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Ammo→Re!!のようです
703
:
名も無きAAのようです
:2014/08/03(日) 21:37:49 ID:HcapCJ4s0
攻撃しやすいように右足の可変式楯が脹脛の位置に移り、足に隠されていた高周波ナイフが全て飛び出す。
ナイフの起動を確認することもなく、ショボンは迷わずに飛び回し蹴りを放つ。
迎え撃つグラマトンは、反射的にそれを左腕で防御した。
左腕が落ち、潤滑油と血が床を汚す。
ショボンは右足が地面に着くとそれを軸足に変え、左足の回し蹴りで残った左腕を切断した。
この間、わずか一秒弱。
/鄯《゚::|::゚》)『――るなっ?!』
そして、右の可変式楯が二枚に別れ、爪先を覆って巨大な刃に変貌する。
必殺の突き返し蹴りが、グラマトンの頭部を切り落とした。
彼の部下達は手を出す時間すらなかった。
気付いた時にはグラマトンがミサイルと銃弾の洗礼を浴びせ、気付いた時には腕を失い、そして、気付いた時には首が落ちていたのだから。
マックス・ペインとダイ・ハードを合わせれば、例え棺桶を用いたところで今のショボンに攻撃を当てる事すら適わない。
我が目を疑う兵士たちをよそに、絶妙なタイミングでロープが天井に空いた穴から落ちてくる。
慌てて彼の部下達が銃爪を引き始めるが、もう遅い。
ショボンはグラマトンの体を蹴り飛ばし、爆発的な加速と両足の楯を使って巧みに銃弾を防ぎながら、素早くその場を離れる。
弾雨を掻い潜りながら棟の壁面を走って登り、その頂上部からロープに飛び移った。
(::[-=-])『では諸君、おさらばだ!!』
それを合図に、ショボンの体は急上昇し、監獄から抜け出した。
それは綺麗な月の浮かぶ夜に、細かく千切れた灰色の雲が流れる八月八日の夜の事。
これが、ジェイル島から二人の脱獄犯が出た、歴史的な夜の事。
ここは鐘の音街、ティンカーベル。
――これはティンカーベルに世界最大の豪華客船にして船上都市、“オアシズ”が到着する前夜の事である。
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