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MSG第1掲示板

1175MSG総統:2018/10/30(火) 21:59:38
高校新人戦を振り返って・1
今年も数々の激戦が展開された高校新人戦を振り返って見たいと思う。今回は新顔というか選手権では目立たなかった選手の活躍が際立ったように思えた。

まずは女子から。

女子の個人は代表3名。小学校時代から覇を競ってきた小川清香さん(松本深志)と西田誉さん(長野西)を先頭に松本第一や伊那北の精鋭が後を追うモノと思われた。そして「信州女子のON」も苦戦を強いられる。

まず小川さんが、初戦のプレッシャーからか柏原花織さん(松本第一)に苦戦するも終盤粘って逆転勝利を飾ると、その後は持ち直して3連勝とする。その小川さんの最終戦(優勝決定戦)の相手を決める全勝対決が西田さんと西沢佑美果さん(松本県ケ丘)であった。

私はこの勝負、西田さんが優位と思ったが学年は上なれどキャリア1年有るか無いかの西沢さんが中盤から押し気味になり終盤は必勝型となる。西沢さんが飛車を取って桂馬を成り込み、西田さんの玉を左右挟撃形の受け無し状態に追い込んだ所で西田さんが最後の猛攻を敢行する。

待ち伏せの駒が好位置とはいえ届きそうもない西田さんの反撃であったが、勝ちを意識したのか西沢さんに守りのミスが出る。それに乗じて奇跡的に全軍躍動した西田さんの大逆転勝利となり3連勝となった。この敗北が尾を引いたのか、西沢さんは最終戦の松田結さん(飯田)との一戦も落とし代表争いから脱落した。

優勝決定戦は春のそれと同じカードに。大会史上初の1年生対決による決選は、最後まで一進一退の高校が展開されたが最後は小川さんが競り勝ち、長野県の高校女子2冠に輝いた。

残りの2枠は3勝1敗の3人の中から選ばれる訳であるがリーグ2位の西田さんが、決勝トーナメントの結果を待たずして県代表2番乗りとなり、トーナメント1回戦で松田さんを破った斎藤桂さん(伊那北)が入った。翌日の2位決定戦は西田さんが斎藤さんを破り最終順位が決まった

団体戦には松本第一の2チームと伊那北が参戦。松本第一Aは柏原さんと平林槙子さんの2人のみチーム編成であったが存分に力を発揮して団体優勝を果たした。

最後はやはり個人戦は小川さんと西田さんが、団体では松本第一がトップに立ったが決して楽な戦いが続いたわけではなく、少しずつ差は縮まっているのかもしれない。選手権までに、どれだけ詰められるのかを楽しみにしたい。また来年は伊那東部中の松沢咲さんが高校に進学予定である。彼女がどこに入学するか?また選手権では、どの部門に主眼を置くか?それによって個人戦も団体戦も勢力分布図が激変する事は間違い無いだけに注目の度合いが高くなりそうだ。

それはともかく、岡山県開催の全国大会に女子代表として小川さん、西田さん、斎藤さんが挑む事になった。長野県開催となった夏の全国選手権以上の成績を期待したいと思う。

その頃、男子も白熱の戦いが展開されていた。全国大会を目指すのみならず来春の選手権の前哨戦と位置づけるこの大会、上級生主体の強力戦力を抱えた団体強豪校が、いつになく多い事もあって全国切符の掛かった個人戦とか、全国大会につながらない団体戦とか関係なく激戦が展開された。

まず猛威を奮ったのは、長野高専の1年生部隊であった。少し前に全国高専大会で準優勝を果たした自信が後輩達にも伝達したのか?何と1位〜3位までの上位を独占してしまったのであった(ただし3位は2年生)これが個人A級や団体戦で繰り広げられる激戦の幕開けを告げる号砲となった。

その2に続く


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