したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

MSG第1掲示板

307МSG総統:2015/05/20(水) 23:04:49
学生大会の展望(小中学生選手権3)
・中学生男子の部

中信:土屋朝陽 丸山拓馬
南信:荻原拓也 鈴木拓弥
東信:西田新  小川遥希
北信:松本泰河 鈴木翼

技術は勿論、負けん気の強さもハイレベルの選手が多数集った。高校選手権さながらの異様な緊迫感が多い漂う予感大だ。

一番注目を浴びるのは小学生高学年の部から通算3連覇中の西田君であろう。実力は元より、この所の対局姿勢には鬼気溢れるモノを感じる。

問題は過去の小中学生大会において予選リーグを1位通過したことが1度も無いという点か?これを心配要素と見るか否か?ただ、負けを引きずる事無く団体戦も含めて4回も優勝したという事実は大きなアドバンテージだと言える。しかも1度負けた相手と必ず当り、必ず雪辱して優勝してしまうのだから並大抵な精神力ではない。彼を僅ながら本命に挙げるならば、これであろう。

逆に言えば4連覇を狙う身でありながら、これだけ大苦戦を重ねるという事はそれだけライバルの数が多く、また実力が拮抗している証拠と言える。特に3年生にとっては意地でも負けられないであろう。

前年4強の松本君は屋代付属中のエースとして東日本大会を戦ったのを契機にスケールアップしてきた感がある。慌てず焦らずドッシリ構えて対局に臨めば相手も相当に威圧感を感じるであろう。小学生名人にもなった事のある荻原君だが、昨年は朝日アマ等で善戦が目立っていた。松本君と同じく本格派の強豪で皆の手本となる将棋が期待出来そうだ。

松本君と荻原君の直接対決も、次の中学生団体戦の優勝争いに大きな影響を与えそうなので大いに見ものだ。

中学生になってから台頭してきた土屋君と2年生の鈴木君も、当然優勝候補だ。求道者タイプの土屋君は何度も言うように相手の研究を上回る地力が身に付けば頂点も夢ではない。また鈴木君も得意戦法こそ違えど師匠格の田中博己竜王にスタイルが似てきた感がある。安定感をバックにして相手の小さな隙を的確に捉え切れれば快進撃の予感大だ。

西田君、松本君、荻原君、土屋君、鈴木君。この5人に実力差は殆どないと言って良いであろう。しかも高校生棋士に例えれば西川洸佑君、小林豪君クラスと言っても良い。事実直接対決でも互角もしくは白星をゲットしている。それほどに今年の中学生はレベルが高いのである。

だが他の3選手も侮れない。中信予選で土屋君を苦しめた丸山君に小中学生の部に渡って連続出場の小川君も大会の雰囲気に馴染んで自分の将棋を指せれば怖い存在となろう。また長野に鈴木兄弟があれば飯田に鈴木3兄弟アリ、その次男の鈴木君も、かつて県代表として挑んだ東日本大会での経験を、どう生かせるかが大きなカギを握りそうだ。

誰もが同等に高い潜在能力を秘めているだけに、それを発揮しきれた者が頂点に上り詰める事になるであろう。ベストを尽くして頑張って貰いたい所だ。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板