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【セ】fate/lunatic dream【Fate/roll dice】
428
:
キャスター『キョウシカ』
:2016/04/19(火) 01:01:22
・HP:4/42
・MP:6/44/46
・IV:17
配置:前衛
冒頭宣言:攻撃優先を宣言。
対して、キャスターもまた――――前のめりに構える。
札はお互いに使い切った。
あとは裸で殴り合うだけのこと。
否、あるいは防御に専念し、回復に徹するという手もあるのだろう。
勝ちを狙うのであれば、そちらの方が勝率は高い。
だが――――それでは、面白くないのだ。
だからそれは、言っても仕方のないことだ。
「けど、ま――――――」
「―――――――ぼちぼち、仕舞いとしようや」
429
:
GM
:2016/04/19(火) 01:07:53
【セイバー】「―――然り。」
お互いに余力はない。
だからこそ、楽しいのだ。
IV17、キャスターの行動です。
430
:
キャスター『キョウシカ』
:2016/04/19(火) 01:14:52
「んじゃ、行くぜ――――――」
敏捷A+&千里眼A&投擲・金剛杵&法術A+++&魔力放出(雷)Aで攻撃判定!
攻撃優先でダイスを10個攻撃に回し、魔力放出でMPを5点消費して達成値+10!
これで残りMPはたったの1点、出涸らしよ!
diceBot : (45B6<=5) → 6,1,5,3,5,2,3,1,3,5,1,4,4,2,6,3,2,2,3,6,1,3,2,6,4,6,2,4,2,2,4,1,6,3,3,3,3,4,5,4,4,1,2,6,4 → 成功数38
達成値は48点!
「―――――――――ナウマク サマンダボダナン インダラヤ ソワカ」
唱えるマントラ。 ・ .・ .・ ・ .・ ・
それは必勝を期す奥の手の術式――――などではなく。
ただ純粋に自らの勝利を祈願し、誓約し、決意する、それだけの言葉であった。
同時に、金剛杵を振りかぶる。
これが最後の一投になろう。
これで仕留めきれればキャスターの勝ち。
耐えきることができれば、セイバーの勝ちだ。
故に――――――この一投に、敗北など許されず。
「―――――おおおぉぉぉおおおぉおぉおおおおぉぉぉぉぉぉおおぉぉぉぉぉぉぉッ!!!」
バチッ
・ .・ ・ ・ .・ .・ ・
紫電と共に――――否、紫電が放たれた。
431
:
GM
:2016/04/19(火) 01:19:37
【セイバー】「来い―――!」
セイバーは、そのまま前進する事だけを選んだ。
剣速は雷を超えようと、あらゆる動作速度が雷を超えているわけではない。
つまり―――人は雷を避ける事はできない。
だから、ただ真っ直ぐに進んだ。
せめて一太刀届かせんと、ただ愚直に突き進んだ。
セイバーの防御判定。
判定は【敏捷:A+】+「剣魔夜叉:A++」+「無想剣:A」+「雲耀の太刀:EX」。
攻撃優先により【敏捷】の防御ダイスを10個、攻撃判定に移行。
「雲耀の太刀:EX」と組み合わせているため、【敏捷:A+】のプラス効果を適用。
日本刀を用いた攻撃・防御判定なので「剣魔夜叉:A++」のプラス効果を適用。
計30an5+7。
diceBot : (30B6<=5) → 6,1,3,4,2,5,5,3,5,4,1,6,3,5,3,6,4,2,5,2,5,3,2,5,4,4,6,1,3,6 → 成功数25
25+7 =32 防御判定の達成値は32。差分は16、ダメージ減少は3点です。ダメージ計算をどうぞ。
432
:
キャスター『キョウシカ』
:2016/04/19(火) 01:25:54
……ダメージは……諸々計算して、27点だ。
`'-、 `''-..、`'ー ,,, `''ー ,,、 .`"'ー ..,_ `゙''''― ..,,_
'、 `'-、. `'ー..、 ゙゙'ー、、 `'''ー ..,,, .`゙'''ー ,,,_ .`゙"'― ..,,_,
`、 `'-、, `'ー、、 .`'ー ,,, `゙''ー ,,、 `゙'''ー ,,,_ . ´゙''''ー ..,,_.
ヽ, .\ \ `''-、、 `''ー、、 `゙''ー ..,_ `゙'''ー-..,,_ ´゙'''〜
'、 ヽ. \ r― ,,_ ‐ 、゙''-、 `''-..、 `''ー、、 `'''ー ..,,, `゙'''ー ,,,_
ヽ \ .\ .ヽ `''ー∧ `'-、, `''-..、 `''- ,,, `''ー ,,、 `゙'''ー ..,,,
ヽ .\ \ \ . |. ,,_ `''-、 `''-、、 `''-..,、 `゙''ー ..,,, `"
、 ヽ ヽ. .\ .゙\. ノ `'v `'-、. `''-..、 .`''ー..,、 `'''ー ..,,,
..ヽ ヽ, ヽ, \. \ `'-..、 .`'-、. `''-..、 .`''-、,、 `゙''ー ,,,
ヽ .ヽ. \ .\. \ ''-..、 `'-、. `''-、、 `'''-..,、 `"
.ヽ ヽ. .\ \ .Y、 ゙゙'ー . `'- ____, ゙''-、、 `'''-..,、
.ヽ .ヽ \ \ L\ _,,、 `'-、 _! .`''‐、、 `''ー、、
ヽ .ヽ .ヽ. \ ̄―'" `'-、 `'' /´ .''-、 `'ー..、 `'ー ,,,
ヽ .ヽ ヽ, .\. \ `! l\ `'-、 `''-、、 ゙゙'ー、、
ヽ .\ ヽ. ..\ \ ヽ ′ `'-、 `'-、 ゙''-、、 .`''ー、.
.l ヽ ヽ .ヽ. .\ `'-、 `'‐、、 `'-、 `'‐、、
l ヽ ヽ \ \ .\ `゙゙''_,, ‐''"'''-、 `''-、、
..l .ヽ \ ヽ \ \. .ー----‐'″ ゙''‐.',゙\、 `''-、,
. l ヽ .ヽ ヽ .\ \ ヽ `'-、
l, . l ヽ ヽ, .\ .\ .\ `‐、、゙''-、
..l l ヽ ヽ \ .\ .\ `''-、,,゙''-,,
l. .l ヽ ヽ .\ .\ .ヽ `''ーミヽ、
..l .l ヽ .\ .ヽ \ .,,丶.ヽ ー-、 __/ ̄ ̄
l. l, ヽ ヽ .ヽ ` ! | .ヽ :`───∠ ̄
.l .l ヽ ヽ .\ / l.、. ..ヽ
l l ヽ ヽ \ ./ / `- .ヽ ──、
.l l ヽ .ヽ \ i_!----― ヽ .!
l, l ヽ ヽ .\ .` ̄ ̄¬、 .ヽ .l
.l . l ヽ ヽ ヽ, .! ヽ .ヽ,
――――――――――――――――決着に、音は無かった。
キャスターの一投は音速を突破し、文字通り光の速度でセイバーを貫いた。
遅れて轟音が轟き――――――――セイバーの刀が、キャスターの寸前で止まる。
「――――――気分はどうだい、サムライ」
ぽつりと……キャスターが、尋ねた。
433
:
GM
:2016/04/19(火) 01:41:44
【セイバー】「―――この上なく、満ち足りた心地だ。」
・ .・ .・ ・ ・ .・ .・ .・
【セイバー】「例え俺が再現された紛い物だったとしても―――この充足感だけは、偽物とは言わせん。」
「俺は俺として、悔いなく終われる―――生前、これだけはどうしても手に入らなかったのでな。本当に感謝しているよ。」
静止した剣が、光の粒子となって消えてゆく。
放たれた雷は全身を焼き、もはや消滅を待つばかり。
それでも、言葉を発する事ができるのは、サーヴァントであるが故か。
それとも、生前からこうだったのか。
―――最後の最後に、鬼は煙草を銜えた。
この時代のものだ。恐らくは、マスターの趣味だろう―――
434
:
GM
:2016/04/19(火) 01:42:16
-=三三三=-,,、 囗 ロ 。
-=三三三三>''" ̄ ̄"' ロ [] ロ 。
/三三三三三/ >''"三ニロ ロ ロ ロ
. /三三三三三/ /三三三 囗ロ [] [] ロ
/三三三三三/ /三三>''" [] ロ 囗 [] ロ
マト、三三三/ /三三/ >ニ三□ □ [] ロ
',:::/\=/ /三ニ/ /三三囗 [] ロ []
⌒ヽ.... :. v イヽ /三ニ/ /三三三三三[] ロ [] 。 。
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.{ z_ィ' `ヽく三三/ /三三三三三 囗 ┌┐[] ロ ロ
::.:.:. : :',,{. ,イ´ _ノト¨. /三三三三三三三囗└┘ [] ロ
: :). :.:.:.:. : ', ^,ィ`´ / } /三三三三三三三三 囗 ロ ロ
(:::::...、.... ノゝ、.,,イ /Y三三三三三三三三三 □ [] ロ 。
ノ:.:.:.: ( ゝi' ,イ ‘}三三三三三三三三三三囗ロ 。 「ここが、俺の巌流島か。」
(........::、 .:::Y. `ヽ,'. ト三三三三三三三三三三ニロ ロ
.. N :ノ. ハ__ 。r::ノ三三三三三三三三三三┌┐ 。「―――さらばだ。もう会う事もなかろう。」
N __ |:::::::::/三三三三三三ニニニニニニ └┘ロ
. N/--} ァx|;;;;;イ.イ三三三三彡''" 囗ロ
Y`ヽ1‐‐{..,' / ゝヾZ三三ニソY´ ,,,,.: : : : : : :. :. :. :.
__.|,___从___〉jヾ { ヽヾ=="彡彳 ,,,イ: : : : : : : : : : : : : :.
i{ ヾ, . V ヒ__ソ ノ ィ;;;;;:::: 彡
イ ヽ . ',-┘:::::::/ i!====彳|| 〃
乂 ゝ-'从;;;;イュ. /xxxxxOx|| ,' ,ィ─‐,:.:.:.:.:.:.:. :
ヘゞ, Y }ソイノ\ /xxx>''"¨ニニニニニニi. |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : :
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―――そうして。呪われた修羅は、一筋の煙を残して、消えた。
HP7→-20
スキル「剣魔夜叉:A++」の効果により、戦闘続行と同等の効果を発揮します。
判定は【耐久:C】+「剣魔夜叉:A++」+「無想剣:A」。
計10an5+6an3.
diceBot : (10B6<=5) → 6,1,1,6,5,6,3,3,2,6 → 成功数6
diceBot : (6B6<=3) → 2,3,2,3,5,5 → 成功数4
達成値10。判定に失敗。セイバーが脱落します―――
435
:
キャスター『キョウシカ』
:2016/04/19(火) 23:16:11
「ハッ――――――成仏しろよ」
南無阿弥陀仏。
最後にそう唱え、セイバーを見送った。
……フラリと、たたらを踏む。
限界ギリギリの出し殻だ。
ここで他の陣営の奇襲を受ければ、まぁ即死だろう。
それでも……勝ったのはキャスターで、ならば倒れるわけにはいくまい。
それが、勝者であるということなのだから。
「おー……っと、そういや」
「生きてっか、ライダー」
まぁ今回はそんなに派手に戦ったわけでは無いので生きていると思うが、自然消滅したりしてないだろうか。
436
:
ライダー
:2016/04/20(水) 06:44:58
「おう、この程度いつものことだ。問題ねえぜ。」
実際全力出す度にこうなるのでいつものことではあるのである。
はみ出た腸を押し戻しつつ、復元呪詛が体を修復させている。
「なんなら今から闘りあってもいいぜ?仏門の尼にしとくにゃもったいなさそうな奴だしな、お前。」
尋常じゃない実力なのは分かっていたが、なかなか『いい』な、こいつも。
女なのが残念だが・・・ランサーの次位には戦いたい奴だ。まだ見ぬアーチャーとはどうなんだろうなあ。
カーッ!将来への希望が見えてきたな!臓物ブチ撒いてる場合じゃねえ!
