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ミセ*゚ー゚)リ作品投下感想祭スレ

196(-_-)スイート・タイムのようですζ(゚、゚*ζ:2013/11/10(日) 19:52:59 ID:UyLopquE0

「書いて」、と彼女は言った。
真剣な目で、真っ直ぐな目で僕を見て、そして言ったのだ。


ζ(^ー^*ζ「ヒッキーくんは気持ち悪くないよ。
       ヒッキーくんの書くお話はキラキラしていて。きれいで、楽しそうで、デレはずっとずっと好きだったの」


甘い言葉だった。
その笑顔は、言葉は、声は、僕のこれまで知っている何よりも綺麗で、そして甘かった。
――まるで、お菓子のようだ。
無くてもまったくかまわないけれど、あると幸せになれる、嗜好品のようだ。
だってそうだろう、そうじゃなきゃ僕は今、こんなに嬉しくて、幸せなはずがない。


ζ(゚ー゚*ζ「だから、書いてほしい。ヒッキーくんなら、きっと書けるよ」


彼女の言葉。何よりも甘くて優しいその声に、僕は泣きながら馬鹿みたいに頷いていた。




家に帰って、彼女からもらった包みを開けた。

そこにあったのは、ピンク色のおもちゃみたいなお菓子。
本当に食べれるのか?と、食べてみれば、口の中に砂糖をそのまま入れたような強烈な甘さが口に広がる。
なんだこれ?と思いながら噛んでみると、その甘いカタマリは砂みたいにあっけなく口の中で溶けた。


(-_-)「……甘い」


はじめて食べる味だった。だけど、その甘さは嫌いではなかった。
おもちゃみたいな可愛らしい見た目も、その甘さも。僕にはよくわからないところも。
なんだか、彼女に似ている気がした。


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