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【セ】F@te/Co.jp【Fate】

302『セイバー』 ローラン:2015/12/23(水) 00:59:28

「そもそも、彼のお方は英霊の座―――もっと言えば、人の手の届く所には居られないからな。」

「まあ、先程も言ったが。仮に本物であろうと、私のやる事は変わらんよ。」
「異端の儀式によって現界した以上、アレは最早単なる偶像の一つに過ぎん。」

信仰に照らすならば、斬っても何ら問題ないと言う事だ。
そもそも彼女はまだまだバチバチ宗教戦争やってた時代の騎士である。
キャラが濃すぎてたびたび話題になるチュルパン大僧正ほどではないが、邪教徒の扱いは割と苛烈だ。

「―――そう。アレは人心を乱す、極めて悪質な偶像に過ぎない。」
「偶像崇めるべからず―――基本中の基本だ。」

そういうわけなので、マスターとは対照的に全く乱れはないぞ。

303太刀魚弾正:2015/12/23(水) 01:09:40

「……流石、頼りになるね、セイバー」

こういう時……信仰が固まっている人間は強い。
それはつまり、ブレがないと言う事だ。これほど頼りになることもない。

「ああ、そうだ。キミの、僕らのやることは変わらない」
「追い詰めて、叩き斬る―――――行こうか、セイバー!」

そう言うわけで、その場を後にしよう。
追うのはアサシン陣営。脱落したキャスター陣営を探して行動を無駄にしているはずの陣営。
この隙に追いつめて……叩き斬るとしようか!

304GM:2015/12/23(水) 22:57:06
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日数:2日目
時間区分:夜
場所区分:???
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
では二日目夜のターンとなった。

何処に移動し、何をするのかの宣言をするといい――――

305太刀魚弾正:2015/12/23(水) 23:26:44
ではアサシン陣営の追跡――――を、セイバーにやってもらおう。
僕はセイバーに強化魔術A+++を飛ばすよ。

306『セイバー』 ローラン:2015/12/23(水) 23:33:10
前のターン終了時、宝具の効果でHP5点、MP10点を回復。(HP92→97、MP58→68)

判定:【敏捷:B】+「信仰の加護:A」+「聖霊の加護:A」+「魔力放出:A+」
MPを5点使い、「魔力放出(光):A+」の効果を使用。達成値+8。(MP68→63)
「魔術・エンチャント(偽):A+++」の効果により、判定に+20an5。
「扇動:A」の効果により、判定に+5an5。
敵スキルの効果により、判定に-4の達成値マイナス。
計33an5+8an4+8。
diceBot : (33B6<=5) → 2,1,2,3,2,6,2,4,6,4,4,5,4,5,3,2,4,4,1,5,3,1,6,5,6,5,3,5,5,6,3,3,2 → 成功数28
diceBot : (8B6<=4) → 4,3,5,3,5,5,4,4 → 成功数5
28+5+8 =41 追跡達成値は41だ。

307『セイバー』 ローラン:2015/12/23(水) 23:37:31
あ、達成値マイナス消すの忘れてた。計算には入れてないので影響はないぞ。

308GM:2015/12/23(水) 23:43:50
これはー・・・隠れるの無理だな!

だが

アムニス
「くそ・・・くそくそくそくそ!!どこだ!どこにいやがるあのクソジジイ!!」
「真逆キャスターのサーヴァント、相当なイレギュラーか!?探知に一切引っかからない・・・!!」

「・・・ええい、追ってくるんじゃあない・・・泥人形(イブ)!!」

また泥人形を一体殿に置いて逃げてしまったようだ。

※二度目なので手の内は割れている。戦闘はスキップしよう――――

309GM:2015/12/29(火) 22:12:02
場所区分:北部/治安度中/森

――――二度目と言うこともあり、損傷なく突破できたもののあの泥人形を殿に置かれると逃亡をどうしても許してしまう。
なぜならば『弾正が戦闘できないから』だ。

1VS1(荷物持ち)――――これでは振り切ることも難しい。
そしてアサシンは当然のごとく『素早く、隠密に優れている』。

戦闘の片手間に追跡できるものではないし――――泥人形も、追跡の片手間にあしらえるほどの弱さでは、ない。

令呪でもあればどうにかなるだろうが、それは最後の手段であろう。

さて、どうするべきか――――

310太刀魚弾正:2015/12/30(水) 23:53:03

―――――――セイバーの足を引っ張っている。
……自覚はある。
もしも、もしも僕が『あの老人のように優れた実力を持つマスターであったのなら』。

「……………………」

考えるな。
考えるなよ、太刀魚弾正。
それはもう、とっくの昔に諦めたことだろう。

「……アムニスの泥人形は、厄介だね」
「対処自体は困難じゃないけど、あの様子だと無尽蔵だ」

現実逃避か……あるいは。
ともあれ、僕は『アムニスのマスター看破判定』を行うとしよう。

311GM:2015/12/31(木) 23:09:05
看破は・・・可能だな。

アムニスの看破に分野知識:文学は残念ながら噛みあわない。

現状なら…難易度8で判定を行うとよろしい。

312太刀魚弾正:2015/12/31(木) 23:55:45
じゃあ社会Cで判定だ。

diceBot : (6B6<=3) → 2,3,4,5,3,3 → 成功数4
ラックで振り足し!
diceBot : (2B6<=3) → 3,5 → 成功数1
ラックで振り足し!
diceBot : (1B6<=3) → 5 → 成功数0
ラックで振り足し!
diceBot : (1B6<=3) → 1 → 成功数1

ラック消費3、プラス財産点2点を使って達成値8だ!

313GM:2016/01/01(金) 00:09:20
――――かつて、『すべての陸地(エデン)』と呼ばれる大地が存在した。
その土地に、一筋の流れ星が堕ち。一つの国家が形成された。

過去に確かに存在し、それでいて全ての痕跡を残さずに消えたその文明。
いや、名前すらなきその文明は・・・一つだけ、痕跡を残していた。

『@』。

名前すら亡き文字。呼び方もなく、しかし世界中に知られているこの文字は。

――――かの国において、『己たち』を示す、象形文字であったと言う。

                                -‐━━‐- ミ
.            -‐━‐ミ‐━‐- ミ,          ´ ,/    _、+'"””`' 、
.          /      \ \  `寸,   _/  〃   /⌒ヽ     寸
                    マ沁,   ∨/  7  ∥   〃⌒ヽ/⌒ヽ    V、
.      _/            ∨∧   ⅦM゙   il   ∥   乂__ノ、   j} }
.       j{′             W/'   _辿¶   il   il       \ ⌒ ノ!
.     j{               i//i ,/i「三]   il   il         i   |l|
     j{                  |//| i{ 八=八  il   il         |   |l|
.     j{           jI斗 ‐…‐'</| i{  \=\从   从    ⌒ヽ/ 、 ノl|
    j{___    ___ ´         `八   丶=^沁,  沁,__」{//}/⌒¨77
     | __iア"~””””~"''<      )沁、    ゙'≪≫。, '寸、¨`ー‐ '゙   //
    _|__ア゚          `寸    ⌒}}i\     "<>\≧=----=彡'
.    [”/              ∨    ∥ニ}\      ~"''‐≧=---=≦}
.    [/                ∨,  ∥ニニ} }心。.,        ”¨V//⌒`' 、
    /                 Ⅶ0∥‐二  }^¨¨⌒≧s。.,_    _,ノV      \
.   /               0 辷彡‐ニ/  ,       ”⌒¨"7'⌒ヽ     }} \
  /______                 イニ二二ア゚  /            L  」、
  ¨¨i[¨/`` 、      ,.。s≦、ニ二二ア゚                    }i {  \ 0  '     ∨
   |{.′   `¨¨¨¨¨゙´   {[{ \ニ/   /               }i {   \_/     }
   |{i              {[{、  ヽ_ ,xく              }i {   j{7 `¨¨¨¨¨「
   |{|               {[{ }}   i]´                         j{'      ∨/
   |{|               {[{´    |]                ,゙ ,゙   j{       ∨/
   |{|               {[{i     |]                   / /    j{          ∨/
遥か時の彼方、まだ見ぬ遠き彼の地にて。
兜を被り新たなる新天地(エデン)を望み、住み着いた――――ヘルメットを被った『宇宙人の顔』を示す、象形文字。

