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【セ】F@te/Co.jp【Fate】
102
:
太刀魚弾正
:2015/11/12(木) 23:03:51
「……詐欺じゃん!」
ひっでぇなそれ!
というか本物の『聖遺物』ってなんだよ!
マジの聖杯って願望機にならないんじゃなかったっけ!?
あれだよな。聖性が強すぎて人の欲望をくみ取れないんだよね確か。
冬木式はむしろケルトの魔法の大釜をベースにしてるって話だったはずだ。
「いやまぁ僕もなんか願いがあったわけじゃないからいいっちゃいいんだけどさ!」
「というかむしろ乗り気になったとこもあるけど、ひどいねそれ!」
ローランの聖杯探索!
……となると、まぁ絵になるというか、映える構図ではあるね。
回収してバチカンルートになるのかなーこれ。
僕は協会に出してもいいけど、セイバーはバチカンに還したいだろうしねー。
(((……愉快な話になってきたね、セイバー。やることはあんまり変わんないけどさ!)))
とか念話で飛ばしつつ。
103
:
『セイバー』 ローラン
:2015/11/12(木) 23:30:02
(―――愉快なものか。)
一方、セイバーは静かにキレていた。
ああ、全くふざけた真似をしてくれたものだ。
(遺体にせよ遺物にせよ、このような下らん催しの道具にして良い物ではない。)
(異教徒との争いにあって、力を借りるだけならまだしも―――)
―――断じて、ただ争いを生む為の道具として利用されるなど、あってはならない。
かような扱いは、諸聖人への冒涜に他ならぬ。
罰しなければ。騎士として、一人の信徒として。
斯様な罪人を許しておくわけにはいかぬ。
静かにピキピキ来ているものの、今目の前の魔術師を殴り倒したからと言って事態が好転するわけではない。
つまりは、そう。まずは主催者の所在を探さねばならぬ。
まず主催者は断罪するとして、聖遺物に群がる輩も排除する必要がある。
聖遺物の処遇によっては、この老人も当然敵となるだろう。だが、とりあえず今はまだ敵ではない。
少なくとも最優先に倒すべき相手と言う一点においては、互いに一致しているのだ。
104
:
GM
:2015/11/12(木) 23:35:46
「ふん!まったく聖杯など碌なものではないわ!根源に関係せぬものなど百害あって一利なし!」
「しかも手続きなしでの聖杯戦争など起こし寄ってからに・・・この土地の龍脈に影響がでたらどうする!」
「規模がデカすぎる故にバチカンに渡してはいおしまいで済むものでもないし、全くもって面倒くさい!」
あれ、お爺ちゃんうまく誘導されて愚痴と言う名の情報を落としまくっている?
爺様気が付いてないみたいだけど。
105
:
太刀魚弾正
:2015/11/12(木) 23:45:12
(わぁ多方面お怒りだぁ)
セイバーもオジサンも、色々思うところある様子。
とりあえず今は……
「あー、土地が枯れるのはヤバイよねー」
「聖杯戦争がやれるってことは、ここかなりいい土地ってことだし」
「つーかその、主催者? 封印指定って話だったけど、聖杯なんか使ってなんの研究してたのさ」
……まぁ、情報収集かなぁ。
106
:
『セイバー』 ローラン
:2015/11/13(金) 00:08:47
(――― 一口に聖遺物と言っても、色々あるぞ。)
(例えば聖人の遺体の一部だとか、聖人の身に着けていたものの一部だとか。)
最後の晩餐において救世主の血を受けた聖なる杯もまた、聖遺物に該当する。
確かブリテンの騎士王がこれを探していたとか言う話もあったが、まあそれは良いだろう。
例えばセイバーも、宝具に内包される形で四つの聖遺物を持ち込んでいる。
(ご老体は“最後の晩餐に用いられた杯”などとは一言も言っていないからな。)
(魔術師がわざわざ研究対象とするからには、何にせよ相当な品であろうが。)
科学全盛の現代においてなお、科学的な調査がほとんど進んでいないもの。
それが聖遺物の起こす“奇跡”だ。
魔術師が研究対象とするには、まあ十分と言えるだろう。
聖堂教会が知ったらただ事では済まないだろうが。
107
:
GM
:2015/11/13(金) 06:34:48
「――――聖書の再現。」
「聖書に記された記述を疑似的に再現することで根源に至るという話だが、眉唾物だな。」
「だが術式のデタラメさに反比例して成果が出ている――――」
「まるで『奇跡』でも起こしているかのように。」
「嘘か真か、聖遺物は『聖人の肋骨』・・・どこから手に入れたが、一切わからない。」
「聖堂教会に全力で喧嘩を売る研究、持っている物も剣呑。成果は過程が意味不明。」
「そして、結果だけは莫大――――『泥人形』と呼ばれる既存の魔術理論では説明が不可能な、『泥より産まれた』人造生命群。」
「・・・・・・ああ、改めて説明すると本当に面倒くさいなおい!」
108
:
太刀魚弾正
:2015/11/13(金) 22:55:49
「―――――『アダムとイブ』の量産?」
「……すごいな、それは……」
言葉も無い、とはこのことだ。
カバラと呼ばれる魔術体系において、ゴーレムとは聖書の奇蹟――――神によるアダムとイブの生産を再現する魔術だという。
彼らは土によって新たな命を造り、神の領域、すなわち根源にいたろうとしたという。
あるいはその究極は、痩せ細った土地で暮らすユダヤの民がただ理想郷を生み出すための技法だとも聞くが……
…………つまり、その『本物』に近い技を主催者は持ち出しているわけだ。
「聖遺物を用い、いたずらに魔導の儀を執り行って世を乱す強大な魔術師……」
「……………………うん、いいね! いいんじゃないかな!」
「その邪悪な魔術師を討ち取り、聖人の肋骨を回収する英雄譚! これは、語り甲斐がある!」
イイネ!
かなりやる気になってきたよこれ!
「言っとくけど、負けないぜオジサン! どっちが先に主催者を倒すかは早い者勝ちだ!」
109
:
『セイバー』 ローラン
:2015/11/13(金) 23:29:15
(いと高きお方の“権能”の模倣、か。)
(となれば“泥人形”の正体は……恐らくはイヴの成りそこない。)
神はアダムよりあばら骨の一部を取られ、女を創り上げられた。
『聖人の肋骨』より生まれる泥人形の原典を辿るならば、そこに集約されるだろう。
つまりは、そう。神の権能の模倣。そこに理屈などは存在し得ない。
何故なら権能とは、神霊のみが運用し得る特権的な法則。“ただそうする権利があるからそうする”というもの。
通常のスキルのように“このような理屈でこういうことができる”と定義されることはなく、結果が発生する過程には意味など無い。
(―――愚かな事を。)
神は時に嫉妬深く、苛烈な罰を下されるもの。
宗教的な観点からしてもそうだが、この世界においてはより現実に即した問題もはらんでいる。
神を模倣してその座に至るとは、根源に至る事―――即ち、抑止力の排斥対象となる事を意味するのだ。
まぁその辺の小難しい理論一切無視しても、セイバーがブチ切れる理由には十分足りるのである。
よしちょっと主催者断罪しに行こうぜ。ダメって言われても(単独行動スキルを利用して)勝手に行く。
110
:
GM
:2015/11/14(土) 00:46:14
弾正がやる気を見せたその時。
,イ //:ヘ 、-_,,-_-/ / Vリ l /::l l\/ム //∧ 、 <――――早い者勝ちィ?
/ l /:/_ィ >ィ'- ´ / / / /: : :V////l \ そげなまだるっこしいことしなくても、なあ?
_ -=ニ=-`¨/ ヽ /,ヽ i /: : : :/l////l \
_ _, -=ニ ヘ ̄ l {ヽ イ ノ 、 /: : : ::/ l/////
( _ノ_, - ' フ彡  ̄, イ \ / ´ /l ヽ /: : : : / l/////
`¨  ̄ / l/> / / ノ__, . -: : : : : : :/ l/////l \
/ l /// _, _ _, }: O: : : : : : : : :/:/ l/////l
-  ̄ / V/ , ゞ::::::::::ヽ::::ヽ〈:ゝ: :_: :-=: :=イ::/ l/////l / i
l/ {::::<_:::ゞ:::::::)_ /: : :il: : : : : : : : :/ l/////l
/ / ゝ`::::::_, イ: : \: : : li: : : /: : / l/////l / l
/ / /ミ/</ ヽ: : : : : \: :l: /: : : / l/////l
/ / /ミ/爻 \: : : : : :Y: : : : : :/ l/////l / /l
「ここでこいつら〆れば解決しようるじゃろうが。」
「やるぞ爺様、敵の手が読めん以上漁夫の利は悪手じゃ。」
「なあにアルジュナ程度までならわしの手のひらじゃ、まったいらにすっぞ!」
キャスターが実体化した――――どうもこの場でそちらを排除する気のようだ。
111
:
太刀魚弾正
:2015/11/14(土) 01:01:17
「ん、やるかい?」
なら……魔術刻印を励起させ、礼装『我らのための物語』を開く。
「――――でも、早計だね、キャスター」
「思い切りがいいと言えば聞こえはいいが、敵の手が読めない以上遭遇戦は悪手だろう?」
「キミのクラスと今の状況を見る限り、万全とはいかないようだしね」
キャスターの基礎ステータスを透視しつつ、ついと後ろに下がる。
ここからはサーヴァントの時間だ。詩人は後ろで謳うのみ。
「それでも、望むのなら僕は謳おう。キミの戦いを――――」
「―――――セイバーの、勝利を!」
さぁ、想定外だが初戦だ! 一つやろうか、セイバー!
112
:
『セイバー』 ローラン
:2015/11/14(土) 01:21:52
__
< >
,イ `
'/ ハ. ’
' .l ,ィ´ | ヽ
. l { ,イtj ハ ハ .トj
. | ヘ. / { i ./iヾ、 .}.|
λ ヽ、/ 八| 炊y' i/リ
{ ヽ、_/ /| l| | 冫
/| / , イ./ l ハ' 「―――全く以て、無用な争いではあるが。」
. ,.イ ヽL_/ K三ニ, ヘ、
r{ .ヘ/ )ヽ/::.::.::入 `ー、ミt 、
ハ / , ィ}__ノ::.::.:/. `ー-、\\ 、
. γ{ У< ノノ::.::.::.::./ ヽヘ ハ }
/ ヘム< ̄ノ::.::.::.::./ , -――`ーリ
ハ/ ,ィく__;,イ / >=ニ>冫
λ ノー< _ノ ト、/.| / /::/, -―ユ
{ ヾ、 ィ ̄入__ヘ ヽ=、 / /::/// ̄::.:\
実体化し、マスターの前に立つ。
手には黄金の剣。あまりに有名な、絶世の名剣。
「挑まれたとあっては、尻尾を巻くわけにも行くまいな。」
相手もまた上位の英霊。手を抜ける余裕はあるまい。
とは言え、こちらは正面からの斬り合いに特化した陣営だ。
精々、無慈悲に容赦なく刈り取るとしよう。
113
:
GM
:2015/11/14(土) 01:27:49
\ , ---─ 、
\ _, ィ彡:::ィ:::::::::::::::::::::\
(つ -ゝ ゝ \ /::::::/ //::::/ ヾヽ
(_ ノ _⊃-' \ /:::::/ ィ7 /:::// /ハヽ
--==ミヽ-===彡イ::::::::::// / :/ / / ,
\ V//l l::::::::::::/ ィ:l .::/{ / ;
\ ヽV/l i::::ィ::イ /l l:::::/ l / //イ li
=- _ V/l V l:/~:l l l l l:::ハ筵l::/ // ハi
\ l lVil v l ノ l li l l:lii//// ゞ、
_ -=ニニ=\//l V ヽ l V r -- ┐
_ -=ニニニニ=-= ̄ヾム ヽ_, -.、` -_ ァr'T:/ ゝ __ノ
_ =ニニ=--::: ̄l /::::::::::::> _ 〉 ヽ / l:/ r 、 _ ___ -  ̄ _ ノ
_=ニ= ´_ l:::::::::k l::::::::::/ ヽ::.-..、-=┘ / ノ- , -===ニニニ=-=- ──  ̄
_ -ニ=´::. ::::ヘ  ̄  ̄ ` -=- __ ゝ::/:\ムヽr_ ',ニニノ / . -ヽ ̄
_-= ' :. ヽ l ヾ l ///////ヽ {::::::::ヽilヽ /`¨フ_,ノ r-イ、
/イ :. \ ///////ム//ハ (:::::::r 'V l / l ゝイ_,r-ノ
/ :. \ ////////// l///\ ゝ:ノ Yl.{ ノ_ノ _ノ
, l //////////// r- 、// , { / /
} /// ィ///////////\_ // lヘ .v
/ ゙ \ ヽ\/////l///////////////, - ' ノl| .l l /
l //////i//////////////(_ ィ///l l l _,/
三=========== ///////lil///////////////l////lゝlゝ-::::::l }
【クラス】キャスター
【マスター】フリット・アスノ
【性別】男性
【身長・体重】164cm・40kg
【属性】秩序・悪
【ランクレベル】11:「悪名」「神族」「英雄打倒」「大賊」「王打倒」
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力A++(魔術・防御使用時) 幸運C
・HP:19
・MP:48
・IV:6
・ラック:3
ではステータス透視も済んだところで――――戦闘と行こうか!
114
:
GM
:2015/11/14(土) 01:31:38
『フリット・アスノ』
・HP:30
・MP:30→19
・IV:12
・ラック:3
前衛に移動、[攻撃優先]を宣言!
『キャスター』
・HP:19
・MP:48
・IV:6
・ラック:3
後衛に移動、[防御優先]を宣言、宝具の使用を宣言!冒頭宣言のタイミング終了時に発動!
さあ、そちらもステータスと冒頭宣言をどうぞ!
115
:
太刀魚弾正
:2015/11/14(土) 01:34:36
・HP:19/19
・MP:64/70
・IV:13
冒頭宣言無し![後衛]に陣取るよ!
