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( ・∀・)モララーは隠居暮らしのようです。 双

70 ◆hCHNY2GnWQ:2012/07/28(土) 22:23:10 ID:VC0QHqzQ0
ロマネスクの発言の通り。
モララーは手加減していた。とはいえドクオの時のような、全力全開を求めているわけではない。
あれは、間違いなく敵を殺すための魔法だ。それを今から使え、と挑発しているとも違う。

使っている魔法が下級過ぎるのだ。
片手程度で使える弱い魔法で、ロマネスクを倒せるわけがない。
もちろん、先ほどから魔術師としてあるまじき身体能力は、魔法による効果だが……。

( ФωФ)「……何を笑っているのであるか?」

( ・∀・)「え?」

指摘されたモララーは、自らの口元に手を当ててみた。
頬が吊り上っている。なるほど、確かにこれは笑顔だ。
何故、無意識にそんな表情になってしまっているか。それは考えるまでもなく、気づいていた。

( ・∀・)「あなたと手合せ出来ることが、嬉しいんですよ」

( ФωФ)「え?」

( ・∀・)「ずっとずっと、僕の家族のように接してくれたロマネスクさんと……
      自分の大切なものを賭けて戦い、そして越えて見せる」

( ・∀・)「こんな嬉しいことがありますか?」

( ФωФ)「……お主も、大概であるな。戦いは嫌いなのかとばかり思っていたのである」

( ・∀・)「嫌いですよ。大嫌いです。けど、それは命のやり取りだからですよ。
      力比べをして、相手を打ち負かすことに関しては、僕は後ろめたさを持ってはいません」

( ФωФ)「お主らしい、答えであるな。なるほど。確かに、そう考えれば吾輩も心躍るのである。
       世界最強の魔術師を相手に手合せ出来ることは、騎士として誇りなのである」

( ・∀・)「わかりました。それでは、僕もそれに応えるとしましょう」


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