437
:
キャスター『キョウシカ』
:2016/04/21(木) 00:05:13
「カッ、お互い頭の悪い身体の作りしてやがる!」
笑うキャスターも満身創痍。
だが、慣れたものと言えば慣れたものだ。
別に空間ごと消し飛ばされそうになってないし、何千何万の矢を射掛けられたわけでもない。
『死ななきゃ安い』とは古代インドに伝わるありがたいマントラである。
「お、やるかい?」
「そもそも俺様は“尼”じゃねぇが……いいぜ、エンジンかかってきたところだ!」
「もうひとっぱしりやり合うのもオツなもんだよなぁ―――――ッ!」
そしてこっちも紫電をバチバチ鳴らしながら金剛杵を握りしめた。
この窮地でさらに勝利を重ねればまさしく俺様超最強! 死にそうになってる場合じゃねぇ!
438
:
佐香月 岱然
:2016/04/21(木) 00:20:45
「おいこらおい」
焦り顔で、二騎を窘める。
「私のサーヴァントを、もののついでで喰らうな!」
「キャスターも。腹八分目って言葉を知らんのか!」
ここで連戦となってしまうこと、そしてライダー陣営と事を構えるのが美味くない……というのもあるが。
この手の輩には、料理人として一家言ある。料理人として。
生半な一般論よりも、自分の言葉を以て説得する。
「それとも、君たちはせっかくの馳走を『もったいない』とその場で食らうのか。
それではケダモノの喰い方だ。私には、戦闘の楽しみなどついぞ分からんが……
最も熟したタイミングに、最も味を引き立てる方法で、最も腹の減った時に食らうから美味いんだろうが!」
「……あー、私の言っている事が分かるか?」
つまりは、まあ。
どうしてもっていうなら戦うのは止めないけど、
今のセイバー戦のついでで片付けるような真似しちゃう方がもったいなくない?という美学だ。
439
:
ライダー
:2016/04/21(木) 22:10:05
「ちっ、横槍が入ったか。」
しかも言ってることが琴線に触れんでもないと来た。興が削がれちまうなこりゃあ・・・と。
「そうやって戦闘を止めるってことは、だ。」
「キャスター陣営による俺の御主君の保護は・・・期待してもいいのかね?」
このままでいると俺が好き放題しようとしたときに令呪で止められかねない。
後顧の憂いなく鉄砲玉するには御主君の安全は必要な準備だが・・・さて。
440
:
キャスター『キョウシカ』
:2016/04/21(木) 22:56:17
「………………………………チッ!」
「坊主がそう言うならしょうがねぇ。今回は勘弁しといてやる」
不承不承、という“ポーズ”を取った。
個人的には「飽食は贅沢で楽しい」ぐらいの感覚ではあるが……まぁ今は“僧”として来ているのだし。
それに、佐香月が言うのであれば仕方ない。矛を収める。
「ふん」
「詳しい話は聞いちゃいねぇが、俺様はあの嬢ちゃんに“ライダーを助けて”と言われたから来ただけよ」
「そっから先は知らん。つーかマジで詳しい話はなんも聞いてねぇし」
なんだ保護って。なんかあったんか。
441
:
佐香月 岱然
:2016/04/22(金) 00:59:37
「無論だ。君のように好戦的なサーヴァントを……
おっと、勘違いするな。貶めているわけではないぞ。
まあ、あれだ。戦わず、そのまま放置しておくっていうのは、心許ないな。
手綱を握っている人間の安全を確保できるなら、それに越したことはない」
まあ、その辺は実利的な話だ。
他の陣営に特攻かけたり、それが自分の味方だったりするよりは、
話の通じるマスターともども、いっそ抱えてしまったほうがリスクが少ないだろう。
「……それを抜きにしても、消極的とはいえ協力関係にある相手だ。無碍にはしないさ」
「彼女、ちゃんと食べてないんじゃないか?以前電話したときの声が、心なしかか細かった。
保護云々は置いといて、とりあえずつれてきなさい。悪いようにはしないから」
そして、こっちはそれを抜きにした情の話だ。
実利がなかったとしても、見捨てる選択肢はない。
相手がもし腹なんて空かせていたら尚更だ。
空腹の前にすべての人類は平等であるからして。
442
:
エキストラさん
:2016/04/22(金) 06:07:49
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443
:
ライダー
:2016/04/22(金) 22:30:08
「まあな、現状御主君には積極的な目的がねえ。」
「かと言って俺には調査能力がねえから敵陣に突っ込もうにも敵陣が分からねえ。」
「敵陣を調べてくれて、俺を鉄砲玉として使うってんなら協力するのもやぶさかじゃあ・・・ん?」
連れてくる?
「なあ、ウチの御主君はセイバー陣営に襲われた時に庇護を求めてそっちに行ってるはずなんだが・・・」
「会ってないのか?」
くるり、とキャスターの方を向いてみる。
444
:
キャスター『キョウシカ』
:2016/04/22(金) 22:48:22
「いるよ。今頃俺様手製の陣地で休憩中だ」
「カーッ! 贅沢な嬢ちゃんだなぁオイ!」
インドラの手による陣地である。
最上級のVIP待遇だ。
「まぁ『そういう事情抜きでも顔出して来いよ』って話じゃねぇの」
「料理人の坊主としちゃあ、知り合いが腹空かせてんのは面白くねぇんだろ」
「……立ち話もなんだ。詳しい話は俺様達の根城に行ってからにすっか?」
445
:
佐香月 岱然
:2016/04/22(金) 23:48:44
「ああ……言い間違いだ、気にしないでくれ」
「いずれにせよ、こちらで庇護する形になるのなら
使用可能な戦力として数えるし、他の協力関係の陣営なんかにも、
ある程度まで君たちの情報を伝えたりすることになる、と思うんだが」
「そこは了承してほしい。一応ね」
マスターである高遠には、会った時に同じ事を伝えるつもりだ。
446
:
ライダー
:2016/04/22(金) 23:59:15
「おう!!・・・つーかな?」
「使うんなら俺を『使い潰す』位置においとけよ?」
「こっちの要望はただ一つ、『強い奴とぶつけろ』だ。」
捨て駒捨てがまり捨て石・・・まあ、なんでもいい。
「御主君はもう目的を達成しちまって自分探しに入っちまったしな。後は俺が散々遊べば目的達成だ。」
「敵陣を探すことすらできなかったからなあ・・・その辺の情報、期待してるぜ?」
447
:
キャスター『キョウシカ』
:2016/04/23(土) 00:07:13
「カッ、さんざ暴れたくせに欲ぶけぇこって」
「つーか俺様だってつえーのとやり合いてぇんだからな!」
もちろん、その上で勝つのが目的だが。
「ま、ひとまずは……」
「…………ん」
一息つき、なにかを求めるように視線を佐香月に。
帰還の音頭を取れ……ということだろうか。
448
:
佐香月 岱然
:2016/04/23(土) 00:20:08
「まあ、待遇に関しては出来る限り努力を尽くすよ」
マスターである高遠も、彼の『使い方』も。
情報に関しても宛てはあるし……
ランサー陣営との協力も望めるなら、これはちょっとした派閥だ。
と、そこでキャスターの目配せに気付く。
「あー…………そうだな」
「二人とも、ひとまずお疲れ様。
戦も大いに結構だが、どんなご馳走でも食べ続けると飽きが来る。
極上の『箸休め』を用意しよう……束の間の休憩だが、ゆっくりとくつろいでくれ」
……てな感じで、どうだろうか。
何もなければ、このまま凱旋だ。
449
:
GM
:2016/04/23(土) 00:56:15
__
/ ゝ-''``ヽ--、___ ,,r、ィヽ、___
/ _ , .}:::>、 , <....;;;;;;;;;;,,,,,, `ヽ
/゚ノ=> イソ / ノ::/ミ)\ /;;: : : : ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::... ゝ、
. {ミ"__,, -、´__, { /´ , ィ=》、 \ /;;;: : : : : :;;;;;;;;;;;;;;;: :,;,;,;,;;;;;;; ヽ
/i ::::::: ノ .{{ Yfミミi .}ヽ、::::ヽ/:::: :==ニニミヾ: : : ::《<. Q > Y
/! ヽ、_,,,彡三ニ='" |::::〉、ニィ ヽ ヘ: :.ィ、___◎ィ}}ノ: : : :ヾミ ̄::::::::. .}
,'::|、 ::::__;;;;;;,ニ=、__ノヾ彡'''" ヽ Y、: : : : : :"": : : : : : : : :::::::::::: {
i:::| `ヽ-'彡--<ミ ;;;》 } }lヘ: : : : : : : : : : : : : : : : ::::::::: {__
{ .{ヾ、_ハYfミミァ ノ''>' ._rヽ、 ' .}l {: : : : : : : : : : : : : : : : ::::::::: / |
{, ヽ ゝ--ヾ=イ,/ /::::_ツ .}.l ヘ、: : : : : : : : : : : : : :::::::::::: f |
.ヘ ヽ :::::::ミ ´´ ゞ'' :::}.|::、{ ヘ: : : : : : : : : :::::::::::::::.ハ リ |
ヘ ヽ ``ヽ、 ::{:l:::::::} .|: : : : : : : : :::::::::::::::/ { /
ヽヽ ヽ |:| | .ハ: : : : : : : :::::::::::::::ノ .|ハ/
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ヽヽ`ヽ、____ミ、_;;;;;;;;;;;___ リ:|:::. , .{{ Y: : : : :::::::::Y´/:: ::/|
\Y`ヽ==::::=ニニ==-:、::::ミ、_;;;;;;;彡'ノ::::/. . .|:::>、<::::::'"´::::::::: { .|
ヽ、 :::::::: ``ヾミ、`ヽ、__ イ イ ノ:::/r、 ヽ:::::::::::::::::〈ヘ、
〈`─-:::::__ミミミ、_____,,, -''´,,;;;;; /ノ:::::::ノ /:::::::::::::::::::、 \
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【移動中―――】
―――特にこれと言った問題もなく、陣地に戻ってきた。
【高遠葵】「―――本当に、ありがとうございました。」
お互いの情報を共有したり、高遠葵にお礼を言われたりと言った諸々の雑事を一通り片付ける。
どうにも二日目にして、戦況に激変が起こったようだ。
極めて凶悪なバーサーカー陣営の突然の脱落。爆弾魔の死。
そして、先程のセイバー陣営の脱落。それぞれ単独で見れば良い事ばかりなのだが―――
―――聖杯戦争の流れを考えるに、必ずしも良い事ばかりではないだろう、と言うのが現状だ。
セイバー陣営との戦いに際し、キャスター陣営もライダー陣営も令呪を1画ずつ消費している。
ライダー陣営の令呪はまだ2画残されているが、キャスター陣営の令呪は残り1画だけだ。
令呪はサーヴァントを制御するための最後の楔であり、同時に強力なリソースでもある。
こちらだけ令呪が少ないと言うのは、いかにもよろしくない。
それと、ライダーのマスター、高遠葵の去就も宙ぶらりんのままだ。
彼女としては正直考えあぐねているようだが、いつまでもこのままという訳にはいかないだろう。
既に目的を果たしてしまった以上、彼女はこれ以上聖杯戦争を続ける理由がない。
後はせいぜい、ライダーへの義理立てが残っているくらいだ。
450
:
大船 数多
:2016/04/23(土) 01:22:41
「ああ、うん・・・・・・なんというか。君も、お疲れ様」
彼女にとっての大一番は、バーサーカー陣営であったのだろう。
とはいえ事情を触りしか知らないであろう自分には、かけるべき上手い言葉が見つからず。
「・・・・・・君は、今後どうするんだ?
