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クリフトとアリーナへの想いは Vol.1
251
:
従者の心主知らず 男 12/21
:2016/06/04(土) 13:45:03 ID:QS3H3Q5k
「絶対に連れて帰るからな…」
「…………」
「だからお前も、体あっためて安静にしとけよ。少し落ち着いたら薬湯飲め。せっかくスライムが用意したんだ。
いざ帰ってきたら死んでましたとか許さねえからな」
「………………」
アドンは腕で顔を隠したまま無言でうなずいた。
手当ても終わって出かける準備もととのって、お部屋を出るとき私はふと思い立って。
すぐ下りてくから先に行ってるようクリフトにお願いして私はアドンに声をかけたの。
「ねえ、アドン…」
アドンがびっくりしてこっちを見た。
「あ、ごめん。私アリーナっていうの。よろしく」
そうだ、私も謝らなきゃ……。
「あの、ごめんなさい……。最初に会ったときコンドルにケガさせたの私なの。
ごめんなさい……」
「…………」
私はコンドルたちにもごめんなさいって頭を下げた。コンドルたちはだまってこっちを見てる。
さっき私が抱えてたほうがすこしだけキイキイって鳴いた。なんて言ったのかな。わかんないや。
「なぜ……」
「え…?」
――なぜ、お前たちは……――
アドン…?
アドンはゆっくり天井を向いた。
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