116
:
『セイバー』 ローラン
:2015/11/14(土) 01:40:31
・HP:104/104
・MP:77/96-19
・IV:19→13
[前衛]に配置。冒頭宣言は特になし。
117
:
GM
:2015/11/14(土) 01:45:28
フリット「――――ええい、仕方がないな!確かに貴様の言う事にも一理ある!」
「先ほど攻めてきた馬鹿が他にいないとも限らん!断てそうな後顧の憂いは先に断つ!」
「宝具の開帳を許すぞ、キャスター!!」
\ 廴ソ \ (_ノ | ( o )\ \ \
\ \ 品 l 弋 _ノ Y } ∧
\ ヽ | / ∧
\ |/ ∧
\ }{
i} _,, --一- \ 、 l |
i} -= 彡 ..:::x=- __::::::r- 、 | |
l| / ,::::/::-=ァ=ミ:::Y}:::::ヽ
l| _, ...::: /´.::/ //:::::::::::Y |
l| -= __,,::ァ ....::::/__ :..、 /:::::::/l::::::::l
l} /⌒/....::::イ:/弋 oヽ //::/ l::lV:::l /
j} /: : :フ彡ィ:::/ ⌒ /,::/l:/__ l} l:::l} /
j} /: ::/ /人l /-' l ゝ゚_ノ{j::::リ ;
/ /: : / ./-= | ヽ-- 、 ' - /:::/ <応、いくど爺様! /|
、 / /: : ://:/ ハ 弋 ‐-、\__ /::::./ /: }
/\ ___ /: ://: : :{ ./ ヘ ` ‐--'´/::/ /: /
///\--、: : : : : : : : : : :./ /:l: : : l ∧ イ-< /: /
/////ム }ト-- ーー= ' / : V: : :\  ̄ /:><:./ / /-ー’
////// \ l : : : :\: : : \ _ /: : : :./ / _,,. -‐''"´
////////∧ l : : : : : : ` : __: :__: : : : / l:{ _. .イ/
/////////ハ { :、: : : : : : : : : : : : :/ l:.ヽ _,,. -''´: .:/
/////////八 |: : : : : : : : : : : : ./ }: : :\ _ . : : : : _,, ''´
///////////> l: : : : : : : : : : / /ゝ _: : : : - : : :_,,. -''´
//////////////> \__ .:/ __ _,,. -‐''"´  ̄  ̄
/////////////////> 、_ __ <////人
__ ---ーー= イ//////////>/////////ハ
//////{/////////////////////////////
//// |//////////////////////////// /
 ̄ //////////////////////////////
/|/////////////////////////////
/// |/////////////////////////// {
{///l////////////////////////////|
V//}///////////////////////////|
V/l//////////////////////////// l
118
:
GM
:2015/11/14(土) 01:49:08
『換骨奪胎(プラーナム・アーキヤーナム――――
ト、
ヽヽ、 _,...:::::::::::::::..、
_, ...-:::-==== ゝ `イ:::::::::::::::::::::::::::ヽ`- 、
 ̄  ̄ ̄ > -==-:::/ / /::::::::::::::::V::::ヘ`ヽ
` 、- -─≦===- /_, -=イ / / ' 7V::::l::::::::::::::.、 \
` ─ -= ≦:/_ -≦_ ィ ,/ / V:li:::k::::::::::::.、 \
, ,.ィ;:::::::::::::::::/ /::/ / ./ __ / V/::::l V:::::::::i lヘ .\
- ==─  ̄/ /::::レ' // /´ r:., フ :/::::::l V::::::::i l:::. l:,ヽ
/ /:::::::/_ /イ 〃==-彳 / /:::::::::i li V::::::l l::::l l:, '、
//::::::::::::〉- ' { / ./ ://:::/ヽ:i i:, V::::l l:::::ii:::l ヘ
/ ,イ::::::::::::::/ { ヽ // :/ /Y 〉:::::, V:l l::::::::::l \ イ
_ イ/il:::/i::::::::/ , -── <,,ィ :/ / / /::::::::::, /:::::::_ <
//:::::://:::::::::i ,ィ _イ⌒^ ^ゝ_ /l :/ // r:イ───- 、/
/::///::::::::::::l lゝノヽ:::::::::::::::/ l::// /::::l /
// //::/イ::::l l:::ゝ'_ -_=-´ l:/ / :::::l
l/ // ' /::/.l ノ└ '  ̄ l/ //::l //
l / /:/ .} ⌒ / :::/r//
l/ / -‐ _ 彡イ {// /
` -- -、 l :/ l/ /
/:::///ヽ l/ //l / /
/:: / / l _, .イ: -= / l ∧ / --=
____,,. -‐''"l / / / l/八
| l Y |/ / / l///> 、
脊椎骰子(オン・クルクシェートラ)あああああああああ!!!』
【宝具】
『換骨奪胎・脊椎骰子(プラーナム・アーキヤーナム・オン・クルクシェートラ)』
宝具ランク:A
種類区分:その他
発動区分:単発
対象区分:対陣営
MP消費:10
ダイス判定プラス:なし
冒頭宣言のタイミングで使用可能、陣営一つを指定して1d6を振る。
そのターン、その陣営は出た目の数だけ宝具か礼装か令呪か陣地か財産ポイント一点を指定する。
それらの宝具か礼装か令呪か陣地か財産ポイントはキャスターの所有となる。
戦闘終了時にそれらの宝具か礼装か令呪か陣地は持ち主の所有に戻る。
――――獄死した父王の脊椎より作られた魔術のサイコロを媒介に発動する、
国や妻すら平然と賭けられたサイコロ賭博の具現にして大賭博場の再現結界。
『賭場の結界』なのに賭けをしなくても効果が発動するが、
これは因果レベルでシャクニの勝ちが決定しているために
「賭けの描写自体を省略してもかまわない」からである。
その結果として、『略奪の結界』になっている。
『いずれ返す』ことが逸話でも示されているために奪ったものを所有し続けることはできない。
GM:1d6
diceBot : (1D6) → 4
セイバー陣営は4つ分の宝具か礼装か令呪か陣地か財産ポイント一点を指定せよ!
119
:
GM
:2015/11/14(土) 01:58:29
冒頭宣言のタイミングで使用可能、陣営一つを指定して1d6を振る。
そのターン、その陣営は出た目の数だけ「宝具」「アイテム」「令呪」「陣地」「財産ポイント一点」を指定する。
それらの「宝具」「アイテム」「令呪」「陣地」「財産ポイント一点」はキャスターの所有となる。
戦闘終了時にそれらの「宝具」「アイテム」「令呪」「陣地」は持ち主の所有に戻る。
120
:
太刀魚弾正
:2015/11/14(土) 02:02:13
えぇー……じゃあまぁ財産ポイント2点と秘薬2つで
121
:
GM
:2015/11/14(土) 02:07:55
「む・・・セイバークラス・・・しかも純粋に強い隙のないタイプか」
「しかもマスターのアイテムしか剥げぬ・・・これは褌を締めて渾身で挑まねばならぬか!」
と、フリットが気を引き締めたところで
IV:13のお二人の手番です
122
:
GM
:2015/11/14(土) 02:13:19
さらに訂正。
冒頭宣言のタイミングで使用可能、陣営一つを指定して1d6を振る。
そのターン、その陣営は出た目の数だけ「宝具」「アイテム」「令呪」「陣地」「財産ポイント一点」を指定する。
それらの「宝具」「アイテム」「令呪」「陣地」「財産ポイント一点」はキャスターの所有となる。
戦闘終了時にそれらの「宝具」「アイテム」「令呪」「陣地」は持ち主の所有に戻る。
この収奪効果はラック一点を支払う事で一つ個数を軽減するか、一つ個数を増加することができる。
効果にこの一文を加えます。
◆計略:A-
・キャスターが振った判定の出目を『全て1』に変更することが出来る。
この効果を使用した時、キャスターはラックを4点得る。
――――物事を思い通りに運ぶための才能。状況操作能力。
このレベルになると因果や運命に干渉することすら可能である。
こちらのラックはキャスターのこのスキルによるラック追加も含めて合計10点。
そちらがラック支払うのを全力で打ち消しにかかります。
改めてラック使用及び収奪される内容の宣言願います。
123
:
GM
:2015/11/14(土) 02:20:16
さらに効果訂正。
◆計略:A-
・キャスターが振った判定の出目を『自動失敗』に変更することが出来る。
この効果を使用した時、キャスターはラックを4点得る。
124
:
太刀魚弾正
:2015/11/14(土) 02:23:21
えーっと、そっちがなんかしてくるんじゃなければラック打消しは特にしないよ
125
:
GM
:2015/11/14(土) 02:27:40
うむ、では先ほどの処理のまま。そちら二人の手番の開始だ!
126
:
太刀魚弾正
:2015/11/14(土) 02:42:26
「おおっ、噂に聞くインド式理不尽ファイトって奴だね!?」
「『見よ! あの悪辣なる博徒の手業を! 彼の手妻はあまりに素早く、人に捉えることはできぬ!』」
「『されど騎士の剣は邪な手業に惑うことなく! すらりと輝く切っ先添えて、騎士は物取りに誅罰下す!』」
文字をなぞり、高速詠唱。
瞬間強化によって『魔術・エンチャント(偽):A+++』の強化魔術をセイバーに付与!
強化で+が発動するので、20an5のダイス追加になる。
さらに手番で『サポート行動・支援』!
魔力A+&魔術A+++で判定し、MPを10点消費して魔力の+解放!
diceBot : (25B6<=5) → 4,1,4,6,4,2,6,3,3,4,1,4,6,5,5,5,1,5,2,6,5,3,3,5,4 → 成功数21
21点のMPを消費し、セイバーに21点の達成値ストックを与えるよ!
「『騎士の聖剣、まずは一撃!』」
127
:
『セイバー』 ローラン
:2015/11/14(土) 03:21:17
こうもリソースを奪われては、先が続かない。
ならば狙うべきは一つ、短期決戦のみ。
しかし―――初戦の初手で全てを晒す程、浅はかでもない。
互いに、この一戦より先に見据える物があるならばこそ。
ここで全てを出し切ってしまうのは、愚の骨頂と言える。
「―――仕る!」
裂帛の気合と共に、騎士が踏み込む。
光の軌跡を宙に刻みながら、白刃が閃く。
大上段から振り下ろされるは、その名も高き絶世剣。
判定:【筋力:A+】+「勇猛:A+++」+「信仰の加護:A」+「聖霊の加護:A+」+「魔力放出(光):A+」+『遥かなる勝利の剣・常時:A++』。
HPを5点使い、「魔力放出(光):A+」のプラス効果を使用。支払い上限に+5。(HP104→99)
MPを10点使い、「魔力放出(光):A+」の効果を使用。達成値+15。(MP77→67)
HPを30点使い、【筋力:A+】「勇猛:A+++」「精霊の加護:A+」のプラス効果を使用。判定に+30an5。(HP99→69)
「魔術・エンチャント(偽):A+++」の効果により、判定に+20an5。
計73an5+15。
diceBot : (73B6<=5) → 3,5,5,5,5,3,3,2,4,6,1,3,5,4,5,6,2,6,3,1,6,1,2,3,4,2,2,5,1,1,3,6,5,1,4,2,6,6,6,1,5,6,1,1,2,4,2,4,4,3,1,1,6,5,5,2,6,3,4,3,6,1,3,5,3,5,1,5,2,6,2,6,2 → 成功数59
59+15 =74 達成値74で敵前衛のマスターに斬りかかるぞ。
128
:
GM
:2015/11/16(月) 22:38:18
キャスターの防御魔術!だが・・・
魔力A++(魔術・防御使用時)
◆神性:B
魔術・防御を使用した時にダイス判定プラス。
また、魔術・防御を使用した対象にランクレベル分のダメージを軽減させる効果を与える。
――――カリ・ユガ、または末神カリの化身とされるドゥルヨーダナと同じく、
彼もまた擬人したドヴァーパラ・ユガとされる。
◆魔術・幻術:B(防御・探索・便利)
――――マントラ魔術による『まやかし』の術。
GM:30B6<=5
diceBot : (30B6<=5) → 1,4,2,5,2,2,6,5,5,3,3,4,3,1,1,1,5,5,6,6,4,1,3,6,2,2,2,3,6,4 → 成功数25
GM:8B6<=4
diceBot : (8B6<=4) → 5,3,2,4,3,3,1,2 → 成功数7
――――勝てるわけねえよな!
129
:
GM
:2015/11/16(月) 22:47:57
で、実はこんなアイテムも持ってはいたんだけど・・・
◆黄金律【サーヴァント専用】:EX
同レベルの「社会」ステータスとして扱い、
情報収集に使用したり常備化ポイントや財産ポイントを得られる。
1LV5FP
――――果てなき飢餓と巨万の富を体験した激動の人生による『規格外』を示す金ぴかぶり。
【装備・アイテム】
ソーマ×2
一日一回MPを+2d6回復するアイテム
水煙草×10
一日一回魔術・防御の判定に+1d6するアイテム
キャスター
「クアハハハッハハハ!さっきのランサー戦が利いてるわ爺様や!」
「もう水煙草が一つしかないわ!どうするなら!」
さっきのランサー戦で水煙草を9個使用した上にソーマも全部使用しています!
フリット
「クッ・・・さすがに厳しいか!仕方がない!令呪一画を以って命ず!」
「防げ、キャスターアアアアアアア!!!」
達成値差42の攻撃なんて受けていられねえので令呪を使って攻撃を無効化するぞオラァ!
130
:
GM
:2015/11/16(月) 22:51:04
令呪二画に変更!ダメージを40点防ぐぞオラァ!
131
:
『セイバー』 ローラン
:2015/11/16(月) 23:03:31
+効果を使用したので、「勇猛:A+++」でダメージ増強が15点上乗せ。
基礎攻撃力は35。差分は42。よってダメージは77。
フリットの耐久はCなので基礎防護点3。
「神性:B」の効果で4点軽減。
令呪2画分で40点ダメージを軽減。
……ちょうど30点になるわけだが、他になんかダメージ軽減する手段ある?
132
:
GM
:2015/11/16(月) 23:05:38
ええい、令呪もう一画使用!
三画使ってようやく10点ダメージだぞコラァ!
133
:
GM
:2015/11/16(月) 23:18:46
えーとそれでは次!フリット・アスノの爺様の出番!