314GM:2016/01/01(金) 00:26:28
『彼ら』は男のみの種族であった。
女性体は長期の宙間航行に耐えきれないと判断され、冷凍卵子のみを以ってこの種族を保っていた。

冷凍卵子による人工授精システム――――『イブ』と呼ばれるそれと、『アダム』と呼ばれた彼ら。

それらが『禁断の果実』と呼ばれる兵器により滅び、潰える歴史は闇に消え、表に出ることはなかった。

そう――――『この時までは』

315GM:2016/01/01(金) 00:33:54
宇宙より来たりて地球とは違う理を宿す、我らとは違う――――狂気としか思えぬ概念を宿す者達。
理解してはならぬ。彼らは理解できぬものであるからだ。

世界を駆けずり回り、様々な場所に食い込み、駆逐され、それでもなお『何か』の為に足掻き続けた者達。

その最後の末裔が――――今、ここにいる。

狂気の英霊を従えて、一族の技術の成れの果てを携えて――――何かを成そうと、ここにいるのだ。

316太刀魚弾正:2016/01/01(金) 01:22:32

「アニムスは――――」
「―――――『人類』じゃない――――?」

ありていに言えば。
わかりやすい言葉で言えば――――『宇宙人』。
セイバーの方を見る。
……いや、驚くことじゃない。
彼女の友人は、『月に行っている』のだから。
他の惑星に何がいたって、なんら不思議ではない。

「……『宇宙人』。どこか遠くの星から来た人類」
「それがアニムスの正体」

「だけど、一番重要なのは―――――」
「――――追いかけ続ければ、先に根を上げるのはあっちだ」

317『セイバー』 ローラン:2016/01/01(金) 23:07:28

  .・ ・ ・.・ ・ ・ ・
「“アリストテレス”―――とは、また別物か。」

アリストテレス。古代ギリシアにおける哲学者の名前だ。
が、ここでその名が指すものは、彼自身の事ではない。
とは言え、現状でそれが示すものを知る者はいまい。
                             .・ ・ .・ .・ ・ ・ ・
それはただ一つの例外を除いて、この地球上にまだ存在しないのだから。

「―――いっそのこと、アーチャーとランサーも一堂に会してくれれば手っ取り早く全て片付くんだがな。」

ところでなんか無茶言い出したぞこいつ。

318太刀魚弾正:2016/01/01(金) 23:26:12

「………………?」

……弾正は知らない。その名前の意味を。
なにせそれは、『遥か未来にやってくるもの』だから。
ともあれ……

「ははっ、頼もしいな、セイバーは」
「まぁアーチャーもランサーもまだ手の内が読めないし、まずは」
「アサシン陣営……奴らを追って、確実に仕留めるとしようか!」

――――まずは、目の前のアサシン陣営からだ。

319GM:2016/01/04(月) 22:30:13
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ふう、ん。」
「なあんだよ、おい・・・・」

「やられちゃってんのか、あのジジイ。」

320GM:2016/01/04(月) 22:30:46
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日数:2日目
時間区分:深夜
場所区分:???
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
では二日目最後のターンとなった。

何処に移動し、何をするのかの宣言をするといい――――

321太刀魚弾正:2016/01/04(月) 22:55:57
じゃあセイバーに瞬間強化かけて、追跡の補助をしよう。

322『セイバー』 ローラン:2016/01/04(月) 22:59:32
前のターン終了時、宝具の効果でHP5点、MP10点を回復。(HP97→102、MP68→77)
判定:【敏捷:B】+「信仰の加護:A」+「聖霊の加護:A」+「魔力放出:A+」
MPを5点使い、「魔力放出(光):A+」の効果を使用。達成値+8。(MP77→72)
「魔術・エンチャント(偽):A+++」の効果により、判定に+20an5。
「扇動:A」の効果により、判定に+5an5。
計33an5+8an4+8。
diceBot : (33B6<=5) → 5,1,4,1,1,6,1,3,2,5,1,2,2,6,1,4,4,2,2,1,6,1,5,1,2,1,1,2,6,4,1,3,6 → 成功数28
diceBot : (8B6<=4) → 6,6,2,5,2,1,5,3 → 成功数4
28+4+8 =40 追跡達成値は40だ。

323GM:2016/01/04(月) 23:22:06
・西部/治安度低/森、川
追跡は成功した――――というか、アサシン達は『隠れること』をしていないようだ。

            1 ,ィ
         ヽ/.!'"≦/       ___,.. . . -‐: : ;´!    ,
         ∧´ヽミシ'_ー--; :'"´: : : : i' ; :i : : ; ; /-=ゝ、,ィ/
         /1`ヾミУイ'"´: : : : : : :\:i;': /:/_ィ,=、≡ィー;‐
           ヾ'ー': : : : : : : :\: : : : :ヾ/ ̄     `ヾ'<;ヽ、
           /: : : : : : : : : : `、: : : : :ヽ             Y::::`:.、,ィ
          /ヽ; : : : : : : : : : : :ヘ: : : : : ヘ          !::ノ、v7ソ!
            /: : : `: 、:_:_:_:_:_: : : : ヘ: : : : :∧        ゝ' `´´
         /: : : :; ;';':/"ヘ : : : : : : : ヘ: : : : ∧
         /: ; : ':' :/   \ : : : : : : ヘ: : : : ヤ- 、
        /; ':' : /     }ヾ:、: : : : : : ヘ: : : :!: : :i
        r'": : _;i'      /:\ゞミ:、: : : : :〉、;_: : : :i
       /、: :':_!      ,.==-、、: : : : : : リミヾiヘ:_!
「怖がってたのが馬鹿みたいだなあ――――――キャスター、君たちが倒したんだって?」
「それなら出し惜しみする必要もないなあ・・・君たちとあの変なのをブチ倒せば、それでもう終わりだろう。」

324太刀魚弾正:2016/01/04(月) 23:31:14

「……ああ、逃げるのやめたんだ」
「うん、あの老人と博徒は、確かにセイバーが真っ向から斬り伏せた」

相手が倒れるまで追うつもりだったけど――――逃げずに向かってくるのなら、好都合。

「確かにキミたちにとって、あとは僕らとランサーとアーチャーを倒せばそれでおしまい」
「僕らにとっては、キミたちとランサーとアーチャーを倒せばそれでもうおしまいだね」

礼装を開き、構えよう。

325『セイバー』 ローラン:2016/01/04(月) 23:46:52

「―――そう言う事だ。」
「では、いい加減始めるとしよう。」

無駄な手間を取らされた事やら何やらで、諸々フラストレーションがたまっていた所だ。
このイライラ、まとめて貴様らにぶつけさせてもらうとしよう。

―――聖剣を構える。
努めて、いつも通りに。

326GM:2016/01/06(水) 22:57:46
「疲弊したところにあのジジイでもこなきゃあ負ける気がしないんだよ!」
「いくぞ、アサシン、泥人形(イブ)・・・・多少硬くてゴツい駒だが、関係ない!!」
「いくら再生しようが、再生できなくなるまで磨り潰せば問題ないよなあ!!」

では・・・・戦闘開始といこうか!!

327GM:2016/01/06(水) 23:13:24
『アムニス』
・HP:100
・MP:45/80
・IV:21
・ラック:3

――――攻撃専念を宣言!前衛に位置!

『アサシン』
・HP:44
・MP:26【21】
・IV:16
・ラック:4

――――防御専念を宣言!後衛に位置!

『泥人形』
HP:38
MP:38
IV:16
ラック:4

――――攻撃専念を宣言!前衛に位置!

328『セイバー』 ローラン:2016/01/06(水) 23:18:31
・HP:102/104
・MP:72/77
・IV:16→13

前衛に配置。宣言なし。

329太刀魚弾正:2016/01/06(水) 23:25:12
・HP:19/19
・MP:64/70-6
・IV:13

後衛に配置。
冒頭宣言は特になしだ。

330GM:2016/01/07(木) 23:20:47
ではIV:21でアムニスの手番だ!

「さあいくよ泥人形(イブ)、僕の魔力を吸え!吸って膨れろ・・・そして喰らえ!!」

◆個別の十一人(ピュアノプシオン):B
アサシンの宝具によって変異し、強化されたアニムスのスキル。

召喚した泥人形を、宝具レベルBの白兵乗騎として扱い、騎乗することが出来る。

ぼこ、ぼこぼこぼこぼこ・・・・!!!

