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クリフトとアリーナへの想いは Vol.1
166
:
旅立ち 4/10
:2016/04/30(土) 11:40:29 ID:gxwZAjnU
そういえば思い出した。
昨日クリフトに聞くことがたくさん出てきて頭の中で整理したんだわ。
でも、なんだったっけ。
「ちょっと待ってね。今思い出すから」
そう、聞きたいことが3つあったのよ。数だけは覚えてるんだけど……かんじんの内容が出てこない。
「ええと、なんだったっけ。えーと……」
いっしょうけんめい思い出してるんだけどどうしてこう思い出したいときに思い出せないのかしら。あーもう!
そしたら後ろでクリフトが笑ったような気がしたの。え、笑った?怒ってない?気まずくなってない?
「…クリフトー」
「はい、姫さま」
あ、普通に返事してくれた。よかったー。ってなんでクリフトが普通に返事するとほっとするのよ。
「あ!思い出した!」
さっきまでぜんぜん思い出せなかったのにほっとしたらなんでか一気に思い出した。
「あのねクリフト、昨日は私、途中で寝ちゃったの。だからクリフトとなに話したか覚えてないの。
それを教えてちょうだい」
「…………」
「それとそれと、どうして私のそばにいたいのかと、あと、どうして最初はいやがってたのかも教えてほしいの」
「…………」
「そうよ。前にもおんなじようなこと聞いた時あったわ。だから今度はちゃんと答えて」
「………………」
クリフトまた黙っちゃった。手も止まってるし。神父さまも黙ってる。しーん。うう、どうしよう。
でも私はクリフトがなにか言ってくれるまでじっと待った。そしたらクリフトがやっと口を開いたの。
「ひ、姫さま……」
「う、うん……」
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