取り立てて予定がないのなら、戦力として力を借りたいんだが・・・・・・」
とはいえ、高遠にこちらに手を貸す義理も、
この聖杯戦争の黒い部分を暴くための動機もないことだろう。
戦い続けたところで、メリットもない。
とりあえずは、その口から改めてスタンスを聞いておきたい。
451
:
キャスター『キョウシカ』
:2016/04/23(土) 01:51:22
マスター同士の話に口を挟むのもなんだ。
疲れたし、キャスター専用の台座の上で寝そべっている。
452
:
ライダー
:2016/04/24(日) 22:28:59
「まあ、御主君はもう目的は果たしてるからなあ。」
こっちの陣営で願い持ちは俺一人だ。口は挟まねばなるまい。
「御主君が俺に義理立てしてくれるって言うんなら、ここで力を貸してやってほしい所だ。」
「何せこっちには調査能力がある。強者を調べてもらえば俺の目的もそれで果たされるんだ。」
「――――あの鬼と戦えたからな、結構満足している。タイマンにこだわるつもりも特にはねえしな。」
453
:
GM
:2016/04/24(日) 23:09:22
【高遠葵】「正直、自分でもどうしたいか、よくわからない。」
「聖杯は別にいらないし、このまま降りちゃってもいいかなって思ったけど―――」
【高遠葵】「―――うん。令呪も使わせちゃったみたいだし、こんなので良ければいくらでも貸すよ。」
やはり、聖杯戦争を続けるモチベーションはほとんど無いらしい。
戦力提供も二つ返事で引き受け、ついでにライダーのデータも全て開示してくれた。
【MATRIXが更新されました。】
―――やはりと言うか何と言うか、味方にするにも敵にするにも地味に困ったヤツだ。
まともに活用しようと思えば、かなり頭を捻る必要があるだろう。
そのくせやたらと好戦的なのは周知の事実。流石に放し飼いにするわけにも行くまい。
454
:
佐香月 岱然
:2016/04/24(日) 23:51:06
「ありがとう。待遇に関しては、出来る限り保証しよう」
主に食事についてだが。
「……それよりも。本当に、聖杯に望むことはないのか?
過去をやり直したり、失われた命を……
いや、部外者が口を出すことでもないのだろうが」
あったとしても、今回の聖杯戦争が全うなものではない以上、
余計な期待は持たない方が精神衛生上良いのだろうが。
特に発展がなければ、弁当を一つ作成したい。
455
:
キャスター『キョウシカ』
:2016/04/25(月) 00:23:47
「ふむ……」
「………………ま、後でいいや」
「しっかしまともな奴じゃねぇとは思ってたが、人造の羅刹たぁなぁ」
「これじゃあ地獄の方から来ないでくれって願い下げだろーよ。ケケケ」
高遠に思うところありつつも、今すぐ必要な話ではないとして飲み込む。
それにしてもライダーは……ホントに共闘しにくいなこいつ!
「ああ坊主、俺様についても話しちまえ」
「こっからこいつらが裏切るってこともねーだろーし、共有しといて良い情報だ」
456
:
ライダー
:2016/04/26(火) 00:53:34
「地獄にはなー、行きたかったんだけどなー。」
「座の方が戦闘が多くて楽しそうだと思っちまったんだよなー。」
「ずーっと座に居っぱなしで駆り出されることなんて全然少ねえんでやんの。」
受肉はまあ目的だが生きてる時間だけ長くて殺し合う時間なんて少ないし・・・
「技の研鑽をしようにも見ての通り人造でね。特訓とかそういうのはどうにも無意味っぽいんだわ。」
復元呪詛が俺の肉体を常にニュートラルな状態にしてくれているからか、技の冴えとか鍛練による筋量増加は望めない。
つまり生きているだけだと割と暇なのだ、俺は。本当に修羅か羅刹の類である。
目的だけに生きて、それ以外に生き方を知らなくなってる御主君と結構似た者同士だな、こう考えると。
457
:
GM
:2016/04/26(火) 22:54:39
【高遠葵】「?」
なんか含みのあるキャスターの物言いに、高遠は疑問符を浮かべた。
とは言え、殊更突っ込んで聞こうとはしない。話の途中だしね。
さて、料理の片手間に会話しつつ、華麗に弁当を作成した。出来たてホヤホヤだ。
ついでに高遠自身のデータも公開されたので、今後は知っている前提で話ができるぞ。
【高遠葵】「それは、ちょっと考えてみたけど―――やっぱり、嫌かな。」
「もし5年前に戻れたとしても、多分、当時の私じゃどうする事もできないだろうし。」
【高遠葵】「何より、聖杯さえあればどうにかなるって一度思っちゃったら―――」
「―――私、バカだから。あの子に何かあった時、また聖杯に頼ればいいやって思っちゃうと思う。」
「私、友達の命をそういう薄っぺらいものにしたくないんだ。」
―――神様の奇跡に頼ってしまえば、歯止めが利かなくなってしまうかもしれない。
だったら最初から頼らない方がいい。要約すればそういう事のようだ。
あと、5年前に“爆弾魔”の手で友人が殺されたらしい、と言う事もついでに判った。
【高遠葵】「だから、それ以外で聖杯に願いたい事とか、ちょっと思いつかないんだよね。」
「ライダーも聖杯そのものには興味ないみたいだし―――」
そう言いつつ、高遠はちょっと困ったような苦笑いを浮かべた。
さて。現在、君達を含め合計5つの陣営が残っている。
このうちランサー陣営とは友好関係を結んでおり、ライダー陣営は見ての通りだ。
つまり、事実上残り2陣営をなんとかするのが当面の課題と言えよう。
458
:
佐香月 岱然
:2016/04/27(水) 00:49:28
出来てしまったか……ホヤホヤが。
命名の儀は舞台裏で済ませることにしよう。
そしてデータ開示やったぜ。
「……そうか。そう言ってくれて、安心したよ」
もちろん聖杯利用の意志が無いことについてもそうだが、
人の尊厳や時間の不可逆について、真っ当かつ人道的な感性を持っている。
その保証だけでも心強いものだ。
「無事にこの聖杯戦争を乗り切れたら……
私にもその友人を弔わせてほしいのだが、いいだろうか。
手を合わせ、適当なものを供えるくらいしかできないが」
魔術による人死に、あるいはテロリズムが出たというのは、
決して遠い世界の話ではないように感じたのだ。
特に最近色々物騒だしな。……いや本気で。
「で、話は変わるが。
今後の我々の方針としては、土地の管理者と協力しつつ、
聖杯戦争の黒い部分の調査……場合によっては、その延長で戦闘があると思う」
まあシンディ嬢にはまだ話通してないけどたぶんそういうことになるやろ。
「差し当たって、アーチャーおよびアサシン陣営。
この二つとは、話や状況の運び次第では交戦があるかもしれん。
特にアーチャー陣営は分かりやすく危険でな。彼らに関する情報の入手が最優先だ。
無論、アサシン陣営も戦闘が得意な様子はないが、動きが不穏である以上注意に越したことはない」
「それと、地図上では大学付近がだいぶきな臭いことになっていてね。
調査に赴くことがあるとしたら、だいたいこのあたりかな」
キャスターの情報収集や、シンディ嬢との話の内容を踏まえ、
自身の情報整理も兼ねつつ、どういう盤面になっているかを高遠に軽く説明する。
多分こんな感じだったはずだ。
459
:
キャスター『キョウシカ』
:2016/04/27(水) 01:13:10
「おー、今んとこ『主催者』ってのが見えてねーからなぁ」
「冷静に考えて見りゃ、戦争が終わって無事に帰れる保証がどこにもねぇ」
「聖杯が完成した後にそいつを掻っ攫うのが主催者の目的ってのは十二分にあり得る話だ」
特に聖杯に託す望みがある人間が自陣にいない以上……方針は自然とそちらに向く。
聞くところ、土地管理者も聖杯を求めているわけではないようだし。
まずはこの戦争のからくりをつまびらかにして、それから改めてやり合うのが妥当なところだ。
「アサシン陣営は……ちと未知数だな」
「なんつーか、信用ならん。どこまで本気なのか、なにしようってのか……」
「ほっとくと厄介だってのが一番の問題だな。ありゃ時間を味方につける手合いだ」
「その上、マスターの方も相当の問題児と来た。話つけるにせよ、やりあうにせよ、一筋縄じゃあ行かねぇな」
「次にアーチャー陣営だが、こっちも厄介だ」
「マスターの方は坊主の知り合いなんだっけか?」
「つっても目的はよくわかってねぇし、スタンスもよくわかってねぇ」
「今んとこ、キャスターが陣地作ってたから襲い掛かったっつーごく当たり前のことしかしてねぇからな」
「引き込むにせよやり合うにせよ、スタンスを推し量るのと……あとあのデカブツをどうにかしねぇことには危なっかしい」
「ま……差し当たっては坊主の言う通り情報収集だ」
「今はまだ判断材料が少なすぎらぁ」
「ちと消耗しすぎたから、回復も急務だがな」
と、佐香月の言葉を補足するように見解を述べる。
とはいえライダー陣営はその手の動きは不得手なので、休息に徹してもらうことになるか……
460
:
ライダー
:2016/05/02(月) 00:20:29
「まあ、貰えるもんなら欲しいけどな、聖杯。病気以外はねえよりはあった方がいいし。」
そんなものよりも優先順位が高い物があるってだけだしなー。
「まあ、その時になったら使ってくれや。とりあえず御主君の身の安全はこれである程度確保できた。」
「義理も果たしたし――――後は暴れるだけだ。出番が来たら呼んでくれ、俺は休む。」
461
:
GM
:2016/05/02(月) 23:23:20
【高遠葵】「もちろん、構わないよ。」
「でも、お墓は外国にあるらしいんだよね―――」
どうも物理的な距離の壁があるようだ。
高遠自身もあまり裕福には見えない―――と言うか、そもそも普段の生活はどうしているのかも割と謎である。
下手すると君が旅費を持つ羽目になってしまいそうだが、そこは黙っておいてあげた方が良いだろう。
【高遠葵】「うーん、戦闘とかのお手伝いはできると思うけど―――」
「難しい事考えるのは、あんまり力になれなそうだよ。」
実際問題、彼女には色々と人生経験だの知識だのと言った物が不足している―――と言うより、かなり偏っている。
あまり難しい事を考えさせるのは、適材適所を欠くところだろう。
【高遠葵】「んー―――やっぱり初日に会った、あのなんかよく覚えてない奴が怪しいよね。」
「と言っても、やっぱり思い出そうとするとなんかこう―――」
462
:
佐香月 岱然
:2016/05/02(月) 23:48:08
「……私も正直、知謀にはとんと疎いのだがね」
時計塔に連なるれっきとした魔術の家なら、もう少し頭の巡りも良かったのだろうが。
大人しくキッチンに引きこもって研究(料理)したかっただけなのに……
「そして、思い出そうとしても、記憶に霧がかかるのだったか」
確か、出会った当初にそういう話をした。
つまりは主催者なのだろうが、身元隠すってもう怪しさ満点MAXだ。
しかし、なぜ彼女には出会った記憶があって、自分には全くないのだろうか。
「……まあ、今日はもう夜も遅い。客間に布団を用意しておくから、少しくつろいでいてくれ」
まあ、他になければ交流はこんなところだろう。
それから、先ほどキャスターに提言された通り、サーヴァントの情報を提供したい。
シンディ嬢に公開したものと同じもの、すなわち真名や宝具などの重要情報を除いた、
ステータス、スキル、人となり、聖杯戦争への望みエトセトラ。
まあ、件の重要情報はセイバー戦で、結構がっつり漏れている。
とはいえ今更取り繕う必要もないだろう。
463
:
キャスター『キョウシカ』
:2016/05/03(火) 00:30:31
まー完全同盟ともなれば真名まで教えてしまっていい気もするが、どうでもいいっちゃどうでもいいだろう。
教えたから何か変わるってわけでもないし。
「任せとけって! 俺様の策略の前では悪竜もてんてこまいと評判だしよ!」
ドンと胸を張る。
……あんまり期待できない気がする。
一応インドラは妙に狡すっからい策略に長けていたりするのだが。
「ま、ひとまず本格始動は明日からだ」
「今晩は休息に勤めるとしようや。お互いなー」
464
:
GM
:2016/05/03(火) 00:44:45
【高遠葵】「やっぱり、こう、頭の中いじられてたりするのかな。」
――― 一度、何らかの形で検査してみた方が良いかもしれない。
とは言え、今はまず先のセイバー陣営との戦いで負った消耗を回復しなければ、文字通り話にならない。
さて、平穏な夜が来てくれると良いが―――
【時間区分を終了します】
465
:
ライダー
:2016/05/03(火) 00:52:31
ではターンの終わりに◆単独行動:LV A でMP5回復。
耐久A、◆「復元呪詛」:LV A+++、+補正なしで回復判定。
ライダー:15b6<=5
diceBot : (15B6<=5) → 2,4,5,5,4,3,5,3,3,3,2,5,5,5,5 → 成功数15
HP15回復、MP5、HP3消耗。
・HP:45/88
・MP:0/47
単独行動:Aにて追加行動
MP5回復しつつ再び復元呪詛
ライダー:15b6<=5
diceBot : (15B6<=5) → 1,4,1,4,2,4,6,1,3,5,5,5,1,3,1 → 成功数14
HP14回復、MP5、HP2消耗。
・HP:59/88
・MP:0/47
更にもう一回。
MP5回復して復元呪詛
ライダー:15b6<=5
diceBot : (15B6<=5) → 2,5,3,2,6,4,1,6,3,2,3,6,1,3,4 → 成功数12
HP12回復してMP5、HP1消耗。
・HP:71/88
・MP:0/47
なんとか戦えなくもないレベルにまでは持ちこんだか・・・
466
:
GM
:2016/05/03(火) 00:57:39
【二日目/深夜】
ライダー陣営と合流して強固な同盟関係を結び、情報交換を行った。
ここからが本番だ。気を引き締めてかかろう。
【行動開始の前に、ランダムイベントの決定を行います。】
【ライダーは1d10を振ってください。】
467
:
ライダー
:2016/05/03(火) 00:58:47
ライダー:ダイス合計:3 (1D10 = [3])
おおっと?