アムニスの足元より無数の泥人形が発生し、アムニスを祀る神輿に変形する・・・!!

「是は楽園より出るための器、■■■■を超えるために作られた文明(ちから)の成れの果て・・・」
「鋼の大地に至る為の兵器(ちから)だ。」
「真正面からならば、たかが一個人の触覚に過ぎない英霊相手に劣る道理は・・・ない!!」

331GM:2016/01/07(木) 23:32:52
筋力:B+、◆騎乗:B++、◆ホムンクルス:EX、◆原初の一:B
ランクB宝具の白兵乗騎『泥人形』による補正も追加!
攻撃専念でBダイス8個更に追加!

Bダイス28+EX7・・・
MP16消費してBダイス16個追加!更にMP7消費してEX7追加!

陣地『法隆寺』は作成しきれてないために使用できず!

Bダイス44+EX14による白兵攻撃をセイバーにGO!
GM:44B6<=4
diceBot : (44B6<=4) → 2,1,2,3,3,1,3,2,2,3,5,3,3,1,6,4,3,4,3,5,2,3,3,2,2,4,2,5,3,5,1,3,3,2,4,3,1,2,5,2,1,3,1,3 → 成功数38

合計達成値52、無効化される原初の一ペナルティ4も一応のせてでセイバーに攻撃ィ!!
まずは小手調べだ!アサシンマスター単体での全力を喰らってみろセイバー!!

332『セイバー』 ローラン:2016/01/07(木) 23:56:30
判定:【耐久:A+】+「勇猛:A+++」+「信仰の加護:A」+「聖霊の加護:A+」+「魔力放出(光):A+」+『遥かなる勝利の剣・常時:A++』
「勇猛:A+++」の効果で精神的な達成値マイナス2点を無効化。
「信仰の加護:A」の効果で肉体的な達成値マイナス2点を無効化。
MPを5点払い、「魔力放出(光)」の+効果を使用。支払い上限+5。
MPを10点払い、「魔力放出(光)」の効果を使用。達成値+15点。
MPを10点払い、「耐久:A+」の+効果を使用。(MP72→47)
計30an5+15。
diceBot : (30B6<=5) → 5,2,1,2,3,3,4,2,3,6,4,5,1,5,4,2,3,3,2,1,5,1,2,2,4,1,5,6,2,5 → 成功数28
28+15 =43 達成値43で防御。
差分は9点。乗騎と筋力分でアニムスの攻撃力は8。計17点ダメージが発生するが―――

「―――遺言にしては、つまらん言葉だな。」

―――セイバーは、強い。
その強さは、至ってシンプルな、根源的な強さだ。
即ち強く、硬く、鋭い。故に強い。今次でも“判り易く”強いサーヴァントと言える。
この程度の攻撃で撃ち抜けるほど、容易くはない。

こちらの防御力は基本20。つまりこの程度のダメージは普通に弾くわけだ。

333GM:2016/01/08(金) 00:04:16
でわネクスト、IV:16のアサシン&泥人形の手番だ。
まずは泥人形!

筋力:B、耐久:B、武術:B+++の組み合わせ、攻撃専念でBダイス8追加。
Bダイス28個、『見切り』により打ち消せる4の技量的な達成値マイナスを乗せて敵全体を対軍攻撃!

GM:28B6<=4
diceBot : (28B6<=4) → 6,4,1,3,6,3,2,4,3,6,3,6,5,6,4,3,2,4,3,6,3,2,4,1,4,6,1,4 → 成功数20

達成値20の攻撃をセイバーと弾正に全体攻撃!

アムニスの攻撃に合わせて人形の手が群がっていくぞ!

334『セイバー』 ローラン:2016/01/08(金) 00:11:37

「―――ただ鬱陶しいだけだな。」

まずは自分の防御判定。
判定:【耐久:A+】+「勇猛:A+++」+「信仰の加護:A」+「聖霊の加護:A+」
diceBot : (23B6<=5) → 1,6,1,4,2,2,2,5,6,5,4,3,3,4,3,2,5,2,4,4,2,3,4 → 成功数21
21-4 =17 差分3。防御力で弾く。

ダンジョウは防御とかどうにもならないので、私が庇う。
diceBot : (23B6<=5) → 2,6,6,2,3,3,6,6,6,3,3,5,6,5,4,2,1,4,1,2,3,2,5 → 成功数17
17+1-4 =14 差分6。防御力で弾く。

335GM:2016/01/10(日) 22:40:04
アサシン
「ふむ、そう言ってくれるな。」
「こやつには『何もない』のだ。才能も、運も、機会にすら恵まれなかった。」

「――――ただ、諦めることだけはしなかった。」
「どんな姿に成り果てようとも、『皆を救う』ことだけは、諦めきれなかった。」
「死んでも治らず生き返っても治らず、座に送られても尚、治ることのなかった亡者の執念。」
「ほれ、それしかないのだから鬱陶しいのは当り前であろう?否定されては立つ瀬がない。」

――――アサシン、待機を宣言!

336GM:2016/01/10(日) 22:53:02
というわけでIV:13の番。

弾正とローランの同時行動だ!

337太刀魚弾正:2016/01/10(日) 23:08:34

「何もない?」
「何もないだって?」
「笑わせてくれる。腹が立つ」
「彼にはあったじゃないか――――『諦めない』という、強すぎる意志が!」
「だったら誇るべきだったんだ! その! 強い意志を!」

「『おお、おお! しかして喝采を! しかして万雷の拍手を私は求めよう!』」
「『騎士の剣はあまりに清く、泥も炎もなにもかも、神の名において叩き斬る!』」

瞬間強化でセイバーに強化魔術A+++!
そして僕自身は[サポート行動・支援]でセイバーを支援しよう!
MPを10点消費して魔力の+解放!

diceBot : (25B6<=5) → 3,5,1,2,1,2,2,3,1,6,6,5,2,3,2,6,4,3,5,1,2,6,6,4,4 → 成功数20

これに関係修正+1を加えるので……
MP20点消費してセイバーに21点の達成値プールを付与だ!(残MP64→34)

338『セイバー』 ローラン:2016/01/10(日) 23:38:40

「―――彼は他者の理解を求めてはいない。」
「求めてもいないものを押し付けるのも、傲慢というものだろう。」

「そも、私はかなり恵まれた部類に入る。言葉を飾るのも不得手だ。」
「殊更私から言える事などない。彼は自己の内で完結してしまっている。」
「そして、今や彼は私の前途に立ち塞がる障害となった。それが全てだ。」

今となっては、誰からもその在り方を正してもらえなかった哀れな亡霊に過ぎない。
故に、言える事はない。言うべき事もない。それは生前、彼に近しい人が言うべきだった事だ。

                    デ ュ ラ ン ダ ル
「真名開放。反転せよ―――『遥かなる勝利の剣』!」

宝具種別を単発に切り替え、MPを差分の5点支払って使用を宣言。(MP47→42)
対城2体攻撃を宣言。対象はアニムスとアサシン。
判定:【筋力:A+】+「勇猛:A+++」+「信仰の加護:A」+「聖霊の加護:A+」+「魔力放出(光):A+」+『遥かなる勝利の剣・単発:A++』
HPを5点使い、「魔力放出(光):A+」のプラス効果を使用。支払い上限に+5。(HP102→97)
MPを10点使い、「魔力放出(光):A+」の効果を使用。達成値+15。(MP42→32)
HPを15点使い、【筋力:A+】「精霊の加護:A+」のプラス効果を使用。判定に+15an5。(HP97→82)
HPを35点使い、「勇猛:A+++」『遥かなる勝利の剣・単発:A++』のプラス効果を使用。(HP82→47)
「魔術・エンチャント(偽):A+++」の効果により、判定に+20an5。
「扇動:A」の効果により、判定に+5an5。
サポート行動の達成値プールを全て使用。達成値+21。
計108an5+36。

diceBot : (108B6<=5) → 6,4,6,4,6,5,3,3,4,4,5,1,6,4,1,5,1,6,2,4,4,6,6,4,3,6,6,1,3,4,5,6,6,5,1,5,6,2,5,1,5,6,3,3,4,1,2,6,6,4,3,5,1,2,2,4,6,1,6,6,4,3,5,4,3,2,4,6,3,1,3,6,3,4,4,1,6,5,5,1,2,3,2,3,5,5,2,3,2,4,6,2,4,4,4,5,4,4,6,5,3,6,2,1,4,6,6,6 → 成功数81
diceBot : (27B6<=5) → 6,3,1,4,4,1,3,1,4,3,1,6,2,6,4,2,5,1,4,4,5,6,4,5,1,3,2 → 成功数23
81+23+36 =140 達成値140の攻撃をアニムスとアサシンに飛ばすぞ。

339『セイバー』 ローラン:2016/01/10(日) 23:44:15
あ、振り足した分はラック消費による振り足しです。

340GM:2016/01/11(月) 22:39:24
えーと、アサシンの達成値がどうあがいても100手前で頭打ちなので、
令呪2つ撃っても届きません。

そして、ローランの攻撃力はアサシンのHPを超えるので・・・

泥人形がアサシンのカバーリングに入ります!これは破壊確定!
で、アムニスへの攻撃に対してアサシンが武術によるカウンターを発生させます!

