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クリフトとアリーナへの想いは Vol.1
231
:
従者の心主知らず デスパレス編 3/5
:2016/06/02(木) 09:14:11 ID:5h2uhey.
「女神さま、まだ……まだ牢に捕われた者がおります。男性が二人と女性が一人……。
魔物たちは今夜女性から先に食べようなどと言っているのです。どうか…どうか彼らを…っ」
神父さまは泣きそうなお顔をして私にお願いしてきた。ああ、ほら、やっぱり。やっぱり神父さまなのよ。
「大丈夫。私たちの仲間が助けに行ってるから大丈夫よ。もう大丈夫だから」
私は神父さまににっこり笑ってみせた。
神父さまはおどろいたお顔をしたけどぽろぽろと涙を流してその場にくずれおちたの。
「ああぁぁあ…っっ」
「うん、もう大丈夫だからね」
「姫さま……」
私は神父さまをそっと包んだ。
マーニャとミネアも他に捕まってる人たちを無事連れだせたようで作戦は大成功だった。
よかった……。
「姫さま……申し訳ありません……」
「ん?なに?クリフト」
「私はまだまだ修行が足りません…っ」
「クリフト…?」
捕まった人たちを無事おうちに送りとどけてひと安心!と思ったらクリフトがとても落ちこんでるように見えた。
なんで…。クリフトもいっしょにみんなを助けだしてくれたのに。
「どうしたの?どうして謝るの…?」
「…………」
顔を上げたクリフトはとても寂しそうだった。クリフト…?私はクリフトがなにかいってくれるまでじっと待つ。
そしたらしばらくしてやっとしゃべってくれた。クリフトはさっきの神父さまとすこしお話ししたんだって。
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