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MSG第1掲示板

1165MSG総統:2018/10/15(月) 22:07:32
赤旗の戦評(新人戦)
・新人戦決勝トーナメントの結果

準決勝
☆木谷健太郎(3勝1敗・勝ち点5)−★石塚奏多(2勝2敗・勝ち点4)
☆中畑和将(3勝1敗・勝ち点3)−★斉木温彦(3勝1敗・勝ち点4)

※酒井肇氏が欠場の為、参加者7名

隣の2選手ずつ4試合を戦い、同点の場合は勝った相手の勝ち数を自分の得点とするルールで上位4選手が決勝トーナメント進出。準決勝は予選の1位−4位、2位−3位という組み合わせで三段免状を目指す戦いが行われた。そしてそれは全勝も全敗も居なくなるという激戦へと発展した。

スタートダッシュに成功したのは木谷、中畑、斉木の3選手、とりわけ中畑、斉木の小学生3君のスパートが凄まじかった。共に黒岩泰、宮崎匡志の2選手を撃破した後、中畑君は清水輝元氏を、斉木君は県ケ丘の主戦・石塚君を破り3連勝とする。だた全勝対決となった木谷−斉木戦は木谷氏が制し、これまた3連勝。この時点で、上記3人の決勝トーナメント進出が確定した。

しかしここから巻き返したのが黒岩氏であった。4戦目で初白星を挙げたのだが、その相手が3連勝中の木谷氏という事で勝ち点3が入り暫定ながら単独4位に立つ。そして最終戦の中畑−石塚・宮崎−清水の結果次第で黒岩氏の決勝トーナメント進出の可能性が出てきたのである。

その条件とは1勝の宮崎氏と石塚君の両方が敗れる事であったが、先ず宮崎氏が清水氏に敗れる。清水氏はこれが初白星であったが、上位3人の誰かを倒せなかった分、2人とも黒岩氏に届かず脱落。最後は石塚−中畑戦の結果に全てが託されたが、結局石塚君が唯一の全勝者に土をつけ、自らが唯一の2敗保持者となって4位に滑り込んだ。黒岩氏は最後の木谷戦で自分の将棋を指し切って結果を出していただけに、序盤で波に乗れなかった事が惜しまれる。

準決勝は木谷−石塚の20台と高校生の対決。中畑君と斉木君の小学生ライバル対決(共に準・長野県小学生名人である)となった。開幕戦のリマッチは、なかなかの好カードであったが予選に続いて木谷氏が制し、小学生対決では2歳年上の中畑君が先輩の意地を見せて共に初の決勝進出を果たす。なお3位決定戦では斉木君が石塚君を降す。予選では早指しで、破竹の連勝を飾った斉木君が大きな山場では結構時間を使っているように思えたのは、私の思い過ごしであろうか?

決勝戦は木谷氏の攻勢を中畑君が入玉含みで粘りを見せる。自陣は、なかなか手の付きにくい形としていた木谷氏は重圧に折れず、また焦る事無く攻めを繋げて中畑玉を寄せ切った。本来は名人戦の優勝候補をキリキリ舞いにしてもおかしくないと思うので、これからが楽しみな存在になりそうだ。

こうして赤旗は終わりましたが、この後すぐに県選手権、高校新人戦が始まります。更に11月25日には安曇野市・明科公民館にて安曇野囲碁・将棋大会の開催を皮切りに朝日アマ・山梨団体戦と大勝負が続きます。これからも気合を入れて自分の将棋を指せるよう頑張りたいと思います。


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