134
:
GM
:2015/11/16(月) 23:33:24
――――その業は狂っていた。
人は『手で掴む』ことを選んだ時、この地球の霊長として君臨することを宿命づけられた。
人の持つ最も強い力とは、悪意。
牙や爪がないのであれば違うところから持ってくる。
鱗を貫く筋力がないのであれば死角を突く。
速度で敵わないのであれば数を集めて対応する。
リーチが違うのであれば掴んだものを投げて、ぶつける。
相手の『最も嫌がること』を的確に嗅ぎ分け、選択する異形の才能。
地球上に存在する生命体の中で、およそ人間という存在しかもたない、人間を人間足らしめる才能。
形あるものを、掴む。掴んだ物で何かを成す。
それこそが人間が人間である証。人間足らしめる業(ギフト)。
だが、その証に真っ向から対立する『概念』が、人間には存在した。
『グラップル・エア』
何も掴まず、死角も突かず、ただ正面から敵を撃ち据えるという『概念』
遥か昔よりその狂気(がいねん)は常に人間の傍らにあり――――
遥か過去から彼方の未来まで、文明と共に存在し続けている。
135
:
GM
:2015/11/16(月) 23:37:23
>=弌 ,小 ::{ .:/
'⌒ヽ \ { ::、 .::/ -――- 、
八 } -=¬ニ ‐- ヽ.. /::; , ≦三_ ̄ ̄ ̄``
\ ,込 ,>ミ 、 い. ヘ .::::ノ //二二二¨¬
⌒{ 丶 , ´≫==ミ; 、ヽノ:::∨::く:乂___//,ァ'~ ̄ ̄¨ ミx、
人 、ハ _ノ 〃 __\\廴___::::\ゝ─チ::イ ィぅぃ ≫- <往くぞ英霊――――我が家伝の秘奥、受けてみるがいい!
ヽ\′ ̄__ =tう) 冫シ:::ア⌒¨^:::::::::::彡::::´==ミ___ヒソ/ノ
人 マ \^'ー--‐=彡^>:〃⌒ヽミ::「`< ̄二 ー- ,,__ " ノ`
ー〉 、 `  ̄ /::::: ヽ| `丶:::... _,/
' `ー /⌒〉::l `丶:::...
{ / .:::::; :.. ` ー- ,,__
l.:::::| ヽ:.、
\ l::::::| 人::\ ‐-
\ ノ 丶入 /  ̄ ¨ ミ 、 丶、
_r'⌒ヽイ厂介x 〈 , イ ⌒T ´ \ 丶 イ
_,x┘ // 八い, ∨ >、\ 、 \ ′ |
┘ // )八 { _彡′  ̄`¬ミー-=ミ l | {
【スキル】
◆伝承保菌者【マスター専用】:A
このスキルを同レベルの宝具ステータスとして扱い、宝具を取得出来る。
1Lv5FP
30FP
【宝具】
『最古より産まれ最新を往く業(グラップル・エア)』
――――アスノ家に伝わる家伝にして秘奥。
魔術刻印による継承能力を『身体能力・武術の継承』に全振り、
世界最古の格闘技、僕神(ボクシング)を『最古のまま』保存、伝承することに費やした
宝具クラスの武術体系にして『相手のもっとも堅い正面部分を手で殴ることのみで突破する』
事に特化した狂気に近い戦闘理念。
『パンチで根源に直結させる道を開く威力を出す』ことを至上目的とした鉄拳の系譜である。
136
:
GM
:2015/11/16(月) 23:47:17
筋力C→宝具使用によりC+
【オリジナルスキル】
◆戦科百般:C++(宝具使用時にプラス補正)
以下の2つの効果を得る。
・戦闘の全判定にダイス判定プラスを得る。
・戦闘以外に関する全判定にダイス数÷2のダイス判定プラスを得る。
◆一騎闘千:C
[攻撃優先][防御優先]により減らすダイス一つにつき、増やすダイスを二つにできる。
――――己が歴戦の戦士であることを示すスキル。
執行者として海千山千の封印指定の魔術師たちと
丁々発止のやりとりを続けてきた経験により
培われた尋常じゃないほどの戦況対応能力。
『打ち射抜く飛燕の左(レフトハンド・スパロー)』
宝具ランク:D
種類区分:その他
発動区分:単発
対象区分:対人
MP消費:4
ダイス判定プラス:なし
追加効果
◆この攻撃に対するリアクションの達成値を三分の一にする。
◆ステータスプラス:敏捷
◆ステータスダメージ:筋力(次のターン終了時まで継続)
◆ステータスダメージ:敏捷(次のターン終了時まで継続)
マイナス追加効果
◆連続で使用できない
反応できない速度で撃ち据える神速の左(ジャブ)で敵の急所を撃ち据え、平衡感覚を奪う基本技。
飛燕を捉える技量の持ち主でなければこの攻撃を防ぐのは至難である。
MPを更に6支払い筋力:C+の+補正開放!
筋力C+ ◆戦科百般:C++
◆一騎闘千:Cにより、[攻撃専念]で防御に使用できる敏捷のCダイス6個を、攻撃時に使用するCダイス12個にする!
合計Cダイス33個だ!
GM:33B6<=3
diceBot : (33B6<=3) → 1,5,1,5,5,5,3,2,4,5,1,3,1,6,2,2,5,2,2,2,4,6,4,5,5,2,2,3,3,3,3,3,2 → 成功数20
――――ラックを使用して失敗分を一回振り直し!
GM:13B6<=3
diceBot : (13B6<=3) → 2,1,4,4,4,5,4,5,3,6,1,6,4 → 成功数4
達成値24の攻撃・・・だがこの攻撃に対するリアクション達成値は三分の一になる!
137
:
『セイバー』 ローラン
:2015/11/17(火) 00:35:12
「全力の撃ち合いをお望みか。良いだろう。」
「こちらも全霊を以て応じよう―――!」
好きなように戦え、と言われた。ならば好きなように戦おう。
相手の全霊にはこちらも全霊を以て返す。それが武人の礼儀と言うものだ。
この場合の全霊とは、無論一つしかありえない。即ち―――
138
:
『セイバー』 ローラン
:2015/11/17(火) 00:35:42
/ i ヽ ヽ
γ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ , ' `ヽ、 i ∧
. | 反転せよ。 | ノ、ヽ ヽ \ `ヽ、i! ∧: :.
.乂_______ノ / ト、\\_、__i ハ.、 :.
/ :i `ー` / ,,.--! ハ、}: l
/ : : ::i_二__ 弋:リ| ハ': |
/ , ': : : : : ヘ 弋) | ! i
/ ./: : : : : : ::,ハ i. | | _ ノ
/ /: : : :._:_,,イ \ -‐ / !´--`i
/ /_,, イ´ > 、-/ / ヽ
, ' /´ __ ,-,‐‐'/ / l
/ , / / // / イヽ、 !
γ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ /.:.:.:.:.:.:.:ヽ /
| 断罪の刃となれ――― |.´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l ノ _ - ―――-
乂____________ノ `ヽ、.:.:.:.:.:.:.:.:l /_<´  ̄/./
∨,イ ヾ>‐‐'´,ヘl /_/.:.:.:.Y ヽ._<´ /
/ / .i´,-‐l_./.:.:.:.:.:.:.:.:.:! , _ <´ > ´
彳イィ/ __ /´.:.:._:.イ.:.:.:.:.:.:.:,_ <´ > ´
_,,,,,| l!、/´.:.:.:.:., _<´ ´ > ´
_rー/ : :.l |i `> ´ > , ´
,,/__i: :r―/ ナl´ > ´.:.:.:.:.:.:〈
/ `.iノ イ . | | ,> ´ ^`ヽ| |.:.:.:.:.:.:.:.:.:Y
, '〈 ,. イT¨T:::| .!'/´ /:|>、=,<| |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.>___ _
<〈\ヘヽ ! ! '゙´:i / /.:.|/´^`ヽヘ\.:.:.:/´.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:. ̄.:.:`:.:.:.:.,.......:.:.´.:.:.:.:
{_Lヾ 、ヾ、Ⅵ.ゝ---! /-z‐彡´`ヽ.___/`¨¨` <.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,:.:.:.:.´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
 ̄ `ー一´`ーl/.:.//. . . . . . . . . . . . . . . . . . `ヽ、_.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
/:.イミ/. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ∨三三`゙ー―--- 、_.:.:.:.:.:.::
/イ三ミ, '. . . . . ヽ、. . . . . . . . . . . . . . . . ..∨三三三三三三三三`ヽ、
/´三三, '. . . . . . . . . . ヽ. . . . . . . . . . . . . . . . ヽ三三三三三三三三三
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
溢れる光が、膨大な魔力が、刃に収束する。
括目せよ。数多の異教徒を尽く屠りし、その聖剣の銘こそは―――
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139
:
『セイバー』 ローラン
:2015/11/17(火) 00:36:13
/ / ./ ll / / /
/ / .メ゙ ,i゙i!/ レ′
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/./ / ,i"./
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\ヽ人_从人__从_人__从_从人__从_人__从_从人_人/
≧ デ ュ ラ ン ダ ル <
≧ ―――『遥かなる勝利の剣』! ≦
≧ ≦
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` _.. -'"゙./ _,,. .、 _,, ‐'"
._,, ‐''"゛ .,,.彡-'" / . _..-⊂ー''"゛
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『遥かなる勝利の剣 ( デュランダル ) 』
ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
不壊の黄金。柄に聖遺物が収められた、絶世の名剣。聖剣カテゴリの中でも最高クラスのひとつ。
納められた聖遺物は魔力炉としての機能を併せ持ち、セイバーの現界維持を助けている。
その正体は時を経てローラン卿の手に渡った、星の聖剣エクスカリバーの姉妹剣。
真名を開放する事で、聖遺物から供給される魔力を収束し、光の断層による断罪の斬撃を放つ。
聖遺物の内包する膨大な魔力を一点に収束した斬撃は、城一つを両断してなお余りある破壊力を誇る。
この聖剣の担い手に挑むならば、人間大の移動要塞を相手取る覚悟が必要である。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
140
:
『セイバー』 ローラン
:2015/11/17(火) 00:36:57
―――斬撃と、鉄拳が、交差する。
宝具種別を単発に切り替え、MPを差分の5点支払って使用を宣言。(MP67→62)
対城単体2倍攻撃で競り合いを宣言。
判定:【筋力:A+】+「勇猛:A+++」+「信仰の加護:A」+「聖霊の加護:A+」+「魔力放出(光):A+」+『遥かなる勝利の剣・単発:A++』
HPを5点使い、「魔力放出(光):A+」のプラス効果を使用。支払い上限に+5。(HP69→64)
MPを10点使い、「魔力放出(光):A+」の効果を使用。達成値+15。(MP62→52)
MPを15点使い、【筋力:A+】「精霊の加護:A+」のプラス効果を使用。判定に+15an5。(MP52→37)
HPを35点使い、「勇猛:A+++」『遥かなる勝利の剣・単発:A++』のプラス効果を使用。(HP64→29)
「魔術・エンチャント(偽):A+++」の効果により、判定に+20an5。
計113an5+15。
diceBot : (113B6<=5) → 2,5,5,4,3,5,2,2,3,6,4,4,6,5,6,3,6,1,1,4,6,3,5,5,5,4,6,6,2,2,3,5,3,1,1,3,5,5,3,5,2,5,1,4,3,4,5,6,3,3,3,1,2,6,4,5,1,2,1,3,2,2,4,2,1,4,5,1,1,5,4,6,5,1,4,1,5,2,2,1,5,3,2,3,1,6,3,5,2,5,4,3,3,1,1,6,3,5,5,2,4,3,4,5,5,1,2,4,3,6,2,5,4 → 成功数100
100+15+45=160 135/3≒53
24+3<53 なので競り合いに勝利。ただちに差分の26点をダメージとしてフリットに与える。
141
:
GM
:2015/11/17(火) 23:06:28
ミ, } { /,≫=ミゝ_,}〉 {《___ノァ=≪ \ | 丿
\r‐┤ | / め ``〈 ノ め \ 、 ||>―、彡 かっ・・・・!!?
ノ J | ミー==彡ゝ i へ ミ= ___,,. ||/^ i
} ノl ! へ,,__ / } \ ノ^' } jくl ;
{ { l| ! _,/ `ー ; l| ノ 八
八 リ ‘ / リ /
\‘ ゝ ノ ___ュ__rュ___ 丶 ,イ { ,〈
_ゞ, い, l / \ } /ノ ,厶ハ,
/ ハ ! l V , ,___t___人__x,__、 、 V // { V└―x、
__」 / ',l ` '⌒了___ァ………=t__T^゙⌒` ′ l }/ ⌒ \___
ミ〈 い、 弋く >ソ ; l ‘ ` ,
ー .._,;ゝ..,,、 `'-、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.l- i、、゙ゝ、,、ヽ、 .i〉;;;;;;;;;;;;;;;;;;/゛ '" .,..-/!彡'".りシ',゙_ _..-
゙'''-、`'-、 `'-_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ`'ミ〟 `'''.lシ、 .l.;;;;;,i∴;;.″ ,- , ;;ソ」彡" .,ノ".`--│ _..-'";;;;;;;
`'''''≒ .`'-、;;;;;;;i..、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ ゙〈ヽ、 .゙'、"x. l;;;;;|. ..!./ / .,rシ",il'" 亠 ._iir㍉;;;;;;;;;;;;;;;
...,,、 `''-_ヽ`'-、;;;;;;;;;.;_;;;;;ヽ, ゙'ヘ . l;;;丶;;;;} ` .,;;ソ゛ ´ /゙;;;;;;;; /
ー 二゙゙ヽ ,,、 `'!‐ `'-,;;;{. `'-、;゙!、 .l-'、.l.;;;;;;;;;.! .,il″ _,, -'";;;;;;;;;;;`¬
..,,..........フ;;;;;;;;`''‐ ,,、 ,゙li/、 `'、.l, .`'/'./ ;;;;;l゙゙ ./ , r二-''''" ̄ ̄´゙''y;;;;;
^゙゙゙゙゙゙'''''".'''''.'''ヽ-..;,゙ニ_ `゙゙''''>x, ゙ ll、 .!、/.l;;;,! i' ''" `-¬'''
`'''`-ヽ,, |、`''ニi几 ″|;;'!
..,......xi, `'''ミ;;x、 ´ .` l、 l、;.lz'ア .,i;;|lrl!!!!¨'″ ,,,
 ̄ ..,,u..-..、 `''スッ、 y ..、 !li `l/ l/ ..il′ ,,il'"´
:ニニ;;;;ュix..,,,,,_. .`'s、 ゙''く、 |;,_} .ゝ .″,l′.,, .,.″ .= .r!″ '.ly
. `''-゙二;;;;`゙''''、 ゙" ″ iリ.,〃 , .` j,i′ l!