敏捷A+ 魔力A++ ◆忍法・魔術+忍法・武術:EX ◆高速思考:C

防御専念によるAダイス10個追加!
敏捷の+補正10個、魔力の+補正20個をMP30吐き出して追加!
EXスキルの達成値をMP7吐き出して倍に!

Aダイス60個+Cダイス3個+固定値14・・・

GM:60B6<=5
diceBot : (60B6<=5) → 3,4,1,2,5,4,2,5,4,4,6,6,3,3,6,1,5,4,4,2,1,2,4,5,3,6,5,2,4,1,6,1,2,5,4,6,5,3,1,1,3,1,4,3,1,1,4,5,2,1,3,3,2,3,4,4,5,4,6,4 → 成功数53
GM:3B6<=3
diceBot : (3B6<=3) → 2,6,6 → 成功数1

・・・・ラック一点使って失敗を振り直し!

GM:7B6<=5
diceBot : (7B6<=5) → 2,6,5,1,5,4,3 → 成功数6
GM:2B6<=3
diceBot : (2B6<=3) → 5,2 → 成功数1

達成値75に令呪二つ追加して115の達成値によるカウンターだオラァ!

差分値は25!

341GM:2016/01/11(月) 22:49:25
あと泥人形のカバーリングの達成値。
耐久:B 敏捷:BでBダイス16個による判定。

◆ふたりはひとりにまさる(ピュアノプシオン):B

GM:16B6<=4
diceBot : (16B6<=4) → 3,1,3,4,2,2,4,2,4,1,1,4,3,1,1,1 → 成功数16

・・・・達成値16ゥ!

342『セイバー』 ローラン:2016/01/11(月) 22:53:04
【筋力:A+】→基礎攻撃力5。
『遥かなる勝利の剣:A++』→攻撃力+20
「勇猛:A+++」→+5。
「勇猛:A+++」の+効果適用→+15。

攻撃力は45。
泥人形:140-16+45 =169 169点ダメージ。HP超過分の半減をアサシンに適用。
アニムス:140-115+45 =70 70点ダメージ。

閃光が、一帯を昼間のように照らす―――

343GM:2016/01/11(月) 23:08:28
さて、アムニス『のみ』がHP30で生き残るわけですが――――
アサシンの宝具の効果も潰え、現状打てる手立てがありません。詰みです。
体が半分こそげながら半狂乱になっております。

「―――――嘘だ、嘘だ嘘だ嘘だ!」
「神の骸(アサシン)!運命を覆す神族(キャスター)!黙示録の獣(ライダー)!!」
「最高格の英霊たちを集めたはずだ!その力で悲願を達成できたはずだ!」

「何故、『残らない』!?」
「人間の騎士(セイバー)!近代の武術家(ランサー)!!・・・ただの傭兵(アーチャー)!!」
「なぜ、なぜこんな連中が勝ち残ったんだ・・・英霊は歴史の重みを強さとするもの!」
「お前らは聖杯を励起させるためのエサでしかないはずなのに!」

344太刀魚弾正:2016/01/11(月) 23:37:00

「――――決まってるさ、そんなもの」

「英霊は歴史の重さを強さとするもの。それは確かにその通りだ」
「だが――――同時に英雄とは、人の信仰を強さとするもの」
「人であるからこそ英雄足り得るもの」

「神の骸も、運命を覆す神族も、黙示録の獣も」
「人であるセイバーたちとは……『英雄』としての純度が、強度が、違いすぎるんだよ」

本を閉じる。
もはや言葉を紡ぐ必要もない――――終わっているからだ。

「セイバー…………とどめを」

345『セイバー』 ローラン:2016/01/11(月) 23:52:23

「なまじ他者より優れていると、他者を見下すのが当然の視点になってしまう。」
「今も大して治ってない節はあるが、生前の私がそうだったようにな。」

「―――煉獄で、己の行いを顧みるがいい。」

―――聖剣を、振り下ろす。強く、鋭く、慈悲深く。
聖遺物を玩び、神の業を模倣しようと試みた背教者は、ここで潰える。

346GM:2016/01/12(火) 00:11:06
       .l;;i′      /     .!圭/ .イ、圭圭圭/ |圭/       ィ幺才     ,イ゙ .,〃      ィ幺才
       .|/       ノ      .l圭!  l圭圭圭ゝ !Ⅳ           ,,ilr'"     ,i'./        ,ィ幺才 .,.
       :l゙                 | !  /圭圭Ⅳ  /Ⅳ         '″      .,l./        ,,ノ才  ィ幺圭
              _,,          !゙.,,.,i圭圭Ⅳ  .iУ                             ,i'㌢ rィ幺圭圭
   .i}′        / Ⅳ .,      /圭圭Ⅳ   .l″            ,ν         /Ⅳ_ィ幺圭圭圭圭
   `           i"Ⅳ /      /圭圭Ⅳ                il l′         ィ幺圭圭圭圭圭才㌢
           lⅣ  ."、    /圭圭Ⅳ             _    ,,i!!″     . ィ幺圭圭圭才㌢ー'″
          /./    l「    ../圭圭Ⅳ             ,,il″   .´      ィ幺圭圭圭才'"
     .,i''l   .,〃    .〃 /  ./圭圭Ⅳ     .,.     _ /″           ィ幺圭圭圭才 ´        _ン'
    ,lⅣ  〃   .,〃 ./  ,/圭圭/     ./     ,r'./     .,    ィ幺圭圭圭才゛        . _,,-へ.iii
   .〃   ./l   、〃 ,ir /圭圭/    .,〃    .,ノン′  .,,ir'"  ィ幺圭圭Ⅳ'″      ィ幺圭圭㌢''圭圭
   〃  .,ノ~;/  .,/./ .,ノ/ /圭圭Ⅳ .,.. |″    ,i'ン"   ,ii'" .,..-'イ圭圭Ⅳ゛   ___i才"       `'''″
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圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭_.-‐'' 二ニ  ―ニニ`-'”'"゛     .,_iiir=`-''''"´
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「とまあ、これでセイバー達との契約は果たせたわけだ。」
「アサシンを倒せている可能性は・・・ま、五分五分と言ったところかな。」
「何せ向こうは最強のカードだ。盤面も整理され、こうなると手札の強さが物を言う。だがまあ――――」

