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从 ゚∀从は鋼鉄の処女のようです Яeboot
620
:
執筆チーム
◆fkFC0hkKyQ
:2012/10/01(月) 11:56:04 ID:FzV8uf/k0
_,,,_
/::o・ァ「ヒュー!トバスネー!ンンンキモッチィィィ!」
肩の上で忙しなく羽ばたき、“きゅう子”が電子の歓声を上げる。
目深にフードを被った露天商達が犇めく闇市通りを突っ切ると、饐えた空気に微かに潮の匂いが混じってきた。
o川;゚ー゚)o「そろそろ、ぶち当たる筈だけど……」
“きゅう子”の導きだしたルート予測と、ここまでの所要時間を照らし合わせれば、
そろそろリーガリーの青く角ばったシルエットが見えて来る計算だ。
ボードを滑らせつつ、視線も左右に滑らせる。
遠く、左手に海を望む倉庫街の一歩手前の国道。歩道橋の上からその流れを見下ろす事、約三秒。
正面、車の波の向こうに、それらしき影を見つけた。
o川;゚ー゚)o「きゅう子!」
_,,,_
/::o・ァ「マチガィナィョ!ナンバーモァッテマス!」
ハイレゾ・カメラの確度を、今更疑う必要など無い。
その場でターンして歩道橋から飛び降りると、再び小路の中へと滑りこむ。
ここからは道路も細くなり、第三埠頭への一本道が残るのみ。
あとは、向こうが辿りつく前に先回りして、隙を窺うだけ。
予測通り過ぎて、自分が怖くなるくらいだ。
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