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クリフトとアリーナへの想いは Vol.1
296
:
従者の心主知らず 黒幕 4/4
:2016/06/30(木) 10:05:01 ID:bUFKGPys
「人間どもを利用しロザリーをさらわせたのはこのわたし!」
――このエビルプリーストさまなのだ!――
え?
ロザリー?
ロザリーをさらわせた…?
からだがほわっとあったかくなる。クリフトが魔法をかけてくれたみたい。守りのオーラのスクルトだ。
それは戦いの合図。
でも私はさっきの魔物の言葉で頭がいっぱいで……。
ロザリーをさらったのは人間たちで……じゃあさらわせたって……
「…………」
人間たちに、さらわせた…?
あなたが……
「あなたが…?」
魔物は笑ってる。
さっきまでの寂しそうな顔はもうどこにもなくて、笑いながらゆっくり手を上げた。
魔物のよこから泥みたいなかたまりがあらわれる。
人のかたちをしたそいつらはだらしなく舌を出して手を伸ばしながらこっちにふらふら歩いてきた。
前にも戦ったことあるような敵……でも私は魔物だけをまっすぐ見た。
「あなたが…っ」
「ん…?わたしが?」
魔物は笑ってる。
――あなたがロザリーをっ!!――
叫ぶと同時に私は魔物に飛びかかってた。後ろでクリフトの呼ぶ声が聞こえた気がした。
魔物がなにかささやいたあと目の前がまぶしい光に包まれる。
イムルでロザリーが死ぬ夢を見てから見はじめたデスピサロの夢はますますはっきりしていった。
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