347GM:2016/01/12(火) 00:11:48
      / ̄二ニ= 、     __, --―==ニ二≧.__
.      / /   、  \  // ス、   -=○≠‐ゝ,-‐ `ヽ
     レ'/   ヽ\\ `< .イ / -‐=≠ニ二_ / ̄ `   }
     レ'  , -‐  ハハ ト、 ':. |-‐ _,.=ァテ从:. (_、 ̄`  '.
     |  // //  |li ト、,(] |.ィ=彡'/ル'‐-ハト、ヽヽ    >―=ァ‐―--
     |/// /    | l 川ト、ソ ル'.:://(  行㍉ヽ ノハ_;ハ  _/  r‐'   ̄
     |//       | l' ムィ斗くハ:l八   `ニ=  (fハリ:j:;>く.{  ノl\
     |/      | ト、::::V人ゞ リ          _、〉/:イ   \ニ{ ヽ\
     '         | |',ハ::::)ノノフ′     __ 、_ ´/人ゝ    `ヽヽ\\ <彼らとの相性自体は、悪くない。
     ,         | |'i 川'((.:/      ´ ¬` /         \ ー==ミヽ
     |        , リ/{/ ̄ ̄`ヽ\     /               ー=、 ヽ
     |       ,' //     //lト.\_ ..ィ_              \
     |       , //l\ー-=// | \_|_,ヘ ∧ー‐≠ニフ ̄ ̄ ̄ フ77ア广
     |        l l/ |ヽ \ //、__,l`ヽ   ノ}/ ハー-=ニ、     / // //
     |         l ; /|  \{{  ー-=二ニ=-く'_/_}ー-、  ヽ_/ /// /'
     |        /, |   ヽ   \\  爪     \ {  | /// /
    |     l // |i    ',      \{ l,ハ      ';i  |'/// /
.      l     ///  ||     ',  l      \ヽ}     ハ |'// /     /
      .    //イ i l||      ヽ. l         | ̄ ̄ ̄「' | l|i/ /   /
       ',   / 八ハ l||       \       |      | | l|   
「精々意地悪くいかせてもらいますかね――――っと。」

348『セイバー』 ローラン:2016/01/12(火) 00:26:31
ターン終了時、宝具の効果により、HPが5点、MPが10点回復。(HP47→52、MP32→42)
スキル「リザレクション:A」の回復効果を使用。
判定:【耐久:A+】+「信仰の加護:A」+「聖霊の加護:A+」+「リザレクション:A」
特に+効果は使用せず、計23an5。
diceBot : (23B6<=5) → 1,1,5,4,1,2,5,6,5,4,2,2,2,5,3,1,4,5,6,4,2,2,3 → 成功数21
MPを11点消費し、HPを21点回復。(HP52→73、MP42→31)

2日目分の単独行動3回を全て使用。
1回目
『聖人の血』『聖人の歯』『聖人の毛髪』『聖母の衣の断片』を全て使用。8d6点MPを回復。
diceBot : (8D6) → 27[1,4,3,6,1,2,6,4] → 27
MPを27点回復。(MP31→58)
宝具の効果により、HPが5点、MPが10点回復。(HP73→78、MP58→68)
スキル「リザレクション:A」の回復効果を使用。
判定:【耐久:A+】+「信仰の加護:A」+「聖霊の加護:A+」+「リザレクション:A」
特に+効果は使用せず、計23an5。
diceBot : (23B6<=5) → 6,5,1,5,2,6,3,4,1,3,1,2,3,2,6,1,2,6,1,5,1,3,5 → 成功数19
MPを10点消費し、HPを19点回復。(HP73→92、MP68→58)

2回目
宝具の効果により、HPが5点、MPが10点回復。(HP93→98、MP58→68)

3回目
宝具の効果により、HPが5点、MPが10点回復。(HP98→103、MP68→77)

HP:103/104
MP:77/77

349太刀魚弾正:2016/01/12(火) 00:30:54
ところで行動が余っているのでアーチャーの真名看破判定に挑戦してみたいと思う。

350GM:2016/01/12(火) 22:41:09
ではまず1an5を振るといい。成功すれば真名看破ができるぞ!

◆クラス不適正:C
 このサーヴァントは本来適正でないクラスを当てはめられている為、
十分な能力を発揮できない状態にある。

このキャラクターは構築する際、
クラス別スキルと宝具以外の全てのステータス、全てのスキルに-を付けて構築しなければいけない。
その-を外す条件は【クラス別スキルである単独行動の追加行動を一回放棄する】ことで
【判定一回の時にかかる-補正を全て解除できる】という条件以外に設定できない。

だがその代りにクラスから真名を看破することが極めて困難な状態にもなっており
このキャラクターに対して真名看破を行った場合、
1an1の判定を行い成功しない限り自動的に失敗として扱う。
この条件は【アーチャー以外の陣営に出会う】度に1an2、1an3と制限が緩くなっていく。

――――本来このサーヴァントは別のクラスに強い適性を持つサーヴァントである。
その為己の在り方そのものを示す宝具自体に影響こそないものの、それ以外のスキル、ステータスの面で大幅な劣化を強いられる。

351太刀魚弾正:2016/01/12(火) 22:48:49
diceBot : (1B6<=5) → 4 → 成功数1

成功したよー。

352GM:2016/01/12(火) 23:01:56
OK、では・・・・

――――アーチャー。
この英霊には謎が多い。
そもそもがこの英霊の適性じゃないクラスで呼ばれているために、
ステータスからの予想がつかない。極端に情報が少ないのだ。
故に他のサーヴァントを見て、類推してから判断しないと看破のとっかかりすら掴めない。

まずはアーチャー、彼の宝具は――――

1.戦車の宝具だった。

2.軍勢の宝具だった。

3.彼自身が宝具だった。

353太刀魚弾正:2016/01/12(火) 23:03:52

……これは簡単だ。
あれは……異形ではあったが。
異形ではあったが――――間違いなく、『戦車(チャリオット)』であった。
同時に存在したあの『無数の手』は、軍勢であったと言えなくもないが……
……しかし、やはりあれは『戦車の宝具だった』と考えるべきだろう。

故に答えは『1.戦車の宝具だった』だ。

354GM:2016/01/12(火) 23:13:52
――――正解!

そう、あれは確かに『戦車』であった。
ならば簡単だ。『戦車』を宝具に据えるサーヴァントなど、適正はライダー以外ありえない。

『戦車』の逸話、そこから推測すれば彼の正体にたどり着くことも可能であろう。
あの『戦車』の特性、それは――――

1.光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる戦車だった。

2.女の子が乗っている戦車だった。

3.どんなものでも取り込んで自身の武装に変える戦車だった。

355太刀魚弾正:2016/01/12(火) 23:15:54

1はなんなんだ。
いやなんなんだほんとに。

……おほん。ともあれ。
2、と言えなくもない。あの『無数の手』を思えば。
だが――――違う。あれは『乗り手』ではない。
ライダーを取り込んだあの無数の手。あれは乗り手ではなく。

答えは3――――『3.どんなものでも取り込んで自身の武装に変える戦車だった』だ。

356GM:2016/01/12(火) 23:32:03
――――正解!
さて、ここで少々の疑問が生じる。

彼は魔術的なことには非常に疎いと言っていた。
だが、それでもなおあの『孤児の手』が戦車には組み込まれていた。
あれが魔術的な物でないと言うのならば、つまりはあれこそが逸話(ほうぐ)の中核。

雑多なものを掻き集めて戦車を作り、孤児となりし者たちを率い。
神聖ローマ帝国を、教皇を相手にして不敗を保ち、土地を護り続けた鉄血の英霊。

彼の、名前は――――

1.レオナルド・ダ・ヴィンチ

2.ヤン・ジシュカ

3.フランシスコ・ザビ――!!

357太刀魚弾正:2016/01/12(火) 23:38:23

1は無い。彼は芸術家の気風ではなく、発明家の顔ではない。
彼は戦争家だ。傭兵だ。だいたい、ダヴィンチならもっと魔術に長けていてもいいはずだ。
だから当然、宣教師とかでもない。月で聖杯を求めて戦ったりもしない。
故に、故に消去法となるが――――

――――答えは『2.ヤン・ジシュカ』だ。

358GM:2016/01/12(火) 23:40:26
――――正解!

では真名看破判定をどうぞ!

359太刀魚弾正:2016/01/12(火) 23:41:47
じゃあ魔力+魔術で判定して……

diceBot : (15B6<=5) → 4,4,6,3,3,6,5,6,4,2,4,5,5,1,5 → 成功数12

達成値12だ!

360GM:2016/01/12(火) 23:53:35
――――成功!

ヤン・ジシュカ。

『鉄砲』を主力として運用した世界最初の人間であり、
『戦車』を作り上げて鉄砲に組み込んだ人間。

彼は今現在の戦争の形態の開祖とすら言える、『戦争の申し子』である。
例え神秘が薄くとも、戦闘力が低くとも。

『戦争』と名のつくものである限り、彼が遅れを取ることは決してない――――!!

