…

222ミセ*゚ー゚)リ:2013/11/11(月) 11:29:35 ID:vFWciXooO


後夜祭についてまとめました
書く時間がとにかく無いので、雑談会がメインになってくるんじゃないかなと

【要旨】
1.小説→感想絵がありなら、絵→小説もやろう。
2.でも感想交歓のときに両方やるのは厳しいのでは……?
3.だったら日にちを分けて、後夜祭の形にしよう
というわけで、突発企画です。
菓子テロで投下されたイラストにお話を書くわけですので、菓子テロ版ミニラノベと思っていただければ。
感想交歓に出しそびれたものも一緒に消化しちゃいましょう。
はいおれーも後夜祭にて。

というわけで前半は菓子テロ版ミニラノベ、後半は雑談会を予定しております。

【日程】
11月12日

【時程】
17時:作品投下開始
20時:作品投下終了/感想交歓開始
22時:菓子テロ後夜祭終了

【作品テーマ】
菓子テロ投下作品のイラスト

【ルール】
一人何作品でも投下可
レス制限無し

223ミセ*゚ー゚)リ:2013/11/11(月) 11:33:24 ID:vFWciXooO

それから昨日までの投下作品をまとめましたので、参考にどうぞー

色鉛筆
http://blog.m.livedoor.jp/colored_pencil/article/986360?guid=ON

224名も無きAAのようです:2013/11/11(月) 12:53:04 ID:H0WTwHYYO
遅れちゃったけど投下いきます。

5レスほどで短いです。

225名も無きAAのようです:2013/11/11(月) 12:54:07 ID:H0WTwHYYO

りんごのスコーンのようです


お菓子のレシピ本を広げて何を作ろうか考える。
おいしい物が大好きな彼への日頃の感謝、というと気恥ずかしい私からのプレゼント。


ξ゚⊿゚)ξ(今年はこれね)

目立つようになってきたお腹に気をつけながら台所に立つ。

りんごのスコーン。

大好きな甘い焼き菓子。

226名も無きAAのようです:2013/11/11(月) 12:55:46 ID:H0WTwHYYO
角切りにしたバターとホットケーキミックスをボウルに入れて冷蔵庫で冷やしておく。
りんごは洗って芯を取り除き、これも皮ごと角切りにしてレモン汁をまぶす。

ちょっと味見。

ξ>‐゚)ξ(すっぱい)

冷やしたボウルに砂糖を加え、指先ですり合わせてバターをつぶしながらさらさらの状態にする。

ξ゚⊿゚)ξ(こうしないと生地がさっくりしないのよね)

牛乳を加えて混ぜ、りんごを加えて生地をひとまとめにする。

227名も無きAAのようです:2013/11/11(月) 12:56:43 ID:H0WTwHYYO
まな板に打ち粉して生地をのせる。
手にも粉をつけながら等分にして丸め、軽くつぶして平丸形に整える。

ξ゚⊿゚)ξ(あとは焼くだけ)

オーブンシートを敷いた天板に生地を並べ、温めたトースターで焼き色がつくまで焼く。

途中で焦げそうならアルミホイルをかぶせて調整する。

228名も無きAAのようです:2013/11/11(月) 13:03:27 ID:H0WTwHYYO
焼きあがりのスコーンはいい匂いがする。
できたてをひとつ食べてみた。

ξ*>‐<)ξ「あっつ…。ん、いい感じ」

ちゃんと焼けてて食感もサクッとしている。
だからスコーンは好きなのだ。
これなら喜んでくれるだろう。
自分で作ったものはやっぱりおいしい。


ξ゚⊿゚)ξ(あ…)

スコーンの味につられたのかお腹の子が動いた。そっとお腹を撫でる。

この子が生まれたら、いっぱいおいしい物を作って食べさせてあげたいな。

よく食べる人に悪い人はいない、ってね。

229名も無きAAのようです:2013/11/11(月) 13:06:02 ID:H0WTwHYYO
今日は子どもができてから初めてのバレンタインデー。

愛嬌のない、素直じゃない私を愛してくれて

何より大切な宝物を授けてくれたあなたへ

このお菓子を贈ろう。

あなた、わたし、生まれてくる子。

この先のことはわからないけど

贅沢な幸せは望まないから

どうかいつまでも一緒にいられますように。


おしまい

230名も無きAAのようです:2013/11/11(月) 13:14:54 ID:eo3UjYnE0
乙乙!
優しい話だ

231名も無きAAのようです:2013/11/11(月) 14:41:37 ID:K3Sdm5sg0
おつ!何故かじわっときてしまった
久しぶりに親の手作り料理が食べたくなった

232ミセ*゚ー゚)リ:2013/11/11(月) 20:00:22 ID:vFWciXooO

20時になりました!

菓子テロ感想、感想イラスト交歓会開始ー!

233名も無きAAのようです:2013/11/11(月) 20:05:20 ID:do1ZFELU0
具体的にはどんなことするの?
10分絵祭り形式? それとも各自好きなように感想を言ったり、絵を投下していく感じ?

234ミセ*゚ー゚)リ:2013/11/11(月) 20:11:05 ID:GPyREOxw0
あ、説明が足りなかったですね
各自好きなように感想を言ったり、絵を投下していく感じ、です!

235名も無きAAのようです:2013/11/11(月) 20:21:01 ID:do1ZFELU0
把握した。ぼちぼち感想書いてく


(-_-)ご試食いかが?のようです

ブーンの行きつけのカフェは、少し変わっていて。
祭りの最初の投下作品。あんなにさらっと「ご試食いかが?」となんて言われたら、つい頷きたくなってしまう。
常連の貞子さんのハイテンションっぷりがかわいくて、微笑ましい。末永く爆発しろ。
ブーンもなんだかんだ言って、リア充でごちそうさまと思いました。
ご試食サービスはいらないけど、このカフェに行ってみたいと思った。

236ミセ*゚ー゚)リ:2013/11/11(月) 20:21:01 ID:GPyREOxw0
それじゃあ私から

(-_-)ご試食いかが?のようです
ほっと温まるお話だったなぁ
ちょっと変わったケーキ屋さん、仲の良いお客さん、それから店長が思いを寄せているこれまた変わった女の子

お話全体が橙とか黄だとかいった色に包まれている感じがして、とっても微笑ましく読めた貞子さんかわいい

イラスト>>53
クーのくわえてる表情が……いい!
薄い色の中にぱっとある、発色のいいお菓子にセンスを感じた素敵な一枚!

