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MSG第1掲示板

1069MSG総統:2018/05/10(木) 22:14:08
学生大会の展望(高校選手権3)
・男子個人(代表4名)

最後に最大人数による最大の激戦区を占いたいと思う。

本命:土屋朝陽(松本深志)対抗:鈴木翼(長野工)注意:西田新(コードアカデミー)
伏兵:津田隆汰(木曽青峰)ダークホース:黒岩雄大(長野高専)

何やら女子団体以外は中信の選手ばかり本命に挙げて地元ビイキにも程があるような気がするが、全国ベスト8に2度勝ち上がり、長野県高校3冠王に王手をかけている土屋君を鼻差ながら本命に推す。

土屋君は、それまでの美濃四間一本のスタイルから脱却して三間飛車や穴熊を使い分けるようになり、まあこれが吉と出るか凶と出るかは分からないが、ここ1番での勝負度胸の強さは健在で、3月の支部対抗戦でも、それで5戦全勝をマークした。緊張が高まる場面で本領を発揮する迫力は、今回も並み居る強豪達を飲み込んでしまいそうだ。

対抗に留めたとはいえ限り無く本命に近いのが連覇を目指す鈴木君だ。今年に入って見事に長野県棋王を奪取。更に支部対抗戦では長野支部を東日本8強に押し上げる原動力となった。スキのない陣形作りで好機を的確に捉えて着実に優位を拡大するスタイルに揺るぎが無ければ優勝は射程内だ。だだ学生大会の空気が苦手なのか高校竜王戦も東北信予選で苦戦した。勝ちに行く姿勢を貫けば早期に克服するであろう。

西田君も上記の2人に引けをとらない実力者で、しかもトーナメント戦形式での勝負強さは県内の学生の中でもナンバーワンかもしれない。課題はリーグ戦での戦い方。しっかり勝ち切って決勝トーナメントに弾みをつけたい。木曽の剛腕・津田君は勢いがついたら手が付けられない馬力の持ち主だけに接戦になった時に如何に粘り強い指し方が出来るかであろう。闘志を前面に出す彼等が優勝争い、代表争いを過激にヒートアップさせそうだ。

台風の目は高専勢。黒岩君は今年に入って活躍が目覚ましい。支部対抗戦では三島孝太君を破り中高支部を準優勝に導き、高校竜王戦でも快進撃を見せて東北信代表となった。その黒岩君を高校新人戦で破り3位を決めた浅品寛人君も高専の主力だ。効率良く駒を捌いて相手の急所を鋭く突くのが黒岩君なら、安定感を武器に堅実な将棋に心掛けているのが浅品君というのが私の印象。2人とも2度準決勝に勝ち上がった実績を持つだけに、団体戦を蹴って個人戦で全国アベック出場を目指すと私は見ているのだが・・・

今年の個人戦は、個人戦でありながら団体戦を戦っているような錯覚に陥るかもしれない。それを象徴するのが、前述の高専勢、そして諏訪清陵の精鋭集団だ。特に荻原拓也君は説明無用の優勝候補であり手堅いスタイルに加えて攻撃の鋭さが増せば2年振りの優勝が見えてくる。清陵が個人戦を主戦場とするならば旧・永明中の下原良樹君や清水峡央君、更に2年生ホープの釜田陽光君の参加が考えられ、激戦に拍車がかかる。

忘れてはならないのが北信勢。まず松本泰河君(屋代)が好調だ。昨年夏のプレ高校大会、そして先月の高校竜王戦東北信予選、共に優勝を飾っている(特に後者は全勝優勝)冷静に構えて落ち着いて指すよう心掛ければ本人の想像以上に実力が引き出され好結果を積み重ねるハズである。もう1人・高橋智哉君(稲荷山養護)も高い機動力を持っているだけに破壊力の底上げがあれば優勝争いを引っ張る存在になりそうだ。

気になるのが松本県ケ丘。前年準Vの斉藤慶太郎君、塩尻西部のホープ・佐原智輝君。そして塩尻支部会員の望月佑成君。男子団体の項で、この3人が組めば面白いと書いたが私の予想では3人とも個人戦出場かな?と見ている。まあどちらに出るにせよ高専・清陵と並んで侮れない勢力となるであろう。

これにて展望を語るのを終わりにしたいと思う。決戦は明後日。地元での全国大会を目指して、果たしてどんな展開が待ち受けているであろうか注目したいと思う。

蛇足ながら、ふと2年前を思い出した。あの時は主だった選手達の殆どが団体戦をスルーした為、個人戦の参加人数が例年にない急増ぶりを見せて関係者を驚かせた。まさか今回も、その再現が有り得るであろうか?


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