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( ´_ゝ`)デザート×キャラバンのようです(´<_` )
461
:
名も無きAAのようです
:2013/05/19(日) 22:43:45 ID:2tZd1sd.0
弟者は祭壇へと向けて歩き始める。
この部屋は何から何まで様子がおかしいが、その中でも一番怪しいのがこの祭壇だ。
祭壇へと向かう弟者を、穏やかな日差しと優しくそよぐ風が包む。
彼らが生まれてはじめて感じる、厳しさを感じない日差しと、風。そして、なによりもこの草原。
(´<_` )「……父者や妹者が見れば喜んだのだろうな」
流石邸の中庭にあるどの植物とも違う、やわらかな草の色。
風に草同士がこすれあい、聞いたことのない楽器のような音を立てる。
この光景を持って帰ったのならば、妹者におくる最高の贈り物になったのにな、と柄にも無いことを弟者は考えた。
( ^ω^)「お父さんと妹さんは、こういうのが好きなのかお?」
(´<_` )「……」
(*^ω^)「ここの風は気持ちいいおね。ブーンにとってはとっても心地いいお」
相も変わらず語りかけてくるブーンを無視し、弟者は祭壇へと向かう。
特定の信仰を持たない弟者には、その祭壇が何のためにあるものかわからない。
かろうじてこういう場所には神の像なり、信仰の象徴となる器物が置かれるという知識が有るだけだ。
(´<_` )「……しかし、何もないな」
つぶやき、祭壇に手をかけようとした所で、
草の音に紛れて響く――奇妙な音の存在に気づいた。
.
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