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クリフトとアリーナへの想いは Vol.1
294
:
従者の心主知らず 黒幕 2/4
:2016/06/30(木) 09:56:19 ID:bUFKGPys
「クリフト?」
「なぜでしょうか?この場所ではちょっとだけ胸が苦しいです……」
顔をしかめるクリフト。ほんとに苦しそう……。
「クリフト、大丈夫…?」
「…………。
……はい、大丈夫です……」
「ん…」
申し訳ありませんってクリフトは小さくつけ加えた。すぐ謝るクリフト。謝ることないのにな。
でもいつものクリフトでちょっとだけほっとした。そのあとは誰も何も言わずに頂上へと進んだ。
「ここが頂上のようですが不思議と魔物の気配がありませんな。
どうしたことか……」
「え?」
ブライが首をかしげる。そうなの?
「じゃあ、ここには魔物がいないってこと?」
「むう……」
ブライは何か考えてる。ソロも難しい顔してじいを見てた。
でも私は何かを感じることも何かを感じないこともできなかった。ただの頂上ってだけ。
くやしいな……。
私はただただソロのあとを追って玉座へ向かった。そしたら……
「神父さま?」
玉座に魔物はいなかったの。
今までだったら結界を守る魔物がいるはずの玉座の前にいたのは神父さまだった。
少しだけ寂しそうなお顔をした神父さま……うつむいたままゆっくりこっちを見る。
神父さま…?
私は神父さまにここは危険よって、きっとどこかに魔物がいるはずだから早く逃げてって、
そう言おうと思って前に出た。そしたらクリフトがすぐその前に出て……
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