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( ´_ゝ`)デザート×キャラバンのようです(´<_` )
459
:
名も無きAAのようです
:2013/05/19(日) 22:39:15 ID:2tZd1sd.0
一同の目に最初に入ったのは、崩れ落ちた天井と、その向こうに広がる青い空。
砂漠の眩すぎて影のようにも見える強烈な青ではなく、高く穏やかな色。
その空の下をそよぐ草の色は、流石邸の中庭でもなかなか見ることの出来ない薄緑――弟者の毛並みの色だ。
扉の向こうに広がる世界――、それは別天地のようだった。
(´<_`;)「なんだ……これは……」
(*´_ゝ`)「すごいな弟者!! ここが最奥だ!!!」
庭園跡の暑さや眩しさが嘘のように、穏やかな光景。
兄者の被り布が風に翻り、そこに取り付けられた金具が涼やかな音を立てた。
マントのフードを外して、弟者は辺りを見回すが。直接日光を浴びてもいつものように目が眩まない。
(;'A`)「季節が……いや、場所自体がズレてるのか?」
(*^ω^)つ「ドクオ見るお、あっちに何か変なものがあるお」
(*´_ゝ`)「……これが神殿か」
そよぐ草のそのまっただ中に、白い石材で造られた祭壇があった。
高さは兄弟の腰位だろうか。これまで見かけたどの石材よりも白い岩には、幾つもの浮き彫りが施されている。
その装飾も、これまで遺跡で見たどの細工よりも繊細で美しい。
しかし、燭台や壺らしきものに囲まれた、祭壇の上には何も祀られてはいなかった。
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