('A`)かーちゃんのレシピのようです
鬱かと思って身構えたらお腹を刺激された!
ちびっこ組が可愛いねぇ、和やかな雰囲気がとってもよかよか
にしてもカーチャンは良い子どもを持ったんだなあ……ブルーベリージャムでサワークリームケーキ、食べたい

イラスト>>66
色合いが素敵!
カラフルで明るい感じがすごい伝わってくる!!ガム膨らませてる表情、とってもかわいい!

237名も無きAAのようです:2013/11/11(月) 20:25:29 ID:do1ZFELU0
('A`)かーちゃんのレシピのようです

かーちゃん亡き後、実家の取り壊しのために、あつまった姉弟とその家族。
弟である('A`)は、そこで見つかったかーちゃんのレシピを作ることに。
ケーキのレシピが美味しそうで、食べてみたいなぁと思った。子どもたちがかわいくて、微笑ましい作品。
かーちゃんのレシピっていいよな。

238名も無きAAのようです:2013/11/11(月) 20:33:02 ID:Be7ZcTkg0
( ^ω^)おっとっと10箱以上買ってもとと丸が出ねえようです

そんな訳ねーだろと思っていたところに思わずコケてしまいそうな落ち
これが実話だっていうんだから更に驚きです


おとぎ話の王女でも、のようです

まさかお菓子というテーマからバトル物が書けるとは思わなかった
設定もテンポも実に楽しい
最後にロックで飲んだ酒が何だったのか、個人的に気になるところです

239名も無きAAのようです:2013/11/11(月) 20:33:25 ID:do1ZFELU0
('A`)かーちゃんのレシピのようです

かーちゃん亡き後、実家の取り壊しのために、あつまった姉弟とその家族。
弟である('A`)は、そこで見つかったかーちゃんのレシピを作ることに。
ケーキのレシピが美味しそうで、食べてみたいなぁと思った。子どもたちがかわいくて、微笑ましい作品。
かーちゃんのレシピっていいよな。最後までほのぼのとしていて、ほっと出来る作品。
いいかーちゃんだったんだなぁ……。

240名も無きAAのようです:2013/11/11(月) 20:34:49 ID:do1ZFELU0
( ^ω^)おっとっと10箱以上買ってもとと丸が出ねえようです

タイトルそのままの作品。ブーンとドクオのやりとりにふいたw
おっとっとの巧妙なステマ作品。おっとっと普段買わないから、そんな罠があるなんて知らなかったよママン。
身近なお菓子のあるあるをいい感じにつかった、ゆるくて笑えるいい話だった。


>>239の感想が被った。忘れてくれ

241名も無きAAのようです:2013/11/11(月) 20:38:12 ID:rvejOEOM0
イラストの感想だけど

>>67
ハハ ロ -ロ)ハ波浪に呑まれてハローのようです(@∀@-)

(擬人化注意)
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_1352.jpg

着物ハローさんかわええ!!
お菓子屋を営むことになった二人のその後が気になる

242名も無きAAのようです:2013/11/11(月) 20:42:07 ID:do1ZFELU0
( ゜ω゜)クッキーモンスターのようです

ハイテンションなノリがひどいww
元ネタはセサミストリートのクッキー野郎の歌。元曲の方もなんともいえない感じの曲で二度吹いたw
そりゃあ、あの歌をノリノリで歌ってたらああなるわと納得。賢者モードなのにも吹いたw
大型AAが最初目について、何事!?と思った。あのAAは卑怯

243ミセ*゚ー゚)リ:2013/11/11(月) 20:44:24 ID:GPyREOxw0

>>236
思いっきり私からじゃなくて何これはずかしッ

イラスト>>67
ハローとアサピーのお菓子屋、どうなるか気になるなぁ
ちょこっと見えるハローの八重歯がかわいい!

( ^ω^)おっとっと10箱以上買ってもとと丸が出ねえようです
おっとっと懐かし!
そしてどうぶつのなかまおっとっとなんて初めて聞いたぜ!
このブーン賭け事とか絶対やっちゃいけないタイプだとか思ってたらまさかの実話でワロタ

イラスト>>87
ぽぽちゃんだね妖精だねひゃっほう!
お祭りのイメージが強くって、わたあめがスーパーで売ってることに驚き

( ゜ω゜)クッキーモンスターのようです
勢いwwww
仲良いどうしで集まるとわけのわからないノリになるあの感じを思い出すわ
最後のAAがまさかのエルモでまたわろた

244名も無きAAのようです:2013/11/11(月) 20:47:38 ID:do1ZFELU0
『おとぎ話の王女でも、のようです』

おとぎ話の、お菓子の国。王女さまがご所望のお菓子は、そう簡単に食べることのできないものだった。
( ^ω^)は王女さまのワガママを叶えるために、シュガーラッシュ・マウンテンへと向かう。
タイトルに反して、熱いバトル作品。ドラゴンと戦う、( ^ω^)の姿に手に汗握った。
雪山の風景や、( ^ω^)の使うアイテムが全部お菓子で、読んでいておぉと思った。
お菓子だらけのかわいらしい風景と、命を賭した真剣なバトルというギャップにやられた。
最後の会話が、大人っぽくてとても好き。

245名も無きAAのようです:2013/11/11(月) 20:49:49 ID:Be7ZcTkg0
('A`)誕生日と葬式が同時に訪れてしまったようです

馬鹿な死に方してるなwwwこれはギャグか!と思って読んでいたら
なんとも奇妙な愛情を読まされていた
ポルナレフさん出番ですよ

(-_-)スイート・タイムのようですζ(゚、゚*ζ

自分が書けそうに無いジャンルを書いている作者には割りと嫉妬を覚えます
っと冗談はさておき、あーあ良いなーこんな青春送りたかったわー
でも無理かー男子校だったもんなー
最後のおもちゃみたいな砂糖?菓子食べてみたいです

ミセ*゚ー゚)リクローゼットの中のカフェのようです

自分は絵心が無いので嫉妬を覚え(ry
子供の頃は不思議な事が良くあったものだと思い出させてもらいました
例えば虫取り網で深さを測り切れなかった家の池が
大人になってから水を抜くと、とんでもなく浅かったりしました
汚れちまった自分には眩しいくらいの可愛さでした

246名も無きAAのようです:2013/11/11(月) 20:55:19 ID:do1ZFELU0
( ^ω^)のうんこはショコラの口溶けのようです 

うんこがショコラの味になった。そんな話。
お前、ショコラってつければスカトロでも許されると思ってんのかよと開口一番いいたくなりました。
タイトルそのまんまのクッソスレ風作品。どんだけうんこが好きなやつ多いんだよこの町w
まともな奴がほぼ皆無なのが清々しくていいと思いました。いろいろとひでぇwww