___,________i;;;;;;;;;;;;"― ..,_ l;;リ" i、 .,ij" _,/.l_、 ,,irー .∧ ._.
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.xッ----`-=- .. i|'" -`--ミヽ、..,,ノ;フ'"゙'-ぃ〈 ̄.コ;;-、___,.. -";;;;;~゙ィ
.,ン;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,..一'''''''ー、,;;;;;;;;`'ー- ..,,、 ゛ `'.lミ,゙゛ \;;ヽ \ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;./ `くv-¬'''"゙゙´ !.i''~lュi,,、 ヽ,,,,゙' \ ;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i‐′ !;ヽ `'L ゙".! ! `ぃix,;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ : _,i〟 _..〟 |;;;;;;;゙''-、、.リi !> ゙'i lヽ.;;
;;;;;;;;;;;;./ ,..r/「″ ,,rj″ Y''フ'´ .▽ ,i";;;;;;;;;;;;;;.l'!ミiv 、 ,.l|x, ヘ.l.ヽ
;;;;;./ .,r彡'" '!レ'" .// .,r、 f'"`''./ ;;;;;;;;\.゙'-、''-..,,,};;;;;ヽ l"l,.
142
:
GM
:2015/11/17(火) 23:09:33
/ O l: N:::l l .l l l /イ /リハl \_, -- 、 _, ---..7フ.....l l´ [_ノノ \ l
\ l: : l:l lト、 、__ ' /イ// / l \ _ -==--- ィ7..../ l.....l l........l _ゝ、  ̄ \ ヽ)
\ l / >、 l: : :l:\ l \ヾ- - ´イ / l Ol //// ノ {.....l l......., ヽ...../ `¨´` - イヽ l
\k / ///\l: ゝ: : :`: -- ゝ -イ: / / /.// --= i......、 ヽ........フ r- 、_ /イ l l
丶 //// ヘ: : : : --=--: : ≦/ イ //// ヽ........> ´ \ / l l __ l
_ -ニニニム:, l.// l l: : : : : ::/: : : : : / /ミ 、 //// _ ≦ r-‐ ' / lゝ_ i
ニニ=- ⌒ V l//l .l l: : : : : :l: : : : : /イ \ミ ////ーー - =≦ └─ ´ l. l
//......._ -\ ノ// l l: : : : : l: : : : / l lヾミ //// ゝ _}
<......./ _\/// l li: : : : : l: : : : l l , ヾミ ////
: : \ /.............\ l l: : : : ol: : : : l l / \///
: : : : : :` 、-- 、 \ l l: : : : : l: : : :, l /
: : : :l: : : : :\..........ヽ ヽl l: : : : ::l: : : :l l /
: : : :l: : : : :l: : ヽ....ヽ...l l l: : : : /: : : ::l //
「ききっ、大したもんじゃあのうお前ら。あの爺様は並みの魔術師じゃなかったはずじゃが。」
――――白刃一閃。魔術師の拳を真っ向から切り捨てたセイバー。
そのセイバーに、今にも消えかけているキャスターが話しかける――――
143
:
『セイバー』 ローラン
:2015/11/17(火) 23:20:23
宝具の形態を常時形態に変更。
「ああ。実に見事な一撃だった。敵ながら天晴と言わせてもらおう。」
「―――デュランダルを砕くにこそ至らなかったが、人の身でよくぞそこまで練り上げたものだ。」
生憎と私は、正面から捻じ伏せる以外の戦い方を知らない。
故に、彼の練磨の結晶を捻じ伏せるしかなかった。
他に手はあったのだろうか? ―――やめよう。これ以上は彼への侮辱だ。
勝って悔いるなど以ての外。彼の最期を、せめて誇りある物として見送ろう。
144
:
太刀魚弾正
:2015/11/18(水) 23:48:10
「〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!」
感動、感動、感動!
これが、これが『デュランダル』か!
かの時代に絶世の名剣と謳われた、最高の聖剣の力か!
「『ああ、それを見た者はあまりにも幸運だ!』
「『神の福音が如き神聖な光をその目に焼き付けることができたのだから!』」
「『それは理想と呼ぶに相応しい! あらゆる騎士の理想の極致! 戦場と言う狂気に在ってなお輝く理想の光!』」
「『ああ、それを見た者はあまりにも不幸だ!』」
「『神の憤怒が如き荘厳な光にその目を焼く尽くされてしまうのだから!』」
「『それは願いと呼ぶに相応しい! あらゆる民草の願いの極致! 民を守り敵を撃ち払わんと輝く願いの光!』」
「『されど立ち向かう翁の拳もあまりに早く、固めた拳はなにより固く!』」
「『これぞまさしく、英傑の――――――』」
「……英傑、の…………」
……朗々と感動を謳っていた口が、ピタリと止まる。
パクパクと金魚のように口を動かすも、言葉が出てくることはなく。
広げた両手をだらりと落とし、太刀魚弾正は礼装たる本を閉じた。
「……うん、本当に、キミのマスターは偉大であり、強大だった」
「本当に……本当にすごい魔術師だったよ……」
145
:
GM
:2015/11/22(日) 22:09:29
「きききっ・・・まあ、俺もここの聖杯で骰子を作りたいって欲はあったが」
「まあ、『運がなかった』ってことで、これでしまいち。」
キャスターは『まあ、仕方がねえな』という感じで苦笑を漏らす。
死ぬも八卦、生きるも八卦。
極限の飢餓を経験し、99の肉親の死体の上に生き、博打で全てを手に入れ、死の決まっている戦いに挑んだ。
この男の生涯は『全て』で満ちている。ありとあらゆるものを経験し、体験し、その全てを運に委ね、運に殉じた男。
その内面は、おそらくは誰にも測れるものではないのだろうと、それだけが理解できた。
「――――で、どうよ、そこの坊主。」
「『英雄譚』ってのはこういうことち。積み上げた全てをチップに挑む丁半博打。」
「あの爺様の言う事もちぃとは分かったろうが、『他者』の視点で語る詩ぁほど萎えるものもない。」
「『生死』に触れる、覚悟ばできたか?」
146
:
太刀魚弾正
:2015/11/24(火) 00:05:23
「………………」
……言葉が、出てこない。
千の詩を謳い、万の言葉を紡ぐことを役割とする、この僕が。
…………この僕が、何もしゃべれないなんてお笑い草だ。
それでも、言葉を紡ごう。それが僕の役割だから。
「ぼ、僕は……僕は、詩人だ。けれど……それ以前に、『魔術師』だ」
「『生死に触れる覚悟』なんて、ま、魔術師なら、最初に決めておくものだ」
「そ、そりゃあ、怖いものは、怖いけど。僕はいつだって、死ぬ覚悟も、殺す覚悟も、で、できてる!」
紡ごう、紡ごう、たくさんの言葉を。
僕はそうして生きてきた。僕はそのために生まれてきた。
僕は太刀魚弾正だ。『太刀魚の魔術師』だ。
あらゆる美麗秀句を叩き込まれ、あらゆる感動を言葉にする術を刷り込まれた。
だから関係ない。例え今しがた、現代の魔術師が英霊域の騎士と打ち合っても。
それは彼らの英雄譚で、『太刀魚弾正』とは関係のない話のはずなのだ。
――――――――――――――――ならどうして、言葉に詰まった?
「――――できて、いるんだ。僕は、太刀魚の魔術師だから」
147
:
『セイバー』 ローラン
:2015/11/24(火) 00:33:17
この言葉に虚飾はない。
ただ、そう。自身も判っていないのだ。
自らの言葉を詰まらせた物の正体を。
―――もしかしたならば、と思う所はある。
だが、今はあえて何も言うまい。
きっとこれは、自分で辿り着かねばならぬものだ。
私が口を挿めば、そこに不純物が生まれてしまう。
彼は英雄の言葉に、何らかの価値を見出そうとしてしまうから。
英雄である私の言葉が、その視野を狭めてしまうだろう。
騎士は口を開かない。
主の言葉を遮らぬように。
今は、まだ。
148
:
GM
:2015/11/24(火) 06:45:10
「ほうかほうか。まあ、口で言えるだけ上等よ」
「『儂を倒した』奴は英雄になる。それは『過去にそうであった』から。」
「決して逃れられぬ呪いじゃけえの・・・ましてやこれは戦争よ」
「成長せいよ、時間はもうないど?」
こうして、キャスターは。その表情にあるものを隠したまま。
「じゃあのクリシュナ。」
ゆっくりと、さっぱりと。
「英霊はその役割から逃れられない。運命に逆らえる英霊は、この世界には存在しない」
「――――そんな存在が願い事なんて、おこがましい話じゃのう、なあ?」
『そうであったか』のように、綺麗に消えて行った。
149
:
太刀魚弾正
:2015/11/24(火) 22:55:15
「…………………………」
――――その最期に、送る言葉はやはりなく。
「『――――かくて騎士は刃を収める』」
「『その鎧に傷は無く。その体は疲れを知らぬ。まさしく、無双の凱旋であった』」
淡々と、簡易な回復魔術をセイバーにかける。
存在を補強することによる再生能力の強化……大した効果があるわけでも、ないが。
diceBot : (15B6<=5) → 3,6,2,6,1,1,6,3,6,5,6,1,6,5,3 → 成功数9
……それにしても、その魔術は酷く微小な効果しか発揮しなかった。(セイバーのMPを5点回復)
「…………」「お疲れっ、セイバー!」
そして、太刀魚弾正は笑顔の仮面を被る。
「いやぁ、少しばかり消耗しすぎたかもしれないけれど、加減できる相手でも無かったしね!」
「初日にして首級一つ。悪くない滑り出しなんじゃないかなっ!」
150
:
『セイバー』 ローラン
:2015/11/24(火) 23:23:24
回復魔術の効果により、MPが5点回復。(MP37→42)
「Montjoie, Saint Denis!」
キャスターが消えた後、やおら鬨の声を上げる。
これもまた、勝者の礼儀と言うものだ。
「ああ。お疲れ、ダンジョウ。」
「―――うむ、聊かやり過ぎてしまったかもしれんが、勝ちは勝ちだ。」
「何、少しすればどうとでもなろう。幸い、補給手段には事欠かんからな。」
そもそもセイバーは決して燃費の良いサーヴァントではない。
しかし豊富な回復手段により、消耗状態からのリカバリはそれなりに速いのだ。
とは言え、ここまで消耗してしまうと、さすがにすぐさま絶好調とまでは行かないが。
宝具の効果により、HPが5点、MPが10点回復。(HP29→34、MP42→52)
スキル「リザレクション:A」の回復効果を使用。
判定:【耐久:A+】+「信仰の加護:A」+「聖霊の加護:A+」+「リザレクション:A」
特に+効果は使用しないので、計23an5。
diceBot : (23B6<=5) → 3,1,3,2,1,4,4,5,2,2,2,2,5,3,3,6,5,6,6,2,2,3,3 → 成功数20
MPを10点消費し、HPを20点回復。(HP34→54、MP52→42)
151
:
太刀魚弾正
:2015/11/24(火) 23:35:18
「うーん、この再生力」
「流石は神と天使と聖剣の加護を受けた聖騎士って感じだね……!」
データとして把握はしていたが、実際に目にすると凄まじい。
かなり消耗していたように見えたが、この回復量だ。
ここからさらに回復すると言うあたり――――もう一度ぐらい、今日は全力で戦えるだろう。
「さて、それじゃあ……」
「ちょっと先走っちゃったけど、いよいよ『聖杯戦争の開幕』だ」
視線を空に。
陽は傾きはじめ……夜がやってくる。
「ここからが本当の本番……勝って兜の緒を締めて行こうか、セイバー」
152
:
GM
:2015/11/24(火) 23:38:02
そして太陽は沈み――――
/∧ i:i| / /:ハ
. //:i:i:i:|:i| \ /i/ /
:i:{i:i:i:i:i从 ’ 、 ______ ,/ /:i:{く /
|:i:i:i:i:i:i:i:i., `<_ / イi:i:i:i:i:\________彡':i:i:i: <――――あはぁ♡
:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:\  ̄ /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:-─≪__i:i:
|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:l\ イi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:
|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:f\\____ , ィ::::::::i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:
∧i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i {\::::::::::::::::::∧i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:
{ Ⅵ:i:i:i:i:i:i:i:八l \::::::::::/i:i:‘,:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:
_______ 、 \:i:i:i:i:i:i:i:i:i\ 、::{:i:i:i:i:i:\i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:
/:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:...... __\__\i:i:xヘi:i:i:\ Ⅵ:i:i:i:i:i:\___:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:
夜の――――戦争の時間が、やってくる。
153
:
GM
:2015/11/24(火) 23:42:27
ではセイバー組の行動の前に他陣営の大雑把な行動を――――『ぷつんっ!!』
・東部/治安度中/高級住宅街にて達成値56の『魂喰らい』が発生いたしました。
・南東/治安度中/住宅街にて達成値22の『魂喰らい』が発生いたしました。
154
:
GM
:2015/11/25(水) 00:01:15
ではセイバー組の行動の前に――――
・北西/治安度中/神社(土地管理者の住居)、商店街
――――神社に展開されている陣地が破壊されました。
少なくとも三陣営が戦闘に入っているようです。
・東部/治安度中/高級住宅街
――――達成値56の『魂喰らい』が発生中
・南東/治安度中/住宅街
――――達成値22の『魂喰らい』が発生中。
アーチャーが向かっています、『魂喰らい』を行っている相手と敵対するようです。
/ ̄二ニ= 、 __, --―==ニ二≧.__
. / / 、 \ // ス、 -=○≠‐ゝ,-‐ `ヽ
レ'/ ヽ\\ `< .イ / -‐=≠ニ二_ / ̄ ` }
レ' , -‐ ハハ ト、 ':. |-‐ _,.=ァテ从:. (_、 ̄` '.
| // // |li ト、,(] |.ィ=彡'/ル'‐-ハト、ヽヽ >―=ァ‐―--
|/// / | l 川ト、ソ ル'.:://( 行㍉ヽ ノハ_;ハ _/ r‐'  ̄
|// | l' ムィ斗くハ:l八 `ニ= (fハリ:j:;>く.{ ノl\
|/ | ト、::::V人ゞ リ _、〉/:イ \ニ{ ヽ\
' | |',ハ::::)ノノフ′ __ 、_ ´/人ゝ `ヽヽ\\ <――――まあ、約束は約束だ。
, | |'i 川'((.:/ ´ ¬` / \ ー==ミヽ 確かセイバー陣営のマスターは凄腕の魔術師だったね?
