[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
( ´_ゝ`)二人の旅路は波乱万丈のようです(´<_` )
31
:
◆tqhinNTqWw
:2013/01/07(月) 23:36:49 ID:Ykk9bmtw0
(,,゚Д゚)「・・・久し振りだな、オトジャ」
一本だけ揺らめく蝋燭の明かり。それを持っているのは、双子よりも少々年嵩の青年だった。その隣には、妻らしき女性が寄り添っている。
オトジャとこの二人は知り合いらしい。アニジャが二人にぺこりと頭を下げると、女性の方がにっこりと笑いかけてくれた。
(*゚ー゚)「貴方がアニジャさんね。オトジャ君から話は聞いていたわ。私はシィ、こっちは夫のギコよ」
ギコは精悍な顔に笑みを浮かべた。
(,,゚Д゚)「薬師をしているギコ・ハニャーンだ。まあ立って話すのもなんだから、とりあえず椅子に座れ」
二人は勧められた椅子に、倒れこむように座り込んだ。夜通し歩いてきたので無理もない。座った途端に、疲労がどっと押し寄せてくる。
(*゚ー゚)「その恰好じゃ寒いだろうから、この毛布を羽織るといいわ。貴方達の身体に合うような服がないから・・・明るくなったら買ってくるわね」
シィは持ってきた毛布で二人を包むと、今度は台所に立ってこんがりと焼いたパンと温かなシチューを用意してくれた。美味しそうな匂いに、兄弟の腹が激しく自己主張を始める。
(,,゚Д゚)「さ、しっかり食べろ。食べながらでも話はできるからな」
その言葉を合図に、二人は勢いよくパンにかぶりついたのだった。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板