247名も無きAAのようです:2013/11/11(月) 21:01:17 ID:s.irLsvI0
(-_-)ご試食いかが?のようです


店にある菓子を全て試食させることに生きがいを感じる孤高のパティシエヒッキー
そんな彼の店に、怪物の胃袋を持つ女、貞子が襲来
あまりの恐怖に彼の顔は紅く染まり、声は震える
最終的に全てのお菓子を差し出してしまい、貞子は嗤う
食欲が表す恐怖を存分に引き出したパニック・ホラーで、思わず小便を漏らしてしまいそうになった



('A`)かーちゃんのレシピのようです


これは、本棚の裏に隠されたブルーベリージャムから始まる物語
思い出と共に、母の味を甦らす為に、残された一族は立ち上がる
消える金銭、横暴な姉、ブルーベリーの木
その全てが繋がる時、人々は涙を流す
指輪物語のような王道ファンタジー超大作



( ^ω^)おっとっと10箱以上買ってもとと丸が出ねえようです


おっとっと10箱以上買ってもとと丸が出ない!!
森永製菓の傲慢な態度に、ブーンの怒りが爆発する!!
『殲滅すべし…鯨野とと丸…』に込められた、ブーンの暗い過去!!
果たして、彼は森永製菓を打ち倒すことが出来るのか!?
おっとっとが踊るアクション超大作!!

248名も無きAAのようです:2013/11/11(月) 21:02:22 ID:s.irLsvI0
( ゜ω゜)クッキーモンスターのようです


ある日突然、世界中のクッキーが襲い掛かってきた!!
人がクッキーを食らうのではない!!クッキーが人を喰らうのだ!!
止まらないクッキー製造の影に隠された、老婆の存在!!
クッキーは人類を滅ぼすのか!?
全く新しい発想から生まれたパニック・ホラー!!



『おとぎ話の王女でも、のようです』


エッチな18歳JKは嘘だった!?
ネット掲示板で嘘をついたオッサンが、全国の出合い厨から付け狙われる羽目に!!
「もうオッサンでいい!!犯っちまえ!!!」
暴徒と化した群集から、オッサンはケツを守りきることができるのか!?
戦慄のクライム・アクション!!



( ^ω^)のうんこはショコラの口溶けのようです 


( ^ω^)のうんこシリーズ第8弾!!
今度のうんこはあまーいショコラだ!!
迸るうんこにあなたの性欲はもう暴発寸前!!
さあ、口いっぱいに夢を詰め込みましょう!!
大人気スカトロAV!!

249名も無きAAのようです:2013/11/11(月) 21:05:19 ID:do1ZFELU0
(゚、゚トソンマシュマロの肌とチョコレートの足のようです

今日はハロウィン。(゚、゚トソンはやってきたミセ*゚ー゚)リにお菓子を振る舞うことに……。
百合。まさに百合。毒舌でぐいぐいミセ*゚ー゚)リに迫る、(゚、゚トソンさんマジアグレッシブ。
ショコラの口溶け(ryに引き続き、(゚、゚トソンさんが変態キャラでふいたww
ミセ*゚ー゚)リと(゚、゚トソンの掛け合いが楽しかったです。この二人で、クリスマスとかバレンタインも見たいなぁ……
そして、さり気なく登場して、おいしいとこ全部持ってったお兄ちゃんに盛大に吹いたw この豚野郎、美味しすぎだろ

250名も無きAAのようです:2013/11/11(月) 21:06:20 ID:do1ZFELU0
感想書いてたら>>247www

251名も無きAAのようです:2013/11/11(月) 21:06:30 ID:yfNPSX/o0
>>136ニュッデレのやつ※擬人化
http://i.imgur.com/NTh9Jvj.jpg

文才ない俺からしたら皆の作品サクサク読めて好きだった
文才分けて欲しいと素直に思う
ネタとか決まり文句とかじゃなくガチでさ(´;ω;`)

252名も無きAAのようです:2013/11/11(月) 21:09:02 ID:GPyREOxw0

>>247何事wwww
>>251おおおデレちゃん美しい!後ろのニュっくんかわいいなww

253名も無きAAのようです:2013/11/11(月) 21:09:10 ID:Be7ZcTkg0
>>247-248
クソワロタwwwwww

254名も無きAAのようです:2013/11/11(月) 21:10:29 ID:rvejOEOM0

( ^ω^)おっとっと10箱以上買ってもとと丸が出ねえようです

(擬人化注意)
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_1353.jpg


最初から最後までゆるーい感じで面白かった。
そしてこの作品のおかげでどうぶつのなかまおっとっとなんて商品があったと初めて知った。

255名も無きAAのようです:2013/11/11(月) 21:11:37 ID:do1ZFELU0
Happy Day of Pocky & Pretz!

11月11日。ζ(゚ー゚*ζは彼氏の( ^ν^)にかまってもらいたくて、いろいろと話しかける。
ありそでなかった、ポッキー&プリッツの日の話。
ζ(゚ー゚*ζの語りが楽しくてかわいい。( ^ν^)の野郎、この彼女の何が不満だ。
ζ(゚ー゚*ζが一方的にやり込められるだけじゃないのが良かった。畜生、結局お前もいちゃいちゃしたんじゃねーかよ。
リア充爆発しろと思いつつも、微笑ましくてかわいい話だった。

256名も無きAAのようです:2013/11/11(月) 21:12:58 ID:DfbuH6CE0
>>247->>248
なんだこれワロタwww

>>251
お洒落かわいいな
ニュッ君もかわいい

257名も無きAAのようです:2013/11/11(月) 21:19:07 ID:GPyREOxw0

『おとぎ話の王女でも、のようです』
まさかお菓子でバトルがというのと、というかこのタイトルでバトルがというのとでいい意味で吃驚
地の文のそこら中にお菓子があって、甘ったるいのにピリピリとした雰囲気が不思議で面白かった!

( ^ω^)のうんこはショコラの口溶けのようです
わあおとぎ話のあとですさまじい下ネタだ!
そして>>117ではさまれた唐突すぎるツンの顔がひど……発言もろくなこと言ってなかった!
なんだこれもうなんなんだこの町!!

イラスト>>122
ショートケーキの精とな
キュートにイチゴ似合うねぇ、なんでだろう!ぺろっと出してる舌がかわいい!!

