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( ´_ゝ`)デザート×キャラバンのようです(´<_` )
801
:
名も無きAAのようです
:2013/12/07(土) 21:32:47 ID:yZraviHw0
おそらくは話が穏便に済むようにと考えられた言葉は、弟者によって即座に打ち砕かれた。
その言葉に、ギコは絶句し、目玉が飛び出さんばかりに目を見開いた。
青い毛並みに覆われた顔が青ざめ、尻尾が一気に逆立つ。
(,,ii゚Д゚)「な、ななななな」
(;゚ 。゚)「そ、それってどういうこと?」
ゴーレムという言葉は、ギコにもしぃにも覚えがあった。
その昔に、猛威を振るったという人工の怪物。その名は老人の口や、お伽話によって聞かされている。
さらに言えば、しぃはソーサク遺跡の調査の責任者を務める学者だ。
ゴーレムが出現した時の恐ろしさは、彼女が誰よりもよくわかっていた。
_,
(´<_`#)「どういうことだもない。ここは安全なんじゃなかったのか?」
(,,ii゚Д゚)「何十回も調査してるんだぞ、何でよりにもよってそんなことに」
( - -)「ギコくん。もういいわ、これはこちらの落ち度よ。
本当にごめんなさい」
動揺を隠しきれないギコとは対照的に、しぃは冷静さを取り戻していた。
責任者らしくピンと背筋を伸ばして、彼女は謝罪の礼をとる。そこには先ほどまでの動揺は微塵も見られない。
代わりに、緊張をたたえたような硬い表情だけがそこにあった。
.
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