[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
( ・∀・)モララーは隠居暮らしのようです。 双
178
:
名も無きAAのようです
:2020/11/28(土) 12:52:43 ID:HcbLbdA20
更に最悪なことに、緊急脱出時に時折使っていた瑠璃のペンダント。
ブーンの首元にぶら下がってはいるが、もちろんそれも使えない。
これは洞窟内だけでなく、島のどこであっても同じ。
モララーが近くにいるから、特にそれを不便に思ってもいなかったが……。
今となっては、ここまで大きく影響するなんて予想だにしていなかった。
(´・ω・`)「モララーさんが、見つけてくれる確証もないよ」
(*゚∀゚)「兄ちゃんなら大丈夫な気もするけどなぁ」
( ^ω^)「確証がないなら、僕らが動くしかないお」
ξ゚⊿゚)ξ「ツーちゃん、今の時間は?」
純金製の懐中時計をツーが取り出す。
針は夕刻前であることを示していた。
モララーは夜になったら、と約束していた。
それまで戻るのか戻らないのか。それもわからない。
後どれだけ待てば? 待ったとして、本当に来れるのか?
ξ゚⊿゚)ξ「こんな冷える所に、薄着なうえに裂傷者多数。
待ってる間に、もしまた崩落があったら……今度こそ、お終いね」
(´-ω-`)=3「……ダメ元で、行動した方が賢明か」
会議の結果をそれぞれが納得し、頷きあう。
進むべきは暗闇の中。
そこは奈落への道なのか、希望への光明なのか。
誰もわからない。
それでも、少年少女は足を進めようと決意を固めた。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板