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MSG第1掲示板

1172MSG総統:2018/10/25(木) 22:25:53
学生大会の展望(高校新人戦・3)
> No.1246[元記事へ]
↑こちらをクリックすると週刊長野杯小学生将棋大会のレポートが見れます。是非御拝見下さい。


・男子個人(代表2名)

本命:鈴木 翼(長野工)
対抗:津田隆汰(木曽青峰)
注意:西田 新(コードアカデミー)
伏兵:浅品寛人(長野高専)

土屋朝陽君、小林誠至君、荻原拓也君、松本泰河君、高橋智哉君といった多くの役者が引退したとはいえ強豪揃いの男子個人は白熱の大激戦になること請け合いである。誰が全国大会出場を決めてもおかしくないのだが・・・

それでも実績では抜きん出ている鈴木君が本命と見るべきか?今年に入って長野県棋王を獲得、更には支部対抗戦では長野支部を東日本8強まで導き、高校選手権も男子個人2連覇。竜王戦、名人戦、赤旗戦、信州王将戦では全て県大会進出を果たすなど、最早長野県を代表するアマ強豪に成長したと言っても過言ではないであろう。ただベテラン相手に見せる強さが、同世代対決となると影を潜めるのが不安材料か?ここまで高校3大大会では優勝2回、準優勝2回、準決勝進出1回と実績ナンバーワンであるが、彼の実力からすれば優勝回数が少なく思う。天敵・土屋朝陽君が抜けた今、長野県屈指の実力者の底力を存分に披露して欲しい所だ。

対抗馬の選定も難しかったが現在絶好調の津田君を対抗に挙げてみた。高校竜王戦では西田君、鈴木君を破り木曽在住&在学者として最高成績である3位にまで勝ち上がった。その後も勢いは止まらず赤旗名人戦、県選手権B級共にトップで県大会進出。更に赤旗名人・幡宮慎太郎氏には大きな大会で連勝中である。自信に満ち溢れた電撃戦が爆裂するようであれば破竹の勢いで全国切符が初の木曽谷越えを優勝で達成する可能性大である。

注意に留めたとはいえ本命対抗に近い存在なのが西田君。リーグ戦での戦い方に不安を感じるが、土屋君が抜けた今、トーナメント戦の適応能力は長野県の高校生の中では彼がナンバーワンと見る。安定感・確実性では鈴木君が上回ると思うが前進力では西田君かと思う。今年は選手権も竜王戦も、あと1勝という所で涙を飲んだが新人戦では持ち前の逆境での強さを発揮して頂点を極めたい所である。

台風の目は全国高専団体戦で準優勝の大躍進を遂げた長野高専勢、つまり浅品君と黒岩雄大君である。特に浅品君は赤旗で北原匡尚氏を、更には棋望会にまで遠征して赤木崇幸氏、西田新君を破るなど上り調子である。今までよりも遥かに攻撃力がアップしているようだ。名前こそ挙げなかったが黒岩君も本来は浅品君と同格の実力者だ。昨年は直接対決で浅品君に敗れたが、選手権では全国大会出場、支部対抗戦では大敵・三島孝太君を破り決勝進出を決めるなど実績では上回る。ともあれ厳しい7連戦を戦い抜いて全国準優勝を勝ち取った事は2人に大きな自信を与え、スタミナ面も含めて相当手強い存在になりそうだ。

他の注目選手はというと赤旗で佐藤清文氏を大苦戦に陥れた甘利俊樹君(上田)大須賀欽一氏や市川憲治氏といった格段のベテラン強豪を撃破した熱血漢・金井智輝君(長野)一度は津田君を倒した溝上紘史君(飯田)野沢北のエース菊池友恒君、諏訪清陵の釜田陽光君、伊那北の松村拓音君辺りに注目したい。

中信勢も粒揃いで特に期待したいのは松本県ケ丘の選手層の厚さであろう。主将の石塚奏多君は高校竜王戦で荻原拓也君を破り、赤旗の三段戦では県4位と健闘した。結構負けん気の強い所が魅力的だ。また副主将の望月佑成君も練習熱心で実力的にも引けを取らない上に2年生の佐原智輝君も本格派の将棋で侮れない。また松本第一の男子も年々層が厚くなっており、2年生は勿論、1年生の中にも先輩に劣らぬ実力者が何人もいるようなので期待が持てる。全国大会を経験した水橋峻良君(松本深志)も、それを糧にどれだけ力を伸ばしたか?この大会で真に実力が試されるだけに注目したい。蛇足ながら石塚君、望月君、水橋君、更に女子の西沢さんと平林さんは私とは同郷の間柄なので大いに頑張ってもらいたいと思う。

以上で大会展望を終わる。予測不能の高校生の激闘は今度の土日に火蓋が切られる。
途中経過は(本格的には2日目からか?)第2掲示板にて伝える予定なので、そちらを見ながら御堪能いただきたいと思う。


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