468
:
GM
:2016/05/03(火) 01:03:16
【[3. 非友好的な陣営との接触]】
【ランサー陣営が、アサシン陣営の襲撃を受けるようです。】
―――それでは、行動を開始しよう。
469
:
佐香月 岱然
:2016/05/10(火) 23:51:35
アーチャー陣営の真名看破を行いたい。
470
:
GM
:2016/05/11(水) 00:00:06
15-1-1-5 =8
対象のキャラクターランク、及び適用されうるマイナススキルから算出される目標値は8。
正体看破判定を行う事。判定に成功した場合、対象の真名を宣言せよ。
宣言した真名が正しかった場合に限り、全てのデータが公開される。
471
:
佐香月 岱然
:2016/05/11(水) 00:39:25
陣地内で、魔力を通すことで集中力を上げるハーブを服用する的なアレだ。
魔力B++で判定、モッド不使用→diceBot : (8B6<=4) → 2,5,3,2,3,1,6,4 → 成功数6
スキル『魔術・神代共食』→4an4→diceBot : (4B6<=4) → 5,5,6,2 → 成功数1
スキル『高速思考』→4an4→diceBot : (4B6<=4) → 5,3,6,3 → 成功数2
陣地ボーナス発生→5an5→
diceBot : (5B6<=5) → 1,5,6,6,4 → 成功数3
合計成功数:12
ステータスを確認できない巨人の兵。キャスターが千里眼で確認した女性。
……『巨人を連れた女性』という話には、一つ覚えがある。
神が創りし『青銅の人種』を与えられた、クレータの妃。
「……ギリシャ神話に名高き美貌の姫、『エウローペー』ではないだろうか」
472
:
GM
:2016/05/11(水) 00:42:20
【―――MATRIXが更新されました。】
【宝具『青銅巨兵』のデータが更新されました。】
【宝具『絶影猟犬』のデータを取得しました。】
473
:
キャスター『キョウシカ』
:2016/05/11(水) 01:42:07
……あー……とりあえず俺様は道具作成で回復薬作るぜ。
んで即座に飲んでHP回復な(残HP19/42)。
わっはっは、全然回復しねぇ……
474
:
GM
:2016/05/11(水) 01:57:07
強力な宝具の運用に特化した、ある意味では最も対処しづらいタイプのサーヴァント。
この手のサーヴァントの天敵であるバーサーカー陣営も、もういない。
純粋に戦力をもって、これを上回る必要がある。が―――
―――そもそも宝具の一つ一つがサーヴァント級の戦力を抱えている以上、単独での対抗は難しい。
幸い、君と友好的な陣営は二陣営ほどある。これを以て、戦力を分断するのが上策だろう。
475
:
佐香月 岱然
:2016/05/11(水) 01:57:54
「……苦労をかけるな」
何かもう口癖になっていそうだが、MP34点を全てキャスターに譲渡する。
476
:
佐香月 岱然
:2016/05/11(水) 02:00:17
追記だが、HPも2点譲渡だ。
477
:
キャスター『キョウシカ』
:2016/05/11(水) 02:16:49
「……なぁに、気にすんなよ」
「実際助かってるぜ。俺様の方もな」
供給を割り振って……
HP:42/42
MP:14/44/46
そこそこ持ち直したか。
これならとりあえず殴り合うことはできそうだ。
478
:
エキストラさん
:2016/05/11(水) 21:27:18
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479
:
佐香月 岱然
:2016/05/11(水) 23:24:52
キャスターの治癒を見届けた後、様子見も兼ねて高遠の部屋に向かう。
部屋に入る前のノックを忘れないぞ。
「すまない、今いいかね」
「アサシンについてのことなんだが……」
という感じに切り出して、真名看破を依頼したい。
480
:
GM
:2016/05/11(水) 23:44:21
【高遠葵】「開いてるよー。」
高遠の方は、
ライダーは―――現在自己修復中のようだ。
【高遠葵】「んー―――ちょっと歴史の本とか借りていい?」
「確かライダー曰く、日本の尼さんっぽい感じだったんだよね。」
15-5+2 =12 もろもろの補正を適用して、現在の目標値は12。
【魔力:C】+「魔術・キャントリップ:C+」で正体看破判定を試みます。
陣地補正により、判定に+5an5のダイス判定プラス。
diceBot : (9B6<=3) → 4,4,2,1,2,5,6,6,2 → 成功数4
diceBot : (5B6<=5) → 2,6,4,4,3 → 成功数4
ラックを1点使用。振り足し。
diceBot : (5B6<=3) → 2,5,2,1,6 → 成功数3
diceBot : (1B6<=5) → 6 → 成功数0
ラックを1点使用。振り足し。
diceBot : (2B6<=3) → 5,1 → 成功数1
diceBot : (1B6<=5) → 4 → 成功数1
合計達成値13。判定に成功しました。
高遠が頭から湯気を出しながらがんばった結果、アサシンの真名が判明します―――
481
:
GM
:2016/05/11(水) 23:51:28
【高遠葵】「えーっと―――この九州の、吉岡妙林とか言う人、それっぽくない?」
【MATRIXが更新されました。】
何と言うか、単純な格だけ見れば二段階ほど落ちる相手だ。
が、逸話を見ると結構無茶なことをやっているから困り者である。
具体的には農兵だけで島津の軍勢と渡り合った女傑だ。
アサシンのクラス適正は、おそらく“騙し討ち”の逸話から得たものだろう。
482
:
ライダー
:2016/05/12(木) 00:08:46
「――――間違いねえな。」
うえーと言う顔をする。女子供、農民、騙し討ちで勝利。陣地構築、罠の達人。
かんっぜんに俺が『もう戦いたくない』類のそれだ。殺し飽きている。
「悪いが御主君、ちょっとコイツとは俺、戦いたくないな・・・」
「せっかく聖杯戦争(あそび)に参加してるのに仕事でさんざんやり合ったような相手と戦っても、その、なんというか・・・」
令呪でもチラつかせないと戦いたくない、というような顔をして高遠を見よう。
483
:
佐香月 岱然
:2016/05/12(木) 23:18:36
>>481
「ふむ、なるほどな……ありがとう」
ミルクたっぷりのアイスティーで、労をねぎらう。
深夜なので糖分は控えめだ。
「なんというか、こう、『厄介』そうだな……
分かりやすい力の強さが無い分、こういう手合いは」
484
:
キャスター『キョウシカ』
:2016/05/12(木) 23:42:13
何もない空間からキャスターの声が飛ぶ。
既にここはキャスターの陣地内……声を好きな場所に届かせるぐらいは余裕だ。
『うへー、相手したくねー』
こういう策略家の相手は苦手である。
いや、じゃあどういう相手なら有利かというとアレだが。
『むしろ気になるのはマスターの方だがなぁ』
『あの白いの、ともすればサーヴァント以上に厄介そうだぞ』
『その辺も話含め……坊主、ちと話したいことあるから寝る前にツラ貸せよ』
485
:
GM
:2016/05/13(金) 00:18:41
【高遠葵】「―――向こうから襲ってきた時くらいは、諦めて応戦してもらうよ?」
とは言え、高遠の方も無理を押してまで襲撃する気はないらしい。
ライダー陣営には根本的にアサシン陣営と戦う理由がない以上、当然と言えば当然である。
【高遠葵】「いえいえこちらこそ―――あちち。」
高遠はアイスティーをふーふーしている。
どうやら猫舌らしい。
【高遠葵】「私も、こう言う相手はちょっと苦手かな。」
【高遠葵】「聞いての通り、ライダーにとってもやる気出ない相手みたいなんだよね。」
「私もできれば無理強いはしたくないし、アサシンの対処はあんまり手伝えそうにないよ。」
―――との事らしい。アサシン陣営の対処に関しては、ライダー陣営の協力は望めないものと思ってかかった方が良いだろう。
対処する必要に駆られた場合は、単騎でどうにかするか、別の陣営―――消去法でランサー陣営に打診するという事になる。
486
:
GM
:2016/05/13(金) 00:29:43
【高遠葵】「―――向こうから襲ってきた時くらいは、諦めて応戦してもらうよ?」
とは言え、高遠の方も無理を押してまで襲撃する気はないらしい。
ライダー陣営には根本的にアサシン陣営と戦う理由がない以上、当然と言えば当然である。
【高遠葵】「いえいえこちらこそ。」
高遠はカップを両手で持ってちびちび飲んでいる。
【高遠葵】「私も、こう言う相手はちょっと苦手かな。」
【高遠葵】「聞いての通り、ライダーにとってもやる気出ない相手みたいなんだよね。」
「私もできれば無理強いはしたくないし、アサシンの対処はあんまり手伝えそうにないよ。」
―――との事らしい。アサシン陣営の対処に関しては、ライダー陣営の協力は望めないものと思ってかかった方が良いだろう。
対処する必要に駆られた場合は、単騎でどうにかするか、別の陣営―――消去法でランサー陣営に打診するという事になる。
487
:
佐香月 岱然
:2016/05/13(金) 01:50:19
「……うむ。心に留めておく」
「コップは、明日の朝で構わないから食洗器に入れておいてくれ」
部屋を後にする。
「……」
キャスターに呼ばれていたことを思い出す。
心当たりは、一つある。
彼らの決闘に、一対一と言ったそれに、横やりを入れたことだ。
「……なんと詫びたものかね」
怒り心頭……には見えなかった。それが、逆に怖くもある。
嵐の前の静けさ、と言えば皮肉だろうか。
「……あー、キャスター」
呼びかけてみる。
488
:
キャスター『キョウシカ』
:2016/05/13(金) 02:07:02
霊体化を解き、佐香月の前に現れる。
ハ
ィ´: :|
__/: : : : リ
ヘー──--、_,,-'::":::/: : : : : ノ
ヘ: : : : : : : : : ヽr-イ_,,,-‐'"ヽ
ゝ: : : : : : :r‐'" ̄_,ノ::::::::`ヽ:::ヽ
 ̄7 ̄/'´ ̄:::::::::::::::::::::_::::ヽ::ヽ
/::::::/:::::::::::::::::::::::ヽ:::::::ヽ::::ヘ::ヘ
, -- 、/::::::/::i::::::::::::::::::::::ヘヘ::::::::ヽ::::i:::::l _,,, -‐- 、_
i´ \  ̄ `|::::|::::::::ト、ト:::::::::|メヘ::::::::ヘ::'l:::| ̄ ィ .〉 「おー」
ヘ \ |::::|:::::卞ヾ \::| ィTヌ'j::::::ヾ:::ト.ー-/ ./ 「呼んだ……のは俺様の方だな」
', ヽ‐',:::ヘ:::::|丈ア ヾ ~ レr、ヘ::|ヽ./ / 「出頭大儀である、ってなもんよ」
