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( ´_ゝ`)二人の旅路は波乱万丈のようです(´<_` )

140 ◆tqhinNTqWw:2013/05/05(日) 14:47:30 ID:hEUb2nNA0
 その日は野宿の疲れもあって、二人は早々にベッドに横になった。
 窓は少しだけ開けており、そこからは僅かな月明かりと波の音が入ってくる。寄せては返る波の音を聞きながら、いつしかアニジャは夢を見ていた。

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 勝手に外出した事がばれて、村長の家から村外れの塔へと軟禁場所が変わったのは、十三の時だった。
 どうやったのか、何もない所に塔が建つまで二日とかからなかった。だから、村に連れ戻されて二日目の昼には、部屋の中の荷物と共に丸ごと塔へ引っ越した。
 それまでの一日半は、弟者に咎めがいかないように、ただひたすら祈り続けた。けれど連れ戻された次の日は弟者が来てくれなくて、それ所か村長も顔を見せず、魔法を教えてくれる講師すら来なかった。その日一日、俺の部屋にやって来たのは食事を運ぶ使用人だけ。
 嫌な予感しかせず、弟者の事を聞こうと口を開くと、彼等は俺の存在をまるっと無視して食事を置いていくだけだった。

( ´_ゝ`)「・・・寂しい」

 誰もいなくなってから、不意に言葉が零れた。

(  _ゝ )「寂しい、寂しいよ」

 次々に溢れて来る言葉は止まらなかった。

( ;_ゝ;)「弟者、会いたいよ」

 言葉にしたら、余計に寂しくなった。
 俺は一人泣いた。


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