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( ・∀・)モララーは隠居暮らしのようです。 双

178名も無きAAのようです:2020/11/28(土) 12:52:43 ID:HcbLbdA20
更に最悪なことに、緊急脱出時に時折使っていた瑠璃のペンダント。

ブーンの首元にぶら下がってはいるが、もちろんそれも使えない。
これは洞窟内だけでなく、島のどこであっても同じ。

モララーが近くにいるから、特にそれを不便に思ってもいなかったが……。
今となっては、ここまで大きく影響するなんて予想だにしていなかった。


(´・ω・`)「モララーさんが、見つけてくれる確証もないよ」

(*゚∀゚)「兄ちゃんなら大丈夫な気もするけどなぁ」

( ^ω^)「確証がないなら、僕らが動くしかないお」

ξ゚⊿゚)ξ「ツーちゃん、今の時間は?」

純金製の懐中時計をツーが取り出す。
針は夕刻前であることを示していた。

モララーは夜になったら、と約束していた。
それまで戻るのか戻らないのか。それもわからない。

後どれだけ待てば? 待ったとして、本当に来れるのか?


ξ゚⊿゚)ξ「こんな冷える所に、薄着なうえに裂傷者多数。
      待ってる間に、もしまた崩落があったら……今度こそ、お終いね」

(´-ω-`)=3「……ダメ元で、行動した方が賢明か」

会議の結果をそれぞれが納得し、頷きあう。

進むべきは暗闇の中。

そこは奈落への道なのか、希望への光明なのか。

誰もわからない。

それでも、少年少女は足を進めようと決意を固めた。


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