(゚、゚トソンマシュマロの肌とチョコレートの足のようです
トソンが変態過ぎてもう!
二人のやり取りが漫才を見ているみたいでくすくすっと笑えた
テンポもいいし、なんだかんだで二人は仲良しなんだなーとってええトソンのお兄さん何者!?

258名も無きAAのようです:2013/11/11(月) 21:19:49 ID:do1ZFELU0
(ややネタバレあり)


ζ( 、;ζコンペイトウの雫、なようです

誕生日が近づくたびに、ζ(゚ー゚*ζには見る夢があった。
ホラータッチの少しこわい話。コンペイトウが出てくる場面では、背筋がぞっとなった。
途中まで読み進めて、これは怖いんじゃなくて悲しい話でもあるんだなと理解した。
コンペイトウや、ζ(゚ー゚*ζの父や母の心情を想像すると、しんみりとする。
そして、最後の一文の余韻が好き。
ζ(゚ー゚*ζは今度こそは忘れないで、大切にしてやってほしい。二人とも悪くないんだから。

259名も無きAAのようです:2013/11/11(月) 21:27:11 ID:do1ZFELU0
(ネタバレあり)


('A`)誕生日と葬式が同時に訪れてしまったようです

年に一度しかない誕生日と、一生に一度しか無い葬式が同時にやってきてしまった。
死んだのに脳天気な、ブーンとドクオのやりとりがなんとも言えずゆるくていい。
おまけに死因がしょうもないのもまたひどいなと、と思ったら、オチー!!! ブーン、なんて恐ろしい子。
知らぬが花とは本当にこのことだなと思った。
遠くで就職もアウトとか、ブーンこわい。まじこわい。

260名も無きAAのようです:2013/11/11(月) 21:29:20 ID:do1ZFELU0
o川*゚ー゚)oストロベリー・カルテットのようです

少女がお菓子になるという奇病が発見されてから、世界はおかしくなってしまった。
ダークな世界観の不思議な話。お菓子がいっぱい出てきてるのに、その描写が不気味で気持ち悪くて背筋がぞわぞわした。
不思議な世界観に酔いながら読んだけど、結局のところこれは世界を巻き込んだ盛大なロマンスなのだなぁと思った。
カルテットになった少女たちを思うと悲しいけど、これはある意味ハッピーエンドなんだろうなぁ。

本筋とは関係ないけど、キュートの名前のもじりよく考えたなぁ。感心した。

261名も無きAAのようです:2013/11/11(月) 21:34:37 ID:do1ZFELU0
ミセ*゚ー゚)リクローゼットの中のカフェのようです

お腹をぺこぺこに空かせたミセリ。いい匂いにつられて、クローゼットを開けると。
イラストがふんだんに使われた、絵本みたいな作品。
絵と文章がピッタリあっていて、とてもかわいらしい。ミセ*゚ー゚)リの性格もかわいくて、とても和む。
個人的にとても好きな作品。こんなカフェがあるなら、夢でもいいから一度行ってみたい。
読んでて、クッキーが食べたくなった。

262名も無きAAのようです:2013/11/11(月) 21:37:54 ID:GPyREOxw0

イラスト>>132
生き生きとした表情、雰囲気が可愛い!
色鉛筆できれいに絵が描ける人尊敬するなぁ
髪も服も手もお菓子もすごく凝っていて素敵!!

イラスト>>134
ふわりとした笑みがデレらしいというか、ぽくって可愛い!
お菓子だからか可愛い子ばっかりだね
抱えてるお菓子も髪の色もカラフルで見ていて楽しくなる一枚!

Happy Day of Pocky & Pretz!
ニュッデレだー!
なんだかんだでいちゃいちゃとしてる二人がいいなぁ
末永く爆発しろ!

ζ( 、;ζコンペイトウの雫、なようです
息が詰まっていくような、うっとしたような気分になる地の文がとても印象的
夢と記憶の間のようなよくわからない感覚をデレと共有できたような気がする
デレは悪くないんだよ、君のことも忘れないよって言ってあげたくなるようなお話でした

263名も無きAAのようです:2013/11/11(月) 21:41:28 ID:do1ZFELU0
りんごのスコーンのようです

ツンはおいしい物が大好きな彼へプレゼントするために、りんごのスコーンを作る。
多いかなと思ったら意外と少なかった、レシピ系のお話。
これを読みながら、本当にお菓子が作れそうだなぁと思った。
作ってる過程だけでも、絶対美味しいだろうなと思う作品。このスコーン食べたい。
旦那さんと、これから生まれてくる子供に思いを馳せるツンがとてもいいお母さんで、とてもかわいい。
読んでて胸があったかくなった。

264名も無きAAのようです:2013/11/11(月) 21:49:42 ID:GPyREOxw0
イラスト>>152
ホットケーキはお菓子のはず!
こういう静かな感じのショボン好き、読書とかしてそう頭なでたい
ちっこいブーンとドクオもかわいい!

イラスト>>155
ツインテ金髪二つ結びのミセリとは斬新な
髪留めが飴の形なのかな?抱えてるのも飴でポップな感じがイイ!
ちっちゃいデレちゃん!
ころんころんとあるマカロンも素敵!

イラスト>>156
飴人気だねー!
きゅっと口を結びつつ飴を渡してくるハローさんカッコ可愛い
赤い眼鏡と赤いネクタイでそろえてるところもいいなぁ

イラスト>>158
なんだこの犯罪的なやりとり……!?
と思ったらですよねーとって、あああ兄者逃げてえええええええ

265名も無きAAのようです:2013/11/11(月) 21:52:08 ID:do1ZFELU0

ハハ ロ -ロ)ハ波浪に呑まれてハローのようです(@∀@-)

江戸時代。ハローさんは遭難していた。
タイトルが秀逸な文章+イラストの話。ほのぼのとしていて、とてもかわいい。
ハローの説明で作ったお菓子が、どうみても和菓子でふいたw でもこれはこれで美味しそう。
イラストがいい味だしていて、なんとも言えない。繁盛するといいなこのお店。

266名も無きAAのようです:2013/11/11(月) 21:58:57 ID:GPyREOxw0
('A`)誕生日と葬式が同時に訪れてしまったようです
またこの二人が馬鹿やってるのかww
とおもったらまさかの展開だよ笑顔もひきつる凍りつく
この約束はドクオ、思い出さないほうが幸せだろうなぁ

o川*゚ー゚)oストロベリー・カルテットのようです
どうなることかとひやひやしながらだったけど、最終的にハッピーエンドに落ち着いてよかった……!
作り変えた世界が二人を幸せになれるようなものにと願うばかり

(-_-)スイート・タイムのようですζ(゚、゚*ζ
こういうお話いいなぁ!
まっすぐで純粋なデレちゃんが可愛いですもう
ヒッキーの書いた話読みたくなる

イラスト>>199
流石家集合!
みんな生き生きしていて面白い!姉者さん美人!
ずっと眺めていたくなるような一枚……おおこっそりいるアラマキもかわいい!

