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イベント優先スレ
269
:
夜行集団 メデゥーサ
:2011/08/06(土) 21:06:14 ID:d.Sq2D9c
>>265
言葉のわりに、その実あまり困窮していない叡肖へ、メデゥーサはふふ、と上品で艶やかな笑いを向けた。
そして、手の甲で顔を支える格好で肘をソファーの肘掛に突く。
「貴方は相当、姉妹にてこずっていらっしゃるのねぇ?
確かにこの二人は、超、が形容詞としてついてしまうほどの頑固ですわぁ」
しかし、その雰囲気とは対照的に穂産姉妹は、叡肖の言葉の最後の棘に、
彼女達の琴線に触れたのかキッとそちらを睨むが、それでもまだ沈黙は続けられる。
「その推察力、末恐ろしい殿方ですわぁ。ほぼ合っていますものぉ。
そう、この姉妹は坊ちゃんにとって、大変重要な意味を持つ存在なのです。
ですが坊ちゃんの行動は、そこまでの制限は無くてよぉ?
ただ単純にこの街には、まだ、入れないというだけですわぁ。
竜宮の方で、なおかつ穂産姉妹の神話を知らぬ貴方ゆえにお教えいたしますが、坊ちゃんは日陰者の身ですのぉ」
言葉の最中にメデューサはうん、と軽く咳払いをして、穂産姉妹の発言を促していた。
咳払いをきっかけに、穂産姉妹はようやく、その重く閉ざしていた口を開く。
「私達は、このまま彼女と一緒にここを出ます。それが私達の願い」
『そして・・・助けなんて欲しくない・・・それが僕達のもう一つのお願い・・・
もし邪魔するのなら・・・僕達は力づくでもここから逃げる・・・』
雨子神は、その言葉の後で部屋にいる全員を睨みつける。そこにいつもの眠気は無い。
>>266
メデゥーサは静かで上品に微笑み、メリーの質問にゆっくり首を振る。
さらりとなびく金の髪は、少し彼女達の憂いを感じさせた。
「目的は言えませんわぁ、小さなお嬢さん。
言ってしまうとわたくしたちの計画そのものが、破綻してしまいますものぉ
唯一つ言える事でしたら、計画の完遂の後、貴女たちもきっと、
するべきだったと納得していただけるということですわぁ」
/投下ミスですスイマセン
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