| , リ/{/ ̄ ̄`ヽ\ / ー=、 ヽ
| ,' // //lト.\_ ..ィ_ \
| , //l\ー-=// | \_|_,ヘ ∧ー‐≠ニフ ̄ ̄ ̄ フ77ア广
| l l/ |ヽ \ //、__,l`ヽ ノ}/ ハー-=ニ、 / // //
| l ; /| \{{ ー-=二ニ=-く'_/_}ー-、 ヽ_/ /// /'
| /, | ヽ \\ 爪 \ { | /// /
| l // |i ', \{ l,ハ ';i |'/// /
. l /// || ', l \ヽ} ハ |'// / /
. //イ i l|| ヽ. l | ̄ ̄ ̄「' | l|i/ / /
', / 八ハ l|| \ | | | l| /
「こちらの行動は把握できるだろうし、それなら向こう側に強い敵と当たってもらうかな。」
◆軍略:B-(12FP)
以下の効果を得る。
・自身を含む味方の「対軍」装備の使用判定にダイス判定プラスを与える。
・敵の「対軍」装備の使用に対するリアクションにダイス判定プラスを得る。
・対敵トループ相手の戦闘判定にダイス判定プラスを得る。
・味方トループのあらゆる行動にダイス判定プラスを与える。
・戦闘離脱判定にダイス判定プラスを得る。
・対隠密・奇襲への警戒判定にダイス判定プラスを得る。
・スキル単独で判定することで、達成値に応じた戦略的判断に関する回答やヒントをGMから得られる。
1Lv3FP
―――― 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
155
:
『セイバー』 ローラン
:2015/11/25(水) 00:10:39
ターンの隙間で「単独行動:-→A」の効果を使用、計3回の追加行動ターンを獲得し、全て使用。
それぞれ何もせずターン終了時の処理だけを適用する。
宝具の効果により、HPが5点、MPが10点回復。(HP54→59、MP42→52)
スキル「リザレクション:A」の回復効果を使用。
判定:【耐久:A+】+「信仰の加護:A」+「聖霊の加護:A+」+「リザレクション:A」
特に+効果は使用しないので、計23an5。
diceBot : (23B6<=5) → 6,5,4,4,3,1,2,6,6,4,3,1,4,6,4,1,4,6,3,5,3,5,3 → 成功数18
MPを9点消費し、HPを18点回復。(HP59→77、MP52→43)
宝具の効果により、HPが5点、MPが10点回復。(HP77→82、MP43→53)
スキル「リザレクション:A」の回復効果を使用。
判定:【耐久:A+】+「信仰の加護:A」+「聖霊の加護:A+」+「リザレクション:A」
特に+効果は使用しないので、計23an5。
diceBot : (23B6<=5) → 5,3,1,5,2,1,1,5,2,2,6,3,6,2,1,4,5,6,3,6,3,3,1 → 成功数19
MPを10点消費し、HPを19点回復。(HP82→101、MP53→43)
宝具の効果により、HPが5点、MPが10点回復。(HP101→104→82、MP43→53)
156
:
『セイバー』 ローラン
:2015/11/25(水) 00:11:09
(HP101→104、MP43→53)
157
:
『セイバー』 ローラン
:2015/11/25(水) 00:11:51
あ、あと単独行動はA++だった。すまない……
158
:
太刀魚弾正
:2015/11/25(水) 00:16:11
うん、正直マスターである僕も引くレベルの回復力だね。
ともあれ、それじゃあ……東の高級住宅街に行こうか!
159
:
GM
:2015/11/25(水) 00:24:23
では高級住宅街に向かう――――
まだ魂喰らいを行う手前で来れたようだ。
周囲に甘く濁った腐臭が漂う。
気を張っていなければ心を溶かされてしまいかねない強烈な堕落の香り。
麻薬のように強く染み入る『それ』の主が、この香りの中心にいる。
間違いない、この香りの主はかなり格の高いサーヴァントだ――――!!
160
:
太刀魚弾正
:2015/11/25(水) 00:32:55
「――――――反英霊」
魂喰らいを行っている時点で当然だが――――高位の反英霊の気配。
怪物か、悪逆の徒か。
いずれにせよ、およそ真っ当な存在ではあるまい。
「まったく、ホットスタートにもほどがあるよねぇ……!」
そう言いながら、頬は吊り上がる。
口元は弧を描く。そして同時に、手足はカタカタと震えていた。
161
:
『セイバー』 ローラン
:2015/11/25(水) 00:44:57
「軽口を叩く余裕があるのは結構。」
「―――では往くぞ、ダンジョウ。臭気に呑まれぬよう気をつけろ。」
堂々と正面から、臭気の中心部へと歩を進める。
そこに恐れはない。当然である。
騎士が教敵を恐れれば、民は安心して眠る事もできないのだから。
162
:
GM
:2015/11/25(水) 00:58:59
さらに近づこうと歩を進めると――――
『ざわ』
周囲の風景が溶け、ねっとりと絡みついてきた。
_,.-rz{Z{乙{こ《爻フ〉
/{こ/,.ィこ{乙{乙こミx――――――- 、
∠_{Z./∠Z} / / / ≫、 /
{{_≫≪__}}// // !/! 》、__,. /
、__ ト、 ∧〈_ノ仆ヽ〃/ / // / / V〃八マ /_/
___ \::::::\ト、|:::\ ||〃〃}} }}冫 / メ、イ / /く_{j,介、》 /:::/
ヽ:::::::::\ \::::::\\:∧ {{::{ |:|::| |:|〈f示ミx 〉' / /| | V } | | // _/
>、:::::::\ ̄ ̄ ̄ ̄\::|\ト、ゞ |:|::| |:|∧ゞ┴` j/ レヒ'| | Xノ ! /___//
∠:::::::\::::::\:::::::::::::::::::::>‐< ヽ〉! 「「 ! セチ!.レ'冫ノ /::∠∠_,. イ ̄ ̄_二ニ=―
_二ニ=― ̄ ̄ ̄/ \ | 八 ,.ィ /7 // //:::::::::::::::/ ̄ ̄
≦ ̄::::::::::::::::::::::::::::/ ,化_, \ N ヽゝ`ー _,.イ´ / // /::::::::::::::::::/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\:/ / | r1 ,.ィ爪ヽ ` r</ / // // ̄ ̄ ̄二ニ=―
-=イ/ />し' | | .ト.! ヽ \ ! } /イ/ /:::::::::::::::::::/
/:./ 〃 U| |ヽ)_\`ー / / `〈 /――‐:<_
/::::/ 〈 U `ー\ { ´ ‐- ヽ{‐<二 ̄ ̄ヽ
「あらああ?あら、あら、あらあら―――――随分と可愛らしいコンビねえ?」
匂いが、絡みついてくる。
存在そのものが主への冒涜と言わんばかりの濃密な淫気。
それはセイバーの思考を溶かし、怒りに染め『熱』を帯びさrセル。
匂いが、絡みついてくる。
この女の瞳が太刀魚 弾正の存在を根幹から問いかけてくる。
『お前は何者だ』と。確固たる邪悪として存在するモノが。
ブレのない悪意がまだ未熟な魔術師の『芯』をゆさぶっていkク。
全身の細胞が叫びだす。主によりたまわれ生を受けたその肉体が、魂が警鐘をかき鳴らす。
この、女は。
この世全ての禁忌をその身に宿した、主に逆らう『真の邪悪』であると――――
163
:
GM
:2015/11/25(水) 01:00:03
◆神を汚す者:EX
この場にいる全てのキャラが持つ、
悪癖及び悪癖相当として扱うマイナススキルを合計『7つ』指定する。
指定したマイナススキルの所有者はライダーが場にいる間中全ての達成値が必要な行動に対し
『指定されたマイナススキルのクラスレベルの合計』に等しいペナルティを得る。
このスキルは下記の悪徳のスキルと合わせ、情報収集や魂喰いに使用することが可能。
◆悪徳・◇暴食:EX
◆悪徳・◇強欲:EX
◆悪徳・◇怠惰:EX
◆悪徳・◇色欲:EX
◆悪徳・◇傲慢:EX
◆悪徳・◇嫉妬:EX
◆悪徳・◇憤怒:EX
それぞれに対応した行動を取る。このスキルは悪癖相当として扱う。
ライダーは◆魔性:Cを得る。
また、ライダーは令呪による命令を受け付けない。
――――ライダーは七つの大罪全てに忠実な徹底した『欲の化身』であり、支配者である。
人である限りそのくびきからは逃れられない。欲望の強い存在程この拘束力は強くなる。
そしてそれは彼女が人の支配欲から発生する『令呪による縛り』や『他者の命令に縛られない』
制御不可能の最悪のサーヴァントであることと同義である。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ローランの
悪癖・豪快:B
悪癖・直情:B
悪癖・狭量(対邪教徒):C
を指定します。以後、ローランの全ての判定に-11のペナルティがつきます。
太刀魚 弾正の
悪癖・好戦:B
悪癖。憧れ(善性・対英雄):B
悪癖・臆病:A
悪癖・渇愛:B
を指定します。以後、全ての判定に-17のペナルティがつきます――――
164
:
太刀魚弾正
:2015/11/25(水) 01:09:58
「なん、だ、おまえ――――――」
ぞくりと背筋が凍る。
手足が震える、どころではない。
歯の根が合わず、がたがたと上下の歯がぶつかっては耳障りな音を打ち鳴らす。
絶対的な邪悪――――踵を返して逃げ出したいという衝動が胸の内から湧き上がる。
―――――しかし。
「こいつは――――こいつは、倒さなきゃ、だめだ」
「セイバー……セイバー! 倒そう! ここで! こいつをッ!!」
その邪悪を打ち倒すことが、英雄の役目なれば。
ならばローランがいる限り、彼女の勝利は約束されていて。
ならば何も恐れることは無く。ならば後は、誰かが犠牲になる前に、この邪悪を撃ち滅ぼすしかないのだ。
165
:
『セイバー』 ローラン
:2015/11/25(水) 01:27:15
「聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな―――」
セイバーの言葉には、魔を祓う力は宿っていない。
それが齎すものは、自身の精神と肉体―――存在の保証だけだ。
人に安寧を。邪悪に鉄槌を。己が揺らぐならば、神の存在を思え。
怒りに心奪われるなかれ。
「ああ。彼の毒婦は打ち滅ぼさねばならぬ。」
「悪魔の役目は、遥か昔に終わりを迎えたのだから―――!」
人の善性を試す悪魔の役割は、もはや終わった。
2000年以上も前に、彼のお方が人の罪を背負い、天に召され、復活を果たされたことで。
で、あるならば。騎士が拠って立つべきは眼前のモノに対する怒りであるか。否。
この身を震わす物は怒りではなく、一個の信徒としての義憤でなければならぬ。
―――聖剣を構える。
邪悪を絶ち、人の安寧を取り戻すために。
166
:
GM
:2015/11/26(木) 22:39:53
「――――ふふっ、まあ、戦うつもりなんだろう・け・ど・・・」
「私の目的はここじゃあないのよねえ〜〜・・・」
そう言ってライダーは大げさに身振りをして。
「さあマスター?私を令呪で連れてきなさぁい?」
「私の能力は複数陣営だと相性が悪い・・・」
「魂食らいを止めに入る、敵対しそうな陣営を二つに割って一つ一つ仕留めるアイディア、上手くいったようで何よりだわぁ〜〜〜」
167
:
太刀魚弾正
:2015/11/26(木) 23:09:51
「―――――セイバー、南東だ!」
理屈はわかる。
敵対する可能性が高い陣営の確固撃破。
アーチャー陣営が単独でどれだけやれるかはわからないが……
「ここからならそう遠くない! アーチャーの実力次第だが、間に合う可能性はある!」
……いずれにせよ、ライダーを追わない理由にはならない。
……そういえば、ライダーが逃げる前にそのステータスを透視しておこう。
168
:
『セイバー』 ローラン
:2015/11/26(木) 23:25:25
「判った!」
当然、追わない理由はない。
が……さすがにまともに走ると、敏捷と耐久の関係でダンジョウはついて来れない。
そもそも置いて行かれるだろうし、途中で体力が尽きるだろう。
しかしダンジョウを置いて行くのはいかにもまずい。
私は単独でほぼ完結しているため単身での活動にも支障はないが、ダンジョウは戦闘力を他者に依存せざるを得ないからだ。
さて、この局面をどう乗り切るか?
「―――ちょっと失礼するぞ。」
セイバーは1秒の逡巡もなく、即座にダンジョウを担ぎ上げて追跡を開始した。
いわゆるファイヤーマンズキャリーの体勢である。
ついて来れないなら、運べばいい。全く簡単だ。
169
:
GM
:2015/11/26(木) 23:32:04
/// / イ l | | | | ヽ ヽ ヽ、
ィニニ〔ゝノ_ノ / ヽ\ヽヽ | l |l |l ヽ
'´/ /| |7 r/'´ ̄ヽゝニヽ-ヽヽ │ | | ヽ ヽ
イ/ / ! | | ||-ャ─-,ニ、ミ‐`ヽ、ヽヽ / / / | ヽヽ
/ / / j | l| `ー='-ニゝヽ` |ノメ、/l │ l | l
./ / / ヽ l| ィ_ミヽ`リ ハ || |
' / / ヽ l l、'rヽj`ァ' メ | / リ
`,´l lヽ ヽ /ノ `'’,イ /イ
/| | | `丶ゝ ー、ー- 、 lノ ,イノ <あら・・・見たいの?いいわ、教えてあげる。
. /│| | ニ ´ ノ イ |
/ ! | ! 、 ィニィ | |lハ
| ! | _`ト_、 _ , イ ! |ル' ,イ
ハ ヘ |‐'  ̄,.ィ´ヘ` ー- イ | |l | /│
ノ ヘ ヘ | <´ィ´ /介「`ヽヽ│ ハ l / ノ _,
ゞ、_ゝヽ ! \ー´/ハ トニノノ ! / ハ ト、//,ィ _ ,.-ィ´
ヾゝヽ.ヽ lー-、  ̄ 1 |│|ヽハ 」 / _ハ _/ イィニィ'´ <
ヾゝヽ. l^ーィ- 、|│ ! ト、>-リ イニィー '^ヽ、
ヾヽヽゝ  ̄! | | lヽヾ/ / ヽ
「私の名前はマザー・ハーロット」
「遥か時の彼方、まだ見ぬ遠き彼の地。まだ可能性すらない世界。」
「その時の最果て、黙して示されぬ歴史(みらい)にて人を弄り犯す、悪逆の女王よ。」
【原典】黙示録
【クラス】ライダー
【マスター】紅守 黒湖
【真名】マザー・ハーロット
【性別】女性
【身長・体重】168cm・57kg
【属性】混沌・悪
【ランクレベル】10:「怪物」「悪名」「大賊」「イレギュラー」
【ステータス】筋力:E 耐久:E 敏捷:E 魔力:E 幸運:E
そう言うとライダーは令呪により瞬間移動を開始した・・・
170
:
GM
:2015/11/26(木) 23:45:26
そしてライダーは消え、セイバーは追いかける。
辿り着く場所は分かる。どこにいるかは分かる。
ただ、そこにたどり着いたときにどうなっているのかが――――分からない。
171
:
GM
:2015/11/26(木) 23:50:48
・北西/治安度中/神社(土地管理者の住居)、商店街
l l
、 l ..l
リ、 l l |.l
}ヽ. i、.! . l ! l
! ヽ.|゙i} .l│ !
| .゙'! ″ ...ll .l _
! ″ .l ,!|
_ィ'⌒゙''ー-、,,_ l l,! .l
_,,. r‐'''"~  ̄`''ヽ、,│ ″ .!