イラスト>>200
絵本の一ページみたいな雰囲気がすっごくいい!
ミセリの表情もいいなぁ……世界感が素敵
上から垂れてるおもちゃみたいな月とかもすごくよい

267ミセ*゚ー゚)リ:2013/11/11(月) 22:01:36 ID:GPyREOxw0

22時!
感想、イラスト、あるいは嘘予告?お疲れ様でした
というわけで菓子テロ祭はいったんお開きにします!

感想書き切れなかった……という人も、明日の後夜祭にてどうぞー!

268名も無きAAのようです:2013/11/11(月) 22:02:54 ID:TncViOJE0

('A`)かーちゃんのレシピのようです


兄妹家族総出で実家を整理する('A`)と川 ゚ -゚)は、亡くなった母のレシピノートを見つけた。
思い出のケーキをレシピ通りに作ることで、母の歩んだ人生を垣間見る。
そして、久々に口にする、昔懐かしい味。

身近であっても居なくなってはじめて知ることって多いんだよね。
家族を養う立場になって振り返れば、親の偉大さは心に染み渡ることだろう。
苦労を分かってくれるような子に育ってくれたなら、母としては、良い人生だったな、なんて思えるのではないかなー。

あたたかいものがこみ上げる良い短編でした。

269名も無きAAのようです:2013/11/11(月) 22:03:48 ID:TncViOJE0
いったん乙!

270名も無きAAのようです:2013/11/11(月) 22:05:11 ID:Be7ZcTkg0
乙〜

271名も無きAAのようです:2013/11/11(月) 22:06:43 ID:yfNPSX/o0
おつ!
感想書いてもらえて嬉しい
参加してよかった

272名も無きAAのようです:2013/11/11(月) 22:08:51 ID:O1Jho/6M0
すまん遅れたがイラストhttp://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_1354.png
コンペイトウのようです
雰囲気がすごく好みだったんや…

273名も無きAAのようです:2013/11/11(月) 22:10:14 ID:do1ZFELU0
>>267
一旦おつ
後夜祭の作品投下だけど、お題となるイラストは↓のURLにある作品でいいの?
http://blog.livedoor.jp/colored_pencil/archives/986187.html

274ミセ*゚ー゚)リ:2013/11/11(月) 22:13:14 ID:GPyREOxw0
>>273
リンクありがとう!
そうそう、詳しくは>>222をご参照

275272:2013/11/12(火) 07:03:32 ID:QvI4eHOA0
>>272
これコンペイトウの雫、なようですだった。ごめん

276ミセ*゚ー゚)リ:2013/11/12(火) 17:00:16 ID:13PUp83kO
17時になりました!
菓子テロ後夜祭のはじまりはじまりー!!

20時からは出しそびれた感想、感想イラスト投下兼はいおれー兼雑談会となりますので
それまでが後夜祭作品投下時間となります
短い時間で申し訳ないですが、投下ドゾッ

277名も無きAAのようです:2013/11/12(火) 17:01:50 ID:ZV/JPgQc0
せっかくなので、投下一番槍いただく

278(*‘ω‘ *)わたあめの妖精さんのようです:2013/11/12(火) 17:03:02 ID:ZV/JPgQc0


わたしの生まれたのは、とてもあつい場所。

ぐるぐると回る、モーター。
うなる機械。
キラキラと光るかたまりだったわたしは、どろどろにとけて新しいわたしになる。

とけたわたしは、水になって、糸になる。
細い細い糸になった私は、機械の中から飛び出す。


そして、棒でくるくると巻けば、ほら。



わたしの、出来上がり。


わたしは、お砂糖。わたしは、わたあめ。
ふわふわのわたしは、だれかに食べてもらうことが夢。



(*‘ω‘ *)わたあめの妖精さんのようです

279(*‘ω‘ *)わたあめの妖精さんのようです:2013/11/12(火) 17:03:52 ID:ZV/JPgQc0


(*><)「すごいんです!」


生まれたばかりのわたしの姿を、一人の男の子が見ていた。
男の子の来ている服は、ひらひらしている。

これは『ゆかた』というもので、今日は『お祭り』という日だ。
ずっとお砂糖だったわたしは、ちゃんと知っている。


(*‘ω‘ *)「わたしはすごいっぽ」


そう言ってみたけれど、わたあめのわたしの言葉はだれにも届かない。
ただ、まだお砂糖のわたしたちがクスクスと笑う声がきこえた。


( ´曲`)「おう、坊主。おっちゃんとこの綿菓子はうめぇぞ!」


( <●><●>)「おや、なつかしいですね」

(*><)「おにいちゃん、ぼくあれがほしいんです」


わたしをキラキラとした目で見る、小さな男の子。そして、そのとなりに立つ大きな男の子。
あの子に食べるのかな。だったら、うれしいな。

280(*‘ω‘ *)わたあめの妖精さんのようです:2013/11/12(火) 17:04:59 ID:ZV/JPgQc0


(;<●><●>)「またですか? お金は大事にしなさいと、お母さんに言われたのを忘れたんですか」

(;><)「あうあう……」


大きい男の子が言う。
その子の手には、わたしの仲間のお菓子や食べ物がいっぱいある。
このままではこの子が行ってしまう。それはいけない。わたしはこの小さな男の子に食べられたいのだ。

わたしがおいしいのは、ほんのちょっとの間だけ。
おいしい時間がすぎてしまえば、わたしはしぼんでおいしくなくなってしまう。
それはイヤだ。せっかく、わたあめになったのだから、おいしく食べてほしい。


