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( ・∀・)モララーは隠居暮らしのようです。 双

263 ◆mGwfd747EA:2021/02/21(日) 22:03:09 ID:oLCKM6Z.0
だが、聳えた岩山は次の瞬間には氷と化す。
氷の結晶をまき散らしながら砕けると、それはそのまま攻撃へと転じられた。

術者は抵抗も空しく、四肢を氷漬けにされ動けなくなっていた。


次はナイフを投擲されたので、モララーはそれを中空でせき止める。
何本も何本も重なったところで、束に電流がぶつけられた。
二重の攻撃で、一気に押し切る算段だったのだろう。

( ・∀・)「スペルカウンター。レベル10」

( ・∀・)「5倍返し!」

刃は爆ぜたように飛び交い、騎士の鎧を破壊していく。
遠くで援護していた魔術師は、反射された雷撃を防護魔法で防いだが
最終的に威力負けをして、感電と失神をしてしまった。


接近戦を騎士が、遠距離から魔術師が。
お手本のような戦いの連携に、モララーは感心する。

高度な技術、魔術を肌身で感じる。


( ・∀・)(ああ、やっぱ近衛のたちは凄いなぁ)

素直に、そう思った。
彼にとってはわからないが、魔術書や戦術書を読む限りでは
この領域に達するには相応の経験と才能が必要のはずだ。

ならば、努力には敬意を払わなくてはならない。


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