:::.:.:.:.:.:.:.:.:.:. :. :. :. :. :. :. : :、 ! l ..: . ... ...
:.:.::::::.:.:.::.:.:.:.::.:.:.:. :. _,,.ィ〜゙lヽ, 、 .! ! .!l ..: . ..
´~ ̄~~"^´ ̄~゙^´ _,,,.l,.\ 'ト、 .l l l .l _,,. -ー'''
.... . .. :... -─-= 二、..,,_l. ..ヽ l'、 .l l ! !.. -='、'゙´:.::.:.:.:.:.:.:..:.:
... ... l、 l. ヽ l.ヽ| ネ .!./| ~`"゙''ー- 、
. :;:;'r-=´へ .. ... .. .゙ぐ、, .ヽ .゙'レ'l| |" l
/ / '::... `:.\、 ヽ \ ヽ ゛ l .、. .. .. ..: . .
.::"/::..`._ ;'".へ'´`yヽ√´ヽ \ ヽ / /lゝ . : .:,ハ. .. .. .. : :
"`''''''ー――-´--------ヽ \'、 .. /⌒i |./ l ,iリ,フ;:,'ゝ------‐―
. : ..: .:. 、,、w..:、,、、,、wヽ, .\、_,,..、 .| / ,..-、 ″ ! ,i'゙/ フ.:;ilゞ,ハ.:.....:.,ヘ..::::
,、,、,、wリ゙W゛jリwj从リj"W゙リwリ゙W\ .゙ l l | /´ l,、_ノ , l゙./ ./ヘ;;ハバゝ;>.:,ハ';'ヽ、
从;: `:、リ゙W゛jリw''、`'.、,:`:,,‐'゛\ヽ, | i' '´_,,、 ド !ノハil;:ヽゝ ノハil;:ヽゝ
`wリ゙W゛jリwj从リj`'.、-='´ _,ywj\' !、 .| し''´ 」 ! ,, ノノ ノ'ノ,'ハハゝ
.wj从リj`'.、 ,:,-‐'゛,,vw-‐W゛w从 Wヾ'!l| ,,.-''´ . l .,/ !ハ';'ヽ..::...,ヘ、ハ.:;>
 ̄~^ ̄^ ̄ ̄~`^゙'、,゛jリw :;.:".:;.:'、,,,_ `'、| .| ,、 r‐'l .r、、'" ^フヽハil;:ヽハ,ハ';'ヽ、
'' ゚ ;~ ,; ww:,、v、从リjw`'-,`"".l、_ノ i ゙l.| ゙l / l゙ ,i′ハl; ノハil;:ヽゝフ
`゙''、::wj,、,、,、从リj`'-、 │ ゙l | |/ l゙ /l;:.'ilハil;: ノ'ノ,'ハハ,ゝ
~' ',; ''"' 、,,'.、゛jリwj__ミッ ゙l,,ノ '"│ / ,,,,,ニ=-ハl;:.'ilゞヾベ .:;
~ ``'‐;.:".:;.:'"゙:`'''ー┐ .___´ .l゙ l゙__z-⊥';'ヽ、 .:;>ヘ:..::ハ::
~' ' ,;'' ~'ー:;.:;;wリ゙、从リj"::.:;.:'lilベ: \,l゙ツノノ;:'ハ;;:.ノハil;:ヽゝ li>ノハハ
~' ' ``リ゙ jリwj从jr、'^ シハノシ;:,';:, ノノハハl;:.'ilゞヾノvノ;:,l'
~ '゚ ; ~' ',;'' `゙''、:w从jリ 彡ハハノ;;:, フノ;:,'ハノハハレ;;:ノノハハ
~' ',;'' `゙'':::..wj 彡ヾ;:ノハハレ;:,.'ilヾ ノノハハノノ;:'ヘ;;ハハ
172
:
GM
:2015/11/26(木) 23:53:19
∨ V/////|________________:|::::::::::::::::::\:::::::::::::::::::V:::::::::::::::',:::.\::::::::::::::\
∧____{/////:! |::::::::::::::::::::::::\:::::::::::::::V:::::::::::::::',:::::. \::::::::::::::\
i'´メ、___ ///} V////.!________________:!::::::ハ\:::::::::::::::\::::::::::::V::::::::::::::',::::ヘ \::::::::::::::\
∨_  ̄ ̄ヽ-´ \-- |. |\| \\\|, ィ \:::::::::V:::::::::::::::::::::::. \:::::::::::::\
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/⌒ / ./----'|. |::ゞ沙-' \\.ゞ沙'/:::::::|_::::::r' .' ̄ 〉::
/ゝ-//___/ r'¨¨Y.!----------:!\. | / /:::::メ、¨ /:::::
. / / | | ,i ! |, イ ̄`ヽ { / ,イ:::::::::::! /::::::::::
/ /|. ! {. } !_____________./ ./. //:::::::::::::| /:::::::::::::::
`¨ ,!. .j { } ".:! / ./ v⌒ノ/,イ:::::::::::::::ハ ____ ./::::::::::::::::::/
ハ_ソ {/__人!__________/ ___,/⌒〉>.、_ < /:::::/:::::/| /\r' ̄`ヽ-、::::::::::::/
`¨....:::| { r' / ./ : : : : /: :///:::::/ .!≧='´ ̄ ̄¨ ∧::::/
/:::::::::|_________,ゝ- ' /¨}\: :///::::/:::::/__,イト、 `ヽ、_ }:/
. /::::::::::: ::! / /__/ } i}\--=≦¨ ̄ ̄__ \ー---- {x、
/::/:::::::::::::| ./ /゙7/ / i} .> 、. \ ⌒ヽ、_\ しー=-イ
/::/:::::::::::::::/⌒ゝ-{ ク/ // / .人_____ ヽヽ. \ `'ー-、_ -=≦}
,. -=≦/::/:/:::::::::::/ゞ、_ | {/. / / .人____//`ヽ .Vヽ \\____}_ '¨
:::::::::::::::::::/:::::/::::/::::::::/::::::::/⌒ゝ.ヽ-} ./ / .人____//`ヽ/.ゝ〉 .} >----、 ___
「――――――――――――――――――――――――」
\人_人,_从人_人_人,_从,人/
)フハハハハハハハハハハ!! (
/⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒ヘ
\人_人,_从人_人_人,_从,人/
)アアーッハッハハハハハハハハハ!! (
/⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒ヘ
173
:
GM
:2015/11/26(木) 23:58:09
「素晴らしい!その業!その冴え!何よりもその執念!」
「人は!人はここまで強くあれたのか!ここまで成長したのか!」
l、
|-', ,........._
ゝ/\ / `ヾ、-―- 、
lヽ、 ヽニ∧ ,ニ二}-,´ _,.. - 、__==--、 < 、
| 、\ /l 、 l ヽl二/,} ,..イ::::::// { t tニ=- } \
_ _ ! ,`-―--' 、 l、!モ//! ,...::´::::{ー::://-、 , ミ三二_ l \ \ヾ_ノ!
、彡ヽ l ヽ/:.:.:.:.:.トヽ、:.:./l ト、// /::::::::::::/{_:// |{ }-ニ ィ } \ \
,/ニ゙、 l`ヽ/:.:.:.:.:./l {´,.ヾ' /!// /::::::::::::::/,-、ヽ l_{ヾ、 { / i \
、//ヽ、 、 `ヽ、_トー ' l {./゙,_l!///!:::::::::::::l ゝ、_____}、ミ' 、 /- ミ、_ \ ゞ、
ゝ/\/`¨\、\ __.ゞソィ ト、:::ヽ/!ニ':::// /l ヽ /、 三、 `ヾ、
\//-/l//-、l 、/ォェィ' ,_ヽ!、㍉、/l::::/ / //! ∨ |-、 \ \
`ヽ、///\ζ㍉、 /_ノ;l、ミヾ、\l- ' / l 、 、 ', ー 、. \
_,..r、:::´`¨'ミトヾ、'、ヽ、l', 、ヾ、\ ー ' ヽ l
,......:::::::::`ヽ、/ヽ--ァミ、',ヾ、、 ', l:cl\\\ , l
::´::::::::::___::::::`ヽ、/\',ヾ、ゞ、ヾ、!:/、:.`ヾ、. \ l 、.!
:::::::::::/,- ,-_二二ニニ彡/ヽ\ヽ 、:::/:.:.:.:.:.:.:.:\ \ ' \
二二_/ / r-、 \/、ヾ、\:.:.:.:.:.:.:.:.:./ |`ヽ、\ _,.........-―― '´
/ / / 、 \-\:゙、 ヾ 、:.:.:.:.:./l ! ` \ |
「ああ素晴らしきかな人類!幾年の時を経てここまで練り上げられた!」
「さあもっと聞かせてくれ!!貴様の生の咆哮を!芳醇な息吹を!命の迸りを!」
「私に人間賛歌(ハレルヤ)を詠わせてくれ――――喉が枯れるほどに!」
【クラス】アサシン
【性別】男性
【身長・体重】166cm・60kg
【属性】秩序・善
【ランクレベル】11:「知名度」「王族」「偉業」「死後崇拝」「開祖」
174
:
GM
:2015/11/27(金) 00:02:28
――――バーサーカーのマスターは焦っていた。
乾坤の一擲。己の持つ最大の魔術で仇――――主催者の陣地を襲撃した。
自惚れではなく、己の一撃は流星にも匹敵すると自負している。
現に陣地は砕け、大地は穿たれ、地面は一瞬で溶解しガラス化している。
後はこの時にできた隙にバーサーカーを叩きこめば決着――――そう、思っていたのに。
出てきたアサシンには、傷一つ存在しない。通用していない。
いや、それどころか。
175
:
GM
:2015/11/27(金) 00:04:57
__
/::ヽ. 「::::l /} __ _
〈:::::::ハ |:::::j '´ /:::/ /´::::/
';:::::::l l/ _ ー=ニ ヽ,∠ |:::::/ /:::::::/./!
V:::::l /::::}. _≦'´‐- ≦、 l::::i /:::::::://:::/
V:::レ::::::::r' ,ィ从/ィ/ , / i ヽゝ l:::::!ヽ一' l/
.';:::::::::/ ≦イィ:。ミィ/〃} ,ハ .l:::::l
.';::::〈 ヽ{ ¨+=く/ィ//;′ ;:::::└‐:::ァ
ヽ::::〉 _≦∧ __ゝ' ゙/,ヘ !::::;_:::::::/
.V _ィ//、ヾ込. ー `r' ´ /≧ヽ、 |::/  ̄ __
,ィ≦ミヾ { ,ヘ ', ` ̄|、ヾ〃 ´〃'≧ト、 U /´::::> ,.-.、_
/ミヾ: :ヽ. |//_ヽ}ゥ__...リ__ヾ.} / /彡ヽ、 /:::::/ /:::::/
/ミ、 \ ;i:/ i o| { o 「 ̄i. / / ,ィ≦ヾ} ./:::::/ /::::://::7
/ミヾ i / / / ', ヾ. iヽ、 〃/ / 彡', /::::::く └-' 〈_:/
/ミ、 { ◎ /´ { i l i ', } \◎,イ / ハ /:::;へ::::\
,イ三ヽ', ´ ヽ 。 / ', } 》 ヽ{ / / ,〃、 ∨ 丶;::::>
〈二= 、 ヽ } } ', o / 〃 ||/ _ ´ ハ `
|/ミヽ Vヾ / / ヽ ヽ {/イ ` | /, ト、
,イ:}彡 ´ヽ/ / / ', ', { ヾ !' /ヘ
///{ヾ. .::::/. /゚/ i i ヾ . ∧ <}
////, 、 .:::::/ / / ヽ ヽ, \ { ` 二 =ニ',
//////:i .:::::/ /! i ', ヽ r'´ ` ミ}
V////} .:::::/. /// / ヽ ./ ヾ/
V/__,,..、⌒/////, \ ./ ヾ/ __
/::::::::j__:/'´////{ /ヘ 〃 ,彡' /:::::/
「■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■―――――!!!!!!」
力に於いてこの聖杯戦争屈指であるはずのバーサーカーを。
正面から組みあって押し返している―――――!!!
176
:
GM
:2015/11/27(金) 00:10:28
アサシン
「おお!おおお!!なんと哀れなる魂か!!罪を許されず!罪を贖えず!狂気に堕ちて座(れんごく)を彷徨う迷い子よ!」
アサシンは滂沱する。滂沱してバーサーカーの腕を引きちぎる。
アサシン
「私が許そう!貴様の罪を!贖おう!貴様の罪を!」
「『お前の罪は私のモノだ!!』神でもなく悪魔でもない、私のモノだ!」
「さあ我が腕に抱かれるがよい!やすらかに眠れ!お前は生まれ変わるのだ!」
脚を引きちぎる。頭を握りつぶす。はらわたをこねまわす。
バーサーカーを粘土細工のように捩じり潰し――――『別の代物に変えていく。』
177
:
GM
:2015/11/27(金) 00:15:23
,.-'" ̄ ``ー_
,'" 、 ゝ .,_ミ._` ー≧-
/ i/\ 、i 、、 ̄,、Y \、
´/ i!'"´_Y_,. -Wヘヽ! i 、ゞ
/!, ハ タヘ´ W イi i〉'`>'"`ー-. .,_<――――まあ、残念だったね、と言わせてもらおうかバーサーカーのマスター?