(*‘ω‘ *)「ねぇねぇ、わたしはふわふわでおいしいっぽよ」


ポーズをつけておねだりをしてみる。
聞こえないだろうけど、届くといいな。


(*><)「ふわふわ!」


――あ、届いた。

281(*‘ω‘ *)わたあめの妖精さんのようです:2013/11/12(火) 17:06:07 ID:ZV/JPgQc0


(;><)「おにいちゃん、ボクいい子にするから買ってほしいんです!
      お母さんの言うことも、ちゃんと聞くんです」

(;<●><●>)「……」


大きい男の子が、少し困った顔をした。
だけど、しばらく悩んでから『ゆかた』のなかから『おさいふ』というものを取り出した。


( <―><―>)「これで最後ですよ」

(*><)「はいなんです!」


( *´曲`)「毎度あり!」


小さい男の子はにこにこ。わたしもにこにこ。
ついでに、わたしをわたしにしてくれた、おじさんもにこにこ。
そして、おじさんは最後の仕上げにかかる。


( ´曲`)「よーし、坊主。袋は何がいい?」

(;><)「えと……」

282(*‘ω‘ *)わたあめの妖精さんのようです:2013/11/12(火) 17:07:39 ID:ZV/JPgQc0


( <●><●>)「好きなのを、選んでいいですよ。
        くまのショボンでも、正義のヒーロードクオでも、大将ブーンでも」

( ><)ノ「そのミドリのがいいんです!」


おじさんは、『屋台』から、緑色のビニールを取り出した。
緑色のビニールは、わたしのお洋服。
ふわふわなわたしは、緑色のかわいい服を着せられて、おめかしをする。


http://livedoor.blogimg.jp/colored_pencil/imgs/2/d/2deac433.png


ふわふわの綿のスカート。
甘いにおい。とってもステキな緑のお洋服。
おじさんから小さな男の子に、そっとわたしがわたされる。


( ´曲`)「はい、どうぞ」

(*><)「わーいなんです!」


はじめまして、あなた。
わたしは、わたしを食べてくれるあなたを、ずっとまっていたのよ。

283(*‘ω‘ *)わたあめの妖精さんのようです:2013/11/12(火) 17:08:28 ID:ZV/JPgQc0


(*><)「おいしそうなんです」

(*‘ω‘ *)「よろしくだっぽ」


小さな男の子が、わたしを頬張る。
わたしはとけて、また水にもどる。
わたしはどんな味だろう、気に入ってくれるといいなぁ。


(*><)「おいしいんです!!」


男の子の顔が、ふにゃぁと崩れた。
口元にうかぶのは笑い顔で、ほっぺたもりんごみたいな赤色。
ああ、うれしいなぁ。わたしはおいしくなれたんだ。


( <●><●>)「じゃあ、そろそろ帰りましょうか。お母さんが心配します」

(*><)「はいなんです」


小さな男の子と、大きな男の子が笑った。
その笑顔がとてもかわいくて。
この子たちを笑顔にしてあげられる、わたしはほんとうに幸せだなぁと思った。



(*‘ω‘ *)わたあめの妖精さんのようです  おしまい

284名も無きAAのようです:2013/11/12(火) 17:09:23 ID:ZV/JPgQc0
ここまで
87のイラストを使わせてもらいましたー

285名も無きAAのようです:2013/11/12(火) 17:11:50 ID:XXni33DA0
皆かわいい
わたあめ食べてるビロードが想像つきすぎてやばい、和んだ

286名も無きAAのようです:2013/11/12(火) 17:28:06 ID:HCd2Kp9o0
乙!
くっはー可愛いな

287ミセ*゚ー゚)リ:2013/11/12(火) 17:47:24 ID:13PUp83kO
乙!

イラストのふわふわした雰囲気と、お話の優しい感じがぴったりでとっても可愛い
ビロードも、ほろほろと水になっていく妖精さんも幸せをいっぱいに感じていて素敵!

288名も無きAAのようです:2013/11/12(火) 19:20:36 ID:XIeFOQE.0
投下しまーす

289ミセ*゚ー゚)リお菓子の国とおかしな友人のようです:2013/11/12(火) 19:21:34 ID:XIeFOQE.0
甘い甘い甘い香り。

ふわりなんて優しいものじゃない。
強烈すぎて意識するのをやめてしまうような、そんな攻撃的なまでの甘ったるさが飽和している。

絵本の中に度々現れるお菓子の国は、子供の皆さんが思っているほど可愛らしいものじゃない。
甘くて可愛くて楽しくて幸せが溢れていて、たまのトラブルに笑い合う――そんな理想的な世界、私が行きたい。

想像して御覧なさいな。
毎日毎日毎日毎日甘いものしか食べられなくて、可愛らしいものしかない場所を。
特になんにもせずに一日が終わる無力感を。

これを幸せと形容するなら、きっとそれは相当疲れているからだろう。
糖分が足りてないのだ。たぶん。

     ・・・
ああでも、幸せなことに。

(゚、゚トソン「こんなところにいた」

ミセ*^ー^)リ「どーも」

私には、友人がいる。

290ミセ*゚ー゚)リお菓子の国とおかしな友人のようです:2013/11/12(火) 19:23:02 ID:XIeFOQE.0
(゚、゚トソン「もう暇すぎて死ぬかと思いました」

人形のように綺麗な顔を少しだけ傾けて、影をつくって、不機嫌な表情を作り出す。
私の友人もといトソンは、絵本『笑わない姫』のお姫さまだ。
お菓子の国の住民は自分の本にひどく影響を受けるため、トソンは顔を歪ませたり伸ばしたりして表情を作り出すことが出来ない。

ミセ*゚ー゚)リ「暇だと思ったからこそ、かくれんぼのつもりで隠れてみたんだけど」

ミセ*゚、゚)リ「その様子じゃ楽しめなかった?」

(゚、゚トソン「……ミセリがいないのは絵本に呼ばれているからだと思って、いつもの場所でずっとまっていたんですよ」

あ。

ミセ;*^ー^)リそ「ごめん。ちょっと考えが行きつかなかったっていう――くわっぷ」

ミセ*  )リ ベチャー

はい、顔面生クリームです本当にありがとうございました。

(゚、゚トソン「当然の仕打ち、には甘すぎるくらいですね。クリームだけに」

そっと手に何かが渡される。ふわふわだ。
とりあえずそれで顔を拭くと、生クリームが取れてとりあえず綺麗になった。

ミセ*゚ー゚)リ「本当、全然思い至らなかった。タオルありがとう……って何これ」

(゚、゚トソン「見ての通りわたあめです」

通りで手も顔面もべたべたに。

291ミセ*゚ー゚)リお菓子の国とおかしな友人のようです:2013/11/12(火) 19:24:01 ID:XIeFOQE.0
水で綺麗に洗い流したいところだけれど、あいにく手持ちが無い。
泉もここから行くには遠い。
下手したら何日かに一度オレンジジュースになるとかいう、奇跡が起きているかもしれないし。

