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( ・∀・)モララーは隠居暮らしのようです。 双
71
:
◆hCHNY2GnWQ
:2012/07/28(土) 22:25:54 ID:VC0QHqzQ0
( ФωФ)「うむ!」
( ・∀・)「いきますよ!」
モララーは手に持った剣を思い切り振りかぶり、横へ払う。
そこは紛れもなく虚空だったのだが、まるで金属が切り裂かれるような甲高い音が鳴った。
( ФωФ)「!?」
切り裂いた線を中心に、視界がズレた。
ロマネスクの捉えている景色は滅茶苦茶だった。モララーの下半身と上半身がかみ合っていないのだ。
その後ろの見える木々さえも、一致していない。
が、それを確認する前に黒騎士は気配に気づく。
目の前の不可解な現象より、もっと確実な存在感が背後にあった。
( ФωФ)「ふんっ!」
敵意と判断すると、大剣を使うより早く後ろに蹴りを入れる。
手ごたえはあった。しかし、有りすぎた。
(; ФωФ)「な!?」
蹴りは、後ろの気配の腹部を貫通し背中まで突出してしまっていた。
けれど、その気配はモララーではなかった。リアルだけれども、そうではない彼の煙による幻術。
モララー自身は、最初からずっと。景色を切り裂いた、まやかしの後ろに居たのだ。
そのまま距離を詰め、ロマネスクの懐に飛び込んでいた。
( ・∀・)「!」
剣を振りかぶるより早く、ロマネスクは体勢を再び整えていた。
蹴りこんだ足を、軸足にして大剣を上段に構えている。
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