ヘ ヽヘ::::ハ::ト、 ' , ノ ├'" ./
/ヽ ム ヾ| |l ゝ、 _` ´ イ t /
/:::::::::::\ 〈 \ .ノ-レ' ̄_ノヾ ) /
/::::::::::::::::::::::ヽ そ ソヽ__/__||__ヘ/》 》 /ヘ
/:::::::/::::::::::::::::::::i:ヽヽ / // || ヘj 〉 レ':::::::::ヘ
/::::::,ノ:::::::::::::::::::::::::|:::ヘ ヽ. / ~ .l」 ( /ノ:::::::::::::ヘ
/::::/ ,i::::::::::::::::::::::::::::}/ソ V ン": /:::::::::::::::::ヘ
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l::/ |:::::::::::::::::::::::::/:::/: : リ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|: : : ::|:::::::::::::::::::::::::',
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{ |:::::::::::::::::/::::::::|: : :L - '" ヽ .__」: : : : |:::ヘ:::::::::::::::::::::::i
|::::::::::::::/::::::::::|: : :| |: : : : ::|:::::ヘ::::::::::::::::::::::i
|::::::::::::i:::::::::::ノ⌒ヽ r': : : : ::|::::::::ヘ::::::::::::::::::::i
|:::::::::::}:::::::/ヽ≦>} |'´ ̄`ソ::::::::::}ヽ::::::::::::::::::}
不機嫌そう、ということもない。
……威圧感がある、というわけでもない。多分。
「まーいくつか話しときたいことがあってよ」
「とりあえず差し当たって今後の方針だが、ひとまずは地盤固めで行きたいとこだね」
「特に尻尾も見せねぇ黒幕の情報もそろそろ手に入れときたいとこだ」
「んで、管理者のねーちゃんも聖杯が欲しいってわけじゃねーんだろ?」
「明日にでも話通して、本格的に黒幕の追求とアーチャー陣営の対処に着手してぇ。日中にやっといてくれ」
「それとそのアーチャー陣営に関してだが……顔見知りなんだろ?」
「そっちもコンタクト取って、どういうスタンスなのかぐらいは聞いといてくれると助かる」
「嬢ちゃん護衛に連れてきゃいきなり襲われてもそこまで危険じゃねーだろーし」
「つーか日中は基本嬢ちゃんと一緒に行動しとけ」
「良かったな、デートだぜデート」
そのまま事務的な話……ごく普通の態度である。
489
:
佐香月 岱然
:2016/05/13(金) 02:28:43
「ああ、うむ……」
「日中にね、日中」
キャスターの指示を頷きながら聞き、時々暗唱して確認する。
心此処にあらずだ。
これは、どうするべきか。
気にしていない……ように見える。
このまま何事もなかったかのように風化してくれるのならありがたいが……
いや、こちらを試している可能性だってある。
その場合、切り出さなかった場合のその後が恐ろしい。
しかし、もし忘れていたのだとしたらあえて触れるのは馬鹿らしい。
いやいやそもそも英霊が「忘れていた」なんておっちょこちょいな真似をするか?
ええいまどろっこしい、せっかくだから俺はこの赤い扉を選ぶぜ(錯乱)。
「あー、キャスター。私からも、話がある」
「……先の、セイバー戦のことだが」
気まずそうに、口ごもりながら、こちらから振る。
490
:
キャスター『キョウシカ』
:2016/05/13(金) 23:24:50
「……おい坊主、話聞いてんのか?」
「言っとくが俺様はわざわざてめーのためを思って真面目な話してんだからな?」
「そもそもこの帝釈天様直々の薫陶ってだけで泣いて喜ぶべきもんだっつのに」
「ったく、そんなんでこの先生きのこれると……」
「………………」
上の空な佐香月を見とがめ、愚痴っぽく説教を垂れる……が。
セイバー戦のことを話題に出された途端、ピタリとキャスターの動きが止まる。
「……あー…………」
ぎくしゃく、と所在なさげに視線を動かし、ついにはそっぽを向いて。
「…………おう、言ってみろや」
491
:
佐香月 岱然
:2016/05/14(土) 00:38:09
「……君の望みは、『最強の証明』だったな」
初戦は、セイバーだったか。
あれは一号打ち合って退いたので、言うなれば『引き分け』だろう。
次は、あの巨人だ。それも連戦。
自分と工房を守るために、単騎で戦いに挑ませた。
そして、二度目のセイバーとの打ち合いで―――
「この佐香月岱然、優男の自覚はあるが」
「しかし、例え私にも許せないことはある。例えば―――」
この陣営は、他でもない彼女が支えてきた。
それは理解している。戦闘に限った話ではない。
陣地作成、遠視による索敵、治癒、交渉のサポート。
「差し出された上等な馳走を、目の前でひっくり返されることだ。
それをされると、我を失って怒り狂う。幼い頃からの悪癖でね」
召喚されて初めての勝利は、キャスターにとってまさしく待望したものだったはずだ。
いや、もしかしたら生前から、追い求めていたもの。
何せ、『聖杯戦争に願う』のだ。
願いが無いから適当に理由を付けたものとはワケが違う。
・
「俺は、君にそれをした」
跪き、こうべを垂れる。
「君の勝利に泥を塗った。すまなかった、キャスター」
492
:
キャスター『キョウシカ』
:2016/05/14(土) 01:20:40
「…………違う」
「違う、違う、違う、違う!」
「やめろ! 頭下げんな! そういうんじゃねぇ!」
キャスターが吼える。
「逆だ!」 ・
「頭下げんのは俺だ!」
「俺はお前のおかげで勝てたんだ!」
単騎では一手足りなかった。
その差を埋めたのは、間違いなく佐香月の援護によるものだ。
あそこで令呪が無ければ、死んでいたのはキャスターの方だった。
・ ・ .・.・.・ ・ ・ .・ .・
「俺はインドラだから!」
「あの時お前に勝てと言われて――――嬉しかった」
「……そういうもんなんだ。俺たちはそういうもんなんだよ」
「だから頭下げんのはやめろ」 ・ ・ ・ ・
「俺から『ありがとう』って言葉を取り上げないでくれよ、タイゼン」
493
:
佐香月 岱然
:2016/05/14(土) 01:57:38
「キャスター、今」
名を呼んだか。
坊主ではなく。マスターでもなく。
関係を捨てて、個人として。
「……いや」
「君が私の謝罪を受け取れないのと同様に、
私も君の感謝の言葉を、素直に受け取るわけにはいかない」
顔を上げ、立ち上がる。
軽い気持ちで下げた頭ではないのだ。
「……だが、それならば何度でも君に乞い願うぞ」
「次も、勝ってくれ。」
「私も、そのために出来ることをする」
494
:
キャスター『キョウシカ』
:2016/05/14(土) 02:53:56
「………チッ、めんどくせぇ奴」
顔を顰め、頭をガリガリと掻く。
「ハン、まぁいいさ」
「OK、OK、任せとけよ」
「俺様は最強だからな。何度だって勝ってやらぁ」
そのまま、クルリと背を向けた。
……なんとなく、気恥ずかしいからである。
「…………飯、楽しみにしてっからな」
そのまま、肉体を粒子に変えて霊体化する……
495
:
佐香月 岱然
:2016/05/17(火) 00:36:02
「ああ、信じている」
力強く、霊退化する背中を見送る。
496
:
ライダー
:2016/05/17(火) 22:17:18
んじゃまあ単独行動でMP回復させつつ復元呪詛いくぜー
ライダー:15b6<=5
diceBot : (15B6<=5) → 5,6,4,2,3,6,6,2,4,5,2,3,6,2,6 → 成功数10
減ったMPは5で単独行動と相殺、HP10回復だな。
・HP:81/88
・MP:0/47
497
:
GM
:2016/05/17(火) 22:21:47
【時間区分を終了します―――】
【二日目/深夜】
まだ二日目のはずなのに、どうしてこうも事態が激変しているのか?
それは誰にもわからない。何しろ演出してるGMにも判ら―――コホン、失礼。
まあともかく、情勢は停滞しつつある。
何かしておくなら、今の内だろう。
【ランダムイベント表が凍結されました。】
498
:
GM
:2016/05/17(火) 22:23:01
【時間区分を終了します―――】
【三日目/朝】
まだ三日目のはずなのに、どうしてこうも事態が激変しているのか?
それは誰にもわからない。何しろ演出してるGMにも判ら―――コホン、失礼。
まあともかく、情勢は停滞しつつある。
何かしておくなら、今の内だろう。
【ランダムイベント表が凍結されました。】
499
:
キャスター『キョウシカ』
:2016/05/17(火) 23:22:48
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
――――夢を、見ていた。
それは彼の、再起の場面。彼が死に、生まれ変わrγ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
| あー、ストップストップ |
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━乂________  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ━━━━━━┛
| ちょいと待ってくれや |
乂_________ノ
:::::/::l::,. -:::__\:::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
::::,{:::|:::/::::::::::`´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..
:/::Ⅵ!′:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::、:::::::::.
:::::::Ⅵ ::::::::::::::::::::::: ト、::::::::::::::::::::!::、::::::::::',::::::、::、
::::::/',!:::::::::::::::::::::!::: ! ヽ:::::::::::::::l:/:!、::::::::l:::::::ト、:.
::::/::::::::::::::::: !::::::l:::::| ∨::::::::イl::l ',:::::}:::::::! ヾ!