' !ヘ Y´ゝ'’ 、 iハ!//: . : . : . : . : . :`: . 、
ヘ,ゞ!_ / /;'/'__ : . : . : . : . : . : . : `: .、
!、\ / '_/ : . : . : . \ : . : . : . : . : . : . : . \
ヽ、_/ 7 : . : . : . : . : ヽ : . : . : . : . : . : . : . : \
/: . : . : . : ./: .ハ: . : . : . : . : . : . : . : . : .\
/: . : . : ./: . : /: ._;i; ィ: . : . : . : . : . : . : . : . : ヽ
/: . : ;/: . : . :/: ;、'三ニ : . : . : . : . : . : . : . : . : . \
/: . ' : . : . : . /佳圭i;、: . :i: . : . : . : . : . : . : . : . : . :i ∨
/: . : . : . : . :/ !圭圭圭i 、!: . : , : . : . : . : . : . : . : . :i: ',
. / : . : . : . : / |圭圭圭l! !: . ;i;i;!: . : . : . : . : . : . : . :i: .!
. /: . : . : . : / . |圭圭圭l! .!:_.ヾソ/: . : . : . : . : . : . : i: .i
i : . : . : ; ィ .|圭圭圭l! ノ' : . : . : . : . : . : . : . : . i: .i
!i:i_i;i=!≡┴─--=≡圭l! 〉: . ェョョョ、、、: . : . : . : . :!: .i
}/: . : . : .、: . : . : . : . : . : . ̄:`¬-:、_;_;``ヾヾ\ : . : . : . : . ヘ
/: .!: . :! : . \: . : . : . : . : . : . : . : . : . :``ヾミi、、 : . : . : . : . : . ',
/: . :i: . : !ヽ : . \: . : . : . : . : . : . : . : . : . : . :、`ヾ> 、: . : . : . : ',
アサシンのマスター
「君はよくやったよ。なんか変なのの突発的な襲撃に合わせて、最高のタイミングで殴りかかった。」
「最高のタイミングで、最適な角度で、最速の攻撃だった。」
「――――けど悲しいかな、威力が足りなかったようだね?」
「フリット・アスノクラスの攻撃ならまあ、厳しかっただろうけど。」
「この程度では、僕もアサシンも崩れない――――崩せない。この勝負は、君の負けだ。」
178
:
GM
:2015/11/27(金) 00:24:57
【さあ、人形(イブ)になってもらおうか。】
【名前】アニムス
【性別】男
【身長・体重】167cm・61kg
【属性】中立・中庸
【サーヴァント】アサシン
【ランクレベル】:6「秘密(他)」「人外」「外道」「特殊存在」「彷徨海」「絶対の願い」
【固有スキル】
◆余分な程に完全なるもの(マイマクテリオン):B
アサシンの宝具によって変異し、強化されたアニムスのスキル。
アサシンが殺害したマスター及びサーヴァントの宝具及びスキルを一つ選択し、
アムニスの所有するトループ【泥人形】に追加することが出来る。
この効果で得られた宝具及びスキルは【泥人形】を分割した場合、レベルを分割せずにどれか一つのトループのみが所有するものとなる。
――――バーサーカー、消滅。
――――バーサーカーのマスター、死亡。
179
:
GM
:2015/11/27(金) 00:28:32
・南東/治安度中/住宅街
深夜に差し掛かろうとしていた住宅街――――その、とある場所。
『魔境』と化していたそこは、血の匂いであふれかえっていた。
180
:
GM
:2015/11/27(金) 00:34:09
,rセ薇アッ、
,.、'ニ= ―=ニヾ;丶.、_
,..:'ソ ! ヽ ヾ:;:;:ヽ、
/ソ /! l l ヽ ヾ:;:;:lヽ
i二/; l_l_!_゙、 ! l i二[}二i
//,゙" li l,. - 、 ヽ.ノレ'l n´l .n/ハヽト、
/Ll! l l O 丶`l | |l:| !」 l_」 l
イ ', l ー '´ , | l l '' i'l ! <――――嘘よ?
l ハ i \ヽ_ ` ,' i`! i l|'
| li l ヽ、 、-_ / ,'l リl!
| ! ! ヾヽ、 l / ; | /
l | l ヾ;:`‐`i::.、., -'、 〈__ l |__,厶イ{ノ廴,,
、_. \__ l l `_,,..L::.介ト:_ヽrー'´l_,.ヽ-、三三三三三彡彡
、ーz三≧三≧li,. -─---'..::.::.::.ノ::l !`,く 込___入ソ.゙、_三三三彡彡≧
.ご三三三,r‐''´:::: : : : :{l゙~~~ `´ `'./7 / ! ヽ,ヽ三三≧===ァ
ニ二三三三l: : ヽ :::::::::::::{ト====='ヽ' ソ ∨ ノ ヾ三三三三/
`ミミ三三/ : : :::゙、::::::::::::{l ヽ〈{勾}〉〃 ゙,l | | / ゙、三三彡{
≦ミl :::::::::..::::l:::::::::::{l `T´ l}゙、. ! /,/: :: :゙、彡彡
゙≪l :::::::::::::::l:::::::::::::ヾ======"::::::゙、\_j/::::::: ::: ゙、彡
そこでライダーは立ちすくむ。目の前で起きている光景が信じられないとでも言わんばかりに。
ライダー
「嘘よ・・・嘘よ嘘よ嘘よ!!?」
「英霊は、人は!強くなろうとするなら必ず心に歪みを起こす!!」
「強くなろうとするのも欲望だから!欲望であるのなら私が操れないはずがない!」
「でも、あなたにはそんなものはなかった!そんなあなたが――――強いわけがない!」
「ウチのマスターは、格の低い、欲も少ないあなたに負けるほど弱い存在じゃあなかった!!何より――――」
181
:
GM
:2015/11/27(金) 00:38:15
/;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ソ;:;:;:;:;:;:;:ゝ、
〃;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:Yイ|;:;:ヘ;:;:ヽ:;:ヽ
/;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ヾヽ;:;:;:ハ
/;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ヽ
ノイ;:;:ノ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ノノ ハヘ ∧;:;:;:;:;:;:;:ヽ
ルノノ;:;:;:;:ノノ;:;:ノ彡'ソ/ノ ヾミハ;:;:;:;:从リ
/彡彡ニ彡イ彡ニニ" __ ヘ;:;:ハル'
ト彡イ イ.l|  ̄` ´fォッ` /ソ''
ヾ;;;;ヾ. ソ { ,'
ル;;;;ヽヘ ー-' ノ
从;;;;;;;;;| / ̄ ̄ ̄`ミ辷ニニヘ
>ハルj ヽ l´ | i `ヽ、
|>ー--、.ヽヘ /ニニ≧. |
|.:.:.:.:.:.:.:.:ハ ゝミ、 zヘ、___. 、 |
/.:.:|φl.:.:.:.:トY´ ̄`Yニニ>ヾ::( 、 |___
--一'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ. ハ ヘ |.:l´ ̄ 、 ∨.:` ̄`ヽ
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.人 |:: J j.:.:ヽ、 }.:.:.:.:.:.:.:.:.:\
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:>ト、___∠.:.:.:.:.:ヘ、. /.:.:.:.:.:.:.:.:
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.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\.:.:.:.:.:.:.:
\ヽ人_从人__从_人__从_从人__从_人__从_从人_人/
≧ アナタは『まともじゃない』!! <
≧ 歪んだ状態で召喚されている!! ニ=-
≧ そんな存在に・・・負けるわけがないじゃない!?≦
/Y⌒YWW⌒W⌒Y⌒WW⌒W⌒Y⌒W⌒Y⌒WW⌒Y\
◆クラス不適正:C
このサーヴァントは本来適正でないクラスを当てはめられている為、
十分な能力を発揮できない状態にある。
このキャラクターは構築する際、
クラス別スキルと宝具以外の全てのステータス、全てのスキルに-を付けて構築しなければいけない。
その-を外す条件は【クラス別スキルである単独行動の追加行動を一回放棄する】ことで
【判定一回の時にかかる-補正を全て解除できる】という条件以外に設定できない。
だがその代りにクラスから真名を看破することが極めて困難な状態にもなっており
このキャラクターに対して真名看破を行った場合、
1an1の判定を行い成功しない限り自動的に失敗として扱う。
この条件は【アーチャー以外の陣営に出会う】度に1an2、1an3と制限が緩くなっていく。
――――本来このサーヴァントは別のクラスに強い適性を持つサーヴァントである。
その為己の在り方そのものを示す宝具自体に影響こそないものの、それ以外のスキル、ステータスの面で大幅な劣化を強いられる。
182
:
GM
:2015/11/27(金) 00:41:44
アーチャー
「・・・・ま、そう言われてもね。事実は事実だ。」
「ああ、確かに僕は弱いよ。近代も近代の英霊。」
「やったことと言えばひたすら防衛戦をし続けただけ。」
「魔的なことも武術的なものすらかじってない。」
「狂ったマスターに呼ばれ、歪んだクラスに押し込められた亡霊みたいな存在さ。」
「でも――――――――」
183
:
GM
:2015/11/27(金) 00:44:03
!i゙ ;' ,i ,! ,/!,i,iハト, i, !! |i', ゙i; i;;;';';,,_ミ:: ;;, リ
lv',ィ' ,;;;i 〃;/ リ.リl| !l゙:,ト,゙:、li;'、 i:.゙i;..;;;;;;;,ヾ ;;:〈
,ィ,ィ/ ,,;;:;;イ,/シノン' ノ ゙l! ゙'いミ`ミゝミゝ、゙';;;;;;;;;;;;;'v;;;i
'" / ,;;-''シr--=、∠,,__゙、 ゙ゝ,;≧-─ミーi;;;;;;;;;;;;;;;;;;l
i゙i゙ ;;ヘ | ーt‐:ァミ:`、` ' '<"t::ラー- |;;;ハ;;;;;;;;;;i゙
゙;゙、 ( ハ,! `""´' ゙: `' ` ´ ノ;リ ,i;;;;;;ノ
゙:,゙:、.ヽ,ミト: , :. ケノ./;;ャ'′
`:、`ー; ,'. :::, '゙フー';;l゙
ノ,;;;;゙ト `ー-‐'゙ /};;;;;;;l、
,ィ'ス、;;;|`、 -‐ - ─- /,.};;;;;;;;;;「
_」 ゝ、;;;l ;゙:、 ''''''' ,ィ゙ 'ク;;;:;:;;;;」
_// `:'、 ゙; ゙' 、 ,ィ'゙ ;'ク:::::::::::;`;、_
'"/ l r‐`i゙:, `ー---‐''゙ 「..:::::::::;ィ^!;;;;;;;;;;;;
゙! |:::::P"⌒`ヽr〜''⌒`く! ::::::::i゚_ノ,;;;;;;;;;;;;
| ,l:::::::| / バ ,l :::::;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;
゙: /:::::::::゙i ヽノ l ::;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
「得意なんだよ、そういう『どうしようもない時』に、ありあわせの物でどうにかすることが、さ。」
◆剰余の定理:C
・所有する宝具の固定値を
【クラス不適正のスキルでついたマイナスの数】分追加する。
・所有する宝具のダイス判定プラスを
【クラス不適正のスキルでついたマイナスの数】個追加する。
・所有する宝具の追加効果枠を
【クラス不適正のスキルでついたマイナスの数】個追加する。
――――このサーヴァントは十分な能力を発揮できない状態にある為、
聖杯より供給される自身を構築する魔力に余りがある状態になっている。
その為剰余分の魔力が全て劣化していない宝具に流れ込んでいる。、
自身の宝具自体の性質も伴い、この宝具は格に比して飛びぬけた性能に変貌している。
184
:
GM
:2015/11/27(金) 00:53:25
{{、 ヽ ノヘ j} jI|!}! __ ___,
}l! {!; i}! {! 〃 j|!{′ _...-== ̄_,≫ _,ィf'~ア'’
ミx、 }! 〈y j′| ,ノ′ _,rf「 _,.ィr''^~´ .__,ィr≠´ _,.z''~´/ _,斗z,
`≧x! }[ j! | j|l ,fIr'′ _,ィf''~´ _,,__,,ィr''´__,..=‐zァ _,,.r''´_,.rf'7 _,/ /rf
_ ` {! ! j|! |! {{Iし ≪_,ィzrf''´ _,ィ''´_,.ィ≦´_,ィf''´_,.r'´/∠_ ,ソ′,/「′
三≧z、 `≧z、 ! l|{ j{ ,ノ/  ̄ ̄ ≪_,ィ''~ _,fシ''´_,,r''´_,.ノ _,,//′ /r'′
 ̄``ヾ! _ `ミメノ!{ |{! /r' ィrf/_,r''^ヽr'_,.ィ/'゙"´ 〃 _ノ「′
} l「`ヽ, ㌦寸入/ 《_/ `~ j!′ /′,f「
} l! '/! {㌘''^´ /_,ィfツ =-‐zf,
} l! }|! } /r'~ _,ィ'´ ,ィ彡’
゙; |! l{ { 〈f' _,ィ'´ _,彡^´
} |! 丱! _,r'~ ,z≦r'´
Ij!|{ {l!リ _,f″_,イ彡'~
,rf_,ィ彡"
| |::::| |ヘ ヘ
_| |::::|. |::ヘ ヘ
//_,.--、ヘ |: : |==込、
///XX < _)ハ /\| `ヾ:心、_
,ヘ , r =ニ.Y tェェ=彳ツ Y/ ^ \v‐┐`゙ー゙ニ =ァ
/ /7xXィ7ヘ_ ゙二壬_ ィ77|\ /彡'/ / /7/
|/__/xXト|へ\//_,.-‐ニ |{ { {|V  ̄ ̄ハ /.:7了
|! /XXr/1 , > ,、<´ |ゞ-へ\ \ ハ .::// :|
ィ、├'XXr/ |r"/| | `丶ミヽ、|三三个 ゙、ー_-L_| .: 〔::::ト,
/ Y⌒ヾトv' Y : : :| | : ::::::::ヾツ三三ミl|彡手|  ̄ .: : :/:::/
へ ド-クノ \::::| |::::::::::/三三Eリ||ル/ V7┐ :::::/
/ / 〉 ,.「 r-、 _>=<_rーァミ三ミア |/: /|/__| :::::/
l / / | /|ヘ 「~| ̄|レ ,.〈 Fト、ミ} /::::: / /\| ::/
.| /| | / メ | /イ |ヘ「~|| ̄ /ハヘ 〈 |::: / /、\〉
.! レ| / ::リ { |/ ハ. || / ,.| ゙vヘ ヘ Y -/1 y'
「それにボクもマスターの影響でね、色々と『タガ』が外れちゃっていてね?」
「本来の性質からは考えられないことが・・・酷いことができるようになっちゃっている。」
「――――まあ、そういうことだから、さ?」
◆精神汚染(馬鹿):EX
異常な判断基準、行動基準を持って行動してしまう。そのようにキャラクターを動かさなければならない。
異常の方向性に関しては取得時に決定する事。
以下の5つの効果を得る。
・その異常を受け入れられない相手の反応修正を異常を目の当たりにした時にスキルレベル点マイナスする。
・同系統の異常性を持っている相手の反応修正をスキルレベル点プラスする。
・精神的な抵抗を行う判定にダイス判定プラス。
・異常を持たない相手との意見通しあい判定時、防御側ならダイス判定プラスする。
・非常に異常に対して頑固になってしまう。
1Lv±0FP。
――――精神構造が常人と大きく異なっている為、
他の精神干渉系魔術を低確率でシャットアウトする。
同ランクの精神汚染がない人物とも一応意思疎通は可能だが
意思疎通を図った場合、相手を猛烈に疲れさせる。
185
:
GM
:2015/11/27(金) 00:57:43
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm27350283
「それにしてもこれはずいぶんと高位霊格だ。きっといい『パーツ』になってくれそうだよ。」
「さあ、貪り尽くそうか――――僕の孤児(オルフェンズ)。」
◆武器改造(自己改造相当):C-(6FP)
倒した相手のスキルを一つ、自身の宝具の◆スキル相当の追加効果として追加可能。
――――自身の持つ武器を状況に応じて適切な形状・サイズにカスタマイズすることが出来るスキルだが、
アーチャーのそれは若干性質が異なっており、武器でないものを武器として改造することや、
複数の武器を組み合わせて使用することに本領を発揮する。
この戦争では『弱体化した分余った、自己を形成する為の魔力』を宝具に回して改造している経緯もあり、
『打破され、聖杯に戻される前の英霊』及び『死ぬ寸前で魂喰いが可能な状況のマスター』を
自己の宝具に組み込むことができるようになっている。
186
:
GM
:2015/11/27(金) 00:59:06
――――ライダー、消滅。
――――ライダーのマスター、死亡。
187
:
GM
:2015/11/27(金) 01:06:29
かくして聖杯なき聖杯戦争の幕が開かれる。
初戦の犠牲者は三陣営。
魔術師を切り、伏せるは剣。
狂戦士を屠り、屈させるは暗殺者。
騎手を潰し、捧げるは弓手。
そして――――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
r// ̄ / /7⊃ 弋;;rソ'レ' イ ) ,.-っ!、 / / ./`ヽ
`\ |∧ ト、 lr ̄ `! ⊂⊃/ ノ ,.>'"| |`{ニ}.7 ( / .!