361GM:2016/01/15(金) 23:04:34
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日数:3日目
時間区分:朝
場所区分:南西部
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

――――そして君たちはここに戻ってきた。
一日目の朝。すべてはここより始まった。

始まりの時に出会った彼と、始まりであるここで、出会うことになる――――

362GM:2016/01/15(金) 23:41:15
      ,,、-''"´ ̄ ̄```ヽ、
    ,/           `-、,,_
   ,/       i, ;      ゙ミ三ー''"
   /       ハハ        ヽ,
  i" ,/ / ,〃i/  い、 \   いN
  / ,/ ,/ノ / ,ノノハ ト,、 ミ`'ー Vリ
  | レ'   _,,、ァチ-ーヒヽ| ゞヒs、ミヽ i
 ハ  rヘ ア'  <モテ;;   i' zッ、`i  ソ  <さて――――
  ゙Yf i゙ |ト        :i `` イ, ノ
  いヽ ゙!,      ,_ ;、   ,タ"
   `i, `r、    ..__`_  ,リ
    ク',ヘ ゙:、    `''ー‐'´  /゙
   イ,ヘ ゝ\.     ̄  /
  f ̄`''ー─--ミ''-、,,_,,イ!‐-、、,,_
,/         ゙i,⌒ヽz¬"゙ヽ   i
             ト  ヾぃ  )  L,,_
「丸一日どうにかしたわけだけど、そちらの状況はどうなっているのかな?」

どうやってこちらの位置を調べたのか。
アーチャーが単独であなた達に接触してきた――――

363太刀魚弾正:2016/01/16(土) 00:04:50

「どうにかした、じゃピンとこないね」
「結局ランサーは倒せたのかい?」

おっと、会話のイニシアチブは取らせないよ。
いつもの安宿に部屋を取って、そこでアーチャーを出迎えて。
座布団に座って、彼と相対しよう。

「それとも僕も『どうにかした』って答えるべきかな」
「少なくとも生きてはいるね。五体満足で健康だ」

364『セイバー』 ローラン:2016/01/16(土) 00:09:28
こう言う事になると、私の出る幕は基本的にない。
と言うか、下手な事を言って状況を悪くすることも考えられる。
つまり黙っているのが最適解だ。

さしあたっては、マスターのななめ後ろに控えている。
何かあった場合、すぐにでも物理的に介入するためだ。

365GM:2016/01/16(土) 00:15:50
「はっはっはっは、倒せるわけないじゃないかあんなもの。」
「僕じゃあ死なない様に立ち回るので精一杯だよ、幸いマスターのことは考えなくてもいいからねウチの陣営は。」

そういってアーチャーは普通に座布団に座って会話をする体勢に入っていった。

「さて、ウチのマスターはいないけど・・・まあ、いいよね?」
「情報交換と行こうじゃないか。」
「一応こちらはランサーのスキルと真名位は見切ってきたよ・・・聞きたいかい?」

366太刀魚弾正:2016/01/16(土) 00:29:00

「(ふむ……ランサー陣営には隠れ潜む能力が無い)」
「(少し探せば生死がわかる以上、この情報は真実である可能性が高い……)」
「(……が、それだけに裏をかいた虚偽である可能性もある)」
「(少なくとも、『この場での誤魔化し』はできるわけだからね)」

疑いだすとキリがない。
が、疑わなくては命が危ない。
彼は……アーチャーは、今回の聖杯戦争で最も頭がいい参加者だからだ。
油断はできない。用心深く行こう。

「是非聞きたいね」
「僕からは、アサシン陣営の真名とスキルを提供しようか」

まずは、ジャブにジャブ二発で返そう。

367GM:2016/01/16(土) 00:39:19
「・・・キリストの遺体、かい。」

ものすごく苦々しい表情でそれを聞くアーチャー。

「参ったな、肋骨より遥かにヤバい厄ネタじゃあないか」
「見過ごせない、見過ごせない・・・そりゃあ見過ごせないなあ。」

「――――実に有意義な情報だよ、とりあえずランサーの情報は教えておくね。」

そう言ってアーチャーはランサーの情報を開示する。

「で、どうだった?多分アサシンと戦ったんだよね?」
「僕じゃあ流石に勝てそうにないんだけど、組んで戦うとかそういう交渉はしても大丈夫、かな?」

368太刀魚弾正:2016/01/16(土) 01:30:09

「……ワオ、『ジャッキー・チェン』か」

黄飛鴻……数多のカンフー映画の主役を飾った、伝説的武芸者。
ジャッキー・チェンの代表作『酔拳』の主人公も、実は黄飛鴻の役だったりする。
影すら及ばぬ『無影脚』……それが英霊域に達して昇華されたものが宝具か。
確かにこれは、強いし厄介だ。セイバーとタイマン張ってもいい勝負になるだろう。
あとはマスターの性能差次第か……と、まぁそれはともかく。

「さて、アサシン陣営の話をする前に、聞きたいことがある」
「具体的に言えば、『願いの確認』だ」

「キミのマスターは、発明の実用とか天才の証明とか、とにかくそういう感じだろう?」
「じゃあ、それに付き合うキミの望みは? たとえ無かったとして、付き合う理由は?」

「言い出しっぺだ、僕から話そう」
「――――僕の望みは、『聖杯戦争という戦場で戦う事』」
「僕の魔術は少し特殊でね。その結果自体が僕の一族を根源に近づけるんだ」
「聖杯も欲しいと言えば欲しいけど、まぁ手段が目的であるパターンだ。ちょっと特殊だけどね」

369GM:2016/01/18(月) 22:32:31
アーチャー
「そうだね・・・正直な話、僕に目的は存在しないんだよ。」

アーチャーは、弾正の問いにそう答えた。

「僕は戦いに呼ばれたからここに来ただけに過ぎない」
「勝ったとしても得る物もなく、この戦争に参加する意味はない」
「ただ――――『僕』は呼ばれた以上、この戦争に於いて敗北は許されない」
「だから望みは――――負けない事、になるのかな?」

「まったく、迷惑な話だよ。参加しなければ座でまったり昼行燈できてたのにね。」

370太刀魚弾正:2016/01/19(火) 22:54:29

「―――――なるほど」

やはり、というべきか。
あるいは、ああ。やっと、と言った方がいいのだろうか。
アーチャーは間違いなく、英雄だ。
彼は非の打ちどころもなく、英雄だ。
ならばそこに是非は無く、否応も無い。

「いいさ、了解した」
「そういうことなら、問題ない」

「それで――――アサシンだけど」
「結局のところ、この先ランサーが目の上のたん瘤になるのは間違いない」
「幸いにしてと言うべきか、アサシン陣営は『居なくなったキャスター陣営』を探して時間を浪費してる」
「まずはランサー陣営への対処が優先だと思うんだけど、どうかな?」

371GM:2016/01/19(火) 23:05:32
「――――悪いけど、これ以上の共闘は難しいよ?」

軽くアーチャーは釘をさす。

「僕は『君達の戦闘力』を一切知らない。」
「ランサーとアサシンの戦力を確定させた以上現状一番の脅威は君たちだ。」
「これ以上の共闘はこちらには旨みが少ない――――つまり、だ。」

「共闘を望むなら、そちらが何か『カード』を出す段だ。」

372太刀魚弾正:2016/01/19(火) 23:42:45

「おや、前言を翻すかい?」
「共闘を言い出したのはキミの方なのに?」

「いや、いいさ。それも結構だ」

軽くジャブで返しつつ、だ。

「ま、別に僕も仲良しこよしでやってこうとは言わないさ。結局最後は戦うわけだしね」
「僕らもできればキミたちに消耗を押し付けて戦いたいし」
「当然キミらからしてもそうだろう」

それはしょうがない。
所詮は臨時の共闘関係で、そこまでのことは望めまい。

「オーケー、なら順当に行こう」
「昨日と同じく、僕らはアサシンを追って倒し、キミたちはランサーを抑える」
「これでどうだろうか。万全なら、僕らは単騎でもアサシンを倒し得る」
「あるいは敗北したとして、その物語は決して無駄にはならないだろう」
「聖人の遺体を貶める邪悪な魔術師と、聖剣を携えた聖騎士の戦い! こんな戦いは、そう見れるもんじゃないしね」