::,':::::::::::::::::::,:|-::7 ̄!` !::::::::::l , ヽ、l::/ハ::::l
::|:::::::::::::::::´::|:::/l:::/_ }:::;::::::iイ㍉ }/イ} !::;
::|:::|,:::::::::|::::::|/,ィチ㍉ `' /:ハ:/弋ソ {:::/ l/ 「今回はちょいと俺様にやらせてくれ」
::|:::|:、:::::::{::::下 トし刈 / ´ ト、 「たまにゃいいだろ? つーか俺様がしてぇんだわ」
::l:::l::ハ::::::,::::l 弋)zソ 、 { }! 「つーわけで俺様がやる。決定な」
::Ⅵ:{ i_\::',、! 八ノ
:::::::::ゝ、__,、 / ̄
:::::::::::::://:|_ヾ} 、 σ /
::::::::::::::{ !::|/}l > __/
::::::::::::::ヾ、|__,ノ /ーrrr、--、 ̄`ヽ
::::::::::::::::::::∨ 、 ∨∧ ', ':,
:::::::::::::::::::/ /∨∧ } l ',
::::::::::::::_/_ _,...- 、 ∨/ヽj
::::::::::////>、´ ヽ//l l ‘,
::::::::/ ̄`ヽ//\ //// | }
::::{ ̄ ̄`丶\//` ー― '´77//// \ !
::::::.__  ̄`ヽ、///////// ヽ |
::::::::. \__ ` ̄ ̄ ̄´ }/ヽ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
――――まぁほれ、好感度上がった記念とでも思っとけや。
仲良くなったボーナスっつーか、そんな感じでひとつ。
夢への介入ってなぁ普通の英霊にゃあできることじゃねぇ。俺様が偉大なりしインドラだからこそできるこったな!
ま、どうせ夢なんだからお前も話半分に聞いとけ。いいな? よし、んじゃとりあえず――――
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
500
:
キャスター『キョウシカ』
:2016/05/17(火) 23:24:16
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
――――俺様の話はもう見たよな?
喧嘩して勝って負けて負けて負けて負けて勝って負けて……そんな暮らしよ。
不満があるわけじゃねぇさ。俺は民にそう在れと乞われてたんだからな。
助けてほしけりゃ助けるし、負けて欲しけりゃ負ける。そういうもんなのさ。八百長してたってわけじゃねーが。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 ̄ ̄ 、
\
/
:.、
|
l
l
/ / | ム
ハ /| / } __ ,r
| / /: : } / ,/: | i| }/} / : : : ::/ 〕iト._ __ 「あ、ちなみにこれが俺様本来のハンサム顔だ」
‐-ト/レi/_: : レ /_:斗-i|‐ | } { {: : : : / _ ‐: : : : : : : :: : : : :_) 「超絶美少女から究極美男子にリターンだぜ。夢の中でだけな」
乂_弋ッ>{ /} /、弋ッ7| 儿i/ _ノ: : ∨イ: : : : : :_:_: : -‐ ¨ 「坊主的には女のカッコの方が良かったか?」
} : : : : : ノイ:ノ': : : : : ://⌒V: : /'¨: : : : : : :イ: : } 「そりゃ残念だったな。ケケケ」
\{: : : : : : : : : : : : > ‘ / / : : : : : : : : : : : : : /、
 ̄ ̄`ヽ> ‘ }_/: : : : : : : : : : : : -イ : : }\
> ‘ }: : : : : : : : : : : : : : : : : : / 丶
> ‘ 、: : : : : : : : : : : : : : :/::} \
\: : : : : : : : : : : : : / _ ‐―
>= -┬- = < \
>''´ /
> ‘ / }
> ‘ /
> ‘‐‐/ /| }
> ‘⌒}‐‐‐‐/ /i:i|
> ‘ /‐‐‐/ /:i:i:i|
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ともかくそんなわけで、そんな感じに俺様は暮らしてた。
そこに不満があったわけじゃねぇが…………疑問はあった。ああ、あったさ。
俺様は人に乞われて人のために戦うが、クソッたれのヴィシュヌはそうじゃねぇ。
あいつは世界の秩序を守るため、やがてカルキとして世界を滅ぼすのさ。
カリ・ユガからクリタ・ユガ。世界の破滅と再生による秩序の復活よ。世界の運行上必要な終末。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
501
:
キャスター『キョウシカ』
:2016/05/17(火) 23:25:15
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
――――じゃあ人ってなんだ?
末法を招き世界の滅亡の要因となる人ってのは、なんのためにいる?
そいつを救うために戦う俺様は? ――――あまつさえ、人のために道化にすらなる俺様ってのは何者なんだ?
なんのために戦うのか、なんのために存在するのか。
ウダウダ悩むほどじゃねぇが、ずっと心のどっかに引っかかってた。
そんな時――――
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
_
/ ヽ
,′ :. _
イ / } }=‐ /⌒ヽ
ノイ|ト、| /戒 /} / } 「出会っちまったんだよなぁ……アイツに」
/从: :`': : : }/‐} ′ } 「文字通り、俺様の在り方を変えちまったアイツに」
/_ \f‐イ‐‐ム { 「そのくせ妙に自信の無かったアイツ――――」
{/ \ }、‐‐‐‐‐} ∧ :
{ }} \‐‐‐\ i
` _}‐‐‐‐‐〉 }
、 _ _〕iト.‐{i } i
__ \ _ _〕iト.} }
/ ¨¨ ¬=- _ /~} }
′ \} ≧z_ /: : :;ヽ }
, \ニ__}‐7}: : : i: : :, }
′ i ` ̄丁ノ: /;;i: }ノ亠‐===‐- _
/ }' \} `/;/{_ノ \
/ ノ⌒ヽ `' _ -‐ }
, / \ i -‐ ′
, ― 、 ノ / __≧=‐---少'´―ュ、 /
{⌒ヽ \ ′ /==‐- _\ _ -‐ ¨
{ /\ 、 / {_ |i \ヽ
、 \ ` __ } `ヽ }ノ
\/ \ }}/  ̄ ̄
\ }} /
\_ノイ
γ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
| シッダールタに、な |
乂________ノ
502
:
キャスター『キョウシカ』
:2016/05/17(火) 23:28:24
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
アイツはすごかった。
ブラフマーの爺と一緒にアイツの話を聞いてみたんだがよ。
あ、一応正体隠してな。流しのバラモン僧ってことにして、昔使ってたキョウシカの名を名乗っといた。
そのせいでシッダールタの野郎、未だに俺様のことキョウシカって呼ぶんだが当てつけかあれ。
……まぁともかく……
アイツは人を救う理屈を完全に組み立てやがった。人が自らの手で人を救う手立てを見つけ出しやがったんだ。
そんなことは俺様にはできねぇし、ヴィシュヌにもできねぇ。
アイツはまだ爺にもなってねぇのに――――神の不要を証明しやがった。
人は自らの手で宙に至る、ってなぁ!
神の救済なんかいらねぇって……人はその心の御者になることで、自らを救うことができるってよ!
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
_ ―― _
、
/ ト、 \
{:;:;\}、 丶 \ 、
|イ孑気 }、 \⌒ヽ
| i |::>=‐∧ ハ\i}\、
| | / ハ} : : : : : :}/: : i : `''<_
| | i /}/: : : :,: : : : : : : : : : : : : : : : ::}
| | l/: : : : : :ム=- _: : : : : : rフ: : :/ 「オイオイオイオイオイオイオイ!」
| | И {: : : : : : :{_ ¨~丶: : :\/. 「なんだよ! なんだよそりゃあ!」
| | ,: レイ:: : : : : :: i///∨/≧ュ、 \: : :} 「悟り? 欲を捨て去りカルマを無にすることで輪廻の輪から解脱する?」
\l ∧/: : : : : : : : : : ::i//////////i> /_ノ 「狂ってんなぁオイ! そんな理屈に常人が付いてこれると思ってんのか!?」
\ {∧: : : : : : : : : : : :∨//iハ/////iイ
\ {: :丶: : : : : : : : : : : \/ }、////〈
〕iト.: \: : : : : : : : : : : \ 丶//ハ
ヽ /: : : : : :、: : : : : : : : : : : ` ‐- ⊥__
∨ / : : : : : : : \: : : : : : : : : : : : : : : : : : }
i} ∧: : : : : : : : : : : :、: : : : : : : : : : : : : : : {
i} /‐‐\: : : : : : : : : : \: : : : : : : : : : : : :/
i} ,/‐‐‐‐‐\: : : : : : : 少'´¬=--- ‐'′
i} /‐‐‐‐‐‐‐‐‐≧=‐フ'′ {
{厶‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐/ }
/‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐/ }ト、
i}‐‐‐‐‐‐‐‐‐/ / \
503
:
キャスター『キョウシカ』
:2016/05/17(火) 23:31:31
ィ系圭I圭I圭ト、
,ィ}升圭圭圭圭圭圭へ
ィ}升圭圭圭圭圭圭圭圭ト、
.ィ圭圭圭圭圭圭圭圭圭I圭ハ
|圭/≡===ー===≡ヘヲ
ヘ|iヲ マヘ
i 万ヲ ○ リヘ|
| i iヲ ¬- _ _ _,. - - ! ! 「――――然り」
i J ヘ弋ッ ヾ ゝ '´弋ッ,´´ ! ! 「これは一朝一夕で成し遂げられることではないでしょう」
i `─ ' l `─ ' ! ! 「遠く果てしない輪廻の果て、須臾の狭間に滑り落ちた砂粒を箸で摘まむが如く」
i i l ! !. 「このあまりにも迂遠な苦行を、人々は受け入れますまい」
i i 《 , .! ! 「となれば、無暗に広めても世を乱すのみ。私は静かに涅槃に至りましょうぞ」
t ト _二_ / /
/ ̄入┤\ `─ ' /_/
/ ̄/ i | ::::> _ <:\ \_ _
r-┤│ │ | ::::::::_ ─ ─ 、 \\ヽ _ _
r─ / / / │ │ /,.´- ´  ̄ _丶 ヽ 丶
/ ' ' | | / ` ─  ̄ _` ヽ 、
/ /// リ / ´ , ィ  ̄ 丶 ヽ i i
/ /// / '、= - ´ `フ ', i
/ ´,. ィ  ̄ 丶 .ヽi
|| | / ,. - / ̄丶_ ` ∧
/ > ', / │ `、 ∧
/ / ', / │ 、 ∧
/ / 入 / / ! ', ∧
504
:
キャスター『キョウシカ』
:2016/05/17(火) 23:32:24
| |i i: :/: : : :: :: :: | | |
| |i イ: :斥ノ ̄>: | | ∧
l | ハ | |: : ‐¬¨~::: :::| | | }: ::.、 |
| i| | | ハ i| | : : : : : :: : :: :| | | }::: : :.、 |
l | i| | |/ }{ i| | : : : : : :: : :: :| ∧ i| }: : : : : :.、 l | 「なんだそりゃあもったいねぇふざけんな!」
l | i| | 'i| 八 儿 : : :: : :: : :: :|イ: :} ∧儿: : : : : : \l | 「広めろ! バンバン広めろ!」
ヽ从| 从 /:::i| /: : : :: : : : : : : :: :: :: :: : ::レ: : : : : : : : : : : : l i| i| | 「お前の理屈は正しい! あらゆる教えを超越し、最も正しく人を救う理念だ!」
レ ,::: :::|': : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : | i| i| ト 、. 「この俺様が保証してやる! 世に広めねぇ方が罪ってぐれぇよ!」
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : |八 | |: : \|
/ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :: :\儿}: : : : | |
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : | ト ハ
ー―-- 、 : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 、:: : : : : : : : : : : : : : : : : ::: | |: :} /: :}/
}: : : : : : : : : : : : _ イ}: : :: :: : :: :: : : :: : : : : : : ::И |: :}/: : /
`ー‐< ̄___7 ̄ _ノ : : : : : : : : : : : : : : : : : : /儿从: : :/
_ ‐=ニニニ=‐{___厂: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :: : /: : : : : /
_ -‐===ニニニニニア /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : / : : : /
_ -‐===ニニニ>''´{ ̄__'´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ::/ : : : /
_ -‐===ニニニニ>''´ (: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : / : : : /
,ィ升圭ハ
,ィ升圭圭圭ト、
.ィ升圭圭圭/r〜' ヘ
|i圭圭圭圭/ヲ -‐ヘ
{圭/ヲ⌒)ノヲ ー‐.ノ
∨ヲ i ノj´ `’ヘ
/´ :| r‐'
> ´ ̄ \ し{ rュ' 「しかし……」
/ \ \ _j
/ \ /  ̄
. / ´ ̄ Ⅴ
/ / .∧
/ ' ∧
⌒\ ' ∧
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
中々シッダールタの奴も強情でな。
