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MSG第1掲示板

921MSG総統:2017/10/10(火) 22:15:14
赤旗大会の展望(名人戦)
※平成29年10月11日20時45分に再編集。

いよいよ今度の日曜日に迫った上記の大会。全国大会出場をかけた名人戦、三段免状を巡って鎬を削る新人戦、どちらも激戦必至だが、先ずは名人戦を予測してみたいと思う。

・名人戦
中信:山中達也 柏原哲也 藤野裕太 蛯名 新
南信:佐藤 歩 有田高大 北原 昭 福村政広
東信:田中博己 佐藤清文 甘利信夫 菊池友恒
北信:北原匡尚 中沢正直 佐藤誠司 鈴木 翼

私の予想は次の通りである。

本命:田中 対抗:佐藤歩 注意:有田、佐藤清 ダークホース:山中、鈴木

佐藤歩氏と田中氏は正直甲乙つけ難く、名人戦での直接対決や最近の全国大会での活躍をみると田中氏を本命に推してはみたが、その決勝戦の試合内容や長沢戦、奥村戦の戦いぶりを比較すると佐藤氏が上とみる。よってあやふやな順位予想だと自ら断定せざるを得ないが、剛腕剛力の佐藤歩はブランクの度合が、どれくらいなのかが気になる所。安定度抜群の田中氏は勝負所での嗅覚の鋭さと苦しい場面での粘り強さが健在ならば、鼻差ながら優勝に近い存在になりそうだ。

第2グループは混迷を極めるが、この4名に注目したい。前年の名人戦、今年の竜王戦共に2位の有田氏は機動力が最大のカギ。佐藤清氏はガッチリ固めて着実な攻めでポイントを稼ぎたい。竜王戦では田中氏を倒しているだけに2年前の準優勝以上の活躍を期待したい。それは同タイプの山中氏にも言える事である。この3選手、もしかしたらスタミナなら参加選手の中でもトップ3に入るかもしれないだけに読みにブレが無ければ台風の目となろう。

もう1人の台風の目は高校選手権者の鈴木君。高校竜王戦こそ決勝戦で土屋朝陽君に後れを取ったものの、翌週の市民タイムス杯(これまた決勝対決)で、後の全国8強を相手に、すぐさま雪辱。安定感に加えて鋭さ、力強さが徐々に備わってきた感がある。問題は序盤力をどれだけ信じ切れるかである。さもないとイケイケ・オラオラ系が相手だと苦戦を強いられそうだ。

もう1つ侮れないのが信州大学勢、即ち蛯名君と藤野君だ。どちらも北信越大学大会では抜群な実績の持ち主だ。穴熊のイメージの強い蛯名君だが、最近は薄い守りの将棋をこなし、何を出してくるか分からない怖さが加わったようだ。課題は中盤の集中力か?藤野君は柔剛自在。どちらかというと柔の比率の方が、やや高いか?自分のペースに引きずり込めば面白そうだ。

前年の竜王戦準Vの柏原氏や北信の重鎮・北原匡氏の大爆発も、そろそろ見たい。柏原氏は練習量・実戦量が豊富だが、それでもスタミナ面が気掛かり。実戦勘で、どれだけ迫れるか?北原匡氏が奥村氏や田中氏に県大会で勝ったのは、つい数年前の事だけに重厚な将棋で相手をキリキリ舞いにして欲しい所だ。2人とも実力的には第2グループに挙げた面々や信大勢に全く引けはとらないであろう。

中沢氏、佐藤誠氏は一度いいパンチを入れれば一気呵成に畳みかけるだけの迫力の持ち主だけにツボにハマると怖い。北原昭氏、甘利氏は序盤から積極的に動きそうなので相手選手も神経を使うことになりそう。福村氏は、終盤のしぶとさは半端ないだけに中盤に脂っこさが加われば一筋縄では行かない存在だ。中学生ホープ・菊池君の頑張りにも注目したい。ジックリ時間を使って最善手を探し続ける事を心掛ければ、対戦相手も苦心する事になるだろう。

次回は新人戦を占いたいと思う。


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