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( ・∀・)モララーは隠居暮らしのようです。 双

15 ◆hCHNY2GnWQ:2012/07/12(木) 22:52:22 ID:w.OycBSI0
(  ∀ )「……!」

(゚、゚トソン「何をどうやって、どうしてそうなったか何てものは知りません。あえて言います、知りたくないです。
     それでも、モララーさんが私を、子ども達を、その身を呈して命がけで守ってくれたこと、それだけは事実です」

(゚、゚トソン「今回だけではないです。
     初めて会った時も、しっかりお礼を言っていなかったので……随分遅くなってしまいましたが
     本当に本当に感謝しているんです。私に生きる道を与えてくれて……」

(  ∀ )「……トソンさん」

(゚、゚トソン「はい」

(  ∀ )「僕は、そんな立派な人間じゃないよ。生きる道を与えたなんて、そんなことはしてない。
     それはキミ自身が持ってる強さだよ。僕は、何もしてなんかいない」

いつになく、いつもより……いや、本当はいつだって。

モララーは弱弱しく言った。

自分は立派な人間じゃない。
ただの殺戮人形だってことを、誰よりも一番コンプレックスにしているからこそ。
志も、祈りも、それは、そんな自分を遠ざけないでくれ、という彼の心の叫びだったんだ。

( ・∀・)「助かったのは、キミの力だよ、トソンさん」

(゚、゚トソン「…………いいえ」

( ・∀・)「え?」

(゚、゚トソン「違います。まぎれもなく、あなたは私を、私たちを救いました。
     それは事実です。あなたがそれを否定しても、その倍、私は肯定します」

( ・∀・)「トソンさん……」

(゚、゚トソン「卑下しないでください。弱気にならないでください。後悔しないでください。
     例え、間違ったことがあったとしても、結果的に私たちは救われているんです。」

(゚、゚トソン「だから、そんなに自分を拒絶しないでください。
     モララーさんは、自分で思っているより、ずっと、ずっと」


(^、^トソン「ずーっと、素敵な人なんですよ」


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