俺様が勧めても布教を渋ったんだが……ブラフマーの爺の説得もあって、どうにか教えを広めることを承諾した。
その後は鹿やらかつての苦行仲間に説法するところから始めて……今じゃ三大宗教か。
ともあれ、この時俺様は生まれ変わった。文字通りに。
つまるところ――――
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
505
:
キャスター『キョウシカ』
:2016/05/17(火) 23:34:31
修正
| |i i: :/: : : :: :: :: | | |
| |i イ: :斥ノ ̄>: | | ∧
l | ハ | |: : ‐¬¨~::: :::| | | }: ::.、 |
| i| | | ハ i| | : : : : : :: : :: :| | | }::: : :.、 |
l | i| | |/ }{ i| | : : : : : :: : :: :| ∧ i| }: : : : : :.、 l | 「なんだそりゃあもったいねぇふざけんな!」
l | i| | 'i| 八 儿 : : :: : :: : :: :|イ: :} ∧儿: : : : : : \l | 「広めろ! バンバン広めろ!」
ヽ从| 从 /:::i| /: : : :: : : : : : : :: :: :: :: : ::レ: : : : : : : : : : : : l i| i| | 「お前の理屈は正しい!」
レ ,::: :::|': : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : | i| i| ト 、. 「あらゆる教えを超越し、最も正しく人を救う理念だ!」
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : |八 | |: : \| 「この俺様が保証してやる! 世に広めねぇ方が罪ってぐれぇよ!」
/ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :: :\儿}: : : : | |
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : | ト ハ
ー―-- 、 : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 、:: : : : : : : : : : : : : : : : : ::: | |: :} /: :}/
}: : : : : : : : : : : : _ イ}: : :: :: : :: :: : : :: : : : : : : ::И |: :}/: : /
`ー‐< ̄___7 ̄ _ノ : : : : : : : : : : : : : : : : : : /儿从: : :/
_ ‐=ニニニ=‐{___厂: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :: : /: : : : : /
_ -‐===ニニニニニア /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : / : : : /
_ -‐===ニニニ>''´{ ̄__'´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ::/ : : : /
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,ィ升圭ハ
,ィ升圭圭圭ト、
.ィ升圭圭圭/r〜' ヘ
|i圭圭圭圭/ヲ -‐ヘ
{圭/ヲ⌒)ノヲ ー‐.ノ
∨ヲ i ノj´ `’ヘ
/´ :| r‐'
> ´ ̄ \ し{ rュ' 「しかし……」
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中々シッダールタの奴も強情でな。
俺様が勧めても布教を渋ったんだが……ブラフマーの爺の説得もあって、どうにか教えを広めることを承諾した。
その後は鹿やらかつての苦行仲間に説法するところから始めて……今じゃ三大宗教か。
ともあれ、この時俺様は生まれ変わった。文字通りに。
つまるところ――――
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
506
:
キャスター『キョウシカ』
:2016/05/17(火) 23:35:15
,
\_ノ}
__ヽ;,7 ,‘
/ ゞf‐={‐、 ,
/ /:/:/_}、/
{ {: : : :' : _ } 「――――雷神インドラ改め、仏法護法神帝釈天」
ハ /} ∧: : : :{爨;;,,ィ. 「この日より釈迦が教えを守護し、人々に迫る悪鬼羅刹を払う剣とならん」
/ } i}戒/レヘ): : ムf钁<__. 「人よ、宙を目指せ」
}\\}、: : / \:ノ¨7㌃¨′ 「我ら天部を追い越して、遥か高みへと臨むことを期待する」
/__ \__>' >{斥z,、
/ \/ /‐乂{¨};i i: 「……っつーわけだ、シッダールタ」
{ _ / /}‐‐レ^}i} {;ト、i: , 「俺様はお前が気にいった……隣の爺ともども、力を貸すぜ」
∨ / , \_斗f}、焔}i ,,'
V  ̄}{;;爨斗r'′
\ ___/ 介i;焔炎i:
 ̄、 ∨‐仆攬刈i ,,‘
\ / ‐‐‐}斧弍ム{i: , ,
ー‐―-イ‐‐‐‐i|儿__i}斗ァ'′,,'
`‐‐‐‐‐‐‐ムi}乂i{劣 ,ィ'′
∧‐‐‐‐‐‐|焔炎《_,イi;}
ノ >=‐--|トイ孑介{i(、,,‘
{ ̄ ⌒ヽ 厮7ハ{ }ii:}' 丶
/ \}幺厶イ刈 i: \
/ {i:州i:旡儿ノ} \
/ イl}爪i:焔刈'′ 丶
/ / |}乂i:炎∨`ヽ
/ , |}斧个;v \
/ ′ :i厖孑/ 、
/ / :i斗リィ \
/ ilⅣ/
′ / il;Ⅳ
Ⅳ
/'
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
――――その日から俺様は仏教の護法神になった。
人が俺様たちを追い抜いて、俺様たちを必要としなくなる世界が見たくなったから。
カルキの破滅をも打破する、人の救世を見たくなったから。
俺様はもう少し、人のために剣を取ろうと思った。でもまぁ――――
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
507
:
キャスター『キョウシカ』
:2016/05/17(火) 23:38:35
r‐- i i
{: : : : : : : 、 l i il
、: : : : : : : :`: : 、 l i | il
ー 、: :>= -- = < l i | il
/ }=-、 l i | il 「たまにこうして、喧嘩のひとつもしたくならぁな」
{ }: : : l .l 「守る戦いでも、救う戦いでも、負ける戦いでもなく」
{__/{¨ ____}: : :_: \ }ヘl l 「自分がやりたいように、勝つための戦いって奴をよ」
〉。゜{\__ノ ̄: :¨: : :`ヽ: : 、_ i i , ‐―. 「それはそれでイマイチモチベが上がんねぇ自分が恨めしくもあるが……」
___〉 {{\: : : : : : : : : : : : : : : : :` 、 i i /
_ ‐ : : ¨: : : : : 〉 ゞ=个ー‐‐ 、 : : : : : : : : : : : : \レ}ヘ ヽ /
{: : : : : : : :_: : :_: _〉 `¨⌒\}}、: : : : : : : : : : : : : >{r≦
`ー― ¨ /: :〉_______}: : \: : : : : : : : /
,: : : : : :_ イ: : : : : : : : : : : : : : : : : : { /
/: : : : / /: : : : : : : : : : : : : : ー―‐{ //
/: : : : / ,': : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 〉 /
{ : : :ノ l : : : :/⌒ヽ: : : : : : : : : : : : : / イ
`¨ l : : : : `ー : :_:: :: : : : /_ -‐孑''´
l : : : :}  ̄ イ
、: : :/ _ ‐=<
 ̄ ‐=<
/
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
以上。ちと長くなったが――――そういう、夢の話さ。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
508
:
佐香月 岱然
:2016/05/18(水) 00:40:20
「――――――。」
朝だ。
彼の―――彼女の言葉に従うなら、今日するべきことは。
高遠を連れて、管理者の邸宅へ向かう。
一応、PDAにて事前に断りの連絡を入れてからだ。
509
:
GM
:2016/05/18(水) 00:54:12
高遠を伴い、洋館を訪れる。
先日同様、君達は応接室に通された。
【シンディ】「そっちは、ライダーのマスターね。初めまして。」
「立ちっぱなしもなんだし、座りなさいな。」
【高遠葵】「ど、どうも初めまして。高遠、葵です。」
高遠はガチガチに緊張しているようだ。
さもありなん。今回は戦いに来たわけではないのだ。
下手に失言などしては―――と、気負ってしまっているのだろう。
【シンディ】「さて。昨日は大分色々動いたみたいだけれど―――」
「―――その辺も含めて、まずは用件を伺いましょうか。」
510
:
佐香月 岱然
:2016/05/18(水) 01:20:56
「彼女とは、縁あって参加当初から協力的な関係にあったのですが、
サーヴァントともども、正式に当陣営で迎え入れるという事になりまして」
経緯と紹介は軽く済ませる。
今日の本題のためのクッションのようなものだ。
「……アーチャーとアサシンの正体、真名に判別が付きました」
冷や汗一つ。
情報交換の見返り、などと言っていられる状況ではない。
二騎について、そのまま教える。
「……つきましては、そちらの陣営と、対アーチャーとして本格的な大同盟を締結したく」
511
:
GM
:2016/05/18(水) 02:18:53
【シンディ】「クレタ島最古の女王、エウロパ―――宝具は最強の怪物タロスに猟犬ライラプス、それにいくら投げても尽きない雷の神槍、ね―――」
「―――ちょっと引っ掛かるところはあるけど、同盟を結ぶこと自体は問題ないわ。」
シンディの方も、同盟に関して否やは無い。
アーチャー陣営がとにかく理不尽に強力なサーヴァントを抱えているというのも、もちろんあるが―――
【シンディ】「とは言え、こっちから積極的に攻めるってのは、やめておいた方が無難そうね。」
「仮に勝てたとしても後が続かないし、何より疲弊したタイミングをアサシン陣営が狙ってこない理由がない。」
「こっちから積極的に攻める理由もないし、少しでも有利な形で迎え撃てるように体制を整えておきたいところなんだけど―――」
【シンディ】「―――そうなると、今度はアサシン陣営が鬱陶しくなってくるのよね。」
「なるほど。昨夜攻めてきたのは、あの時点でこの盤面を見越していたからってわけ。」
―――アサシンと言う不確定要素が現状宙に浮いているのも、理由の一つとして挙げられるだろう。
アサシン陣営を攻めるにせよ、アーチャー陣営を攻めるにせよ、はたまたアーチャー陣営がこちらの同盟を攻めるにせよ―――
誰が勝とうとも、残った陣営に対して無視できないレベルの隙を晒す事に繋がるのだ。
512
:
エキストラさん
:2016/05/19(木) 00:39:46
「おそらくは、我らとそちら、そしてライダー陣営で
それぞれ分担するような構図になるのでしょう。
それにしても、随分と危うい均衡ですね。さながらヤジロベエのような」
ともあれ、まだあちらの陣営に付いて不透明な部分もある。
「……このあと、教授と連絡をつけてみます。
その会話次第で、見えてくる展望もある」
513
:
佐香月 岱然
:2016/05/19(木) 01:30:08
「おそらくは、我らとそちら、そしてライダー陣営で
それぞれ分担するような構図になるのでしょう。
それにしても、随分と危うい均衡ですね。さながらヤジロベエのような」
ともあれ、まだあちらの陣営に付いて不透明な部分もある。
「……このあと、教授と連絡をつけてみます。
その会話次第で、見えてくる展望もある」
514
:
GM
:2016/05/19(木) 23:34:24
【シンディ】「そうね―――さしあたって、こっちはアサシン陣営の動向を探っておきましょうか。」
【シンディ】「―――しかし、ハル教授、か。」
「結構な難物だと思うけど、頑張ってね。」
ハル・ベクター・モーリス。
君が知っている彼の姿は、あくまで大学で接したものだけだ。
思えば、彼について知っている事は驚くほど少ない。
精々、歯に衣着せない物言いとは裏腹に、講義が判り易い事くらいだ。
【シンディ】「とりあえず、アーチャーとアサシンの情報も頂いた事だし、私も何か教えてあげたいところなんだけど―――」
「今の段階で聞いておきたい事って、ある? もちろん、私が知らないことまでは教えられないけど。」
―――同盟を結んだこと自体がメリットとは言え、この辺割と律儀な人らしい。
折角なので、何か聞いておくといいだろう。なお、高遠はその辺役に立たないのでそっとしておいてあげて欲しい。
515
:
佐香月 岱然
:2016/05/20(金) 00:20:22
「……この戦争を始めた輩は、結局何を考えているのか。
そこが見えてこないのが、まだ怖いですね。
可能であれば、その正体と真意を探ることも勧めていきましょう」
黒幕についての提案をしつつ。
「ふむ……では、そうですね。
これから対話に向かうハル教授に付いて、なにか知っていることがあれば教えていただけますか」
本当に、自分は彼について何も知らない。
教授と一生徒、そもそもそれだけの関係だ。
どういう経緯で聖杯戦争に参加し、勝とうとしているのか。
というかそもそも魔術師なのか。
本当に、彼という存在には悩まされてばかりだ。
「あっあと好きな異性のタイプを」
516
:
GM
:2016/05/20(金) 00:44:20
【シンディ】「好みのタイプ? んー―――死臭とか気にしなくて、それなりに魔術の世界に理解があって、そこそこの家柄なら誰でもいいかな。」
大分さっぱりした話である。
そもそも魔術師と言うものは、基本的に恋愛結婚とは縁遠いもの。
彼女もまた、そういう観点で見れば一般的な魔術師の認識に近いようだ。
―――それはそれとして、心なしか高遠の君を見る目が冷たくなった気がした。
【シンディ】「それはともかく、ハル教授についてね。」
【シンディ】「ハル・ベクター・モーリス。旧名ハル・ユーリエフ・ベクター。」
「元々はアトラス院に属する錬金術師だったけど、何らかの理由で出奔。」
「現在は私立大学で教鞭を取っている。」
【シンディ】「在籍時の研究内容は“魂の情報化”。即ち、形而上の存在である魂を、何らかの情報体に変換するというもの。」
「現時点で、研究がどこまで進んでいるのかは不明―――」
【シンディ】「―――と、現状判ってるのはこんな所だけど。」
517
:
佐香月 岱然
:2016/05/21(土) 00:23:59
「そ、そうですか、それは」
なんかあまりにあっさりしすぎてて逆にこっちが恥ずかしくなるというあれだぞ。
……分かってたけどな!!
