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MSG第1掲示板

1092MSG総統:2018/05/31(木) 22:40:35
学生大会の展望(高校竜王戦)
ここ2週間は小中学生の戦いを振り返ったが、ここからは再び高校生の戦いに目を戻したいと思う。
舞台も長野市に移る事になる。そこで繰り広げられる高校生最強棋士決定戦といえる戦いを占いたいと思う

県大会に駒を進めた地区代表8選手は次の通り

・中南信
土屋朝陽 小林誠至(共に松本深志)内山雄太(松本第一)津田隆汰(木曽青峰)

・東北信
松本泰河(屋代)鈴木翼(長野工) 黒岩雄大(長野高専)西田新(コードアカデミー)

そして私の優勝予想は、この通りである

本命:土屋 対抗:鈴木 注意:西田 伏兵:小林

誰が優勝してもおかしくない顔ぶれが揃ったが、県代表5回、全国大会ベスト8入り2回、そして竜王戦3連覇を狙う土屋君を僅差ながら本命に推す。ギリギリでも崩さない強気の姿勢、秒読みでも乱れない正確さは全国でも屈指のハイレベルかと思われる。問題は戦法の使い分け。最近は美濃と穴熊でローテーションを回しているようだが、今回も使い分けるのか?それともどれか1本に絞るのか?また誰を相手に何を採用するのか?それによって優勝の行方に多大な影響をもたらす事になる。接戦での勝負度胸と経験値では参加選手中1番かと思うので中盤の戦い方がカギとなりそうだ。

対抗に留めた鈴木君だが昨秋は土屋君を破り三段免状を獲得。今年に入ってからもタイトル奪取(棋王戦)に支部対抗戦で長野支部の東日本8強入りに貢献、更に高校大会では、今の所、3大大会全て決勝進出(今も記録は更新中)高校選手権では2連覇を果たして3度目の全国切符を掴んだ。実績だけを考えれば本命に推したいほど。将棋も安定感が高く。好機を捉える嗅覚も鋭い。ただ学生大会では普段の実力を充分に発揮し切れていないように思える。土屋君の機動力に、どう対応するかであるが自分のスタイルを信じ切って押し通せば、彼こそが最も全国大会に近い存在になり得る筈だ。

西田君もハイレベルな環境に身を置いていた分、より閃きの良さに磨きが掛かってきたようだ。とりわけトーナメント戦での勝負強さはピカイチと言って良いであろう。勝負所でジックリ腰を据えて熟考する習慣がつけば鬼に金棒だ。似たようなタイプと言える松本君も今年は好調のようで東北信予選では鈴木君、西田君を破り1位通過、選手権では長野高専の黄金コンビを連破して全国切符を勝ち取った。彼もまた冷静にドッシリと構えるよう心掛ければ、それだけでも対戦相手に威圧感を与えるであろう。西田君も松本君も今大会の台風の目になることは間違いない。

ただ津田君、黒岩君も侮れない。津田君の津波の如き突進力は凄まじく、またレパートリーも広い。黒岩君も効率性と爆発力を兼ね備えた攻撃力は脅威である。今年に入って二段免状奪取、支部対抗戦では準決勝と決勝にて連勝。高校大会も準決勝進出が3回。あとは頂点だけである。

しかしながら、そんな彼等を差し置いて伏兵としたのが小林君だ。これは本命対抗に推した土屋君&鈴木君との相性を考慮して小林君なら、この2人と結構激戦を展開するのではと予感した為である。現に昨年の新人戦では鈴木君をやぶっているし、小学生時代には支部対抗戦にて年上の小学生名人に勝ったりするなど、結構大物食いで驚かせているので、今回も大きなサプライズを、もたらすかもしれない。松本第一から4人目の地区代表となった内山君は、如何に会場に場慣れするかであろう。1つでも勝って気持ちが解れ、元気良く指すよう心掛ければ一転して要注意的な強敵に変貌するかもしれない。

決戦は6月3日。ライバル達の全力を尽くした攻防のある将棋を期待したいと思う。


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