仕方なくこれ以上の事態の好転は諦める。

(゚、゚トソン「というか、どうして忘れちゃうんですか。その感覚が私には理解できません」

ミセ*-、-)リ「うーん、なんでだろうねぇ。
      私にはそもそもその、絵本に呼ばれるというのもよくわからないから何とも言えないんだけど」

絵本に呼ばれる。

それは、自分の本がどこかの誰かに開かれるとき、
出番だとでも言うようにこのお菓子の国から連れ出される、ということらしい。
住民は皆自分の絵本を持っている。
それはすなわち、誰もがどれかの登場人物であるということで、
皆その呼ばれる感覚を本能的に知っている。

(゚、゚トソン「ミセリあなた、まだ、呼ばれたこと無いんですか?」

また首を少し傾けて、影の入れ方を変えた。
不思議そうな表情が作られる。

ミセ*^ー^)リ「いえーす」

にっこりと答えてみせるとトソンはいよいよどういう表情を作ればいいかわからなくなったのか、
くるくると顔を回して、結局普段通りの無表情に落ち着いた。

292ミセ*゚ー゚)リお菓子の国とおかしな友人のようです:2013/11/12(火) 19:25:00 ID:XIeFOQE.0
そう、私は。
最初からこの世界がどういう世界で何が普通で何がおかしいか知っているのに、その当然を経験したことが無いのだ。

(゚、゚トソン「ミセリはやっぱりよくわからないです。
     わかるのは私の大切な友人ということしか……あ」

ぽう、と。
トソンの足元で光が踊った。

ミセ*゚ー゚)リ「呼ばれてる?」

(゚、゚トソン「みたいです。久々ですね」

また後で。
そう言い残して、トソンはふっと、消えた。

その場に残ったのは甘ったるい匂いと、私と、そこらに溢れるお菓子お菓子お菓子。
だけ、というのもためらわれる量のお菓子がたくさん。

ミセ*゚ー゚)リ「あ、ラッキー」

足元にフォークが咲いているのを見つける。
ぷちっともいで、空中で行進でもしているつもりなのか、とことこと並んだホールケーキに差しこんで、口元へ運ぶ。
うん、相変わらず嫌になる甘さ。

http://imepic.jp/20131110/714280

293ミセ*゚ー゚)リお菓子の国とおかしな友人のようです:2013/11/12(火) 19:25:50 ID:XIeFOQE.0
ミセ*ーーー)リ「はー…」

私は、たった一つだけ、トソンに嘘をついている。
それは絵本に呼ばれたことがない、ということ。

ミセ* ー)リ(ある、あるよ。ほら、今まさに)

私の絵本は、この世界。
『お菓子の国とおかしな友人』

結末を迎えたことはまだないけれど、トソンとはずっと、友達でいたい。

294名も無きAAのようです:2013/11/12(火) 19:27:04 ID:XIeFOQE.0
おわり
>>200のイラストを使わせていただきました

295名も無きAAのようです:2013/11/12(火) 19:35:45 ID:HCd2Kp9o0
乙〜
なんというおかしな世界

296ミセ*゚ー゚)リ:2013/11/12(火) 19:53:44 ID:13PUp83kO
おつ!
お菓子おかしおかしいお菓子い
トソンの言葉も考えもフィクションかもしれないと考えると悲しくなるなぁ……

297ミセ*゚ー゚)リ:2013/11/12(火) 20:03:41 ID:13PUp83kO
20時になりました!
というわけで雑談会を始めます
作品について自由に語り合いましょう

感想を貼りそびれた人は今の時間にどうぞー

よければ使ってください
→はい俺用テンプレ
【作品名】
【酉など】
【過去作】
【一言】

298名も無きAAのようです:2013/11/12(火) 20:05:24 ID:EiZNfAXQ0
感想絵遅刻組スマソ

('A`)かーちゃんのレシピのようです
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_1355.jpg
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_1356.jpg
一枚でまとめるつもりが二枚一組になってしまった

299ミセ*゚ー゚)リ:2013/11/12(火) 20:11:21 ID:13PUp83kO
>>298
どちらも可愛いというのと、二枚目であっとなるのがいいなぁ


ちょろっと話題に出たけど、今回のお祭りはデレが多かった感じがする
やっぱりお菓子のイメージに繋がりやすいのかな?

300名も無きAAのようです:2013/11/12(火) 20:24:50 ID:HCd2Kp9o0
【作品名】('A`)かーちゃんのレシピのようです

【酉など】そういやまだ使った事ないです

【過去作】主に短編を書いてました( ´∀`)妙な兄妹の苦難のようです(゚、 ゚トソンなど

【一言】テーマソングとしてハナレグミの『家族の風景』を聞きながら書き上げました
     >>298保存させていただきましたあああああああ!

301名も無きAAのようです:2013/11/12(火) 20:28:54 ID:ZV/JPgQc0
ミセ*゚ー゚)リお菓子の国とおかしな友人のようです

お菓子がいっぱいの不思議な国。飽きるように平和で甘ったるいその国には、友人がいる。
お菓子の国に暮らすミセリと、その友人とのやりとりを描いた、ちょっと変わった日常もの。
おとぎの国の裏側を見た気分で、ドキリとした。おとぎ話の登場人物も大変なんだなぁ。
最後の1レスが好きな作品。ミセリの物語が、幸せなハッピーエンドだといいなぁと願うばかり。

302名も無きAAのようです:2013/11/12(火) 20:49:03 ID:13PUp83kO
遅ればせながら!

クローゼットの中のカフェのようです
絵本のような雰囲気も、クレヨンで描いたような挿絵もすごく良かった
クローゼットの中はふしぎなどこかと繋がっているって、小さいときはどこかで信じていたなあ
懐かしい気持ちがふわっと浮かんでくる優しいお話でした

りんごのスコーンのようです
ツンのひとつひとつの表情がかわいらしい!
スコーンの描写だとか、家族への思いだとかがもうあたたかくてあたたかくて……とても、微笑ましい
胸が暖色で色付けられていく感じがしました

303名も無きAAのようです:2013/11/12(火) 20:50:12 ID:8pNTUKGMO
【作品名】りんごのスコーンのようです
【酉など】ありません
【過去作】現行は ξ゚⊿゚)ξ内藤さんちのウチごはんのようです
【一言】 今回初めてブーン系の祭りに参加させていただきました。たった5レスの拙いものですが、デレが生まれる前の話という設定です。手作りスイーツの力は侮れません。ありがとうございました!

