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イベント優先スレ
23
:
波旬(verヘキサグラム)
:2011/05/24(火) 02:21:09 ID:tElbSrz.
>>21
「あぁん!? 天狗ぅ! 鼻高々にしやがって何が傲慢だ!!」
波旬と天狗・・・。
流派は違えど、時代は違えど、存在軸は違えど。
同じ窮奇・・・。いや、スサノオの影たる天逆毎から生まれた兄妹関係である。
「妖気の質? 転生体に決まってんだろ、長生きしすぎてボケたか!?」
辺り一面を凍りつかせ、地盤の底に沈め、金属が張り、
焼き尽くされ、岩石が噴き出し、怨念が漂う!!
その全て、その破壊力はまさに一人で百鬼夜行そのものたる存在のようだった!
「馬鹿が! 私は長所はなんでも奪えるんだよぉ!!
私は何でも手に入る! 誰にだって成れる! だから何したって無駄だッ!!」
天狗の力を写し取り、更に姫の幸福の力までも写し取る。
写し取ってしまった・・・。
「――カッ!?」
そう、満たす力。
波旬は頭を抱え、六方星の中で悶え始める。
欲する力と与える力、相反する特性は波旬にとって猛毒そのものだった。
「〜〜〜! チクショウ、こんな・・・こんないらないモノのせいでッ!!」
満たされた欲望は脆く、惰弱。
それすらも姫の幸福の力なのか、それとも貪欲の果ての破滅なのか。
答えは運命の女神のみぞ知る。
「覚えてろよ・・・あの女以上に・・・お前らの事が殺したくなったぞぉ!」
数多の波動は貪欲を満たし、破裂させ、押し通す。
天を覆おう、黒い六方星を撃ち抜き・・・異天の世界が崩れていった。
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