373GM:2016/01/20(水) 22:07:02
「――――ふう、ん・・・・・・・」

アーチャーは、その説明に目を細めた後。

「いいよ、其れでいこうか――――夜戦うのかい?」
「なら、深夜になったら一度この旅館に来てみるよ。抑えるだけでいいなら、楽でいい。」

そう、答えた。

374太刀魚弾正:2016/01/21(木) 23:42:06

「いや……夜に攻め込むが、仕留めきれるかはわからない」
「あっちはゴーレム使いだからね。逃げに徹されると、落とすのに時間はかかる」
「でも、追いかけ続ければ先に根を上げるのはあっちだから……」

「ここに来るなら明日の夜、が望ましいかな」
「早めに終わったらこっちから探して接触図るよ」

――――実のところ、僕らにとっては意味のない引き延ばし交渉。
だが、だからこそ意味がある。
意味のない交渉を行うからこそ、『僕らが本当にアサシン陣営と戦うように見える』はずだ。
……ま、見抜かれててもそれはそれでって感じだけどね。

375GM:2016/01/21(木) 23:59:23
「つまりあれかい?」
「『僕らがランサーを抑え続けていれば、君たちはアサシンを倒してからこちらに接触してくる』・・・」

「・・・いいよ、それでいいならそれでいこう。」

376太刀魚弾正:2016/01/22(金) 00:09:18

「ま、逆にもっと長引く可能性はあるし」
「むしろ僕らが負ける可能性もあるけど、その辺は臨機応変に対応してくれ」
「ランサー、倒しちゃってもいいんだぜ?」

「……ってぐらいだね」
「じゃあ、そういうことでよろしく頼むよ」

377GM:2016/01/24(日) 22:57:37
アーチャー
「・・・ん、よし。わかったよ。」

「じゃあ、そういうことで。」

そう言ってアーチャーは帰って行った。
何か含むようなものはある気はするが――――それがなんなのかは、上手く察知することはできなかった。

378太刀魚弾正:2016/01/24(日) 23:05:31

「……………………行った?」
「……行ったね?」

アーチャーが帰ったことを確認する。
うん、大丈夫かな。大丈夫だよね。

「――――――はぁ〜〜〜っ! 疲れた!」

「もー、ほんとに! 権謀術数とか向いてないんだよ僕は!」
「塩! 塩撒いとこう塩!」
「なんで僕が英雄域の戦争屋と騙し合いとかしなきゃいけないんだっつーの!」

ぶつくさ文句を言いながら、さっさと布団を敷く。

「はぁー……」
「……それじゃあ、セイバー。そういうことだ」
「起きたらランサー陣営の生死を確認し、その如何に関わらずアーチャー陣営の打倒を目指す」
「多分うまい感じに行けば、今日中に戦争は終わるだろう」
「積もる話もたくさんあるけど……」

「……ごめん、眠い。おやすみ、セイバー……」

話したいこと、話さなきゃいけないこと、たくさんあるけれど。
今はまぁ……なにはともあれ……寝よう……

379『セイバー』 ローラン:2016/01/25(月) 22:13:07

「ああ、お疲れ様。ゆっくり休むといい。」

騙し合いとかそういうの無理なサーヴァントを引いた己を呪うがいい。
いや、別に呪う必要は無かろうが。

「―――おやすみ、ダンジョウ。」

380『セイバー』 ローラン:2016/01/25(月) 22:13:39
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     ,=ニニlニニニニニニニニニニ二二二/二ニニニニニニニニニニニニl
    ,ニ二lニニニニニニニニニニ二二二/二ニニニニニニニニニニニニl
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

    ―――夢を見た。
    今は遠き、昔の夢を。

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

381『セイバー』 ローラン:2016/01/25(月) 22:14:21

                              ,. - 、
                              /    \ _      _
                            -‐ニニ.'       ゙,‐-`.ヽ /  \
         ,. ‐ 、              ,'"r;;;;;;;;;;/         ';;;;;;;;;) ).    ヽ._
        /    ヽ.           ト、\;;;;;!   ri lll r,   l;;;i r' l     ゙;;;;;;;)ヽ
   ,. 'ニ/      ' ニ.ヽ.       r'  ヽ l;;l  〈i, li, .|| 〃i〉 l;;l l  l, lll ,, , l,. '"イl
  l (;;;;' ,.〈i || i〉.,, ';;;;} }       __ゝ' __!_l;;!   ヾヾ ll./'/'  l;;!_! .li,_ ll.〃/ l .{  {.)
  r、 ヽヽ ヾ, l! ll l!〃 .!;;l i.)._-ニ二ヽ. { O   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ O`/ニニニニ=-_ ̄!/ニ=-__
ィニ', r'" ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄' /ニニニ二二\     ト、   ◯  ,.イ   ./二二ニニニニヽ仁ニニニヽ
ニ二ゝl, ° ト、 O .ノ!./ニニニニニニ二\  ヽ  ー-一 .ノ   イ二二二ニニニニ',ニニニニ',
ニニニム   ヽ 二二ノ/ニニニニニ二二二二\  ` ー一 ´  ,.イ二二二二二二ニニi二二二ニi
ニニニ二ヽ、_    /ニニニニニニニニニニ二\. ___ , イ二二ニニニニニニニニl二二二ニl
ニニ二二二二二二{ニニニニニニニニニニ二二二ヽ二二二二二二二二二二二二二l二二二二l
ニニ二二二二二二lニニニニニニニニニ二二二二ヽ二二二二ニニニニニニニニニl二二二二l
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

    ―――どこかの城で、女が騎士たちと談笑している。
    それは懐かしき、戦友たちとの時間。
    今は遠き、穏やかな時間。

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

382『セイバー』 ローラン:2016/01/25(月) 22:15:04
                      '  ,、     _   --
                          { ; /::::ヽ '" ,.  -―‐
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                          l ;‐ .l l  __-=ニニ
                  , ´ ̄ `  ,. -―┴ '",.、 ヽニニ
                 /       /,.-‐    ̄入.ノ ,'二ニ
                    {ハ、 _     .'ヽ ,ヘ   , ' .イニ>'"
                  j:::::::'r―‐:{.ノノ .ノ  /,イニ/  :.
                  ,:   { i  {´ /, ' ,.イニ/    ::.
                 i.ヽ _ !,.!ィニl_,./ /ニニ/    .:::
               _! -‐ '"o.}ニ{_, イニニニ' __     .::::
          -‐ ー i -‐ - 、  /ニニlニニニ!.li/ /,〉 ::::::
         /   、   {j / ::::.ヽ.'ニニニlニニニl.l7 ./7 :::::::
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      -l ,.'   ::l   '"  ::::!ニニニニヽ!. ヽ ̄`,--、_ ,,,,
    / ::;ィil7ィ r l.,ヘ   _,.-=lニニニiニニヽ_'"ヽノ_  .}7
    ',; , 'ニ!!/ ヽ.{ ー='"   lニニニlニニニニ>、'二´o__
.   ll'7/.lニ_l    iニ` ー‐ '" lニニニニlニニニ',二二ニニニ
  <{`-‐!_ヽ`=ニlニニニニニ,ニニニニ!二ニニニ,ニニニニニ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

    ―――彼らの顔が、のっぺりとした影法師である事に気付かれなければ。
    それは本当に、ただ穏やかな夢であれただろう。

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383『セイバー』 ローラン:2016/01/25(月) 22:15:39
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    夢が途切れ、混線する。
    無数の記憶に、チャンネルが移る。

    荒野を彷徨う怪物の記憶。見知らぬ悪魔使いと肩を並べた記憶。
    彼女の記憶。彼女のものでない記憶。矛盾する無数の記憶。

    けれど、顔が見える/覚えている人は、ごく一部の名のある者だけで。
    残りはすべて、衣装を着た影法師があるばかり。

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

384『セイバー』 ローラン:2016/01/25(月) 22:16:10
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    ―――目が覚めた。
    欠けた夢を、見ていたようだ。

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

385太刀魚弾正:2016/01/25(月) 22:32:13

――――夢を見ていた。

「……記録。記憶」

――――欠けた夢を見ていた。

「…………永遠の命、か」

――――恐ろしい悪夢を、見ていた。

386GM:2016/01/25(月) 22:37:21
さあ、決着の時は近い。

備えよう。

                           ――――ターンエンド

387GM:2016/01/25(月) 23:03:33
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日数:3日目
時間区分:昼
場所区分:南西部
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