304名も無きAAのようです:2013/11/12(火) 21:22:22 ID:p3QIeBfAC
【作品名】
o川*゚ー゚)oストロベリー・カルテットのようです
ミセ*゚ー゚)リお菓子の国とおかしな友人のようです
【酉など】
ないです
【過去作】
総合短編など。最近だと5レス品評会でξ゚⊿゚)ξ果ての庭園に咲くようです
【一言】
甘いもの大好きなので、お菓子テーマに楽しく書けました。感想ありがとうございます超嬉しい

305名も無きAAのようです:2013/11/12(火) 21:27:23 ID:b3CaNFcc0
【作品名】
(-_-)ご試食いかが?のようです
('A`)誕生日と葬式が同時に訪れてしまったようです
【酉など】 なし
【過去作】短編や中編など色々と。
【一言】
最近はお祭りに参加できてなかったので、今回久々に参加できてとても楽しかった。ありがとうございました。

306名も無きAAのようです:2013/11/12(火) 21:27:38 ID:n.AX60kM0
【作品名】( ^ω^)おっとっと10箱以上買ってもとと丸が出ねえようです
【酉など】ないです
【過去作】最近書いたのは ( ・∀・)暇潰し世界クリエイトのようです
【一言】本当に3000円くらい浪費しました。鯨は哺乳類なのにどうぶつのなかまおっとっとにとと丸が入ってないのはおかしい。
    >>254光の速さで保存させていただきました!!!!!!!!!!!!

307名も無きAAのようです:2013/11/12(火) 21:30:49 ID:HCd2Kp9o0
【作品名】( ^ω^)のうんこはショコラの口溶けのようです
【酉など】ないのです
【過去作】主に短編を色々と
【一言】実はこっちが最初のアイディアとして浮かび上がりました
     先に書き上げたのも此方です。関係各所、夜食中だった
     皆々様、あとかーちゃんごめんなさい
     久しぶりの祭参加楽しかったです!感想もたくさんありがとうございました!

308名も無きAAのようです:2013/11/12(火) 21:33:48 ID:ZV/JPgQc0
【作品名】(-_-)スイート・タイムのようですζ(゚、゚*ζ 、 (*‘ω‘ *)わたあめの妖精さんのようです
【酉など】なし
【過去作】( ´_ゝ`)デザート×キャラバンのようです(´<_` ) (現行)
【一言】 参加できてたのしかったです

309ミセ*゚ー゚)リ:2013/11/12(火) 22:00:31 ID:13PUp83kO

22時をまわりました!

たくさんの作品、感想、また感想イラスト等の投下本当にお疲れさまでした
様々な作品、また感想に触れることができ
私自身、非常に面白い経験をすることができました

それでは以上をもって、菓子テロ後夜祭含み
作品投下感想祭〜お菓子テロ祭りのようです〜を終了致します
ありがとうございました!

310名も無きAAのようです:2013/11/12(火) 22:08:58 ID:ZV/JPgQc0
乙でしたー

311名も無きAAのようです:2013/11/12(火) 22:09:39 ID:n.AX60kM0
乙!

312名も無きAAのようです:2013/11/12(火) 22:13:05 ID:XXni33DA0
まってまってスライディング!
【作品名】ニュッデレがただいちゃつくだけなようです
コンペイトウの雫、のようです
【酉など】ないです
【過去作】総合短編ばっかり
【一言】コンペイトウを絵にしてくれた人ありがとう、嬉しすぎて嬉しすぎて一日中ニヤニヤしてました
皆乙。すごい楽しかった

313名も無きAAのようです:2013/11/12(火) 22:18:27 ID:HCd2Kp9o0
乙!

314名も無きAAのようです:2013/11/12(火) 22:36:05 ID:2DdrhUrsO
みんな乙!見てて楽しかったよー

315名も無きAAのようです:2013/11/12(火) 23:29:04 ID:U7p6fHvkO
乙っしたー

316名も無きAAのようです:2013/11/13(水) 00:16:44 ID:7f3LE8bA0
乙!

317名も無きAAのようです:2013/11/13(水) 00:22:27 ID:xRcq89To0
【作品名】『おとぎ話の王女でも、のようです』

【酉など】ムカデ人間3公開まだかよ

【過去作】『マーケティング・レンタルコミックスのようです』

【一言】
今年一番納得できた出来の作品になりました
もう『またお前か…』だなんて言わせない

この作品が出来たきっかけは、『アイスクリームのうた』
『おとぎ話の王女でも〜』の部分を『お菓子の国の王女でも〜』と勘違いしていたことから、舞台をお菓子の国に
『昔じゃとても食べられない』という部分から、『こういう理由があったら面白いな』と考え、お菓子の国の魔物を倒す物語にしました

ブーンが駆使する『大錘』は、キングダムに出てくる武将『汗明』の武器から拝借
『シュガーラッシュ・マウンテン』の由来は、ディズニーのアニメ映画『シュガー・ラッシュ』から
モンスターの名前、『アイス・スクリーム』は、その時たまたまサスペンス映画『スクリーム』を借りていたことから出来た名前です
洒落が効いてますね。あがめてもいいのよ?

また、いつもの如く他にこういうモンスターがいれば面白いなーとか、色々考えて
南の火山地帯には、ココア・マグマに棲む岩石のモンスター『トリュフ・ボール・ストーン』の体内から、ごく僅かに獲れるフォンデュ用チョコ『ゴールデン・チョコレート』とかね
東と西はめんどくなって投げた

(゚、゚トソンが用意した酒ですが、俺も全然考えてなかったので、いいちこでいいやって結論付けました
ロックに使った氷は、保冷材として持ち帰ったドラゴンの体です
ブーンはこうして、仕事で得た『副報酬』でトソンに色々な『役得』を用意してもらっています

最後になりましたが、『面白かった』の声や『お菓子でバトルが来るとは!!』などの感想
『お前エッチな18歳JKじゃねえのか!?いいや、この際オッサンでもいい!!犯せ!!』等のご意見、ありがとうございました

318名も無きAAのようです:2013/11/13(水) 00:52:47 ID:7f3LE8bA0
>>317
またお前か…

319名も無きAAのようです:2013/11/13(水) 00:59:58 ID:Xscoo5bE0
>>312
待って!更に待って!>>251のお礼も書いてたのに書き直そうと消してそのままだったよ!ごめんなさい腹切ます!
本当にありがとう、ふたつとも絵かいてもらえるなんて思わなかった
泣きそうなくらい嬉しい本当にありがとう
参加してよかった、一ヶ月推敲しまくった甲斐があったよ

320名も無きAAのようです:2013/11/23(土) 01:37:54 ID:hr6sal/.0
もう一週間半くらい断つのか…


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