したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

ミセ*゚ー゚)リ作品投下感想祭スレ

191(-_-)スイート・タイムのようですζ(゚、゚*ζ:2013/11/10(日) 19:46:49 ID:UyLopquE0

(-_-).。oO(今日こそは、進むといいんだけど)

ζ(゚ー゚*ζ「こんにちはっ!」


図書室の扉を開けると、今日もカウンターに座っていた彼女が顔を上げた。
彼女の手には、かわいらしい文字でタイトルが書かれた本がある。
よくみれば表紙はまんじゅうの写真。何を読んでるのかわからないが、どうせ甘ったるいやつだろう。


ζ(゚、゚*ζ「ケーキとかもいいけど、やっぱり和菓子っていいよねー。
       デパ地下の和菓子屋さん。今度、行ってみようかな」

ζ(゚ー゚*ζ「ねーねー、甘いモノって好き?」


彼女はいつものようにそばに来て、僕に話しかけてくる。
彼女の話す言葉はいつだって、甘ったるくってくだらないことばかりだ。


ζ(゚、゚;ζ「ねぇってばー」


僕はその言葉をいつものように聞き流しながら、ふと思った。なんだって、彼女は僕に話しかけるんだ。
そもそもどうして、この子は毎日図書室にいるんだろう。他の図書委員はどうしたんだ。と、思うのだけれど、問いかける度胸は僕にはない。
僕は溜息をつく。

ここ最近は、小説もずっと書けていない。
書こうと思うだけで、頭が真っ白になってしまう。
主人公の剣は掲げられたまま、ライバルへと届くことはない。
上手く書けなさ過ぎて、「何でこいつらは戦っているんだろう」なんてことを、考え出してしまうくらいだ。
そうなるともう頭はぐちゃぐちゃで、鉛筆を持っても一文字だって書くことが出来ない。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板