「……魂の情報化」
情報体、というものに具体的なイメージを持てないが。
ふと、コートのうちのPDAが気になった。
「それは、例えば……本来の聖杯戦争において、
英霊の魂を呼び出し、サーヴァントとして使役するシステムとは、また違うのですか?
夜の『あの世界』が、もしも。
もしも、魂だけ情報化されて送り込まれた、仮想現実のような世界だという仮説が成り立つなら。
PDAなどが魔術様式に組み込まれている理由とともに、
この聖杯戦争の仕組みにも、近づくことが出来るかもしれない。
518
:
GM
:2016/05/22(日) 23:32:54
【シンディ】「全然別物だけど―――本質的には近いかもしれないわね。」
「どちらも、広義で言えば“魂の物質化”と言うアプローチそのものは変わらない。ただ物質化するステージが異なるだけ。」
【シンディ】「もしもコンピューターのスペックさえ追い付くなら、近い事はできなくはないんじゃないかしら。」
「まあ、今のコンピューターのレベルだと、人間一人演算するのも無理があるでしょうけど。」
ちょっと考えれば、佐香月にも判る事だ。
まず根本的に、人間の魂を演算できるコンピューターなど、果たして実在するのだろうか?
仮にアレが仮想現実での出来事だったとして、現実に破壊などが波及する理由は何か?
と言った辺りの説明は、まだつけようがない。あくまで仮説の域を出ない話だ。
しかし、仮にその辺りの問題を全て解決できるコンピューターがあるとすれば。
仮想世界の事象を現実に反映させる事ができるという事は、何らかの演算処理の結果を現実に反映させられるコンピューターがあるとすれば。
それはつまり―――あらゆる過程を無視して、結果だけを現実に反映させる事さえも、決して不可能ではないと言う事だ。
即ち、それは―――万能の願望器と呼んでも、差支えないのではないか。
519
:
GM
:2016/05/23(月) 00:04:12
【シンディ】「全然別物だけど―――本質的には近いかもしれないわね。」
「どちらも、広義で言えば“魂の物質化”と言うアプローチそのものは変わらない。ただ物質化するステージが異なるだけ。」
【シンディ】「もしもコンピューターのスペックさえ追い付くなら、近い事はできなくはないんじゃないかしら。」
「まあ、今のコンピューターのレベルだと、人間一人演算するのも無理があるでしょうけど。」
ちょっと考えれば、佐香月にも判る事だ。
まず根本的に、人間の魂を演算できるコンピューターなど、果たして実在するのだろうか?
仮にアレが仮想現実での出来事だったとして、現実に破壊などが波及する理由は何か?
と言った辺りの説明は、まだつけようがない。あくまで仮説の域を出ない話だ。
しかし、仮にその辺りの問題を全て解決できるコンピューターがあるとすれば。
仮想世界の事象を現実に反映させる事ができる―――何らかの演算処理の結果を現実に反映させられるコンピューターがあるとすれば。
それはつまり―――あらゆる過程を無視して、結果だけを現実に反映させる事さえも、決して不可能ではないと言う事だ。
即ち、それは―――万能の願望器と呼んでも、差支えないのではないか。
520
:
佐香月 岱然
:2016/05/23(月) 01:07:34
「そう、ですか」
確かに破壊や所持品など、情報のフィードバックが起きることの需要に説明がつかない。
魂の情報化は分野外だが、言われてみればそれが途方もない代物というのにも合点が行く。
……しかし、「文明にも理解のある近代的な魔術師(笑)」の汚名はしばらく返せそうにないぞ。
しかし、じゃあもしも、だ。
それほどのスペックを誇る演算装置が実在し、
それが仮に聖杯と呼ぶことが出来ると仮定して。
超技術もしくは神秘によって縮小化されてる可能性もあるが、
現実的には「スーパーコンピューター」とも呼ぶべき、
あるいはそれ以上のサイズのマシンになるのだろう。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
それを、『どこに隠すか』だ。
それほどの秘密の空間があっても、或いは見つかってもそれほど不自然ではない場所。
「私立大学なんて、うってつけじゃないでしょうか」
仮説をつらつらと、シンディ嬢の前で並べてみる。
……まあ実際には、地下なんかにどでかい空間を用意されたりすると
そもそも無意味な当て推量になってしまうのだが。
森林や廃ビル群にあったって、不自然ではあるが見つけ易いとは言えない。
しかし、『ありえない可能性』よりも、『あり得る可能性』が、今は欲しいのだ。
「……まあ、ともすると荒唐無稽な、仮説の話なので、話半分で良いのです。
そういうことが出来る施設、もしくはそんな話に心当たりがあったりはしませんか?」
これが〆だ、と言わんばかりに、立ち上がりつつ尋ねる。
冗談のようなものだ。
普通に考えてありえない仮説を真剣に語る輩と思われては、
同盟そして今後の近所付き合いに支障が出かねない。
521
:
GM
:2016/05/23(月) 02:21:27
【GMの描写に誤りが確認されました。訂正します】
×それはつまり―――あらゆる過程を無視して、結果だけを現実に反映させる事さえも、決して不可能ではないと言う事だ。
○それはつまり―――そのコンピューターに演算可能な範囲であれば、どんな荒唐無稽な事象でも現実に引き起こせるという事だ。
標準的な魔術師に言ったら『何言ってんのこいつ』で一蹴されるような話だ。
そういう意味では、可能性を検討してもらえるだけでも御の字と言える。
【シンディ】「私の知る限り、この街に大型コンピューターの類を秘密裏に設置しうる場所は存在しないわね。」
「もちろん、最近その手のものが持ち込まれたなんてこともないわ。」
【シンディ】「中々面白い仮説だとは思うんだけど、現状ではそもそも真剣に議論できるレベルじゃない、か。」
明王市は彼女の庭だ。凡そこの街で発生した事象に関して、彼女に知り得ない道理はない。
大規模な地下施設を建造するにせよ、なんにせよ、完全に秘密裏にとは行かないものだ。
そう言うのを見過ごさないからこそ、“管理者”は“管理者”なのである。そもそも、秘密裏に設置するにはちょっと想定されうるものが大きすぎる。
つまり―――彼女がウソをついていない限り、この街にスパコンの類はないという事になる。それこそ、私立大学も含めてだ。
すこし結論を急ぎ過ぎただろうか―――? いや、そう考えるのは早計だ。
今の所判っているのは、この街にスパコンの類をこっそり設置可能な場所がないというだけ。
【シンディ】「―――その辺も含めて、何か新しい情報が入ったら連絡するわ。」
「そっちも何か判ったら、遠慮なく教えて頂戴。」
ところで、さっきから一言も発していない高遠はというと。
完全に脳の処理限界を超え、突っ伏して居眠りしているようだ。
522
:
佐香月 岱然
:2016/05/24(火) 01:06:37
「ええ、よろしくお願いします」
「……」
さりげなーく机下で高遠の足をつついて起こす。
この後は、ハル教授に連絡を取る予定だ。
523
:
GM
:2016/05/24(火) 22:52:13
それとなく高遠を起こし、管理者邸を後にする。
去り際にクスクス笑われたが、流石にこんなことで関係が悪化する事はないだろう。
【視点移動/キャスター及びライダーの視点】
君達は今、陣地内で自己回復に専念しているところだ。
今のところ平和も平和なので、ぶっちゃけこれ以上書ける事はないぞ。
さあ、行動を開始したまえ。
524
:
キャスター『キョウシカ』
:2016/05/24(火) 23:41:43
道具作成で回復薬作って即座に使用。
水道水を清めてグビグビ飲んでるぞ。(MP14/44/46→29/44/46)
525
:
ライダー
:2016/05/24(火) 23:44:40
「―――――」
ぽん、ぽんぽんと太郎太刀に打ち粉を打ってセイバーのマスターの血脂を落としているライダー。
懐紙は――――ないな、ティッシュペーパー・・・もない。
しかたがない、トイレットペーパーで拭くか――――って俺ここの厠知らねえや。
「おーいキャスター、聞こえてるだろー?」
「ここはお前の陣地になったんだろ、厠の場所知ってたら教えてくれねえかー?」
ということでキャスターとコミュってみるのだ
526
:
キャスター『キョウシカ』
:2016/05/24(火) 23:51:22
「あ? おまえ英霊なんだからクソなんかしねぇだろ」
ぬっとライダーの前に出て来る。
緊急時じゃなければこのぐらいは可能だ。
「いったいなんで……ってああ、武器の手入れで紙でもいるのか?」
「ほらよっ」
で、適当に印を組むとトイペが手の中に出てくるわけだ。
曲がりなりにもキャスターのサーヴァント、陣地の中はもはや体内に近い。
527
:
ライダー
:2016/05/25(水) 22:04:43
「おう、センキュー」
そう言いながらトイレットペーパーを受け取り、刀の手入れに入り――――
「――――そういやよキャスター、お前さん元は男だってか?」
そのまま世間話に興じはじめた。
「どうだったんだ?俺はあんまり宗教には深入りしなかったからよ、天竺の話は詳しくねえんだ。」
「――――強かったのか?お前さん。」
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