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MSG第1掲示板

1087MSG総統:2018/05/25(金) 23:07:24
三年連続〜下級生の台頭〜相次ぐ下剋上
今一度、準決勝の組み合わせを・・・

(中学生男子)井原千洋VS三島孝太 中畑太翔VS月岡晃太郎(左側が予選1位通過選手)

昨年、同部門の決勝戦を戦った3年生に、昨年の小学生高学年の部にて決勝戦を戦い、今では研修会で腕を磨き合う1年生が挑む図式となった。付け加えると井原VS三島戦は前年の小学生王者VS中学生王者の戦いであり、太翔VS月岡戦は前年の中学準優勝者VS小学生準優勝者の対決であった。

太翔君の居飛車穴熊に果敢に攻めかかる月岡君に対し、堅陣を生かした太翔君の攻めも厳しく一進一退の戦いとなったが月岡君の攻めが最終的に上回り棋王戦の借りを返して決勝進出を果たす。

一方、雁木模様から早目に銀を繰り出した井原君が飛車先から激しく攻め込む。四手角を拠点とした三島君の反撃も厳しかったが守りの銀を見捨てての猛攻で井原君の飛車が成り込み、中央上部からの分厚い攻めで三島君の玉頭に殺到する。一瞬私も決まったかと思ったが、懸命の防戦で三島君の王様は右辺に脱出。それでも井原君が良さそうに見えたが・・・

ここで思わぬ幕切れが待っていた。攻撃を継続するか一時大駒を引き上げるか迷った末に時間が切れてしまい井原君の負けとなってしまった。力を出し切るに至らぬまま好局を時間切れで落とした井原君の心中は如何ばかりか?ともあれ三島君は2連覇に王手をかけた。

こうして決勝戦は三島VS月岡という組み合わせとなった。予選2位通過選手同士の決勝戦。実はこれ、一昨年の西田新VS鈴木翼、昨年の三島孝太VS中畑太翔に続いて3年連続のケースである。如何にここ数年の中学生棋士たちの実力が拮抗しているのかを証明する現象と言えるであろう。


一方、小学生高学年の部準決勝のカードは次の通り。中学生の部同様、左側が1位通過選手である

田中良樹VS斉木温彦 中畑和将VS古林正義

1位通過を果たした2人の6年生に、4年生の斉木君と2冠を目指す5年生の古林君がぶつかるという図式であった。それはともかく・・・

余り見る機会が無かったので、自分の推測で語るしかないのだが、この部門の戦い、メンタル面が勝敗を左右した例が随分と多かったのではないだろうか?予選で田中君が古林君に勝てたのも、ノビノビ指せた田中君と硬くなった古林君の差が出たように感じたし、その田中君も斉木戦では硬くなってしまったか?一度さなる杯で勝った下級生を相手に競り負けを喫し決勝進出を断たれた。

逆に古林君は上級生の強豪・和将君が相手であり、予選リーグを結局は連勝していた事もあり、緊張はしていても気持ちは落ち着いていたのか?自信に満ちた指し回しで強敵をクリアした。

決勝戦は古林君と斉木君。1位通過の6年生を倒した5年生と4年生の対決となった。つまり何と、中学男子も小学生高学年も、決勝は予選2位通過同士の対決となった。昨年優勝の井原君も2位通過だった為、この時点で、2年連続で予選2位通過選手の優勝が確定した。ここでも激烈な下剋上が展開されたというわけである。

決勝戦の回想は、また後日。


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