[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
イベント優先スレ
352
:
???
:2011/08/08(月) 23:45:09 ID:0rvvBuFg
>>349
確かに少女は動いている。
確かに少女は生きている。
――だが、死んでいた。
そういえば、少女の肌は化粧のせいではなく、不健康なほど青白い。
人形のようだとか、陶磁器のようだとか、そんな白さではなく、
その色は、人間の死体を思い描かせた。
>>350
などと、傍から見られていることに気付くこともなく、相変わらず少女は宇佐田に絡み続けていた。
「髪白いね染めてんの? もしかして自前? あっ外人だったりする? ねぇねぇてかその耳触らせてよねーいーでしょー?
てか目ぇ赤っ! あっ結構筋肉すごーい触っていry
と、続けようとしたところで、ついに宇佐田がキレた。
「!?」
怒鳴られた少女は、しかし萎縮するわけでもなく、逆にぷはっと噴出した。
「いきなり現れたのあんたの方だし!! 超ウケるんですけどwwwww
アドレス知らないとか携帯持ってないの? 買えよあっおススメauね私のアドレス教えとくから買ったら教えてよねっ! ……あ、ゴメン紙もってなかった」
「ねっ、私黄道いずみっていうんだけど、お兄さんなんて名前?」
黄道(こうどう) いずみと名乗った少女は宇佐田に近寄ると、軽いノリでその肩に触れようとする。
振り払うのもいいだろう。
そして触れたなら、その手のひらが「人の温度」を持っていないことが分かるはずだ。
>>351
「?」
斬嶋が近づいてきたことで、黄道はようやくその存在に気付いたらしかった。
学ランの青年を見て、むぅっと首を傾ける。
「この時間なら流石に人いないだろうと思って来たんだけどなー。……あ、もしかして近くで何かやってんのかな?」
思いついたように言うと、斬嶋の方に向かって呼びかける。
「ねーお兄さーん! こんな時間になにやってんの? 近くで何かやってんのー?
てかお兄さんどこの学校の人ー?」
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板