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クリフトとアリーナへの想いは Vol.1
539
:
従者の心主知らず 勇者【鬱・暴力・流血注意】 15/24
:2017/06/22(木) 14:40:20 ID:Z5vqYFE.
「…………」
「…………」
そういえばソロにもぎゅってされたんだ。ソロもちょっと強引で……なんで今思い出すんだろう。
てっきりぶたれると思ってた。ソロはあのとき何を思ってたんだろう。
なんていってたっけ……お前は……そう、シンシア、お前はシンシアじゃないのにっていってた。
シンシア……
「姫さま……」
「んー」
「…………」
「姫さまは、ソロさんのことを……」
「え?」
「………………」
クリフトはその先をなかなか言わない。
もしかして私が今ソロのこと考えてたの、わかったのかな。口に出してたのかな。
私はクリフトを見た。
クリフトも私を見てたけど目が合ったしゅんかんそらしたのがわかった。
「いえ、その……」
「?」
「ソロ、だいじょうぶかな……」
「…………」
「わざわざあの家に出向いてまで泊まろうとするのですから安心できる場所なのだと思います」
きっと大丈夫ですよ、クリフトは静かにそう答えた。
「そっか。そうよね」
「………………」
クリフトの胸もとに顔をうずめる。
「っ…」
クリフトほんとにあったかい。いいにおいがする。いつものクリフトのにおい。
なんでだろう、ほんとにすっごく安心する。私はそのまま目を閉じた。
「…………」
「…………」
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