――――いよいよ、最終決戦の時が近づいてきた。
そしてそれはセイバーと弾正との別れの時が近づいてきている、ということでもある。

目覚め、風呂に入り、万全の状態の弾正が、近づきつつあるその時に対して、思うことは――――

388太刀魚弾正:2016/01/25(月) 23:12:57

「…………」

準備は万全。
服を着替えて、軽く荷物の整理もしておく。
思えば短い付き合いだったが、この宿から発つのもそう遠くない未来だろう。
――――と、目に入ったのは着てもいない着替えの数々。
およそ長ければ二週間は滞在する予定だから、着ていない服は結構ある。

「………………」

「ねぇ、セイバー」

ちょっと、良い事を考えた。
セイバーに声をかける。

「お昼ごはん、食べに行かない?」
「ちょっと入ってみたい喫茶店見かけたんだよね、来る時」
「着替え、僕ので悪いけど貸すしさ。一緒にどうだい?」

389『セイバー』 ローラン:2016/01/25(月) 23:23:25

「何だ?」

あとは残る陣営を叩けば終いだ。
勝っても負けても、それで終わるだろう。
つまりは―――結末は近い、と言う事だ。

「まあ、構わないが……急にどうした。」

こちらからしてみれば、えらく唐突な話である。
まあ、別段断る理由もないが。

390太刀魚弾正:2016/01/25(月) 23:33:54

「ん、いや……」
「…………ほら、そろそろ戦争、終わるだろう?」

今日か、まぁ遅くとも明日には終わる。
順当に行けば、の話ではあるが……ゆっくりできるのも、これが最後だろう。
戦争が終わって、僕が生きている保証もどこにもない。

「色んな意味で、『これが最後』だと思うとさ」
「最後にちょっとした思い出づくりぐらいは、してもバチは当たらないんじゃないかな、って」

「いや! 嫌なら別にいいんだ!」
「ちょっとした心残りというか、『やっておきたいこと』をやっておこうかなってだけで!」
「話したいこともあるけど、別にここでも話はできるわけだし……」

ごにょごにょ。最後の方はちょっと小さく。
セイバーは真面目だから、乗ってくれるかちょっと自信がない。

391『セイバー』 ローラン:2016/01/25(月) 23:43:22

「まあ、そうだな。」
「アーチャーと、生き残っていればランサーを打ち倒せば、それで終いだ。」

まあ、控えめに言ってダンジョウが死ぬと言う事は私が打ち倒されていると言う事だ。
つまり、考えてもどうにもならんことだな。

「いや、だから別に構わんと言っているだろう。」
「そう卑屈になるな。却って困るだろう。」

上が堂々としていないと、下は安心して戦えないものだ。
いや、ダンジョウに上だという自覚は無かろうとも、私にとってはマスターなのである。

392太刀魚弾正:2016/01/26(火) 00:04:48

「あ、ほんとうかい!?」

ぱぁっと、表情が明るくなる。

「ははは、ごめんごめん、ついね」
「やっぱこう、戦争とは直接関係無いことだから」

これはあくまで、僕のわがままだ。
それが分かっているから、ちょっと気が引けてたわけだけど。
でも、乗ってくれるのなら嬉しい話だ。

「じゃあセイバー! 外出てるから、この服に着替えてくれるかな!」
「着替え終わったら教えてくれればいいから!」

ウキウキ気分で、セイバーに僕の着替えを渡そう。
(悲しいことに)僕とセイバーの体格はそう大差ない……どころか、背丈に至っては僕の方が少し小さいぐらいだから。
服のサイズが合わないってことは無いだろう。多分。

393『セイバー』 ローラン:2016/01/26(火) 22:48:35

「わかったわかった、ほら、さっさと出なさい。」

まるで休日にはしゃぐ弟をあやす姉のような気分だ。
仕方のないマスターである。

さて、マスターを一度部屋から追い出したら着替えて合流するとしよう。
と言っても、別段化粧とかするわけでもなく、下着も魔力で構成しているので、着替え自体にはさほどの時間は要らないのだが。

―――しばらくお待ちください―――

「―――待たせた。」

着替え終わって部屋から出てくる。

394太刀魚弾正:2016/01/26(火) 22:54:45

(おお……)

……セイバーの私服(まぁ僕の服だけど)、なんだか新鮮だ。
いっつも鎧姿だったしね。
いや、うん。まじまじ見るのも失礼だけども!

「……うん、それじゃ、行こうか!」

なにはともあれ、デートと洒落こもうか!

395GM:2016/01/26(火) 23:09:31
では中央区に移動する――――

駅前でマスコットキャラのXXちゃんが機敏に動き回っているのを横目に近くの喫茶店にでも寄ろう。

スターバッ○ス的な場所とかマクドナル○的な場所とかコメダ○琲的な場所とか――――
後は穴場的なイッチャッてる親父が作るこだわり過ぎて無駄に上手い珈琲がある場所とか――――
猫喫茶とか犬喫茶とか鹿喫茶『ケリュネイア』とかイグアナ喫茶とかがあるな。

396太刀魚弾正:2016/01/26(火) 23:29:30

「ん、ここここ」

明らかになんかおかしななんかとかは華麗にスルーしつつ。
この街に来る時に見かけた、純喫茶に入店する。
こじんまりとした、個人経営の店だ。その分、静かで雰囲気のよさそうなお店。
飯とかコーヒーの味は完全に未知数だけどね!

「二人でお願いしまーす」

というわけで、適当なテーブル席にでもつこうか。

397『セイバー』 ローラン:2016/01/26(火) 23:34:05
店の善し悪しは正直判らぬ。
と言うより、現代日本の飲食店と言うか食事情は、生前の故郷とは別物なのである。
なので、そこは勝手知ったるマスターに任せざるを得ないのだ。

ともあれ、席に着く。

398太刀魚弾正:2016/01/27(水) 22:32:11

席について、メニューを見る。
並んでいるのはオーソドックスなコーヒーやサラダ、サンドイッチなどの軽食。
それと、昼限定のランチメニューだ。

「お、ナポリタン。いかにもって感じだねぇ。これにしよっかな」
「セイバーは何にする?」

僕はさっさと注文を決めてしまって、メニューをセイバーに見せよう。
……思えばフランス人のセイバーが日本語のメニュー読めるんだから、聖杯ってすごいよねぇ。
いや、今回のは聖杯じゃないんだっけ。まぁそれはともかく。

399『セイバー』 ローラン:2016/01/27(水) 23:22:55

「では、ダンジョウと同じものを頼む。」
「名前だけ言われても、どんな味なのか今一つ想像がつかなくてな。」

時代が変われば、食事情や文化も大きく変わる。
もちろん知識は受け取ってはいるのだが、実感がない。
例えば日本語にしたって、なんだかよくわからん文字だがとりあえず意味は分かる、と言った具合である。
サンドイッチだのナポリタンだの言われても、示すところは知識としてはあっても、どんな味なのかまではわからないのだ。
つまり、判断材料がないのである。

400太刀魚弾正:2016/01/27(水) 23:54:25

「ああ、それもそっか」
「すいませーん、ナポリタンとエスプレッソ二つでー」

店員さんに注文して、あとは待つだけだ。
もちろん即時提供ってわけにはいかないから、どうしてもタイムラグってものはある。

「そういえばセイバーって、どんなものが好きなんだい?」
「食べ物でも、食べ物じゃなくてもいいけれど」

なので当然、その時間は雑談で潰すことになるわけだね。

401『セイバー』 ローラン:2016/01/28(木) 23:32:39

「そうだな。大体、人の食べられるものなら何でも好きだよ。」
「そもそも、そう選り好みできるほど選択肢もなかったしな。」

生前の故郷と言えば、水は飲用に適さず、食卓の彩も乏しい時代である。
フランス人が食事に凝り始めるのは、彼女の時代から数百年は経った頃である。
食事と言えば、大体パンとかチーズとか肉とか根菜とか、その辺がメインであった。

「何しろまともな水がなかったからな。」
「こうして綺麗な水が飲めると言うのは、少々新鮮ではあるが。」

お冷を片手で軽く揺らしてから、一口含む。
うむ、美味い。


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