\ レ'\> 、.,__,,. イ/-‐ァ'" ヽ-| |' .| ヽ.,_/ |
\i /|/二二7イ/ / _,,. -| | 八 /
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r‐ァ‐''"´ \::::::::::::_;;:::-‐<| \_\_「 ̄
/o' -‐ ´ / ̄ ̄ | |
最強の槍を持つ、最速。
さあ、幕は開かれた。
汝、最強を証明せよ――――――
,./
_ ! _,._ィ/
'´¬‐、`ヽ |l ,. '',~‐ァ゙´`
i _┌───┐ l::l r┐ ./::/:/_ i
l'、 ,.:':´:::::::::`ヽ 「`ヽ│ l:::l l | /;゙::,'´::::::::::::::`ヽ ,.'!
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ヽ;:::`:::::/ ,. -.. 、| |丿|. / r、 ヽ`┐┌〃´_`ヽ,.. ‐ 、 ゙;::::'´::; '゙
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ヽ;'、 | |`; |'゙冫'´, |;;;゙| |`| ┌─┘ /,:'
`'ー | |:::l」イ / l |/ | | _i ! _ ‐''´
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188
:
GM
:2015/11/27(金) 23:21:47
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日数:1日目
時間区分:深夜
場所区分:???
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
さあ、一日目最後のターンだ。
何処に移動するのかの宣言をするといい――――
189
:
太刀魚弾正
:2015/11/29(日) 22:44:30
南東だね。
どうなるにせよ、どうなったにせよ、そこに行くって流れだったし。
190
:
GM
:2015/11/30(月) 23:07:52
では南東に向かう――――と。
まあ、巨大な魔力の激突を感じるわけだ。
そして片方が急速に消えていく・・・というところまで分かっても良い。
激突があった箇所は路地裏、どちらの陣営が消えたのかはいまだ未知。
とりあえずサーチしてから向かうか、時間を惜しんで吶喊するか。はたまたそれ以外か。
選ぶとよい。
191
:
『セイバー』 ローラン
:2015/11/30(月) 23:11:46
「この先か―――!」
サーチ? 何それおいしいの?
と言った風情で路地裏にダッシュだ。
192
:
太刀魚弾正
:2015/11/30(月) 23:14:23
「――――――――――」
―――――セイバー、分かってたけど足早いね―――――
そんなことを、僕は担がれながら考えるわけだ。
強化魔術を駆ける暇もなく担ぎ上げられ、凄まじいGを感じながらさ。
……絶対喋ったら舌噛むから強化もかけられないんだよォ!
193
:
GM
:2015/11/30(月) 23:27:50
そんな風に路地裏に飛び込んでみると――――全てが、終わっていた。
そこにいるのは下半身が抉り飛ばされてこと切れている黒ずくめの女性と。
泣き叫びながら『子供の手』に肉を骨を全身をむしられて、
全身からドリルを生やした車輪付きの戦車っぽい『ナニカ』に呑みこまれていくライダーと。
それを何とはなしに眺めているアーチャーと。
「やった……やったのである!完成である完全である完璧である!
我輩はついについに魔術ですら成し遂げられなかった領域を踏破したのである!
恐ろしい……恐ろしいぞ!我輩は己の才能が恐ろしいのである!
嗚呼何たる天才!世紀の天才!畏怖すべき天才!ドクタァァァァ・ウェェェェェスト!」
ノリノリでギターをかき鳴らしている緑髪の白衣を着たへんなものが一名。
194
:
『セイバー』 ローラン
:2015/11/30(月) 23:33:17
「―――何だ、これは。」
路地裏に踏み込んで、見えた物は。
脳が理解を拒むような、奇怪な光景であった。
何だ。何なのだ、これは。
まるで理解できない。
何をどうすればこのようなものが生まれて―――
―――何をどうすれば、こんなものの誕生を喜べると言うのか。
195
:
太刀魚弾正
:2015/11/30(月) 23:39:39
「…………ありがとう、セイバー。ちょっと降ろしてくれ」
セイバーに降ろしてもらってから……改めて、周囲を観察する。
黒ずくめの女性―――――恐らくライダーのマスター。敗死したのだろう。
泣き叫びながら『喰われて』いく騎兵―――――恐らくアーチャーに敗北した結果。
恐らくだが、恐らくだが。
あれはアーチャーの宝具なのだろう。
あの子供の手は、怨霊かなにかか。ついたドリルは、マスターによる改装か。
あれは恐らく――――ライダーを取り込んで、強くなっているのだ。
「――――――どうやら救援はいらなかったみたいだね、アーチャー」
がたがたと震える足を思考の外に置きながら、声をかける。
『恐らく』。なんて適切な言葉だろうか。
恐ろしい。その想像は、あまりにも恐ろしい。
顔を青くしながら、声をかけるのだ。
196
:
GM
:2015/12/01(火) 19:59:01
アーチャー
「――――あのさ、ボクの『孤児達(オルフェンズ)』にそんな目を向けないでもらえるかな?」
「別に今すぐ戦いたいってわけでもないんだろう?」
困惑、恐怖、それとも怒りか。
およそ何ともとれぬ、負の感情としかわからぬ君たちからのその視線を受け、アーチャーは――――
特に何をするでもなく、今にも紅茶でも飲むのかと言わんばかりに自然体であった。
アーチャー
「まあ、ボクの宝具が気になるのは当然と言えるけどね。でもそんなに参考にならないと思うよ?」
「何せ『色々やった』からね、原型なんてほとんど留めちゃいない。」
「弱いんだから、できることは可能な限りやらないと。」
己の生きた証。歴史そのものであり、ある意味では己以上に己の存在を示す宝具。
それを『原型すら残さぬほどに改造した』と言いながらも――――アーチャーは、自然体であった。
あと、アーチャーのマスターは後ろで歯ギターを披露していた。
197
:
『セイバー』 ローラン
:2015/12/01(火) 23:14:02
「率直に言えば、悩んでいる。と言うより、そもそも理解が追い付いていないところだ。」
セイバーは根本的に強者であるが故に、“手段を選んでいては勝てない”と言う認識を持てない。
宝具を原形すら残さぬレベルで改造した事も、今まさにライダーを取り込もうとしているのも、全て理解の範疇の外にある。
前者については“宝具を改造する”なんて発想自体がない以上仕方ない事であるし、後者にしても必要性がないからだ。
「ああ、私には全く理解できん。」
「己の存在を象徴する宝具を、それこそ原形をとどめぬ域まで改造する事も理解できなければ―――」
「―――在り様そのものが悪魔の類であるライダーを自ら取り込もうと言うのも、まるで理解できん。」
悪魔使いと肩を並べた記憶はあるが、経験はない。
経験のない記憶には実感が伴わない。そこがセイバーの限界だ。
故に、言葉にも生来の覇気が宿らない。
198
:
太刀魚弾正
:2015/12/01(火) 23:22:54
「まぁ、僕は理屈ぐらいはわかるよ」
理解できないとこぼすセイバーを補うように、話す。
「手段を選ばない強さというのは、確かにあるんだろう」
「この光景がそういう理屈に則ってることは、まぁわかる」
「でもさ。これはちょっとしたホラーだよ?」
「まるでこの世の地獄の縮図だ。大気の精霊すら眉を顰め、悪魔が手を叩いて祝福するような、ね」
孤児と、異形の戦車(チャリオット)。
……恐らくゲリラ屋の類なのだろう、ということは予想できるが。
弱ったな。僕、近代史はそんなに得意じゃないんだ。
「理屈は分かるけど――――それにしたって、おぞましすぎる」
「どれだけの飢餓があれば、大淫婦を貪り喰らうことができるんだい」
その起源を地母神に見出すのであれば――――あるいは、それは神話的光景とすら言えるのかもしれないが。
それにしたって、笑って流すにはおぞましすぎる光景じゃないか。
199
:
GM
:2015/12/02(水) 07:05:32
「飢餓とは、また違うんだけどね。」
「あれはあれで地獄さ。同じ父の元に産まれた子供同士が殺し合う。」
「異端だなんだと罵って免罪符を得たつもりになって、行き着くところは利権の貪りあい。」
君達に理解できない、とあけすけに言われ、アーチャーは苦笑いを浮かべた。
「生きる為ではない。原始的な本能に基づく殺し合いとは全く違う。」
「誇りを護る為。教えを護る為。異端として死した英雄の、その高潔な魂を護る為。」
「僕と孤児たちは、そんな『生きる為に必要のないもの』を護る為に、ただそれだけの為に殺し続けてきた。」
「大切な(きれいな)ものを護る為に汚れることを厭わなかった集団こそが僕たちなのさ・・・」
「悪魔なんて、とうにこの身に飼っている。」
「セイバー、君には分かるんじゃないかな?」
「王に仕える騎士ならば。清らかなる者を護る為ならば。この身などどれほど穢れても構わない。」
「君はそうではなかったとしても、そんな在り方。そんな精神を。理解位はできるだろう?」
「ま、それはそれとしてローマは滅ぶべきだと思うけどね!この時代だと皇帝、もう消滅したんだって?」
「ヒャッホウ、ザマアだよねあの4文字ども!権威だどーのとか言いながらやってることはヒャッハーで理性の欠片もない!」
「悪魔とはアイツラの事だよ!もしまだ残ってるとか言うなら滅ぼしに行ってやっても良かったくらいだ!」
200
:
『セイバー』 ローラン
:2015/12/02(水) 23:22:02
セイバーとて、異教徒との戦いで命を落とした英霊である。
思う所は、なくはない。だが、セイバーは幸いと言うべきか、そうしたものを必要としなかった。
後世になってから、覚えのない理由で神の罰を受けた事にされたりもしたが。
それとはまた、別の話だ。今は置いておくとしよう。
「ああ、判らなくはない。だが、その在り方は危険だ。」
「手段と目的は容易く入れ替わり、高潔だったはずの志は地に落ちる。」
「例え手段として成立しようと、悪魔を受け入れるなどあってはならない―――」
「―――と言うのも、そうする必要のなかった者の理論なのだろうな。」
“座”の知識によって、死後の歴史の流れは概ね知っている。
即ち、西ローマ帝国の成立に端を発する神聖ローマ帝国の誕生。
叙任権闘争。大空位時代。宗教改革。
そう言ったことがあった、と言う事は把握している。
帝国と宗教の腐敗に対しては、思う所もある。
「それはそれとして、だ。私も一応広義においてローマの人間に含まれるわけだが―――」
「これは喧嘩を売られていると思って良いのだろうか。」
ところで神聖ローマ帝国の前身である西ローマ帝国の更に前身がフランク王国である。
カール大帝は西ローマ帝国の皇帝である。
あとは判るな? そういう事だ。
201
:
太刀魚弾正
:2015/12/02(水) 23:33:40
「ローマは今滅ぼしたね、キミが」
「“暴君ネロ(ローマ)”だからね、ライダーは。確かに悪魔だったし、キミが滅ぼしたわけだ」
まぁその辺の宗教事情には、そこまで興味は無い。
日本人らしい消極的無宗教と言う奴なのだ、僕は。
一時期イギリスにいたり、子供のころから叙事詩や散文に親しんでたからクリスチャン寄りの感性ではあるけどね。
「まぁ、いいさ」
「結局のところ僕らは敵同士なんだから、わかり合う必要もない」
「なんとなくスタンスを理解できていれば、それで十分と言えば十分だ」
仮に同盟を組むとしても、やはりわかり合う必要は無いだろう。
それは利害によって締結されるべきであって、別に友人になる必要はないのだから。
「さて、それで……セイバーはキャスターを倒した。アーチャーはライダーを倒した」
「決着がどうなったのかは知らないけれど、もう一つ大規模な戦闘もあったみたいだし」
「……初日というには、大分状況が動いたね」
「どうも無軌道に暴れ回ってるらしいランサーのこともある。キミたちは、今後どう動くつもりだい?」
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